JP2005277052A - パターン形成方法及び半導体装置の製造方法 - Google Patents

パターン形成方法及び半導体装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】パターン倒れを抑制する。
【解決手段】現像液供給後、現像液をリンス液に置換する。リンス液を水溶性シリコーン溶液16に置換する。水溶性シリコーン溶液16中の溶剤を除去し、水溶性シリコーン膜17を形成する。水溶性シリコーン膜17の上面を後退させ、レジストパターン13の上面を露出させる。レジストパターン13を選択除去し、マスクパターン17を形成する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、レジストのパターン倒れによる不良の発生を抑制したパターン形成方法及びこのパターン形成方法を用いた半導体装置の製造方法に関する。
近年、パターンの微細化が進み、リソグラフィ工程におけるレジストのパターン倒れが大きな問題となっている。倒れの主な原因としては、リンス液を乾燥させる際のリンス液の表面張力と水流抗力が考えられる。とりわけ、微細パターンにおいては表面張力の影響が大きくなる。非特許文献1によれば、リンス液乾燥時にレジストパターンに掛かる垂直応力σは、ライン幅をW、スペース幅をD、パターン高さをH、リンス液の表面張力をγ、リンス液界面とレジスト側壁の為す角をθとして、
σ=6γcosθ/D×(H/W)2 …(1)
と表される。この問題の解決方法として、最も有効であるのはレジストの薄膜化であるが、基板加工の観点からもはや限界に達しつつある。近年では、この限界からさらに薄くすべく、三層レジストプロセスやハードマスクプロセスなどが使用されているが、やはり薄膜化に限界があることに変わりはなく、本質的な解決は出来ていない。
また、近年特許文献1〜7に開示されている技術を用いたプロセス(以下、まとめてシュリンクプロセスと呼ぶ)の適用が広まりつつある。当該プロセスは主にリソグラフィマージン確保の困難なホールパターンを有するレイヤーに用いられる。シュリンクプロセスの流れは概ね以下の通りである。レジストパターン形成後にパターンシュリンク材料を含有する溶液を塗布する。次いで、レジストパターン表面に反応層を形成する。反応層とは、例えば混合層、架橋層、被膜などであり、パターンシュリンク材料の種類により異なる。最後に、未反応層を除去することにより、当初のパターンよりも小さなホールまたはスペースパターンを得ることができる。しかしながら、ホールパターンとラインアンドスペースパターンが混在する場合に問題が起きる。シュリンクプロセスの後に、ライン幅とスペース幅の比をできるだけ1:1に近づけたい場合、リソグラフィ後のパターンはライン幅をスペース幅よりも細く仕上げなくてはならない。ラインアンドスペースパターンにおけるピッチをPとして(1)を変形すると、
σ=6γcosθ/(P−W)×(H/W)2 …(2)
となる。ここで、垂直応力σのライン幅W依存性は、
∂σ/∂W=−6γcosθ×(2PW2−3W2)/(PW−W2 …(3)
となるので、W=2P/3の時、つまりライン幅対スペース幅が2:1の時に、垂直応力が極小値をとることが分かる。つまり、同じピッチの場合、2:1よりも細くラインを仕上げる時ほどリンス液乾燥時のパターン倒れが起きやすいのである。この問題は、パターンピッチが微細になるほど、また、シュリンクプロセスによるシュリンク量が大きくなるほど顕著な問題となる。
H.Namatsu et al.,Appl.Phys.Lett.66,2655(1955) 特許第2723260号明細書 特許第3057879号明細書 特許第3071401号明細書 特許第3218814号明細書 特許第3476080号明細書 特許第3476081号明細書 特許第3476082号明細書
本発明の目的は、レジストパターンのパターン倒れを抑制し得るパターン形成方法及びこのパターン形成方法を用いた半導体装置の製造方法を提供することにある。
本発明の一例に係わるパターン形成方法は、基板上にレジスト膜を形成する工程と、前記レジスト膜に潜像を形成するために、前記レジスト膜にエネルギー線を選択照射する工程と、前記潜像が形成された前記レジスト膜からレジストパターンを形成するために、前記レジスト膜上に現像液を供給する工程と、前記基板上の現像液をリンス液に置換するために、前記基板上に前記リンス液を供給する工程と、前記基板上のリンス液の少なくとも一部を溶媒と前記レジスト膜と異なる溶質とを含む塗布膜用材料に置換するために、前記基板上に前記塗布膜用材料を供給する工程と、前記基板上にレジスト膜を覆う塗布膜を形成するために、前記塗布膜用材料中の溶媒を揮発させる工程と、前記レジストパターン上面の少なくとも一部を露出させるために、前記塗布膜の表面の少なくとも一部を後退させる工程と、前記基板上に前記塗布膜で構成されたマスクパターンを形成するために、前記レジストパターンを選択除去する工程とを含むことを特徴とする。
本発明の一例に係わるパターン形成方法は、基板上にレジスト膜を形成する工程と、前記レジスト膜に潜像を形成するために、前記レジスト膜にエネルギー線を選択照射する工程と、前記潜像が形成された前記レジスト膜からレジストパターンを形成するために、前記レジスト膜上に現像液を供給する工程と、前記レジスト膜上の現像液の少なくとも一部を、溶媒と前記レジスト膜と異なる溶質とを含む塗布膜用材料に置換するために、前記レジスト膜上に前記塗布膜用材料を供給する工程と、前記基板上に前記レジストパターンを覆う塗布膜を形成するために、前記塗布膜用材料中の溶媒を揮発させる膜を形成する工程と、前記レジストパターン上面の少なくとも一部を露出させるために、前記塗布膜の表面の少なくとも一部を後退させる工程と、前記基板上に前記塗布膜で構成されたマスクパターンを形成するために、前記レジストパターンを選択除去する工程とを含むことを特徴とする。
本発明の一例に係わるパターン形成方法は、基板上にレジスト膜を形成する工程と、前記レジスト膜に潜像を形成するために、レジスト膜にエネルギー線を選択照射する工程と、前記潜像が形成された前記レジスト膜からレジストパターンを形成するために、前記レジスト膜上に現像液を供給する工程と、前記基板上の現像液をリンス液に置換するために、前記基板上に前記リンス液を供給する工程と、前記基板上にレジスト膜を覆う塗布膜を形成するために、前記塗布膜用材料中の溶媒を揮発させる膜を形成する工程と、前記レジスト膜と前記塗布膜との界面に反応層を形成する工程と、前記基板上に前記レジストパターンと反応層とが積層されたマスクパターンを形成するために、前記塗布膜を選択除去する工程とを含むことを特徴とするパターン形成方法。
本発明の一例に係わるパターン形成方法は、基板上にレジスト膜を形成する工程と、前記レジスト膜に潜像を形成するために、レジスト膜にエネルギー線を選択照射する工程と、前記潜像が形成された前記レジスト膜からレジストパターンを形成するために、前記レジスト膜上に現像液を供給する工程と、前記基板上の現像液をリンス液に置換するために、前記基板上に前記リンス液を供給する工程と、前記基板上の現像液の少なくとも一部を、溶媒と前記レジスト膜と異なる溶質とを含む塗布膜用材料に置換するために、前記基板上に前記塗布膜用材料を供給する工程と、前記基板上にレジスト膜を覆う塗布膜を形成するために、前記塗布膜用材料中の溶媒を揮発させる膜を形成する工程と、前記レジスト膜と前記塗布膜との界面に反応層を形成する工程と、前記基板上に前記レジストパターンと反応層とが積層されたマスクパターンを形成するために、前記塗布膜を選択除去する工程とを含むことを特徴とする。
本発明の一例に係わる半導体装置の製造方法は、前記パターン形成方法の何れかを用いて、半導体装置の製造過程の途中の半導体ウエハ上にマスクパターンを形成する工程と、前記マスクパターンをマスクに前記半導体ウエハを加工する工程とを含むことを特徴とする。
説明したように本発明によれば、レジストのパターン倒れを大幅に抑制することが可能となる。
本発明の実施の形態を以下に図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1及び図2は、本発明の第2の実施形態に係わる半導体装置の製造工程を示す断面図である。
図1(a)に示すように、半導体基板10上に形成された層間絶縁膜11上に膜厚500nmのノボラック膜(下層マスク)12を形成する。図1(b)に示すように、前記ノボラック膜12上に膜厚150nmのArFレジスト膜13を形成する。
図1(c)に示すように、ArFエキシマーレーザー露光装置を用いてマスクに形成されたパターンをレジスト膜に転写する。レジスト膜13に対して130℃で60秒間ベークを行う。これにより、レジスト膜13中に潜像13’が形成される。なお、レジスト膜13に形成される潜像は、所望のパターンの反転パターンを有する。
図1(d)に示すように、現像液14をArFレジスト膜13上に塗り広げ、60秒間現像を行い、レジストパターンを形成する。レジストパターン13に形成されるパターンのターゲット寸法は、ラインアンドスペースパターン部分においてライン幅及びスペース幅が70nmである。
図1(e)に示すように、レジストパターン13上にリンス液15を供給し、現像液14をリンス液15に置換する。
図2(f)に示すように、レジストパターン13上に水溶性シリコーン溶液16を吐出し、リンス液15の少なくとも一部を水溶性シリコーン溶液16に置換する。
図2(g)に示すように、基板を回転させて水溶性シリコーン溶液中の溶媒を揮発させ、レジストパターンを覆うように水溶性シリコーン膜17を形成する。図12(h)に示すように、100℃で60秒間ベークを行い、水溶性シリコーン膜17のキュアを行う。
図2(i)に示すように、フルオロカーボンガスプラズマで水溶性シリコーン膜17のエッチバックを行い、レジストパターンの上面を露出させる。このエッチングで水溶性シリコーン膜パターン(マスクパターン)17が形成される。水溶性シリコーン膜パターン17は、前述した所望のパターンである。
図2(j)に示すように、酸素プラズマで異方性エッチングを行い、レジストパターン13及びノボラック膜12を選択エッチングする。図2(k)に示すように、水溶性シリコーン膜パターン17及びノボラック膜12をマスクに、層間絶縁膜11をエッチングする。
パターン倒れは乾燥処理時に起こりやすい。本実施形態においては、リンス液15の乾燥処理を行わないので、パターン倒れを抑制することができる。本実施形態では、乾燥処理を行わずに、リンス液15を水溶性シリコーン溶液16に置換、水溶性シリコーン膜17の形成、水溶性シリコーン膜17へのパターン形成、レジストパターン13の選択除去を行っている。
本実施形態においては、レジスト膜としてArFレジスト膜を用い、露光装置としてArF露光装置を用いた例を示したが、本発明の実施はこれに限られるものではない。g線、i線、KrF、F2、EUV、電子ビーム等に感度を有するレジスト膜と、それぞれに対応した露光装置を用いることが可能である。
また、本実施形態においては、水溶性シリコーンでリンス液を置換したが、置換は完全に行ってもよいし、一部分だけ行ってもよい。また、置換処理の間、基板は静止していてもよいし、回転していてもよい。
また、本実施形態においては、エッチバックを行ったが、この工程には特開2000−310863号公報に開示されているようにCMPを用いたり、特開2002−110510号公報に開示されているようにウェットエッチングを用いたりなど、各種既存の技術を用いてもよい。また、特願2003−199942号公報に開示されている技術と組み合わせて実施することも可能である。
なお、現像液14供給後にリンス液15を供給せずに、水溶性シリコーン溶液16を供給して、現像液14の少なくとも一部を水溶性シリコーン溶液16に置換しても良い。
(第2の実施形態)
以下、本発明の一実施形態を図3及び図4を用いて説明する。図3及び図4は、本発明の第2の実施形態に係わる半導体装置の製造工程を示す断面図である。
図3(a)に示すように、半導体基板10上に形成された層間絶縁膜11上に基板上に膜厚82nmの反射防止膜22を形成する。図3(b)に示すように、反射防止膜22上に膜厚150nmのArFレジスト膜23を形成する。
図3(c)に示すように、ArFエキシマーレーザー露光装置を用いてマスクに形成されたパターンをレジスト膜23に転写する。レジスト膜23に対して130℃で60秒間ベークを行う。これにより、レジスト膜23中に潜像23H及び潜像23LSが形成される。なお、潜像23Hは、ホールパターンを形成するための潜像である。また、潜像23LSは、ライン・アンド・スペースパターンを形成するための潜像である。レジストパターンのターゲット寸法は、ホールパターンにおいては150nm、ラインアンドスペースパターンにおいてはライン幅40nm、スペース幅100nmである。
図3(d)に示すように、ArFレジスト膜23上に現像液24を塗り広げ、60秒間現像を行う。図3(e)に示すように、レジスト膜23上にリンス液25を吐出し、現像液をリンス液25に置換する。図3(f)に示すように、パターンシュリンク用の塗布膜を形成するための溶液26を吐出し、リンス液25を溶液26に置換する。図4(g)に示すように、基板10を回転させて溶液26中の溶媒を揮発させ、レジストパターン23を覆うように塗布膜27を形成する。図4(h)に示すように、塗布膜27とレジスト膜23とを反応させるために130℃で60秒間ベークを行って、塗布膜27とレジスト膜23との界面に反応層28を形成する。
図4(i)に示すように、パターンを得るために、基板を溶液26に含まれていた溶媒を塗布膜27上に供給して、未反応の塗布膜27を選択除去する。パターン寸法は、ホールパターンにおいては120nm、ラインアンドスペースパターンにおいてはライン幅70nm、スペース幅70nmであった。なお、表面に反応層28が形成されたレジストパターン23を電子顕微鏡で観察したところ、ラインアンドスペースパターン部にてパターン倒れが観察されなかった。
図4(j)に示すように、反応層28及びレジスト膜23をマスクに、反射防止膜22及び層間絶縁膜11をエッチングする。
パターン倒れはリンス液の乾燥処理時に起こりやすい。本実施形態においては、リンス液15の乾燥処理を行わないので、パターン倒れを抑制することができる。本実施形態では、乾燥処理を行わずに、リンス液15をパターンシュリンク用の塗布膜を形成するための溶液26に置換、塗布膜27の形成、反応層28の形成、未反応の塗布膜27の選択除去を行っている。
ライン幅対スペース幅2:1よりも細くラインを仕上げる時ほどリンス液乾燥時のパターン倒れが起きやすい。従って、ライン幅対スペース幅2:1よりも細い場合に本実施形態のパターン形成方法を適用することが好ましい。
また、本実施形態においては、溶液26でリンス液25を置換したが、置換は完全に行ってもよいし、一部分だけ行ってもよい。また、置換処理の間、基板は静止していてもよいし、回転していてもよい。
なお、現像液供24給後にリンス液25を供給せずに、溶液26を供給して、現像液24の少なくとも一部を溶液26に置換しても良い。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、種々変形して実施することが可能である。
第1の実施形態に係わる半導体装置の製造工程を示す断面図。 第1の実施形態に係わる半導体装置の製造工程を示す断面図。 第2の実施形態に係わる半導体装置の製造工程を示す断面図。 第2の実施形態に係わる半導体装置の製造工程を示す断面図。
符号の説明
10…半導体基板,11…層間絶縁膜,12…ノボラック膜,13…Fレジスト膜,13’…潜像,14…現像液,15…リンス液,16…水溶性シリコーン溶液,17…水溶性シリコーン膜(マスクパターン)

Claims (7)

  1. 基板上にレジスト膜を形成する工程と、
    前記レジスト膜に潜像を形成するために、前記レジスト膜にエネルギー線を選択照射する工程と、
    前記潜像が形成された前記レジスト膜からレジストパターンを形成するために、前記レジスト膜上に現像液を供給する工程と、
    前記基板上の現像液をリンス液に置換するために、前記基板上に前記リンス液を供給する工程と、
    前記基板上のリンス液の少なくとも一部を溶媒と前記レジスト膜と異なる溶質とを含む塗布膜用材料に置換するために、前記基板上に前記塗布膜用材料を供給する工程と、
    前記基板上にレジスト膜を覆う塗布膜を形成するために、前記塗布膜用材料中の溶媒を揮発させる工程と、
    前記レジストパターン上面の少なくとも一部分を露出させる及び前記塗布膜で構成されたマスクパターンを形成するために、前記塗布膜の表面の少なくとも一部分を後退させる工程と、
    前記マスクパターンを用いて前記基板を加工する工程とを含むことを特徴とするパターン形成方法。
  2. 基板上にレジスト膜を形成する工程と、
    前記レジスト膜に潜像を形成するために、前記レジスト膜にエネルギー線を選択照射する工程と、
    前記潜像が形成された前記レジスト膜からレジストパターンを形成するために、前記レジスト膜上に現像液を供給する工程と、
    前記レジスト膜上の現像液の少なくとも一部を、溶媒と前記レジスト膜と異なる溶質とを含む塗布膜用材料に置換するために、前記レジスト膜上に前記塗布膜用材料を供給する工程と、
    前記基板上に前記レジストパターンを覆う塗布膜を形成するために、前記塗布膜用材料中の溶媒を揮発させる膜を形成する工程と、
    前記レジストパターン上面の少なくとも一部分を露出させて前記塗布膜で構成されたマスクパターンを形成するために、前記塗布膜の表面の少なくとも一部分を後退させる工程と、
    前記マスクパターンを用いて前記基板を加工する工程とを含むことを特徴とするパターン形成方法。
  3. 前記塗布膜の酸素プラズマによるエッチングレートは、前記レジスト膜の酸素プラズマによるエッチングレートより低いことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のパターン形成方法。
  4. 前記塗布膜用材料は、水溶性シリコーンであることを特徴とする請求項1または請求項2記載のパターン形成方法。
  5. 基板上にレジスト膜を形成する工程と、
    前記レジスト膜に潜像を形成するために、レジスト膜にエネルギー線を選択照射する工程と、
    前記潜像が形成された前記レジスト膜からレジストパターンを形成するために、前記レジスト膜上に現像液を供給する工程と、
    前記基板上の現像液をリンス液に置換するために、前記基板上に前記リンス液を供給する工程と、
    前記基板上のリンス液の少なくとも一部を溶媒と前記レジスト膜と異なる溶質とを含む塗布膜形成用材料に置換するために、前記基板上に前記塗布膜形成用材料を供給する工程と、
    前記基板上にレジスト膜を覆う塗布膜を形成するために、前記塗布膜形成用材料中の溶媒を揮発させる膜を形成する工程と、
    前記レジスト膜と前記塗布膜との界面に反応層を形成する工程と、
    前記基板上に前記レジストパターンと反応層とが積層されたマスクパターンを形成するために、前記塗布膜を選択除去する工程とを含むことを特徴とするパターン形成方法。
  6. 基板上にレジスト膜を形成する工程と、
    前記レジスト膜に潜像を形成するために、レジスト膜にエネルギー線を選択照射する工程と、
    前記潜像が形成された前記レジスト膜からレジストパターンを形成するために、前記レジスト膜上に現像液を供給する工程と、
    前記基板上の現像液の少なくとも一部を、溶媒と前記レジスト膜と異なる溶質とを含む塗布膜用材料に置換するために、前記基板上に前記塗布膜用材料を供給する工程と、
    前記基板上にレジスト膜を覆う塗布膜を形成するために、前記塗布膜用材料中の溶媒を揮発させる膜を形成する工程と、
    前記レジスト膜と前記塗布膜との界面に反応層を形成する工程と、
    前記基板上に前記レジストパターンと反応層とが積層されたマスクパターンを形成するために、前記塗布膜を選択除去する工程とを含むことを特徴とするパターン形成方法。
  7. 請求項1〜請求項6の何れかに記載のパターン形成方法を用いて、半導体装置の製造過程の途中の半導体ウエハ上にマスクパターンを形成する工程と、
    前記マスクパターンをマスクに前記半導体ウエハを加工する工程とを含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
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