JP2005278676A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】所要の入賞率で特別図柄始動口25へパチンコ球を入賞させるよう電動役物26が開閉する通常状態と、特別図柄始動口25へのパチンコ球の入賞率が通常状態での入賞率より高くなるよう電動役物26が開閉する時短状態と、特別図柄始動口25へのパチンコ球の入賞率が時短状態での入賞率以上となるよう電動役物26が開閉する確変状態とを変更可能に設ける。何れの遊技状態でも所定条件の成立により開放し、パチンコ球の入賞により賞球を払い出させる第2の入賞装置30を配設する。時短状態では第2の入賞装置30へのパチンコ球の入賞率が通常状態での入賞率以上となるよう第2の入賞装置30を開放し、確変状態では第2の入賞装置30へのパチンコ球の入賞率が時短状態での入賞率より高くなるよう第2の入賞装置30を開放した。
【選択図】図1
Description
そこで、本発明は、複数の遊技状態における有利の度合いを、遊技者が不満を抱くことなく明確に認識させ得る遊技機を提供することを目的とする。
各種図柄を可変および停止表示可能な図柄表示装置(22)と、遊技球の入賞により前記図柄表示装置(22)で図柄を可変表示させる始動口(25)と、開放時には閉成時よりも前記始動口(25)への遊技球の入賞率を高くする電動役物(26)と、開放時には遊技球の入賞により所定数の賞球を払い出させる第1の入賞装置(27)とを備え、前記図柄表示装置(22)に特定の図柄表示がなされることで前記第1の入賞装置(27)が開放するよう構成された遊技機において、
所要の入賞率で前記始動口(25)へ遊技球を入賞させるよう前記電動役物(26)が開閉動作する第1の遊技状態と、
前記始動口(25)への遊技球の入賞率が前記第1の遊技状態での入賞率より高くなるよう前記電動役物(26)が開閉動作する第2の遊技状態と、
前記始動口(25)への遊技球の入賞率が前記第2の遊技状態での入賞率以上となるよう前記電動役物(26)が開閉動作する第3の遊技状態とを、所定条件に基づいて変更し得るよう設けると共に、
遊技球の入賞により所定数の賞球を払い出させる第2の入賞装置(30)を開閉可能に配設し、
前記第1〜第3の遊技状態の何れの遊技状態にあっても、所定条件の成立により該第2の入賞装置(30)を開放して遊技球の入賞を許容するよう構成して、
前記第2の遊技状態では、前記第2の入賞装置(30)への遊技球の入賞率が前記第1の遊技状態での入賞率以上となるよう該第2の入賞装置(30)を開放制御し、
前記第3の遊技状態では、前記第2の入賞装置(30)への遊技球の入賞率が前記第2の遊技状態での入賞率より高くなるよう該第2の入賞装置(30)を開放制御するようにしたことを特徴とする。
各種図柄を可変および停止表示可能な図柄表示装置(22)と、遊技球の入賞により前記図柄表示装置(22)で図柄を可変表示させる始動口(25)と、開放時には閉成時よりも前記始動口(25)への遊技球の入賞率を高くする電動役物(26)と、開放時には遊技球の入賞により所定数の賞球を払い出させる第1の入賞装置(27)とを備え、前記図柄表示装置(22)に特定の図柄表示がなされることで前記第1の入賞装置(27)が開放するよう構成された遊技機において、
所要の入賞率で前記始動口(25)へ遊技球を入賞させるよう前記電動役物(26)が開閉動作する第1の遊技状態と、
前記始動口(25)への遊技球の入賞率が前記第1の遊技状態での入賞率より高くなるよう前記電動役物(26)が開閉動作する第2の遊技状態と、
前記始動口(25)への遊技球の入賞率が前記第2の遊技状態での入賞率以上となるよう前記電動役物(26)が開閉動作する第3の遊技状態とを、所定条件に基づいて変更し得るよう設けると共に、
遊技球の入賞により所定数の賞球を払い出させる第2の入賞装置(30)を開閉可能に配設し、
前記第1の遊技状態では、前記第2の入賞装置(30)を閉成して遊技球の入賞を規制し、前記第2および第3の遊技状態では、所定条件の成立により該第2の入賞装置(30)を開放して遊技球の入賞を許容するよう構成し、
前記第3の遊技状態では、前記第2の入賞装置(30)への遊技球の入賞率が前記第2の遊技状態での入賞率より高くなるよう該第2の入賞装置(30)を開放制御するようにしたことを特徴とする。
前記第1の入賞装置(27)を開放させる前記特定の図柄表示とは異なる第2の特定の図柄表示を定め、該第2の特定の図柄表示が前記図柄表示装置(22)で表示されることにより、前記第2の入賞装置(30)を開放させるよう構成され、
前記第2の遊技状態および第3の遊技状態における前記第2の入賞装置(30)への遊技球の入賞率は、前記図柄表示装置(22)で前記第2の特定の図柄表示が表示される確率、前記第2の入賞装置(30)の単位時間当りの開放時間、および第2の入賞装置(30)の単位時間当りの開放回数の少なくとも何れか1つを変更することで異ならせるようにしてもよい。
先ず、実施例1に係るパチンコ機10の概略構成について、図11を参照して説明する。パチンコ機10は、外郭をなす外枠11の開口前面側に対して、連結支持手段14および施錠手段15を利用して中枠12が着脱および開放可能に組付けられている。また、前記中枠12には、所要の遊技領域20aを構成した遊技盤20(後述)が着脱交換可能に取付けられると共に、該中枠12の前面側に、遊技盤20を透視保護するガラス板を組付けた前枠13と、パチンコ球を貯留する上球皿16とを横開き形態で開閉可能に組付けてある。そして、前記中枠12における上球皿16の下方には、上球皿16から溢れたパチンコ球を貯留し得る下球皿17が配設され、該下球皿17の側方に、上球皿16に貯留したパチンコ球を前記遊技盤20の遊技領域20aに向けて発射させるハンドルユニット18が設置されている。そして、パチンコ機10の裏側には、パチンコ球を処理する各処理部を備えた機構セット盤(図示せず)が着脱可能にセットされ、該機構セット盤にパチンコ機10の全体を制御する主制御装置35(図1参照)やその他各種制御装置を配設してある。
前記遊技盤20は、図11に示すように、その前面側に、略円形状に湾曲形成したレール20bにより前記遊技領域20aが画成され、該遊技領域20aに形成した開口部(図示せず)に整合する大型の装飾部品21が臨み、該装飾部品21に複数の特定図柄を可変および停止表示し得る図柄表示装置22が取付けられている。そして、前記遊技盤20における前記装飾部品21の下方には、パチンコ球の入賞により前記図柄表示装置22の特別図柄を可変表示させて特別図柄変動ゲームを行なわせる始動入賞装置24を配設してある。また、前記始動入賞装置24の下方には、後述する大当り時にパチンコ球の入賞を許容し、該入賞により所定数のパチンコ球を賞球として払い出す第1の入賞装置27が配設されている。更に、前記始動入賞装置24と第1の入賞装置27との間には、後述する小当り時にパチンコ球の入賞を許容し、該入賞により所定数のパチンコ球を賞球として払い出す第2の入賞装置30を配設してある。更にまた、前記遊技盤20における装飾部品21の左方には、該遊技盤20上を流下するパチンコ球が通過可能なゲート式の普通図柄始動口33が設けられており、該普通図柄始動口33をパチンコ球が通過することで、前記図柄表示装置22の普通図柄表示部23(後述)において普通図柄を可変表示する普通図柄変動ゲームを行なうようになっている。
実施例1のパチンコ機10に搭載される前記図柄表示装置22は液晶ディスプレイからなり、前記特別図柄始動口25へのパチンコ球の入賞を契機として特別図柄が可変表示および停止表示して特別図柄変動ゲームが行なわれる左・右・中の各表示部22a,22b,22cを横並び状に設けてある(図11参照)。ここで、各表示部22a,22b,22cに特別図柄を停止表示させる場合は、左表示部22a、右表示部22b、中表示部22cの順で変動が停止するようになっている。なお、前記図柄表示装置22は、図1に示すように、前記主制御装置35からの制御信号に基づいて制御を行なう表示制御装置34に制御されている。また、実施例1では前記各表示部22a,22b,22cに可変表示および停止表示可能な特別図柄として「1」〜「10」の10種類の数字が設定され、各表示部22a,22b,22cには夫々一つの特別図柄を停止表示し得るようになっている。
前記主制御装置35は、図1に示すように、多数の乱数から一つの乱数を抽出する抽出手段36と、前記図柄表示装置22の各表示部22a,22b,22cにおける特別図柄の可変表示パターン(変動パターン)を決定する変動パターン決定手段37と、該抽出手段36が抽出した乱数(乱数値)に基づいて各表示部22a,22b,22cに停止表示させる特別図柄を決定する特別図柄決定手段38と、抽出手段36が抽出した乱数値と予め定めた大当り判定値とを対比して前記大当りを発生させるか否かを判定する大当り判定手段40と、抽出手段36が抽出した乱数値と予め定めた小当り判定値とを対比して前記小当りを発生させるか否かを判定する小当り判定手段41と、抽出手段36が抽出した乱数値と予め定めたリーチ判定値とを対比してリーチを発生させるか否かを判定するリーチ判定手段42とが設けられている。また、前記主制御装置35は、前記抽出手段36が抽出した乱数値と予め定めた普通図柄当り判定値とを対比して前記普通図柄当りを発生させるか否かを判定する普通図柄当り判定手段48と、該抽出手段36が抽出した乱数値に基づいて前記普通図柄表示部23に停止表示させる普通図柄を決定する普通図柄決定手段49とを備えている。
次に、前述のように構成された実施例1に係るパチンコ機10の制御態様について説明する。
前記第1の入賞検出処理では、ステップS111において前記RAM47が記憶している特別図柄始動記憶保留数が4個より少ない場合には、ステップS112に進み、該RAM47における特別図柄始動記憶数を1加算して前記特別図柄始動記憶数表示部を1つ点灯させる。そして前記抽出手段36が前記大当り判定用乱数(0〜699)から一つの乱数値を抽出すると共に(ステップS113)、前記大当り図柄決定用乱数(0〜9)から一つの乱数値を抽出して(ステップS114)、第1の入賞検出処理が終了する。一方、前記RAM47に記憶されている特別図柄始動記憶数が4個の場合には、前記抽出手段36が大当り判定用乱数および大当り図柄決定用乱数を抽出することなく前記第1の入賞検出処理は終了する。
前記第1の入賞検出処理が終了すると、図3に示す特別図柄変動処理が開始される。前記特別図柄変動処理では、先ずステップS211において特別図柄始動記憶数が「0」となっているか否かが判定される。特別図柄始動記憶数が「0」でない場合には、ステップS212に進んで前記特別図柄始動記憶数が1減算されて、前記大当り判定手段40により確変フラグが「1」であるか否かが判定される(ステップS213)。ここで、ステップS213において確変フラグが「1」の場合にはステップS214に進み、前記大当り判定手段40が大当り判定回数として「10」を設定してステップS216に進み、一方確変フラグが「0」の場合にはステップS215に進んで、大当り判定手段40が大当り判定回数として「2」を設定してステップS216に進む。すなわち、前記大当り判定回数としては、各遊技状態における大当り判定値の設定数(確変状態では10個、通常状態および時短状態では2個)と同数となるよう設定される。
前記特別図柄変動処理から前記特別図柄大当り設定処理に移行すると、図4に示すように、大当りフラグに「1」が設定される(ステップS311)。ステップS312に進むと、前記抽出手段36が抽出した大当り図柄決定用乱数(0〜9)の乱数値に基づいて、前記特別図柄決定手段38により前記停止図柄左、停止図柄中および停止図柄右(大当り図柄)が決定される。
前記特別図柄変動処理におけるステップS225から前記特別図柄小当り設定処理に移行すると、図5に示すように、前記抽出手段36が抽出した小当り図柄用乱数(0〜9)の乱数値に基づいて、前記特別図柄決定手段38が前記停止図柄左および停止図柄右を決定すると共に、停止図柄中として「★」を表示するように決定される(ステップS411)。そして、ステップS412に進むと、前記変動パターン決定手段37により振分用テーブルBが選択されて、前記抽出手段36が抽出した変動パターン振分用乱数(0〜99)の乱数値と、振分用テーブルBに設定された乱数値とを対比して、対応する変動パターン4が選択される(ステップS413)。すなわち、前記抽出手段36が変動パターン振分用乱数の何れの乱数値を取得していても、変動パターン4が選択される(100/100の確率で選択される)。ところで、前記変動パターン4は、図柄表示装置22における特定図柄変動ゲームの変動時間を、確変状態における後述するリーチなしでハズレとなる場合(変動パターン9)と同様に変動時間を短く設定してあるから(表2参照)、特別図柄変動ゲームを短時間で終了し得る。これにより、前記第2の入賞装置30を開放させる小当り図柄組合わせが単位時間当りに表示される回数が多くなり、遊技の興趣がより増大される。
前記特別図柄変動処理におけるステップS221またはステップS227から前記特別図柄ハズレ設定処理に移行すると、図6に示すように、前記大当りフラグに「0」が設定される(ステップS511)。ステップS512に進むと、前記リーチ判定用乱数(0〜59)から前記抽出手段36が1つの乱数値を抽出し、この抽出した乱数値が所定のリーチ判定値(実施例では5個)に一致するか否かをリーチ判定手段42が判定する(ステップS512、S513)。ここで、リーチ判定用乱数の乱数値とリーチ判定値とが一致する場合(1/12の確率)にはステップS514に進み、一致しない場合(11/12の確率)にはステップS517に進む。ステップS514では、前記抽出手段36が停止図柄左用のハズレ特別図柄判定用乱数(0〜9)および停止図柄中用のハズレ特別図柄判定用乱数(0〜9)の夫々から1つの乱数値を抽出して、前記特別図柄決定手段38によりこれら乱数値に基づいて各表示部22a,22b,22cの停止図柄を決定する。具体的には、停止図柄左用のハズレ特別図柄判定用乱数(0〜9)の乱数値に基づいて、停止図柄左および停止図柄右の停止図柄を決定してリーチを形成する。なお、停止図柄中用のハズレ特別図柄判定用乱数の乱数値と、停止図柄左用のハズレ特別図柄判定用乱数の乱数値とが一致して大当り図柄組合わせになってしまう場合には、該停止図柄中用のハズレ特別図柄判定用乱数の乱数値を強制的に書き換えて、大当り図柄組合わせとならないよう制御される。
前記特別図柄変動処理が完了すると、図7に示す変動停止設定処理が行なわれる。ここで、変動停止設定処理とは、特別図柄変動ゲームの終了後の遊技状態を判定するための処理である。変動停止設定処理では、先ず前記フラグ判定手段45により大当りフラグが「1」に設定されているか否かが判断され(ステップS611)、該大当りフラグが「1」の場合にはステップS612に進み、当該大当りフラグが「0」の場合にはステップS613に進む。すなわち、特別図柄変動ゲームの終了後に大当りが発生する場合(すなわち特別図柄大当り設定処理が行なわれた場合)にはステップS612に進み、該特別図柄変動ゲームの終了後に大当りが発生しない場合(特別図柄ハズレ設定処理または特別図柄小当り設定処理が行なわれた場合)にはステップS613に進む。ここで、ステップS612では、大当りフラグ、確変フラグ、時短フラグ、時短中変動回数の夫々を「0」に設定する。すなわち、前記大当りが発生する場合には、各フラグをリセットして一旦通常状態に戻すようになっている。
次に、大当り終了後の遊技状態の判定方法について説明する。大当りが終了すると、図8に示す大当り終了処理が行なわれる。前記大当り終了処理では、前記特別図柄大当り設定処理におけるステップS314またはステップS315で前記フラグ設定手段44が設定した特定図柄フラグが「1」であるか否かをフラグ判定手段45が判定し(ステップS711)、特定図柄フラグが「1」の場合にはステップS712に進み、特定図柄フラグが「0」の場合にはステップS713に進む。ステップS712に進むと、前記フラグ設定手段44が確変フラグに「1」を設定すると共に、前記特定図柄フラグに「0」を設定して大当り終了処理が終了する。これにより、特定図柄の組合わせで発生した大当りの終了後の遊技状態が確変状態として判断される。一方、前記ステップS711からステップS713に進むと、前記フラグ設定手段44が時短フラグに「1」を設定すると共に、時短中変動回数に「100」を設定して大当り終了処理が終了する。すなわち、通常図柄の組合わせで発生した大当りの終了後の遊技状態が時短状態として判断され、該大当り終了後に100回の特別図柄変動ゲームが行なわれるか、大当りが発生するまで時短状態が継続するようになる。
次に、前記電動役物26の開閉制御について説明する。なお、通常状態、時短状態および確変状態の全ての遊技状態において、前記電動役物26が開閉動作する。前記遊技盤20の遊技領域20aを流下するパチンコ球が、前記普通図柄始動口33を通過すると、図9に示す第2の入賞検出処理が開始される。ここで、前記第2の入賞検出処理は、前記第1の入賞検出処理と基本的に同一の流れで行なわれる。ステップS811において前記RAM47が記憶している普通図柄始動記憶数が4個より少ない場合には、ステップS812に進み、該RAM47における普通図柄始動記憶数を1加算して前記普通図柄始動記憶数表示部を1つ点灯させる。そして前記抽出手段36が前記普通図柄判定用乱数(0〜22)から一つの乱数値を抽出して(ステップS813)、第2の入賞検出処理が終了する。一方、前記RAM47に記憶されている普通図柄始動記憶数が4個の場合には、前記抽出手段36が普通図柄判定用乱数を抽出することなく前記第2の入賞検出処理は終了する。
前記第2の入賞検出処理が終了すると、図10に示す普通図柄変動処理が開始される。前記普通図柄変動処理では、先ずステップS911において普通図柄始動記憶数が「0」でないか否かが判定され、該普通図柄始動記憶数が「0」でない場合には、ステップS912に進んで当該始動記憶数を1減算すると共に、前記普通図柄当り判定手段48が普通図柄当り判定回数として「20」を設定する(ステップS913)。すなわち、前記普通図柄当り判定回数としては、前記普通図柄当り判定値の設定数(すなわち20個)と同数となるよう設定される。なお、ステップS914に進むと、前記普通図柄当り判定手段48が普通図柄判定用乱数の乱数値を設定する。
次に、実施例2に係るパチンコ機10の制御態様について、実施例1と異なる箇所について説明する。
前記遊技盤20に打出されたパチンコ球が前記始動入賞装置24の特別図柄始動口25に入賞して、図2に示す前記第1の入賞検出処理が終了すると、図12に示す特別図柄変動処理が開始される。ここで、ステップS211〜S220(すなわち大当りの判定処理)までは、実施例1における特別図柄変動処理と同一なので、ステップS1011からの小当りの判定処理について説明する。なお、ステップS218において大当りの発生と判定された場合には、ステップS228に進み、前述した実施例1と同様の特別図柄大当り設定処理が行なわれる(図4参照)。
実施例2に係る特別図柄変動処理のステップS1016から特別図柄小当り設定処理に移行すると、図13に示すように、前記抽出手段36が抽出した小当り図柄用乱数(0〜9)の乱数値に基づいて、前記特別図柄決定手段38が前記停止図柄左および停止図柄右を決定すると共に、停止図柄中として「★」を表示するように決定される(ステップS1111)。そして、ステップS1112に進むと、前記フラグ判定手段45は確変フラグおよび時短フラグの夫々が「0」であるか否かを判定し、両フラグが「0」に設定されている場合(すなわち通常状態の場合)には、ステップS1113に進み、何れかのフラグが「0」でない場合(すなわち時短状態か確変状態の場合)には、ステップS1115に進む。
次に、実施例3に係るパチンコ機10の制御態様について、実施例1と異なる箇所について説明する。
前記遊技盤20に打出されたパチンコ球が前記始動入賞装置24の特別図柄始動口25に入賞して、図2に示す前記第1の入賞検出処理が終了すると、図14に示す特別図柄変動処理が開始される。ここで、ステップS211〜S220(すなわち大当りの判定処理)までは、実施例1における特別図柄変動処理と同一なので、ステップS1211からの小当りの判定処理について説明する。なお、ステップS218において大当りの発生と判定された場合には、ステップS228に進み、前述した実施例1と同様の特別図柄大当り設定処理が行なわれる(図4参照)。
なお、本発明に係る遊技機としては、前述した実施例1〜3のものに限られるものではなく、種々の変更が可能である。例えば、実施例1〜3では、普通図柄変動ゲームの図柄変動時間と、普通図柄当りが発生した際の電動役物の開放時間を、各遊技状態に応じて設定して、各遊技状態における入賞口への遊技球の入賞率を変更するようにしているが、普通図柄当りの発生確率を変更して入賞率を変更することで、遊技状態毎に差を設けてもよい。また、実施例1〜3では、第2の遊技状態における始動口への遊技球の入賞率と、第3の遊技状態における始動口への遊技球の入賞率とを同等に設定したが、第3の遊技状態での入賞率を第2の遊技状態での入賞率より高くするようにしてもよく、この場合には遊技状態毎の有利の度合いがより一層明確になる。すなわち、普通図柄変動ゲームの図柄変動時間、電動役物の単位時間当りの開放時間および開放回数、普通図柄当りの発生確率については、実施例1〜3のものに限られるものではなく、第2の遊技状態における始動口への遊技球の入賞率が第1の遊技状態での入賞率より高くなるように電動役物が開閉動作し、第3の遊技状態における始動口への遊技球の入賞率が第2の遊技状態での入賞率以上となるように電動役物が開閉動作するようにすれば、任意に変更することが可能である。
なお、本発明に係る遊技機の具体的構成としては、以下のような限定が可能である。
(1) 請求項1〜4の何れかに記載の遊技機に関し、遊技盤(20)に遊技球が通過し得る普通図柄始動口(33)を設け、該普通図柄始動口(33)に遊技球が通過することにより普通図柄変動ゲームが行なわれるよう設定すると共に、該普通図柄変動ゲームの結果により前記電動役物(26)が開放するよう構成し、前記第2および第3の遊技状態における普通図柄変動ゲームの変動時間が、前記第1の遊技状態における普通図柄変動ゲームの変動時間より短くなるようにした。
このように、前記電動役物を開放させる普通図柄変動ゲームの変動時間を、第1の遊技状態より第2および第3の遊技状態の方が短くなるようにすることで、単位時間当たりの電動役物の開放回数を多くし得るから、特別図柄始動口に多数の遊技球を入賞させ得るようになる。
25 特別図柄始動口(始動口)
26 電動役物
27 第1の入賞装置
30 第2の入賞装置
37 変動パターン決定手段
Claims (4)
- 各種図柄を可変および停止表示可能な図柄表示装置と、遊技球の入賞により前記図柄表示装置で図柄を可変表示させる始動口と、開放時には閉成時よりも前記始動口への遊技球の入賞率を高くする電動役物と、開放時には遊技球の入賞により所定数の賞球を払い出させる第1の入賞装置とを備え、前記図柄表示装置に特定の図柄表示がなされることで前記第1の入賞装置が開放するよう構成された遊技機において、
所要の入賞率で前記始動口へ遊技球を入賞させるよう前記電動役物が開閉動作する第1の遊技状態と、
前記始動口への遊技球の入賞率が前記第1の遊技状態での入賞率より高くなるよう前記電動役物が開閉動作する第2の遊技状態と、
前記始動口への遊技球の入賞率が前記第2の遊技状態での入賞率以上となるよう前記電動役物が開閉動作する第3の遊技状態とを、所定条件に基づいて変更し得るよう設けると共に、
遊技球の入賞により所定数の賞球を払い出させる第2の入賞装置を開閉可能に配設し、
前記第1〜第3の遊技状態の何れの遊技状態にあっても、所定条件の成立により該第2の入賞装置を開放して遊技球の入賞を許容するよう構成して、
前記第2の遊技状態では、前記第2の入賞装置への遊技球の入賞率が前記第1の遊技状態での入賞率以上となるよう該第2の入賞装置を開放制御し、
前記第3の遊技状態では、前記第2の入賞装置への遊技球の入賞率が前記第2の遊技状態での入賞率より高くなるよう該第2の入賞装置を開放制御するようにした
ことを特徴とする遊技機。 - 各種図柄を可変および停止表示可能な図柄表示装置と、遊技球の入賞により前記図柄表示装置で図柄を可変表示させる始動口と、開放時には閉成時よりも前記始動口への遊技球の入賞率を高くする電動役物と、開放時には遊技球の入賞により所定数の賞球を払い出させる第1の入賞装置とを備え、前記図柄表示装置に特定の図柄表示がなされることで前記第1の入賞装置が開放するよう構成された遊技機において、
所要の入賞率で前記始動口へ遊技球を入賞させるよう前記電動役物が開閉動作する第1の遊技状態と、
前記始動口への遊技球の入賞率が前記第1の遊技状態での入賞率より高くなるよう前記電動役物が開閉動作する第2の遊技状態と、
前記始動口への遊技球の入賞率が前記第2の遊技状態での入賞率以上となるよう前記電動役物が開閉動作する第3の遊技状態とを、所定条件に基づいて変更し得るよう設けると共に、
遊技球の入賞により所定数の賞球を払い出させる第2の入賞装置を開閉可能に配設し、
前記第1の遊技状態では、前記第2の入賞装置を閉成して遊技球の入賞を規制し、前記第2および第3の遊技状態では、所定条件の成立により該第2の入賞装置を開放して遊技球の入賞を許容するよう構成し、
前記第3の遊技状態では、前記第2の入賞装置への遊技球の入賞率が前記第2の遊技状態での入賞率より高くなるよう該第2の入賞装置を開放制御するようにした
ことを特徴とする遊技機。 - 前記第1の遊技状態における大当りの発生確率と、前記第2の遊技状態における大当りの発生確率とは同等に設定され、前記第3の遊技状態における大当りの発生確率は、これら第1および第2の遊技状態における大当りの発生確率より高く設定されると共に、
前記第1の入賞装置を開放させる前記特定の図柄表示とは異なる第2の特定の図柄表示を定め、該第2の特定の図柄表示が前記図柄表示装置で表示されることにより、前記第2の入賞装置を開放させるよう構成され、
前記第2の遊技状態および第3の遊技状態における前記第2の入賞装置への遊技球の入賞率は、前記図柄表示装置で前記第2の特定の図柄表示が表示される確率、前記第2の入賞装置の単位時間当りの開放時間、および第2の入賞装置の単位時間当りの開放回数の少なくとも何れか1つを変更することで異ならせるようにした請求項1または2記載の遊技機。 - 前記図柄表示装置で表示される各種図柄の少なくとも変動時間を定めた変動パターンを複数設定すると共に、該図柄表示装置に行なわせる変動パターンを決定する変動パターン決定手段を備え、前記少なくとも第3の遊技状態では、該変動パターン決定手段により前記変動パターンの内から変動時間の短い変動パターンが選択されるよう設定されている請求項1〜3の何れかに記載の遊技機。
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