JP2005287269A - 線状部材保護管 - Google Patents

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Abstract

【課題】 線状部材に合せて長さの調節が容易にでき、取付け作業が簡単な線状部材保護管を供する。
【解決手段】 可撓性を有し蛇腹状に形成された短尺の分割管2が複数連結されて内部に挿入される線状部材を保護する線状部材保護管1であって、分割管2は一方の開口端部に切り込み2aが母線に沿って形成されるとともに、他方の開口端部外周面に突条2bが母線に沿って形成され、分割管2の切り込み2aを有する端部に別の前記分割管2の突条2bを有する端部を挿入し、互いの蛇腹の山部と山部および谷部と谷部を嵌合し、かつ一方の分割管2の切り込み2aに他方の分割管2の突条2bを嵌合して連結する線状部材保護管。
【選択図】 図1

Description

本発明は、1本以上のワイヤやケーブルなどの線状部材を覆って保護する線状部材保護管に関する。
この種の保護管としては、長尺管状の保護管により線状部材を覆って保護することが行われていた(例えば、特許文献1参照)。
特表2000−505533
特許文献1に記載されたものは、長尺の保護管の母線に沿って全長に亘り割れ目を有し、対向して割れ目を構成する両縁部の一方の縁部から延出したタングが長手方向に連続的に形成されて、同タングが他方の端縁の内側に入り込んだ構造をしている。
屈曲等何らかの原因で割れ目が拡大しても、タングが開口を塞ぎ、内部の電線等が抜け出すことを防止している。
しかし、保護管は長尺であるので、挿入する線状部材の長さに合せて現場で切断して取りつける必要があるとともに、保護管の割れ目から線状部材を挿入する場合、タングの長さ分まで割れ目を大きく押し広げなければならず、それも長尺であるので、作業が極めて困難となり、何らかの専用の治具等を必要としたりして非常に作業性が良くない。
本発明は、かかる点に鑑みなされたもので、その目的とする処は、線状部材に合せて長さの調節が容易にでき、取付け作業が簡単な線状部材保護管を供する点にある。
上記目的を達成するために、本請求項1記載の発明は、可撓性を有し蛇腹状に形成された短尺の分割管が複数連結されて内部に挿入される線状部材を保護する線状部材保護管であって、前記分割管は一方の開口端部に切り込みが母線に沿って形成されるとともに、他方の開口端部外周面に突条が母線に沿って形成され、前記分割管の切り込みを有する端部に別の前記分割管の突条を有する端部を挿入し、互いの蛇腹の山部と山部および谷部と谷部を嵌合し、かつ一方の前記分割管の切り込みに他方の前記分割管の突条を嵌合して連結する線状部材保護管とした。
短尺の分割管を連結して線状部材保護管を構成するので、線状部材の長さに合せて使用する分割管の数を決めることで、適正な長さの線状部材保護管を容易に構成することができ、作業性が良い。
分割管の連結に際して、互いの蛇腹の山部と山部および谷部と谷部が嵌合されて連結されるが、この嵌合する山部および谷部の数を変えることでも連結される線状部材保護管の全長を微調整することができる。
線状部材がどのように配線されようと、線状部材に分割管を1つずつ線状部材に沿って嵌挿し互いに連結していくことで、適正な長さの線状部材保護管を構成して線状部材に簡単に取付けることができる。
互いの蛇腹の山部と山部および谷部と谷部を嵌合し、かつ一方の分割管の切り込みに他方の分割管の突条を嵌合して連結するので、互いの軸方向の動きも相対的回動も規制されて、弾性による両分割管の密着性が高く互いに外れ難い構造である。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の線状部材保護管において、前記分割管の切り込みを有する開口端部の蛇腹における谷部が軸方向外端側に残され、同谷部より内側の山部が前記切り込みを形成する部分を除いて欠損されたことを特徴とする。
一方の分割管の切り込みを有する端部に他方の分割管の突条を有する端部を挿入する際に、一方の分割管の開口端部の蛇腹の山部が欠損された空隙部に、他方の分割管の開口端部の蛇腹の山部が嵌合するように連結することで、連結部の互いに重なり合う面積を小さくして連結部での屈曲も容易とし、線状部材の配線の自由度を阻害することなく線状部材の形状に忠実に沿って線状部材保護管を取付けることができる。
請求項3記載の発明は、可撓性を有し蛇腹状に形成された短尺の分割管が複数連結されて内部に挿入される線状部材を保護する線状部材保護管であって、前記分割管は切り込みが母線に沿って全長に亘り形成されるとともに、一方の開口端部外周面に前記切り込みから可及的に離れて突条が母線に沿って形成され、前記分割管の端部に別の前記分割管の突条を有する端部が挿入され、互いの蛇腹の山部と山部および谷部と谷部が嵌合され、かつ一方の前記分割管の切り込みに他方の前記分割管の突条が嵌合されて連結される線状部材保護管である。
短尺の分割管を連結して線状部材保護管を構成するので、線状部材の長さに合せて使用する分割管の数を決めることで、適正な長さの線状部材保護管を容易に構成することができ、作業性が良い。
分割管の連結に際して、互いの蛇腹の山部と山部および谷部と谷部が嵌合されて連結されるが、この嵌合する山部および谷部の数を変えることでも連結される線状部材保護管の全長を微調整することができる。
分割管は短尺であるので、分割管の切り込みを開いて線状部材を内部に挿入するようにして分割管を線状部材に被せることが容易にでき、線状部材がどのように配線されようと、分割管を1つずつ線状部材に被せ連結していくことで、適正な長さの線状部材保護管を構成して線状部材に簡単に取付けることができる。
線状部材保護管において、各分割管の切り込みの一端は他の分割管の端部内に挿入されて閉じられた状態で維持され、残りの開くことが可能な切り込み部は短尺であるので、分割管が屈曲して多少切り込みが開いたとしても僅かであり、線状部材が抜け出すことは防止できる。
互いの蛇腹の山部と山部および谷部と谷部が嵌合され、かつ一方の分割管の切り込みに他方の分割管の突条が嵌合されて連結されるので、互いの軸方向の動きも互いの回動も規制されて、弾性による両分割管の密着性が高く互いに外れ難い構造である。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の線状部材保護管において、前記分割管の一方の開口端部の蛇腹における谷部が軸方向外端側に残され、同谷部より内側の山部が前記切り込みを形成する部分を除いて欠損されたことを特徴とする。
一方の分割管の切り込みを有する端部に他方の分割管の突条を有する端部を挿入する際に、一方の分割管の開口端部の蛇腹の山部が欠損された空隙部に、他方の分割管の開口端部の蛇腹の山部が嵌合するように連結することで、連結部の互いの重なり合う面積を小さくして連結部での屈曲も容易とし、線状部材の配線の自由度を阻害することなく線状部材の形状に忠実に沿って線状部材保護管を取付けることができる。
以下、本発明に係る一実施の形態について図1ないし図4に基づき説明する。
本実施の形態に係る線状部材保護管1を構成する分割管2は、可撓性を有する樹脂製であり、山部と谷部が交互に形成された蛇腹状をなす短尺管であり、管状を維持したまま外力で容易に屈曲する。
図1および図2に示すように、分割管2は、一方の開口端部が谷部をなし他方の開口端部が山部をなし、谷部をなす開口端部に切り込み2aが母線に沿って形成され、山部をなす開口端部外周面には突条2bが母線に沿って形成されている。
切り込み2aと突条2bは、互いに周方向に180度ずれた位置関係にあり、切り込み2aは、軸方向に開口端部の谷部からそれに連なる山部さらにそれに連なる谷部の中間あたりまで形成されており、同様に突条2bも開口端部の山部からそれに連なる谷部さらにそれに連なる山部の中間あたりまで形成されている。
このような分割管2を連結する場合は、一方の分割管2の切り込み2aのある開口端部内に他方の分割管2の突条2bのある開口端部を挿入する。
被挿入側分割管2の開口端部は切り込みがあるので、挿入側分割管2の開口端部の山部により押し開かれ、同挿入側分割管2の山部は拡径した被挿入側分割管2の谷部を超えて山部の内周面凹部に嵌入し、山部と山部および谷部と谷部が嵌合する。
この状態では、被挿入側分割管2の切り込み2aと挿入側分割管2の突条2bとを必ずしも一致させなくともよく、一致させていない場合は、両分割管2,2を相対的に回動すると、被挿入側分割管2の切り込み2aに挿入側分割管2の突条2bを嵌合させることが簡単にでき、こうして両分割管2,2が連結される(図3,図4参照)。
もちろん当初より被挿入側分割管2の切り込み2aと挿入側分割管2の突条2bとが一致するように位置決めして被挿入側分割管2に挿入側分割管2を挿入して連結してもよい。
しかし、前記したように、切り込み2aと突条2bの位置決めをすることなく被挿入側分割管2に挿入側分割管2を挿入し、相対的に回動すれば切り込み2aに突条2bが嵌合して両分割管2,2が完全に連結されるので、当初位置決めしないことから却って作業は簡単である。
こうして両分割管2,2が連結されると、互いの蛇腹の山部と山部および谷部と谷部が嵌合され、かつ一方の分割管2の切り込み2aに他方の分割管2の突条2bが嵌合されて連結されるので、互いの軸方向の動きも相対的回動も規制されて、弾性による両分割管2,2の密着性が高く互いに外れ難い構造である。
複数本のワイヤーの束である線状部材3に、分割管2を1つずつ嵌挿し互いに上記のように連結していくことで、図4に示すように線状部材保護管1を構成して線状部材3に簡単に取付けることができる。
線状部材3がどのように配線されようと、線状部材3に沿って分割管2を1つずつ嵌挿し連結することが簡単にでき、作業性が極めて良い。
分割管2は短尺であるので、ワイヤー束3に嵌挿する分割管2の数を調整することで、ワイヤー束3の長さに合う線状部材保護管1を構成して線状部材3に取付けることができ、切断して長さ調整する必要がなく作業性が良い。
上記の例では分割管の連結に際して、互いの蛇腹の山部と山部および谷部と谷部がそれぞれ1つずつ嵌合するようにしたが、一部の分割管2,2どうしの連結について2つずつ嵌合するように連結すると、すなわち分割管2の開口端部の切り込み2aをより深く形成しておき、被挿入側の分割管2に挿入側の分割管2をより深く挿入すると、線状部材保護管1をいくらか短縮することができる。
このように分割管2,2の互いの蛇腹の山部と山部および谷部と谷部が嵌合する数を変えることで、線状部材保護管1の全長の微調整も簡単にできる。
次ぎに別の実施の形態について図5ないし図7に基づいて説明する。
本実施の形態に係る線状部材保護管11の分割管12は、前記実施の形態の分割管2と一部を除き同じ形状をしており、一方の開口端部には切り込み12aが形成され、他方の開口端部には突条12bが形成されている。
そして、本分割管12は、切り込み12aを有する開口端部の蛇腹における最外端の谷部を残し、その内側に連なる山部が切り込み12aを形成する連結部分12cを除いて欠損されて空隙部12dが形成されている。
したがって、図5および図6に図示するように、切り込み12aを有する開口端部は、最外端の谷部が切り込み12aを形成する連結部分12cを連結部として空隙部12dを存して本体側と連結されている。
一方の分割管12の切り込み12aを有する端部に他方の分割管12の突条12bを有する端部を挿入すると、被挿入側分割管12の開口端部が切り込み12aにより押し開かれ、挿入側分割管12の開口端部の山部が被挿入側分割管12の最外端の拡径した谷部を超えて山部が欠損された空隙部12dに嵌合し、空隙部12dから突出する(図7参照)。
被挿入側分割管12の切り込み12aと挿入側分割管12の突条12bとを一致させていない場合は、両分割管12,12を相対的に回動して、切り込み12aに突条12bを嵌合させる。
こうして両分割管12,12が連結されると、被挿入側分割管12の端部の谷部と谷部の間の空隙部12dに挿入側分割管12の端部の山部が嵌合し、かつ被挿入側分割管12の切り込み12aに挿入側分割管12の突条12bが嵌合されて連結されるので、互いの軸方向の動きも相対的回動も規制されて、弾性による両分割管12,12の密着性が高く互いに外れ難い構造である。
被挿入側分割管12の端部の谷部と谷部の間の空隙部12dに挿入側分割管12の端部の山部が嵌合して両分割管12,12が連結されるので、その連結部において分割管12,12の互いの重なり合う面積が小さく、よって連結部での屈曲も容易であり、線状部材3の配線の自由度を阻害することなく線状部材3に忠実に沿って線状部材保護管11を取付けることができる。
分割管12の蛇腹の端部より順に2つ以上の山部を欠損して谷部と谷部の間の空隙部12dを2つ以上形成して、挿入側分割管12の蛇腹の2つ以上の山部を被挿入側分割管の2つ以上の空隙部12dに嵌合するようにしてもよく、連結部の屈曲性を維持して線状部材保護管11の全長を微調整することができる。
次ぎに、また別の実施の形態について図8ないし図10に基づき説明する。
本実施の形態に係る線状部材保護管21の分割管22は、前記実施の形態と同様に蛇腹状をなす短尺管であるが、図8に示すように母線に沿って形成される切り込み22aが全長に亘って形成されている。
該分割管22の一方の端部外周面に、切り込み22aとは周方向に180度ずれた位置に母線に沿って突条22bが部分的に形成されている。
一方の分割管22の突条22bを有しない端部に他方の分割管22の突条22bを有する端部を挿入すると、被挿入側分割管22の開口端部が切り込み22aにより押し開かれ、挿入側分割管22の開口端部の山部が被挿入側分割管22の拡径した谷部を超えて山部に嵌入し、山部と山部および谷部と谷部が嵌合する(図10参照)。
被挿入側分割管22の切り込み22aと挿入側分割管22の突条22bとを一致させていない場合は、両分割管22,22を相対的に回動して、切り込み22aに突条22bを嵌合させる。
こうして両分割管22,22が連結されると、互いの蛇腹の山部と山部および谷部と谷部が嵌合され、かつ一方の分割管22の切り込み22aに他方の分割管22の突条22bが嵌合されて連結されるので、互いの軸方向の動きも相対的回動も規制されて、弾性による両分割管22,22の密着性が高く互いに外れ難い構造である。
分割管22は短尺であるので、分割管22の切り込み22aを開いて線状部材3を内部に挿入するようにして分割管22を線状部材3に被せることが容易にでき、線状部材がどのように配線されようと、分割管を1つずつ線状部材に被せ連結していくことで、適正な長さの線状部材保護管21を構成して線状部材3に簡単に取付けることができ、作業性が極めて優れている。
なお、いくつかの分割管22を互いの蛇腹の山部と山部および谷部と谷部を嵌合して連結したときに、各分割管22の切り込み22aを互い合せると、連結された分割管22の全長に亘って切り込み22aが連続してできるので、この連続した切り込み22aを開いて線状部材3を内部に挿入するようにして連結された複数の分割管22を同時に線状部材3に被せることもできる。
線状部材3に被せた複数の分割管22は、連結された相互の分割管22,22を相対的に回動して切り込み22aに突条22bを嵌合することになる。
本線状部材保護管21において、順次連結された各分割管22の切り込み22aは、周方向に順次180度ずつ順次ずれて位置し、各分割管22の切り込み22aの一端は他の分割管22の端部内に挿入されて閉じられた状態で維持され、残りの開くことが可能な切り込み部22aは短尺であるので、分割管22が屈曲して多少切り込み22aが開いたとしても開く長さは僅かであり、線状部材が抜け出すことは防止できる。
次ぎに、さらに別の実施の形態について図11ないし図13に基づき説明する。
本実施の形態に係る線状部材保護管31の分割管32は、前記実施の形態の分割管22と一部を除き同じ形状をしており、全長に亘り切り込み32aが形成され、一方の開口端部には突条32bが形成されている(図11参照)。
そして、本分割管32は、突条32bを有しない開口端部の蛇腹における最外端の谷部を残し、その内側に連なる山部が切り込み32aを形成する連結部分32cを除いて欠損されて空隙部32dが形成されている。
したがって、図11および図12に図示するように、突条32bを有しない開口端部は、最外端の谷部が切り込み32aを形成する連結部分32cを連結部として空隙部32dを存して本体側と連結されている。
一方の分割管32の突条32bを有しない端部に他方の分割管32の突条32bを有する端部を挿入すると、被挿入側分割管32の開口端部が切り込み32aにより押し開かれ、挿入側分割管32の開口端部の山部が被挿入側分割管12の最外端の拡径した谷部を超えて山部が欠損された空隙部32dに嵌合し、空隙部32dから突出する(図13参照)。
被挿入側分割管32の切り込み32aと挿入側分割管32の突条32bとを一致させていない場合は、両分割管32,32を相対的に回動して、切り込み32aに突条32bを嵌合させる。
こうして両分割管32,32が連結されると、被挿入側分割管32の端部の谷部と谷部の間の空隙部32dに挿入側分割管32の端部の山部が嵌合し、かつ被挿入側分割管32の切り込み32aに挿入側分割管32の突条32bが嵌合されて連結されるので、互いの軸方向の動きも相対的回動も規制されて、弾性による両分割管32,32の密着性が高く互いに外れ難い構造である。
被挿入側分割管32の端部の谷部と谷部の間の空隙部32dに挿入側分割管32の端部の山部が嵌合して両分割管32,32が連結されるので、その連結部において分割管32,32の互いに重なり合う面積が小さく、よって連結部での屈曲も容易であり、線状部材3の配線の自由度を阻害することなく線状部材3の形状に忠実に沿って線状部材保護管31を取付けることができる。
本線状部材保護管31も各分割管32が全長に亘って切り込み32aを有するので、切り込み32aを開いて線状部材3を内部に挿入するようにして分割管32を線状部材3に被せることが容易にでき、線状部材がどのように配線されようと、分割管を1つずつ線状部材に被せ連結していくことで、適正な長さの線状部材保護管31を構成して線状部材3に簡単に取付けることができ、作業性が極めて優れている。
分割管32の蛇腹の端部より順に2つ以上の山部を欠損して谷部と谷部の間の空隙部32dを2つ以上形成して、挿入側分割管32の蛇腹の2つ以上の山部を被挿入側分割管の2つ以上の空隙部32dに嵌合するようにしてもよい。
本発明の一実施の形態に係る線状部材保護管を分解した状態の分割管の斜視図である。 同分割管の連結直前の部分断面図である。 同分割管の連結状態の部分断面図である。 同線状部材保護管により線条部材を保護した状態を示す斜視図である。 別の実施の形態に係る線状部材保護管を分解した状態の分割管の斜視図である。 同分割管の連結直前の部分断面図である。 同分割管の連結状態の部分断面図である。 また別の実施の形態に係る線状部材保護管を分解した状態の分割管の斜視図である。 同分割管の連結直前の部分断面図である。 同分割管の連結状態の部分断面図である。 さらに別の実施の形態に係る線状部材保護管を分解した状態の分割管の斜視図である。 同分割管の連結直前の部分断面図である。 同分割管の連結状態の部分断面図である。
符号の説明
1…線状部材保護管、2…分割管、3…線条部材、
11…線状部材保護管、12…分割管、12a…切り込み、12b…突条、12c…連結部分、12d…空隙部、
21…線状部材保護管、22…分割管、22a…切り込み、22b…突条、
31…線状部材保護管、32…分割管、32a…切り込み、32b…突条、32c…連結部分、32d…空隙部。

Claims (4)

  1. 可撓性を有し蛇腹状に形成された短尺の分割管が複数連結されて内部に挿入される線状部材を保護する線状部材保護管であって、
    前記分割管は一方の開口端部に切り込みが母線に沿って形成されるとともに、他方の開口端部外周面に突条が母線に沿って形成され、
    前記分割管の切り込みを有する端部に別の前記分割管の突条を有する端部を挿入し、互いの蛇腹の山部と山部および谷部と谷部を嵌合し、かつ一方の前記分割管の切り込みに他方の前記分割管の突条を嵌合して連結することを特徴とする線状部材保護管。
  2. 前記分割管の切り込みを有する開口端部の蛇腹における谷部が軸方向外端側に残され、同谷部より内側の山部が前記切り込みを形成する部分を除いて欠損されたことを特徴とする請求項1記載の線状部材保護管。
  3. 可撓性を有し蛇腹状に形成された短尺の分割管が複数連結されて内部に挿入される線状部材を保護する線状部材保護管であって、
    前記分割管は切り込みが母線に沿って全長に亘り形成されるとともに、一方の開口端部外周面に前記切り込みから可及的に離れて突条が母線に沿って形成され、
    前記分割管の端部に別の前記分割管の突条を有する端部が挿入され、互いの蛇腹の山部と山部および谷部と谷部が嵌合され、かつ一方の前記分割管の切り込みに他方の前記分割管の突条が嵌合されて連結されることを特徴とする線状部材保護管。
  4. 前記分割管の一方の開口端部の蛇腹における谷部が軸方向外端側に残され、同谷部より内側の山部が前記切り込みを形成する部分を除いて欠損されたことを特徴とする請求項3記載の線状部材保護管。

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