JP4512979B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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本発明は、半導体装置の製造方法に関するものであり、特にレジストパターンを形成するリソグラフィ技術に関する。
半導体装置の高集積化に対応するため、リソグラフィ技術においては、レジストパターンの微細化が進んでいる。しかし、レジストパターンにホールパターンなどの開口部分を形成するとき、ラインパターン等と比較してステッパーの解像性能が得られず、微細化は困難となっている。
リソグラフィの解像性能以上にホールパターンを微細化する手法として、フォトレジスト膜の中にホールパターンを形成した後、レジスト軟化点以上の温度でレジストパターンを熱処理して熱フローを生じさせ、ホールパターンの幅を縮小することにより微細パターンを形成する、熱フローシュリンク法が知られている。
図10〜図15は、熱フローシュリンク法により、レジストパターンにホールパターンを形成し、絶縁膜に微細なコンタクトホールを形成する半導体装置の製造方法を、半導体装置の断面図により説明する工程説明図である。
まず、図10に示すように、半導体基板1の主面上に、被加工膜として絶縁膜2を形成し、さらに、その上にフォトレジスト膜3を形成し、ベーク処理を行う。
次に、図11に示すように、フォトマスク4を用いて露光を行い、フォトレジスト膜3のAの部分に露光光5を照射し、さらに図12に示すように、フォトレジスト膜3(図11参照)の現像を行ってレジストパターン3aを形成する。
このとき、領域Bはホールパターン6bの分布密度が相対的に密な領域であって、領域Cは、ホールパターン6cの分布密度が、領域Bのホールパターン6bの分布密度よりも相対的に疎な領域である。また、ホールパターン6bのホール径Dと、ホールパターン6cのホール径Eは、ほぼ同じ寸法で形成されている。
次に、図13に示すように、レジストパターン3aを熱処理して熱フローを生じさせ、領域Bのホールパターン6bと、領域Cのホールパターン6cのホール径を縮小する。
このとき、領域Cのホールパターン6cは、領域Bのホールパターン6bよりも分布密度が疎であるので、ホールパターン一つ当たりに流動可能なレジスト材は、領域Bよりも領域Cの方が相対的に多くなる。従って、領域Cのホールパターン6cは、熱フローによる寸法縮小幅が大きくなるので、ホールパターン6bのホール径Fよりも、ホールパターン6cのホール径Gの方が小さくなってしまう。
この後、図14に示すようにレジストパターン3aをマスクとして絶縁膜2(図13参照)のエッチングを行い、レジストパターン3aを除去後すると、図15に示すように領域Cのコンタクトホール10cのホール径Iが、領域Bのコンタクトホール10bのホール径Hよりも小さくなってしまう。
このような問題に関連して、いくつかの方法が検討されている(例えば、特許文献1、2参照)。
特開2002−217087号公報 特開2001−307993号公報
上述のように、従来の熱フローシュリンク法によるリソグラフィでは、熱処理により熱フローが生じた後において、ホールパターンの分布密度が疎である領域では、分布密度が密である領域よりも、ホールパターンが大きく縮小されてしまう。このため、ホールパターン密度が小さい領域と大きい領域を比較すると、ホール径の寸法差が大きくなってしまうという問題があった。
また、ホールパターンの寸法縮小幅の差は、熱フローを生じさせる熱処理の温度分布の影響を受けやすく、ホールパターン寸法のウェハ面内ばらつきが大きくなるという問題もあった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、熱フローシュリンク法を用いたリソグラフィにおいて、ホールパターン分布密度の疎密差による寸法縮小幅の差を小さくした、優れた半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
本発明に係る半導体装置の製造方法は、基板上に複数の開口部分を含むレジストパターンを形成する工程と、前記レジストパターンを熱処理して表面変質をさせる工程と、前記表面変質をした前記レジストパターンの上に前記複数の開口部分を埋めるように樹脂層を形成する工程と、前記樹脂層を形成する工程の後に、前記表面変質をした前記レジストパターンの前記開口部分の分布密度が相対的に密な領域の前記樹脂層に露光をし、該露光後に前記樹脂層の現像を行い前記密な領域に形成された前記樹脂層を選択的に除去する選択的除去工程と、前記レジストパターンを熱処理して熱フローを生じさせ、前記レジストパターンの前記樹脂層が除去された部位の前記開口部分および前記レジストパターンの前記樹脂層が除去されない部位の前記開口部分を縮小させる工程と、前記開口部分を縮小させる工程の後に、前記選択的除去工程において除去しなかった前記樹脂層を除去する工程と、を含むことを特徴とする。
本発明のその他の特徴については、以下において詳細に説明する。
本発明によれば、熱フローシュリンク法を用いたリソグラフィにおいて、ホールパターン分布密度の疎密差による寸法縮小幅の差を小さくした、優れた半導体装置の製造方法を得ることができる。
しかも、レジストパターンを形成後、レジストパターンの表面変質をさせる熱処理を行ったので、露光、現像の過程で、開口部分の分布密度が相対的に密な領域に形成したレジストパターンの溶解を防ぐこともできる。
実施の形態
図1〜図9は、本発明の実施の形態による半導体装置の製造方法を、半導体装置の断面により順を追って説明する工程説明図である。
本実施の形態では、基板上に複数の開口部分を含むレジストパターンを形成する例として、レジストパターンにホールパターンを形成し、これをマスクとして微細なコンタクトホールを形成する例を示す。
まず、図1に示すように、半導体基板1の主面上に、被加工膜として、カーボン樹脂を主成分とする絶縁膜2を300nm程度の膜厚で形成する。
次に、絶縁膜2の上に、フォトレジスト膜3を120nm程度の膜厚で形成する。このとき、フォトレジスト膜3としては、シリコン(Si)を含有するFリソグラフィ露光用のポジ型フォトレジスト膜を用いる。
この後、110℃程度の温度で90秒間ベーク処理を行う。
次に、図2に示すように、フォトマスク4を用いて、Fリソグラフィの露光装置により露光光5を照射し、フォトレジスト膜3を露光する。この結果、フォトレジスト膜3のAの部分に露光光5が照射される。
次に、図3に示すように、フォトレジスト膜3(図2参照)の現像を行い、露光光5が照射されたフォトレジスト膜3のAの部分を除去し、複数の開口部分を含むレジストパターン3aを形成する(なお、「開口部分」は、ホールパターンの他、溝状のトレンチパターンなども含まれるが、本実施の形態においては、ホールパターンのことを意味するものとする)。
このとき、レジストパターン3aの中で、ホールパターンの分布密度が相対的に密な領域(以下、「領域B」と称する)にホールパターン6bを形成し、ホールパターンの分布密度が領域Bよりも相対的に疎な領域(以下、「領域C」と称する)にホールパターン6cを形成する。このとき、領域Bのホールパターン6bの寸法Dと、領域Cのホールパターン6cの寸法Eは、ほぼ同一となっている。
また、現像液としては、2.38%の濃度のテトラメチルアンモニウムハイドロオキサイド(Tetra Methyl Ammonium Hydroxide;以下、TMAHと称する)を用い、20秒程度の現像処理を行う。
次に、図示しないが、レジストパターン3aを形成後、ポストベーク処理またはキュア処理などの熱処理を行い、レジストパターン3aの表面を変質(固化)させる。この処理を行うことにより、後にレジストパターン3aの上に樹脂層を形成する工程において、レジストパターン3aの中に形成したホールパターン6bおよびホールパターン6cを樹脂層で良好に埋めることができる。
さらに、その後に行う樹脂層を現像する工程において、領域Bに形成したレジストパターン3aの溶解を防ぐことができる。
ここでは、表面変質をさせる熱処理として、120℃〜130℃程度の温度で、60秒程度のポストベーク処理を行う。
次に、図4に示すように、レジストパターン3aの上に、樹脂層として、フッ素(F)を主鎖とするポジ型レジスト膜を100nmの膜厚で形成する。このとき、領域Bのホールパターン6bおよび領域Cのホールパターン6c全体を埋めるように、レジストパターン3aの上に樹脂層7を全面に形成する。
このとき、前述のようにレジストパターン3aを形成後、レジストパターン3aの表面変質をさせる熱処理を行ったので、レジストパターン3aの中に形成したホールパターン6bおよびホールパターン6cを樹脂層7で良好に埋めることができる。
この後、110℃程度の温度で、90秒程度のベーク処理を行う。
次に、図5に示すように、領域Bのみが露光されるようにパターン配置されたフォトマスク8を用いて、領域Bの樹脂層7の表面に露光光9を照射して、樹脂層7を露光する。
次に、図6に示すように、樹脂層7(図5参照)の現像を行い、領域Bに形成した樹脂層7を選択的に除去し、領域Cに樹脂層パターン7aを形成する。現像液としては、2.38%の濃度のTMAHを用い、60秒程度の現像処理を行う。
ここで、前述のようにレジストパターン3aを形成後、レジストパターン3aの表面変質をさせる熱処理を行ったので、領域Bに形成したレジストパターン3aの溶解を防ぐことができる。
次に、図7に示すように、レジストパターン3aに熱フローを生じさせる温度でレジストパターン3aを熱処理して、熱フローを生じさせる。例えば、ホットプレート上に半導体基板1を載置して、126℃の温度で60秒間熱処理する。この結果、領域Bのホールパターン6b、および領域Cのホールパターン6cは、寸法縮小幅がほぼ同等となり、ホール径が縮小される。また、図3に示したように、熱フロー前の領域Bのホールパターン6bの寸法Dと、領域Cのホールパターン6cの寸法Eは、ほぼ同一であったので、図7に示すように、熱フロー後の領域Bのホールパターン6bの寸法Fと、領域Cのホールパターン6cの寸法Gは、ほぼ同一となる。
上述のように、ホールパターンの寸法縮小幅がほぼ同等となる理由は、以下のように説明することができる。
領域Cは領域Bよりもホールパターンの分布密度が相対的に疎であるため、ホールパターン6cの周囲には、ホールパターン6cの寸法を縮小するように流動するレジスト材料は、領域Bのホールパターン6bの周囲よりも相対的に多い。従って、領域Bおよび領域Cのいずれにも、ホールパターンに樹脂層が埋められていないとき、ホールパターン6cの寸法縮小幅は、ホールパターン6bの寸法縮小幅よりも大きくなる(図13参照)。
ここで、本実施の形態においては領域Cのみに樹脂層パターン7aが存在し、ホールパターン6cには樹脂層7aが埋められているので、領域Cでは、ホールパターン6cの寸法を縮小するようなレジスト材料の流動が抑えられる。従って、ホールパターンの寸法縮小幅は、従来技術(図13参照)と比較して小さくなる。
なお、樹脂層パターン7aが存在しないときは、領域Cの寸法縮小幅は、ホットプレートなどの熱処理の温度分布によりウェハ面内のばらつきが多くなるが、樹脂層パターン7aの存在によりレジスト材料の熱流動が抑えられるので、熱処理の温度分布の影響が小さくなり、ウェハ面内のホールパターンの寸法ばらつきを小さくすることができる。
この結果、熱フローを生じた後は、領域Bのホールパターン6bのホール径Fと、領域Cのホールパターン6cのホール径Gは、ほぼ同等の値となり、さらに、ウェハの面内の寸法ばらつきを小さくすることもできる。
次に、図8に示すように、レジストパターン3aをマスクとして絶縁膜2(図7参照)のエッチングを行い、領域Bの絶縁膜2aの中にコンタクトホール10bを形成し、領域Cの絶縁膜2aの中に、コンタクトホール10cを形成する。
エッチング方法としては、N/O系のガスを用いて、酸素プラズマによるドライエッチングを行うようにする。このとき、レジストパターン3aをシリコン(Si)を含む材料で形成したので、エッチングの初期段階でレジストパターン3aの表面にシリコン酸化膜(SiO)層が形成され、絶縁膜2および樹脂層7aに対して10倍以上の選択比を得ることができる。
一方、領域Cの樹脂層パターン7aのエッチングレートは、被加工膜である絶縁膜2のエッチングレート(500nm/min程度)よりも大きいので、領域Cの樹脂層7aは、エッチングの初期段階で容易に除去される。
従って、レジストパターン3aを殆んどエッチングすることなく、コンタクトホール10bおよびコンタクトホール10cを形成することができる。
さらに、図9に示すように、領域Bおよび領域Cのレジストパターン3a(図8参照)を除去する。
このとき、前述のように、領域Bのホールパターン6bのホール径F(図7参照)と、領域Cのホールパターン6cのホール径Gは、ほぼ同一の寸法となっていたので、領域Bのコンタクトホール10bのホール径Hと、領域Cのコンタクトホール10cのホール径Iを、ほぼ同一の寸法に形成することができる。
なお、本実施の形態では、レジストパターンに開口部分を含むレジストパターンを形成する例として、レジストパターンにホールパターンを形成する例を示した。ここで、ホールパターンとは、半導体基板の主面上から見て、円形のほか、正方形、長方形、又は楕円形などであってもよい。これに置き換えた変形例として、複数の曲線や線分の組み合わせにより一つの孤立領域を形成するものであっても良い。
以上のように、本実施の形態では、ホールパターンの分布密度が相対的に密な領域で樹脂層を選択的に除去することにより、ホールパターンの分布密度の疎密に関わらず、ホールパターンの縮小幅がほぼ同等となるようにした。
次に、この実施の形態の変形例として次のようなことが考えられる。上述の実施の形態では、熱フロー後にはホール径に差がでないことを意図したが、逆に意図的にホール径に差をつけるようにすることもできる。
即ち、ホールパターンなどを有するレジストパターンの一部の領域(所定領域)で樹脂層を除去し、他の領域では樹脂層を残すようにすれば、熱フローによるホールパターンの縮小に差をもたせることが可能であり、その結果形成するホール径に差をもたせることができる。
例えば、ホールパターンの分布密度が均一なレジストパターンにおいて、回路設計の都合上、一部の領域で局所的にホールパターンの寸法を相対的に小さくしたい場合などは、その領域のみ樹脂層が除去されるようにしたフォトマスクを用いて露光および現像を行って樹脂層パターンを形成し、熱フローを生じさせるようにすれば、熱フロー後のホールの径に差をつけることができる。
あるいは図7に示した領域Cのホールパターン6cの寸法Gを、領域Bのホールパターン6bの寸法Fよりも相対的に小さく(寸法Fと寸法Gの差が大きくなるように)したい場合は、領域Bに樹脂層を形成し、領域Cの樹脂層が除去されるようにパターン配置されたフォトマスクを用いて露光および現像を行って樹脂層パターンを形成し、熱フローを生じさせるようにすればよい。
このように、レジストパターンの一部の領域の樹脂層を除去し、他の領域では樹脂層を残すように樹脂層パターンを形成し、熱フローを生じさせれば、ホールパターンの縮小に差をもたせ、その結果形成されるホール径に差をつけることが可能である。
以上説明したように、本実施の形態では、半導体基板1上に形成した絶縁膜2の上に、複数の開口部分として、ホールパターン6bおよび6cを含むレジストパターン3aを形成するようにした(図3参照)。
次に、レジストパターン3aの上に、ホールパターン6bおよび6cを埋めるように樹脂層7を形成し(図4参照)、ホールパターンの分布密度が密な領域Bの樹脂層7を選択的に除去するようにした(図6参照)。
その後、レジストパターン3aを熱処理して熱フローを生じさせ、ホールパターンの分布密度が密な領域Bおよび疎な領域Cにそれぞれ形成したホールパターン6b、6cの幅を縮小させるようにした(図7参照)。
さらに、絶縁膜2のエッチングにおいて、樹脂層7を除去するようにした(図8参照)。
このように形成することにより、レジストパターンの中に形成したホールパターンの分布密度が相対的に疎な領域において、樹脂層を埋めた状態で熱処理し、熱フローを生じさせることができるので、この領域の寸法縮小幅が抑えられ、ホールパターン分布密度が密な領域と、疎な領域のホールパターンの寸法縮小幅を均一化することができる。
従って、ホールパターンの分布密度が密な領域と、疎な領域において、ホールパターンの寸法差を小さくすることができる。
また、本実施の形態では、レジストパターン3aを形成する工程と、樹脂層7を形成する工程との間に、レジストパターン3aを熱処理して、表面を変質(固化)させるようにしたので、後に行う樹脂層7を形成する工程(図4参照)において、レジストパターン3aの中に形成したホールパターン6bおよびホールパターン6cを樹脂層7で良好に埋めることができる。さらに、その後に行う樹脂層7を現像する工程(図6参照)において、領域Bのレジストパターン3aが溶解することを防ぐことができる。
また、本実施の形態では、レジストパターンをシリコン(Si)を含む材料で形成するようにしたので、被加工膜である絶縁膜2のエッチング(図8参照)において、レジストパターン3a表面にシリコン酸化膜(SiO)層が形成され、絶縁膜2および樹脂層7a(図7参照)に対して十分な選択比を有する。従って、レジストパターン3aを殆んどエッチングすることなく、コンタクトホール10bおよびコンタクトホール10cを良好に形成することができる。
また、本実施の形態の変形例として、所定領域の樹脂層が除去されるようにパターン配置されたフォトマスクを用いて露光および現像を行えば、その領域の樹脂層を選択的に除去することができるので、その領域のホールパターンの寸法を意図的に小さくすることも可能である。
以上より、熱フローシュリンク法を用いたリソグラフィにおいて、ホールパターン分布密度の疎密差による寸法縮小幅の差を小さくすることができる、優れた半導体装置の製造方法を得ることができる。
本発明の実施の形態半導体装置の製造方法を示す断面図。 本発明の実施の形態半導体装置の製造方法を示す断面図。 本発明の実施の形態半導体装置の製造方法を示す断面図。 本発明の実施の形態半導体装置の製造方法を示す断面図。 本発明の実施の形態半導体装置の製造方法を示す断面図。 本発明の実施の形態半導体装置の製造方法を示す断面図。 本発明の実施の形態半導体装置の製造方法を示す断面図。 本発明の実施の形態半導体装置の製造方法を示す断面図。 本発明の実施の形態半導体装置の製造方法を示す断面図。 従来の半導体装置の製造方法を示す断面図。 従来の半導体装置の製造方法を示す断面図。 従来の半導体装置の製造方法を示す断面図。 従来の半導体装置の製造方法を示す断面図。 従来の半導体装置の製造方法を示す断面図。 従来の半導体装置の製造方法を示す断面図。
符号の説明
1 半導体基板、2 絶縁膜、3 フォトレジスト膜、6b 分布密度が密な領域(領域B)のホールパターン、6c 分布密度が疎な領域(領域C)のホールパターン、7 樹脂層、7a 樹脂層パターン、10b ホールパターンの分布密度が密な領域(領域B)のコンタクトホール、6c ホールパターンの分布密度が疎な領域(領域C)のコンタクトホール、B ホールパターンの分布密度が密な領域、C ホールパターンの分布密度が疎な領域、F ホールパターン6bの寸法、G ホールパターン6cの寸法、H コンタクトホール10bの寸法、I コンタクトホール10cの寸法。

Claims (3)

  1. 基板上に複数の開口部分を含むレジストパターンを形成する工程と、
    前記レジストパターンを熱処理して表面変質をさせる工程と、
    前記表面変質をした前記レジストパターンの上に前記複数の開口部分を埋めるように樹脂層を形成する工程と、
    前記樹脂層を形成する工程の後に、前記表面変質をした前記レジストパターンの前記開口部分の分布密度が相対的に密な領域の前記樹脂層に露光をし、該露光後に前記樹脂層の現像を行い前記密な領域に形成された前記樹脂層を選択的に除去する選択的除去工程と、
    前記レジストパターンを熱処理して熱フローを生じさせ、前記レジストパターンの前記樹脂層が除去された部位の前記開口部分および前記レジストパターンの前記樹脂層が除去されない部位の前記開口部分を縮小させる工程と、
    前記開口部分を縮小させる工程の後に、前記選択的除去工程において除去しなかった前記樹脂層を除去する工程と
    含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記レジストパターンを、シリコンを含む材料で形成することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 基板上に複数の開口部分を含むレジストパターンを形成する工程と、
    前記レジストパターンを熱処理して表面変質をさせる工程と、
    前記表面変質をした前記レジストパターンの上に、前記開口部分を埋めるように樹脂層を形成する工程と、
    前記樹脂層を形成する工程の後に、前記レジストパターンの所定領域の前記樹脂層に露光をし、該露光後に前記樹脂層の現像を行い前記所定領域に形成された前記樹脂層を選択的に除去する選択的除去工程と、
    前記レジストパターンを熱処理して熱フローを生じさせ、前記レジストパターンの前記樹脂層が除去された部位の前記開口部分および前記レジストパターンの前記樹脂層が除去されない部位の前記開口部分を縮小させる工程と、
    前記開口部分を縮小させる工程の後に、前記選択的除去工程において除去しなかった前記樹脂層を除去する工程と
    を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
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