JP4541287B2 - ハーネス保護チューブの長さ調整構造とそれを備えた給電装置 - Google Patents

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本発明は、屈曲性のコルゲートチューブ等のハーネス保護チューブの切断長さのばらつきを吸収するハーネス保護チューブの長さ調整構造とそれを備えた給電装置に関するものである。
図5〜図6は、従来のハーネス保護チューブの配索構造とそれを備えた給電装置の一形態を示すものである(例えば特許文献1参照)。図5は自動車のスライドドアの閉じ時の状態、図6はスライドドアの半開状態をそれぞれ示している。
この給電装置50は、スライドドア41に配設され、ワイヤハーネス43を屈曲自在に収容する合成樹脂製のプロテクタ42と、プロテクタ内でワイヤハーネス43を上向きに付勢する金属製の板ばね44とを備えたものである。
プロテクタ42はプロテクタベース(符号42で代用)とプロテクタカバー(図示せず)とで構成され、プロテクタベースとプロテクタカバーはそれぞれ対向する垂直な基壁51と外周の周壁52とを有し、プロテクタカバーは係止手段でプロテクタベースに係止され、プロテクタベースがボルト56や係止クリップでスライドドア41のパネルに固定されている。
板ばね44の下端部がワイヤハーネス43と共にプロテクタ42の前端下部側のハーネス固定部材55で固定され、板ばね44の先端側がワイヤハーネス43を摺接自在に支持している。板ばね44の先端には合成樹脂製のキャップ49が装着され、キャップ49でワイヤハーネス43が安定に支持される。
ワイヤハーネス43は複数本の電線43aを合成樹脂製のコルゲートチューブ40で覆って構成され、コルゲートチューブ40の前端下部が、円内の拡大図に示すように、プロテクタ42内の固定部材55で固定されている。コルゲートチューブ40は周方向の凹溝40aと凸条40bとを交互に有して良好な屈曲性を発揮するものであり、凹溝40aに固定部材55の内面のリブ55aが係合してコルゲートチューブ40が位置決め固定されている。
ワイヤハーネス43の一方の電線部分43aはプロテクタ42の前部から導出されてスライドドア側の補機に接続される。ワイヤハーネス43の他方のコルゲートチューブ部分40はプロテクタ42の長形の下部開口45からドア開時の渡り空間を経て車両ボディ47のステップ(スカッフプレート)48側のハーネス固定具53にかけて揺動自在に配索され、他方の電線部分43bはコルゲートチューブ40内を通ってハーネス固定具53から車両ボディ側に導出されて電源側のワイヤハーネス(図示せず)にコネクタ接続されている。プロテクタ42は合成樹脂製のドアトリム(図示せず)で覆われて隠され、ドアトリムの下端の開口からワイヤハーネス43が車両ボディ側に導出される。
ハーネス固定具53は、コルゲートチューブ40を保持するインナ部材53aと、インナ部材53aを回転自在に保持するアウタ部材53bとで構成され、スライドドア41の開閉に伴うワイヤハーネス43の揺動時の捩れを吸収する。インナ部材53aはプロテクタ内の固定部材55と同様にコルゲートチューブ40の凹溝40aに係合するリブ(55a)を有している。
図5のスライドドア41の全閉状態でワイヤハーネス43は後方へ引っ張られ、図6のスライドドア41の開き状態でワイヤハーネス43は前方へ引っ張られ、特にスライドドア41の半開状態でワイヤハーネス43は下向きに弛もうとするが、板ばね44で上向きに付勢されて弛み(余長)が吸収され、垂れ下がりによる挟み込み等が防止される。
図7は、従来のハーネス保護チューブの配索構造とそれを備えた給電装置の一形態を示すものである(特許文献2参照)。
この給電装置57は、合成樹脂製のプロテクタ58内でワイヤハーネス59をループ状に屈曲させて配索し、スライドドアの開閉に伴ってワイヤハーネス59のループ部60を拡縮させてハーネス余長を吸収させるものである。前例のような板ばね44は使用していない。
ワイヤハーネス59はプロテクタ58内で柔軟な網状チューブ61で覆われて屈曲自在であり、プロテクタ58から車両ボディ側のハーネス固定具53にかけて合成樹脂製のコルゲートチューブ40で覆われて外部との干渉や雨水等から保護されている。
網状チューブ61とコルゲートチューブ40とは連結部材62で相互に連結されている。ハーネス固定具53は前例と同様のものである。プロテクタ58内で網状チューブ61で覆われたハーネス部分は上下のローラ63でループ状に支持され、プロテクタ58の垂直な基壁64の孔部65を経てスライドドアに導出されている。
特開2001−354085号公報(図7〜図8) 特開2005−20895号公報(図1〜図3)
しかしながら、上記従来のハーネス保護チューブの配索構造とそれを備えた給電装置にあっては、例えば図5の形態でコルゲートチューブ40の両端部をプロテクタ42内のハーネス固定部材55と車両ボディ側のハーネス固定具53とで固定しているが、コルゲートチューブ40の熱収縮や切断設備能力等によってコルゲートチューブ40の切断長さにばらつきがある場合に、給電用のワイヤハーネス43の長さが規定よりも短くなったり長くなったりして、ワイヤハーネス43の過大な引張や弛み等を生じ兼ねないという懸念があった。
これは、図7の形態においても同様であり、プロテクタ58内の網状チューブ61に続くコルゲートチューブ40の切断長さにばらつきがある場合に、網状チューブ61の端部から車両ボディ側のハーネス固定具53にかけてワイヤハーネス59の長さにばらつきを生じて、上記同様の問題を生じる懸念があった。
上記懸念は、例えば図5の給電装置50において、プロテクタ42内のハーネス固定部材55からコルゲートチューブ40の長手方向中間部までの範囲(前半)で断面長円形(扁平状)のコルゲートチューブを用い、図7の例の符号62と同様の連結部材を介して長手方向中間部から車両ボディ側のハーネス固定具53までの範囲(後半)で断面円形のコルゲートチューブを用いたり、あるいは前半と後半とで使用するコルゲートチューブ40の径を相違させたり(前後のコルゲートチューブは連結部材62で連結する)、前半にコルゲートチューブ40を用い、連結部材62を介して後半に網状チューブ61等の他の保護チューブを用いたりした場合等においても同様に生じ得るものである。また、上記懸念はコルゲートチューブ40に限らず、例えば凹凸のない樹脂チューブや網状チューブ等といった他の保護チューブにおいても同様に生じ得るものである。
本発明は、上記した点に鑑み、保護チューブの長さにばらつきがある場合でも、規定の長さにワイヤハーネスを配索使用することができるハーネス保護チューブの長さ調整構造とそれを備えた給電装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係るハーネス保護チューブの長さ調整構造は、周方向の凸条と凹溝とを長手方向に交互に形成した保護チューブと、内面に複数の突部を該凹溝のピッチで設けた環状の第一の固定部材と、前半の内面に複数の突部を該ピッチで設け、後半の内面に沿って長さ調整用の空間を設けた環状の第二の固定部材とを用い、該保護チューブの前端部の凹溝に該第一の固定部材の突部を係合させ、該保護チューブの後端部の凹溝に該第二の固定部材の突部を係合させると共に、該後端部を該長さ調整用の空間に進入可能として、切断ごとの保護チューブにおける両固定部材間のチューブ長さを一定としたことを特徴とする。
上記構成により、保護チューブの切断長さが規定よりも短い場合は固定部材のチューブ長さ調整用の空間が長く残存し、保護チューブの切断長さが規定よりも長い場合は固定部材のチューブ長さ調整用の空間が短く残存する。このように、長さ調整用の空間で保護チューブの長さのばらつきが吸収される。保護チューブと固定部材とで保護チューブ組立体(外装部材)が構成され、保護チューブの一端から固定部材の他端までの距離(長さ)が製品毎に常に一定に維持される。保護チューブの一端部に、長さ調整空間のない他の固定部材を装着してもよい。固定部材と保護チューブとは突部(リブと凹溝との係合で相互に固定される。保護チューブと固定部材との内側に複数本の電線が挿通されてワイヤハーネスが構成される。
請求項2に係るハーネス保護チューブの長さ調整構造は、周方向の凸条と凹溝とを長手方向に交互に形成した二本の保護チューブと、内面に複数の突部を該凹溝のピッチで設けた環状の第一及び第二の各固定部材と、前後の内面に複数の突部を該ピッチで設け、中間の内面に沿って長さ調整用の空間を設けた環状の第三の固定部材とを用い、第一の保護チューブの前端側の凹溝に該第一の固定部材の突部を係合させ、第二の保護チューブの後端側の凹溝に該第二の固定部材の突部を係合させ、該第一の保護チューブの後端部と該第二の保護チューブの前端部との各凹溝に該第三の固定部材の前後の各突部を係合させると共に、該後端部と該前端部とを該長さ調整用の空間に進入可能として、切断ごとの二本の保護チューブにおける該第一の固定部材と該第三の固定部材との間、及び該第二の固定部材と該第三の固定部材との間の各チューブ長さを一定としたことを特徴とする。
上記構成により、一方及び/又は他方の保護チューブの切断長さが規定よりも短い場合は、固定部材のチューブ長さ調整用の空間が長く残存し、一方及び/又は他方の保護チューブの切断長さが規定よりも長い場合は、固定部材のチューブ長さ調整用の空間が短く残存する。このように、長さ調整用の空間で各保護チューブの長さのばらつきが吸収される。固定部材は両保護チューブを連結する連結部材として作用する。各保護チューブと固定部材とで保護チューブ組立体(外装部材)が構成され、一方の保護チューブの一端から他方の保護チューブの他端までの距離(長さ)が製品毎に常に一定に維持される。一方の保護チューブの一端部や他方の保護チューブの他端部に、長さ調整空間のない他の固定部材を装着してもよい。固定部材と各保護チューブとは突部(リブと凹溝との係合で相互に固定される。各保護チューブと固定部材との内側に複数本の電線が挿通されてワイヤハーネスが構成される。保護チューブの数は二本に限らず、それ以上に設定して、各保護チューブを各固定部材で連結して長く延長させてもよい。
請求項に係る給電装置は、請求項1又は2記載のハーネス保護チューブの長さ調整構造を備える給電装置であって、前記保護チューブと前記固定部材とを含めた保護チューブ組立体がスライド構造体から固定構造体にかけて配索されたことを特徴とする。
上記構成により、保護チューブ組立体の内側を挿通する電線によって車両ボディ等の固定構造体からスライドドア等のスライド構造体に電源が供給される。電線と保護チューブ組立体とでワイヤハーネスが構成される。端末の固定部材は例えばスライド構造体に固定されたり、固定構造体に固定されたりする。また、中間の固定部材は例えばスライド構造体内でワイヤハーネスの二種類ないし二本の保護チューブを相互に連結する。
請求項1記載の発明によれば、保護チューブの長さにばらつきがある場合でも、固定部材によって長さのばらつきを吸収して、規定の長さの外装部材を得ることができる。これにより、例えば自動車の車両ボディ(電源側)からスライドドア等にかけての常時給電を適正な長さのワイヤハーネスで不要な弛みや引張等なく確実に行わせることができる。
請求項2記載の発明によれば、各保護チューブの長さにばらつきがある場合でも、中間の固定部材によって長さのばらつきを吸収して、規定の長さの外装部材を得ることができる。これにより、例えば自動車の車両ボディ(電源側)からスライドドア等にかけての常時給電を適正な長さのワイヤハーネスで不要な弛みや引張等なく確実に行わせることができる。
請求項記載の発明によれば、給電装置におけるワイヤハーネスの長さがばらつきなく常に正確に維持され、ワイヤハーネスの不要な弛みや引張等が防止されて、常時給電の信頼性が向上する。
図1は、本発明に係るハーネス保護チューブの長さ調整構造の一実施形態を示すものである。
ハーネス保護チューブとしては既存の合成樹脂製のコルゲートチューブ1を用いている。コルゲートチューブ(ハーネス保護チューブ)1は周方向の凹溝2と凸条3とを交互にチューブ長手方向に等ピッチで配列して成る屈曲性の良好なものであり、コルゲートチューブ1の両端4,5は切断機(図示せず)で径方向に切断されて凸条3の一部が残った状態となっている。凹溝2と凸条3とはほぼ一定の板厚で内周側も外周側と同様の形状となっている。
コルゲートチューブ1の一端部(図1で右端部)の外周側に合成樹脂製の環状の第一の固定部材6が装着され、コルゲートチューブ1の一端(一端面)4が第一の固定部材6の前端(先端)側の垂直な基準面7に当接した状態で、コルゲートチューブ1の一端部の外周の各凹溝2に第一の固定部材6の内周側のリブ(突部)8が係合している。
また、コルゲートチューブ1の他端部(図1で左端部)の外周側に合成樹脂製の環状の第二の固定部材9が装着され、コルゲートチューブ1の他端(他端面)5は第二の固定部材9の長手方向中間部に自由状態で位置し、コルゲートチューブ1の他端部の外周の各凹溝2に第二の固定部材9の前半の内周側のリブ(突部)10が係合し、第二の固定部材9の後半には長さ調整用の空間11が前半の空間と同じ内径で真直に形成されている。
第二の固定部材の前半側の後端のリブ101と環状の固定部材本体12の後端12aまでの範囲L1がばらつき吸収空間(ばらつき吸収部)として作用する。第一の固定部材6の後端から第二の固定部材9の前端までの距離L2は後述の図2の長さ規定方法によって常に一定に維持される。
前後の各固定部材6,9はコルゲートチューブ1と共に製品(保護チューブ組立体又は外装部材)13として使用され、ワイヤハーネスの一部を構成するものであり(保護チューブ組立体13に複数本の電線を挿通してワイヤハーネスが構成される)、例えば第一の固定部材6の前端から第二の固定部材9の後端までの長さ、すなわち保護チューブ組立体13の全長がワイヤハーネスの要部長さとして規定される。
ワイヤハーネスの要部長さはコルゲートチューブ1の前端4から第二の固定部材9の後端12aまでの長さで規定したり、あるいは第一の固定部材6の後端から第二の固定部材9の前端までの距離L2等で規定することもできる。なお、明細書中で「前後」とは説明の便宜上のものであり、必ずしもワイヤハーネスの配索方向と一致するものではない。
各固定部材6,9は分割可能に形成され、一方の分割固定部材と他方の分割固定部材とは、例えば係止枠片と係合突起や、係止爪と係合凹部等といった係止手段(図示せず)で環状の形態に係止される。両分割固定部材は薄肉のヒンジ(図示せず)で開閉自在としてもよい。各固定部材6,9を分割した状態で固定部材6,9の内側のハーネス挿通孔(分割した状態では溝)14,15にコルゲートチューブ1をセットし、両分割固定部材を閉じると同時に、両分割固定部材の内周側のリブ8,10をコルゲートチューブ1の前後端部の凹溝2に係合させる。この際、コルゲートチューブ1の切断長さのばらつきに応じて、第二の固定部材9に対するコルゲートチューブ1の他端部(符号5で代用)の位置が前後に調整される、ないし変動する(あるいは、コルゲートチューブ1の他端部5に対して第二の固定部材9の位置が前後に調整される、ないし変動する)。
リブ8,10は固定部材6,9の内周に環状に形成されていてもよく、部分的に円弧状に形成されていてもよい。リブ8,10に代えて複数の突起(図示せず)を周方向に並列に設けたりすることも可能である。これらリブ8,10や突起といったコルゲートチューブ固定用の突部は環状の固定部材本体12,16に一体樹脂成形で形成されることが好ましい。
第一の固定部材6の前端側の基準面7は、内向きの環状の鍔部17の垂直な内面(固定部材6を水平に配置した場合)として形成されたり、あるいは内向きの複数の突起(図示せず)の垂直な内面等として段差状に形成されることが好ましい。これら鍔部17や突起といった突部の内周側にはハーネス挿通孔14が形成されており、コルゲートチューブ1の一端側4から導出された複数本の絶縁被覆電線(図示せず)がハーネス挿通孔14を経て外部に導出される。コルゲートチューブ1内に電線を挿通した状態で各固定部材6,9が装着される。
第一の固定部材6のリブ8の数や位置は適宜設定される。要は第一の固定部材6の前端側の基準面7にコルゲートチューブ1の前端4を突き当てた状態でコルゲートチューブ1の前端部がリブ8でチューブ長手方向不動に固定されればよい。コルゲートチューブ1が断面円形である場合、コルゲートチューブ1は第一の固定部材6の内側を周方向に回動自在に保持される。コルゲートチューブ1が断面長円形(扁平状)である場合は、コルゲートチューブ1は軸方向及び周方向共に不動に固定される。これは第二の固定部材9においても同様である。
第二の固定部材9には少なくとも前端にリブ10が形成されることが好ましい。リブ10の数は適宜設定される。本例の第二の固定部材9の後半にはリブ10を設けていないが、前端12bから後端12aの範囲で複数のリブ10を等ピッチで設けることも可能である。また、鎖線で示す如く、第二の固定部材9の後端部側にもリブ10’を設け、後端部側のリブ10’で他のコルゲートチューブ等の保護チューブ(図示せず)を固定させることも可能である。第二の固定部材9は筒状に貫通していることが好ましい。
図1の例で後半の空間11がコルゲートチューブ1の長さ調整空間すなわちコルゲートチューブ1の切断長さ調整部として作用する。コルゲートチューブ1が断面長円形である場合、第二の固定部材9や第一の固定部材6を断面長円形の環状とすることも可能である。コルゲートチューブ1の内側空間(ハーネス挿通空間)から第二の固定部材9の内側のハーネス挿通孔(符号11で代用)を経て後端12aの開口から電線が外部に導出される。
図2は、上記コルゲートチューブ1と前後両側の固定部材6,9とで成る保護チューブ組立体13の全長Lを一定にするための組立具とそれを用いた長さ調整(規定)方法の一形態を示すものである。
組立具は、前後一対の支柱18と、各支柱18の上端に固定された各受け部19,19’とで成る一対の受け具20,20’で構成されている。各受け部19,19’は各固定部材6,9の長さよりも若干幅広の凹部21,21’を有し、各固定部材6,9を殆ど前後方向のガタ付きなく支持する。一対の支柱18,18は一定の距離L3で作業台等に配置固定されている。各受け部19,19’は左右方向(チューブ径方向)に各固定部材6,9を余裕をもって支持する広さを有することが好ましい。
保護チューブ組立体13の長さ規定方法として、両固定部材6,9を開いた状態(分割した状態)で各受け具19,19’にセットし、先ず第一の固定部材6にコルゲートチューブ1の一端部(前端部)を図1のように奥まで入れて基準面7に突き当てた状態で第一の固定部材6を閉じてリブ8(図1)に係合固定させ、次いでコルゲートチューブ1を弛みなく真直にした状態で、コルゲートチューブ1の他端部(後端部)を第二の固定部材9に入れて第二の固定部材9を閉じてリブ10(図1)に係合固定させる。
コルゲートチューブ1の長さL4が規定よりも短かったり長かったりした場合でも、第二の固定部材9の後半(先端側)の空室11内でチューブ長さのばらつきが吸収されるから、保護チューブ組立体13の全長は常に一定に維持される。コルゲートチューブ1の他端(後端)5の位置は第二の固定部材9の長手方向中間部に常に位置するように、コルゲートチューブ1の全長が設定される。
図1の保護チューブ組立体13の適用例として、例えば従来の図5の給電装置50におけるプロテクタ42内のハーネス固定部材55として第一の固定部材6を使用し、車両ボディ47側のハーネス固定具53として第二の固定部材9を使用することができる。
この場合、第一の固定部材6はプロテクタ42にねじ部材等で固定し、第二の固定部材9はハーネス固定具53のインナ部材53aとして使用し、アウタ部材53bで第二の固定部材9を周方向回動自在に保持する。これとは逆に、第一の固定部材6をハーネス固定具53として使用し、第二の固定部材9をプロテクタ42内のハーネス固定部材55として使用することも可能である。
他の適用例として、例えば従来の図7の給電装置57におけるプロテクタ内(外部に出ることもある)の網状チューブ61とコルゲートチューブ40との連結部材62として第二の固定部材9を用い、車両ボディ側のハーネス固定具53として第一の固定部材6を用いることも可能である。
この場合、第二の固定部材9のチューブ長さ調整用の空室11に網状チューブ61(図7)の端部を固定し、第一の固定部材6は前例同様に周方向回動自在なインナ部材53a(図5)として使用する。網状チューブ61と第二の固定部材9との固定方法としては、例えば溶着や、第二の固定部材9の内周面又は外周面に突設した鋭利な突起(図示せず)を網状チューブ61に刺してフック状に曲げて固定したり、網状チューブ61を合成樹脂製の第二の固定部材9の内周面又は外周面に溶着や接着させることが可能である。
その他の適用例として、図4に示す如く(図4では中間の連結部材22を用いているが、本適用例では中間の連結部材22は用いないものとする)、プロテクタ23の基壁24に第一の固定部材6をねじ等の手段で固定し、プロテクタ23内(外部に出ることもある)のコルゲートチューブ1’と他の保護チューブ25とを連結する連結部材として第二の固定部材9を用いることができる。他の保護チューブ25は網状チューブでもよく、その他の樹脂チューブでもよく、断面形状や外径の異なるコルゲートチューブであってもよい。プロテクタ23はスライドドア(スライド構造体)に固定され、ワイヤハーネス26はプロテクタ23から渡り空間を経て車両ボディ(固定構造体)側に配索される。
また、従来の図5の形態において、プロテクタ42内のハーネス固定部材55に第一の固定部材6を使用し、プロテクタ42内でコルゲートチューブ40と他の保護チューブ又は断面形状や径の異なるコルゲートチューブを連結する連結部材として第二の固定部材9を用いることも可能である。
図4の中間の連結部材22を用いた保護チューブ組立体の一例として、図3に示す形態のものを適用することができる。図3の保護チューブ組立体27は、二本のコルゲートチューブ1,1’を中間の固定部材28で連結つつ、各コルゲートチューブ1,1’の切断長さのばらつきを中間の固定部材28で吸収して、常に同一の全長L’を得るようにしたものである。
一方(前半)のコルゲートチューブ1の前端部と他方(後半)のコルゲートチューブ1’の後端部とには、図1の実施形態の第一の固定部材6と同様の形状のもの(6,6’)が使用され、一方のコルゲートチューブ1の前端4は図3で第一の固定部材6の奥まで係合して、前端側の垂直な基準面7に当接しつつ、コルゲートチューブ1の前端部の凹溝2が第一の固定部材6の内周側のリブ(突部)8で係合固定され、他方のコルゲートチューブ1’の後端5’は図3で第二の固定部材6’の奥まで係合して、後端側の垂直な基準面7’に当接しつつ、コルゲートチューブ1’の後端部の凹溝2が第二の固定部材6’の内周側のリブ(突部)10’で係合固定されている。
中間の第三の固定部材(連結部材)28は前半と後半とにそれぞれ複数条の環状ないし円弧状のリブ(突部)8,10’を有し、前半後端のリブ81と後半前端のリブ101’との間すなわち第三の固定部材28の中央に各コルゲートチューブ1,1’の切断長さのばらつきを吸収するための空間29が形成されている。各固定部材6,6’,28は合成樹脂で形成され、各リブ8,10’は環状(筒状)の固定部材本体16,16’,30に一体に形成されている。コルゲートチューブ1,1’と各固定部材6,6’,28とで保護チューブ組立体27が構成される。
図3の保護チューブ組立体27は、図2の長さ調整(規定)方法において、前後一対の受け具20,20’の間に第三の受け具(図示せず)を配設し、第三の受け具で中間の固定部材28を支持し、先ず前後の固定部材6,6’に各コルゲートチューブ1,1’の一端部を奥まで入れて基準面7,7’に突き当ててセットし、次いで各コルゲートチューブ1,1’を真直にした状態で、各コルゲートチューブ1,1’の他端部の凹溝2を第三の固定部材28の前半部と後半部との各リブ8,10’に係合させることで形成される。
なお、図3の実施形態において、第二の固定部材6’を二つ目の第三の固定部材28(図3の固定部材28は一つ目のもの)に置き代え、二つ目の第三の固定部材の一端部に他方のコルゲートチューブ1’の後端部を固定し、二つ目の第三の固定部材の他端部に三本目のコルゲートチューブ(図示せず)の前端部を固定して、保護チューブ組立体(外装部材)の全長を延長することも可能である。すなわち、使用する保護チューブの数は二本に限られるものではない。
図4の給電装置31においては、中間の固定部材22として略くの字状に屈曲したものを用い、中間の固定部材22に金属製の板ばね32の先端部を固定させ、板ばねの32基端部をプロテクタ内の第一の固定部材6に固定させて、中間の固定部材22をばねキャップの代わりとし、中間の固定部材22を板ばね32でワイヤハーネス26の弛み反対方向(上向き)に付勢してハーネス余長吸収を行わせている。中間の固定部材22は内側に前後(長手方向)の長さ調整用の空間34を有している。
中間の固定部材22をワイヤハーネス26の屈曲形状に沿ってくの字ではなく円弧状に湾曲させてもよい。くの字や円弧状に屈曲した固定部材22は、図2の長さ調整方法において、中間の受け具(図示せず)に水平に配置して保護チューブ組立体の全長を規定することが好ましい。勿論、くの字状や円弧状ではなく、図3のように中間の固定部材28を真直な形状で図4の給電装置31に用いることも可能である。
また、従来の図5の給電装置50において図4の構造を適用し、プロテクタ42内のハーネス固定部材55として第一の固定部材6を用い、ばねキャップ49の部分で中間の固定部材22を用いて、中間の固定部材22を介してワイヤハーネス43をばね付勢させ、プロテクタ42内でコルゲートチューブ40と他の保護チューブ25(図4)とを第二の固定部材9(図4)で連結させるようにすることも可能である。
なお、上記各実施形態においては、第一の固定部材6(図1)や第一及び第二の固定部材6,6’(図3)を製品として用いて給電装置に組み付けたが、例えば図2における長さ調整を終えた後、第一の固定部材6(図1)や第一及び第二の固定部材6,6’(図3)をコルゲートチューブ1,1’から外して、長さ調整用の第二の固定部材9(図1)や中間の第三の固定部材30,22(図3,図4)のみを製品として用いて保護チューブ組立体を構成させることも可能である。
この場合、例えば、図4の実施形態において、第一の固定部材6を予めプロテクタ23と一体の部品として樹脂成形しておき、コルゲートチューブ1の一端部をそのプロテクタ一体の固定部材6に組み付けて固定させる。第二の固定部材9(図1)は図4のプロテクタ23内の中間の固定部材22又は保護チューブ1,25同士を連結する固定部材として使用する。また、従来の図5の形態においては、第一の固定部材6を使わずに、コルゲートチューブ1の一端部をプロテクタ42と一体のハーネス固定部材55に係合固定させる。この場合、図2の長さ調整方法において、第一の固定部材6ないしそれと同じ作用の部材を予め受け台20に一体的に固定しておいてもよい。
また、上記各実施形態においては、保護チューブとしてコルゲートチューブ1,1’の切断長さのばらつきを吸収させたが、コルゲートチューブに代えて外周面に凹凸のない他の合成樹脂製や合成ゴム製等の保護チューブの切断長さのばらつきを各固定部材で吸収させることも可能である。
例えば、網状チューブ25や薄肉で比較的硬質の樹脂チューブや厚肉で軟質の樹脂又はゴムチューブ等を用いた場合、長さ調整用の固定部材6,6’22,28にリブ8,10,10’ではなく鋭利な突起(図示せず)を設け、鋭利な突起でこれら保護チューブを突き刺して貫通させ、突起を曲げたり熱圧着で潰したりして保護チューブを固定したり、あるいは保護チューブを固定部材6,6’22,28に溶着又は接着で固定したりすることが可能である。この場合も図2の長さの調整(規定)方法を採用することができる。
また、上記各実施形態の給電装置のプロテクタ23は自動車のスライドドアに配置したが、自動車のスライドドアに代えて、電車等の車両のスライドドアや加工機械や検査装置等のスライドドアに適用することも可能である。これらスライドドアをスライド構造体と総称し、車両ボディや加工機械本体や検査装置本体等を固定構造体と総称する。プロテクタ22をスライド構造体ではなく固定構造体に水平に配置し、スライド構造体側にハーネス固定具(固定部材)53を配置することも可能である。
また、上記各実施形態の給電装置31(図4)においてはプロテクタ23を用いたが、プロテクタ23を廃除してワイヤハーネス26のみをスライド構造体から固定構造体に配索することも可能である。ワイヤハーネス26は少なくとも保護チューブ1,25と固定部材6,9,22と、保護チューブ内に挿通された絶縁被覆電線33とで構成される。
本発明に係るハーネス保護チューブの長さ調整構造の一実施形態を示す正面図である。 同じくハーネス保護チューブの長さ調整方法の一形態を示す正面図である。 本発明に係るハーネス保護チューブの長さ調整構造の他の実施形態を示す正面図である。 本発明に係るハーネス保護チューブの長さ調整構造を備えた給電装置の一実施形態を示す正面図である。 従来のハーネス保護チューブの配索構造とそれを備えた給電装置の一形態を示す斜視図である(円内は要部を示す正面図である)。 同じく給電装置のスライドドア開き時の状態を示す斜視図である。 従来のハーネス保護チューブの配索構造とそれを備えた給電装置の他の形態を示す正面図である。
符号の説明
1,1’ コルゲートチューブ(保護チューブ)
2 凹溝
6,6’,9 固定部材
8,10,10’ リブ(突部)
11,29,34 空間
13,27 保護チューブ組立体
22,28 中間の固定部材
25 網チューブ(保護チューブ)
31 給電装置
L,L’ 全長

Claims (3)

  1. 周方向の凸条と凹溝とを長手方向に交互に形成した保護チューブと、内面に複数の突部を該凹溝のピッチで設けた環状の第一の固定部材と、前半の内面に複数の突部を該ピッチで設け、後半の内面に沿って長さ調整用の空間を設けた環状の第二の固定部材とを用い、
    該保護チューブの前端部の凹溝に該第一の固定部材の突部を係合させ、該保護チューブの後端部の凹溝に該第二の固定部材の突部を係合させると共に、該後端部を該長さ調整用の空間に進入可能として、切断ごとの保護チューブにおける両固定部材間のチューブ長さを一定としたことを特徴とするハーネス保護チューブの長さ調整構造。
  2. 周方向の凸条と凹溝とを長手方向に交互に形成した二本の保護チューブと、内面に複数の突部を該凹溝のピッチで設けた環状の第一及び第二の各固定部材と、前後の内面に複数の突部を該ピッチで設け、中間の内面に沿って長さ調整用の空間を設けた環状の第三の固定部材とを用い、
    第一の保護チューブの前端側の凹溝に該第一の固定部材の突部を係合させ、第二の保護チューブの後端側の凹溝に該第二の固定部材の突部を係合させ、該第一の保護チューブの後端部と該第二の保護チューブの前端部との各凹溝に該第三の固定部材の前後の各突部を係合させると共に、該後端部と該前端部とを該長さ調整用の空間に進入可能として、切断ごとの二本の保護チューブにおける該第一の固定部材と該第三の固定部材との間、及び該第二の固定部材と該第三の固定部材との間の各チューブ長さを一定としたことを特徴とするハーネス保護チューブの長さ調整構造。
  3. 請求項1又は2記載のハーネス保護チューブの長さ調整構造を備える給電装置であって、前記保護チューブと前記固定部材とを含めた保護チューブ組立体がスライド構造体から固定構造体にかけて配索されたことを特徴とする給電装置。
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