JP2005236140A - レジストパターン形成方法 - Google Patents

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健太郎 松永
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Abstract

【課題】 露光装置の解像限界以下のパターン寸法を持つレジストパターンを均一に形成することができるレジストパターン形成方法を得る。
【解決手段】 基板上にレジストを形成する工程と、フォトリソグラフィによりレジストに開口部を形成する工程と、開口部から所定距離よりも離れた領域におけるレジストのガラス転移温度を上げる工程と、開口部から所定距離以内の領域におけるレジストのガラス転移温度と開口部から所定距離よりも離れた領域におけるレジストのガラス転移温度の間の温度で熱処理する工程とを有する。
【選択図】 図1




Description

本発明は、露光装置の解像限界以下のパターン寸法を持つレジストパターンを形成するレジストパターン形成方法に関するものである。
半導体デバイス製造において、微細なパターンを形成するためにリソグラフィが行われる。近年の半導体素子の微細化に伴い、露光装置の解像限界以下のパターンを形成するようなレジストパターン形成方法が検討されている。その1つとして、レジストを熱処理して開口部を微細化する方法がある(例えば、特許文献1参照)。
従来のレジストパターン形成方法について図4を参照しながら説明する。まず、図4(a)に示すように、半導体基板31上に、被加工膜32、下層反射防止膜33及びレジスト34を順に形成し、マスク35を用いてレジスト34を露光する。次に、図4(b)に示すように、現像処理によりレジスト34の被露光領域36を除去して、レジスト34に開口径Φの開口部37を形成する。
次に、図4(c)に示すように、パターン形成されたレジスト34をレジスト樹脂のガラス転移温度T近辺の温度で熱処理してフローさせ、パターンの開口部分を縮小させる。これにより、開口部37の開口径をΦより小さいΦ,Φ,Φにすることができる。即ち、露光装置の解像限界以下のパターン寸法を持つレジストパターンを形成することができる。
そして、図4(d)に示すように、レジスト34をマスクとして、下層反射防止膜33及び被加工膜32をエッチングして、コンタクトホールやトレンチパターン等の開口部38を形成する。
特開2001−142199号公報
しかし、従来のレジストパターン形成方法では、パターンが密である領域Bよりもパターンが疎である領域Aの方が、周辺から開口部37に流れ込むレジストが多いため、領域Aの開口径Φは、領域Bの開口径Φ,Φより小さくなる。従って、パターンの粗密によってレジストをフローさせた後に得られるパターンの開口部分の縮小量が異なるため、レジストパターンを均一に形成することができないという問題がある。
この問題を解決するために、露光用のマスクにダミーパターンを設けて縮小させるパターン近辺の樹脂量を調整する方法がある。しかし、このようなマスクの設計及び製造は困難であり、また、パターンによってはダミーパターンを配置できない場合もある。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、露光装置の解像限界以下のパターン寸法を持つレジストパターンを均一に形成することができるレジストパターン形成方法を得るものである。
本発明に係るレジストパターン形成方法は、基板上にレジストを形成する工程と、フォトリソグラフィによりレジストに開口部を形成する工程と、開口部から所定距離よりも離れた領域におけるレジストのガラス転移温度を上げる工程と、開口部から所定距離以内の領域におけるレジストのガラス転移温度と開口部から所定距離よりも離れた領域におけるレジストのガラス転移温度の間の温度で熱処理する工程とを有する。本発明のその他の特徴は以下に明らかにする。
本発明により、露光装置の解像限界以下のパターン寸法を持つレジストパターンを均一に形成することができる。
実施の形態1.
本発明の実施の形態1に係るレジストパターン形成方法について図1を参照しながら説明する。まず、図1(a)に示すように、半導体基板11上に、被加工膜であるポリシリコン膜12を900nm形成する。次に、ポリシリコン膜12上に、東京エレクトロン製塗布現像装置ACT12を用いて、日産化学製の下層反射防止膜ARC29Aを膜厚77nmで回転塗布し、205℃で60秒間熱処理して、下層反射防止膜13を形成する。
そして、基板を常温に冷却した後、住友化学製のレジストPAR−715を膜厚400nmで回転塗布して、レジスト14を形成する。ここで、レジスト14のガラス転移温度は約150℃である。また、レジスト4として、化学増幅型ポジレジスト又はノボラック型ポジレジストを用いることができる。
次に、130℃で60秒間熱処理し、常温に冷却した後、露光波長193nmのArFエキシマレーザー光を光源とするキヤノン製の露光装置FPA−5000AS3を用いて、ウェハ転写寸法120nm径の開口部のパターンを含むマスク15を用いて、露光量185J/mでレジスト14にパターンを露光する。露光後に130℃で60秒間熱処理し、常温でクーリングする。
次に、図1(b)に示すように、現像処理によりレジスト14の被露光領域16を除去して、レジスト14に開口径120nmの開口部17を形成する。即ち、フォトリソグラフィによりレジスト14に開口部17を形成する。
次に、図1(c)に示すように、開口部から所定距離以内の領域18、例えば、開口部17の半径より30nm大きい半径の領域を遮光したマスク19を用いて、中心波長173nmのウシオ電機製のVUVエキシマランプを光源とした光を120秒間照射する。このように波長200nm以下の光を照射することで、開口部から所定距離よりも離れた領域20におけるレジスト14のガラス転移温度を200℃以上に上げる。なお、VUVエキシマランプを光源とした光を照射する代わりに、露光波長153nmのFエキシマレーザを光源とした光を照射するか、電子照射装置を用いて電子線を照射してもよい。
次に、図1(d)に示すように、170℃で60秒間熱処理を行う。このように、開口部から所定距離以内の領域18におけるレジスト14のガラス転移温度150℃と開口部から所定距離よりも離れた領域20におけるレジスト14のガラス転移温度200℃以上との間の温度で熱処理することで、開口部から所定距離以内の領域18のみレジストがフローする。これにより、開口部17の開口径は、現像直後の120nm径から、ウェハ内で均一に100nm径となる。これにより、露光装置の解像限界以下のパターン寸法を持つレジストパターンを均一に形成することができる。
そして、図1(e)に示すように、レジスト14をマスクとして、下層反射防止膜13及びポリシリコン膜12をエッチングして、コンタクトホールやトレンチパターン等の開口部21を形成する。
ここで、フローさせるレジスト領域の幅(開口部から領域の外周までの距離)と開口部の開口径の減少量の関係図を図2に示す。この図2の関係図に基づいて、開口部の開口径が所望の値となるように、フローさせるレジスト領域の開口部からの距離を設定する。
実施の形態2.
本発明の実施の形態2に係るレジストパターン形成方法について図3を参照しながら説明する。ただし、図1と同様の構成要素には同じ番号を付し、説明を省略する。
まず、図3(a)に示すように、実施の形態1と同様に、半導体基板11上に、ポリシリコン膜12、下層反射防止膜13、レジスト14を形成し、ウェハ転写寸法120nm径の開口部のパターンを含むマスク15を用いて、露光量185J/mでレジスト14にパターンを露光する。露光後に130℃で60秒間熱処理し、常温でクーリングする。
次に、図3(b)に示すように、被露光領域16から所定距離以内の領域22、例えば、被露光領域16の半径より25nm大きい半径の領域を遮光したマスク23を用いて、中心波長173nmのウシオ電機製のVUVエキシマランプを光源とした光を120秒間照射する。このように波長200nm以下の光を照射することで、被露光領域16から所定距離よりも離れた領域22におけるレジスト14のガラス転移温度を200℃以上に上げる。なお、VUVエキシマランプを光源とした光を照射する代わりに、露光波長153nmのFエキシマレーザを光源とした光を照射するか、電子照射装置を用いて電子線を照射してもよい。
次に、図3(c)に示すように、現像処理によりレジスト14の被露光領域16を除去して、レジスト14に開口径120nmの開口部17を形成する。
次に、図3(d)に示すように、170℃で60秒間熱処理を行う。このように、開口部17から所定距離以内の領域18におけるレジスト14のガラス転移温度150℃と開口部17から所定距離よりも離れた領域20におけるレジスト14のガラス転移温度200℃以上との間の温度で熱処理することで、開口部17から所定距離以内の領域18のみレジストがフローする。これにより、開口部17の開口径は、現像直後の120nm径から、ウェハ内で均一に100nm径となる。これにより、露光装置の解像限界以下のパターン寸法を持つレジストパターンを均一に形成することができる。
そして、図3(e)に示すように、レジスト14をマスクとして、下層反射防止膜13及びポリシリコン膜12をエッチングして、コンタクトホールやトレンチパターン等の開口部21を形成する。
本発明の実施の形態1に係るレジストパターン形成方法を示す断面図である。 フローさせるレジスト領域の幅と開口部の開口径の減少量の関係図である。 本発明の実施の形態2に係るレジストパターン形成方法を示す断面図である。 従来のレジストパターン形成方法を示す断面図である。
符号の説明
11 半導体基板
12 ポリシリコン膜
13 下層反射防止膜
14 レジスト
15 マスク
16 被露光領域
17 開口部
18 開口部から所定距離以内の領域
19 マスク
20 開口部から所定距離よりも離れた領域
21 開口部
22 被露光領域から所定距離以内の領域
23 マスク

Claims (4)

  1. 基板上にレジストを形成する工程と、
    フォトリソグラフィにより前記レジストに開口部を形成する工程と、
    前記開口部から所定距離よりも離れた領域における前記レジストのガラス転移温度を上げる工程と、
    前記開口部から所定距離以内の領域における前記レジストのガラス転移温度と前記開口部から所定距離よりも離れた領域における前記レジストのガラス転移温度の間の温度で熱処理する工程とを有することを特徴とするレジストパターン形成方法。
  2. 前記レジストのガラス転移温度を上げる工程において、前記開口部から所定距離以内の領域を遮光したマスクを用いて、前記レジストに波長200nm以下の光を照射することを特徴とする請求項1記載のレジストパターン形成方法。
  3. 前記レジストのガラス転移温度を上げる工程において、前記開口部から所定距離以内の領域を遮光したマスクを用いて、前記レジストに電子線を照射することを特徴とする請求項1記載のレジストパターン形成方法。
  4. 基板上にレジストを形成する工程と、
    前記レジストにパターンを露光する工程と、
    前記レジストの被露光領域から所定距離よりも離れた領域における前記レジストのガラス転移温度を上げる工程と、
    現像処理により前記レジストの被露光領域を除去して開口部を形成する工程と、
    前記開口部から所定距離以内の領域における前記レジストのガラス転移温度と前記開口部から所定距離よりも離れた領域における前記レジストのガラス転移温度の間の温度で熱処理する工程とを有することを特徴とするレジストパターン形成方法。


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