JP4847837B2 - サヤ管接続具及びサヤ管用接続装置 - Google Patents

サヤ管接続具及びサヤ管用接続装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4847837B2
JP4847837B2 JP2006274685A JP2006274685A JP4847837B2 JP 4847837 B2 JP4847837 B2 JP 4847837B2 JP 2006274685 A JP2006274685 A JP 2006274685A JP 2006274685 A JP2006274685 A JP 2006274685A JP 4847837 B2 JP4847837 B2 JP 4847837B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
saya
end side
saya tube
tube
sheath
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006274685A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008095714A (ja
Inventor
玄二 岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mirai Kogyo KK
Original Assignee
Mirai Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mirai Kogyo KK filed Critical Mirai Kogyo KK
Priority to JP2006274685A priority Critical patent/JP4847837B2/ja
Publication of JP2008095714A publication Critical patent/JP2008095714A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4847837B2 publication Critical patent/JP4847837B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)

Description

本発明は、サヤ管内に配設された配線・配管材を挿通可能な挿通口と、前記配線・配管材と器具等との接続部分や、前記配線・配管材の分岐・屈曲部分等を覆う本体部とを備えたサヤ管接続体の前記挿通口に取着して用いられるサヤ管接続具、及び、このサヤ管接続具とサヤ管接続体とで構成されるサヤ管用接続装置に関する。
配線・配管材を屋内あるいは屋外に配置する際に、これらを保護するサヤ管と、その接続・分岐部分などにサヤ管用接続装置(サヤ管接続具を含まない場合は、サヤ管接続体を意味する。)とが多用されている。
このサヤ管用接続装置は、サヤ管内に配設された配線・配管材を挿通可能な挿通口と、前記配線・配管材と器具等との接続部分や、前記配線・配管材の分岐・屈曲部分等を覆う本体部を備えており、例えば、配線用のものは配線ボックス、配管用のものは配管ボックスなどと称されるものである。
サヤ管用接続装置の挿通口には、通常、サヤ管が隙間無く挿嵌、取着されて、内部の配線・配管材の保護の万全を図っている。このため、挿通口の形状や大きさは、取着すべきサヤ管の外形形状や大きさに対応したものとされている。
一方、分岐・合流などに用いられるサヤ管用接続装置としては、一方の挿通口はサイズの小さいサヤ管に対応し、他方の挿通口はサイズの大きいサヤ管に対応する必要のある場合が多い。また、設置場所によっては、屈曲性のある波付きサヤ管に対応する必要のある場合もあり、要するに異なるサヤ管に対応できるサヤ管用接続装置が望まれていた。
このような問題の解決を図るものとして、特許文献1及び特許文献2に記載されたサヤ管用接続装置が提案されている。
図7は、この本発明のサヤ管用接続装置の背景技術を示すもので、(a)はその一例の使用状態を示す断面図、(b)は(a)のサヤ管接続具を示す斜視図、(c)はその他例の使用状態を示す断面図であり、図7(a)、(b)が特許文献1に記載されたものであり、図7(c)が特許文献2に記載されたものである。
図7(a)、(b)のサヤ管用接続装置30は、サヤ管S内に配設された配線・配管材を挿通可能な挿通口26と、前記配線・配管材の接続・分岐部分を覆う本体部29と、挿通口26に本来挿通されるサヤ管より小径のサヤ管Sを接続するために、この挿通口26に取着されるサヤ管接続具25とを備えている。
サヤ管接続具25は、外周は挿通口26に隙間なく挿嵌され、内周は、挿通口26に挿嵌された状態で小径のサヤ管Sを隙間無く挿嵌する円筒状であって、その円周の一部が切り欠かれたスリット部25aを備え、多少拡縮径され得るようになっている。
サヤ管接続具25の内周の一部には、挿通口26に挿嵌された状態で小径のサヤ管Sを挿嵌した際には、このサヤ管Sの抜け出しを防止するような抜け止め突起25bが設けられている。
このような構成のサヤ管用接続装置30によれば、サヤ管接続具25を介在させることで、挿通口25に本来挿通すべきサヤ管より小径のサヤ管Sであっても隙間無くまた、抜け出さないように取着可能である。
また、サヤ管接続具25の内径を変えることにより、種々の外径のサヤ管に対応することもできる(特許文献1の明細書8頁(2))。
しかしながら、このサヤ管用接続装置30では、異なる外径のサヤ管に対応するには、サヤ管接続具を複数種類用意して、取り替え使用しなければならない、という問題があった。
図7(c)のサヤ管接続装置40は、底部分となる本体部37と、これを覆うカバー部39とを備えた分割型であり、この図は、全体としてT型形状の装置40を、カバー部39部分で横断した断面図である。
サヤ管接続装置40で分岐・接続するサヤ管S′、S″は、カマボコ形状の分割ダクト型である。
本体部37には、サヤ管S′、S″内に配設された配線・配管材Pを挿通可能な挿通口36があり、カバー部39に対応部分もこの挿通部36に対応したカバー挿通部39aとなっている。
上記本体部37とカバー部39とで、サヤ管S′、S″に収容された配線・配管材の接続・分岐部分を覆っている。
このサヤ管接続装置40の特徴は、本体部37の挿通部36がその接続方向に順に対向距離が小さくなっている3つの接続段部36a、36b、36cを備え、カバー部39は、この接続段部36a、36b、36cに取着したサヤ管の外周と、カバー部39のカバー挿通部39aとを覆うソケットカバー35を備えていることである。
このような構成で、このサヤ管接続装置40によれば、例えば、図示したように、上下に延びる大型のサヤ管S′をカバー挿通部39aに内接させる形で取着し、左右に延びる最小型のサヤ管S″を挿通部36の最小対向幅の接続段部36cに外嵌させる形で取着することができる。
しかしながら、このサヤ管接続装置40によれば、サヤ管のサイズが変わると、そのために挿通部36を取り替える必要はないが、ソケットカバー35はサヤ管のサイズに合わせて交換する必要があった(特許文献3の段落[0022])。
また、このサヤ管接続装置40によれば、サヤ管のサイズが変わると、取着する接続段部36a、36b、36cの接続方向の位置が変わるので、当然サヤ管の長さが変わること、つまり、サヤ管の仕様による使用長さが変わることも有り得、その場合、配管設計や施工上煩雑であり、改善が望まれていた。
特許文献3にも、特許文献2と同様のカマボコ形状の分割ダクト型の異なるサイズのサヤ管を接続するサヤ管用接続装置が記載されているが、このものも、異なるサイズ毎にサヤ管用接続装置を用意する必要があるものであった。
特許文献4には、電線用の配線ボックスとしてのサヤ管用接続装置であって、挿通口に、本来のものとは異なる波付きサヤ管を接続するのに、分割タイプのサヤ管接続具を用いるものが記載されているが、このものも、異なるサヤ管毎に対応したサヤ管接続具が必要なものであった。
実開昭58−90012号公報(第1図、第2図) 特開平10−311490号公報(図5) 特開平10−311491号公報(図3) 特開平11−361218号公報(図1)
本発明は、上記の問題を解決しようとするものであり、複数種類用意することなく、挿通部に異なるサヤ管を取着可能とするサヤ管接続具、及び、このサヤ管接続具を備えたサヤ管用接続装置を提供することを目的とする。
請求項1記載のサヤ管接続具は、サヤ管内に配設された配線・配管材を挿通可能な挿通口と、前記配線・配管材と器具等との接続部分や、前記配線・配管材の分岐・屈曲部分等を覆う本体部とを備えたサヤ管接続体の前記挿通口に取着して、前記挿通口にサヤ管を接続するためのサヤ管接続具であって、
一端側と他端側とを選択することで、異なるサヤ管を前記挿通口に接続可能とするために異なる内周形状の一端側接続部と他端側接続部とを備え、前記挿通口に対して、いずれの接続部についても一方を前記挿通口の外方に向け、他方を内方へ向くように取着可能であることを特徴とする。
請求項2記載のサヤ管接続具は、請求項1に従属し、一端側接続部が、外面が平滑に形成された平滑サヤ管に対応し、他端側接続部が、外面に凹凸が連続する波付きサヤ管に対応したものであることを特徴とする。
請求項3記載のサヤ管接続具は、請求項1または2に従属し、一端側接続部と、他端側接続部とが、異なる大きさのサヤ管に対応したものであることを特徴とする。
請求項4記載のサヤ管接続具は、請求項1から3のいずれかに従属し、一端側接続部及び他端側接続部が、サヤ管を、サヤ管接続方向に直交する方向に着脱可能とする開口部を備えていることを特徴とする。
請求項5記載のサヤ管接続具は、請求項4に従属し、一端側接続部及び他端側接続部に、取着したサヤ管の取着状態を維持するための保持部が設けられていることを特徴とする。
請求項6記載のサヤ管用接続装置は、サヤ管内に配設された配線・配管材を挿通可能な挿通口と、前記配線・配管材と器具等との接続部分や、前記配線・配管材の分岐・屈曲部分等を覆う本体部とを備えたサヤ管接続体と、前記挿通口に取着可能で、請求項1から3のいずれか記載のサヤ管接続具とを備えたことを特徴とする。
請求項7記載のサヤ管用接続装置は、請求項6に従属し、一端側接続部及び他端側接続部に、サヤ管を、サヤ管接続方向に直交する方向に着脱可能とする開口部が設けられ、挿通口に前記一端側接続部または他端側接続部を、前記直交する方向に着脱可能とする本体側開口部が設けられていることを特徴とする。
請求項8記載のサヤ管用接続装置は、請求項7に従属し、一端側接続部及び他端側接続部に、取着したサヤ管の取着状態を維持するための保持部が設けられ、挿通口に、取着したサヤ管接続具の取着状態を維持するための本体側保持部が設けられていることを特徴とする。
請求項9記載のサヤ管用接続装置は、請求項6から8のいずれかに従属し、挿通口は、サヤ管を直接接続可能な接続口として構成されていることを特徴とする。
請求項1記載のサヤ管接続具によれば、サヤ管用接続体の挿通口に取着して、前記挿通口にサヤ管を接続するためのサヤ管接続具であって、一端側と他端側とを選択することで、異なるサヤ管を前記挿通口に接続可能とする異なる内周形状の一端側接続部と他端側接続部とを備え、前記挿通口に対して、いずれの接続部についても一方を前記挿通口の外方に向け、他方を内方へ向くように取着可能となっているので、異なるサヤ管を接続する場合に、複数の接続具を用意する必要がない。
請求項2記載のサヤ管接続具によれば、請求項1の効果に加え、一端側接続部が、外面が平滑に形成された平滑サヤ管に対応し、他端側接続部が、外面に凹凸が連続する波付きサヤ管に対応したものであるので、かかる異なるサヤ管に対しても請求項1の効果を発揮することができる。
請求項3記載のサヤ管接続具によれば、請求項1または2の効果に加え、一端側接続部と、他端側接続部とが、異なる大きさのサヤ管に対応したものであるので、かかる異なるサヤ管に対しても請求項1の効果を発揮することができる。
請求項4記載のサヤ管接続具によれば、請求項1から3のいずれかの効果に加え、一端側接続部及び他端側接続部が、サヤ管を、サヤ管接続方向に直交する方向に着脱可能とする開口部を備えているので、サヤ管接続具のサヤ管への着脱が容易である。
請求項5記載のサヤ管接続具によれば、請求項4の効果に加え、一端側接続部及び他端側接続部に、取着したサヤ管の取着状態を維持するための保持部が設けられているので、サヤ管接続具の取着後、手放しで作業ができる。
請求項6記載のサヤ管用接続装置によれば、サヤ管内に配設された配線・配管材を挿通可能な挿通口と、前記配線・配管材と器具等との接続部分や、前記配線・配管材の分岐・屈曲部分等を覆う本体部とを備えたサヤ管接続体と、前記挿通口に取着可能で、請求項1から3のいずれか記載のサヤ管接続具とを備えたので、請求項1から3のサヤ管接続具の効果をサヤ管用接続装置として発揮する。
請求項7記載のサヤ管用接続装置によれば、請求項6の効果に加え、一端側接続部及び他端側接続部に、サヤ管を、サヤ管接続方向に直交する方向に着脱可能とする開口部が設けられ、挿通口に前記一端側接続部または他端側接続部を、前記直交する方向に着脱可能とする本体側開口部が設けられているので、サヤ管用接続装置のサヤ管接続具への着脱が容易である。。
請求項8記載のサヤ管用接続装置によれば、請求項7の効果に加え、一端側接続部及び他端側接続部に、取着したサヤ管の取着状態を維持するための保持部が設けられ、挿通口に、取着したサヤ管接続具の取着状態を維持するための本体側保持部が設けられているので、サヤ管用接続装置の取着後手放しで作業ができる。
請求項9記載のサヤ管用接続装置によれば、請求項6から8のいずれかの効果に加え、挿通口は、サヤ管を直接接続可能な接続口として構成されているので、サヤ管接続具を備えることなく、サヤ管を好適に接続することができる。
以下に、本発明の実施の形態(実施例)について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明のサヤ管接続具の一例を示すもので、(a)はその平面図、(b)はその正面図、(c)はその裏面図、(d)はその側面図、(e)は(b)のAA断面図、図2は、本発明のサヤ管接続体の一例を示すもので、(a)はその平面図、(b)はその正面図、(c)はその裏面図である。
図1のサヤ管接続具5は、原則として、図2のサヤ管接続体と組み合わせて、サヤ管に収容され、配設された配線・配管材の接続・分岐部分に用いられるものである。
サヤ管接続具5は、図2のサヤ管接続体10の挿通口6に取着して、この挿通口6に接続すべきサヤ管よりより小さいサヤ管を接続するために用いられるサヤ管接続具であって、一端側と他端側とを選択することで、異なるサヤ管を挿通口6に接続可能とする一端側接続部1と他端側接続部2とを備え、挿通口6に対して、いずれの接続部1,2についても一方を挿通口6の外方に向け、他方を内方へ向くように取着可能となっていることを特徴とする。
かかる特徴を有するサヤ管接続具5及びこのサヤ管接続具5と組み合わされるサヤ管接続体10について詳しく説明する。
サヤ管接続具5は、その基本構成としては、上述の通りであるが、より詳しく説明すると、全体としては、軸方向に円周の一部が開放された筒状で、その筒状の軸方向の一端が
一端側接続部1、他端が他端側接続部2となり、この一端側接続部1と他端側接続部2との間は貫通している。
一端側接続部1は、外周が平滑なサヤ管に対応した形状、つまり、平滑なサヤ管を内接させて収容可能となっており、また、円周の一部が切り欠かれ、該サヤ管をサヤ管接続方向に直交する方向に着脱可能とする開口部3を備えている。
つまり、一端側接続部1の主要部は、外周が平滑なサヤ管の外周に当接する円筒状となり、該サヤ管を180度を越える角度で包み込むものとなり、開口部3は、該サヤ管の周部を前記角度に対応した部分で、直径に平行な直線で切断した面となっている。
このような開口部3の形状は、図1(b)に示されているが、この図で解るように、この開口部3の奥側、つまり、サヤ管に当接する側が、一旦、サヤ管を収容した後には、サヤ管が一端側接続部1から径方向には脱落しないように、材料の弾性力の範囲でその取着状態を保持する保持部4となっている。
他端側接続部2は、一端側接続部1と同軸状態で、一端側接続部1に取着する外周が平滑なサヤ管に比べ、凸部の外径が一回り大きく、凹部の外径がより小さい平行な波付きサヤ管に対応した形状で、この波付きサヤ管を収容、取着するような内径となっている。
つまり、他端側接続部2の最小内径は、一端側接続部1と同一でありながら、その軸方向の一部分が、取着する平行な波付きサヤ管の凸部の外径に対応した凹部2aとなっており、ここに、波付き管の凸部分が複数山(この例では二山)収容されて、波付き管の軸方向の移動を規制できるようになっている。
凹部2aの外側に形成される凸部分は、平行な波付きサヤ管の凹部に嵌まりこんで、波付きサヤ管がその軸方向に抜けないようにするもので、係止凸部2cと称する。
他端側接続部2にも、一端側接続部1と同様に、開口部3、保持部4とを設けることができるが、この例では、この凹部2aを備えた他端側接続部2を一端側接続部1と共に、サヤ管接続具5として、樹脂一体成形するために、成形金型上の制約から、他端側接続部2の円周の180度を超える部分を無いものとする切り欠き部2bが設けられ、これにより、保持部4に相当する部分がないものとなっている。
ここで、この例のサヤ管接続具5は、図3で説明するように、壁面などに配設されたサヤ管に、その開口部3側から押しつけて取着するものであり、その開口部3側は、取着状態では、サヤ管が配設された壁面に対面し、この壁面が、他端側接続部2についても、収容した平行波付きサヤ管が脱落するのを防止する役割を果たすので、サヤ管の脱落防止は達成されるものである。
一方、他端側接続部が、一端側接続部に比べより小径の外周が平滑なサヤ管に対応するものであれば、一端側接続部と同様な開口部、保持部を設けることができる。
一端側接続部1と他端側接続部2との長さは、等しいものとなっており、ここに収容されるサヤ管の収容長さは等しくなるようになっている。
一端側接続部1と他端側接続部2とが接続されている中央部分の外周側には、双方に共通の外周のまま、一端側接続部1の開口部3の内面と平行な中央突起5aとなっている。
一方、この中央突起5aから、一端側接続部1側の外形は、開口部3の内面形状に対応した形状となり、他端側接続部2側は、上述の切り欠き部2bとなっている。
図2のサヤ管接続体10は、三方に挿通部6を備えたいわゆるチーズ型、つまり、T字形状をしており、サヤ管内に配設された配線・配管材を挿通可能な前記挿通口6と、配線・配管材と器具等との接続部分や、前記配線・配管材の分岐・屈曲部分等を覆う本体部9とを備えている。
また、このサヤ管接続体10も、図1で説明したサヤ管接続具5と同様に、壁面に配設されたサヤ管に被せて用いるもので、そのために、該サヤ管接続具5の開口部3、保持部4と同様に構成された本体側開口部7、本体側保持部8が、それぞれの挿通部6に設けられている。
それぞれの挿通部6のサヤ管接続具5の外形に対応し、これに当接する部分の長さは、サヤ管接続具5の軸方向長さの半分に、このサヤ管接続具5の外周に設けられた中央突起5aを嵌まり込ませる係止凹部10aを設け、その奥側に一定の長さの奥当接部6aを確保するような長さとなっている。
なお、図2(c)に見える矩形部分は、挿通部6でのサヤ管取着方法などの注意書を後にシールなどで貼着し、あるいは、直接、金型により成形表示させるために設けられた表示エリア10bである。
このような構成のサヤ管接続具5をサヤ管接続体10と組み合わせてサヤ管用接続装置20として用いる場合の使用方法を図3で、その使用例を図4で以下に説明する。
図3(a)から(c)は図1のサヤ管接続具と、図2のサヤ管接続体とを組み合わせて用いる場合の使用方法を順に説明する図である。なお、これより既に説明した部分については、同じ符号を付して重複説明を省略する。
図3(a):まず、サヤ管接続体10の挿通口6にサヤ管接続具5の一端側接続部1が外向きとなるように嵌め込む。すると、サヤ管接続体10の本体側開口部7はその弾性範囲で一旦広がった後に、図3(b)に示すように、本体側保持部8の作用により、サヤ管接続具5の取着状態を保持する。
また、この状態で、サヤ管接続体10のサヤ管接続具5に対する軸方向の移動は、それぞれの係止凹部10aと中央突起5aとの係合により阻止されている。
図3(b):ついで、壁面Wに小径の平滑サヤ管SAが配設されている状態で、その平滑サヤ管SAの端部に、サヤ管接続体10の挿通口6に取着されたサヤ管接続具5の一端側接続部1だけが当接嵌まり込むように、その開口部3から押し当てる。
図3(c): すると、サヤ管接続具5の開口部3は、挿通口6と共に、その弾性範囲で一旦広がった後に、図示するようにの平滑サヤ管SA外周に嵌まり込む。この状態で、サヤ管接続体10は、保持部4の作用により、その平滑サヤ管SAのサヤ管接続具5への取着状態を保持する。
なお、平滑サヤ管SAとサヤ管接続具5、サヤ管接続具5とサヤ管接続体10との取着固定状態をより強固安定なものとするためには、それぞれの当接部分に接着剤を塗布した後に取着すればよい。
しかしながら、接続・分岐状態が確定するまでは、上記、開口部3、7、保持部4、8の保持機能を用いて、サヤ管接続具5、サヤ管接続体10を一時的に取着状態にし、必要に応じて、これらを取り外すことができるので、便利である。
また、上述したサヤ管接続具の一端側接続部、他端側接続部の内面側は、接続すべきサヤ管に対応した形状に構成され、ここに各々のサヤ管が取着収容されることによって、サヤ管接続具とサヤ管が接続されるものである。
また、サヤ管用接続装置の設置方法としては、サヤ管に先にサヤ管接続具を被せ、その後に、サヤ管接続体を被せるようにしてもよい。
図4は、本発明のサヤ管用接続装置の使用例を示すもので、(a)は図1、2のサヤ管用接続装置の使用例を示す図、(b)は(a)のBB断面図、(c)は(a)のCC断面図、(d)は他例のサヤ管用接続装置の使用例を示す図である。
この図4(a)、(b)、(c)は、図2のサヤ管接続体10(サヤ管用接続装置20)のT字の足方向の挿通部6に直接、大径の平滑サヤ管SCが嵌まり込み、他の挿通部6にそれぞれサヤ管接続具5を介して、平滑サヤ管SA、波付きサヤ管SBが嵌まり込んでいる状態を、壁面側から見た所を示している。
図4(a)、(b)から解るように、サヤ管接続体10の挿通部6は、本来、大径の平滑サヤ管SCをそのまま嵌め込むことができる接続口10となっており、その場合も、開口部7、保持部8はその機能を発揮している。
つまり、開口部7は、壁面などに配設状態のサヤ管に対して、サヤ管接続具5を介してあるいは介さずに、その配設状態のまま上から被せて、サヤ管接続体10を設置取着することを可能とし、保持部8はその取着状態を保持することを可能とする。
図4(a)、(c)から解るように、挿通部6にサヤ管接続具5を取着した場合で、その一端接続部1を用いた場合には、小径の平滑サヤ管SAを取着し(この場合の断面図は、図3(d)を参照。)、向きを変えて、その他端接続部2を用いた場合には、平行な波付き管SBを取着することができる。
なお、この際、一端接続部1側を外側とする場合には、この一端接続部1側の外形がサヤ管接続体10の挿通部6の本体側保持部8で保持され、サヤ管接続具5の取着状態が保持される。
一方、他端側接続部2側を外側とする場合には、他端側接続部2から中央突起部5aを超えた部分の一端接続部1側の外形部分が、サヤ管接続体10の係止凹所10aから奥側の奥当接部6aにも形成されている本体側開口部7、本体側保持部8により保持され、サヤ管接続具5の取着状態が保持される。
こうして、サヤ管接続具5によれば、その向きを変えるだけで、異なるサヤ管SA、SBを、サヤ管接続体10のどの挿通部6にでも、取着することができるのである。
また、図4(a)から解るように、このサヤ管接続体10とサヤ管接続具5とを用いる場合には、これらによって接続されるサヤ管SA、SB、SCの嵌まり込み長さをいずれも、係止凹部10aあるいは中央突起5aの部分までとすることができ、その場合、それぞれのサヤ管SA、SB、SCの長さは同じ長さすることができる。
この結果、本発明のサヤ管接続具5によれば、複数種類用意することなく、サヤ管接続体10の挿通部6に異なるサヤ管を取着可能とすることができ、また、かかるサヤ管接続具5と組み合わせたサヤ管接続体10とサヤ管用接続装置20は、そのサヤ管接続具5の効果をサヤ管接続体及びサヤ管用接続装置として発揮することができる。
なお、本発明のサヤ管接続体10は、本来、サヤ管接続具5を用いることなく、サヤ管を取着することができるものであり、サヤ管接続具5と組み合わせて用いる場合(サヤ管用接続装置20)と、サヤ管接続具5と組み合わせないで用いる場合(サヤ管接続体10)とがある。
また、本発明のサヤ管接続体10の挿通部6は、例えば、取着すべきサヤ管がその内径より大きい場合には、そのサヤ管を嵌め込まないで、単に、挿通部6の端面にそのサヤ管の端面を当接させ、サヤ管に収容された配線・配管材だけを挿通させるという態様でも用いることができるものである。
なお、本発明のサヤ管接続体の挿通部には、直接、サヤ管を接続できないものも含むものとする。
図4(d)のサヤ管接続体10A(サヤ管用接続装置20A)は、挿通部6が同軸上の2箇所となっているもので、それぞれの挿通部6にサヤ管接続具5を介して、小径の平滑サヤ管SAと、波付きサヤ管SBとが接続取着されているものである。
このように本発明のサヤ管接続体とサヤ管用接続装置は、挿通部の個数には依存しないものであり、挿通部は最低1箇所備えておればよく、また、2箇所、3箇所、更に、4箇所以上備えるものであってもよい。
また、サヤ管接続体は、上述のようにサヤ管同士を接続あるいは連結するものも含まれる。つまり、サヤ管接続体の配線・配管材の分岐・屈曲部分等を覆う本体部には、単にサヤ管同士の接続部分を覆うものも含まれる。
なお図4では、サヤ管の内部に挿通、収容される配線・配管材を示されてはいないが、実際には、挿通、収容されており、本発明のサヤ管接続体とサヤ管用接続装置及びサヤ管接続具は、この配線・配管材の分岐、接続部分に用いるものである。
図5は、本発明のサヤ管用接続装置の他例を示すもので、(a)はその一方の接続部分の縦断面図、(b)は他方の接続部分の縦断面図、(c)はその使用例を示す外観斜視図である。
このサヤ管用接続装置20Bを構成するサヤ管接続体10Bは、図2のサヤ管接続体10に比べ、接続体10Bの本体部9Aが四角形状で、蓋(不図示)で閉止可能な開口部9aを有したものであり、また、その上下側面に、円筒状の挿通部6Aがそれぞれ2箇所ずつ設けられたものである点が異なっている。
挿通部6Aは円筒状で、図2のサヤ管接続体10の挿通部6のような開口部7は備えていない。これに対して、この挿通部6Aに取着されるサヤ管接続具5Aも図1のサヤ管接続具5のような開口部3を備えていない。
一方、サヤ管接続具5Aは、その一端に小径の平滑サヤ管SAに対応した一端接続部1A、他端に平行波付きサヤ管SBに対応した他端接続部2Aを備え、挿通部6Aに対して、その接続方向からのみ取着可能なもので、その挿通部6Aへの取着状態の維持は接着剤等によるものである。
また、他端接続部2Aは、波付きサヤ管SBの凸部分を脱落防止に係止可能な形状となっており、このため、サヤ管接続具5A全体が、その直径部分で二分割されて、分割面5cを有する分割タイプとなっている。
つまり、このサヤ管接続具5Aで波付きサヤ管SBをサヤ管接続体10Bの挿通部6Aに取着する場合には、特許文献4の図1に示すように、先に、分割状態の他端接続部2Aを波付きサヤ管SBの凸部分に填め込んで、その後に、サヤ管接続具5Aに取着された状態の波付きサヤ管SBを挿通部6Aに差し込むという手順が必要である。
なお、このサヤ管接続具5Aにも、一端接続部1Aと他端接続部2Aとの接合部分の中央内部に中央内突起5bを設け、サヤ管接続体10Bの挿通部6Aにも、取着状態のサヤ管接続具5Aの中央内突起5bに対応する位置に目印点6bを設けてあり、これらにより、取着すべきサヤ管の取着長さを同じものとすることができる。
したがって、このサヤ管接続具5Aによれば、図1のサヤ管接続具5と同様の効果を発揮、つまり、複数種類の接続具を用意することなく、サヤ管接続体10Bの挿通部6Aに異なるサヤ管を取着可能とすることができ、また、かかるサヤ管接続具5Aと組み合わせたサヤ管接続体10Bとサヤ管用接続装置20Bとは、そのサヤ管接続具5Aの効果をサヤ管接続体とサヤ管用接続装置として発揮することができる。
図6は、本発明のサヤ管用接続装置の他例を示すもので、(a)はその接続部分の縦断面図、(b)はその使用例を示す外観斜視図である。なお、図6(a)の断面図は、図6(b)に図示するように、サヤ管SEを取着した状態の挿通部6Bを、平面Dで切断した所をE方向視したものである。
このサヤ管用接続装置20Cを構成するサヤ管接続体10Cは、図2のサヤ管接続体10に比べ、挿通部6Bに取着されるサヤ管SD、SE、SFが、それぞれ、カマボコ形状の分割ダクト型であって、本体部Saとカバー部Sbとから構成されるものであって、挿通部6Bの形状と大きさは、そのうち最大サイズのサヤ管SDに対応したものとなっている点が異なっている。
サヤ管接続具5Bも、より小さいサイズのサヤ管SE、SFの形状と大きさに対応したものであり、一端接続部1Bが中サイズのサヤ管SEに、他端接続部2Bが小サイズのサヤ管SFに対応したものとなっている。
また、サヤ管接続具5Bの一端接続部1Bと他端接続部2Bとの接続部は、中央段部5dとなっており、サヤ管接続体10Cの挿通部6bにも、このサヤ管接続具5Bを取着した状態の中央段部5dに対応する位置に目印点6cを設けてあり、これらにより、取着すべきサヤ管SD、SE、SFの取着長さを同じものとすることができる。
したがって、このサヤ管接続具5Bによれば、カマボコ形状の分割ダクト型のサヤ管を対象とする場合に、図1のサヤ管接続具5と同様の効果を発揮、つまり、複数の接続具を用意することなく、サヤ管接続体10Cの挿通部6Bに異なるサヤ管を取着可能とすることができ、また、かかるサヤ管接続具5Bと組み合わせたサヤ管接続体10Cとサヤ管用接続装置20Cとは、そのサヤ管接続具5Bの効果をサヤ管接続体とサヤ管用接続装置として発揮することができる。
なお、このような分割ダクト型のサヤ管は、図6(b)の配線・配管材Pで示すように、エアコン用配管材(冷媒管や、排水管)に用いるものである。
また、本体部9Bは、本体部Saとカバー部Sbのそれぞれ、三つの挿通部6Bを連結し、サヤ管SD、SE、SFに収容された配線・配管材Pが分岐される部分を覆う部分として観念される。
なお、本発明のサヤ管接続具及びサヤ管用接続装置は、上記の実施例に限定されず、特許請求の範囲に記載された範囲、実施例の範囲で、種々の変形例、組み合わせが可能である。
例えば、本発明のサヤ管接続具及びサヤ管用接続装置の取着対象とするサヤ管は、例示したものも含め、円形型、矩形型、カバー部分と本体部分とで構成される分割型(ヒンジ開閉式を含む。)、延伸方向に連続した開放部分を持つ開放型、波付き型(平行と螺旋)及びこれらの組み合わせなどものが含まれる。
また、サヤ管が角型、例えば、四角形の場合、これをサヤ管接続方向に直交する方向に着脱可能とする開口部、保持部の形状としては、四角形の一辺を開放し、他の三辺の端部から、僅かに突出した突出部を持つものが考えられる。
また、サヤ管内に収容され、保護される配線・配管材としては、電線、給水・給湯用の配管、ガス用配管、排水用配管、エアコン用配管(冷媒管、排水管)などがある。
なお、上記実施例から把握されるように、本発明のサヤ管接続具には、以下のものが含まれる。
1)サヤ管接続具の形状を、互いに対向した開口を形成し、内部に配線・配管材を一端から他端へと貫通するように配設可能なほぼ筒状とするもの
2)一端接続部または他端接続部が、その内部にサヤ管の端部を配置収容して取着・接続可能な構成となっているもの。この際、サヤ管が外周が滑らかな平滑管の場合は、接続部の内周はこれに対応した平滑な円弧状となる。サヤ管が波付き管の場合は、接続部の内周はこれに対応した凸凹のある円弧状となる。
3)一端接続部及び他端接続部が、挿通口に取着した際には、その外方となった接続部に対応したサヤ管を接続することができるもの
4)サヤ管をその径方向の移動により内部に配置取着可能な開口部を備え、断面ほぼC字形状に形成されたぼぼ筒状のサヤ管接続具
5)サヤ管接続具が、取着される挿通口に、一端接続部を外方として取着しても、他端接続部を外方とし取着しても、それぞれ接続すべきサヤ管を同じ位置で受けるもの
本発明のサヤ管接続具及びサヤ管用接続装置は、複数種類を用意することなく、挿通部に異なるサヤ管を取着可能とすることが要請される産業上の分野に用いることができる。
本発明のサヤ管接続具の一例を示すもので、(a)はその平面図、(b)はその正面図、(c)はその裏面図、(d)はその側面図、(e)は(b)のAA断面図 本発明のサヤ管接続体の一例を示すもので、(a)はその平面図、(b)はその正面図、(c)はその裏面図 (a)から(c)は図1のサヤ管接続具と、図2のサヤ管接続体とを組み合わせて用いる場合の使用方法を順に説明する図 本発明のサヤ管用接続装置の使用例を示すもので、(a)は図1、2のサヤ管用接続装置の使用例を示す図、(b)は(a)のBB断面図、(c)は(a)のCC断面図、(d)は他例のサヤ管用接続装置の使用例を示す図 本発明のサヤ管用接続装置の他例を示すもので、(a)はその一方の接続部分の縦断面図、(b)は他方の接続部分の縦断面図、(c)はその使用例を示す外観斜視図 本発明のサヤ管用接続装置の他例を示すもので、(a)はその接続部分の縦断面図、(b)はその使用例を示す外観斜視図 本発明のサヤ管用接続装置の背景技術を示すもので、(a)はその一例の使用状態を示す断面図、(b)は(a)のサヤ管接続具を示す斜視図、(c)はその他例の使用状態を示す断面図
符号の説明
1〜1B 一端側接続部
2〜2B 他端側接続部
3 開口部
4 保持部
5〜5B サヤ管接続具
6〜6B 挿通口
7 本体側開口部
8 本体側保持部
9〜9B 本体部
10〜10C サヤ管接続体
20〜20C サヤ管用接続装置
P 配線・配管材
S サヤ管
SA 小径の平滑サヤ管
SB 波付きサヤ管
SC 大径の平滑サヤ管
SD〜SF 分割ダクト型サヤ管

Claims (9)

  1. サヤ管内に配設された配線・配管材を挿通可能な挿通口と、前記配線・配管材と器具等との接続部分や、前記配線・配管材の分岐・屈曲部分等を覆う本体部とを備えたサヤ管接続体の前記挿通口に取着して、前記挿通口にサヤ管を接続するためのサヤ管接続具であって、
    一端側と他端側とを選択することで、異なるサヤ管を前記挿通口に接続可能とするために異なる内周形状の一端側接続部と他端側接続部とを備え、前記挿通口に対して、いずれの接続部についても一方を前記挿通口の外方に向け、他方を内方へ向くように取着可能であることを特徴とするサヤ管接続具。
  2. 一端側接続部が、外面が平滑に形成された平滑サヤ管に対応し、他端側接続部が、外面に凹凸が連続する波付きサヤ管に対応したものであることを特徴とする請求項1記載のサヤ管接続具。
  3. 一端側接続部と、他端側接続部とが、異なる大きさのサヤ管に対応したものであることを特徴とする請求項1または2記載のサヤ管接続具。
  4. 一端側接続部及び他端側接続部が、サヤ管を、サヤ管接続方向に直交する方向に着脱可能とする開口部を備えていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のサヤ管接続具。
  5. 一端側接続部及び他端側接続部に、取着したサヤ管の取着状態を維持するための保持部が設けられていることを特徴とする請求項4記載のサヤ管接続具。
  6. サヤ管内に配設された配線・配管材を挿通可能な挿通口と、前記配線・配管材と器具等との接続部分や、前記配線・配管材の分岐・屈曲部分等を覆う本体部とを備えたサヤ管接続体と、前記挿通口に取着可能で、請求項1から3のいずれか記載のサヤ管接続具とを備えたことを特徴とするサヤ管用接続装置。
  7. 一端側接続部及び他端側接続部に、サヤ管を、サヤ管接続方向に直交する方向に着脱可能とする開口部が設けられ、挿通口に前記一端側接続部または他端側接続部を、前記直交する方向に着脱可能とする本体側開口部が設けられていることを特徴とする請求項6記載のサヤ管用接続装置。
  8. 一端側接続部及び他端側接続部に、取着したサヤ管の取着状態を維持するための保持部が設けられ、挿通口に、取着したサヤ管接続具の取着状態を維持するための本体側保持部が設けられていることを特徴とする請求項7記載のサヤ管用接続装置。
  9. 挿通口は、サヤ管を直接接続可能な接続口として構成されていることを特徴とする請求項6から8のいずれかに記載のサヤ管用接続装置。
JP2006274685A 2006-10-06 2006-10-06 サヤ管接続具及びサヤ管用接続装置 Active JP4847837B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006274685A JP4847837B2 (ja) 2006-10-06 2006-10-06 サヤ管接続具及びサヤ管用接続装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006274685A JP4847837B2 (ja) 2006-10-06 2006-10-06 サヤ管接続具及びサヤ管用接続装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008095714A JP2008095714A (ja) 2008-04-24
JP4847837B2 true JP4847837B2 (ja) 2011-12-28

Family

ID=39378786

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006274685A Active JP4847837B2 (ja) 2006-10-06 2006-10-06 サヤ管接続具及びサヤ管用接続装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4847837B2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002310337A (ja) * 2001-04-06 2002-10-23 Matsushita Electric Works Ltd 管材保持具

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008095714A (ja) 2008-04-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20040088571A (ko) 두 개의 연결 절반부로 구성된 연결구
JP2003009345A (ja) コルゲートチューブの取付け構造
EP3443248A1 (en) Conduit clip and conduit clip arrangement with a conduit clip and a conduit
KR100638637B1 (ko) 와이어링 간격유지용 밴드케이블
JP5148983B2 (ja) 配線・配管材の保護カバー
CA2691920A1 (en) Cable duct and branch
JP5265995B2 (ja) 配線・配管保護部材
JP4847837B2 (ja) サヤ管接続具及びサヤ管用接続装置
JP4927002B2 (ja) 表示具
JP3532705B2 (ja) エアコン用冷媒管の保護ダクト
JP4805727B2 (ja) ヘッダー用保温部材、およびヘッダー用保温部材の取付方法
JP3652564B2 (ja) 流体管保護装置
JP3221627U (ja) 段差継手カバー及び段差継手カバーユニット
JP4330237B2 (ja) 長尺体のカバー構造
JP3423844B2 (ja) 軽量間仕切壁内で使用される管類接続具
JPH1169562A (ja) ワイヤハーネスの外装材の継手部材
JP6681819B2 (ja) 埋設ボックス用土砂流入防止板、埋設ボックスセット、埋設ボックスの土砂流入防止構造、及び埋設ボックス用土砂流入防止板の取り付け方法
JP2005287269A (ja) 線状部材保護管
JP4049606B2 (ja) 配管用又は配線用化粧ダクトの異径接続部カバー
JP4160019B2 (ja) 配線ボックス
JP2005121058A (ja) 配管用又は配線用カバー
JP3385396B2 (ja) 流体管継手支持ボックス
JP7231481B2 (ja) ワイヤーハーネス保持具
JPH0231858Y2 (ja)
JP2007046764A (ja) 可撓性部材用保持具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090730

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110413

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110419

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110520

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20110520

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111011

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111014

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141021

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4847837

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141021

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250