JP2005256617A - 異常電動ファン検出装置および画像形成装置 - Google Patents

異常電動ファン検出装置および画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 複数ファンの異常監視に使用する入力ポート数を低減しかつ異常電動ファン特定のためのハードウエア付加は抑制する。ファンの異常による画像形成装置の使用不可を可及的に回避。
【解決手段】 異常の有無を表す参照信号を出力する複数個のファンF1〜8のそれぞれに個別に接続された複数個の付勢手段Sw1〜8;各参照信号線の全体を、各ファンの異常有りの論理和を表わす1つのモニタ信号線に集成するオアゲート79;および、モニタ信号が、異常なしから有りに変化した場合に、前記複数個のファンを部分的に順次付勢しかつモニタ信号を参照して異常ファンを特定する手段130;を備える異常電動ファン検出装置および該装置を用いた画像形成装置。特定手段130はファンを1個づつ駆動して、又は順次に2グループに細区分して、異常ファンを特定する。異常ファン対応で、作像条件を制限する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、異常の有無を表す参照信号を出力する複数個の電動ファンの異常監視を行い、どの電動ファンが異常なのかを特定する検出装置と、それを用いる画像形成装置に関する。
近年の電気,電子機器は、小型かつ高電力消費となる傾向にあり、放熱或いは空調もしくは空気浄化のために複数の、電気モータ駆動のファンすなわち電動ファンを備えるものが多い。これにともなって大小様々な電動ファンが商品化されている。電動ファンの故障により冷却対象の電気回路あるいは電子デバイスが過熱故障を生ずるおそれがあるので、近年の電動ファンには、電源ライン(+/GND)の他に、異常状態の有無を表す参照信号を出力する信号ラインを備えたものが有る。例えばロック検知信号を出力する信号ラインを備えたものが有る。このロック検知信号は、ファンの電気モータの電源ラインに電圧が印加されているにもかかわらず電気モータが所定の回転をしなかったり、停止したままの状態であるときに、正常レベル(例えば定レベルL)からロック有りを示すレベル(高レベルH)に切換わる。
複数の電動ファンを有する機器において、これら電動ファンの各々の参照信号ラインを、I/OポートやCPUの各入力ポートに接続して各入力ポートの信号レベルをチェックすることにより、電動ファンの異常の発生を監視することができ、異常を発生した場合には、どの電動ファンが異常であるのかすぐわかる。ところが、複数の電動ファンを有するシステムとしては、複写機やプリンタを初めとする各種画像形成装置や電気,電子機器や自動車等があげられる。これらの機器で、搭載電動ファン全てのロック検知を個別に行おうとすると、検知のための入力ポートが電動ファンの個数だけ必要となる問題がある。実際に電動ファンが異常状態となるのは極く稀なことであるので、入力ポートを電動ファンの個数だけ用意するのは合理的ではない。そこで、考えられる手段としては、各電動ファンの参照信号の論理和をとって1つの異常信号出力として、システムで検知することが有効である。
特開平5−167281号 特開2002−251109号。
特許文献1は、複数の冷却ファンそれぞれの作動状態を検知する作動状態検知器の出力信号をオア回路に入力し、オア回路の出力によってアラームを表示する冷却ファンユニットを記載している。しかしながら、異常電動ファンのみを特定することはできない。
特許文献2は、画像形成装置の電気モータ,高圧電源,光源,各種センサ,各種スイッチ等多くの負荷の異常信号をオア回路とエンコーダに入力して、何れかの負荷に異常が発生したことを表すオア回路の出力と、異常が発生した負荷を表わすエンコーダの出力コードをCPUに与える異常監視システムを記載している。
しかし、エンコーダが必要であり、該エンコーダへの各参照信号ラインの配線が必要となるのでハードウエアが複雑になる。本発明は、複数の電動ファンの異常監視で使用する入力ポート数を低減しかつ異常電動ファン特定のためのハードウエア付加は抑制することを第1の目的とし、複数の電動ファンを用いる画像形成装置においては更に、電動ファンの異常による装置の使用不可を可及的に回避することを第2の目的とする。
(1)異常の有無を表す参照信号を出力する複数個の電動ファン(F1〜F8)のそれぞれに個別に接続された複数個の付勢手段(SW1〜SW8);
前記複数個の電動ファンの参照信号の総体を、各電動ファンの異常有りの論理和を表わす1つのモニタ信号に集成する論理和手段(79);および、
前記モニタ信号が、異常なしから有りに変化した場合に、前記付勢手段を介して前記複数個の電動ファンを部分的に順次付勢しかつ前記モニタ信号を参照して異常電動ファンを特定する手段(130);
を備える異常電動ファン検出装置。
なお、理解を容易にするためにカッコ内には、図面に示し後述する実施例の対応要素の記号又は対応事項を、例示として参考までに付記した。以下も同様である。
電動ファンの異常検知のための、異常電動ファンを特定する手段(130)へのモニタ信号ラインが少ないにもかかわらず、異常電動ファンが自動的に個別に特定される。この特定のために特許文献2のエンコーダおよびエンコーダへの多くの参照信号ラインの配線は必要としない。すなわち異常電動ファン特定のためのハードウエア付加は省略できる。
(2)前記順次に付勢する順番を決定する情報(対策テーブル:表1)を保持するメモリ手段(133b)を更に備え;前記異常電動ファンを特定する手段(130)は、該メモリ手段(133b)の情報に従う順番で前記複数個の電動ファンを部分的に順次付勢しかつ前記モニタ信号を参照して異常電動ファンを特定する;上記(1)に記載の異常電動ファン検出装置。
これによれば、メモリ手段(133b)に書込む情報によって、モニタ信号が異常を示したときの、電動ファンチェック順を設定できる。例えば、異常状態での付勢継続時間を短縮するためには、前記順番は故障する可能性の高い順番とすることができる。また、電動ファンを装備した機器において電動ファン駆動の重要性が個々に異なる場合には、重要度が高い電動ファンに先順位を与えることができる。
(3)前記順番は故障する可能性の高い順番である、上記(1)又は(2)に記載の異常電動ファン検出装置。これによれば、故障する可能性の高い電動ファンが故障したかの特定が早い。
(3a)前記異常電動ファンを特定する手段(130)は、異常と特定した電動ファンを最先順位とするように前記メモリ手段(133b)の情報を更新する;上記(2)又は(3)に記載の異常電動ファン検出装置。これによれば、異常電動ファンを修理又は交換した後、モニタ信号が異常を示すと該電動ファンが異常であるか、最先にチェックされる。故障し易い箇所又は仕様の電動ファンが故障したかの特定が早い。
(4)前記異常電動ファンを特定する手段(130)は、複数の電動ファンを2グループに区分して一方のグループは消勢し他方のグループは付勢して前記モニタ信号が異常有りを示すグループを判定し、前記モニタ信号が異常有りを示すグループを順次に2グループに区分して最終的に異常電動ファンを特定する;請求項1に記載の異常電動ファン検出装置。これによれば1つの異常電動ファンを特定するに要する時間が短くなる。
(5)前記(1)乃至(4)の何れか1つに記載の複数の電動ファンおよび異常電動ファン検出装置;
用紙上に画像を形成する作像手段(100);および、
前記作像手段の動作を制御する制御手段(130);
を備える画像形成装置。
これによれば複数の電動ファンを備える画像形成装置において、前記(1)乃至(4)の何れか1つに記述した作用効果が同様に得られる。
(6)前記複数の電動ファンそれぞれの異常有り情報および異常有りのときの制御モード情報(対策テーブル:表1)を保持するメモリ手段(133b)を更に備え;前記異常電動ファンを特定する手段(130)は、異常有りと特定した電動ファンに対応する制御モードを該メモリ手段(133b)から読み出し、前記制御手段(130)は、読み出された制御モードで前記作像手段を制御する;上記(5)に記載の画像形成装置。
画像形成装置においては複数個の電動ファンの駆動の重要性が個々に異なる。例えば、設定枚数が多数の連続フルカラープリント又は複写の場合には、作像手段への投入電力が大きく長時間になるので、多くの電動ファンの同時駆動が必要である。しかし単色かつ設定枚数1枚のプリント又は複写の場合には、作像手段への投入電力が少なく短時間になるので、設置箇所によっては電動ファンが停止しても画像形成装置に格別な不具合を与えない場合がある。そのような箇所の電動ファンの異常に単色1枚作像の制御モードを割り付けてメモリ手段(133b)に保持しておくことにより、特定の電動ファンの故障でも、最低限の作像機能を使用することができる。
(7)前記異常電動ファンを特定する手段(130)は、前記モニタ信号の異常なしレベルから異常有りレベルへの変化に応答して起動する割り込み処理(IPA/IPAv)によって前記異常電動ファンの特定処理を実行する電子情報処理手段(CPU)である。
これによれば、前記モニタ信号を所定周期で繰り返し読み込んで異常発生の有無をチェックするタスクが不要で、異常が発生したときに自動的に異常電動ファンの特定処理が開始される。異常発生から異常電動ファンの特定処理の開始までの時間遅れが小さい。異常が発生しない限り、電子情報処理手段(CPU)は、前記モニタ信号の繰り返し読み込みをする必要はなく、他のタスクに専念できる。
(8)前記電子情報処理手段(CPU)は、前記割り込み処理(IPA/IPAv)を起動したとき前記モニタ信号の前記レベル変化に応答する前記割り込み処理(IPA/IPAv)は禁止し、前記異常電動ファンの特定処理を終了すると前記割り込み処理(IPA/IPAv)を許可する(図4のs1,s16/図5のs21,s45)。
これによれば、前記割り込み処理(IPA/IPAv)を起動した後に、該割り込み処理の中で電動ファンの付勢を停止しそして特定ファンを付勢することにより前記モニタ信号が一旦異常なしレベルに戻ってから再度異常有りレベルに戻る場合でも、これによって更に(2重に)割り込み処理(IPA/IPAv)を起動することはない。
本発明の他の目的および特徴は、図面を参照した以下の実施例の説明より明らかになろう。
図1に、本発明の第1実施例の、複合機能があるフルカラー複写機の機構部の概要を示す。複写機のプリンタ100には、中央に、無端ベルトである中間転写ベルト10がある。中間転写ベルト10は、3つの支持ローラ14〜16に掛け廻されており、時計廻りに回動駆動される。第2の支持ローラ15の左に、画像転写後に中間転写ベルト10上に残留する残留トナーを除去する中間転写体クリーニング装置17がある。
第1の支持ローラ14と第2の支持ローラ15との間の中間転写ベルト10には、その移動方向に沿って、ブラック(K),イエロー(Y),マゼンタ(M)およびシアン(C)の、各色作像ユニットがあり、これらがフルカラー作像装置20を構成している。各色作像ユニットは、それぞれ個別に交換用にユニット化され、プリンタ本体に対して脱着可能に装着されている。各色作像ユニットには、感光体ドラム40、ならびに、該感光体ドラムを荷電する帯電器,潜像を現像する現像器,クリーニング装置およびその他の周辺機器でなる作像関連機器18がある。
作像装置20の上方には、各色作像ユニットの各感光体ドラムに画像形成のためのレーザ光を照射するレーザ露光装置21がある。中間転写ベルト10の下方には、2次転写装置22がある。2次転写装置22は、2つのローラ23間に、無端ベルトである2次転写ベルト24を掛け渡して、中間転写ベルト10を押し上げて第3の支持ローラ16に押し当てるように配置したものである。この2次転写ベルト24は、中間転写ベルト10上の画像を、用紙上に転写する。2次転写装置22の横には、用紙上の転写画像を定着する定着装置25があり、トナー像が転写された用紙がそこに送り込まれる。
定着装置25は、無端ベルトである定着ベルト26に加熱,加圧ローラ27を押し当てたものである。2次転写装置22および定着装置25の下方に、表面に画像を形成した直後の用紙を、裏面にも画像を記録するために表裏を反転して送り出すシート反転装置28がある。
スタートスイッチが押されると、原稿自動搬送装置(ADF)400に原稿があるときは、それをコンタクトガラス32上に搬送してから、ADFに原稿が無いときにはコンタクトガラス32上に手置きの原稿を読むために直ちに、スキャナ300を駆動し、第1キャリッジ33および第2キャリッジ34を、読み取り走査駆動する。そして、第1キャリッジ33上の光源からコンタクトガラスに光を発射するとともに原稿面からの反射光を第1キャリッジ33上の第1ミラーで反射して第2キャリッジ34に向け、第2キャリッジ34上のミラーで反射して結像レンズ35を通して読取りセンサであるCCD36に結像する。CCD36で得た画像信号に基づいてK,Y,M,C各色記録データが生成される。
また、スタートスイッチが押されたときに、中間転写ベルト10の回動駆動が開始されるとともに、作像装置20の各作像ユニットの作像準備が開始され、そして各色作像ユニットの作像シーケンスが開始されて、各色作像ユニットに各色記録データに基づいて変調された露光レーザが投射され、各色作像プロセスにより、各色トナー像が中間転写ベルト10上に一枚の画像として、重ね転写される。このトナー画像の先端が2次転写装置22に進入するときに同時に先端が2次転写装置22に進入するようにタイミングをはかって用紙が2次転写装置22に送り込まれ、これにより中間転写ベルト10上のトナー像が用紙に転写する。トナー像が移った用紙は定着装置25に送り込まれ、そこでトナー像が用紙に定着する。
なお、上述の用紙は、給紙テーブル200の給紙ローラ42の1つを選択回転駆動し、ペーパーバンク43に多段に備える給紙カセット44の1つからシートを繰り出し、分離ローラ45で1枚だけ分離して給紙路46に入れ、搬送ローラ47で搬送してプリンタ100内の給紙路48に導き、レジストローラ49に突き当てて止めてから、前述のタイミングで2次転写装置22に送り出されるものである。手差しトレイ51上に用紙を差し込んで給紙することもできる。ユーザが手差しトレイ51上に用紙を差し込んでいるときには、プリンタ100が給紙ローラ50を回転駆動して手差しトレイ51上のシートの一枚を分離して手差し給紙路53に引き込み、同じくレジストローラ49に突き当てて止める。
定着装置25で定着処理を受けて排出される用紙は、切換爪55で排出ローラ56に案内して排紙トレイ57上にスタックする。または、切換爪55でシート反転装置28に案内して、そこで反転して再び転写位置へと導き、裏面にも画像を記録して後、排出ローラ56で排紙トレイ57上に排出する。一方、画像転写後の中間転写ベルト10上に残留する残留トナーは、中間転写体クリーニング装置17で除去し、再度の画像形成に備える。
スキャナ300の左側壁には排気口がありそこに排気用の電動ファンF1が装着されている。スキャナ300の右側壁には吸気口がある。図2に示すカラー原稿スキャナ300,操作ボード610,システムコントローラ630,IPPおよびカラープリンタ100の電気,電子システムがある電装部EAEC(図1)の右側壁の吸気口には吸気用の電動ファンF2が、また、左側壁の排気口には排気用の電動ファンF3がある。プリンタ100の定着装置25の上方の左側壁には、浮遊トナー収集用のフィルタを装着した排気口がありそこに機内空気を送り出す冷却用の電動ファンF4がある。更に、各感光体ドラム40を主体とする各色作像ユニットの背部の壁面には浮遊トナー収集用のフィルタを装着した換気口があり、そこに各ユニット周りの空気を送出する電動ファンF5〜F8がある。
図2に、図1に示す複写機の、画像読み取り,画像処理,画像蓄積および画像形成、のシステム構成を示す。カラー原稿スキャナ300の、原稿を光学的に読み取る読み取りユニット11は、原稿に対する原稿照明光源の走査を行い、SBU(センサボードユニット)のCCD36に原稿像を結像する。原稿像すなわち原稿に対する光照射の反射光をCCD36で光電変換してR,G,B画像信号を生成し、SBU上でRGB画像データに変換しかつシェーディング補正し、そして出力I/F(インターフェイス)12で画像データバスを介して画像データ処理器IPP(Image Processing Processor;以下では単にIPPと記述)に送出する。
IPPは、分離生成(画像が文字領域か写真領域かの判定:像域分離),地肌除去,スキャナガンマ変換,フィルタ,色補正,変倍,画像加工,プリンタガンマ変換および階調処理を行う。IPPは画像処理をおこなうプログラマブルな演算処理手段である。スキャナ300からIPPに転送された画像データは、IPPにて光学系およびデジタル信号への量子化に伴う信号劣化(スキャナ系の信号劣化)を補正され、フレームメモリ601に書き込まれる。
システムコントローラ630は、スキャナアプリケーション,ファクシミリアプリケーション,プリンタアプリケーションおよびコピーアプリケーション等の複数アプリケーションの機能を有し、システム全体の制御を行う。操作パネル制御装置631は、操作ボード610の入力を解読して本システムの設定とその状態内容を表示する装置である。画像データバス/制御コマンドバスは、画像データと制御コマンドが時分割で転送されるバスである。
システムコントローラ630のCPU605は、システムコントローラ630の制御を行う。ROM604にはシステムコントローラ630の制御プログラムが書かれている。RAM603は、CPU605が使用する作業用メモリである。NVRAM602は、不揮発性メモリであり、システム全体の情報の保管を行う。
外部機器通信制御606は、画像読み取り,画像蓄積或いは画像印刷を要求する外部機器(たとえば同種の複写機,画像スキャナ,パソコン,プリンタ,ファクシミリ)ならびに管理センタの管理サーバ500との通信制御を行うものであり、ネットワークに接続するための物理I/Fの制御を行う。ネットワーク接続された外部機器通信制御606がネットワークからデータを受信すると、電気的な信号より通信データの内容だけシステムI/F607に送る。システムI/F607では、規定されたプロトコルに従い受信データを論理変換しCPU605に送る。CPU605では、論理変換された受信データを判断し処理を行う。また、CPU605が、ネットワークにデータを送信する時は、受信とは逆の手順で、システムI/F607、外部機器通信制御606に送信データが伝達され、電気信号としてネットワーク上に送出される。
システムI/F607は、CPU605の命令によりシステム内で処理される、原稿読み取りデータ,ファクシミリ受信データ,パソコンのドキュメントデータ(印刷命令)の転送制御、ならびに、パソコンのドキュメントデータの印刷用のイメージデータ(画像データ)への変換と転送を行う。ワークメモリ600は、プリンタで使用する画像展開(ドキュメントデータからイメージデータへの変換)の作業用メモリである。フレームメモリ601は、電源が供給され続けている状態で即座に印刷される読み取り画像や書込み画像のイメージデータを、一時蓄える作業用メモリである。
HDDC650は、システムのアプリケーションプログラムならびにプリンタ100の作像プロセス機器の機器付勢情報を格納するアプリケーションデータベース、ならびに、読み取り画像や書き込み画像のイメージデータ、すなわち画像データ、ならびにドキュメントデータを蓄える画像データベースとして用いられるハードディスクHDDとそのコントローラである。イメージデータおよびドキュメントデータは、符号化されたりドットイメージであったりする。FIFOバッファメモリ609は、入力画像をフレームメモリ601へ書込む時のデータ転送速度変換を行う。すなわち、転送元と転送先のデータ送出/受入れタイミングの差,転送単位のデータ量の相違,転送速度差等を吸収するデータの一時蓄積を行い、転送元の転送タイミングおよび速度でデータを受け入れ、転送先の転送タイミングおよび速度でデータを送り出す。同様にFIFOバッファメモリ608は、フレームメモリ601の画像データを出力画像としてデータ転送する時の速度変換を行う。
メモリコントローラ610は、CPU605の制御なしにフレームメモリ601及び、HDDC650とバス間の画像の入出力をコントロールする。また、操作ボード301の入力装置614が受けたコマンドに応じて、フレームメモリ601を利用して、HDDCに蓄積している画像の編集,加工あるいは画像合成を行う。メモリコントローラ610は、HDDC650のHDDからワークメモリ600又はフレームメモリ601への画像情報の読出しと、おもに画像データアドレス変更操作による、転写紙に対する画像の印刷方向の変更,画像の回転,画像の組み合わせ編集と、画像データに対する濃度変換,画像トリミングおよび合成と、このように処理した画像情報のHDDへの書込みとによって、各種の画像加工および編集を行うことができる。画像の読み取り変倍は画像読み取りユニット624が行い、印刷変倍は画像書込みユニット623が行う。
CPU617は、操作ボード610の入出力制御を行う。すなわち、操作ボード610の入力読込みおよび表示出力を制御する。ROM616には、操作ボード610の制御プログラムが書かれている。RAM618は、CPU617で使用する作業用メモリである。614は、操作ボード610の入力キーおよび入力パネルを操作して使用者がシステム設定の入力を行う入力装置である。表示装置615は、操作ボード610にあって、使用者にシステムの設定内容,状態を表示するものであり、表示灯および表示パネルを含む。主走査及び副走査の基本倍率調整値は、システム調整工程でサンプル画像による倍率測定が行われ、操作パネル制御装置611により設定が行われる。
ROM133aは、プロセスコントローラ131内のCPUが行う制御アルゴリズムのプログラムや各種不変データを記憶しておく部分である。ROM133aから該CPUへ情報が読み出される。RAM132は該CPUが行う制御アルゴリズムで必要な変数のデータや一時的に各種データを記憶するのに使用される。不揮発メモリ133bは、機器電源がオフの間も継続して保存が必要な変数のデータや設定値,設定条件,状態情報,管理情報を記憶するのに使用される。プロセスコントローラ131内のCPUからRAM132或いは不揮発メモリ133bへ書き込みが行われると共に、RAM132或いは不揮発メモリ133bからCPUへ情報が読み出される。
プロセスコントローラ131は作像コントローラであり、プリンタ内の「各部状態読み取り」を行い、システムコントローラ630からコピー条件やプリント条件が与えられると、それをRAM132にセーブし、プリンタ内の機構あるいは回路(負荷)を、入出力ポート136を介して与えられた条件に設定する。また入出力ポート136を介してプリンタ内のセンサの状態信号を読み込んで状態を判定し、プリンタ内に異常またはメンテ要(異常等)が有るとそれをシステムコントローラ630に報知して、操作ボード610に表示する。異常等が無いと、あるいは異常等がなくなると、レディをシステムコントローラ630に報知して異常等の表示は消去し、システムコントローラ630から、印刷命令(コピースタート/プリントスタート)が到来するとプロセスコントローラ131は、指定された条件のコピープロセス又はプリントプロセスの制御を実行し、そしてプリンタ内の「各部状態読み取り」を行う。この状態読み取りでも、入出力ポート136を介してプリンタ内のセンサの状態信号を読み込んで状態を判定する。
前述の電動ファンF1〜F8は、プロセスコントローラ131が入出力ポート136を介して通電スイッチ70をオンにすることによって付勢(通電)されて回転する。電動ファンF1〜F8はそれぞれ、異常状態の有無を表す参照信号(異常有り:H/異常なし:L)を出力する信号ラインを備えており、各信号ラインがオアゲート79に接続されている。オアゲート79は全参照信号の論理和を表わす信号を出力する。この出力信号を以下ではモニタ信号という。モニタ信号は、電動ファンF1〜F8のいずれも正常であって全参照信号がLのときL(電動ファン群FGに異常なし)、電動ファンF1〜F8の1つでも異常になってそれが出力する参照信号がHになったときはH(電動ファン群FGに異常あり)となる。
図3に、通電スイッチ70周りの構成をやや詳しく示す。本実施例では、オアゲート79の出力であるモニタ信号のL(異常なし)からH(異常有り)への立上りで、プロセスコントローラ131の主体であるCPU130に割り込みをかけて、該CPUの割り込み処理で、電動ファン群FGの中の異常になった電動ファンを特定するようにした。CPU130は、外部割込み信号入力端INTaに与えられる信号がHからLに切り換わると外部割込み処理を実行するので、モニタ信号のH(異常有り)に応答して外部割込み処理を実行するように、モニタ信号をインバータ80で反転して、CPU130の外部割込み信号入力端INTaに印加するようにした。また、電動ファン群FGの中の異常になった電動ファンを特定するとき、通電スイッチ70の各スイッチSw1〜Sw8のオンオフを操作して電動ファン群FGの電動ファンを部分的に付勢するので、これによりモニタ信号のレベルが変化する。これを外部割込み信号入力端INTaとは別のポートで読み取るために、オアゲート79の出力であるモニタ信号を、CPU130の入力ポートiaに印加する。
図4に、CPU130の、割込み信号入力端INTaのHからLへの信号変化(モニタ信号のLからHへの変化)に応答する外部割込みIPAの内容を示す。モニタ信号のL(電動ファン群FGに異常なし)からH(電動ファン群FGに異常あり)への変化に応答してこの割り込み処理IPAに進むとCPU130は、該割り込み処理IPAの2重,3重の起動を防止するために該割り込み処理IPAの新たな起動は禁止し(ステップs1)、そのとき通電スイッチ70への出力ポートo1〜o8の出力信号(H:付勢中/L:停止中)すなわち電動ファン群の付勢(駆動)状態を、CPU130の内部RAMに定めた状態レジスタに書込む(ステップs2)。
なお、以下においてはカッコ内には、ステップという語を省略してステップNo.記号のみを記す。
次にCPU130は、入出力ポートo1〜o8を消勢(通電停止)を指示するLとする(s3)。これにより全スイッチSw1〜Sw8がオフになって、全電動ファンF1〜F8の通電が止まり、全ファンが停止する。これによりオアゲート79の出力であるモニタ信号はL(異常なし)に戻る。
この実施例では、不揮発メモリ133bの1領域にファン故障時の対策テーブルが書込まれている。この対策テーブルが保持する情報を次の表1に示す。
Figure 2005256617
対策テーブル上のテーブル内アドレスがチェック順位すなわち異常ファンであるかをテストする順番であり、各アドレスの書込データ「出力ポート」は、電動ファンを付勢するスイッチへの出力ポートNo.であり、電動ファンNo.に相応する。故障有無は現在の状態を表し、Lは異常なしを、Hは異常有りを意味する。
故障時の機械制御モードの「3」は、定着装置25への通電を断ち、機内の給紙済残紙を排出後機械を停止する中断処理モードを指定するもので、定着装置周りの冷却用の電動ファンF4の異常と、電装部EAECの強制排気による冷却用の電動ファンF3の異常に宛てられている。故障時の機械制御モードの「2」は、設定枚数の連続複写は通常と同じく終了し、その後は設定枚数1枚の複写指示のみに応じて複写動作をおこなう複写制限モードを指定するもので、原稿スキャナ300の内部冷却用の電動ファンF1の異常に宛てられている。故障時の機械制御モードの「1」は、設定枚数の連続作像(印刷又は複写)は通常と同じく終了し、その後は設定枚数1枚の作像指示のみに応じて作像動作をおこなう作像制限モードを指定するもので、電装部EAECの強制吸気による冷却用の電動ファンF2の異常に宛てられている。故障時の機械制御モードの「0」は、作像制御に制限がない通常の作像制御モードを指定するもので、各色作像ユニット周りを換気するための電動ファンF5〜F8のそれぞれの異常に宛てられている。
なお、対策テーブル上の何れかのアドレスに故障情報(H)があると、プロセスコントローラ131は、システムコントローラ630を介して、そのアドレスの出力ポートの電動ファンが異常であることを表わす警報を操作ボード610に表示し、該アドレスの機械制御モードを読み出してそれを実行し、該機械制御モードとは異なる制御モードの作像指示には応答しない。表1のデータをオペレータは、操作ボード610を用いる初期値設定の中の電動ファン監視設定メニューを選択して、書き換えることができる。
図4を再度参照する。ステップs3で全電動ファンの駆動を停止すると、CPU130は、対策テーブルのデータ読み出しアドレスNを1に初期化して(s4)、そこのデータを読み出して、読み出したデータの中の出力ポートが、前記状態レジスタ(s2)では「付勢」であると、該出力ポートにファン駆動を指示する付勢指示信号Hをセットする(s5,s6)。これにより該出力ポートに接続されたスイッチがオンして該スイッチに接続された電動ファンに通電する。この通電に該電動ファンの異常検出回路が応答して、仮に異常であれば参照信号をLからH(異常有り)に切り換える遅れ時間より僅かに長い時間dT経過後に(s7,s8)、CPU130は、入力ポートia(モニタ信号)の信号レベルを読み込んで、それがH(異常あり)であると、該電動ファンへの通電を停止し(s9,s10)、対策テーブルのアドレスNに故障信号(H)を書込む(s11)。
読み込んだ信号レベルがL(異常なし)であった場合、ならびに、上述の故障信号(H)を書込んだ場合でも、アドレスNが最終アドレスn(実施例ではn=8)になっていないと、次のアドレスのデータを対策テーブルから読み出して(s12,s13)、上述の、ステップs5〜s9の、1個の電動ファンの異常有無チェックを同様に行う。このようにして、割り込み処理IPAに進んだときに駆動していた電動ファンの全ての異常有無チェックを1個づつ順次に行い、対策テーブル上の異常があった電動ファンのアドレスには、故障信号(H)を書込む(s11)。
これを終えるとCPU130は、対策テーブル上の故障信号(H)があるアドレスjのデータをセーブして、アドレスj−1のデータをアドレスjに繰り下げ同様に、アドレスj−1より先順位アドレスのデータを1つアドレスを繰り下げて、これにより空いたアドレス1に、セーブしているデータ(旧アドレスjのデータ)を書込む(s14)。すなわち異常信号を発生した電動ファンのデータを、最先順位位置であるアドレス1に書換える(s14)。異常信号を発生した電動ファンが複数である場合には、対策テーブル上のアドレスが先順位のものから、アドレス1,2,・・・と、対策テーブル上の書込アドレスを更新する(s14)。
次にCPU130は、対策テーブル上で、異常信号を発生した電動ファンに宛てられている「故障時の機械制御モード」データを摘出して、CPU130の作像条件レジスタのデータ群に加え、作像条件割り込み変更(フラグ)を状態レジスタに設定して(s15)、外部割込みを許可して(s16)、外部割り込みIPAを終了する。すなわち、外部割り込みIPAに進入する直前の制御ステップ(メインーチン)に戻る。そして、メインルーチンでは状態レジスタに作像条件割り込み変更(フラグ)があるので、作像条件レジスタの「故障時の機械制御モード」データが指定する機械制御モードに作像制御を切り換える。
本発明の第2実施例のハードウェアは上述の第1実施例と同様であり、また、不揮発メモリ133bには第2実施例でも、表1に示す対策テーブルが書き込まれているが、オアゲート79の出力であるモニタ信号がL(異常なし)からH(異常有り)に切り換わったときに実行する異常電動ファン特定処理の内容が異なる。
図5に、第2実施例のプロセスコントローラ131の主体をなすCPU130の、異常電動ファンを特定する、外部割込みIPAvの内容を示す。第1実施例と同様に、モニタ信号のL(異常なし)からH(異常あり)への変化に応答して割り込み処理IPAvに進むと第1実施例と同様に、第2実施例のCPU130は、割り込み処理IPAvの新たな起動は禁止し(s21)、そのとき通電スイッチ70への出力ポートo1〜o8の出力信号をCPU130の内部RAMに定めた状態レジスタに書込む(s22)。次にCPU130は、入出力ポートo1〜o8を消勢(通電停止)を指示するLとする(s23)。これにより全スイッチSw1〜Sw8がオフになって、全電動ファンF1〜F8の通電が止まり、全ファンが停止する。これによりオアゲート79の出力であるモニタ信号はL(異常なし)に戻る。
次にCPU130は、前記状態レジスタの出力信号データを参照して、異常検知時に動作させていた全ての電動ファンを1番から順にナンバリングする(s24)。次にS25で、奇数番にナンバリングした第1グループの電動ファンを付勢する。ここで、偶数番にナンバリングした電動ファンを第1グループと表現する。そしてdT経過後にモニタ信号の確認を行う(s26,s27)。奇数番にナンバリングした第1グループの電動ファンの何れかが故障していれば、モニタ信号がHになっている。この場合には、第1グループの電動ファンを再ナンバリングして(S28)、奇数番にナンバリングした第111グループの電動ファンのみを付勢する(s29)。ここで、偶数番にナンバリングした電動ファンを第112グループと表現する。そしてdT経過後にモニタ信号の確認を行う(s30,s31)。奇数番にナンバリングした第111グループの電動ファンのいずれかが故障していれば、モニタ信号がHになっている。この場合には、第111グループの電動ファンを再ナンバリングして(S32)、奇数番にナンバリングした第1111グループの電動ファンのみを付勢する(s35)。ここで、偶数番にナンバリングした電動ファンを第1112グループと表現する。そしてdT経過後にモニタ信号の確認を行う(s36,s37)。
この段階で、全電動ファンの個数nが8であるので、1グループは1個以下の電動ファンとなっている。そこで奇数番にナンバリングした第1111グループの電動ファンが故障していれば、その駆動を停止する(s38)。該第1111グループの電動ファンが故障していなければ、第1112グループの電動ファンが故障していることになるので、その駆動を停止する(s39)。そして、第1実施例の場合と同様に、対策テーブル上の異常があった電動ファンのアドレスには、故障信号(H)を書込み(s41)、異常信号を発生した電動ファンのデータを、最先順位位置であるアドレス1に書換える(s42)。次にCPU130は、対策テーブル上で、異常信号を発生した電動ファンに宛てられている「故障時の機械制御モード」データを摘出して、CPU130の作像条件レジスタのデータ群に加え、作像条件割り込み変更を状態レジスタに設定して(s43)、状態レジスタの駆動ファンの中の正常ファンを駆動し(s44)、外部割込みを許可して(s45)、外部割り込みIPAを終了する。すなわち、外部割り込みIPAに進入する直前のメインルーチンに戻る。そして、メインルーチンでは、状態レジスタに「作像条件割り込み変更」があるので、作像条件レジスタの「故障時の機械制御モード」データが指定する機械制御モードに作像制御を切り換える。
上記順次に2グループに区分する細分割過程において、第111グループの電動ファンが故障していなかった場合には、第112グループの電動ファンを駆動して(s33)該グループを再ナンバリングして(S34)、奇数番にナンバリングした第1121グループの電動ファンのみを付勢する(s35)。ここで、偶数番にナンバリングした電動ファンを第1122グループとする。そしてdT経過後にモニタ信号の確認を行う(s36,s37)。この段階で、全電動ファンの個数nが8であるので、1グループは1個以下の電動ファンとなっている。奇数番にナンバリングした第1121グループの電動ファンが故障していれば、その駆動を停止する(s38)。該第1121グループの電動ファンが故障していなければ、第1122グループの電動ファンが故障していることになるので、その駆動を停止する(s39)。そして、上述のステップs41以下の処理を行う。
また、第1グループの電動ファンが故障していなかった場合には、第1グループの電動ファンを駆動して再ナンバリングして(S40)、この第1グループに関して、上述のステップs28以下の特定処理を実行する。
第2実施例では、上記全電動ファンの順次の2グループへの細分化を、1グループ内電動ファンの個数が1個になるまで、モニタ信号がH(異常あり)となる側のグループのみに適用するので、電動ファン数が多い場合に、異常ファン特定に要する時間が格段に短い。
なお、第1および第2実施例のいずれにおいても、モニタ信号がH(異常有り)になつたときにCPU130の割り込み処理で電動ファン群FG内の異常ファンを特定するが、本発明の他の実施例又は変形例では、インバータ80を省略しCPU130の割り込み処理ではなく、入力ポートiaの信号レベルの変化を監視して、それがLからHに変化すると、たとえば図4のステップs2〜s15又は図5のステップs22〜s44などの異常電動ファン特定処理を行う。この場合には、異常ファンを特定するために必要な入力ポートは、1個(ia)のみである。
本発明の第1実施例の複合機能があるフルカラー複写機の機構概要を示す断面図である。 図1に示す複写機の画像処理システムの概要を示すブロック図である。 図2に示す通電スイッチ70周りの構成をやや詳しく示す拡大ブロック図である。 図3に示すCPU130の外部割込み処理の概要を示すフローチャートである。 本発明の第2実施例のCPU130の外部割込み処理の概要を示すフローチャートである。
符号の説明
10:中間転写ベルト 14〜16:支持ローラ
17:中間転写体クリーニング装置
18:作像関連機器 20:作像装置
21:レーザ露光装置 22:2次転写装置
23:ローラ 24:2次転写ベルト
25:定着装置 26:定着ベルト
27:加圧ローラ 28:シート反転装置
32:コンタクトガラス
33:第1キャリッジ 34:第2キャリッジ
35:結像レンズ 36:CCD
40:感光体ドラム 42:給紙ローラ
43:ペーパーバンク 44:給紙カセット
45:分離ローラ 46:給紙路
47:搬送ローラ 48:給紙路
49:レジストローラ 50:給紙ローラ
51:手差しトレイ 55:切換爪
56:排出ローラ 57:排紙トレイ

Claims (6)

  1. 異常の有無を表す参照信号を出力する複数個の電動ファンのそれぞれに個別に接続された複数個の付勢手段;
    前記複数個の電動ファンの参照信号の総体を、各電動ファンの異常有りの論理和を表わす1つのモニタ信号に集成する論理和手段;および、
    前記モニタ信号が、異常なしから有りに変化した場合に、前記付勢手段を介して前記複数個の電動ファンを部分的に順次付勢しかつ前記モニタ信号を参照して異常電動ファンを特定する手段;
    を備える異常電動ファン検出装置。
  2. 前記順次に付勢する順番を決定する情報を保持するメモリ手段を更に備え;前記異常電動ファンを特定する手段は、該メモリ手段の情報に従う順番で前記複数個の電動ファンを部分的に順次付勢しかつ前記モニタ信号を参照して異常電動ファンを特定する;請求項1に記載の異常電動ファン検出装置。
  3. 前記順番は故障する可能性の高い順番である、請求項1又は2に記載の異常電動ファン検出装置。
  4. 前記異常電動ファンを特定する手段は、複数の電動ファンを2グループに区分して一方のグループは消勢し他方のグループは付勢して前記モニタ信号が異常有りを示すグループを判定し、前記モニタ信号が異常有りを示すグループを順次に2グループに区分して最終的に異常電動ファンを特定する;請求項1に記載の異常電動ファン検出装置。
  5. 前記請求項1乃至4の何れか1つに記載の複数の電動ファンおよび異常電動ファン検出装置;
    用紙上に画像を形成する作像手段;および、
    前記作像手段の動作を制御する制御手段;
    を備える画像形成装置。
  6. 前記複数の電動ファンそれぞれの異常有り情報および異常有りのときの制御モード情報を保持するメモリ手段を更に備え;前記異常電動ファンを特定する手段は、異常有りと特定した電動ファンに対応する制御モードを該メモリ手段から読み出し、前記制御手段は、読み出された制御モードで前記作像手段を制御する;請求項5に記載の画像形成装置。
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