JP2013255702A - 遊技機 - Google Patents
遊技機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013255702A JP2013255702A JP2012133904A JP2012133904A JP2013255702A JP 2013255702 A JP2013255702 A JP 2013255702A JP 2012133904 A JP2012133904 A JP 2012133904A JP 2012133904 A JP2012133904 A JP 2012133904A JP 2013255702 A JP2013255702 A JP 2013255702A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- game
- opening
- game ball
- special
- winning
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims description 21
- 238000000034 method Methods 0.000 description 87
- 230000008569 process Effects 0.000 description 87
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 35
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 14
- 230000008859 change Effects 0.000 description 10
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 7
- 239000013256 coordination polymer Substances 0.000 description 6
- 238000013461 design Methods 0.000 description 3
- 241000220317 Rosa Species 0.000 description 2
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 2
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 241000722921 Tulipa gesneriana Species 0.000 description 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 1
Images
Abstract
【解決手段】遊技球が転動可能な遊技領域3を有する遊技盤2と、遊技球が入球可能な始動口と、遊技球を入球させない閉鎖状態と遊技球が入球可能となる開放状態とに作動する特別入賞装置70と、始動口への遊技球の入球による特別遊技抽選の結果に基づいて、特別入賞装置の作動を制御する制御手段と、を備える。特別入賞装置は、入賞口71と、入賞口を開閉する開閉扉72と、開閉扉を開閉移動させる駆動手段と、を有する。制御手段は、特別遊技抽選の結果が落選であった場合、駆動手段を駆動して開閉扉を所定時間開放位置に移動させるように特殊制御可能である。開閉扉72は、発射装置により発射された遊技球を受け止めたときに、遊技球が転動してきた方向側へ流下可能に下向きに傾斜している。
【選択図】図3
Description
また、特許文献3に記載の遊技機では、時短遊技中において、球減りを防ぐように、小当たりの当選確率を上げて、当選回数を多くしている。そのため、小当たり毎に開放する時間の合計が増え、その結果、小当たり時の賞球を多く獲得可能としたものであった。すなわち、特許文献3の遊技機では、時短遊技中の小当たりに限られ、さらに、一回の小当たり遊技時に、多くの賞球を獲得できるものではなかった。
本発明に係る遊技機は、所定の発射装置により発射された遊技球が転動可能な遊技領域を有する遊技盤と、
前記遊技盤上に設けられ、前記遊技領域を転動する遊技球が入球可能な始動口と、
前記遊技盤上に設けられ、前記遊技領域を転動する遊技球を入球させない閉鎖状態と遊技球が入球可能となる開放状態とに作動し得る特別入賞装置と、
前記始動口への遊技球の入球による特別遊技抽選の結果に基づいて、前記特別入賞装置を所定の作動態様で作動させる特別遊技を制御する特別遊技制御手段と、
を備えた遊技機であって、
前記特別入賞装置は、
前記遊技領域を転動する遊技球が入球可能な入賞口と、
前記遊技領域を転動する遊技球を受け止めて前記入賞口に入球させない閉鎖位置と、前記遊技領域を転動する遊技球を受け止めないで前記入賞口に入球可能な開放位置とに移動可能な開閉扉と、
前記開閉扉を前記閉鎖位置または前記開放位置に移動させる駆動手段と、
を有し、
前記特別遊技制御手段は、
前記特別遊技抽選の結果が落選であった場合、前記駆動手段を駆動して前記開閉扉を所定時間前記開放位置に移動させるように特殊制御可能であり、
前記開閉扉は、
前記発射装置により発射された遊技球を受け止めたときに、当該遊技球が転動してきた方向側へ流下可能に下向きに傾斜して形成されていることを特徴とする。
本発明に係る遊技機では、前記閉鎖位置での前記開閉扉の傾斜における上り側近傍の前記遊技領域に、前記傾斜を延長させるように配置されて、遊技球を転動可能な延長傾斜部を、配設することが望ましい。
本発明に係る遊技機では、前記開閉扉は、前記傾斜部位の左右方向の幅寸法として、少なくとも遊技球2個分の寸法を有して、配設することが望ましい。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明すると、実施形態の遊技機は、図1に示すように、パチンコ遊技機1であり、このパチンコ遊技機1は、前面枠10の内側に取着された遊技盤2を備える。遊技盤2には、発射装置29(図4参照)のハンドル11の操作により発射された遊技球が流下する遊技領域3が、レール部材12で囲まれて形成されている。遊技領域3には、遊技球を誘導する図示しない遊技釘が多数突設されている。前面枠10には、複数の枠ランプ17及びスピーカ18が配設されている。また、遊技盤2には、盤ランプ19が設けられている。
実施形態の特別入賞装置としての第2大入賞装置70は、図2,3に示すように、第2大入賞口71と、第2大入賞口71を開閉する第2開閉扉72と、第2開閉扉72を駆動させる駆動手段としての第2大入賞口ソレノイド85(図4参照)と、を備えて、上枠部33の左側における左縁側の左縁部34と中央側の中央縁部36との間を分断するような分断部位35に、配設されている。そして、左縁部34と中央縁部36との間の取付基部31と遊技盤2とには、第2開閉扉72が挿通される左右方向に延びた長孔(挿通孔)83と、第2大入賞口71に入賞した遊技球Bを遊技盤2の裏面側へ案内する入賞球案内孔81が形成されている。
図4に示すように、実施形態のパチンコ遊技機1は、特別遊技制御手段としてのメイン制御基板20、払出制御基板21、サブ制御基板25を備え、サブ制御基板25は、演出制御基板22、画像制御基板23、及び、ランプ制御基板24を備えている。そして、払出制御基板21及び演出制御基板22はメイン制御基板20に接続され、画像制御基板23及びランプ制御基板24は演出制御基板22に接続されている。各制御基板は、CPU、ROM、RAM等を備えている。また、メイン制御基板20は、RAM内に、第1特図保留記憶部27a及び第2特図保留記憶部27bを有する保留記憶部27と、普図保留記憶部28と、を備えている。
次に、実施形態のパチンコ遊技機1の遊技状態等について説明する。実施形態のパチンコ遊技機1は、設定される遊技状態として、通常遊技状態、時短遊技状態、確変遊技状態、潜確遊技状態の4つの遊技状態がある。また、第1始動口51aや第2始動口51bへの入賞に伴う抽選結果によって実行される遊技として、大当たり遊技(16R(ラウンド),8R,及び、2Rの大当たり遊技)、小当たり遊技があり、普通図柄抽選の結果実行される遊技として、補助遊技がある。なお、ラウンドとは、大当たり時に、第1大入賞口61または第2大入賞口71が開いて閉じる一回の開放動作をいう。
次に、図11〜23に基づいてメイン制御基板20の動作について説明する。なお、後述する各カウンタは、RAMに設けられ、パチンコ遊技機1の電源投入時にゼロクリアされる。
メイン制御基板20は、図11に示すメイン側タイマ割込処理を例えば4msecといった短時間毎に繰り返す。まず、メイン制御基板20は、大当たり抽選に用いる大当たり乱数、大当たり図柄の種類を決めるための図柄乱数、変動パターンを決めるための変動パターン乱数、普通図柄抽選に用いる当たり乱数等を更新する乱数更新処理を行う(ステップS101)。
図12に示すように、始動口SW処理では、メイン制御基板20は第1始動口SW54aがONしたか否かを判定し(S201)、ONしていなければステップS206に進み、ONしていれば、第1特図保留記憶部27aに記憶されている大当たり乱数の個数を数える第1始動口保留カウンタの値U1が、上限値の4未満か否かを判定する(S202)。そして、4未満でない場合はステップS206に進み、4未満の場合は、U1に1を加算して(S203)、各種乱数(大当たり乱数、大当たり図柄乱数、リーチ乱数、変動パターン乱数)を取得して第1特図保留記憶部27aに格納する(S204)。そして、第1保留数増加コマンドをセットして(S205)、ステップS206に進む。
図13に示すように、ゲートSW処理では、メイン制御基板20はゲートSW8aがONしたか否かを判定し(S301)、ONしていなければゲートSW処理を終え、ONしていれば、普図保留記憶部28に記憶されている当たり乱数の個数を数えるゲート保留カウンタの値Gが上限値の4未満か否かを判定する(S302)。そして、4未満でない場合はゲートSW処理を終え、4未満であればGに1を加算して(S303)、各種乱数(当たり乱数、当たり図柄乱数)を取得して普図保留記憶部28に格納し(S304)、ゲートSW処理を終える。
図14に示すように、特別図柄処理では、メイン制御基板20は、当たり遊技中か否かを示す当たり遊技フラグ(即ち、小当たり遊技フラグ、あるいは、長当たり遊技フラグや短当たり遊技フラグからなる大当たり遊技フラグ)がONか否かを判定し(S401)、ONであれば特別図柄処理を終え、ONでなければ特別図柄の変動中か否かを判定する(S402)。そして、変動中であればステップS411に進み、変動中でなければ、第2始動口保留カウンタの値U2又は第1始動口保留カウンタの値U1が1以上か否かを判定する(S403,S405)。そして、U2及びU1が1以上でなければ特別図柄処理を終え、U2又はU1が1以上であればU2又はU1から1を減算して(S404,S406)、ステップS204又はS209で格納しておいた大当たり乱数を用いて後述する大当たり判定処理(S407)を行い、次いで、後述する変動パターン選択処理を行う(S408)。
図15に示すように、大当たり判定処理(S407)では、遊技状態を確変遊技状態を示す確変遊技フラグ、若しくは、潜確遊技状態としていることを示す潜確遊技フラグがONか否かを判定し(S501)、ONであれば、高確率時乱数判定テーブルを選択して(S502)、大当たり乱数が大当たりか否かを判定し(S504)、確変・潜確遊技フラグがONでなければ、低確率時乱数判定テーブルを選択して(S503)、大当たり乱数が大当たりか否かを判定する(S504)。そして、大当たりであれば(S505でYES)、ステップS204又はステップS209で格納しておいた大当たり図柄乱数がどの大当たり図柄を示すものかを判定し(S506)、既述の4種類の「特A」、「特B」、「特C」、「通A」の大当たりの種類に対応する大当たり図柄をセットする(S507)。
図16に示すように、変動パターン選択処理(S408)では、メイン制御基板20は、大当たり判定処理(図15参照)で大当たりと判定していれば(S601でYES)、変動パターンテーブルとして大当たり用テーブルをセットし(S602)、小当たりと判定していれば(S601でNO、S603でYES)、変動パターンテーブルとして小当たり用テーブルをセットする(S604)。大当たりでも小当たりでもない場合には(S603でNO)、所定のリーチ乱数判定テーブルを参照してステップS204又はS209で格納しておいたリーチ乱数がリーチ有りを示すものであるか否かの判定を行い(S605)、リーチ有りである場合は(S606でYES)、変動パターンテーブルとしてリーチ用テーブルをセットし(S607)、リーチ無しである場合は(S606でNO)、変動パターンテーブルとしてバラはずれ用テーブルをセットする(S608)。ここで、バラはずれとは、装飾図柄をリーチ状態としないで停止表示させる変動パターンのことをいう。装飾図柄のリーチ状態とは、左装飾図柄、中装飾図柄、右装飾図柄と3つある装飾図柄のうちの2つを同じ装飾図柄で停止表示させた状態をいう。各装飾図柄は、例えば「1」〜「9」までの数字を装飾した図柄などから構成される。
図17に示すように、停止中処理では、メイン制御基板20は、時短遊技状態か否かを示す時短遊技フラグがONか否かを判定し(S701)、ONでない場合はステップS705に進むが、ONの場合は、時短遊技状態中の特別図柄の変動回数を数える時短変動カウンタの値Jを1減算し(S702)、Jが0であれば時短遊技状態を終えるために時短遊技フラグをOFFして(S703,704)、ステップS705に進む。
図18に示すように、普通図柄処理では、メイン制御基板20は、補助遊技中か否かを示す補助遊技フラグがONか否かを判定し(S801)、ONであれば普通図柄処理を終え、ONでなければ普通図柄の変動中か否かを判定する(S802)。そして、変動中の場合にはステップS809に進み、変動中でない場合には、ゲート保留カウンタの値Gが1以上か否かを判定し(S803)、Gが1以上でなければ普通図柄処理を終え、Gが1以上であればGから1を減算して(S804)、ステップS304で格納しておいた当たり乱数が当たりか否かを判定して(S805)、停止図柄を選択する(S806)。そして、遊技状態に応じた変動時間(本実施形態では、通常遊技状態または潜確遊技状態であれば4秒、時短遊技状態または確変遊技状態であれば1.5秒)を選択し(S807)、普通図柄の変動を開始して(S808)、ステップS809に進む。
図19に示すように、大入賞口処理では、メイン制御基板20は、まず、長当たり若しくは短当たりの大当たり遊技フラグがONか否かを判定し(S901)、ONであれば、後述する大当たり遊技処理に移行して(S902)、処理を終える。大当たり遊技フラグがONでなければ(S901でNO)、小当たり遊技フラグがONか否かを判定し(S903)、ONであれば、小当たり遊技処理に移行して(S904)、処理を終え、小当たり遊技フラグがONでなければ(S903でNO)、そのまま、処理を終える。
図20,21に示すように、大当たり遊技処理では、メイン制御基板20は、オープニング中であるか否かを判定する(S1001)。オープニングとは、大当たり遊技の開始から第1ラウンドの開始までの期間をいう。メイン制御基板20は、オープニング中と判定した場合には、オープニング時間が経過したか否かを判定し(S1002)、経過していなければ大当たり遊技処理を終え、経過していれば、長当たりか否かを判定し(S1003)、長当たりでなければ(S1003でNO)、図5,7,9に示すように、2R潜確大当たりの短当たりであるので、開放する大入賞口を第2大入賞口71に設定し、かつ、2R短開放とする作動パターンを設定し(S1005)、ステップS1006に進む。ステップS1003でYESであれば、図5,9に示すように、2R確変大当たり、16R確変大当たり、8R通常大当たりの長当たりであり、開放する大入賞口を第1大入賞口61に設定し、最大R数(ラウンド数)を対応する2R,16R,8Rとし、かつ、長開放する作動パターン(作動状態)を設定し(S1004)、ステップS1006に進む。そして、ステップS1006では、入賞個数カウンタの値Cをゼロクリアし(S1006)、ラウンドカウンタの値Rに1を加算し(S1007)、第1大入賞口61若しくは第2大入賞口71の作動(開放)を開始する(S1008)。
図22に示すように、小当たり遊技処理では、メイン制御基板20は、オープニング中であるか否かを判定し(S1101)。オープニング中と判定した場合には、オープニング時間が経過したか否かを判定し(S1102)、経過していなければ小当たり遊技処理を終え、経過していれば、小当たり図柄を「小A」と分類する擬似小当たりか否かを判定し(S1103)、擬似小当たりでなければ(S1103でNO)、図6,8,9に示すように、小当たり図柄を「小B」に分類する長開き小当たりであるので、図10のBに示すような作動パターン(作動状態)を設定し(S1105)、ステップS1106に進む。ステップS1103でYESであれば、図6,8,9に示すように、擬似小当たりであり、図10のAに示す作動パターンを設定し(S1104)、ステップS1106に進む。そして、ステップS1106では、開放カウンタの値Fに1を加算し、第2大入賞口71を開放させる(S1107)。
図23に示すように、遊技状態設定処理では、メイン制御基板20は、終了する当たり遊技が、小当たりであれば(S1201でYES)、遊技状態を遷移させないので遊技状態設定処理を終え、8R通常大当たりであれば(S1202でYES)、時短遊技状態に遷移させるため時短遊技フラグをONするとともに(S1203)、時短変動カウンタの値Jを50として(S1204)、遊技状態設定処理を終える。また、終了する当たり遊技が、16R確変大当たり若しくは2R確変大当たりであれば(S1205でYES)、確変遊技状態に遷移させるため確変遊技フラグをONして、ステップS1208に進む。また、ステップS1205において、終了する当たり遊技が、2R潜確大当たりであれば、潜確遊技状態に遷移させるため潜確遊技フラグをONするとともに(S1207)、ステップS1208に進む。そして、ステップS1208において、確変潜確変動カウンタの値Xを10000として(S1208)、遊技状態設定処理を終える。
図24に示すように、電チュー処理では、メイン制御基板20は、補助遊技フラグがONか否かを判定し(S1301)、ONでないと判定すれば電チュー処理を終える。一方、ONと判定すれば、電チュー52が開放状態か、すなわち電チューソレノイド53が作動中か否かを判定し(S1302)、作動中でなければ、現在の遊技状態および当たり図柄の種類に応じた電チュー52の作動パターンを選択して(S1303)、その作動パターンに則った作動を開始する(S1304)。次に、メイン制御基板20は、作動時間(複数回の開放を含む作動パターンでは、開放間のインターバル時間を含む。)が経過したか否かを判定し(S1305)、経過していなければ電チュー処理を終え、経過していれば補助遊技フラグをOFFして(S1306)、電チュー処理を終える。
遊技者は、通常遊技状態の時、発射装置29のハンドル11を操作して、遊技球を遊技領域3の左側部分3aに流下させる。そして、遊技球が第1始動口51aに入賞して、メイン制御基板20が大当たり判定処理し(図14のステップS407、図15参照)、大当たりには落選したが、小当たり、例えば、当たり図柄を「小B」とした長開き小当たりに当選すれば(図15のステップS504,S505でNO,S508でYES、図17のステップS716でNO、S718参照)、小当たり遊技処理して(図19のステップS903でYES、S904、図22参照)、第2大入賞口71を、図10のBに示す作動パターンで開放する。
1.
したがって、実施形態のパチンコ遊技機では、第1始動口51aへの遊技球の入球による特別遊技抽選としての結果が落選した状態であっても、第2大入賞口71が開放される小当たり遊技において、第2開閉扉72の上面73aで遊技球を受け止めることができ、その状態で、第2開閉扉72の開放位置OPへの移動時、複数の遊技球B1,B2…が第2大入賞口71に入球可能となって、多くの賞球(実施形態では、入球1個毎に15個の賞球)の獲得を期待して遊技することができる。
また、実施形態では、図1,3に示すように、閉鎖位置CPでの第2開閉扉72の本体部73における上面73aの傾斜における上り側近傍の遊技領域3に、傾斜を延長させるように配置されて、遊技球Bを転動可能な延長傾斜部38を、配設させている。実施形態では、延長傾斜部38は、センター役物装置30の枠体部32の上枠部33に、配設されている。
さらに、実施形態では、第2開閉扉72は、傾斜部位の上面73aの左右方向の幅寸法として、少なくとも遊技球2個分の寸法を有して、配設されている。
また、実施形態では、小当たり遊技時に開放する特別入賞装置として、遊技領域3の左側部分3aに打ち出された遊技球を入球可能とするその左側部分3aに配設された第2大入賞装置70としている。そのため、発射装置29のハンドル11の操作により、右側部分3cに打ち出すような右打ち時で無く、左側部分3aに遊技球を打ち出す左打ち時は、通常遊技状態である場合が多く、その際に、大当たりに落選しても、その左打ちの状態のまま、小当たりに当たれば、第2大入賞口71が開放し、複数の遊技球を第2大入賞口71へ入球させることができて、遊技者は、賞球を獲得することができる。そのため、遊技者は、大当たりに落選しても、小当たりに当たれば、賞球を得ることができて、楽しく遊技することができる。
さらに、実施形態では、小当たり遊技の内、長開き小当たり遊技では、合計の開放時間を規定の範囲内(規定では、開放時間を1.8秒以内)として、1回目の開放の0.1秒より、長い時間(実施形態では1.5秒)の開放時間として、2回目の開放を行っており、その2回目の開放時に、第2大入賞口71に入球する遊技球の数を増やすことができて、一層、多くの賞球を獲得することができる。
さらに、長開き小当たり時の作動状態(作動パターン)では、擬似小当たり時の作動パターンと比較して、1回目の0.1秒の開放時間と、2回目までの開放時までの3秒間のインターバルとを、同じとし、かつ、2回目の開放タイミングも同じとしている。
さらに、パチンコ遊技機1が2R潜確大当たり時に2Rランプを点灯する構成としていても、上記のように、特別遊技抽選である大当たり抽選が落選とした長開き小当たりであれば、2Rランプが点灯しなくとも、遊技者は、2回目の第2大入賞口71の長い開放状態により、賞球の獲得を期待できて、楽しく遊技することができる。
1.
実施形態では、大当たり抽選の落選時に開放状態にする特別入賞装置を、第1大入賞装置60と別に設けた第2大入賞装置70とした場合を示した。しかし、遊技機が、大入賞装置を一つだけ設ける構成とすれば、その一つの大入賞装置を、本発明の特別入賞装置として、大当たり抽選の落選時に開放状態にする構成としてもよい。
さらに、遊技領域3の右側部分3cに、本発明の傾斜した開閉扉を備えた特別入賞装置を設ける場合には、その特別入賞装置への入球時、右打ちして遊技球を右側部分3cに転動させることとなる。そして、この右側部分3cでは、遊技球は、右側部分3cから下側部分3bの左右方向の中央付近に流れることから、遊技球が転動してきた方向側へ流下可能に下向きに傾斜する方向は、右方向となって、右側部分3cに設けた特別入賞装置における遊技球を受け止める開閉扉の上面の傾斜は、右下がりに設定すればよい。
実施形態では、大当たり抽選の落選時に開放状態にする特別入賞装置を、センター役物装置30の枠体部32における上枠部33に設けた大入賞装置(第2大入賞装置)70として、開閉扉(第2開閉扉)72の上面73aの傾斜が延長する延長傾斜部38を、センター役物装置30の枠体部32における上枠部33自体に設けた。
実施形態では、大当たり抽選での落選時に入賞口71を開放させる小当たりの内の長開き小当たりにおいて、その作動状態を、複数回(実施形態では2回)の開放時における後半の回(2回目)において、擬似小当りの一回の開放時間より、長い開放時間の1.5秒として開放する開放状態を設けている。この場合、長開き小当たりの開放回数としては、規定の開放時間以内(1.8秒以内)であれば、擬似小当たりより回数を多くしてもよい。
L…(第2大入賞口の左右方向の)開口寸法、θ…傾斜角度、B(B1,B2,B0)…遊技球。
Claims (3)
- 所定の発射装置により発射された遊技球が転動可能な遊技領域を有する遊技盤と、
前記遊技盤上に設けられ、前記遊技領域を転動する遊技球が入球可能な始動口と、
前記遊技盤上に設けられ、前記遊技領域を転動する遊技球を入球させない閉鎖状態と遊技球が入球可能となる開放状態とに作動し得る特別入賞装置と、
前記始動口への遊技球の入球による特別遊技抽選の結果に基づいて、前記特別入賞装置を所定の作動態様で作動させる特別遊技を制御する特別遊技制御手段と、
を備えた遊技機であって、
前記特別入賞装置は、
前記遊技領域を転動する遊技球が入球可能な入賞口と、
前記遊技領域を転動する遊技球を受け止めて前記入賞口に入球させない閉鎖位置と、前記遊技領域を転動する遊技球を受け止めないで前記入賞口に入球可能な開放位置とに移動可能な開閉扉と、
前記開閉扉を前記閉鎖位置または前記開放位置に移動させる駆動手段と、
を有し、
前記特別遊技制御手段は、
前記特別遊技抽選の結果が落選であった場合、前記駆動手段を駆動して前記開閉扉を所定時間前記開放位置に移動させるように特殊制御可能であり、
前記開閉扉は、
前記発射装置により発射された遊技球を受け止めたときに、当該遊技球が転動してきた方向側へ流下可能に下向きに傾斜して形成されていることを特徴とする遊技機。 - 前記閉鎖位置での前記開閉扉の傾斜における上り側近傍の前記遊技領域に、前記傾斜を延長させるように配置されて、遊技球を転動可能な延長傾斜部が、配設されていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
- 前記開閉扉が、前記傾斜部位の左右方向の幅寸法として、少なくとも遊技球2個分の寸法を有して、配設されていることを特徴とする請求項1若しくは請求項2に記載の遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012133904A JP2013255702A (ja) | 2012-06-13 | 2012-06-13 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012133904A JP2013255702A (ja) | 2012-06-13 | 2012-06-13 | 遊技機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013255702A true JP2013255702A (ja) | 2013-12-26 |
Family
ID=49952676
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012133904A Pending JP2013255702A (ja) | 2012-06-13 | 2012-06-13 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2013255702A (ja) |
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015156952A (ja) * | 2014-02-24 | 2015-09-03 | 株式会社三共 | 遊技機 |
JP2016013164A (ja) * | 2014-06-30 | 2016-01-28 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP2016022139A (ja) * | 2014-07-18 | 2016-02-08 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP2016043053A (ja) * | 2014-08-22 | 2016-04-04 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2016146974A (ja) * | 2015-02-12 | 2016-08-18 | 京楽産業.株式会社 | 遊技機 |
JP2016193328A (ja) * | 2016-08-24 | 2016-11-17 | 株式会社サンセイアールアンドディ | 遊技機 |
JP2020062557A (ja) * | 2013-10-15 | 2020-04-23 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2020068874A (ja) * | 2018-10-29 | 2020-05-07 | 株式会社高尾 | 弾球遊技機 |
JP2020069305A (ja) * | 2018-11-02 | 2020-05-07 | 株式会社高尾 | 弾球遊技機 |
JP2020182564A (ja) * | 2019-04-30 | 2020-11-12 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2020182565A (ja) * | 2019-04-30 | 2020-11-12 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2021013870A (ja) * | 2020-11-20 | 2021-02-12 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP2021013872A (ja) * | 2020-11-20 | 2021-02-12 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP2021013871A (ja) * | 2020-11-20 | 2021-02-12 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP2021041254A (ja) * | 2020-12-16 | 2021-03-18 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008307315A (ja) * | 2007-06-18 | 2008-12-25 | Daiichi Shokai Co Ltd | 遊技機 |
JP2009268505A (ja) * | 2008-04-30 | 2009-11-19 | Toyomaru Industry Co Ltd | パチンコ機 |
JP2012010909A (ja) * | 2010-06-30 | 2012-01-19 | Sansei R&D:Kk | 遊技機 |
-
2012
- 2012-06-13 JP JP2012133904A patent/JP2013255702A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008307315A (ja) * | 2007-06-18 | 2008-12-25 | Daiichi Shokai Co Ltd | 遊技機 |
JP2009268505A (ja) * | 2008-04-30 | 2009-11-19 | Toyomaru Industry Co Ltd | パチンコ機 |
JP2012010909A (ja) * | 2010-06-30 | 2012-01-19 | Sansei R&D:Kk | 遊技機 |
Cited By (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020062557A (ja) * | 2013-10-15 | 2020-04-23 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2015156952A (ja) * | 2014-02-24 | 2015-09-03 | 株式会社三共 | 遊技機 |
JP2016013164A (ja) * | 2014-06-30 | 2016-01-28 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP2016022139A (ja) * | 2014-07-18 | 2016-02-08 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP2016043053A (ja) * | 2014-08-22 | 2016-04-04 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2016146974A (ja) * | 2015-02-12 | 2016-08-18 | 京楽産業.株式会社 | 遊技機 |
JP2016193328A (ja) * | 2016-08-24 | 2016-11-17 | 株式会社サンセイアールアンドディ | 遊技機 |
JP2020068874A (ja) * | 2018-10-29 | 2020-05-07 | 株式会社高尾 | 弾球遊技機 |
JP2020069305A (ja) * | 2018-11-02 | 2020-05-07 | 株式会社高尾 | 弾球遊技機 |
JP7146256B2 (ja) | 2018-11-02 | 2022-10-04 | 株式会社高尾 | 弾球遊技機 |
JP2020182564A (ja) * | 2019-04-30 | 2020-11-12 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2020182565A (ja) * | 2019-04-30 | 2020-11-12 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2021013870A (ja) * | 2020-11-20 | 2021-02-12 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP2021013872A (ja) * | 2020-11-20 | 2021-02-12 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP2021013871A (ja) * | 2020-11-20 | 2021-02-12 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP7033378B2 (ja) | 2020-11-20 | 2022-03-10 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP2021041254A (ja) * | 2020-12-16 | 2021-03-18 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP7107630B2 (ja) | 2020-12-16 | 2022-07-27 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2013255702A (ja) | 遊技機 | |
JP5686848B2 (ja) | 遊技機 | |
JP4876177B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2010104757A (ja) | 遊技機 | |
JP5395141B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5294471B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2010099255A (ja) | 遊技機 | |
JP5984972B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5492169B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5277007B2 (ja) | 遊技機 | |
JP4876176B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5096279B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5281906B2 (ja) | 遊技機 | |
JP4471177B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2010051578A (ja) | 遊技機 | |
JP2010233951A (ja) | 遊技機 | |
JP2008295668A (ja) | 遊技機 | |
JP5722360B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5690865B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5274159B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5337509B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5537815B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5301242B2 (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP2010104689A (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP2010119405A (ja) | 遊技機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150331 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160223 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160224 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160407 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20161004 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20170404 |