JP2005290607A - 意匠シート - Google Patents

意匠シート Download PDF

Info

Publication number
JP2005290607A
JP2005290607A JP2004106705A JP2004106705A JP2005290607A JP 2005290607 A JP2005290607 A JP 2005290607A JP 2004106705 A JP2004106705 A JP 2004106705A JP 2004106705 A JP2004106705 A JP 2004106705A JP 2005290607 A JP2005290607 A JP 2005290607A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chip
sheet
base sheet
base
design
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004106705A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4610220B2 (ja
Inventor
Kimito Teramae
公登 寺前
Hiroshi Yoshida
廣 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lonseal Corp
Original Assignee
Lonseal Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lonseal Corp filed Critical Lonseal Corp
Priority to JP2004106705A priority Critical patent/JP4610220B2/ja
Publication of JP2005290607A publication Critical patent/JP2005290607A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4610220B2 publication Critical patent/JP4610220B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】本発明は高級感があり、清掃性がよいため汚染しにくく、更に耐久性が良く、加えて防滑性の良い意匠シートを提供することである。
【解決手段】本発明の意匠シートは、チップを基材シートの上にチップと基材シートの面積比が5:95〜90:10に散布し、連続して加熱溶融後にエンボスをすることでチップと基材シートとが一体化し、チップと基材シートとが略平滑であることを特徴する意匠シートであるため、床として使用した場合、基材シートとチップが同時に摩耗して外観が見苦しくなる心配はない。また、チップと基材シートの面積比の割合が5:95〜90:10であるためチップの使用量も少なくコストを抑えられる。

【選択図】図1

Description

本発明は、学校、病院、マンション、商用ビル、店舗、住宅等の建築物に用いられる床材に関するものである。
従来、基材上にチップを散布して意匠を形成した床材としては、接着剤を塗布した基材の上にチップを散布し、その後チップが付着していない部分には再度散布し、チップが重なりあった部分は吸引除去するという方法を繰り返し行い作製するものがあり、工程を繰り返し行うので製造のラインも複雑になりコストも高くなる。また、凹凸もあるため清掃性が悪いという問題がある(特許文献1参照)。また、チップを基材上に散布しその上に透明層を積層したものは、使用した場合チップが基材に埋設していないため透明層が摩耗すると次にチップが摩耗してしまうため基材だけが摩耗せずに残り、外観が見苦しくなるという問題がある(特許文献2参照)。
特許公報 昭59−23252 特許公開 平8−109731
本発明は高級感があり、清掃性がよいため汚染しにくく、更に耐久性が良く、加えて防滑性の良い意匠シートを提供することである。
本発明が講じた手段は、請求項1ではチップと基材シートの面積比が5:95〜90:10になるように、チップを基材シート上に散布し、引続いて加熱溶融後にエンボスをすることでチップと基材シートとが一体化し、チップと基材シートとが略平滑であることを特徴する意匠シートとするものであり、請求項2では、チップを熱可塑性樹脂製としたためチップと基材シートとの密着性が向上しチップが滑落しにくくなる。請求項3ではキャピログラフ(測定条件:温度 180℃ せん断速度 12.16sec−1)で測定したチップの溶融粘度が基材シートの溶融粘度よりも1000(Pa・s)以上高いことを特徴とする意匠シートとするものであり、請求項4では、チップの平均粒子径が3〜20μmである部分架橋された樹脂を20wt%以上含有することを特徴とする意匠シートとするものである。更に、請求項5では、チップと基材シートの面積比が5:95〜90:10になるように、チップを基材シート上に散布し、引続いて加熱溶融後にエンボスをすることでチップと基材シートとが一体化し、チップと基材シートとを略平滑にする意匠シートの製造方法である。
本発明の意匠シートは、請求項1ではチップを基材シートの上にチップと基材シートの面積比が5:95〜90:10に散布し、連続して加熱溶融後にエンボスをすることでチップと基材シートとが一体化し、チップと基材シートとが略平滑であることを特徴する意匠シートであり、床に使用した場合、基材シートとチップが同時に摩耗するため外観が見苦しくなる心配はない。また、チップと基材シートの面積比の割合が5:95〜90:10であるためチップの使用量も少なくコストを抑えられる。
請求項2では、チップを熱可塑性樹脂製としたためチップと基材シートとの密着性が向上しチップが脱落しにくくなる。
請求項3ではキャピログラフ(測定条件:温度 180℃ せん断速度 12.16sec−1)で測定したチップの溶融粘度が基材シートの溶融粘度よりも1000(Pa・s)以上高いことを特徴とする意匠シートとするものであるため、線状、楕円状、多角形等の複雑な形状のチップを使用した場合でも、形状が保持されるので外観に優れている。
請求項4では、チップの平均粒子径が3〜20μmである部分架橋された樹脂を20wt%以上含有しているため、乾燥時でも、湿潤時でも優れた防滑性を発揮する。
請求項5では、チップと基材シートの面積比が5:95〜90:10になるように、チップを基材シート上に散布し、引続いて加熱溶融後にエンボスをすることでチップと基材シートとが一体化し、チップと基材シートとを略平滑にする意匠シートの製造方法を提供することである。
基材シートの材質としては、ポリ塩化ビニル、塩素化ポリエチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、熱可塑性エラストマー(オレフィン系、スチレン系、ポリエステル系、ウレタン系等)、ポリエステル、アクリル等の熱可塑性樹脂が挙げられ、これらは単独で使用してもよく複合して使用してもよい。
チップの材質としては特に制限はなく、ポリ塩化ビニル、塩素化ポリエチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、熱可塑性エラストマー(オレフィン系、スチレン系、ポリエステル系、ウレタン系等)、ポリエステル、アクリル等の熱可塑性樹脂、鉄、アルミニウム、ガラス、セラミック等の無機物、木粉、くるみ、植物の繊維、葉等天産物が挙げられる。基材シートとの密着性の面から熱可塑性樹脂がより好ましい。
さらに床材に防滑性と耐汚染性を持たせるために、チップの組成を平均粒子径が3〜20μmである部分架橋された樹脂を20wt%以上含む熱可塑性樹脂組成物とすることが好ましい。平均粒子径が3〜20μmである部分架橋された樹脂は、部分架橋されている所で微細な凹凸が発現されているため、乾燥時、水濡れ時でも滑りにくくなり防滑性が得られる。加熱溶融後にエンボスを施しても部分架橋されているため微細な凹凸は回復するので防滑性が維持できる。平均粒子径が3〜20μmである部分架橋された樹脂が20wt%未満であると防滑性が不十分となる傾向にある。また、部分架橋された樹脂の平均粒子径が3μm未満であるとであると防滑性が得られなくなり、20μmより大きいと耐汚染性が不十分となる。
エンボス後にチップが容易に滑落しないために材質は密着性のよいものがよい。例えば、基材シートがポリ塩化ビニルの場合は、チップもポリ塩化ビニル樹脂であることが好ましく、基材シートがオレフィン系熱可塑性エラストマーの場合は、チップがポリプロピレン等のオレフィン系樹脂が好ましい。
チップと基材シートの面積比は5:95〜90:10であることが必要で、意匠のバランスの面から20:80〜50:50がより好ましい。チップと基材シートの面積比の割合が5:95未満であるとチップが少なすぎて意匠としてはバランスが悪く、90:10よりも大きい場合はチップの隙間から基材シートが見えるような意匠になりバランスが悪くなるので好ましくない。
チップを基材シートの上に散布し、引続いて加熱溶融、エンボスを行いチップが基材シートと一体化し、さらにチップと基材シートが略平滑であることが好ましい。チップと基材シートが略平滑でない場合、例えばチップが凸になっている場合には、使用中にチップが脱落したり、汚れが溜まるので好ましくない。
チップを基材シートの上に散布し、連続して加熱溶融、エンボスを行うので、チップの材質が熱可塑性樹脂の場合は、基材シートとの溶融粘度の差によって得られる意匠が変化する。散布したチップの形状をエンボス後まで保つ場合はキャピログラフ(温度:180℃、せん断速度:12.16sec−1、装置:東洋精機社製キャピログラフ1C)で測定したチップの溶融粘度が基材シートの溶融粘度よりも1000(Pa・s)以上高いことが好ましい。より好ましくはチップの溶融粘度が基材シートの溶融粘度よりも3000(Pa・s)以上高いことがよい。
チップの形状、大きさは特に制限はなく、粉状、線状形、楕円形、半円形、多角形等が挙げられ、チップの厚さは、基材シートと一体化するため基材シートの厚さよりも0.3mm以上薄いことが好ましい。また、チップの形状、色、材質は1種類または2種類以上組み合わせてもよい。
チップが熱可塑性樹脂の場合及び基材シートには酸化防止剤、紫外線吸収剤、安定剤、可塑剤、充填剤、光安定剤、顔料(チタン、有色顔料、蓄光顔料)、難燃剤、抗菌剤、防黴剤、消臭剤、帯電防止剤等を添加してもよい。
本発明の意匠シートの下には、熱可塑性樹脂層、ポリエステルやガラス等の繊維からなる織布または不織布、熱可塑性樹脂からなる発泡体などを積層してもよい。また、本発明の意匠シートの上にウレタン系、アクリル系、紫外線硬化塗料等の表面処理層、熱可塑性樹脂からなる透明層を積層してもよい。ただし、部分架橋された樹脂を使用して防滑性能を付与する場合には、上記表面処理層、透明層の積層は避けることが望ましい。
チップを散布する方法としては、彫刻ロールが回転することで散布する方法、ふるいの穴から散布する方法、振動板を使用して散布する方法等が挙げられ、これらの方法を組み合わせて散布してもよい。基材シートには接着剤を塗布せずに、チップを直接基材シートの上に散布するので上記に記載した散布方法を用いて、チップを30〜500mmの高さから散布させることが好ましい。チップを30〜500mmの高さから基材シートの上に均一に散布することによって、基材シートの上に落下したチップは一度若しくは二度以上跳ね返り、その後基材シートの上に静止する。チップが跳ね返ることで散布量が少なくても基材シートとチップのバランスがよい意匠となる。チップの散布高さはチップが跳ね返り均一にするために30〜500mmが好ましく、50〜250mmがより好ましい。散布距離が30mm未満の場合は散布されたチップの跳ね返りが小さく、少ない量のチップを散布した場合にはチップの跳ね返りが小さいため均一な意匠が得られない場合がある。また、散布距離が500mmを越えるとチップの跳ね返りが大きすぎてチップ同士が重なりあう部分が出てくるため均一な意匠が得られない場合がある。
次に具体的な実施例を挙げて説明する。本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
<実施例1>
チップ配合1をロール温度180℃で混練して厚さ0.5mmのシートを作成し、その後正方形(縦:7mm、横:7mm)にカットしてチップを作成した。基材シート配合Aをロール温度180℃で混練して、繊維からなる基布の上に積層して厚さが2.0mmの基材シートを作成した。次に正方形のチップを、振動板を利用して基材シートの上にチップと基材シートの面積比が10:90になるように300mmの高さから散布し、連続して200℃のオーブンで加熱後にエンボス機にて、0.15kg/mmの圧力を加えて意匠シートを作成した。
<実施例2>
チップ配合2をロール温度180℃で混練して厚さ0.7mmのシートを作成し、その後半円状(直径:10mm)にカットしてチップを作成した。基材シート配合Aをロール温度180℃で混練して、繊維からなる基布の上に積層して厚さが2.0mmの基材シートを作成した。次に半円状のチップを、振動板を利用して基材シートの上にチップと基材シートの面積比が20:80になるように150mmの高さから散布し、連続して200℃のオーブンで加熱後にエンボス機にて、0.15kg/mmの圧力を加えて意匠シートを作成した。
<実施例3>
基材シート配合Aをロール温度180℃で混練して、繊維からなる基布の上に積層して厚さが2.0mmの基材シートを作成した。次に彫刻ロールを利用して基材シートの上に、チップと基材シートの面積比が60:40になるように100mmの高さから配合3のチップ散布し、連続して200℃のオーブンで加熱後にエンボス機にて、0.15kg/mmの圧力を加えて意匠シートを作成した。
<実施例4>
チップ配合4をロール温度180℃で混練して厚さ1.0mmのシートを作成し、その後線状(縦:20mm、横:0.7mm)にカットしてチップを作成した。基材シート配合Bをロール温度180℃で混練して、塩化ビニル樹脂製の発泡体の上に積層して厚さが2.0mmの基材シートを作成した。次に線状のチップを、彫刻ロールを利用して基材シートの上にチップと基材シートの面積比が70:30になるように30mmの高さから散布し、連続して200℃のオーブンで加熱後にエンボス機にて、0.15kg/mmの圧力を加えて意匠シートを作成した。
<実施例5>
チップ配合5をロール温度180℃で混練して厚さ0.7mmのシートを作成し、その後線状(縦:10mm、横:1mm)にカットしてチップを作成した。基材シート配合Aをロール温度180℃で混練して、繊維からなる基布の上に積層して厚さが2.0mmの基材シートを作成した。次に線状のチップを、ふるいを利用して基材シートの上にチップと基材シートの面積比が80:20になるように150mmの高さから散布し、連続して200℃のオーブンで加熱後にエンボス機にて、0.15kg/mmの圧力を加えて意匠シートを作成した。
<実施例6>
チップ6をロール温度180℃で混練して厚さ0.7mmのシートを作成し、その後長方形(縦:8mm 横:4mm)にカットしてチップを作成した。基材シート配合Aをロール温度180℃で混練して、繊維からなる基布の上に積層して厚さが2.0mmの基材シートを作成した。次に長方形のチップを、ふるいを利用して基材シートの上にチップと基材シートの面積比が90:10になるように150mmの高さから散布し、連続して200℃のオーブンで加熱後にエンボス機にて、0.15kg/mmの圧力を加えて意匠シートを作成した。
<比較例1>
チップ配合1をロール温度180℃で混練して厚さ0.5mmのシートを作成し、その後正方形にカットしてチップを作成した。基材シート配合Aをロール温度180℃で混練して、繊維からなる基布の上に積層して厚さが2.0mmの基材シートを作成した。次に正方形のチップを、振動版を利用して基材シートの上にチップと基材シートの面積比が3:97になるように100mmの高さから散布し、連続して200℃のオーブンで加熱後にエンボス機にて、0.15kg/mmの圧力を加えて意匠シートを作成した。
<比較例2>
チップ配合1をロール温度180℃で混練して厚さ0.5mmのシートを作成し、その後半円状(直径:10mm)にカットしてチップを作成した。基材シート配合Aをロール温度180℃で混練して、繊維からなる基布の上に積層して厚さが2.0mmの基材シートを作成した。次に半円状のチップを、振動版を利用して基材シートの上にチップと基材シートの面積比が95:5になるように150mmの高さから散布し、連続して200℃のオーブンで加熱後にエンボス機にて、0.15kg/mmの圧力を加えて意匠シートを作成した。
<比較例3>
チップ配合1をロール温度180℃で混練して厚さ0.5mmのシートを作成し、その後線状(縦:10mm、横:1mm)にカットしてチップを作成した。基材シート配合Aをロール温度180℃で混練して、繊維からなる基布の上に積層して厚さが2.0mmの基材シートを作成した。次に線状のチップを、振動版を利用して基材シートの上にチップと基材シートの面積比が10:90になるように300mmの高さから散布し、連続して200℃のオーブンで加熱後にエンボス機にて、0.005kg/mmの圧力を加えて意匠シートを作成した。
Figure 2005290607
*1:密度=1130kg/m MFR(190℃測定値)=24g/10min
*2:密度=900kg/m MFR(230℃測定値)=0.45g/10min
*3:平均粒子径=10μm
Figure 2005290607
*4:密度 900kg/m MFR(230℃測定値):10g/10min
*5:密度 890kg/m MFR(230℃測定値):3.5g/10min
実施例及び比較例で作製した意匠シートを以下の評価方法及び評価基準で評価し、その結果を表3及び表4に示す。
<評価方法及び評価基準>
[平滑性]
作製したシートの平滑性を目視観察及び指触で評価する。
○:平滑である。
×:凹凸があり、平滑ではない。
[意匠性]
作製したシートの意匠性を目視で評価する。
○:チップと基材シートのバランスがよい。
×:チップと基材シートのバランスが悪い。
[エンボス後のチップの形状]
作製したシートのチップの形状を散布する前と比較して評価
○:エンボス前の形状をほぼ維持している。
△:エンボス前の形状より若干の変形が認められる。
[防滑性]
作製したシートの上を水で濡らし、防滑性を滑り試験で官能評価
○:滑りにくい
△:少し滑る
Figure 2005290607
Figure 2005290607
実施例1〜6と比較例1〜2からチップと基材シートの面積の割合が5:95〜90:10の範囲であるとチップと基材シートのバランスがよい意匠シートが得られる。実施例1〜6と比較例3からチップを基材シートの上に散布し、加熱溶融後にエンボスの圧力を高くすることでチップと基材シートとが一体化し略平滑な意匠シートが得られる。また、実施例4、6からキャピログラフ(測定条件:温度180℃、 せん断速度12.16sec−1)で測定したチップの溶融粘度が基材シートの溶融粘度よりも1000(Pa・s)以上高いのでチップの形状が保持された意匠シートが得られた。さらに実施例6からチップに平均粒子径が3〜20μmである部分架橋された樹脂を20wt%以上含有させることで防滑性のある意匠シートが得られた。
チップと基材シートの面積の割合が5:95〜90:10の範囲であり、チップと基材シートとが一体化し略平滑の意匠シートが得られることにより、清掃性がよく意匠性の幅が広がり、学校、病院、マンション、商用ビル、店舗、住宅等の建築物の床材等に利用できる可能性がある。
本発明の一実施例を示す平面図 本発明の他の一実施例を示す平面図 A−A断面図 B−B断面図
符号の説明
1 意匠シート
2 基材シート
3 チップ



Claims (5)

  1. チップと熱可塑性樹脂製の基材シート(以下、単に基材シートという)の面積比が5:95〜90:10になるように、チップを基材シート上に散布し、引続いて加熱溶融後にエンボスをすることでチップと基材シートとが一体化し、チップと基材シートが略平滑であることを特徴とする意匠シート。
  2. 上記チップが熱可塑性樹脂からなることを特徴とする請求項1に記載の意匠シート。
  3. キャピログラフ(測定条件:温度180℃、 せん断速度12.16sec−1)で測定した溶融粘度の値において、上記チップが上記基材シートよりも1000(Pa・s)以上高いことを特徴とする請求項2に記載の意匠シート。
  4. 上記チップに、平均粒子径が3〜20μmである部分架橋された樹脂を20wt%以上含有することを特徴とする請求項2または3に記載の意匠シート
  5. チップと熱可塑性樹脂製の基材シートの面積比が5:95〜90:10になるように、チップを基材シート上に散布し、引続いて加熱溶融後にエンボスをすることでチップと基材シートとが一体化し、チップと基材シートとを略平滑にすることを特徴とする意匠シートの製造方法。

JP2004106705A 2004-03-31 2004-03-31 意匠シート Expired - Lifetime JP4610220B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004106705A JP4610220B2 (ja) 2004-03-31 2004-03-31 意匠シート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004106705A JP4610220B2 (ja) 2004-03-31 2004-03-31 意匠シート

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005290607A true JP2005290607A (ja) 2005-10-20
JP4610220B2 JP4610220B2 (ja) 2011-01-12

Family

ID=35323860

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004106705A Expired - Lifetime JP4610220B2 (ja) 2004-03-31 2004-03-31 意匠シート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4610220B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009241331A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Dainippon Printing Co Ltd 床材用化粧シートおよびそれが積層された床材
JP2011032716A (ja) * 2009-07-31 2011-02-17 Takiron Co Ltd 床シート
WO2012028241A1 (de) 2010-09-01 2012-03-08 Nora Systems Gmbh Bodenbelag und verfahren zur herstellung des selben

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04135847A (ja) * 1990-09-28 1992-05-11 Kanbou Create Kk 装飾用表面材及びその製造方法
JPH04135836A (ja) * 1990-09-28 1992-05-11 Kanbou Create Kk 装飾用表面材及びその製造方法
JPH058360A (ja) * 1991-07-03 1993-01-19 Kawaguchi Gosei Kk シートの製造方法
JPH07279062A (ja) * 1994-02-22 1995-10-24 Carl Freudenberg:Fa 多色模様の床被覆材とその製法
JPH0858034A (ja) * 1994-08-22 1996-03-05 Kanbou Create Kk 装飾用表面材及びその製造方法と製造装置
JPH09184275A (ja) * 1995-12-29 1997-07-15 Tajima Inc 床材およびその製造方法
JP2691950B2 (ja) * 1991-01-21 1997-12-17 ロンシール工業 株式会社 耐熱性石目調床材の製造方法
JP2002527638A (ja) * 1998-10-09 2002-08-27 ポリフロア・リミテッド 床材およびその製造方法

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04135847A (ja) * 1990-09-28 1992-05-11 Kanbou Create Kk 装飾用表面材及びその製造方法
JPH04135836A (ja) * 1990-09-28 1992-05-11 Kanbou Create Kk 装飾用表面材及びその製造方法
JP2691950B2 (ja) * 1991-01-21 1997-12-17 ロンシール工業 株式会社 耐熱性石目調床材の製造方法
JPH058360A (ja) * 1991-07-03 1993-01-19 Kawaguchi Gosei Kk シートの製造方法
JPH07279062A (ja) * 1994-02-22 1995-10-24 Carl Freudenberg:Fa 多色模様の床被覆材とその製法
JPH0858034A (ja) * 1994-08-22 1996-03-05 Kanbou Create Kk 装飾用表面材及びその製造方法と製造装置
JPH09184275A (ja) * 1995-12-29 1997-07-15 Tajima Inc 床材およびその製造方法
JP2002527638A (ja) * 1998-10-09 2002-08-27 ポリフロア・リミテッド 床材およびその製造方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009241331A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Dainippon Printing Co Ltd 床材用化粧シートおよびそれが積層された床材
JP2011032716A (ja) * 2009-07-31 2011-02-17 Takiron Co Ltd 床シート
WO2012028241A1 (de) 2010-09-01 2012-03-08 Nora Systems Gmbh Bodenbelag und verfahren zur herstellung des selben
CN103153593A (zh) * 2010-09-01 2013-06-12 诺亚系统有限公司 地面覆盖物及其生产方法
RU2566147C2 (ru) * 2010-09-01 2015-10-20 нора зистемс ГмбХ Напольное покрытие и способ получения напольного покрытия
KR101573810B1 (ko) 2010-09-01 2015-12-02 노라 시스템즈 게엠베하 바닥재 및 이를 생산하는 방법
US9777488B2 (en) 2010-09-01 2017-10-03 Nora Systems Gmbh Floor covering and method for producing the same

Also Published As

Publication number Publication date
JP4610220B2 (ja) 2011-01-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6473412B2 (ja) 人工皮革基材、銀付調人工皮革、人工皮革基材の製造方法、及び人工皮革基材用改質剤
CN103930505B (zh) 粘合带和遮蔽物
JP2007533491A (ja) テキスタイル構造体
JP5913764B2 (ja) 離型性シート部材
US20140227475A1 (en) Self bonding floor tile
JP6207717B2 (ja) ヌバック調シート状物およびその製造方法
JP2006118120A (ja) 床材
JP2014074247A (ja) 銀付調人工皮革
JP4610220B2 (ja) 意匠シート
KR100756824B1 (ko) 나노섬유로 형성된 부직포층을 포함하는 바닥재 및 그제조방법
JP6055702B2 (ja) 銀付調人工皮革、加飾成形体及び銀付調人工皮革の製造方法
JP2018039432A (ja) 内装用表面材及びその製造方法
JP7244345B2 (ja) 防汚性床材
JPH0678684B2 (ja) ノンスリップ床材及びその製造方法
JP6789816B2 (ja) 粘着層付屋根下葺材
JP6145810B2 (ja) 床材の下地材、及び床構造
US20050090170A1 (en) Breathable laminate
JP2863088B2 (ja) 耐汚染性に優れた防滑性床材およびその製造方法
KR20140003667U (ko) 부직포 바닥재
JP2002155478A (ja) 高発泡性壁紙
JP2010084391A (ja) 防滑性床材
JP2004360195A (ja) 湿潤防滑性シート、装飾シート及び湿潤防滑構造体
JP2016220725A (ja) 防滑性に優れたタイルカーペット
JP2018178469A (ja) 床用化粧シートおよびそれを用いた床用化粧材
TWI549808B (zh) 止滑墊

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070330

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091001

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091013

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091211

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100301

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100430

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100701

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100830

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101008

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101012

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131022

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4610220

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250