JP2005278904A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】
2基の変動入賞装置の機能を1基の変動入賞装置に凝縮することにより、遊技領域における遊技球の転動スペースを充分に確保することができ、且つ遊技者の興趣を高めることができる遊技機を提供する。
【解決手段】
スライド部材32の突起部55,56が左入賞口48及び右入賞口49の各球導入経路51,52を閉状態にしている第1の状態から第2の状態へ移行すると、スライド部材32が左右方向の一方へ作動して一方の突起部55または56が一方の球導入経路51または52を開放して左入賞口48または右入賞口49への入賞を可能とするとともに、他方の突起部56または55が他方の球導入経路52または51を閉状態にして右入賞口49または左入賞口48への入賞を阻止する。
【選択図】図3

Description

本発明は、所定条件の成立に基づき、遊技球を受け入れない状態と、遊技球を受け入れ易い状態とに変動する変動入賞装置を備えたパチンコ機などの遊技機に関する。
従来よりパチンコ機等の遊技機では、遊技領域内に変動入賞装置を設け、特図始動口への入賞を条件に変動表示装置において変動表示ゲームが行われ、その停止態様が予め定められた大当り態様となった場合に変動入賞装置が遊技球を受け入れない第1状態から、遊技球を受け入れ易い第2状態に変換して遊技者に利益を付与するものである。このような変動入賞装置では、入賞した球に対する賞球数は一定数であった。
これに関連する技術として、例えば、特開平5−200144号公報(特許文献1)に「パチンコ機の変動入賞装置」に係る発明が提案されている。この発明は、大入賞口に遊技者に不利な第1の状態から遊技者に有利な第2の状態に変換可能な大入賞口変換部材を配設し、大入賞口内の中央に継続入賞口を、その左右に一般入賞口を形成し、所定の遊技条件成立時に大入賞口変換部材を所定期間、第2の状態に変換する特別遊技開始手段と、継続入賞口の入賞を条件に再び大入賞口変換部材を所定期間、第2の状態に変換する権利を発生する特別遊技継続手段とを備えるとともに、大入賞口の直上方に所定の入賞口を設け、この入賞口に左右に開閉可能な可動部材を設けることを要旨としており、通常時ならびに大入賞口変換部材が動作する特別遊技時にも変化に富んだ遊技を行うことができ、高い興趣を確保できるものである。
特開平5−200144号公報
ところで、従来の遊技機においては、変動表示装置と変動入賞装置とをそれぞれ1基ずつ設けた遊技構成が長年続き、遊技機が沈滞化傾向にあり、遊技者の興趣を高めることができる新規な遊技構成の開発が望まれていた。 この点は特許文献1に開示された変動入賞装置についても同様で、遊技構成に自ずと限界があり、入賞した球に対する賞球数は一定数であった。
そこで、変動表示装置と変動入賞装置とをそれぞれ複数(例えば、それぞれ2基)設け、各変動表示装置(変動表示ゲーム)に対応した変動入賞装置を設定し、これら変動入賞装置の賞球数を異ならせることで特別遊技の価値を異ならせて興趣を高めるという提案がなされた。この場合、一基の変動表示装置での変動表示ゲームの結果、特別遊技を発生させた停止態様に基づいて、賞球数の異なる何れかの変動入賞装置による特別遊技を発生させるようにすることも考えられる。
しかしながら、変動入賞装置を独立して2基設ける場合には、遊技領域の設置スペースの制約があり、遊技球の転動するスペースを確保し難くなるという新たな問題が生じる。
本発明は、上記の事情に鑑みて創案されたものであり、2基の変動入賞装置の機能を1基の変動入賞装置に凝縮することにより、遊技領域における遊技球の転動スペースを充分に確保することができ、且つ遊技者の興趣を高めることができる遊技機を提供することを目的とする。
本発明は、上記に鑑み提案されたものであり、請求項1に記載のものは、所定条件の成立に基づき、遊技球を受け入れない第1状態と、遊技球を受け入れ易い第2状態とに変動可能な変動入賞装置を備えた遊技機において、
前記変動入賞装置は、
左右方向に移動可能なスライド部材と、
該スライド部材とその上方を覆う鎧部とによって区画され、左右に球導入経路が形成可能な球導入室と、
該球導入室を左右に区画する区画壁と、
該区画壁により区画された左側の球導入室に開設された左入賞口と、
前記区画壁により区画された右側の球導入室に開設された右入賞口と、
を備え、
前記スライド部材の両端部には、スライド部材が左右略中央に位置する常態で球導入経路を閉じて球導入室内に遊技球が流入することを阻止し、左または右に移動した状態で球導入経路を開いて球導入室内に遊技球が流入可能とする突起部をそれぞれ形成し、
第1の状態においては、前記スライド部材が略中央に位置して両突起部が両球導入経路を閉じて球導入室内への遊技球の流入を阻止し、
第2の状態においては、前記スライド部材が左または右方向のいずれかへ移動して、移動した側の突起部が球導入経路を開いて当該側の入賞口への入賞を可能とするとともに、反対側の突起部が球導入経路を閉じて当該側の入賞口への入賞を阻止するように構成したことを特徴とする。
請求項2に記載のものは、前記変動入賞装置が、
前記スライド部材の下方に配設されて左右方向に移動可能な下スライド部材と、
前記スライド部材および下スライド部材とによって区画され、左右に下球導入経路が形成可能な下球導入室と、
該下球導入室の左側に開設された左入賞口と、
前記下球導入室の右側に開設された右入賞口と、
を備え、
前記下スライド部材には、前記スライド部材との位置関係により下球導入経路を開閉可能な下突起部を両端部にそれぞれ形成するとともに、左右中央部には、下スライド部材が左右いずれかに移動した状態で、移動した側に位置する入賞口への入賞を阻止して反対側に位置する入賞口への入賞を許容する阻止部を設け、
第1の状態においては、前記下スライド部材が略中央に位置して両下突起部が両下球導入経路を閉じて下球導入室内への遊技球の流入を阻止し、
第2の状態においては、前記下スライド部材がスライド部材とは反対側へ移動して、移動した側の下突起部が下球導入経路を開くとともに阻止部が当該側の入賞口への入賞を阻止して反対側の入賞口への入賞を可能としたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機である。
請求項3に記載のものは、前記変動入賞装置が、
前記スライド部材の下方に配設されて左右方向に移動可能な下スライド部材と、
前記スライド部材および下スライド部材とによって区画され、左右に下球導入経路が形成可能な下球導入室と、
該下球導入室の略中央に開設された下入賞口と、
を備え、
前記下スライド部材には、前記スライド部材との位置関係により下球導入経路を開閉可能な下突起部を両端部にそれぞれ形成するとともに、前記下入賞口の前方に対応した部位に当該下入賞口への常態での入賞を阻止する一方、左または右に移動すると下入賞口への入賞を許容する阻止部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機である。
請求項4に記載のものは、前記変動入賞装置が、
前記下球導入室内を下左室と下右室とに区画すると共に、前記阻止部を左右方向に通過させる通過空部を有する下区画壁を備え、
第2状態において、下スライド部材が略中央に停止したままスライド部材が右または左に移動して左または右の下球導入経路を開いて下左室または下右室内に遊技球を貯留可能としたことを特徴とする請求項3に記載の遊技機である。
請求項5に記載のものは、複数の識別情報を変動表示し、その停止態様によって、前記変動入賞装置を作動させる特別遊技状態を発生させるための変動表示ゲームを行う変動表示装置と、
前記変動表示ゲームを始動させるための複数の始動口と、
を遊技領域に備え、
前記変動表示ゲームを通常状態に比して特別遊技状態が発生し易い高確率状態に変換可能に構成し、
前記下左入賞口および下右入賞口を前記始動口とし、
前記下左室または下右室に停留された遊技球が前記下入賞口へ入賞した入賞球数分、高確率状態として変動表示ゲームを実行するようにしたことを特徴とする請求項4に記載の遊技機である。
本発明の遊技機によれば、次のような優れた効果を奏する。
即ち、請求項1に記載の発明によれば、スライド部材の突起部が左入賞口および右入賞口の各球導入経路を閉じている第1の状態から第2の状態へ変換すると、スライド部材が左右方向の一方へ移動して一方の突起部が一方の球導入経路を開放して左入賞口または右入賞口への入賞を可能とするとともに、他方の突起部が他方の球導入経路を閉じたままにして右入賞口または左入賞口への入賞を阻止するので、左入賞口と右入賞口との賞球数を異ならせることにより、2基の変動入賞装置の機能が1基の変動入賞装置に凝縮されたと同様の効果を奏し、遊技領域における遊技球の転動スペースを充分に確保することができ、且つ遊技者の興趣を高めることができる。
請求項2に記載の発明によれば、下スライド部材の突起部が下左入賞口および下右入賞口の各下球導入経路を閉じている第1の状態から第2の状態に変換すると、スライド部材と下スライド部材とが相反する方向へ移動して、下スライド部材の一方の突起部が一方の下球導入経路を開放するとともに、他方の突起部が他方の下球導入経路を閉じ、且つ、阻止部が開いた側に近い下左入賞口または下右入賞口への入賞を阻止するとともに、遠い下右入賞口または下左入賞口への入賞を可能とするので、スライド部材と下スライド部材とが相反する方向へ移動して上球導入室と下球導入室とで異なる側の球導入経路を開放しても、同じ側の上下の入賞口に遊技球を入賞させることができ、賞球数の混同を防止することができ、又、新規な遊技構成により遊技者の興趣を高めることができる。さらに、遊技球を効率よく入賞させることができるとともに、入賞口に入賞する遊技球の転動を遊技者にみせることができ、これによっても遊技の興趣を高めることができる。
請求項3に記載の発明によれば、下スライド部材の突起部が下入賞口の各下球導入経路を閉じている第1の状態から第2の状態に変換すると、スライド部材のみが移動して下球導入経路を開放し、阻止部により下球導入室に所定数の遊技球を停留させ、その後、下スライド部材が作動して停留した遊技球を下入賞口へ入賞させるので、遊技球の停留により遊技者の期待感を抱かせて興趣を高めることができる。
請求項4に記載の発明によれば、第2の状態において、スライド部材のみが移動して下球導入経路を開放し、阻止部により下右室または下左室に所定数の遊技球を停留させ、下スライド部材が移動して停留した遊技球を下左入賞口または下右入賞口へ入賞させるので、下左入賞口と下右入賞口とで異なる高確率を設定したり、各下入賞口への入賞に対応させた変動ゲームを実行させることができ、遊技者の興趣を高めることができる。
請求項5に記載の発明によれば、下左入賞口および下右入賞口を変動表示ゲームを始動させるための始動口とし、下左室または下右室に停留された遊技球が下左入賞口または下右入賞口へ入賞した入賞球数分の高確率状態として変動表示ゲームを実行するので、特別遊技中に貯留するかしないかで次の特別遊技の発生が左右されることになり、これにより遊技者の興趣を高めることができる。
以下、本発明の最良の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、代表的な遊技機であるパチンコ機の遊技盤の正面図である。
パチンコ機1の遊技盤2は、表面にガイドレール等の区画部材3により区画された遊技領域4を形成し、該遊技領域4内のほぼ中央に、周囲がセンターケース5によって覆われた変動表示装置6を配設し、該変動表示装置6の下方左右には第1特別図柄始動口8及び第2特別図柄始動口9を、さらにその下方中央には所定条件の成立に基づき、遊技球を受け入れない第1状態と、遊技球を受け入れ易い第2状態とに変動可能な変動入賞装置11等を配設している。また、この遊技領域4内には、この他に、遊技球の流下方向を変える風車や障害釘、一般入賞口、及び入賞せずに流下した遊技球を回収するアウト口(図示せず)などが設けられている。
変動表示装置6は、本実施形態では、左右二つの画面領域16,17を有しており、各画面領域16,17には複数の変動表示領域(左側、中央、右側の3つの変動表示領域等)を設定して各表示領域の各々で独立して画像表示がなされる表示装置であって、本実施形態では、例えば、任意の画像を表示可能なLCD(液晶表示器)、CRT(ブラウン管)等で表示画面部分が構成され、この表示画面上の複数の変動表示領域には複数の識別情報(図柄)をそれぞれ複数の変動表示領域で変動表示する変動表示ゲーム等、遊技の進行に基づく画像が表示される。即ち、本実施形態では、1基の表示装置を1つのセンターケース5に備えて、1つの画面内に左右2つの画面領域16,17を設定し、各々独立させて画像表示を行うものであるが、2基の表示装置を1つのセンターケース5に備えてもよい。
第1特別図柄始動口8及び第2特別図柄始動口9は、前記変動表示装置6において変動表示ゲームを開始するための始動口であり、第1特別図柄始動口8は左側の画面領域16に対応しており、第2特別図柄始動口9は右側の画面領域17に対応している。第1特別図柄始動口8への入賞は第1特別図柄始動センサ28により検出され、第2特別図柄始動口9への入賞は第2特別図柄始動センサ29により検出される(図4参照)。後述するように、画面領域16または画面領域17において、変動表示ゲームが開始されて停止識別情報の組合せ態様が予め定めた特別表示態様となった場合には、所定の利益を付与可能な特別遊技状態が発生可能である。なお、第1特別図柄始動口8及び第2特別図柄始動口9への遊技球の入賞については、特別図柄始動記憶として、例えば最大4回分を限度として記憶され、その始動記憶の状況が表示器やLED等によって始動記憶表示器に表示されるように成っている。
次に、第1の実施形態のパチンコ機1に備えられた変動入賞装置11について説明する。
図2は第1実施形態の変動入賞装置の正面図、図3は第1実施形態の変動入賞装置の作動図である。
これらの図面に示すように、第1実施形態の変動入賞装置11は、遊技盤の表面に取り付ける取付ベース部材38の上部に、変動入賞装置11上に流下してきた遊技球を左右に振り分けるように略三角形状の鎧部31が取付ベース部材38から前方に突出した状態で設けられており、その下方には横長なスライド部材32が左右方向に往復移動可能に設けられ、これらスライド部材32とその上方を覆う鎧部31との間には、左右に形成される球導入経路から内部に遊技球を導入し得る球導入室34が区画されている。
スライド部材32は、左右両端から中央に向かって緩やかに円弧状に下降する形状を呈する板状部材であり、左右両端部には、スライド部材32が左右略中央に位置する常態で球導入室34の左右に形成される球導入経路51,52を閉じて遊技球が球導入室34内に流入することを阻止し、左または右に移動した状態で球導入経路51,52を開いて遊技球が球導入室34内に流入可能とする突起部55,56をそれぞれ上向きに形成し、取付ベース部材38の裏側に設けたラック・アンド・ピニオンやリンク機構等の駆動機構(図示せず)を介してパルスモータ等により駆動されて左方向または右方向に往復移動できるように成っている。即ち、本実施形態では、スライド部材32全体として開口部を上に向けた横長なコ字状を呈するように形成されている。そして、前記各突起部55,56は前記左入賞口48及び右入賞口49へ至る各球導入経路51,52を閉鎖するように形成されている。突起部55,56は、本実施形態では、遊技者側から見て三角形矢印状であり、その上端と鎧部31との間が球導入経路51,52となるので、スライド部材32が左右略中央に位置する常態で球導入経路51,52の幅が遊技球の直径よりも小さくなって遊技球が球導入経路51,52内を通過し得ない、即ち、球導入経路51,52を閉じて遊技球が球導入室34内に流入することを阻止でき、且つ、スライド部材32が左右方向に移動した際に鎧部31に当接しない高さに設定してある。
なお、前記取付ベース部材38はネジ等の止着部材39により、遊技盤2の所定の位置に固定される。
取付ベース部材38の左右方向中央部には、前記球導入室34を左右に区画する区画壁41が設けられており、該区画壁41は前記鎧部31の下部中央から前記スライド部材32の直上まで垂下する状態で取付ベース部材38の前面から前方に向けて延出されている。この該区画壁41によって区画された左球導入室42及び右球導入室43には、左入賞口48及び右入賞口49が取付ベース部材38に開口されている。なお、本実施形態では、左入賞口48に入賞した場合の賞球数は13個、右入賞口49に入賞した場合の賞球数は10個に設定され、左右の入賞口48,49において賞球数を異ならせている。
本実施形態の遊技機1には、第1特別図柄始動口8または第2特別図柄始動口9への入賞に基づいてスライド部材32の作動を制御する遊技制御装置等の制御装置が備えられており、次に、制御装置の構成について説明する。
図4は、第1の実施形態におけるパチンコ機1に備えられる制御装置の構成であり、主として、遊技制御装置61及び表示制御装置81を中心とする制御系統部分をブロック構成図として示したものである。
遊技制御装置61は、遊技を統括的に制御する主制御装置として機能し、図示するように、遊技制御を司るCPU63、遊技制御のためのプログラム等を記憶しているROM64、及び遊技制御時にワークエリアとして利用されるRAM65をそれぞれ内蔵した遊技用ワンチップマイコン62と、入力インターフェース67と、出力インターフェース68と、発振器69等から構成され、バックアップ電源71が備えられている。
遊技用ワンチップマイコン62は、入力インターフェース67を介して各種検出装置(前記第1特別図柄始動口8に備えられる第1特別図柄始動センサ28及び第1カウントセンサ78、前記第2特別図柄始動口9に備えられる第2特別図柄始動センサ29及び第2カウントセンサ79、一般入賞口用の入賞口センサ80A〜80N)からの検出信号を受けて、大当たり抽選等、種々の処理を行う。そして、出力インターフェース68を介して、表示制御装置81及び排出制御装置82の他、第1特別図柄始動入賞記憶表示器85、第2特別図柄始動入賞記憶表示器86、及び前記スライド部材32を作動させる駆動機構の第1大入賞口モータ91等に指令信号を送信するとともに、盤用外部情報95を出力して、遊技を統括的に制御する。そして、遊技制御装置61は、通常の遊技状態、確率変動状態、変動時間短縮状態などの遊技状態の違いによって表示態様を変化させるための指令信号も送信する。
排出制御装置82は、遊技制御装置61からの賞球指令信号または図示しないカード球貸ユニットからの貸球要求に基づいて、払出ユニットの動作を制御し、排出装置96に賞球または貸球の排出を行わせる。
また、表示制御装置81には、表示制御用CPU101、表示制御プログラム等を格納したROM102、表示制御用CPUの動作時のワークエリアや、画像表示装置(表示画面16,17)6に表示される画像データを一時的に記憶するフレームバッファが設けられたRAM106、通信インターフェース108、GDP(Graphic Display Processor)110、画像データ(図柄データ、背景画データ、動画キャラクタデータ、テクスチャデータ等)を記憶している画像ROM111及び出力インターフェース、入力インターフェース(図示せず)等を備えており、通信インターフェース108には装飾制御装置115及び音制御装置116が接続され、出力インターフェースは画像表示装置6が接続されている。装飾制御装置115は、表示制御装置81からの装飾指令信号に基づいて、装飾用ランプ118、LED119等の装飾発光装置を制御し、音制御装置116はスピーカから出力される効果音を制御する。
表示制御用CPU101は、ROM102に記憶されたプログラムを実行し、遊技制御装置61からの信号に基づいて、遊技状態に応じた変動表示ゲームのための画像制御情報を演算し、GDP110へ画像表示装置6に表示する画像の信号を生成するように指示する。
次に、図2から図4を用いて、第1実施形態の変動入賞装置11の作動状況について説明する。
図2に示す状態が遊技球を受け入れない第1の状態であり、スライド部材32は左右方向略中央に停止しており、スライド部材32の両端部に形成された突起部55,56が各球導入経路51,52を閉じている。
そして、遊技領域4の左側に配設された第1特別図柄始動口8に遊技球が入賞すると、遊技制御装置61に検出信号を入力する。遊技制御装置61は、表示制御装置81を介して、変動表示装置6の左側(始動口8と同じ側)の画面領域16において変動表示ゲームが開始される。変動表示ゲームにおいて停止識別情報の組合せ態様が予め定めた特別表示態様となった場合には、遊技制御装置61が所定条件が成立したものと判断し、前記第1大入賞口モータ91を正転する。第1大入賞口モータ91が正転すると、図3(a)に示すように、スライド部材32が左側(大当たりとなった画面領域16と同じ側)へ移動して該スライド部材32の左側の突起部55が鎧部31の左端から遊技球の直径以上離隔し、これにより左側の球導入経路51が開かれて左球導入室42内に遊技球が流入する状態、即ち、第2状態に変換して左入賞口48への遊技球25の入賞を可能とするとともに、右側の突起部56が鎧部31の下端縁に沿って移動して右側の球導入経路52を閉じた状態に維持し、これにより右球導入室43への遊技球の流入、即ち、右入賞口49への入賞を阻止する。左入賞口48に遊技球が入賞すると第1カウントセンサ78が検出してカウント信号を遊技制御装置61に入力する。
予め設定した所定時間が経過、或いは第1カウントセンサ78が所定数の入賞球を検出すると、遊技制御装置61が所定条件が成立したものと判断して第1大入賞口モータ91を逆転する。第1大入賞口モータ91が逆転すると、図2に示すように、スライド部材32が右側へ戻り移動して該スライド部材32の突起部55が鎧部31の左端に接近し、これにより左側の球導入経路51が閉じられ左球導入室42に遊技球が流入、即ち、左入賞口48への入賞を阻止する第1状態に復帰し、第1ラウンドを終了する。なお、右側の球導入経路52は、スライド部材32が戻り移動しても閉じられた状態を維持する。
また、第1状態に復帰してから所定のウエイトタイムが経過すると、遊技制御装置61が大入賞口モータ91を再度正転することによりスライド部材32を左側に移動して第2ラウンドに移行し、斯かる動作を所定ラウンドまで繰り返し、所定ラウンドが終了すると特別遊技状態を終了する。
一方、遊技領域4の右側に配設された第2特別図柄始動口9に入賞すると、第2特別図柄始動センサ29が遊技球の通過を検出して遊技制御装置61に検出信号を入力する。遊技制御装置61は、表示制御装置81を介して変動表示装置6の右側(始動口9と同じ側)の画面領域17において変動表示ゲームが開始される。変動表示ゲームにおいて停止識別情報の組合せ態様が予め定めた特別表示態様となった場合には、遊技制御装置61が所定条件が成立したものと判断し、前記第1大入賞口モータ91を逆転する。第1大入賞口モータ91が逆転すると、図3(b)に示すように、スライド部材32が右側(大当たりとなった画面領域17と同じ側)へ移動して該スライド部材32の右側の突起部56が鎧部31の右端から遊技球の直径以上離隔し、これにより右側の球導入経路52が開かれて右球導入室42内に遊技球が流入する状態、即ち、第2状態に変換して右入賞口49への遊技球25の入賞を可能とするとともに、左側の突起部55が鎧部31の下端縁に沿って移動して左側の球導入経路51を閉じたままとし、これにより左球導入室42への遊技球の流入、即ち、左入賞口48への入賞を阻止する。右入賞口49に遊技球が入賞すると第2カウントセンサ79が検出してカウント信号を遊技制御装置61に入力する。
予め設定した所定時間が経過、或いは第2カウントセンサ79が所定数の入賞球を検出すると、遊技制御装置61が所定条件が成立したものと判断して第1大入賞口モータ91を正転する。第1大入賞口モータ91が正転すると、図2に示すように、スライド部材32が左側へ戻り移動して該スライド部材32の突起部56が鎧部31の右端に接近し、これにより右側の球導入経路52が閉じられ右球導入室43に遊技球が流入、即ち、右入賞口49への入賞を阻止する第1状態に復帰し、第1ラウンドを終了する。なお、左側の球導入経路51は、スライド部材32が戻り移動しても閉じられた状態を維持する。
この特別遊技状態は、左側の第1特別図柄始動口8に入賞して大当たりになった場合と同様に所定ラウンド繰り返し行われる。
この様に第1の実施形態のパチンコ機1によれば、第1の状態においては、変動入賞装置11のスライド部材32が略中央に位置して両突起部55,56が両球導入経路51,52を閉じて球導入室34内への遊技球の流入を阻止し、第1特別図柄始動口8または第2特別図柄始動口9内に入賞して変動表示装置6の左側の画面領域16または右側の画面領域17において特別遊技状態になると、変動入賞装置11が第2の状態に変換する。この第2の状態においては、前記スライド部材32が左または右方向のいずれかへ移動して、移動した側の突起部が球導入経路を開いて当該側の入賞口への入賞を可能とするとともに、反対側の突起部が球導入経路を閉じて当該側の入賞口への入賞を阻止する。即ち、スライド部材32が左右方向の一方へ作動して一方の突起部55または56が一方の球導入経路51または52を開放して左入賞口48または右入賞口49への入賞を可能とするとともに、他方の突起部56または55が他方の球導入経路52または51を閉じて右入賞口49または左入賞口48への入賞を阻止する。
したがって、本実施形態によれば、左入賞口48の賞球数を13個、右入賞口49の賞球数を10個というように、左右の入賞口48,49の賞球数を異ならせることにより、2基の変動入賞装置の機能を1基の変動入賞装置11に凝縮させたのと同様の効果を奏することになり、遊技領域における遊技球の転動スペースを充分に確保することができ、且つ遊技者の興趣を高めることができる。
次に、第2の実施形態のパチンコ機について説明する。
図5は第2実施形態の変動入賞装置の正面図、図6は第2実施形態の変動入賞装置の動作図である。なお、第1の実施形態と同一の部材については同一の符号を付して説明する。
これらの図面に示すように、第2の実施形態のパチンコ機1に備えられている変動入賞装置201では、 第1の実施形態と同様に、左右に往復移動可能なスライド部材(以下、「上スライド部材」という。)32と、該上スライド部材32とその上方を覆う鎧部31とによって区画される球導入室(以下、「上球導入室」という。)34と、該上球導入室34内を左右に区画する区画壁41と、該区画壁41により区画された左球導入室42及び右球導入室43と、左球導入室42、右球導入室43内に遊技球を導入する球導入経路(以下、「上球導入経路」という。)51,52と、左球導入室42内の遊技球を入賞させる左入賞口(以下、「上左入賞口」という。)48及び右球導入室43内の遊技球を入賞させる右入賞口(以下、「上右入賞口」という。)49とを備えており、 前記上スライド部材32の両端部には、各上球導入経路51,52を開閉する突起部55,56がそれぞれ形成されている。
そして、第2の実施形態の変動入賞装置201には、前記上スライド部材32の下方に
横長な下スライド部材202が左右方向に往復移動可能に設けられ、この下スライド部材202と上スライド部材32との間には、左右に形成される球導入経路211,212から内部に遊技球を導入し得る下球導入室204が区画されている。
この下球導入室204内の左右には下左入賞口208及び下右入賞口209が開口されており、本実施形態では、上左入賞口48及び下左入賞口208、上右入賞口49及び下右入賞口209は、それぞれ上下に連通しており、上左入賞口48及び下左入賞口208に入賞した場合の賞球数は13個、上右入賞口49及び下右入賞口209に入賞した場合の賞球数は10個に設定され、左右の入賞口48,49において賞球数を異ならせている。これに限るものではなく、上下の入賞口が独立となるように、個別に開口してもよい。
前記下スライド部材202は、左右両端から中央に向かって緩やかに円弧状に下降する形状を呈する板状部材であり、両端部には、上スライド部材32との位置関係により下球導入経路211,212を開閉可能な下突起部215,216をそれぞれ形成するとともに、左右中央部には、下スライド部材202が左右いずれかに移動した状態で、移動した側に位置する入賞口への入賞を阻止して反対側に位置する入賞口への入賞を許容する阻止部220が設けられている。即ち、下スライド部材202の両端部には、上スライド部材32と同じ位相で上下に位置する状態で下球導入室204の左右に形成される下球導入経路211,212を閉じて遊技球が下球導入室204内に流入することを阻止し、上スライド部材32に対して左または右に位相が異なって上スライド部材32の端部よりも横方向に突出した状態で突出した側の下球導入経路を開いて遊技球が下球導入室204内に流入可能とする正面視勾玉状の突起部215,216をそれぞれ上向きに一体形成する。
また、この下スライド部材202の中央には半円形状の邪魔板220が阻止部として設けられている。この邪魔板220は、常態での入賞を阻止する一方、左または右に移動すると下入賞口への入賞を許容するもので、具体的には、移動した側に開口している下左入賞口208または下右入賞口209への入賞を阻止する一方、他側に開口している下右入賞口209または下左入賞口208への入賞を許容するように構成されている。
なお、下スライド部材202は、上スライド部材32と同様に、取付ベース部材38の裏側に設けた駆動機構により左右方向に移動する。
第2の実施形態のパチンコ機1には、第1特別図柄始動口8または第2特別図柄始動口9への入賞に基づいて上スライド部材32及び下スライド部材202の作動を制御する遊技制御装置61が備えられており、前記の図4に示した制御装置の構成と異なるのは、上スライド部材32作動させる第1大入賞口モータ91に加えて、下スライド部材202を作動させる第2大入賞口モータ221が出力インターフェース68を介して遊技制御装置61に接続されている点であり、その他の部分は第1の実施形態と同様に構成されている。なお、第1の実施形態と同一の要素については同一の符号を付している。
次に、図4から図6を用いて、第2実施形態の変動入賞装置201の作動状況について説明する。
図5に示す状態が遊技球を受け入れない第1の状態であり、前記上スライド部材32及び下スライド部材202は双方とも略中央に停止した状態を維持し、上スライド部材32の両端部に形成された突起部55,56が上左入賞口48及び下右入賞口49の各球導入経路51,52を閉状態にするとともに、下スライド部材202の両端部に形成された突起部215,216が下左入賞口208及び下右入賞口209の各球導入経路211,212を閉状態にしている。
そして、遊技領域4の左側に配設された前記第1特別図柄始動口8内に遊技球が入賞すると、第1特別図柄始動センサ28が遊技球の通過を検出して遊技制御装置61に検出信号を入力する。遊技制御装置61は表示制御装置81を介して変動表示装置201の左側の画面領域16において変動表示ゲームを開始する。変動表示ゲームにおいて停止識別情報の組合せ態様が予め定めた特別表示態様(大当たり)となった場合には、遊技制御装置61が前記第1大入賞口モータ91を正転させるとともに、前記第2大入賞口モータ221を逆転させて第1の状態から第2の状態へ移行し、図6(a)に示すように、前記上スライド部材32と下スライド部材202とを相反する方向へ移動する。
すると、上スライド部材32は左側へ移動して、該上スライド部材32の左側の突起部55が左側の球導入経路51を開放して上左入賞口48への遊技球25の入賞を可能とするとともに、右側の突起部56が右側の球導入経路52を閉状態のままにして上右入賞口49への遊技球25の入賞を阻止する。これと同期して、下スライド部材202は右側へ移動して、該下スライド部材202の右側の突起部216が右側の球導入経路212を開放して変動入賞装置201の右側から下球導入室204内に遊技球が流入する状態に変換するとともに、左側の突起部215が左側の球導入経路211を閉状態のままにする。ところが、下スライド部材202の中央上には邪魔板220が設けられており、下スライド部材202の右側への移動により、邪魔板220が開放側に近い下右入賞口209への入賞を阻止し、開放側から遠い下左入賞口208への入賞を可能とする。上左入賞口48及び左下入賞口208に遊技球が入賞すると第1カウントセンサ78が検出してカウント信号を遊技制御装置61に入力する。
予め設定した所定時間が経過、或いは第1カウントセンサ78が所定数の入賞球を検出すると、遊技制御装置61が所定条件が成立したものと判断して第1大入賞口モータ91を逆転するとともに第2大入賞口モータ221を正転する。第1大入賞口モータ91が逆転すると、図5に示すように、上スライド部材32が右側へ戻り移動して該上スライド部材32の突起部55が鎧部31の左端に接近し、これにより左側の球導入経路51が閉じられ左球導入室42に遊技球が流入、即ち、左入賞口48への入賞を阻止する第1状態に復帰する。また、第2大入賞口モータ221が正転すると、図5に示すように、下スライド部材202が左側へ戻り移動して該下スライド部材202の突起部216が上スライド部材32の突起部56の下に接近し、これにより右側の球導入経路212が閉じられ下球導入室204に遊技球が流入、即ち、下左入賞口208及び下右入賞口209への入賞を阻止する第1状態に復帰し、第1ラウンドを終了する。
また、第1状態に復帰してから所定のウエイトタイムが経過すると、遊技制御装置61が第1大入賞口モータ91を再度正転するとともに第2大入賞口モータ221を逆転ことにより上スライド部材32を左側に移動するとともに下スライド部材202を右側に移動して第2ラウンドに移行し、斯かる動作を所定ラウンドまで繰り返し、所定ラウンドが終了すると特別遊技状態を終了する。
一方、遊技領域4の右側に配設された前記第2特別図柄始動口9内に遊技球が入賞すると、 第2特別図柄始動センサ29が遊技球の通過を検出し、遊技制御装置61に検出信号を入力する。遊技制御装置61は表示制御装置81を介して、変動表示装置201の右側の画面領域17において変動表示ゲームが開始する。変動表示ゲームにおいて停止識別情報の組合せ態様が予め定めた特別表示態様となった場合には、前記第1大入賞口モータ91を逆転させるとともに、前記第2大入賞口モータ221を正転させて第1の状態から第2の状態へ移行し、図6(b)に示すように、前記上スライド部材32と下スライド部材202とを相反する方向へ移動する。
すると、上スライド部材32は右側へ作動して、該上スライド部材32の右側の突起部56が右側の球導入経路52を開放して上右入賞口49への遊技球25の入賞を可能とするとともに、左側の突起部55が左側の球導入経路51を閉状態のままにして上左入賞口48への遊技球25の入賞を阻止する。これと同期して、下スライド部材202は左側へ移動して、該下スライド部材202の左側の突起部215が左側の球導入経路211を開放するとともに、右側の突起部216が右側の球導入経路212を閉状態のままにする。
下スライド部材202の中央には邪魔板220が設けられており、下スライド部材202の左側への移動により、邪魔板220が開放側に近い下左入賞口208への入賞を阻止し、開放側から遠い下右入賞口209への入賞を可能とすることになる。
このように第2の実施形態のパチンコ機1によれば、上スライド部材32については、第1の実施形態と同様の作用効果を示すことになる。
一方、下スライド部材202については、下スライド部材202の突起部215,216が下左入賞口208及び下右入賞口209の各下球導入経路211,212を閉状態にしている第1の状態から第2の状態に移行すると、上スライド部材32と下スライド部材202とが相反する方向へ移動して、下スライド部材202の一方の突起部215または216が一方の下球導入経路211または212を開放するとともに、他方の突起部216または215が他方の下球導入経路212または211を閉状態のままにして、且つ、邪魔板220が開放側に近い下左入賞口208または下右入賞口209への入賞を阻止するとともに、開放側から遠い下右入賞口209または下左入賞口208への入賞を可能とする。したがって、上スライド部材32と下スライド部材202とが相反する方向へ移動して上球導入室34と下球導入室204とで異なる側の球導入経路を開放しても、同じ側の上左入賞口48及び下左入賞口208、或いは上右入賞口49及び下右入賞口209に遊技球25を入賞させることができ、賞球数の混同を防止することができ、又、新規な遊技構成により遊技者の興趣を高めることができる。
次に、第3の実施形態のパチンコ機について説明する。
図7は第3実施形態の変動入賞装置の正面図、図8は第3実施形態の変動入賞装置の作動図である。なお、第1及び第2の実施形態と同一の部材については同一の符号を付して説明する。
これらの図面に示すように、第3の実施形態のパチンコ機1に備えられている変動入賞装置301では、 基本的構成は第2の実施形態の変動入賞装置201と略同様であり、前記下球導入室204内に下区画壁311を設けて、下左入賞口208を有する下左室312と、下右入賞口209を有する下右室313とに区画形成し、この下区画壁311に、前記下スライド部材202の中央に設けた邪魔板220が通過可能なスリット部(図示せず)を通過空部として形成している点が第2の実施形態と異なっている。本実施形態では、上スライド部材32が存在するので、前記鎧部31から垂下された区画壁41と、下球導入室204内に設けた下区画壁311とを別部材として形成しているが、前記区画壁41を下球導入室204内まで延出させて、上スライド部材32を通過させる矩形の貫通口及び邪魔板220を通過させるスリット部を形成してもよい。本実施形態では、下球導入室204内に下区画壁311を設けているので、この下区画壁311により区画された下左室312または下右室313において、邪魔板220により所定数、例えば4個(特別図柄の最大始動記憶数分に相当)の遊技球を停留させることができる。
第3の実施形態では、前述したように、変動表示装置6が複数の識別情報を変動表示し、その停止態様によって、変動入賞装置301を作動させる特別遊技状態を発生させるための変動表示ゲームを行ない、また、変動入賞装置301の前記下左入賞口208及び下右入賞口209が、前記変動表示装置6の左右の画面領域16,17において前記変動表示ゲームを始動させるための始動口として機能する。
第3の実施形態のパチンコ機1には、図9(b)に示すように、第2の実施形態と同様に、第1特別図柄始動口8または第2特別図柄始動口9への入賞に基づいて上スライド部材32及び下スライド部材202の作動を制御する遊技制御装置61等の制御装置が備えられている。第3の実施形態の制御装置において、前記の図4に示した第2実施形態の制御装置の構成と異なるのは、下左入賞口208及び下右入賞口209を始動口として使用するので、高確率状態として判断される始動口に対応させて特別図柄始動センサ320を設け、下スライド部材202を作動させる第2大入賞口モータの代わりに始動口モータ321が出力インターフェース68を介して遊技制御装置61に接続されている点であり、その他の部分は第2の実施形態と同様に構成されている。なお、第2の実施形態と同一の要素については同一の符号を付している。
次に、図7から図9を用いて、第3実施形態の変動入賞装置301の作動状況について説明する。
図7に示す状態が遊技球を受け入れない第1の状態(常態)であり、前記上スライド部材32及び下スライド部材202は双方とも作動しておらず、上スライド部材32の両端部に形成された突起部55,56が上左入賞口48及び下右入賞口49の各球導入経路51,52を閉状態にするとともに、下スライド部材202の両端部に形成された突起部215,216が下左入賞口208及び下右入賞口209の各球導入経路211,212を閉状態にしている。
そして、前記第1特別図柄始動口8内に遊技球が入賞すると、第1特別図柄始動センサ28が遊技球の通過を検出し、遊技制御装置61に検出信号を入力する。遊技制御装置61は表示制御装置81を介して、変動表示装置301の左側の画面領域16において変動表示ゲームを開始する。変動表示ゲームにおいて停止識別情報の組合せ態様が予め定めた特別表示態様となった場合には、図9(a)に示すように、前記第1大入賞口モータ91を正転させるとともに、前記始動口モータ221を正転させて第1の状態から第2の状態に変換し、図8(a)に示すように、前記上スライド部材32と下スライド部材202とを同一方向(左側)へ作動させる。
すると、上スライド部材32は左側へ作動して、該上スライド部材32の左側の突起部55が左側の球導入経路51を開放して上左入賞口48への遊技球25の入賞を可能とするとともに、右側の突起部56が右側の球導入経路52を閉状態のままにして上右入賞口49への遊技球25の入賞を阻止する。これと同期して、下スライド部材202は左側へ作動するが、上スライド部材32の作動に伴って同じ位相で移動しているので、下スライド部材202の左右の突起部215,216は依然として左右の下球導入経路211,212を閉状態のままにしている。そして、上スライド部材32と下スライド部材202が所定位置まで移動したならば、遊技制御装置61が図9(a)に示すように、前記第1大入賞口モータ91を逆転させるとともに、前記始動口モータ221を逆転させて上スライド部材32と下スライド部材202とを常態位置に帰還させる。
このような作動を1ラウンド(1R)として、大当たり中15ラウンド(15R)まで、即ち、最終ラウンドの前のラウンドまでは上スライド部材32及び下スライド部材202を同一方向に作動させて、上スライド部材32に係わる大入賞口(図8(a)では、上左入賞口48)のみに遊技球を入賞可能とする。したがって、15ラウンドまでは下スライド部材202の下球導入室204に遊技球が流入することは無い。そして、最終の16ラウンド(16R)のみ、図8(b)(c)に示すように、下スライド部材202を常態の位置で停止させたまま上スライド部材32のみを移動させ、大入賞口(図8(b)では、上左入賞口48)への入賞を可能とするとともに、下スライド部材202の下球導入室204にも遊技球を流入(導入)可能とする。下球導入室204内に遊技球が流入すると、下スライド部材202は中央に停止したままなので、邪魔板220により遊技球25を停留する。そして、最終の16Rが終了した後、所定のウエイトタイムが経過すると、図8(d)に示すように、始動口モータ321を正転して下スライド部材202のみを左側へ作動させ、停留されている遊技球を始動口(図8(d)では、下右入賞口209)へ入賞させる。この始動口からの入賞に対しては、大当たりを発生させる乱数を高確率状態として判定するので、大当たりを発生させる可能性が高くなり、遊技者には最終ラウンドで停留されるか、何個停留されるかなどという期待感が生じ、興趣が高まることになる。なお、図9(a)において、「正転、逆転」の表示があるが、上スライド部材32及び下スライド部材202の作動状態(モータの作動状態)を説明するためのものであり、正転、逆転させることでスライド部材32,202を左側または右側へ移動させた後に常態の位置に帰還させるが、正転から逆転に切り替わる点が上スライド部材32及び下スライド部材202が左側または右側へ移動させた際の最終到達点となる。
一方、前記第2特別図柄始動口9内に入賞すると、第2特別図柄始動センサ29が遊技球の通過を検出し、遊技制御装置61に検出信号を入力する。遊技制御装置61は表示制御装置81を介して、変動表示装置301の右側の画面領域17において変動表示ゲームを開始する。変動表示ゲームにおいて停止識別情報の組合せ態様が予め定めた特別表示態様となった場合には、前記第1大入賞口モータ91を逆転させるとともに、前記始動口モータ221を逆転させて第1の状態から第2の状態へ移行し、前記上スライド部材32と下スライド部材202とを同一方向(右側)へ作動させ、図8及び図9(a)に基づいて説明したような一連の操作を行うことになる。
このように第3の実施形態のパチンコ機1によれば、第2の状態において、上スライド部材202のみが移動して下球導入経路211または212を開放し、邪魔板220により下右室312または下左室313に所定数の遊技球25を停留させ、その後、下スライド部材202のみが移動して停留した遊技球25を下左入賞口208または下右入賞口209へ入賞させている。したがって、下左入賞口208と下右入賞口209とで異なる高確率を設定したり、各下入賞口208,209への入賞に対応させた変動ゲームを実行させることができる。さらに、下左入賞口208及び下右入賞口209を変動表示ゲームを始動させるための始動口として使用することにより、下左室312または下右室313に停留された遊技球25が下左入賞口208または下右入賞口209へ入賞した入賞球数分の高確率状態として変動表示ゲームを実行するので、遊技者の興趣を高めることができる。
なお、第3の実施形態において、前記下球導入室204内を区画している下区画壁311を取り除いて、始動口とせずに一つの大入賞口を構成してもよい。この場合、遊技球を受け入れない第1の状態においては、前記下スライド部材202の突起部215,216が下入賞口の各下球導入経路211,212を閉状態にしているが、第1の状態から第2の状態に変換すると、前記上スライド部材32のみが移動して前記下球導入経路211,212の一方を開放し、前記下スライド部材202の中央に設けられた邪魔板220により前記下球導入室204に所定数の遊技球を停留させ、その後、下スライド部材202が移動して停留した遊技球を下入賞口へ入賞させることになる。
上記した実施形態は、代表的な遊技機であるパチンコ機1を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、遊技球を貯留可能な貯留皿を備えた遊技機であればどのような遊技機でもよい。例えば、内部に封入した遊技球を循環させる封入球式パチンコ機、アレンジボール式遊技機、雀球式遊技機等の遊技機であってもよい。また、前記した実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明は、上記した説明に限らず特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれるものである。例えば、阻止部は、邪魔板に限らず、入賞口との位置関係により遊技球を止めて入賞口への入賞を阻止することができる部材であればよく、棒状でもブロック状でもよい。
パチンコ機の遊技盤の正面図である。 第1実施形態の変動入賞装置の正面図である。 第1実施形態の変動入賞装置の作動図である。 第1の実施形態の制御装置の構成のブロック図である。 第2実施形態の変動入賞装置の正面図である。 第2実施形態の変動入賞装置の作動図である。 第3実施形態の変動入賞装置の正面図である。 第3実施形態の変動入賞装置の作動図である。 (a)は第3実施形態の変動入賞装置におけるタイミングチャート、(b)は第1の実施形態の制御装置の構成のブロック図である。
符号の説明
1 パチンコ機
2 遊技盤
4 遊技領域
6 変動表示装置
8 第1特別図柄始動口
9 第2特別図柄始動口
11 変動入賞装置
16 左側の表示画面
17 右側の表示画面
25 遊技球
27 第1特別図柄始動センサ
28 第2特別図柄始動センサ
31 鎧部
32 スライド部材
34 球導入室
38 取付ベース部材
41 区画壁
42 左球導入室
43 右球導入室
48 左入賞口
49 右入賞口
51 左側の球導入経路
52 右側の球導入経路
55 左側の突起部
56 右側の突起部
61 遊技制御装置
91 第1大入賞口モータ
201 変動入賞装置
202 下スライド部材
204 下球導入室
208 下左入賞口
209 下右入賞口
211 左側の下球導入経路
212 右側の下球導入経路
215 左側の突起部
216 右側の突起部
220 邪魔板
221 第2大入賞口モータ
301 変動入賞装置
311 下区画壁
312 下左室
313 下右室
320 特別図柄始動センサ
321 始動口モータ

Claims (5)

  1. 所定条件の成立に基づき、遊技球を受け入れない第1状態と、遊技球を受け入れ易い第2状態とに変動可能な変動入賞装置を備えた遊技機において、
    前記変動入賞装置は、
    左右方向に移動可能なスライド部材と、
    該スライド部材とその上方を覆う鎧部とによって区画され、左右に球導入経路が形成可能な球導入室と、
    該球導入室を左右に区画する区画壁と、
    該区画壁により区画された左側の球導入室に開設された左入賞口と、
    前記区画壁により区画された右側の球導入室に開設された右入賞口と、
    を備え、
    前記スライド部材の両端部には、スライド部材が左右略中央に位置する常態で球導入経路を閉じて球導入室内に遊技球が流入することを阻止し、左または右に移動した状態で球導入経路を開いて球導入室内に遊技球が流入可能とする突起部をそれぞれ形成し、
    第1の状態においては、前記スライド部材が略中央に位置して両突起部が両球導入経路を閉じて球導入室内への遊技球の流入を阻止し、
    第2の状態においては、前記スライド部材が左または右方向のいずれかへ移動して、移動した側の突起部が球導入経路を開いて当該側の入賞口への入賞を可能とするとともに、反対側の突起部が球導入経路を閉じて当該側の入賞口への入賞を阻止するように構成したことを特徴とする遊技機。
  2. 前記変動入賞装置は、
    前記スライド部材の下方に配設されて左右方向に移動可能な下スライド部材と、
    前記スライド部材および下スライド部材とによって区画され、左右に下球導入経路が形成可能な下球導入室と、
    該下球導入室の左側に開設された左入賞口と、
    前記下球導入室の右側に開設された右入賞口と、
    を備え、
    前記下スライド部材には、前記スライド部材との位置関係により下球導入経路を開閉可能な下突起部を両端部にそれぞれ形成するとともに、左右中央部には、下スライド部材が左右いずれかに移動した状態で、移動した側に位置する入賞口への入賞を阻止して反対側に位置する入賞口への入賞を許容する阻止部を設け、
    第1の状態においては、前記下スライド部材が略中央に位置して両下突起部が両下球導入経路を閉じて下球導入室内への遊技球の流入を阻止し、
    第2の状態においては、前記下スライド部材がスライド部材とは反対側へ移動して、移動した側の下突起部が下球導入経路を開くとともに阻止部が当該側の入賞口への入賞を阻止して反対側の入賞口への入賞を可能としたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記変動入賞装置は、
    前記スライド部材の下方に配設されて左右方向に移動可能な下スライド部材と、
    前記スライド部材および下スライド部材とによって区画され、左右に下球導入経路が形成可能な下球導入室と、
    該下球導入室の略中央に開設された下入賞口と、
    を備え、
    前記下スライド部材には、前記スライド部材との位置関係により下球導入経路を開閉可能な下突起部を両端部にそれぞれ形成するとともに、前記下入賞口の前方に対応した部位に当該下入賞口への常態での入賞を阻止する一方、左または右に移動すると下入賞口への入賞を許容する阻止部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  4. 前記変動入賞装置は、
    前記下球導入室内を下左室と下右室とに区画すると共に、前記阻止部を左右方向に通過させる通過空部を有する下区画壁を備え、
    第2状態において、下スライド部材が略中央に停止したままスライド部材が右または左に移動して左または右の下球導入経路を開いて下左室または下右室内に遊技球を貯留可能としたことを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
  5. 複数の識別情報を変動表示し、その停止態様によって、前記変動入賞装置を作動させる特別遊技状態を発生させるための変動表示ゲームを行う変動表示装置と、
    前記変動表示ゲームを始動させるための複数の始動口と、
    を遊技領域に備え、
    前記変動表示ゲームを通常状態に比して特別遊技状態が発生し易い高確率状態に変換可能に構成し、
    前記下左入賞口および下右入賞口を前記始動口とし、
    前記下左室または下右室に停留された遊技球が前記下入賞口へ入賞した入賞球数分、高確率状態として変動表示ゲームを実行するようにしたことを特徴とする請求項4に記載の遊技機。
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