JP2018178469A - 床用化粧シートおよびそれを用いた床用化粧材 - Google Patents
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Abstract
Description
該積層体は表面に、凹凸形状を有しており、
凸部の平面形状は、縦および横の寸法が、ともに95μm以上220μm以下であって、凸部の高さは、2種類の高さのものが混在して配置されるか、もしくは2種類の縦および横の寸法、高さのものが重ね餅状に2段に重なって配置されており、
凸部が配置される密度は、1mm2あたり5個以上、13個以下であることを特徴とする、床用化粧シートである。
透明熱可塑性樹脂層(4)は、たとえばポリオレフィン系樹脂をフィルムに成膜して構成することができる。あらかじめフィルムに成膜されたものを用いて積層することが可能であり、あるいは押出機などを用いて、溶融した樹脂を着色熱可塑性樹脂基材層(1)、および絵柄印刷層(3)の上に押出して、透明熱可塑性樹脂層(4)を形成することも可能である。
床用化粧シート(10)の材料構成、および作成手順は下記のとおりである。(図1、図2、図3参照)。
着色熱可塑性樹脂基材層(1):顔料配合ランダムポリプロピレンシート(リケンテクノス社製;厚さ70μm)
絵柄印刷層(3):グラビア印刷法を用いた。絵柄は木目柄とした。
印刷インキ:ウレタン樹脂インキ(東洋インキ製造社製;ラミスター)
透明熱可塑性樹脂層(4):ホモポリプロピレン樹脂(プライムポリマー社製)を用いて押出機によって製膜、同時に二段腐食のエンボス版(30)により凸部(6)を形成した。
外形:正方形
底辺(11):215μm
一段目頂辺(12):200μm
二段目底辺(13):145μm
頂辺(14):110μm
総高さ(18):65μm
凸部の配置密度:10個/1mm2とした。
表面保護層(5):紫外線硬化方樹脂(DICグラフィック社製ウレタンアクリレート樹脂)厚さ5μmになるよう塗布した。メタルハライドランプにて紫外線照射により硬化させた。
床用化粧シート(10):実施例1に記載の床用化粧シート(10)を用いた。
床用基材(20):MDF(広葉樹;厚さ3mm)を用いた。
接着剤:2液水性エマルジョン接着剤(中央理化工業社製;リカボンド;重量比BA−10L:BA−11B=100:2.5)をウエット状態で100g/m2に塗工したのち貼りあわせた。24時間養生して、床用化粧材とした。
床用化粧シート(10)の材料構成、および作成手順は下記のとおりである。(図1、図2、図3参照)
エンボス版を一段腐食とした以外は実施例1と同様である。
外形:正方形 総高さ65μmとした。
底辺(11):215μm
中間部なし:(この部分は実施例1と異なる)
頂辺(14):160μm
総高さ(18):65μm
凸部の配置密度:10個/1mm2とした。
実施例1と同様である。
床用化粧シート(10):比較例1に記載の床用化粧シート(10)を用いた以外は、実施例1と同様である。
床用化粧シート(10)の材料構成、および作成手順は下記のとおりである。(図1、図2、図3参照)。
実施例1と同様である。
外形:正方形
底辺(11):215μm
一段目頂辺(12):200μm
二段目底辺(13):145μm
頂辺(14):110μm
総高さ(18):65μm
凸部の配置密度:3個/1mm2とした(この部分のみ実施例1と異なる。)。
実施例1と同様である。
床用化粧シート(10):比較例2に記載の床用化粧シート(10)を用いた以外は、実施例1と同様である。
床用化粧シート(10)の材料構成、および作成手順は下記のとおりである。(図1、図2、図3参照)。
実施例1と同様である。
外形:正方形
底辺(11):215μm
一段目頂辺(12):200μm
二段目底辺(13):145μm
頂辺(14):110μm
総高さ(18):65μm
凸部の配置密度:20個/1mm2とした(この部分のみ実施例1と異なる。)。
実施例1と同様である。
床用化粧シート(10):比較例3に記載の床用化粧シート(10)を用いた以外は、実施例1と同様である。
床用化粧シート(10)の材料構成、および作成手順は下記のとおりである。(図1、図2、図3参照)。
実施例1と同様である。
外形:正方形
底辺(11):240μm(この部分が実施例1と異なる)。
一段目頂辺(12):225μm(この部分が実施例1と異なる)。
二段目底辺(13):145μm
頂辺(14):110μm
総高さ(18):65μm
凸部の配置密度:10個/1mm2とした。
実施例1と同様である。
床用化粧シート(10):比較例4に記載の床用化粧シート(10)を用いた以外は、実施例1と同様である。
床用化粧シート(10)の材料構成、および作成手順は下記のとおりである。(図1、図2、図3参照)。
実施例1と同様である。
外形:正方形
底辺(11):215μm
一段目頂辺(12):200μm
二段目底辺(13):60μm(この部分が実施例1と異なる)
頂辺(14):25μm(この部分が実施例1と異なる)
総高さ(18):65μm
凸部の配置密度:10個/1mm2とした。
実施例1と同様である。
床用化粧シート(10):比較例5に記載の床用化粧シート(10)を用いた以外は、実施例1と同様である。
評価基準:足触り感がよいとした人0人:×とした。
また比較例2においては、凸部の配置密度が少なくC.S.R値が低くなる結果となり、防滑性が不充分であり、かつ足触り感にも影響が出る結果となった。したがって課題を解決することができなかった。
2・・・プライマー層
3・・・絵柄印刷層
4・・・透明熱可塑性樹脂層
5・・・表面保護層
6・・・凸部
7・・・凹凸形状
8・・・接着剤層
9・・・凹部
10・・・床用化粧シート
11・・・底辺
12・・・一段目頂辺
13・・・二段目底辺
14・・・頂辺
16・・・底辺〜中間部の高さ
17・・・中間部〜頂辺の高さ
18・・・総高さ
20・・・床用基材
30・・・エンボス版
100・・・床用化粧材
Claims (4)
- 床用化粧シートであって、裏面から、少なくともプライマー層、着色熱可塑性樹脂基材層、絵柄印刷層、透明熱可塑性樹脂層、表面保護層がこの順に積層された積層体であって、
該積層体は表面に、凹凸形状を有しており、
凸部の平面形状は、縦および横の寸法が、ともに95μm以上220μm以下であって、凸部の高さは、2種類の高さのものが混在して配置されるか、もしくは2種類の縦および横の寸法、高さのものが重ね餅状に2段に重なって配置されており、
凸部が配置される密度は、1mm2あたり5個以上、13個以下であることを特徴とする、床用化粧シート。 - 前記凹凸形状は、その配置はランダムであることを特徴とする、請求項1に記載の床用化粧シート。
- 前記表面保護層は、熱硬化性樹脂、または紫外線硬化樹脂、または電子線硬化樹脂、もしくはそれらの内の複数を混合したものから構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の床用化粧シート。
- 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の床用化粧シートを、床用基材に貼りあわせて用いたことを特徴とする、床用化粧材。
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JP2017077552A JP2018178469A (ja) | 2017-04-10 | 2017-04-10 | 床用化粧シートおよびそれを用いた床用化粧材 |
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