JP2005288027A - 遊技装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】貸出途中でメダル払出装置が作動しないようにしつつ、クレジットの貯留上限をフル活用でき、中途半端な貸出処理に終わる頻度を低減する。
【解決手段】貯留上限数を超えることとなる貸出処理の完了前に掛け遊技媒体の空きを埋めて最大掛け数とし、最大掛け数とする引落し分を含めた仮想上限数内で貸出処理を許容し、仮想上限数を超えることとなる貸出処理を停止する。貸出処理は、内部貯留数が一回の遊技で掛ける最大掛け数を下回ったときに要求される場合が多いため、貯留上限数をフルに活かしたキリの良い度数分の貸出処理が行える。
【選択図】図7

Description

本発明は、主に、風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律第2条第1項第7号のぱちんこ屋での営業に供され、パチスロ(パチンコ型スロットマシンの略)と称するメダルで遊ぶ回胴式遊技機や、俗にパロットや新回胴等と称するパチンコ玉で遊ぶスロットマシン等、或は、これらを同第2条第1項第8号の店舗等での営業や個人向けに転用したゲーム機等に関する。特に、所謂CR(カードリーダ)仕様機等に好適なクレジット操作仕様の改良に関わる。
この種のCR仕様機は、特許文献1記載のように、遊技者が所謂CRユニットと称する貸出機に貸出媒体たるプリペイドカードを挿入して、遊技台側に設ける貸出スイッチを操作することにより、カード残金の範囲内で遊技媒体たるメダルを貸出し、遊技台に電子データで貯えるクレジット数を100円に相当する単位加算メダル数5枚ずつ加算して更新し、貸出メダルが残り3枚となった時点で貸出処理を終了し、この残り3枚のメダルを遊技の掛けメダルとするようにしている。
特開2002−165928号公報
しかし、クレジットとして内部貯留できるメダル数には50枚等の上限があるため、貸出し途中で上限の50枚を超え、このことによるメダルの払出しを伴う場合がある。このため、現実に貸出されたメダルの総数を確認し辛くなる。また、50枚までの高速加算更新と50枚を超えたメダルの払出しを伴う低速加算処理との併存による貸出機と遊技台との間の通信エラーや、メダル払出装置にホッパーエラー等が生じると、実際の貸出しメダルがプリペイドの引落し額より少ない等のトラブルが起こる恐れもある。
特に、CR化によりメダル投入口から遊技台内のホッパーにメダルが投入される機会が減り、しかも、島設備側から遊技台内にメダルを自動補給する装置の普及も徹底していないため、メダル払出装置のホッパーにメダルが不足し勝ちとなり、貸出し途中でホッパー内メダル切れエラー等のメダル払出装置側に不具合が生じると、貸出機側との通信に支障を来すし、店員を呼んでトラブル解消を求める煩わしさも生じる。
ここで、貸出途中でメダル払出装置が作動しないようにするため、単位加算メダル数5枚を考慮してクレジットが46枚以上になると、貸出処理を強制終了させることが考えられるが、最後の3枚の掛けメダルの引落し後には、貯留上限の50枚に対して7枚も少ない43枚のクレジットアップに止まるし、また、一回の貸出操作に伴う単位加算がきりのいい数である10回分であることが望ましく、単位加算が9回分(900円分)以下となる中途半端な貸出処理が頻発すると、遊技者が混乱するし、カード残高管理等も煩雑となる。
本発明では、貸出途中でメダル払出装置が作動しないようにしつつ、クレジットの貯留上限をフル活用でき、中途半端な貸出処理に終わる頻度を低減できる遊技装置を提供することを課題とする。
請求項1記載の発明は、図7に例示するように、有価価値に基づいて遊技媒体の貸出処理を複数回に分けて要求し(BRQ=L)、各要求に対して遊技媒体の貸出処理を行い、貸出された遊技媒体を掛け遊技媒体に引落し可能な電子データとして内部貯留する遊技装置を前提とする。遊技媒体は、メダル、パチンコ玉等である。ここでいう遊技装置は、図1に例示するように、遊技台1と遊技媒体貸出機2とを含む概念であるが、これら遊技台1と遊技媒体貸出機2とは物理的に別体である必要はなく、一体化したものでもよい。
前記有価価値は、有価価値記憶媒体の記憶データ又は貨幣から供される(請求項2)。有価価値記憶媒体は、それ自体に金額や度数を記録したプリペイドカード方式や、ホールコンピュータ等で残高を内部管理する遊技者識別カード方式等による磁気カード、ICカード、バーコードカード等を含む。貨幣は、一万円、五千円、千円等の紙幣、五百円玉、百円玉等の硬貨を含む。
請求項3記載の発明は、遊技台1を対象とした遊技装置にかかり、遊技媒体貸出機2から複数回に分けて要求を受けて各要求に対して遊技媒体の貸出処理を行い、貸出された遊技媒体を掛け遊技媒体に引落し可能な電子データとして内部貯留する遊技装置を前提とする。
以上の請求項1又は3記載の前提条件下、図3に例示するように次の各手段を設けた。
全ての要求に対する遊技媒体の貸出処理が完了するまでに貸出処理により更新される内部貯留数が貯留上限数を越える見込みであるも、掛け遊技媒体数の空きを内部貯留された遊技媒体の引落しにより埋めて最大掛け数にすると前記貯留上限数を越えない場合、最大掛け数とする引落し分を含めた仮想上限数内で貸出処理を許容する貸出許容手段A。
前記仮想上限数を超えることとなる貸出処理を停止する貸出停止手段K。
前記貯留上限数を超えることとなる貸出処理の完了前に掛け遊技媒体の空きを埋めて最大掛け数とする掛け遊技媒体引落し手段M。
最大掛け数は、例えば、現行のパチスロの場合、一般遊技時は3枚、所謂JAC(ジャック)ゲームと称する役物遊技時は1枚である。一般遊技時は最大掛け数で遊技するのが最も出玉率が高く、遊技者に有利となるのが通例である。
請求項4記載の発明は、図4及び図7の例1に例示するように、前記貸出許容手段Aは、前記貯留上限数を越えることとなる貸出処理前に、前記掛け遊技媒体引落し手段Mを作動させ、この作動後に貸出処理を再開させる仕様をもつ。
請求項5記載の発明は、図5及び図7の例2に例示するように、前記貸出許容手段Aは、前記貯留上限数を越えることとなる貸出処理により貯留しようとする遊技媒体数の一部であって前記掛け遊技媒体引落し手段Mの作動により引落す以外の分を内部貯留数の更新に充てる仕様をもつ。
請求項6記載の発明は、図6及び図7の例3−1,2に例示するように、前記掛け遊技媒体引落し手段Mは、貸出処理の開始時に残る初期内部貯留数に対する引落し処理を含む仕様をもつ。
上記発明によれば、掛け遊技媒体引落し手段Mにより、貯留上限数を超えることとなる貸出処理の完了前に掛け遊技媒体の空きを埋めて最大掛け数とし、貸出許容手段Aにより、最大掛け数とする引落し分を含めた仮想上限数内で貸出処理を許容し、貸出停止手段Kにより、前記仮想上限数を超えることとなる貸出処理を停止するため、貸出途中で遊技媒体の払出しを伴うことなく、貯留上限数内でフルに貸出処理をすることができ、中途半端な貸出処理に終わる頻度を低減できる。特に、貸出処理は、内部貯留数が一回の遊技で掛ける最大掛け数を下回ったときに要求される場合が多いため、貯留上限数をフルに活かしたキリの良い度数分の貸出処理が行える。
特に請求項4記載の発明によれば、貯留上限数近くまで内部貯留数を更新した終盤で最大掛け数とする引落しがされ、内部貯留数を高めた後に遊技をするという自然な流れとなるため、遊技者に違和感のない判り易い処理が行える。
また、特に請求項5記載の発明によれば、最大掛け数とする引落しと最後の内部貯留数の更新とを同時期にでき、一層自然で違和感のない処理が行える。
また、特に請求項6記載の発明によれば、貸出処理の開始時に残る初期内部貯留数の引落しを含むため、初期段階で内部貯留容量を増やすことができ、遊技者に心理的に十分な貸出しが行えるとの印象を付与できる。
図1に示す遊技装置は、パチスロから成る遊技台1にメダル貸出機から成る遊技媒体貸出機2を隣接設置している。遊技台1は、一遊技の都度メダル投入口12から掛けメダルを手入れして遊技できる他、50枚等の所定上限内で電子データにて内部のクレジット手段Cに貯留するメダルからベットボタン13の押下により掛けメダルを引落とすことで遊技できる。清算ボタン18が押圧されると、クレジットメダルは全て払出される。
遊技台本体8のリール表示窓11には、外周に21個等の複数の図柄を描いた左中右3本のリール10を臨ませている。1〜3枚の掛けメダルの投入状態で、スタートレバー16を叩くと、リール10が一斉回転し、左中右の各ストップボタン17を押すと、対応するリール10が個別に停止する。全リール停止後、掛けメダルにより有効化された入賞ラインL上に特定の図柄が揃うと、入賞となり、所定枚数の賞メダルが得られる。尚、入賞を勝ち取るには、スタートレバー16の操作を契機に遊技台内部の制御装置上でされる乱数抽選で当たること、この当たった内部当選役に対応した図柄を例えば最大4コマ滑りの範囲内で適タイミングでストップボタンを押すことが求められる。
役物連続作動装置を構成する所謂レギュラーボーナス(RB)中のJACゲーム、役物連続作動増加装置を構成する所謂ビッグボーナス(BB)におけるRB中のJACゲームでは、自動的に最大掛け数が1枚に限定され、常に中央入賞ラインLの1本のみを有効とした1枚掛け遊技をすることになるが、このJACゲームを除いた一般遊技では、最大掛け数は3枚である。一般遊技は、BB中以外の一般遊技、BB中の一般遊技双方を含む。
一般遊技では、ベットボタン13の押圧回数等により、1枚掛け(有効入賞ライン1本)、2枚掛け(有効入賞ライン3本)、3枚掛け(有効入賞ライン5本)を任意選択できる仕様でもよい。また、本例のように、ベットボタン13を押すと常にクレジットに対し最大掛け数3枚の引落しを指令し、3枚掛け限定で一般遊技が行える3枚掛け専用仕様でもよい。尚、JACゲーム中は、ベットボタン13を押すと常にクレジットに対し最大掛け数1枚の引落しが指令される。本例のベットボタン13は、遊技状態に応じた最大掛け数の引落し即ちマックスベット状態を指令するマックスベットボタンである。
遊技台本体8には、貸出機2に挿入する貸出媒体たるカードから所定度数を引落として貸出処理をさせる貸出スイッチSを構成するメダル貸出ボタン19、貸出機2からカードを排出して返却するカード返却ボタン20、カードの残度数をデジタル表示するカード残高表示器22、クレジットメダルの貯留数をデジタル表示する貯留メダル枚数表示器23を具備する。
貸出機2は、カード発券機能をも有するもので、紙幣の投入により貸出機本体40の内部にストックした磁気カードにカード番号及び有価価値としての度数を記録してカード挿排口49に搬出する。また、貸出機2は、自機又は他の貸出機や発券専用機で発券したカードをも受付可能としており、カード挿排口49から挿入されたカードから記録度数を読み取る。44は貸出機2の動作状態報知用の表示ランプ、45は千円、五千円、一万円の紙幣挿入口、46はつり銭紙幣の返却口、47はカードの度数すなわち額面を選択する複数の金額選択ボタン、48はカード挿排口49からカードを貸出機本体40の内部に取り込むカード投入ボタンである。
図2に示すように、遊技台本体8の内部には、メダル投入口12から投入されたメダルをメダルガイド28を介して受入れる所定容量のメダルホッパー35、該ホッパー35のメダルをメダル払出口25(図1)から受皿26(図1)に排出するモータドライブディスク方式のメダル送出機構37をもつメダル払出装置36を備える。クレジットの上限を超えて賞メダル等が生じた場合、メダル払出装置36を駆動して受皿26にメダルが払出される。
図3は、遊技台1及び貸出機2の電気的構成を簡略化して示す。遊技台1の制御部55は、遊技制御用のCPU、そのプログラムROM及びワーキングRAM等を具備する。貸出機2の制御部65は、カード及び貸出処理用のCPU、そのプログラムROM及びワーキングRAM等を具備する。
遊技台1の制御部55には、マックスベット状態を実現するとクレジット手段Cの貯留上限数(50)を越えない仮想上限数内(53以内)で貸出処理を許容する貸出許容手段A、仮想上限数を越えることとなる貸出処理を停止する貸出停止手段K、貯留上限数(50)を越えることとなる貸出処理の完了前にマックスベット状態とする掛け遊技媒体引落し手段Mをプログラム上で構築している。
また、遊技台1の制御部55には、メダル投入口12からの投入メダルを検出するメダル投入センサ56、ベットボタン13、スタートレバー16、ストップボタン17等を入力している。出力側には、各リール10に直結するステッピングモータ制御部から成るリール駆動部57、メダル払出装置36、貯留メダル枚数表示器23、各種演出に用いる表示器ランプ類58等を接続し、これらの作動を制御している。
また、遊技台1の制御部55は、中継基板59を介して貸出機2の制御部65の入出力インターフェース回路66と次の1)〜4)を含む信号線路で結び、貸出機2からの貸出要求を受付ける貸出受付手段Rを構成している。
1)Hレベル時は貸出機2からの貸出要求を受入れ不可、Lレベル時は同貸出要求を受入れ可とする貸出可能信号PRDYを貸出機2に出力している。
2)メダル貸出ボタン19の操作によりHからLレベルに落ちて貸出機2が貸出要求状態にあることが知らされる貸出状態信号BRDYを貸出機2から入力している。
3)1度数例えば100円分5枚のメダル貸出要求の都度、HからLレベルに落ちて単位加算数5枚分のクレジットアップが要求される貸出要求信号BRQを貸出機2から入力している。
4)貸出要求信号BRQのLレベル受信から所定時間後にHからLレベルに落ち、さらに所定時間後Hレベルに復帰して貸出要求を受信したことを通知する貸出了解信号EXSを貸出機2に出力している。
遊技台1側のメダル貸出ボタン19、カード返却ボタン20、カード残高表示器22は、中継基板61を介して貸出機2の制御部65に接続し、貸出機2の制御下に置いている。
貸出機2の制御部65には、金額選択ボタン47、カード投入ボタン48等を入力し、表示ランプ44、カードの取込み及び排出を行うカード搬送部69、紙幣の取込み及び排出を行う紙幣搬送部72、カード情報の読み書きを行うカードリードライタ73等の各作動を制御乃至監視制御している。また、インターフェース回路71を介してホールコンピュータと結んでいる。貸出機2、貸出受付手段R、メダル貸出ボタン19等によりメダルの貸出手段Wを構成している。メダル貸出ボタン19の一回の押下により、カード残度数の範囲内で例えば10度数50枚(1000円分)のメダルを、1度数5枚ずつに分けて貸出す仕様にしている。
図4は、遊技台1側での貸出通信処理の詳細を示す。清算ボタン18による清算中等でなくクレジット可能な貯留装置使用状態で(S1)、クレジットの内部貯留数がクレジットの貯留上限数(50)から単位加算数となる1度数枚数(5)を引いた値(45)以下で(S2)、且つ貸出機2が接続されていること(S3)が貸出処理を受付ける前提となる。これら前提を一つでも欠く場合、貸出可能信号PRDY及び貸出了解信号EXSをHレベルにする貸出禁止処理を経て処理を終える(S4)。
ステップS3に続いて、貸出可能信号PRDYをLレベルにした後(S5)、メダル貸出ボタン19の押下による貸出機2からの貸出状態信号BRDYのLレベルを検知すると(S6)、メダルブロッカーをオフしてメダル投入口12からの投入メダルをダイレクトに受皿26に排出する状態にして手入れによるクレジットアップを不可とする(S7)。
続いて、規定時間内に貸出機2からの貸出要求信号BRQがLレベルとなり(S8)、該Lレベルが規定時間継続すると(S9)、貸出了解信号EXSをLレベルに落す(S10)。続いて、規定時間内に貸出要求信号BRQがHレベルに復帰したことを検出し、この規定時間内の検出を条件とすることで貸出要求の真正を確認した後に(S11)、クレジットの内部貯留数に単位加算数たる1度数枚数5を加算し(S12)、規定時間経過後(S13)、貸出了解信号EXSをHレベルに復帰させる(S14)。尚、貸出機2側でのカードに対する1度数の減算は、遊技台1側で5枚が加算される時期に合わせ、貸出要求信号BRQをLからHレベルに復帰させる際にしているが、貸出了解信号EXSがLからHレベルに復帰されたときにしてもよい。
次に、クレジットの加算後の内部貯留数が貯留上限数(50)から1度数枚数(5)を引いた値(45)を越えるか否か判定し(S20)、越えない場合(Noの場合)、貸出すべき規定度数の貸出しが完了することにより貸出状態信号BRDYがHレベルとなるまで、規定時間の監視下で貸出要求信号BRQがLレベルに落ちるのを待ち、次の貸出要求信号BRQのLレベル検知により、ステップS9〜14及びステップS20の処理を繰り返す(S15,S16,S17)。尚、規定時間の監視条件違背のとき、エラー処理に移行する(S8,S9,S11,S17)。
貸出処理が終盤になり、ステップS20の判定で内部貯留数が45を越えるYesの場合、掛けメダルが最大掛け数に達しているマックスベット状態か否かを判定し(S21)、Noの場合、クレジットの内部貯留数から最大掛け数に満たない空きを埋める分のメダルを引落して(S22)、マックスベット状態を実現する(S23)。
続いて、マックスベットのための引落し後の内部貯留数が貯留上限数(50)から1度数枚数(5)を引いた値(45)を越えるか否か判定する(S24)。
該ステップS24の判定における左辺の(内部貯留数)引落し後は、ステップS22より「内部貯留数−掛けメダルの空き」であるから、S24の式は、
「内部貯留数−掛けメダルの空き>貯留上限数−1度数枚数」、これを変形すると、
「内部貯留数 + 1度数枚数 >貯留上限数+掛けメダルの空き」となり、
右辺は、マックスベットを実現して最大掛け数とする引落し分を含めた仮想上限数となる。そして、この仮想上限数を越えない場合には(S24のNo判定)、ステップS15に戻り、次の貸出要求を受入れて、さらに1度数枚数5枚の追加算を許容する。
ステップS21においてマックスベット状態でYesの場合、又は、ステップS24において仮想上限数を越えることとなるYesの場合、貸出可能信号PRDYをHレベルにして貸出機2側に貸出処理を停止すべき旨を通知し、貸出処理を停止させる(S25)。
図7の例1に示すように、メダル貸出ボタン19が操作され貸出状態信号BRDYがLとなる初期のクレジットの内部貯留数が例えば1、掛けメダル数が0の場合、9回の単位加算により46枚となった後、マックスベットにより3枚引落して43枚に減らし、この後、更に1度数枚数5枚を追加算し、最終的にクレジットの内部貯留数は48枚、掛けメダル数は3枚となり、10度数分(1000円分)のキリの良い貸出がされる。この貸出処理時に貯留上限数50は越えず、メダル払出装置36の作動もない。
尚、図4において、ステップS20のYesから抜けて貸出処理が停止される他に、ステップS16のYesから抜けて貸出機2側からの貸出状態信号BRDY=Hに基づいて終了する場合も、ステップS20の前置により、クレジットの貯留上限数50は勿論越えず、メダル払出装置36も作動しない。ステップS16から貸出処理が終了した場合、メダル掛け状態でスタートレバー16を操作することにより貸出可能信号PRDYはHレベルとなる。尚、ステップS16のYesの後、マックスベット状態を自動的に実現する処理を介在させても良い。
図4において、ステップS20,S24により貸出許容手段Aを構成し、ステップS24,S25により貸出停止手段Kを構成し、ステップS21,S22,S23により掛け遊技媒体引落し手段Mを構成する。
図5は、実施例2に係る遊技台1側での貸出通信処理の詳細を示す。図4のものでは、最後の1度数枚数の貸出前にマックスベットをし、改めて最後の1度数枚数5をクレジットに加算する仕様にしたが、図5のものは、最後の1度数枚数の貸出をマックスベットによる引落し分とクレジットへの加算分とに分けて同時処理する仕様にしている。
貸出処理終盤のステップS20のYes判定後、ステップS21によるマックスベット状態にないNo判定の場合、ステップS31にて、
「内部貯留数−掛けメダルの空き>貯留上限数−1度数枚数」、これを変形して、
「内部貯留数 + 1度数枚数 >貯留上限数+掛けメダルの空き」を判定し、
右辺のマックスベットを実現して最大掛け数とする引落し分を含めた仮想上限数を越えない場合(S31のNo判定)、フラグに1をセットした後(S32)、ステップS15に戻す。
ステップS12の内部貯留数の加算前に、フラグが1かを判定し(S30)、フラグ1の場合、クレジットの内部貯留数に、1度数枚数5枚からマックスベットに使われる掛けメダルの空き数を引いた数を加算し(S33)、次にマックスベットを実現し(S34)、フラグを0にクリアしてステップS13に移行するようにしている。他は、図4のものと同様である。
図7の例2に示すように、例1と同じ初期条件下、図5の処理によれば、9回の単位加算により46枚となった後、最後の1度数枚数の貸出処理により、クレジットの内部貯留数は48枚、掛けメダル数は3枚となる。同様に、10度数分(1000円分)のキリの良い貸出がされ、この貸出処理時に貯留上限数50は越えず、メダル払出装置36の作動もない。
図5において、ステップS20,S21,S30〜35により貸出許容手段Aを構成し、ステップS31,S25により貸出停止手段Kを構成し、ステップS34により掛け遊技媒体引落し手段Mを構成する。
図6は、実施例3に係る遊技台1側での貸出通信処理の詳細を示す。図6のものでは、貸出処理序盤でマックスベットを実現する仕様にしている。
貸出処理開始時にクレジットに残る初期内部貯留数に対する引落しを含むため、図4又は図5のステップS2に代え、クレジットの内部貯留数から掛けメダルの空きを引いた値がクレジットの貯留上限数(50)から単位加算数となる1度数枚数(5)を引いた値(45)以下の場合に貸出処理を受付ける(S200)。
ステップS7の後、クレジットの内部貯留数が1以上で(S71)、且つ掛けメダルに空きの有るマックスベット状態でない場合(S72)は、内部貯留数の残貯留範囲内で掛けメダルの空きを埋め、内部貯留数からその空きに対する初期充当分を減算した後(S73)、ステップS8に移行させる。尚、ステップS73の前に貸出可能信号PRDYを一旦Hレベルにし、ステップS73の後に同PRDYをLレベルに戻すようにしてもよい。クレジットの初期内部貯留数が0の場合や既にマックスベット状態にある場合は、初期充当の処理を経ることなく、ステップS8に移行させる。既にマックスベット状態にあるというのは、貸出ボタン19の押下操作前にベットボタン13を押したかメダル投入口12からメダルを手入れしたか、前遊技で所謂リプレイ入賞があった場合等である。
ステップS12による1度数枚数5枚の加算後、ステップS14で貸出了解信号EXSをHレベルに復帰させた後、再度マックスベット状態かを判定し(S74)、未だマックスベット状態にない場合は、更新後の内部貯留数により掛けメダルの空きを埋め、内部貯留数からその空きに対する追加充当分を減算した後(S75)、ステップS20に移行させる。
ステップS20の左辺の内部貯留数は、ステップS73の空き初期充当分とステップS75の空き追加充当分とを減じた「内部貯留数−掛けメダルの空き」であり、ステップS20の式は、
「内部貯留数−掛けメダルの空き>貯留上限数−1度数枚数」、これを変形して、
「内部貯留数 + 1度数枚数 >貯留上限数+掛けメダルの空き」となる。
そして、右辺のマックスベットを実現して最大掛け数とする引落し分を含めた仮想上限数を越えない場合(S20のNo判定)、ステップS15に移行させ、貸出処理を許容する。一方、仮想上限数を越える場合(S20のYes判定)、ステップS25により貸出可能信号PRDYをHレベルにして貸出処理を停止する。他は、図4、5と同様である。
図7の例3−1に示すように、例1、2と同じ初期条件下、図6の処理によれば、クレジットの初期内部貯留数1枚から初期充当分1枚が引落され、次の1度数枚数の加算後に追加充当分2枚が引落されてマックスベット状態となる。このときクレジットの内部貯留数は3となる。10回目の単位加算後、クレジットの内部貯留数は48枚、勿論掛けメダル数は3枚となる。同様に、10度数分(1000円分)のキリの良い貸出がされ、この貸出処理時に貯留上限数50は越えず、メダル払出装置36の作動もない。
図7の例3−2に示すように、初期条件を変え、クレジットの初期内部貯留数が例えば4の場合は、初期充当のみでマックスベット状態となり、更に内部貯留数に1が余る。このときには、9度数分の加算後にクレジットの内部貯留数は46枚に達し、掛けメダルの空きも既にないため、キリは悪いが貸出処理は停止される。図4、5の処理でも、マックスベットの時期が異なるだけで、この初期条件では46枚に止まる。
ただし、この場合にも、貸出機2側のカード度数は実際に貸出した9度数のみが減算され、遊技者に不利益は生じないし、メダル払出装置36の作動もない。本来的に、貸出ボタン19が操作されるのは、クレジットが1か2となり、3枚掛け遊技ができなくなったときにされることが多いため、ケースとしては少ないものでもある。
図6において、ステップS71〜75により掛け遊技媒体引落し手段Mを構成し、この掛け遊技媒体引落し手段Mの後のステップS20により貸出許容手段Aを構成し、ステップS20,S25により貸出停止手段Kを構成する。
以上の貸出ボタン19の操作に伴う貸出時のクレジットからの掛けメダルの自動引落し時には、ベットボタン13を押すことによる引落しと同様、掛け数に応じて有効化される入賞ラインLに対応したラインランプE1,E2,E3(図1)を順次点灯させると共に、スピーカ等から疑似メダル投入音を出音させ、メダル掛けが正にされていることが遊技者に明示される。
尚、貸出ボタン19は一度に10度数貸出す仕様にする他、10度数以下で任意に定めてよいし、複数の度数貸出ボタンで構成してもよい。また、クレジットの上限が50以上の例えば250なら、この上限に合わせて10度数以上の例えば50度数を一度に貸出すものとしてもよい。
本発明遊技装置の正面図。 同遊技装置を構成する遊技台の内部正面図。 同遊技装置の制御回路ブロック図。 同遊技装置の実施例1に係る要部フローチャート。 同遊技装置の実施例2に係る要部フローチャート。 同遊技装置の実施例3に係る要部フローチャート。 同遊技装置の要部タイミングチャート。
符号の説明
1 遊技台、2 遊技媒体貸出機、
A 貸出許容手段、C クレジット手段、K 貸出停止手段、
M 掛け遊技媒体引落し手段、R 貸出受付手段、W 貸出手段

Claims (6)

  1. 有価価値に基づいて遊技媒体の貸出処理を複数回に分けて要求し、各要求に対して遊技媒体の貸出処理を行い、貸出された遊技媒体を掛け遊技媒体に引落し可能な電子データとして内部貯留する遊技装置において、
    全ての要求に対する遊技媒体の貸出処理が完了するまでに貸出処理により更新される内部貯留数が貯留上限数を越える見込みであるも、掛け遊技媒体数の空きを内部貯留された遊技媒体の引落しにより埋めて最大掛け数にすると前記貯留上限数を越えない場合、最大掛け数とする引落し分を含めた仮想上限数内で貸出処理を許容する貸出許容手段、
    前記仮想上限数を越えることとなる貸出処理を停止する貸出停止手段、
    前記貯留上限数を越えることとなる貸出処理の完了前に掛け遊技媒体の空きを埋めて最大掛け数とする掛け遊技媒体引落し手段
    を設けたことを特徴とする遊技装置。
  2. 前記有価価値が有価価値記憶媒体の記憶データ又は貨幣から供される請求項1記載の遊技装置。
  3. 遊技媒体貸出機から複数回に分けて要求を受けて各要求に対して遊技媒体の貸出処理を行い、貸出された遊技媒体を掛け遊技媒体に引落し可能な電子データとして内部貯留する遊技装置において、
    全ての要求に対する遊技媒体の貸出処理が完了するまでに貸出処理により更新される内部貯留数が貯留上限数を越える見込みであるも、掛け遊技媒体数の空きを内部貯留された遊技媒体の引落しにより埋めて最大掛け数にすると前記貯留上限数を越えない場合、最大掛け数とする引落し分を含めた仮想上限数内で貸出処理を許容する貸出許容手段、
    前記仮想上限数を越えることとなる貸出処理を停止する貸出停止手段、
    前記貯留上限数を越えることとなる貸出処理の完了前に掛け遊技媒体の空きを埋めて最大掛け数とする掛け遊技媒体引落し手段
    を設けたことを特徴とする遊技装置。
  4. 前記貸出許容手段は、前記貯留上限数を越えることとなる貸出処理前に、前記掛け遊技媒体引落し手段を作動させ、この作動後に貸出処理を再開させる仕様をもつ請求項1〜3何れか一記載の遊技装置。
  5. 前記貸出許容手段は、前記貯留上限数を越えることとなる貸出処理により貯留しようとする遊技媒体数の一部であって前記掛け遊技媒体引落し手段の作動により引落す以外の分を内部貯留数の更新に充てる仕様をもつ請求項1〜3何れか一記載の遊技装置。
  6. 前記掛け遊技媒体引落し手段は、貸出処理の開始時に残る初期内部貯留数に対する引落し処理を含む仕様をもつ請求項1〜3何れか一記載の遊技装置。
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