JP6786091B1 - 結露防止丸ダクト接続構造 - Google Patents

結露防止丸ダクト接続構造 Download PDF

Info

Publication number
JP6786091B1
JP6786091B1 JP2020065487A JP2020065487A JP6786091B1 JP 6786091 B1 JP6786091 B1 JP 6786091B1 JP 2020065487 A JP2020065487 A JP 2020065487A JP 2020065487 A JP2020065487 A JP 2020065487A JP 6786091 B1 JP6786091 B1 JP 6786091B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
round duct
duct
joint
round
condensation prevention
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020065487A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021067450A (ja
Inventor
梶野 勇
勇 梶野
Original Assignee
株式会社新富士空調
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社新富士空調 filed Critical 株式会社新富士空調
Priority to JP2020065487A priority Critical patent/JP6786091B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6786091B1 publication Critical patent/JP6786091B1/ja
Publication of JP2021067450A publication Critical patent/JP2021067450A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Duct Arrangements (AREA)
  • Thermal Insulation (AREA)
  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)

Abstract

【課題】 断熱材を巻き付けずに結露を防止可能な結露防止丸ダクトを提供する。【解決手段】 断面が略円形の外側丸ダクト4と、断面が略円形で外側丸ダクト4内に配置された内側丸ダクト3と、外側丸ダクト4と内側丸ダクト3の間の断熱層を所定の厚みにして、内側丸ダクト3を外側丸ダクト4内に保持する厚み保持手段と、を備える。【選択図】 図1

Description

本発明は、断面が略円形で結露を防止可能な結露防止丸ダクトを接続する結露防止丸ダクト接続構造に関する。
空調用のダクト等では、結露を防止するために設置現場においてダクトに断熱処理を施す場合がある(例えば、特許文献1参照。)。すなわち、ダクトを天井内などの所定の設置場所に取り付けた後に、グラスウール製でシート状(帯状)の断熱材などをダクトの外周に巻き付けている。このような断熱処理は、通常、ダクトを設置する施行業者とは異なる施行業者が、ダクトとは別に断熱材を現場に搬入して配設作業を行っている。
特開2008−089288号公報
しかしながら、このような断熱処理は、ダクトが天井内などに配設された状態で行うため、施工がしづらく、施工に多大な労力と時間とを要するばかりでなく、取付現場において断熱材の廃材が発生し、廃棄処理などを要することになる。特に近年、建設現場などにおいては、建設・施工スケジュールや、廃棄処理費などを含む建設・施工費用などが厳しく制限、管理されており、迅速にダクトの断熱処理を行うとともに、取付現場に廃材を発生させないことなどが急務となっている。
しかも、従来は、ダクトを設置する施行業者と断熱処理を行う施行業者とが異なるため、施工スケジュールの調整が困難、煩雑であるばかりでなく、ダクトとは別に断熱材の保管場所を確保しなければならず、搬入、保管調整が煩雑であった。さらには、より多くの人員を要し、コストが嵩むばかりでなく、安全性が損なわれるおそれがあった。
一方、丸ダクト同士を接続する場合、従来、ビスやリベットで複数箇所固定する必要があり、ビスやリベットの作業漏れや作業品質のバラツキが生じるとともに、工具などを要するため作業の安全性が低かった。この結果、丸ダクト同士を適正かつ容易、安全に接続することが困難であった。
そこでこの発明は、結露防止丸ダクト同士を適正かつ容易に接続可能な結露防止丸ダクト接続構造を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、帯状材を螺旋状に巻いて隣接する側縁部同士をハゼ接合して円管状に形成され、ハゼ接合部が螺旋状に表面から突出している丸ダクトをスパイラルダクトとし、スパイラルダクトである第1の外側丸ダクトと、スパイラルダクトであって前記第1の外側丸ダクト内に配置された第1の内側丸ダクトと、を備え、前記第1の外側丸ダクトと前記第1の内側丸ダクトの間に所定の厚みの断熱層を有する第1の結露防止丸ダクトの一端部と、スパイラルダクトである第2の外側丸ダクトと、スパイラルダクトであって前記第2の外側丸ダクト内に配置された第2の内側丸ダクトと、を備え、前記第2の外側丸ダクトと前記第2の内側丸ダクトの間に所定の厚みの断熱層を有する第2の結露防止丸ダクトの一端部と、を接続する結露防止丸ダクト接続構造であって、前記第1の内側丸ダクトの一端部に内側に突出するガイド部が、前記第2の内側丸ダクトのハゼ接合部の螺旋状軌跡と同等な軌跡上に形成され、前記第1の内側丸ダクトの一端部に前記第2の内側丸ダクトの一端部が挿入され、前記第1の内側丸ダクトのガイド部と第2の内側丸ダクトのハゼ接合部とが螺合して該ガイド部に該ハゼ接合部が隣接することで、前記第1の内側丸ダクトと前記第2の内側丸ダクトとが接続されている、ことを特徴とする。

請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の結露防止丸ダクト接続構造において、前記第1の内側丸ダクトへの前記第2の内側丸ダクトの挿入量を規制する規制部を備える、ことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の結露防止丸ダクト接続構造において、前記第1の内側丸ダクトと前記第2の内側丸ダクトの外径が同径に設定され、前記第2の内側丸ダクトの一端部が縮径されて前記第1の内側丸ダクトの一端部に挿入されている、ことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3に記載の結露防止丸ダクト接続構造において、前記第1の外側丸ダクトと前記第2の外側丸ダクトの外径が同径に設定され、円筒状の丸ダクト用継手を介して前記第1の外側丸ダクトと前記第2の外側丸ダクトとが接続されている、ことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の結露防止丸ダクト接続構造において、前記丸ダクト用継手は、一端側に外側に突出して断面が逆凹状の第1の継手嵌合部が、前記第1の外側丸ダクトのハゼ接合部の螺旋状軌跡と同等な軌跡で形成され、他端側に外側に突出して断面が逆凹状の第2の継手嵌合部が、前記第2の外側丸ダクトのハゼ接合部の螺旋状軌跡と同等な軌跡で形成され、前記丸ダクト用継手の一端側に前記第1の外側丸ダクトの一端部が挿入され、前記第1の継手嵌合部内に前記第1の外側丸ダクトのハゼ接合部が嵌合されることで、前記第1の外側丸ダクトが前記丸ダクト用継手に接続され、前記丸ダクト用継手の他端側に前記第2の外側丸ダクトの一端部が挿入され、前記第2の継手嵌合部内に前記第2の外側丸ダクトのハゼ接合部が嵌合されることで、前記第2の外側丸ダクトが前記丸ダクト用継手に接続されている、ことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の結露防止丸ダクト接続構造において、前記丸ダクト用継手に、外周面から突出する把持部が設けられている、ことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、第1の内側丸ダクトのガイド部と第2の内側丸ダクトのハゼ接合部とが螺合することで、第1の内側丸ダクトと第2の内側丸ダクトが接続されている。つまり、ネジのような螺合によって接続されているため、2つの内側丸ダクトが強固に接続されて容易に抜けることがなく、しかも、ガイド部とハゼ接合部とを螺合させるだけでよい。このため、従来のようにビスやリベットで複数箇所固定する必要がなく、ビスやリベットの作業漏れや作業品質のバラツキがないばかりでなく、工具などが不要なため作業の安全性が向上する。この結果、結露防止丸ダクト同士を適正かつ容易、安全に接続することが可能となる。
請求項2に記載の発明によれば、第1の内側丸ダクトへの第2の内側丸ダクトの挿入量が規制部によって規制されるため、第2の内側丸ダクトの挿入量を適正にして、内側丸ダクト同士つまり結露防止丸ダクト同士をより適正に接続することが可能となる。
請求項3に記載の発明によれば、第1の内側丸ダクトと第2の内側丸ダクトの外径が同径に設定されているため、第2の内側丸ダクトの一端部を第1の内側丸ダクトの一端部に挿入した状態で、全長にわたって同径の丸ダクトとして、2つの内側丸ダクトが接続される。このため、全長にわたって均等なダクト空間(吸排気空間)が形成され、良好な吸排気流路を確保することが可能となる。しかも、第2の内側丸ダクトの一端部が縮径されて第1の内側丸ダクトの一端部に挿入されているため、第1の内側丸ダクトに挿入、接続するための部材などを別途第2の内側丸ダクトに設ける必要がなく、構成を簡易にすることができる。
請求項4に記載の発明によれば、丸ダクト用継手を介して第1の外側丸ダクトと第2の外側丸ダクトとが接続されているため、板材やシート材などを第1の外側丸ダクトと第2の外側丸ダクトに巻き付けて接続する場合などに比べて、適正かつ容易に接続することが可能になるとともに、外観が良好となる。
請求項5に記載の発明によれば、丸ダクト用継手の第1の継手嵌合部内に第1の外側丸ダクトのハゼ接合部が嵌合され、丸ダクト用継手の第2の継手嵌合部内に第2の外側丸ダクトのハゼ接合部が嵌合されることで、2つの外側丸ダクトが接続されている。つまり、螺旋状の継手嵌合部内に螺旋状のハゼ接合部が嵌合して、ネジのような螺合によって接続されているため、2つの外側丸ダクトが強固に接続されて容易に抜けることがなく、しかも、継手嵌合部内にハゼ接合部を嵌合させるだけでよい。このため、従来のようにビスやリベットで複数箇所固定する必要がなく、ビスやリベットの作業漏れや作業品質のバラツキがないばかりでなく、工具などが不要なため作業の安全性が向上する。この結果、外側丸ダクト同士つまり結露防止丸ダクト同士を適正かつ容易に接続することが可能となる。
請求項6に記載の発明によれば、丸ダクト用継手に把持部が設けられているため、把持部を持って丸ダクト用継手を回転させることで、容易かつ適正に継手嵌合部内にハゼ接合部を嵌合させることが可能となる。
この発明の実施の形態に係る2つの結露防止丸ダクトの接続前の状態を示す正面図である。 この発明の実施の形態に係る第1の結露防止丸ダクトの第1の内側丸ダクトを示す正面図である。 この発明の実施の形態に係る第1の結露防止丸ダクトの第1の外側丸ダクトを示す正面図である。 図2の第1の内側丸ダクトに取り付けられる厚み保持バンドを示す側面図であり、(a)は、断熱層形成部が立った状態を示し、(b)は、断熱層形成部が寝た状態を示す。 この発明の実施の形態に係る第2の結露防止丸ダクトの第2の内側丸ダクトを示す正面図である。 図5のA−A断面図である。 この発明の実施の形態に係る第2の結露防止丸ダクトの第2の外側丸ダクトを示す正面図である。 この発明の実施の形態に係る丸ダクト用継手を示す正面図である。 図2の第1の内側丸ダクトと図5の第2の内側丸ダクトを接続する前の状態を示す正面図である。 図2の第1の内側丸ダクトと図5の第2の内側丸ダクトを接続した状態を示す正面図である。 図10のB−B断面図である。 第1の結露防止丸ダクトの第1の内側丸ダクトと、第2の結露防止丸ダクトの第2の内側丸ダクトとが接続された状態を示す正面図である。 図12の状態から図8の丸ダクト用継手で、第1の外側丸ダクトと第2の外側丸ダクトとを接続した状態を示す正面図である。 図13のC−C断面図である。
以下、この発明を図示の実施の形態に基づいて説明する。
図1〜図14は、この発明の実施の形態を示し、図1は、この実施の形態に係る2つの結露防止丸ダクト1、2の接続前の状態を示す正面図である。この結露防止丸ダクト1、2は、断面が略円形で結露を防止可能な丸ダクトでありそれぞれ、断面が略円形の外側丸ダクト4、6と、断面が略円形で外側丸ダクト4、6内に配置された内側丸ダクト3、5と、外側丸ダクト4、6と内側丸ダクト3、5の間の断熱層を所定の厚みにして、内側丸ダクト3、5を外側丸ダクト4、6内に保持する厚み保持バンド(厚み保持手段)8と、を備える。
具体的に、この実施の形態では、第1の結露防止丸ダクト1は、スパイラルダクトである第1の外側丸ダクト4と、スパイラルダクトであって第1の外側丸ダクト4内に配置された第1の内側丸ダクト3と、を備え、第1の外側丸ダクト4と第1の内側丸ダクト3の間に所定の厚みの断熱層を有する丸ダクトである。同様に、第2の結露防止丸ダクト2は、スパイラルダクトである第2の外側丸ダクト6と、スパイラルダクトであって第2の外側丸ダクト6内に配置された第2の内側丸ダクト5と、を備え、第2の外側丸ダクト6と第2の内側丸ダクト5の間に所定の厚みの断熱層を有する丸ダクトである。
ここで、スパイラルダクトとは、帯状材を螺旋状に巻いて隣接する側縁部同士をハゼ接合して円管状に形成され、ハゼ接合部が螺旋状に表面から突出している丸ダクトである。例えば、図11に示すように、第1の内側丸ダクト3においては、帯状板材の一方の側縁部が折り曲げられてダブルハゼ311が形成され、他方の側縁部が折り曲げられてシングルハゼ312が形成されている。この帯状板材が螺旋状に巻かれ、互いに隣接するダブルハゼ311とシングルハゼ312とが係合・接続されることで、円管状に形成されている。そして、ダブルハゼ311とシングルハゼ312との接合部であるハゼ接合部31が、第1の内側丸ダクト3の表面から突出して螺旋状軌跡を有している。他のスパイラルダクト4〜6においても同様であり、図11の第2の内側丸ダクト5の場合、ダブルハゼ511とシングルハゼ512との接合部であるハゼ接合部51が、第2の内側丸ダクト5の表面から突出して螺旋状の軌跡を有している。
この実施の形態では、第1の内側丸ダクト3と第2の内側丸ダクト5の外径および内径は、後述する第2の内側丸ダクト5の一端部5aを除いて同径に形成され、かつ、2つのハゼ接合部31、51の軌跡は同じとなっている。すなわち、2つの内側丸ダクト3、5は、基本的には同じダクトであり、同一の帯状板材を同一の径で巻いて形成されたものである。ここで、内側丸ダクト3、5の内径は、必要な空気量を吸排気できるように設定されている。
同様に、第1の外側丸ダクト4と第2の外側丸ダクト6の外径および内径は、同径に形成され、かつ、2つのハゼ接合部41、61の軌跡は同じとなっている。すなわち、2つの外側丸ダクト4、6は、基本的には同じダクトであり、同一の帯状板材を同一の径で巻いて形成されたものである。
また、図2に示すように、第1の内側丸ダクト3の一端部3aには、螺旋状軌跡上にガイド部32が形成されている。このガイド部32は、第1の内側丸ダクト3の内側に突出する凹状で、第2の内側丸ダクト5のハゼ接合部51の螺旋状軌跡と同等な軌跡上に形成されて、ハゼ接合部51と螺合するようになっている。すなわち、この実施の形態では、2つのハゼ接合部31、51の軌跡が同じであるため、ハゼ接合部31に沿った軌跡上にガイド部32が形成されている。具体的には、図11に示すように、ハゼ接合部31の根元側(反折り曲げ側)に隣接して形成されている。
ここで、この実施の形態では、螺旋状軌跡上にガイド部32が点在的に形成されているが、直線的に長く形成してもよい。このようなガイド部32が形成されている一端部3aの範囲、長さは、第2の内側丸ダクト5の一端部5aの長さ(第1の内側丸ダクト3に挿入される長さ)よりもやや長く設定されている。これに対して、第1の内側丸ダクト3の全長にわたってガイド部32を形成し、第1の内側丸ダクト3をどこで切断しても両端部にガイド部32が現れるようにしてもよい。
図3に示す第1の外側丸ダクト4の内径は、第1の外側丸ダクト4内に第1の内側丸ダクト3が同心に配置された状態で、第1の外側丸ダクト4と第1の内側丸ダクト3の間に所定の厚みの断熱層(空気層)が設けられるように設定されている。ここで、断熱層は、第1の内側丸ダクト3の外側に均一に設けられ、断熱層の所定の厚みは、第1の結露防止丸ダクト1の内外の温度差が大きい場合でも、断熱層の断熱効果によって結露が発生しないような厚みに設定されている。
一方、図2に示すように、第1の内側丸ダクト3の外周面には厚み保持バンド8が取り付けられている。この厚み保持バンド8は、第1の内側丸ダクト3の周方向に沿って取り付けられる帯状のバンドである。具体的には、図4(a)に示すように、帯状のバンド部材81が円状に曲げられ、その両端部に外側に突出するように折り曲げられた第1の断熱層形成部81aが形成されている。
さらに、バンド部材81には、バンド部材81から外側に突出する第2の断熱層形成部82が3つ形成され、この第2の断熱層形成部82と第1の断熱層形成部81aとがバンド部材81の中心から90°ごとに配置されている。この第2の断熱層形成部82は、図4(b)に示すように、バンド部材81に形成されたコ字状の切り込み81bを立ち上げることで形成されている。
断熱層形成部81a、82の第1の内側丸ダクト3からの突出量は、上記のような所定の厚みの断熱層が設けられるように設定されている。そして、バンド部材81を第1の内側丸ダクト3の外周面に巻き付けて、断熱層形成部81a同士をネジ止め等することで、第1の内側丸ダクト3の外周面にリング状の厚み保持バンド8が取り付けられている。
このような取付状態では、複数の凸状の断熱層形成部81a、82が第1の外側丸ダクト4側に突出し、断熱層形成部81a、82の自由端が第1の外側丸ダクト4の内面に当接する。これにより、第1の内側丸ダクト3が第1の外側丸ダクト4内に同心に配設されている。
このようにして、第1の内側丸ダクト3を第1の外側丸ダクト4内に同心に配設することで、厚み保持バンド8によって第1の外側丸ダクト4と第1の内側丸ダクト3の間に所定の厚みの断熱層が設けられて、第1の内側丸ダクト3が第1の外側丸ダクト4内に確実に保持されている。このような厚み保持バンド8が、第1の内側丸ダクト3と第1の外側丸ダクト4の長さに応じて、適正かつ安定して断熱層が形成されるように、第1の内側丸ダクト3の長手方向に沿って複数取り付けられている。
第2の内側丸ダクト5の一端部5aは、図5に示すように、縮径されて第1の内側丸ダクト3の一端部3a内に挿入、装着できるようになっている。すなわち、図6に示すように、一端部3aは、内側に突出する凹状で軸方向に延びる逃し部52が複数形成されることで、内側に絞られて径が小さく形成されている。この一端部5aの外径は、第1の内側丸ダクト3の内径よりもやや小さく設定され、一端部5aのハゼ接合部51が第1の内側丸ダクト3のガイド部32と螺合できるようになっている。また、一端部5aにおけるハゼ接合部51は、一端部5a以外のハゼ接合部51とほぼ同等の軌跡であり、ガイド部32と螺合するようになっている。
このように、一端部5aが第1の内側丸ダクト3に挿入、接続可能な外径に設定され、一端部5a以外の外径と第1の内側丸ダクト3の外径とが同径に設定されている。また、一端部5a以外の部分(本管部)と一端部5aとの堺である段差部53が、規制部を構成している。すなわち、一端部5aを第1の内側丸ダクト3に挿入して、第1の内側丸ダクト3の一端部3aの端縁が段差部53に当たることで、第1の内側丸ダクト3への第2の内側丸ダクト5の挿入量が規制される。このような一端部5aの長さは、一端部5aを第1の内側丸ダクト3に挿入することで、安定して2つの内側丸ダクト3、5および結露防止丸ダクト1、2が接続されるように設定されている。
図7に示す第2の外側丸ダクト6の内径は、第2の外側丸ダクト6内に第2の内側丸ダクト5が同心に配置された状態で、第2の外側丸ダクト6と第2の内側丸ダクト5の間に所定の厚みの断熱層が設けられるように設定されている。ここで、断熱層は、第1の外側丸ダクト4と第1の内側丸ダクト3の間に形成される上記の断熱層と同様な空気層である。
一方、図5に示すように、第2の内側丸ダクト5の本管部の外周面には、第1の内側丸ダクト3と同様に、厚み保持バンド8が取り付けられている。すなわち、上記のような厚み保持バンド8が、第2の内側丸ダクト5と第2の外側丸ダクト6の長さに応じて、適正かつ安定して断熱層が形成されるように、第2の内側丸ダクト5の長手方向に沿って複数取り付けられている。そして、第1の結露防止丸ダクト1と同様にして、第2の内側丸ダクト5を第2の外側丸ダクト6内に配設することで、厚み保持バンド8によって第2の外側丸ダクト6と第2の内側丸ダクト5の間に所定の厚みの断熱層が設けられ、第2の内側丸ダクト5が第2の外側丸ダクト6内に同心に保持されている。
また、第1の外側丸ダクト4の外周面には、図3に示すように、内側に窪む凹状の内リブ42が、ハゼ接合部41間の中央部に螺旋状に設けられている。同様に、第2の外側丸ダクト6には、図7に示すように、内側に窪む凹状の内リブ62が、ハゼ接合部61間の中央部に螺旋状に設けられている。これらの内リブ42、62が設けられることで、結露防止丸ダクト1、2が従来の通常の丸ダクトと異なることが、遠くからでも外観で容易に判断できるものである。
次に、このような構成の結露防止丸ダクト1、2の一端部同士を接続する、結露防止丸ダクト接続構造について説明する。
まず、第1の内側丸ダクト3の一端部3aに第2の内側丸ダクト5の一端部5aが挿入され、第1の内側丸ダクト3のガイド部32と第2の内側丸ダクト5のハゼ接合部51とが螺合することで、第1の内側丸ダクト3と第2の内側丸ダクト5とが接続されている。すなわち、図9に示すように、第1の内側丸ダクト3の一端部3aと第2の内側丸ダクト5の一端部5aとを対向させ、ガイド部32にハゼ接合部51を沿わせて例えば第2の内側丸ダクト5を回転させながら、第2の内側丸ダクト5の一端部5aを第1の内側丸ダクト3の一端部3aに挿入する。これにより、図10に示すように、第2の内側丸ダクト5の一端部5aのハゼ接合部51がガイド部32に螺合して、2つの内側丸ダクト3、5が螺旋接続(螺合接続)されている。
このような接続状態では、図11に示すように、第1の内側丸ダクト3のハゼ接合部31に隣接して形成されたガイド部32に、第2の内側丸ダクト5のハゼ接合部51が隣接する。また、第1の内側丸ダクト3の一端部3aの端縁と、第2の内側丸ダクト5の段差部53との隙間がシール材でシーリング(気密処理および固定処理)されている。
また、上記のように、第1の内側丸ダクト3が第1の外側丸ダクト4に挿入され、第2の内側丸ダクト5が第2の外側丸ダクト6に挿入されているため、図12に示すように、結露防止丸ダクト1、2が内側丸ダクト3、5で接続されている。ここで、内側丸ダクト3、5を接続するために、第1の内側丸ダクト3の一端部3aが第1の外側丸ダクト4の一端縁から所定量突出し、第2の内側丸ダクト5の一端部5aが第2の外側丸ダクト6の一端縁から所定量突出している。
さらに、丸ダクト用継手7を介して第1の外側丸ダクト4と第2の外側丸ダクト6とが接続されている。丸ダクト用継手7は、図8に示すように、スパイラルダクトで構成された円筒状のソケットで、外側丸ダクト4、6の一端部を挿入できるように、その内径が設定されている。また、一端側7aに第1の継手嵌合部が、第1の外側丸ダクト4のハゼ接合部41の螺旋状軌跡と同等な軌跡で形成され、他端側7bに第2の継手嵌合部が、第2の外側丸ダクト6のハゼ接合部61の螺旋状軌跡と同等な軌跡で形成されている。
ここで、上記のように、ハゼ接合部41、61が同じ形状および螺旋状軌跡であるため、この実施の形態では、丸ダクト用継手7の全長にわたって同一の継手嵌合部(第1の継手嵌合部、第2の継手嵌合部)72が形成されている。この継手嵌合部72は、図14に示すように、外側に突出して断面が逆凹状(逆U字状)の突部で、ハゼ接合部41、61を収容できるように形成されている。このような継手嵌合部72が、ハゼ接合部41、61の螺旋状軌跡と同等な軌跡で(ハゼ接合部71間に)形成され、ハゼ接合部41、61が継手嵌合部72内に螺合するようになっている。
また、丸ダクト用継手7の軸方向の長さは、外側丸ダクト4、6を確実かつ安定して接続できるように設定されている。さらに、丸ダクト用継手7には、外周面から突出する把持部73が設けられている。すなわち、把持部73は、人が手、指で把持できる大きさ、形状(例えば、四角い板状)で、丸ダクト用継手7の軸方向の中央部の外周面に、丸ダクト用継手7の軸線を中心に対向するように(点対象に)2つ取り付けられている。
このような丸ダクト用継手7の一端側7aに第1の外側丸ダクト4の一端部が挿入され、継手嵌合部72内に第1の外側丸ダクト4のハゼ接合部41が嵌合されることで、第1の外側丸ダクト4が丸ダクト用継手7に接続されている。同様に、丸ダクト用継手7の他端側7bに第2の外側丸ダクト6の一端部が挿入され、継手嵌合部72内に第2の外側丸ダクト6のハゼ接合部61が嵌合されることで、第2の外側丸ダクト6が丸ダクト用継手7に接続されている。
具体的には、例えば、図1に示すように、予め丸ダクト用継手7を第2の外側丸ダクト6に仮装着する。すなわち、継手嵌合部72内にハゼ接合部61を挿入して丸ダクト用継手7を一方向に回転させながら、第2の外側丸ダクト6の一端側を丸ダクト用継手7に挿入して、丸ダクト用継手7を全長にわたって第2の外側丸ダクト6に仮装着する。そして、上記のようにして2つの内側丸ダクト3、5を接続し、図12に示す状態となる。続いて、丸ダクト用継手7を他方向に回転させて一端側7aを第2の外側丸ダクト6から抜き出し、さらに回転させて継手嵌合部72内にハゼ接合部41を挿入しながら、丸ダクト用継手7の一端側7aに第1の外側丸ダクト4の一端部を挿入する。
これにより、図13に示すように、第1の外側丸ダクト4の一端部が丸ダクト用継手7の一端側7aに挿入、接続され、第2の外側丸ダクト6の一端部が丸ダクト用継手7の他端側7bに挿入、接続される。つまり、丸ダクト用継手7を介して第1の外側丸ダクト4と第2の外側丸ダクト6とが接続される。また、このような接続状態では、図14に示すように、ハゼ接合部41、61が継手嵌合部72と螺合しながら継手嵌合部72内に収容されて、2つの外側丸ダクト4、6が丸ダクト用継手7に螺旋接続(螺合接続)される。
ここで、丸ダクト用継手7に第1の外側丸ダクト4の一端部を挿入する前に、第1の外側丸ダクト4の外周面に挿入位置をマーキングする。すなわち、図12に示すように、丸ダクト用継手7の一端側7aの端縁が位置すべき挿入位置に、規制マーク4Aをインクなどで印す。ここで、丸ダクト用継手7への第1の外側丸ダクト4の挿入量と、丸ダクト用継手7への第2の外側丸ダクト6の挿入量とが、ほぼ同量になる位置に規制マーク4Aを印す。
このようにして、2つの外側丸ダクト4、6が丸ダクト用継手7を介して接続された状態で、丸ダクト用継手7の一端側7aの端縁と第1の外側丸ダクト4との隙間がシール材でシーリングされ、丸ダクト用継手7の他端側7bの端縁と第2の外側丸ダクト6との隙間がシール材でシーリングされている。
このように、第1の内側丸ダクト3と第2の内側丸ダクト5とが螺合接続され、第1の外側丸ダクト4と第2の外側丸ダクト6とが丸ダクト用継手7を介して螺合接続されることで、2つの結露防止丸ダクト1、2が強固に接続されている。
以上のように、この結露防止丸ダクト1、2によれば、外側丸ダクト4、6と内側丸ダクト3、5の間に所定の厚みの断熱層(空気層)を有するため、断熱材を巻き付けなくても断熱層によって結露を防止することが可能となる。この結果、断熱材の巻き付けに要する労力や時間、断熱材の廃材の廃棄処理などを削減することができるとともに、施工スケジュールの調整や資材の搬入、保管の調整などが容易となり、かつ、人員を削減して経済性や安全性を高めることが可能となる。しかも、厚み保持バンド8によって断熱層が所定の厚みに保持されるため、長期間にわたって安定して結露を防止することが可能となる。
また、帯状で凸状の断熱層形成部81a、82を複数備える厚み保持バンド8で厚み保持手段が構成されているだけであるため、厚み保持手段を簡易に構成することが可能となる。しかも、内側丸ダクト3、5に厚み保持バンド8を取り付けることで所定の厚みの断熱層を形成、保持するため、特殊形状の外側丸ダクト4、6や内側丸ダクト3、5が不要で、既存、既製の外側丸ダクト4、6や内側丸ダクト3、5を使用することができ、製作費を軽減することが可能となる。さらに、内側丸ダクト3、5の周方向に沿って厚み保持バンド8を取り付けるため、所定の厚みの断熱層を確実、均等かつ安定して形成、保持することが可能となる。
また、上記の結露防止丸ダクト接続構造によれば、第1の内側丸ダクト3のガイド部32と第2の内側丸ダクト5のハゼ接合部51とが螺合することで、第1の内側丸ダクト3と第2の内側丸ダクト5が接続されている。つまり、ネジのような螺合によって接続されているため、2つの内側丸ダクト3、5が強固に接続されて容易に抜けることがなく、しかも、ガイド部32とハゼ接合部51とを螺合させるだけでよい。このため、従来のようにビスやリベットで複数箇所固定する必要がなく、ビスやリベットの作業漏れや作業品質のバラツキがないばかりでなく、工具などが不要なため作業の安全性が向上する。この結果、結露防止丸ダクト1、2同士を適正かつ容易、安全に接続することが可能となる。
また、第1の内側丸ダクト3への第2の内側丸ダクト5の挿入量が段差部53によって規制されるため、第2の内側丸ダクト5の挿入量を適正にして、内側丸ダクト3、5同士つまり結露防止丸ダクト1、2同士をより適正に接続することが可能となる。すなわち、第1の内側丸ダクト3の一端部3aの端縁が段差部53に当たるまで第2の内側丸ダクト5を第1の内側丸ダクト3に挿入するだけで、適正かつ容易に接続することが可能となる。
さらに、第1の内側丸ダクト3と第2の内側丸ダクト5の外径が同径に設定されているため、第2の内側丸ダクト5の一端部5aを第1の内側丸ダクト3の一端部3aに挿入した状態で、全長にわたって同径の丸ダクトとして、2つの内側丸ダクト3、5が接続される。このため、全長にわたって均等なダクト空間(吸排気空間)が形成され、良好な吸排気流路を確保することが可能となる。しかも、第2の内側丸ダクト5の一端部5aが縮径されて第1の内側丸ダクト3の一端部3aに挿入されているため、第1の内側丸ダクト3に挿入、接続するための部材などを別途第2の内側丸ダクト5に設ける必要がなく、構成を簡易にすることができる。
一方、丸ダクト用継手7を介して第1の外側丸ダクト4と第2の外側丸ダクト6とが接続されているため、板材やシート材などを第1の外側丸ダクト4と第2の外側丸ダクト6に巻き付けて接続する場合などに比べて、適正かつ容易に接続することが可能になるとともに、外観が良好となる。
しかも、丸ダクト用継手7の継手嵌合部72内に第1の外側丸ダクト4のハゼ接合部41と第2の外側丸ダクト6のハゼ接合部61が嵌合されることで、2つの外側丸ダクト4、6が接続されている。つまり、螺旋状の継手嵌合部72内に螺旋状のハゼ接合部41、61が嵌合して、ネジのような螺合によって接続されているため、2つの外側丸ダクト4、6が強固に接続されて容易に抜けることがなく、しかも、継手嵌合部72内にハゼ接合部41、61を嵌合させるだけでよい。このため、従来のようにビスやリベットで複数箇所固定する必要がなく、ビスやリベットの作業漏れや作業品質のバラツキがないばかりでなく、工具などが不要なため作業の安全性が向上する。この結果、外側丸ダクト4、6同士つまり結露防止丸ダクト1、2同士を適正かつ容易、安全に接続することが可能となる。
また、丸ダクト用継手7に把持部73が設けられているため、把持部73を持って丸ダクト用継手7を回転させることで、容易かつ適正に継手嵌合部72内にハゼ接合部41、61を嵌合させることが可能となる。
以上、この発明の実施の形態について説明したが、具体的な構成は、上記の実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、この発明に含まれる。例えば、上記の実施の形態では、内側丸ダクト3、5および外側丸ダクト4、6が同形状の場合について説明したが、径が異なる丸ダクト同士や、ハゼ接合部の螺旋状軌跡が異なる丸ダクト同士であってもよい。この場合、ハゼ接合部の軌跡に合わせてガイド部32や継手嵌合部72の軌跡を変えたり、丸ダクト用継手7の一端側7aと他端側7bの内径を変えたりすればよい。
また、上記の実施の形態では、予め丸ダクト用継手7を第2の外側丸ダクト6に仮装着しているが、第1の外側丸ダクト4に仮装着してもよい。さらに、第1の外側丸ダクト4のみに規制マーク4Aを印しているが、第2の外側丸ダクト6のみに、あるいは両外側丸ダクト4、6に記してもよい。
1 第1の結露防止丸ダクト
2 第2の結露防止丸ダクト
3 第1の内側丸ダクト
3a 一端部
31 ハゼ接合部
32 ガイド部
4 第1の外側丸ダクト
41 ハゼ接合部
5 第2の内側丸ダクト
5a 一端部
51 ハゼ接合部
53 段差部(規制部)
6 第2の外側丸ダクト
61 ハゼ接合部
7 丸ダクト用継手
7a 一端側
7b 他端側
71 ハゼ接合部
72 継手嵌合部(第1の継手嵌合部、第1の継手嵌合部)
73 把持部
8 厚み保持バンド(厚み保持手段)
81 バンド部材
81a 第1の断熱層形成部
82 第2の断熱層形成部

Claims (6)

  1. 帯状材を螺旋状に巻いて隣接する側縁部同士をハゼ接合して円管状に形成され、ハゼ接合部が螺旋状に表面から突出している丸ダクトをスパイラルダクトとし、
    スパイラルダクトである第1の外側丸ダクトと、スパイラルダクトであって前記第1の外側丸ダクト内に配置された第1の内側丸ダクトと、を備え、前記第1の外側丸ダクトと前記第1の内側丸ダクトの間に所定の厚みの断熱層を有する第1の結露防止丸ダクトの一端部と、
    スパイラルダクトである第2の外側丸ダクトと、スパイラルダクトであって前記第2の外側丸ダクト内に配置された第2の内側丸ダクトと、を備え、前記第2の外側丸ダクトと前記第2の内側丸ダクトの間に所定の厚みの断熱層を有する第2の結露防止丸ダクトの一端部と、を接続する結露防止丸ダクト接続構造であって、
    前記第1の内側丸ダクトの一端部に内側に突出するガイド部が、前記第2の内側丸ダクトのハゼ接合部の螺旋状軌跡と同等な軌跡上に形成され、
    前記第1の内側丸ダクトの一端部に前記第2の内側丸ダクトの一端部が挿入され、前記第1の内側丸ダクトのガイド部と第2の内側丸ダクトのハゼ接合部とが螺合して該ガイド部に該ハゼ接合部が隣接することで、前記第1の内側丸ダクトと前記第2の内側丸ダクトとが接続されている、
    ことを特徴とする結露防止丸ダクト接続構造。
  2. 前記第1の内側丸ダクトへの前記第2の内側丸ダクトの挿入量を規制する規制部を備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の結露防止丸ダクト接続構造。
  3. 前記第1の内側丸ダクトと前記第2の内側丸ダクトの外径が同径に設定され、前記第2の内側丸ダクトの一端部が縮径されて前記第1の内側丸ダクトの一端部に挿入されている、
    ことを特徴とする請求項1または2のいずれか1項に記載の結露防止丸ダクト接続構造。
  4. 前記第1の外側丸ダクトと前記第2の外側丸ダクトの外径が同径に設定され、円筒状の丸ダクト用継手を介して前記第1の外側丸ダクトと前記第2の外側丸ダクトとが接続されている、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の結露防止丸ダクト接続構造。
  5. 前記丸ダクト用継手は、一端側に外側に突出して断面が逆凹状の第1の継手嵌合部が、前記第1の外側丸ダクトのハゼ接合部の螺旋状軌跡と同等な軌跡で形成され、他端側に外側に突出して断面が逆凹状の第2の継手嵌合部が、前記第2の外側丸ダクトのハゼ接合部の螺旋状軌跡と同等な軌跡で形成され、
    前記丸ダクト用継手の一端側に前記第1の外側丸ダクトの一端部が挿入され、前記第1の継手嵌合部内に前記第1の外側丸ダクトのハゼ接合部が嵌合されることで、前記第1の外側丸ダクトが前記丸ダクト用継手に接続され、前記丸ダクト用継手の他端側に前記第2の外側丸ダクトの一端部が挿入され、前記第2の継手嵌合部内に前記第2の外側丸ダクトのハゼ接合部が嵌合されることで、前記第2の外側丸ダクトが前記丸ダクト用継手に接続されている、
    ことを特徴とする請求項4に記載の結露防止丸ダクト接続構造。
  6. 前記丸ダクト用継手に、外周面から突出する把持部が設けられている、
    ことを特徴とする請求項5に記載の結露防止丸ダクト接続構造。
JP2020065487A 2020-04-01 2020-04-01 結露防止丸ダクト接続構造 Active JP6786091B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020065487A JP6786091B1 (ja) 2020-04-01 2020-04-01 結露防止丸ダクト接続構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020065487A JP6786091B1 (ja) 2020-04-01 2020-04-01 結露防止丸ダクト接続構造

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019192436A Division JP6746837B1 (ja) 2019-10-23 2019-10-23 結露防止丸ダクト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6786091B1 true JP6786091B1 (ja) 2020-11-18
JP2021067450A JP2021067450A (ja) 2021-04-30

Family

ID=73220036

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020065487A Active JP6786091B1 (ja) 2020-04-01 2020-04-01 結露防止丸ダクト接続構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6786091B1 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS564090U (ja) * 1979-06-23 1981-01-14
JP2548618B2 (ja) * 1990-03-19 1996-10-30 三菱電機株式会社 フ−ド付給排気筒
JP2006329523A (ja) * 2005-05-26 2006-12-07 Yamato Stainless:Kk 給排気筒
JP2007205503A (ja) * 2006-02-03 2007-08-16 Kuraray Plast Co Ltd 断熱二重管

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021067450A (ja) 2021-04-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2719318C (en) Furnace vent termination
US9057519B1 (en) Chimney cap
US20140167405A1 (en) Insert for HVAC Systems
JP6786091B1 (ja) 結露防止丸ダクト接続構造
US20220146142A1 (en) Air exhaust valve for ventilating rooms
ES2534454T3 (es) Paso de pared o paso de techo
JP2021067394A (ja) 結露防止丸ダクト
JP6524127B2 (ja) 空気調和機の室内機
JP2001280658A (ja) パイプファン
US9482399B2 (en) Light tube kit for skylight
JP2005353329A (ja) 絶縁性碍子カバー
CN206531247U (zh) 排气管组件和新风机
US7713114B1 (en) Chimney cap
JP2020112324A (ja) スパイラルダクト接続構造およびスパイラルダクト用継手
JP4212412B2 (ja) フレキシブルダクト
US10816110B2 (en) Method for producing an assembly for a line penetration, assembly and method for production of a line penetration
JP2007212045A (ja) 空気調和機の室外機
JP3212851U (ja) スプリンクラーヘッド配管の取付装置
JP2011120404A (ja) 絶縁用防護管
JP2006029680A (ja) ダクト分岐構造
KR200360240Y1 (ko) 벽체에 매립되어 가스관을 보호하는 슬리브.
US2289181A (en) Thimble and closure therefor
JP3100451U (ja) 給排気管
KR200207759Y1 (ko) 신축형 덕트의 체결용 밴드
JP2023046912A (ja) ダクト接続装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200409

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20200409

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20200703

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200707

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200821

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201020

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201020

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6786091

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250