JP2005292513A - 光学素子および光学系 - Google Patents

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Abstract


【課題】 コンパクトでありながら光路長を確保することができるとともに、コストアップを招くことなく製造精度を向上させることができる光学素子が求められている。
【解決手段】 2つの屈折面R1,R5と複数の反射面R2〜R4とを有する透明体を含み、光学系内に配置されたときに物体面の中心から各面を介して瞳の中心に向かう中心主光線PRが該透明体の内部で交差する光学素子OEにおいて、該透明体の両側に、光学作用を持たない突起部HPを設け、これら両側の突起部を通る第1の平面PPを境とする一方および他方の領域をそれぞれ第1および第2の領域I,IIとするとき、上記複数の反射面を、中心主光線が進む順に、第1の領域と第2の領域とに交互に配置する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ビデオカメラやスチルカメラ、携帯機器用カメラ等の撮像装置、ヘッドマウントディスプレイやプロジェクタ等の表示装置等、各種光学装置に用いられる光学素子および光学系に関するものである。
非共軸光学系において、基準軸という概念を導入し、該光学系の構成面を非対称非球面にすることで、収差を十分に補正するための設計法が特許文献1に、またその設計例が都距文献2,3等に開示されている。
こうした非共軸光学系はオフアキシャル光学系と称され、像中心と瞳中心を通る光線に沿った基準軸を考えたとき、構成面の基準軸との交点における面法線が基準軸上にない曲面(オフアキシャル曲面)を含む光学系として定義される。このオフアキシャル光学系では、基準軸は折れ曲がった形状となる。
このオフアキシャル光学系は、構成面が一般には非共軸となり、反射面でもケラレが生じることがないため、反射面を使った光学系の構築がしやすい。また、光路の引き回しが比較的自由に行なえ、構成面を一体成形する手法で一体型の光学系を作りやすいという特徴も持っている。このため、スペース効率が良く、コンパクトで自由な形状の反射光学素子を構成することができる。
また、特許文献4および特許文献5には、プリズム内部で光路(基準軸)を交差させることにより、光路長を十分確保しつつ、コンパクトに構成した光学プリズムが開示されている。
但し、光学プリズムにおける収差補正等の理由により、光学プリズムの反射面の数を増加させた場合、各反射面の製造誤差である面形状誤差や面のくせによる影響が累積されることになり、各反射面にて許容できる誤差量は、反射面数が増えれば増えるほど小さく厳しいものとなる。このため、各反射面の面形状を高精度に保証しなければならない。
これらの光学プリズムの作製には、近年主にローコスト化の要求により、金型によるモールド成形が広く用いられている。また、光学素子を実際の光学装置に取り付ける場合、光学素子の両側に突起部を設け、該突起部を介して保持部材等により保持する必要があるが、このような突起部は、2方向に分割された型の分割部分において成型するのが一般的である。
特開平9−5650号公報(段落0045〜0087等) 特開平8−292371号公報(段落0040〜0071、図1〜3等) 特開平8−292372号公報(段落0043〜0089、図1〜3等) 特開平11−064734号公報(段落0077〜0084、図2,3等) 特開2003−5074号公報(段落0046〜0047、図1等)
図8には、特許文献5に開示されている反射光学素子Pを示している。また、図9には、図8の光学素子Pにおける光学面R11〜R15、中心主光線(基準軸)PR、さらに各光学面の法線RV1〜RV5を示したものである。各光学面の法線RV1〜RV5は互いに異なる方向に向かって延びている。
図10は、図8の光学素子Pを2方向に分割された金型により成型するときの様子を示す模式図である。同図には、図8に示したY方向に金型を分割しており、光学素子Pの成型後はY方向に型が抜かれる。ここで、UMは上型、DMは下型である。
図11において、光学面R11とR12に相当する型の面RM11、RM12は、型を抜く方向(Y方向)に対してほぼ平行か急な角度に傾いているため、離型時に光学素子Pが変形しやすい。
また、図12には、上型UMを製作する際に面RM11,RM12を切削するときの様子を示している。ここで、Bは切削機に取り付けられたバイトである。通常、型の面を切削する際には、該面の法線方向にバイトBが当たるようにする。しかし、図12から分かるように、面RM11を切削するときのバイトBの位置と、面RM12を切削するときのバイトBの位置とでは、角度にして180°近く異なる。ところが、通常の切削機は、このように大きなバイト位置の変更に対応できず、せいぜい80°から120°程度のバイト位置の変更が可能であるにすぎない。また、面RM11とRM12の間隔が狭ければ、バイトB自体が面RM11とRM12の間に入らなくなるため、バイトBによる切削ができなくなる。
このように、離型時の変形や型の切削等の観点から、それぞれの光学面の法線と型を抜く方向とのなす角度は小さいほうが好ましいといえる。
2方向のみではなく、3方向や4方向に型を分割すれば、これらの問題は多少解決されるが、3方向や4方向に型を分割する場合、それぞれの型の位置精度を保つことが難しく、透過面よりも要求精度が厳しい反射面を成型するのには適さない。さらに、2方向に型を分割する場合と比較して、成型装置の構造が複雑になり、コストアップにつながる。
つまり、上記のように内部で基準軸が交差するような光学素子は、型のパーティング面を工夫しなければならない。このことは、特許文献4にて開示されている光学素子に対しても同様である。
そこで、本発明は、コンパクトでありながら光路長を確保することができるとともに、コストアップを招くことなく製造精度を向上させることができる光学素子およびこれを用いた光学系を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために、1つの観点としての本発明では、2つの屈折面と複数の反射面とを有する透明体を含み、光学系内に配置されたときに物体面の中心から各面を介して瞳の中心に向かう中心主光線が該透明体の内部で交差する光学素子において、該透明体の両端に、光学作用を持たない突起部を設け、これら両側の突起部を通る第1の平面を境とする一方および他方の領域をそれぞれ第1および第2の領域とするとき、上記複数の反射面を、中心主光線が進む順に、第1の領域と第2の領域とに交互に配置している。
また、他の観点としての本発明では、2つの屈折面と複数の反射面とを有する透明体を含み、物体面の中心から上記各面を介して瞳の中心に向かう中心主光線が該透明体の内部で交差する光学素子を有する光学系において、該光学素子の両端に、光学作用を持たない突起部をそれぞれ設け、これら両側の突起部を通る第1の平面を境とする一方および他方の領域をそれぞれ第1および第2の領域とするとき、上記複数の反射面を、中心主光線が進む順に、第1の領域と第2の領域とに交互に配置している。
上記発明によれば、コンパクトでありながら光路長を確保することができるだけでなく、面形状の誤差の発生やコストアップを抑えることができる光学素子および光学系を得ることができる。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
図1には、本発明の実施例1である光学素子および該光学素子を成型するための型を示す。図1において、OEは光学素子、PPは上型UMと下型DMのパーティング面である。また、HPは光学素子OEを後述する保持部材により保持するための基準となる突起部であり、光学素子OEの左右両側に平板形状又は直方体形状に形成されている。この突起部HPは、上下型UM,DMのパーティング面PP近傍に、光学素子OEに一体成型されている。
ここで、パーティング面PPは、光学素子OEの成型後において実際に存在する面ではなく、仮想上の面であるが、本実施例では、光学素子OEの両側に形成された2つの突起部HPを通る平面(第1の平面)として定義する。
本実施例では、光学素子OEの光学面R1、R3、R5は下型DMで形成され、光学面R2、R4は上型UMで形成される。ここで、光学面R1、R5は透過面(屈折面)であり、他の光学面R2〜R4は内部反射面である。なお、これら光学面は、平面であってもよいし、曲率を持っていてもよい。また、回転対称面であってもよいし、回転非対称面であってもよい。
また、図中のPRは中心主光線である。ここで本実施例において、中心主光線とは、該光学素子を光学系内に配置したときに、物体面の中心から各光学面を介して瞳の中心に至る光線をいい、該光学系がオフアキシャル光学系である場合には、この中心主光線が辿る経路が基準軸となる。
不図示の物体面から発せられた中心主光線PRは、まず透過面R1から光学素子OE内に入射し、反射面R2、R3およびR4を介して透過面R5に至り、該透過面R5から光学素子OEの外部に射出する。
ここで、図1から明らかなように、中心主光線PRは、光学素子OE内の3箇所(図中において丸で囲んだ箇所)で交差している。
また、透過面R1から反射面R2に向かうとき、反射面R2から反射面R3に向かうとき、反射面R3から反射面R4に向かうとき、および反射面R4から透過面R5に向かうときのそれぞれにおいて、必ずパーティング面PPを横切っている。
反射面に関して言い換えると、パーティング面PPを境として上側の領域を第1の領域I、下側の領域を第2の領域IIとしたとき、反射面R2〜R4は、中心主光線PRが進む順に、第1の領域Iと第2の領域IIとに交互に配置されている。なお、本実施例では、透過面R1、R5を含めた全ての光学面が、中心主光線PRが進む順に第1の領域Iと第2の領域IIとに交互に配置されている。
このような光学面の配置を採ることで、各光学面の面法線と型UM,DMを抜く方向(型の分割方向:図中のY方向)とのなす角度が、図8〜10にて説明した従来の光学素子に比べて小さくなる。この理由を図2Aおよび図2Bを用いて説明する。
図2Aは、反射面Raで反射した中心主光線RPが、パーティング面PPを横切らずに次の反射面Rbに向かう様子を示している。また、図2Bは、反射面Raで反射した中心主光線PRがパーティング面PPを横切って次の反射面Rbに向かう様子を示している。ここで、φは反射面Raの面法線RVaと型を抜く方向(Y方向)とのなす角度を示す。また、RVbは、次の反射面Rbの面法線である。
これらの図から明らかなように、図2Bのように、反射面Raから反射面Rbに向かう中心主光線PRがパーティング面PPを横切る方が、φは小さくなる。これは、図2Aの反射面Raを、その面法線RVaがより上を向くように傾けた場合、反射面Rbはパーティング面PPよりも下側に配置されることになるからである。つまり、図1のように、中心主光線PRが1つの反射面から次の反射面に向かうときに必ずパーティング面PP、すなわち2つの突起部HPを通る平面を横切るように構成すれば、反射面の面法線と型を抜く方向とのなす角度が小さくなる。このことは、本実施例では、透過面R1と次の反射面R2の間および反射面R4と次の透過面R5との間にも言えることである。
一方、図2Cは、図2Bに示した反射面Rbを、パーティング面PPと平行な方向にずらした(反射面Raから遠ざけた)場合を示す図である。この場合、図2Bと比較してφは大きくなっている。つまり、反射面の面間隔が大きいとφは大きくなってしまう。このため、光学素子OEにおいて面間隔が長くなる1つの光学面と次の光学面である、第1の領域Iで左右方向、すなわちパーティング面PPに沿う方向のうち一方の最端部に配置された光学面と、第2の領域IIで左右のうち他方の最端部に配置された光学面(以下、これらを最端部の光学面という)の面法線と、型を抜く方向とのなす角度が小さくなるようにパーティング面PPを決める必要がある。
本実施例において、「最端部の光学面」は、第1の領域Iで左側の突起部HPに最も近い反射面R4と、第2の領域IIで右側の突起部HPに最も近い透過面R5である。これら反射面R4と透過面R5との間の面間隔は、光学素子OEにおいて最も長い。また、第2の領域IIで左側の突起部HPに最も近い透過面R1と第1の領域Iで右側の突起部HPに最も近い反射面R2も「最端部の光学面」に該当する。
反射面R4と透過面R5について説明すると、該反射面R4と透過面R5の面法線の型抜き方向に対する勾配(傾き)は、反射面R4から透過面R5に向かう中心主光線PR又は反射面R4の面頂点と透過面R5の面頂点とを結ぶ直線とパーティング面PPの法線nとのなす角度θで概ね決まる。
光学素子OE内で中心主光線が交差する場合、両端の光学面から光学素子OEの内側に向かって中心主光線PRが進むので、面法線と型を抜く方向とのなす角度の制限を若干緩く規定することができ、具体的には、10度程度緩く規定することができる。一般に、離型性や型の切削加工の容易さから、面法線と型を抜く方向とのなす角度は60度以内であること、より好ましくは40度以内であることが好ましい。この条件を満たすために、θは70度以下、より好ましくは50度以下に設定することが好ましい。
なお、透過面R1と反射面R2との間でも、上述したθの条件を満足するのが好ましい。
図3には、上記光学素子OEをビデオカメラ等の撮像装置の電子ファインダやヘッドマウントディスプレイ等の表示装置に用いられる観察光学系に適用した様子を示している。
図3において、HMは突起部HPを用いて光学素子OEを保持する保持部材であり、装置本体に一体的に設けられたり、固定されたりしている。突起部HPの特定の面を基準面とし、その基準面を保持部材HMの基準面に当接させ、両者を不図示の接着剤により接着することで、光学素子OEが保持部材HMによって位置決め保持される。
また、Dは液晶素子や自発光素子等からなる画像表示素子である。画像表示素子Dからの光は、透過面R1から光学素子OEに入射し、反射面R2〜R4で反射した後、透過面R5から射出して観察者の眼Eに導かれる。
なお、上記実施例では、図1の左右方向(Z方向)の両端に突起部HPを設けた場合について説明したが、図4に示す光学素子OE’のように、X方向の両端に突起部HPを設けてもよい。この場合も、パーティング面PPの設定(定義)、パーティング面PPに対する複数の反射面R1〜R4の配置およびθの満たすべき条件は、図1の実施例と同様である。
また、上記実施例では、突起部HPを平板形状又は直方体形状に形成した場合について説明したが、突起部の形状はこれに限られない。例えば、立方体形状であってもよいし、一部を平面とした略円柱形状等としてもよい。
図5には、図3に示すように、X方向の両端に立方体形状の突起部HPを設け、さらに該突起部HPの形状を、その平面部分がパーティング面PPに対して45°の角度をなすものとした光学素子OE”を示している。そして、図5は、この光学素子OE”を、撮像光学系として用いた場合を示している。
図5において、HM”は突起部HPを用いて光学素子OE”を保持する保持部材である。また、IEはCCDセンサやCMOSセンサ等からなる撮像素子(光電変換素子)である。不図示の被写体からの光は、透過面R1から光学素子OE”に入射し、反射面R2〜R4で反射した後、透過面R5”から射出して撮像素子IEに導かれる。この撮像光学系は、携帯電話等の携帯情報端末に搭載される小型の撮像光学系に適する。
図6Aおよび図6Bには、本発明の実施例2である光学素子を示している。図中のOE2は光学素子、T1は入射面(透過面、屈折面)、RRは折り返し反射面、R1〜4は曲率を有する反射面、T2は射出面(透過面、屈折面)である。
また、PPは、図7に示す上下に分割された型UM,DMのパーティング面であり、HPは光学素子OE2を不図示の保持部材により保持するための基準となる突起部である。保持部HPはパーティング面PP近傍において、光学素子OE2の左右両側に一体成型される。なお、パーティング面PPは、実施例1と同様に、成型後の光学素子OE2においては仮想上の面であるが、本実施例でも、光学素子OE2の両側に形成された2つの突起部HPを通る平面(第1の平面)として定義する。また、PRは中心主光線である。
不図示の物体からの光束(中心主光線PRを含む)は、入射面T1を通り、折り返し反射面RRによって折り曲げられ、反射面R1〜R4で順次反射され、射出面T2から射出する。
図7に示す上型UMは、光学素子OE2の反射面RR、R2、R4を形成し、下型DMは、反射面R1、R3および射出面T2を形成する。なお、入射面T1は、不図示の別の型によって形成される。
本実施例では、中心主光線PRは、光学素子OE2内の2箇所(図中において丸で囲んだ箇所)で交差している。
また、反射面について見ると、パーティング面PPを境として上側の領域を第1の領域I、下側の領域を第2の領域IIとしたとき、すべての反射面RR、R1〜R4は、中心主光線PRが進む順に、第1の領域Iと第2の領域IIとに交互に配置されている。すなわち、折り返し反射面RRから反射面R1に向かうとき、反射面R1から反射面R2に向かうとき、反射面R2から反射面R3に向かうとき、反射面R3から反射面R4に向かうとき、のそれぞれにおいて、必ずパーティング面PPを横切っている。なお、本実施例では、反射面R4から透過面R5に向かうときも、パーティング面PPを横切っている。
このような光学面の配置を採ることで、実施例1と同様に、各光学面の面法線と型UM,DMを抜く方向とのなす角度が、図8〜10にて説明した従来の光学素子に比べて小さくなる。
また本実施例において、1つの光学面と次の光学面との面間隔が長くなる(最も長くなる)のは、第1の領域Iで右端部、つまりは右側の突起部HPに最も近い位置に配置された反射面R2と、第2の領域IIで左端部、つまりは左側の突起部HPに最も近い位置に配置された反射面R3(以下、これらを最端部の光学面という)であり、これら反射面R2,R3の面法線と型を抜く方向とのなす角度が小さくなるようにパーティング面PPを決める。
すなわち、反射面R2から反射面R3に向かう中心主光線PR又は反射面R2の面頂点と反射面R3の面頂点とを結ぶ直線とパーティング面PPの法線nとのなす角度θを、70°以下、より好ましくは50°以下に設定する。なお、本実施例では、θは69.3°である。これにより、反射面R2、R3の面法線の型抜き方向に対する勾配(傾き)が抑えられている。
このように構成された光学素子OE2は、図3や図5に示したような撮像装置や表示装置の撮像光学系又は観察光学系に用いられ、この際、突起部HPを介して保持部材により保持される。
また、突起部HPを、図4に示したように、図6A,6Bとは異なる側の両端に設けるようにしてもよい。
また、本実施例の光学素子が有する反射面は、全反射条件を満たすような反射面としてもよいし、単層或いは複数層の反射膜を施してもよい。または、誘電体多層膜を用いて反射面としてもよいし、金属薄膜等を用いて反射面を形成してもよい。
なお、本発明は、光学素子の形状や光学面の数に依存するものではなく、2つの透過面と複数の反射面を有する透明体からなり、該透明体の内部で中心主光線が少なくとも1回交差する光学素子若しくは光学系のすべてに適用することができる。また、本発明は、撮像光学系、観察光学系のみならず、プロジェクタに用いられる投射光学系等も含む様々な光学装置の光学系に用いられる光学素子に適用することができる。
本発明の実施例1である光学素子の構成および該光学素子を成型する型の配置を示す断面図。 光学素子の光学面の面法線と光線と進み方との関係を示す図。 光学素子の光学面の面法線と光線と進み方との関係を示す図。 光学素子の光学面の面法線と光線と進み方との関係を示す図。 実施例1の光学素子を用いた光学系の構成を示す断面図。 実施例1の光学素子の変形例の構成を示す斜視図。 上記変形例の光学素子を用いた光学系の構成を示す断面図。 本発明の実施例2である光学素子の構成を示す斜視図。 実施例2の光学素子の構成を示す正面図。 実施例2の光学素子を成型するための型の配置を示す図。 従来の光学素子の断面図。 従来の光学素子の光学面とその面法線を示す図。 従来の光学素子を成型するための型の配置を示す図。 従来の光学素子を成型するための上型を示す図。 従来の光学素子を成型するための型を切削加工するときの模式図。
符号の説明
RR,R1〜R5 光学面
RVa,RVb,RV1〜5 面法線
PR 中心主光線
OE,OE’,OE”,OE2 光学素子
UM 上型
DM 下型
B バイト
PP パーティング面
HP 突起部

Claims (6)

  1. 2つの屈折面と複数の反射面とを有する透明体を含み、光学系内に配置されたときに物体面の中心から前記各面を介して瞳の中心に向かう中心主光線が該透明体の内部で交差する光学素子であって、
    前記透明体の両側に、光学作用を持たない突起部がそれぞれ設けられており、
    該両側の突起部を通る第1の平面を境とする一方および他方の領域をそれぞれ第1および第2の領域とするとき、
    少なくとも前記複数の反射面が、前記中心主光線が進む順に、前記第1の領域と前記第2の領域とに交互に配置されていることを特徴とする光学素子。
  2. 前記2つの屈折面および前記複数の反射面のうち、前記第1の領域において前記第1の平面に沿った第1の方向での最端部に配置された面の面頂点と前記第2の領域において前記第1の方向とは反対の第2の方向での最端部に配置された面の面頂点とを結んだ直線が、前記第1の平面の法線に対してなす角度をθとするとき、
    θ≦70°
    なる条件を満たすことを特徴とする請求項1に記載の光学素子。
  3. 2つの屈折面と複数の反射面とを有する透明体を含み、物体面の中心から前記各面を介して瞳の中心に向かう中心主光線が該透明体の内部で交差する光学素子を有する光学系であって、
    前記光学素子の両端に、光学作用を持たない突起部がそれぞれ設けられており、
    該両側の突起部を通る第1の平面を境とする一方および他方の領域をそれぞれ第1および第2の領域とするとき、
    前記複数の反射面が、前記中心主光線が進む順に、前記第1の領域と前記第2の領域とに交互に配置されていることを特徴とする光学系。
  4. 前記2つの屈折面および前記複数の反射面のうち、前記第1の領域において前記第1の平面に沿った第1の方向での最端部に配置された面と前記第2の領域において前記第1の方向とは反対の第2の方向での最端部に配置された面との間を進む前記中心主光線が前記第1の平面の法線に対してなす角度をθとするとき、
    θ≦70°
    なる条件を満たすことを特徴とする請求項3に記載の光学系。
  5. 請求項1又は2に記載の光学素子と、
    前記突起部を用いて前記光学素子を保持する保持部材とを有することを特徴とする光学装置。
  6. 請求項3又は4に記載の光学系と、
    前記突起部を用いて前記光学素子を保持する保持部材とを有することを特徴とする光学装置。
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