JP2005249204A - ディファレンシャルアッセンブリ - Google Patents

ディファレンシャルアッセンブリ Download PDF

Info

Publication number
JP2005249204A
JP2005249204A JP2005061387A JP2005061387A JP2005249204A JP 2005249204 A JP2005249204 A JP 2005249204A JP 2005061387 A JP2005061387 A JP 2005061387A JP 2005061387 A JP2005061387 A JP 2005061387A JP 2005249204 A JP2005249204 A JP 2005249204A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
differential
pair
pinion
cross pin
differential casing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005061387A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4828136B2 (ja
Inventor
Paul J Valente
ジェイ.,ヴァレント ポール
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
American Axle and Manufacturing Inc
Original Assignee
American Axle and Manufacturing Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by American Axle and Manufacturing Inc filed Critical American Axle and Manufacturing Inc
Publication of JP2005249204A publication Critical patent/JP2005249204A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4828136B2 publication Critical patent/JP4828136B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K17/00Arrangement or mounting of transmissions in vehicles
    • B60K17/04Arrangement or mounting of transmissions in vehicles characterised by arrangement, location, or kind of gearing
    • B60K17/16Arrangement or mounting of transmissions in vehicles characterised by arrangement, location, or kind of gearing of differential gearing
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H48/00Differential gearings
    • F16H48/06Differential gearings with gears having orbital motion
    • F16H48/10Differential gearings with gears having orbital motion with orbital spur gears
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H48/00Differential gearings
    • F16H48/06Differential gearings with gears having orbital motion
    • F16H48/10Differential gearings with gears having orbital motion with orbital spur gears
    • F16H48/11Differential gearings with gears having orbital motion with orbital spur gears having intermeshing planet gears
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H48/00Differential gearings
    • F16H48/06Differential gearings with gears having orbital motion
    • F16H48/10Differential gearings with gears having orbital motion with orbital spur gears
    • F16H2048/106Differential gearings with gears having orbital motion with orbital spur gears characterised by two sun gears
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/21Elements
    • Y10T74/2186Gear casings
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/21Elements
    • Y10T74/2186Gear casings
    • Y10T74/2188Axle and torque tubes

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Retarders (AREA)

Abstract

【課題】 操作窓が設けられたディファレンシャルケーシングの周辺にピニオンギヤの対を均等に配置することができるディファレンシャルアッセンブリを提供する。
【解決手段】 第1〜4ピニオン孔の対がディファレンシャルケーシング40の内部に形成される。第1〜4ピニオンギヤの対100・102・104・106は、スライド可能、回転可能に第1〜4ピニオン孔の対の内部に配置される。ディファレンシャルケーシング40の第1及び第4ピニオンギヤの対100・106の間には、開口窓124が形成される。第2ピニオン孔の対は、第1及び第3ピニオン孔の対からの径方向の距離が等しい位置にある。第3ピニオン孔の対は、第2及び第4ピニオン孔の対からの径方向の距離が等しい位置にある。
【選択図】 図4

Description

本発明は、自動推進の乗物(automotive)の動力伝達系路に用いるディファレンシャル(differential)に関する。より詳しくは、4つのピニオン対の配置と、シャフト(軸)の軸ぶれ(axle shaft endplay)及びサイドギアの軸ぶれと、を独立して調節できるCクリップ(C-clip)ディファレンシャルに関する。
自動推進の乗物の動力伝達系路に使用される型のディファレンシャルは、通常は対となる出力シャフト間の相対的な回転運動(速度差回転(speed differentiation)など)を円滑に行うため、ディファレンシャルケーシング(differential casing)内に支えられる複数のギアセットを備えている。上記複数のギアセットは、一般的には出力シャフトの末端に固定された、ヘリカルサイドギアを含んでおり、このヘリカルサイドギアは、ヘリカルピニオンギヤの対とかみ合っている。
上記のような型のディファレンシャルは、平行軸ヘリカルギアディファレンシャル(parallel axis helical gear differential)として知られている。ディファレンシャルケーシングに加えられる入力トルク(input torque)は、サイドギアとピニオンギヤのかみ合いを通じて伝達され、当該トルクに応じて推進力が生み出される。これら及び他の駆動力を受け入れるためには、ギアポケットの壁表面及びディファレンシャルケーシングの他のスラスト表面(thrust surface)に、適切な支持材(support)が設けられる必要がある。
一部のディファレンシャルにおいては、ディファレンシャルの出力シャフトの位置決め及び保持を行うためにC型の保持装置(retainer)、またはCクリップ(C-clip)を取り付ける必要がある。このCクリップを取り付けるには、ディファレンシャルケーシングに備えられた操作窓を通じ、ディファレンシャルケーシングの内部空間で作業を行わねばならない。
一般的には、サイドギアはディファレンシャルの外面の周辺に一様に広がるように装着されることが好ましい。この均等な装着を実現する方法のひとつに、ピニオンギヤの対をディファレンシャルケーシングの外面の周辺に均等に配置する方法があげられる。しかしながら、ディファレンシャルケーシングの外面には操作窓が設けられることから、ピニオンギヤの対を周辺に均等に配することと操作窓を設けることとは両立しえない問題点になりがちである。
本発明の乗物(vehicle)用のディファレンシャルアッセンブリは、軸の周囲を回転できるディファレンシャルケーシングを備えている。上記ディファレンシャルケーシングの内部には、対となるサイドギアが配置される。上記ディファレンシャルケーシングの内部には、第1、第2、第3、第4ピニオン孔の対が形成される。第1、第2、第3、第4ピニオン孔の対の内部には、スライド可能、かつ、回転可能に第1、第2、第3、第4ピニオンギヤの対が配置される。上記第1及び第4ピニオン孔の対の間のディファレンシャルケーシング上には、開口窓が設けられる。上記第2ピニオン孔の対は、上記第1ピニオン孔の対からの径方向の距離と、上記第3ピニオン孔の対からの径方向の距離とが等しくなる位置に配されている。上記第3ピニオン孔の対は、上記第2ピニオン孔の対からの径方向の距離と、上記第4ピニオン孔の対からの径方向の距離とが等しくなる位置に配されている。
上記以外の特徴としては、ディファレンシャルケーシングの対となるサイドギアの間にはスペーサーが配置されている。クロスピンは、上記の軸を充分に横断するようスペーサー内の経路を伸びている。クロスピンは先端部を備えており、この先端部は開口窓に隣接してディファレンシャルケーシングに固定される。中間軸部はスペーサー内の経路を通っている。末端部は、ディファレンシャルケーシングに設けられた孔へと導かれている。
乗物用のディファレンシャルアッセンブリは、軸の周囲を回転でき、第1及び第2軸シャフト(axle shaft)と連結するディファレンシャルケーシングを備えている。ディファレンシャルケーシングには、開口窓が設けられる。ディファレンシャルケーシング内には、対となるサイドギアが配置される。対となるサイドギアの間にはスペーサーが配置され、これらギアが内側へと移動するのを制限する。このスペーサー内部には経路が設けられている。クロスピンは、通常は軸を横断し、スペーサー内部の経路を通りディファレンシャルケーシングの中に伸びるもので、第1及び第2軸シャフトが内側へと移動するのを制限する。なお、クロスピンの第1及び第2軸シャフトが内側へと移動するのを制限する動作は、スペーサーのサイドギアが内側へと移動するのを制限する動作とは独立したものである。
第1及び第2サイドギアをディファレンシャルケーシング内部に組み立てる方法には、第1及び第2サイドギア間にスペーサーを配することが含まれる。クロスピンは、開口窓を通りスペーサー内部へと挿入される。クロスピンは、軸シャフトの軸移動を制限しつつ、軸シャフトがスペーサーと接触するのを防ぐために設けられている。クロスピンの末端部は、ディファレンシャルケーシングに設けられた孔へとはめ込まれている。クロスピンは開口窓でディファレンシャルケーシングに固定されている。
本発明のさらなる適用範囲は、以下の詳細な記述により明らかにされるであろう。なお、本発明の好適な実施形態を示すにあたり、詳細な記述がなされ、具体的な例が示されているが、これらは例示のみを目的としており、発明の範囲を限定するものではないと解釈されるべきである。
本発明の乗物用のディファレンシャルアッセンブリは、軸(シャフト)の周りを回転可能であるディファレンシャルケーシングと、上記ディファレンシャルケーシングの内部に配置される少なくとも一対のサイドギアと、上記ディファレンシャルケーシングの内部に形成された第1、第2、第3、第4ピニオン孔の対と、上記第1、第2、第3、第4ピニオン孔の対の内部にスライド可能、かつ、回転可能に、それぞれ配置された第1、第2、第3、第4ピニオンギヤの対と、上記ディファレンシャルケーシングの内部における上記第1及び第4ピニオン孔の対の間に形成された開口窓とを備え、上記第2ピニオン孔の対は、上記第1及び第3ピニオン孔の対からの径方向の距離が等しい位置にあり、上記第3ピニオン孔の対は、上記第2及び第4ピニオン孔の対からの径方向の距離が等しい位置にある構成である。
それゆえ、上記4つのピニオンギヤの対の配置と、上記シャフトの軸ぶれ及びサイドギアの軸ぶれとを独立して調節できるという効果を奏する。
〔実施の形態1〕
本発明は、詳細な記述と添付の図により、より詳細に理解されるであろう。上記図には下記のものがある。
図2は、本発明の教示に従って組み立てられたディファレンシャルアッセンブリを備えた、典型的な自動推進の乗物の概略図である。図3は、図2のディファレンシャルアッセンブリの斜視図である。図1は、図1のディファレンシャルケーシングの斜視図である。図4は、図2のディファレンシャルアッセンブリの分解図である。
図5は、図3の交線4−4に沿ったディファレンシャルアッセンブリの断面図である。図6は、図5の交線5−5に沿ったディファレンシャルアッセンブリの断面図である。図7は、クロスピン部品を取り外した状態の、図2のディファレンシャルアッセンブリを示す斜視図である。図8は、クロスピン部品がディファレンシャルケーシングの円筒状突起部(cylindrical boss)とかみ合った状態の、図2のディファレンシャルアッセンブリを示す斜視図である。
図9は、クロスピン部品が取り付けられた状態の図2のディファレンシャルアッセンブリを示す斜視図である。図10は、他の特徴に基づいたディファレンシャルアッセンブリの分解図である。図11は、他の特徴に基づいたディファレンシャルアッセンブリの分解図である。図12は、他の特徴に基づいたディファレンシャルアッセンブリの分解図である。
好適な実施例に関する以下の詳細な記述は、例示することのみを目的としたものであり、本発明、その用途、またはその利用方法を限定するものではない。本発明の内容に基づいたディファレンシャルアッセンブリは広く様々な用途に利用可能であり、以下の詳細な用途に限定されるものでないことを繰り返し述べておく。
まず、図2に示されるように、典型的な自動推進の乗物のための動力伝達系10には、エンジン12、出力シャフト16を備える変速装置14、当該出力シャフト16と後軸部品22のピニオンシャフト20とを連結するプロペラシャフト18が備えられている。
後軸部品22には、軸ハウジング24、当該軸ハウジング24に支えられたディファレンシャルアッセンブリ26、左後輪32及び右後輪34とそれぞれ相互接続された一対の軸シャフト28及び30が備えられている。
ピニオンシャフト20にはピニオンシャフトギア36が固定されており、このピニオンシャフトギア36はディファレンシャルアッセンブリ26のディファレンシャルケーシング40に固定されている隣接リングギア38を回転させる。
ディファレンシャルケーシング40内部に支えられるギアセット42は、当該ディファレンシャルケーシング40からの回転力を、軸シャフト28及び30に連結された一対の出力シャフト44及び46にそれぞれ伝達し、それらの間の相対的な回転運動(速度差回転(differentiation)など)を円滑に行わせる。なお、ここではディファレンシャルアッセンブリ26を後輪駆動に適用する例が示されているが、本発明は前輪駆動の乗物のトランスアクスル(transaxle)及び/又は4輪駆動の乗物のトランスファーケース(transfer case)に設置されたディファレンシャルアッセンブリへの利用も考慮されている。
図3から図5には、ディファレンシャルアッセンブリ26がより詳細に示されている。ディファレンシャルアッセンブリ26は、平行軸ヘリカルギア型のディファレンシャルであり、内部チャンバー(internal chamber)48を形成するディファレンシャルケーシング40を備えている。ディファレンシャルケーシング40は、主円筒(main drum)又は胴体(body)46、及びエンドキャップ50を備えている。主円筒46及びエンドキャップ50は、それぞれ対となる放射状フランジ52、54を備えている。放射状フランジ52及び54は、位置合わせがなされた取付孔58から伸びる複数のボルト(図示せず)により互いに固定される。周知のように、ディファレンシャルケーシング40の放射状フランジ52に隣接リングギアまたはベベルギア(bevel gear)を固定することにより、ディファレンシャルケーシング40の放射状フランジ52へと回転力(駆動トルクなど)を伝達してもよい。ディファレンシャルケーシング40は、軸方向の位置合わせがなされた一対の開口部60a及び60bを形成しており、これらの開口部は内部チャンバー48に繋がっている。軸方向の位置合わせがなされた開口部60a及び60bは、一対の駆動出力シャフト44及び46(図2)の末端部を受容できるように適合されている。なお、以下において駆動出力シャフトを軸シャフトと呼称する。
図4及び図5を参照しつつ以下の説明を行う。ディファレンシャルアッセンブリ26は、ギアセット42を備えている。当該ギアセット42は、ディファレンシャルケーシング40よりの駆動トルクを出力シャフト44及び46(図2)に伝達し、これらシャフト間の速度差回転を円滑に行うよう動作できる。ギアセット42は、ヘリカル型であってもよく、内部チャンバー48の内部に設置されてもよい。ギアセット42は対となるサイドギア68a及び68bを備えている。サイドギアは内部溝(internal spline)70a及び70bを備えており、当該内部溝は、それぞれ対応する出力シャフト44及び46(図2)に設けられた外部溝(特に図示されず)とかみ合っている。
さらに、サイドギア68a及び68bは、それぞれ軸ハブ78a及び78bを備えている。これら軸ハブは、主胴体46、ディファレンシャルケーシング40のエンドキャップ50、環状チャンバー82a及び82bに備えられた、対応する環状の受け口(socket)によって保持されている。より詳細な記載が後になされるが、ディファレンシャルケーシング40の内部においてサイドギア68a及び68bの軸ぶれを制限するために、スペーサー86がサイドギア68a及び68bの間に備えられてもよい。クロスピン部品90は、スペーサー86に配された隙間経路92(clearance passage)を通って伸び、出力シャフト44及び46(図2)の軸ぶれを調節する。
C型の保持器(C-shaped retainer)、又はCクリップ94は、環状チャンバー82a及び82bに設けられており、出力シャフト44及び46が、それぞれサイドギア68a及び68bから外れるのを防いでいる。サイドギア68a及び68bの外側端にはワッシャー96が取り付けられている。
ギアセット42は、4組の対となるピニオン、100a及び100b、102a及び102b、104a及び104b、106a及び106bをそれぞれ備えている。以降、表現を簡潔にするため、対となるピニオン100a及び100b、102a及び102b、104a及び104b、106a及び106bを、それぞれ第1、第2、第3、第4ピニオンギヤの対100、102、104、106と呼称する。ブレーキシュー100a’から106b’は、それぞれピニオン100から106に対応している。
図1及び図4に示すように、4組のピニオンギヤの対100から106は、それぞれ相補的なピニオン孔110a及び110b、112a及び112b、114a及び114b、116a及び116bによって回転可能に支えられている。以降、表現を簡潔にするため、この相補的な対となるピニオン孔110a及び110b、112a及び112b、114a及び114b、116a及び116bを、それぞれ第1、第2、第3、第4ピニオン孔の対110、112、114、116と呼称する。ピニオン孔110から116は、主胴体46の隆起ハブ部120に形成される。ピニオン孔110から116は、それぞれの対毎に配置されており、対となるギアが相互に接続可能できるよう、また内部チャンバー48と接続できるように配置されている。さらに、ピニオン孔110から116は、出力シャフト44及び46(図2)の回転軸Aとほぼ平行になるように位置決めされている。開口窓124は、ディファレンシャルケーシング40上の第1ピニオンギヤの対100及び第4ピニオンギヤの対106の間に配置されている。
図6には、ピニオンの空間的な位置関係が図示されている。4つのピニオン孔110から116、つまりは4つのピニオンギヤの対100から106(図4)は、ディファレンシャルケーシング40の周囲において、開口窓124とは反対側に、放射状に等間隔で配置されている。より具体的には、第1ピニオン孔の対110は、第2ピニオン孔の対112から径方向距離αだけずれた位置に配置される。第2ピニオン孔の対112は、第3ピニオン孔の対114からの径方向距離αだけずれた位置に配置される。第3ピニオン孔の対114は、第4ピニオン孔の対116から径方向距離αだけずれた位置に配置される。図示されるように、各距離αは対応する第1孔110aから110dの中心線から測定されている。ピニオン孔の対110及び112、112及び114、114及び116、の間の径方向の変位は、ほぼ同じであってよい(例、α=α=α)。図示されている例では、α、α、αは約75度である。
図1、図5、図7を参照しつつ、開口窓124の配置と、クロスピン部品90の連携作用(cooperation)とについて詳細に述べる。開口窓124は、アクセス経路126を備えている。アクセス経路126は、ディファレンシャルケーシング40の外側表面130上に形成される円筒状突起部128により取り囲まれている。円筒状突起部128は、内部放射状接触面136を有するカウンタ孔132(counterbore)を有している。円筒状突起部128は、隆起フランジ(raised flange)142上に形成される一対の取付経路140を備え、ここには留め具(fastener)146(図9)が取り付けられる。棚状部150(ledge portion)は、少なくとも一部分は、開口窓124の周辺部において、ディファレンシャルケーシング40に配された円筒状突起部128の内部へと伸びている。
一般的には、クロスピン部品90は、先端部(proximal head portion)154、中間軸部158(intermediate shank portion)、末端部162(distal end portion)を有している。一般的には、先端部154は、クロスピン部品90の縦方向軸を横断するように伸びる胴部を有している。先端部154は、留め具146を受け入れることができるように、貫通孔164を備えている。先端部154は、組立過程においてカウンタ孔132の内部放射状接触面136に対してスライド可能に配置される、弓状末端(arcuate end)168を備えている。先端部154の底面170は、棚状部150とは反対側に配置される。クロスピン部品90の末端部162は、ディファレンシャルケーシング40と一体に形成される(formed into incorporated)孔172の中に配置される。
クロスピン部品90は単一部品より形成されても、2つ又はそれ以上の部品より構成されてもよい。ここに示される一例では、クロスピン部品90は、中間軸部158と末端部162との両方により形成される不連続性(discrete)の軸部と、それに圧着される先端部154との2つの部品よりなっている。図中では、クロスピン部品90の末端部162は、中間軸部158より径が小さくなっているが、クロスピン部品90は外径が単一であるように構成されていてもよい。例えば、外径が単一であるクロスピンに合わせて十分な空間を提供できるように、別のピニオン配置を異なる組み立て構成により実現しても構わない。
図5及び図8には、ディファレンシャルケーシング40にクロスピン部品90を組み込む形態が詳細に示されている。Cクリップ94が適切に配置され、サイドギア66a及び66bの間にスペーサー86が配置されると、ディファレンシャルケーシング40の開口窓124とは反対側に隙間経路92が配置される。クロスピン部品90の末端部162及び中間軸部158は、開口窓124及び隙間経路92を通して挿入される。クロスピン部品90の末端部162は、開口窓124とは反対側にあるディファレンシャルケーシング40の孔172に入るように配置されている。孔172及び孔136は、取り付けるに際してクロスピン部品90を導くようになっている。先端部154は、ディファレンシャルケーシング40の軸を実質横切る向きに挿入されている。これにより、クロスピン部品90の先端部154は、取り付けるに際して隣接リングギア38に接触しない。
クロスピン部品90の末端部162は孔172の中へと配置され、先端部154の底面170は、カウンタ孔132と開口窓124の間において、棚状部150と接触している。これと同様に、先端部154の弓状末端168は、カウンタ孔132の内部放射状接触面136と接触している。先端部154は、図8に示される位置から、図9に示される位置へと回転される。図9に示される位置は、ディファレンシャルアッセンブリ26の軸Aと実質平行な位置であり、円筒状突起部128の隆起フランジ142の取付経路140と、貫通孔164との位置が合う位置である。先端部154が回転する間、内部放射状接触面136により、先端部154の弓状末端168が導かれる。棚状部150は、クロスピン部品90を適切な深さの位置に保ち、円筒状突起部128の隆起フランジ142の取付経路140と、貫通孔164との位置を合わせる役割を果たしている。
互いに位置合わせがなされた貫通孔164と取付経路140とには、留め具146が挿入され固定される。このようにクロスピン部品が取り付けられると、基本的にはクロスピン部品90とディファレンシャルケーシング40との相対運動が抑制される。その結果、出力シャフト44及び46(図2)の軸ぶれは、クロスピン部品90の中間軸部158の外径により、望ましい許容範囲内に調節することができる。スペーサー86は、サイドギア68a及び68bの間に配置されており、サイドギア68a及び68bの軸ぶれを調節し、ディファレンシャルアッセンブリ26が正常に作動しなくなることを防いでいる。クロスピン部品は、組み立てられた状態ではスペーサー86とは接触していない。スペーサー86内の隙間経路92は、クロスピン部品90よりも大きな外径を有している。このように、2つの個々の部品が、サイドギアの軸ぶれの調節(すなわちスペーサー86)及び軸シャフトの軸ぶれの調節(すなわちクロスピン部品90)に使用されている。このような配置を用いることで、軸シャフトの軸ぶれに影響を与えることなく、サイドギアの軸ぶれを好ましく制御することが可能となる。
回転のバランスをとるため、ディファレンシャルアッセンブリ26の重量を分散させることが好ましい。具体的には、円筒状突起部128及び先端部154の重量を、ピニオンギア100〜106の周囲に位置するディファレンシャルケーシング40の重量及びピニオンギア100〜106の重量と連携させ、回転バランスの取れたディファレンシャルアッセンブリ26を提供する。また、これ以外の方法としては、ディファレンシャルアッセンブリ26の各部品の重量を回転軸Aの周囲に分散することで、ディファレンシャルアッセンブリ26が回転軸Aの周りを回転する際に生じる不均衡を最小限に抑える、または相殺する、方法もある。なお、ディファレンシャルケーシング40又はディファレンシャルアッセンブリ26のエンドキャップ50に釣り合い重り(counter weight)が、付加的に、又は、何らかの部品と置換して、組み込まれることが好ましい。
留め具146は、一般的なディファレンシャルと同様に構成されてもよい。これにより、生産設備やトルクレンチ設定を変更することなく、同じ軸組立ラインにおいて一般的なディファレンシャル及び、ヘリカルギアディファレンシャルを組み立てることができる。
図10には、上記以外の特徴を有するディファレンシャルアッセンブリ226が示されている。ディファレンシャルアッセンブリ226は、ディファレンシャルアッセンブリ26と同様の部品を備えているが、200番台の部材番号により特徴づけられる。ディファレンシャルアッセンブリ226は、中間軸部258及び末端部262を有するクロスピン290を備えている。クロスピン290を、保持ディスク234によりディファレンシャルケーシング240内に保持されるよう取り付けることができる。具体的には、クロスピン290の先端部を、保持ディスク234の内側表面に形成されたカウンタ孔238へとはめ込まれるように取り付けることができる。保持リング244を、カウンタ孔238上に位置する放射状へり(radial lip)248に取り付けることができる。
図11には、さらなる特徴を有するディファレンシャルアッセンブリ326が示されている。ディファレンシャルアッセンブリ326は、ディファレンシャルアッセンブリ26と同様の部品を備えているが、300番台の部材番号により特徴づけられる。ディファレンシャルアッセンブリ326は、中間軸部358及び末端部362を有するクロスピン390を備えている。クロスピン390を、L型プレート334及び留め具340により、ディファレンシャルケーシング340内に保持されるよう取り付けることができる。具体的には、クロスピン390の先端部を、L型プレート上に形成された開口部338を通るよう取り付けることができる。このようにして、L型プレートはクロスピン390と連携し、軸Aに対してほぼ垂直方向になるようクロスピン390を保持する。フランジ部332に備えられた経路348及びL型プレート334に備えられた経路335を通って固定するよう、留め具340を取り付けることができる。取り付けられた留め具340はクロスピン390の先端部と隣接し、クロスピン390を取り付け位置に保持している。
図12には、さらなる特徴を有するディファレンシャルアッセンブリ426が示されている。ディファレンシャルアッセンブリ426は、ディファレンシャルアッセンブリ26と同様の部品を備えているが、400番台の部材番号により特徴づけられる。ディファレンシャルアッセンブリ426は、中間軸部458及び末端部462を有するクロスピン490を備えている。クロスピン490を、留め具450によりディファレンシャルケーシング440に固定されるよう取り付けることができる。具体的には、フランジ部432に設けられた経路448及びクロスピン490に設けられた経路435を通って固定されるよう、留め具450を取り付けることができる。
アクセス経路427はディファレンシャルケーシング440上に形成することができ、アクセス経路427によりCクリップ94(図4)を取り付ける際の通路が形成される。さらなる特徴に基づいたスペーサー486には、クロスピンを受容する経路492が備えられており、組立時にはクロスピン490が経路492を通して取り付けられる。スペーサー486は、ディファレンシャルケーシング440内部に軸方向に取り付けられ、図示されるようにサイドギアの間に配置される。
本発明に関して詳細な記述がなされ、また図とそれに付随する解説とを用いて様々な実施例が示されたが、請求項によって定義される本発明の範囲より逸脱することなく、当該業者が様々な変更を加えられること及びその構成要素を同等のものに交換することが可能であると解釈されなければならない。
さらに、様々な実施例の特徴、構成要素、及び/又は機能を混ぜ合わせる及び組み合わせることは、本発明において明確に考慮されたことである。ある実施例の特徴、構成要素及び/又は機能を、本発明において示された又はそれ以外の適当な実施例へと取り入れることができる本発明の開示は、当該業者により高く評価されるであろう。
加えて、本質的な本発明の範囲より逸脱することなく、特定の状況や物質に対応するよう本発明の内容に多くの変更を加えることが可能である。したがって、本発明は、図示された特定の実施例、及び目下のところ発明を実施する最良の形態として示された詳細な記述に限定されるものではない。本発明は上記説明及び請求項に当てはまるあらゆる実施例を含むものである。
乗物用のディファレンシャルの部品として利用できる。
図2のディファレンシャルケーシングの斜視図である。 本発明の内容を取り入れて組み立てられたディファレンシャルアッセンブリを備えた、模範的な自動車の概略図である。 図2のディファレンシャルアッセンブリの斜視図である。 図2のディファレンシャルアッセンブリの分解図である。 図3の交線4−4に沿ったディファレンシャルアッセンブリの断面図である。 図5の交線5−5に沿ったディファレンシャルアッセンブリの断面図である。 クロスピン部品を分解した状態の、図2のディファレンシャルアッセンブリを図示する斜視図である。 クロスピン部品がディファレンシャルケーシングの円筒状突起部とかみ合った状態の、図2のディファレンシャルアッセンブリを図示する斜視図である。 クロスピン部品が備えられた状態の図2のディファレンシャルアッセンブリを図示する斜視図である。 他の特徴に基づいたディファレンシャルアッセンブリの分解図である。 他の特徴に基づいたディファレンシャルアッセンブリの分解図である。 他の特徴に基づいたディファレンシャルアッセンブリの分解図である。

Claims (27)

  1. 乗物のディファレンシャルアッセンブリであって、
    軸の周りを回転可能であるディファレンシャルケーシングと、
    上記ディファレンシャルケーシングの内部に配置される少なくとも一対のサイドギアと、
    上記ディファレンシャルケーシングの内部に形成された第1、第2、第3、第4ピニオン孔の対と、
    上記第1、第2、第3、第4ピニオン孔の対の内部にスライド可能、かつ、回転可能に、それぞれ配置された第1、第2、第3、第4ピニオンギヤの対と、
    上記ディファレンシャルケーシングの内部における上記第1及び第4ピニオンギヤの対の間に形成された開口窓とを備え、
    上記第2ピニオン孔の対は、上記第1ピニオン孔の対からの径方向の距離と、上記第3ピニオン孔の対からの径方向の距離とが等しい位置にあり、
    上記第3ピニオン孔の対は、上記第2ピニオン孔の対からの径方向の距離と、上記第4ピニオン孔の対からの径方向の距離とが等しい位置にあることを特徴とするディファレンシャルアッセンブリ。
  2. 上記ディファレンシャルケーシング内の上記ピニオンギヤの対の間にスペーサーが配置されることを特徴とする請求項1に記載のディファレンシャルアッセンブリ。
  3. 上記スペーサーの内部の経路を通り、上記軸を略横切って伸びるクロスピンをさらに備えることを特徴とする請求項2に記載のディファレンシャルアッセンブリ。
  4. 上記クロスピンは、上記ディファレンシャルケーシングの上記開口窓の付近に固定される先端部と、
    上記スペーサー内部の上記経路を通る中間軸部と、
    上記ディファレンシャルケーシングの内部に形成された孔へと導かれる末端部とを備えることを特徴とする請求項3に記載のディファレンシャルアッセンブリ。
  5. 上記末端部は、上記中間軸部よりも外径が小さくなっていることを特徴とする請求項4に記載のディファレンシャルアッセンブリ。
  6. 上記開口窓は、上記ディファレンシャルケーシングの外側表面から伸びる突起部により囲まれるアクセス経路を備え、
    上記クロスピンの先端部は、上記突起部により受容されることを特徴とする請求項4に記載のディファレンシャルアッセンブリ。
  7. 上記突起部は、当該突起部に形成される少なくとも1つの取付経路を有し、
    上記取付経路には、留め具が挿入され、
    上記留め具は、上記クロスピンの上記先端部を通って伸びていることを特徴とする請求項6に記載のディファレンシャルアッセンブリ。
  8. 上記突起部及び上記クロスピンの先端部の重量は、上記第1、第2、第3、第4ピニオン孔の対の周囲の上記ディファレンシャルケーシングの重量、及び上記ディファレンシャルケーシングの周囲に配置された上記各ピニオンギヤの重量とつりあって、上記ディファレンシャルアッセンブリの軸周囲の回転バランスを保っていることを特徴とする請求項7に記載のディファレンシャルアッセンブリ。
  9. 乗物のディファレンシャルアッセンブリであって、
    軸の周囲を回転可能であり第1及び第2軸と接続するディファレンシャルケーシングと、
    上記ディファレンシャルケーシングに形成される開口窓と、
    上記ディファレンシャルケーシングの内部に配置される少なくとも一対のサイドギアと、
    上記サイドギア対の間に配置され、上記サイドギア対が内部へと移動するのを制限するスペーサーと、
    上記ディファレンシャルケーシングを通って、上記軸を略横切って伸びるクロスピンとを備え、
    上記スペーサーには経路が配されており、
    上記クロスピンは、上記スペーサーの上記経路を通るとともに、上記第1及び第2軸が内部へと移動するのを制限することを特徴とするディファレンシャルアッセンブリ。
  10. 上記クロスピンは、上記開口窓において上記ディファレンシャルケーシングに固定される先端部を備えることを特徴とする請求項9に記載のディファレンシャルアッセンブリ。
  11. 上記開口窓は、上記ディファレンシャルケーシングの外側表面より伸びる突起部により囲まれるアクセス経路を備え、
    上記先端部は、上記の固定位置において、上記突起部により受容されることを特徴とする請求項10に記載のディファレンシャルアッセンブリ。
  12. 上記突起部は、当該突起部に形成される少なくとも1つの取付経路を有し、
    上記取付経路には、留め具が挿入され、
    上記留め具は、上記の固定位置において、上記クロスピンを保持することを特徴とする請求項11に記載のディファレンシャルアッセンブリ。
  13. 上記クロスピンは、取付方向から取付済み方向に回転可能であって、
    上記取付方向においては、上記先端部の長軸方向の胴体は上記軸を略横切っており、
    上記取付済み位置においては、上記長軸方向の胴体は上記軸と略平行であることを特徴とする請求項12に記載のディファレンシャルアッセンブリ。
  14. 上記クロスピンの上記長軸方向の胴体は弓状末端部を備え、
    上記弓上末端部は、上記取付位置から上記取付済み位置へ回転する際に、上記突起部の弓上表面を摺動することを特徴とする請求項13に記載のディファレンシャルアッセンブリ。
  15. 上記開口窓と上記ディファレンシャルケーシングの上記突起部との間に伸びる棚状部をさらに備え、
    上記取付済み位置において、上記長軸方向の胴体は、上記棚状部によって、内向き表面上に保持されることを特徴とする請求項14に記載のディファレンシャルアッセンブリ。
  16. 入力及び出力シャフトと接続するように組み立てられるディファレンシャルケーシングの内部において、第1及び第2サイドギアを組み立てる方法であって、
    上記第1及び第2サイドギア間に、上記サイドギアの軸ぶれを制限するスペーサーを配置する工程と、
    開口窓及び上記スペーサーに配された経路を通じて、上記スペーサーには接触せずに上記シャフトの軸ぶれを制限するクロスピンを挿入する工程と、
    上記クロスピンの末端部を上記ディファレンシャルケーシングに配された孔に挿入する工程と、
    上記クロスピンを上記開口窓において上記ディファレンシャルケーシングに固定する工程とを含むことを特徴とするディファレンシャルの組立方法。
  17. 上記クロスピンを上記開口窓を通じて挿入する工程には、先端部の長軸方向の胴体を、上記回転可能な軸に略垂直な方向に向ける工程が含まれることを特徴とする請求項16に記載のディファレンシャルの組立方法。
  18. 上記クロスピンを上記開口窓を通じて挿入する工程には、上記長軸方向の胴体が上記開口窓の周囲に形成されたカウンタ孔と接触するまで上記クロスピンを挿入する工程が含まれることを特徴とする請求項17に記載のディファレンシャルの組立方法。
  19. 上記クロスピンの先端部を固定する工程には、
    上記長軸方向の胴体を、上記垂直方向から略平行方向へと、上記回転可能な軸を中心として回転させる工程と、
    上記長軸方向の胴体上の孔と、上記ディファレンシャルケーシングに配された取付経路との位置合わせを行う工程と、
    上記孔と上記取付経路とを通じて留め具を固定する工程とが含まれることを特徴とする請求項16に記載のディファレンシャルの組立方法。
  20. 上記クロスピンを上記ディファレンシャルケーシングに固定する工程には、
    上記クロスピンの経路に留め具を通す工程と、
    上記ディファレンシャルケーシングに備えられた保持フランジに上記留め具を固定する工程とが含まれることを特徴とする請求項16に記載のディファレンシャルの組立方法。
  21. 上記クロスピンを上記ディファレンシャルケーシングに固定する工程には、
    保持部材を上記クロスピンの先端部に配置する工程と、
    保持リングを上記ディファレンシャルケーシングに固定することにより、上記保持部材及び上記クロスピンを保持位置においてディファレンシャルケーシングと接続する工程とが含まれることを特徴とする請求項16に記載のディファレンシャルの組立方法。
  22. ディファレンシャルアッセンブリであって、
    軸の周囲を回転可能なディファレンシャルケーシングを備え、
    上記ディファレンシャルケーシングは、
    中央孔と、
    第1、第2、第3、第4ピニオン孔の対と、
    窓とを備え、
    上記第1、第2、第3、第4ピニオン孔の対は、それぞれ第1孔及び第2孔を備え、
    上記第1及び第2孔は、それぞれ中心点を有しており、
    上記第1ピニオン孔の対の上記第1孔の中心点と、上記第2ピニオン孔の対の上記第1孔の中心点との間の第1角度は、
    上記第3ピニオン孔の対の上記第1孔の中心点と、上記第4ピニオン孔の対の上記第1孔の中心点との間の第2角度と略等しく、
    上記第2ピニオン孔の対の上記第1孔の中心点と、上記第3ピニオン孔の対の上記第1孔の中心点との間の第3角度は、
    上記第1ピニオン孔の対の上記第1孔の中心点と、上記第4ピニオン孔の対の上記第1孔の中心点との間の第4角度よりも小さいことを特徴とするディファレンシャルアッセンブリ。
  23. 上記第3角度は、上記第1角度と略等しいことを特徴とする請求項22に記載のディファレンシャルアッセンブリ。
  24. 上記第1角度は、略70度から80度であることを特徴とする請求項23に記載のディファレンシャルアッセンブリ。
  25. 上記第1角度は、略75度であることを特徴とする請求項24に記載のディファレンシャルアッセンブリ。
  26. 上記第1及び第4ピニオン孔の対は、上記ディファレンシャルケーシングと交わり上記回転可能な軸と上記窓の軸とを含む平面を対称面として左右対称となっていることを特徴とする請求項22に記載のディファレンシャルアッセンブリ。
  27. 上記第2及び第3ピニオン孔の対は、上記平面を対称面として左右対称となっていることを特徴とする請求項26に記載のディファレンシャルアッセンブリ。
JP2005061387A 2004-03-05 2005-03-04 ディファレンシャルアッセンブリ Expired - Fee Related JP4828136B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US10/794,780 US7022041B2 (en) 2004-03-05 2004-03-05 Helical gear differential
US10/794,780 2004-03-05

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011161236A Division JP5303009B2 (ja) 2004-03-05 2011-07-22 ディファレンシャルアッセンブリ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005249204A true JP2005249204A (ja) 2005-09-15
JP4828136B2 JP4828136B2 (ja) 2011-11-30

Family

ID=34750644

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005061387A Expired - Fee Related JP4828136B2 (ja) 2004-03-05 2005-03-04 ディファレンシャルアッセンブリ
JP2011161236A Active JP5303009B2 (ja) 2004-03-05 2011-07-22 ディファレンシャルアッセンブリ

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011161236A Active JP5303009B2 (ja) 2004-03-05 2011-07-22 ディファレンシャルアッセンブリ

Country Status (5)

Country Link
US (3) US7022041B2 (ja)
EP (2) EP1571373B1 (ja)
JP (2) JP4828136B2 (ja)
KR (1) KR100785691B1 (ja)
BR (1) BRPI0500676B1 (ja)

Families Citing this family (34)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7022041B2 (en) 2004-03-05 2006-04-04 American Axle & Manufacturing, Inc. Helical gear differential
US7232397B2 (en) * 2005-04-27 2007-06-19 American Axle & Manufacturing, Inc. Axleshaft retention assembly for differentials and method of assembly
US7341536B2 (en) * 2005-10-20 2008-03-11 Dana Corporation Light weight differential case half
US20080090692A1 (en) * 2006-10-17 2008-04-17 Gates Luther H Transfer case center differential
US7837588B2 (en) * 2007-07-20 2010-11-23 American Axle & Manufacturing, Inc. Pre-load mechanism for helical gear differential
US8070641B2 (en) 2007-08-14 2011-12-06 Autotech Sport Tuning Corporation Differential gear assembly
US7648438B2 (en) * 2007-08-17 2010-01-19 American Axle & Manufacturing, Inc. Differential with cross pin retention system and method for assembly
US9347542B2 (en) * 2008-09-30 2016-05-24 American Axle & Manufacturing, Inc. Parallel-axis helical differential assembly
DE112010004718T5 (de) 2009-12-08 2012-09-20 American Axle & Manufacturing, Inc. Entkoppelbare Heckantriebsachse für in Längsrichtung angeordnete Antriebsstränge
US8690690B2 (en) 2010-06-30 2014-04-08 American Axle & Manufacturing, Inc. Constant velocity joint with quick connector and method
US9731598B2 (en) 2010-07-23 2017-08-15 Fca Us Llc Multi-mode drive system for transaxle applications
DE112012001532B4 (de) 2011-04-01 2020-07-02 American Axle & Manufacturing, Inc. Differentialbaugruppe
CN102401107A (zh) * 2011-11-10 2012-04-04 韩昌利 机械锁止防滑差速器
US8460149B1 (en) 2013-01-25 2013-06-11 American Axle & Manufacturing, Inc. Differential bearing system for a power transmitting component and method for assembling a power transmitting component
US9028358B2 (en) 2013-03-15 2015-05-12 American Axle & Manufacturing, Inc. Disconnecting axle assembly
US9249872B2 (en) 2013-03-15 2016-02-02 American Axle & Manufacturing, Inc. Axle assembly having an angular contact bearing that supports a ring gear for rotation on an axle housing
US9103427B2 (en) 2013-03-15 2015-08-11 American Axle & Manufacturing, Inc. Axle assembly
US9157515B2 (en) 2013-03-15 2015-10-13 American Axle & Manufacturing, Inc. Axle assembly
US9254713B2 (en) 2013-03-15 2016-02-09 American Axle & Manufacturing, Inc. Axle assembly with inboard axle shaft bearings that support a differential mechanism
USD767658S1 (en) 2013-08-13 2016-09-27 Eaton Corporation Helical gear differential housing
USD711445S1 (en) 2013-08-13 2014-08-19 Eaton Corporation Helical gear differential housing
DE102013220393A1 (de) * 2013-10-10 2015-04-16 Zf Friedrichshafen Ag Sicherungsmittel zur Sicherung eines Axialanschlagselement auf einer Welle
US9140349B1 (en) 2014-04-23 2015-09-22 American Axle & Manufacturing, Inc. Compact axle assembly with locking differential
CN105317965B (zh) * 2014-07-31 2018-08-17 美国轮轴制造公司 断开轴组件
US9587692B2 (en) 2015-04-01 2017-03-07 Akebono Brake Industry Co., Ltd Differential for a parking brake assembly
USD806132S1 (en) * 2015-11-09 2017-12-26 Eaton Corporation Spring slider
US10267401B2 (en) 2015-11-25 2019-04-23 American Axle & Manufacturing, Inc. Axle assembly
WO2017165777A1 (en) 2016-03-25 2017-09-28 American Axle & Manufacturing, Inc. Disconnecting axle assembly
USD900874S1 (en) * 2016-11-17 2020-11-03 Eaton Intelligent Power Limited Differential case
USD941880S1 (en) 2018-01-19 2022-01-25 Eaton Intelligent Power Limited Differential case
US10927937B2 (en) 2018-09-06 2021-02-23 American Axle & Manufacturing, Inc. Modular disconnecting drive module with torque vectoring augmentation
US10704663B2 (en) 2018-09-06 2020-07-07 American Axle & Manufacturing, Inc. Modular disconnecting drive module with torque vectoring augmentation
US11339842B2 (en) 2019-03-26 2022-05-24 Akebono Brake Industry Co., Ltd. Brake system with torque distributing assembly
US11808342B2 (en) 2022-02-08 2023-11-07 Dana Automotive Systems Group, Llc Differential carrier

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0337455A (ja) * 1989-06-24 1991-02-18 Gkn Automot Ag 自動固定式差動歯車装置
JPH06213290A (ja) * 1992-08-21 1994-08-02 Dyneer Corp 予負荷手段及び組立式スペ−サ手段を備えた差動装置
JPH08210463A (ja) * 1994-10-21 1996-08-20 Zexel Torsen Inc 平行軸差動歯車装置
JPH09317851A (ja) * 1996-05-30 1997-12-12 Tochigi Fuji Ind Co Ltd ディファレンシャル装置
JP2002081526A (ja) * 2000-08-30 2002-03-22 Hyundai Motor Co Ltd ヘリカルギヤタイプの差動制限装置

Family Cites Families (32)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2269734A (en) 1939-09-18 1942-01-13 Lyman S Powell Differential
US3706239A (en) 1971-02-09 1972-12-19 Boise Cascade Corp Pinion differential mechanism having internal bias torque
US4365524A (en) 1980-09-05 1982-12-28 Tractech, Inc. Torque-proportioning differential with wedge block thrust bearing means
US4677876A (en) 1984-02-13 1987-07-07 Tractech, Inc. Torque-proportioning differential with cylindrical spacer
US4751853A (en) * 1985-01-09 1988-06-21 Tractech, Inc. Differential with equal depth pinion cavities
GB2212231A (en) 1987-11-11 1989-07-19 Mechadyne Ltd Limited slip differential gearing with floating worm wheels
IT1224692B (it) * 1988-07-27 1990-10-18 C G C Compagnia Generale Compo Dispositivo differenziale a slittamento limitato
DE4013197C1 (ja) 1990-04-25 1992-02-06 Viscodrive Gmbh, 5204 Lohmar, De
DE4013202A1 (de) 1990-04-25 1991-10-31 Viscodrive Gmbh Differentialgetriebe
DE4013196A1 (de) * 1990-04-25 1991-10-31 Viscodrive Gmbh Differentialgetriebe
DE4023332A1 (de) 1990-07-23 1992-03-12 Gkn Automotive Ag Differentialgetriebe
US5122101A (en) 1991-07-25 1992-06-16 Zexel-Gleason Usa, Inc. Parallel-axis combination gear differential
US5139467A (en) 1991-08-30 1992-08-18 Auburn Gear, Inc. Spring retainer for limited slip differentials
US5580326A (en) * 1992-03-31 1996-12-03 Tochigi Fuji Sangyo Kabushiki Kaisha Differential gear assembly
US5292291A (en) 1992-05-28 1994-03-08 Zexel-Gleason Usa, Inc. Parallel-axis gear differential with extended planet gears
US5389048A (en) 1993-03-24 1995-02-14 Zexel-Gleason Usa, Inc. Parallel-axis differential with triplet combination gears
US5492510A (en) 1994-10-21 1996-02-20 Zexel Torsen Inc. Differential with extended planet gears having multiple meshing portions
DE19541087A1 (de) 1994-11-04 1996-05-09 Zexel Corp Parallelachsendifferential
US5554081A (en) 1995-03-08 1996-09-10 Zexel Torsen Inc. Differential with distributed planet gears
US5733216A (en) 1995-03-08 1998-03-31 Zexel Torsen Inc. Thrust-block for C-clip differential
US5590572A (en) * 1995-07-28 1997-01-07 Titan Wheel International, Inc. Locking differential including access windows for C-clip retainers
US5671640A (en) 1996-04-30 1997-09-30 Tractech Inc. Locking differential with pre-load means and C-clip retainers
US5951431A (en) 1997-05-06 1999-09-14 American Axle & Manufacturing, Inc. Differential unit with optimized assembly window geometry
US5983754A (en) 1998-05-13 1999-11-16 Vehicular Technologies, Inc. Split spacer for a differential assembly
US5984823A (en) 1998-08-27 1999-11-16 American Axle & Manufacturing, Inc. Differential with shaft locking mechanism
US6139462A (en) * 1998-08-27 2000-10-31 American Axle & Manufacturing, Inc. Differential with laser hardened case
JP2000110920A (ja) 1998-10-06 2000-04-18 Tochigi Fuji Ind Co Ltd ディファレンシャル装置
US6053838A (en) 1999-05-13 2000-04-25 American Axle & Manufacturing, Inc. Helical differential assembly
US6398689B1 (en) 2000-03-27 2002-06-04 American Axle & Manufacturing, Inc. One piece differential bearing adjuster lock and fastener
US6540640B2 (en) 2001-02-13 2003-04-01 American Axle & Manufacturing, Inc. Power on demand differential
JP4073846B2 (ja) 2003-08-20 2008-04-09 本田技研工業株式会社 エンジンの潤滑構造
US7022041B2 (en) 2004-03-05 2006-04-04 American Axle & Manufacturing, Inc. Helical gear differential

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0337455A (ja) * 1989-06-24 1991-02-18 Gkn Automot Ag 自動固定式差動歯車装置
JPH06213290A (ja) * 1992-08-21 1994-08-02 Dyneer Corp 予負荷手段及び組立式スペ−サ手段を備えた差動装置
JPH08210463A (ja) * 1994-10-21 1996-08-20 Zexel Torsen Inc 平行軸差動歯車装置
JPH09317851A (ja) * 1996-05-30 1997-12-12 Tochigi Fuji Ind Co Ltd ディファレンシャル装置
JP2002081526A (ja) * 2000-08-30 2002-03-22 Hyundai Motor Co Ltd ヘリカルギヤタイプの差動制限装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5303009B2 (ja) 2013-10-02
EP1571373B1 (en) 2012-01-18
US7232399B2 (en) 2007-06-19
JP4828136B2 (ja) 2011-11-30
EP1571373A3 (en) 2008-05-21
BRPI0500676B1 (pt) 2018-11-27
EP1571373A2 (en) 2005-09-07
US20060128516A1 (en) 2006-06-15
JP2011202810A (ja) 2011-10-13
US20070037656A1 (en) 2007-02-15
EP2450598A1 (en) 2012-05-09
EP2450598B1 (en) 2013-10-09
US7022041B2 (en) 2006-04-04
KR20060043357A (ko) 2006-05-15
BRPI0500676A (pt) 2005-10-18
US7147585B2 (en) 2006-12-12
US20050197229A1 (en) 2005-09-08
KR100785691B1 (ko) 2007-12-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4828136B2 (ja) ディファレンシャルアッセンブリ
US6053838A (en) Helical differential assembly
US7867126B2 (en) Differential case for vehicle and differential device for vehicle
US7749124B2 (en) Vehicle differential gear device, vehicle combined differential gear device and vehicle differential case
JP2008082533A (ja) 車両用差動装置及びその組立方法
US7500934B2 (en) Drive system and method of assembly thereof
US9638304B2 (en) Spur differential gear
US7713158B2 (en) Transfer box with crown teeth
US9188213B2 (en) Differential apparatus
JP2008082544A (ja) 車両用差動装置
US11009079B2 (en) Vehicle drive apparatus
US3960061A (en) Mounting arrangement for a hydraulic motor
JP4784443B2 (ja) 車両用差動装置
JP2004521292A (ja) 一体化された等速継ぎ手を備えた差動駆動装置
US10948065B2 (en) Differential device
JP5145952B2 (ja) デフケース及びこれを備えた車両用差動装置
US11346440B1 (en) Planetary carrier assembly with stamped planetary spider configured for balancing holes
JP2008051319A (ja) 車両用差動装置
CN117989291A (zh) 一种差速器结构
JP2004204874A (ja) デファレンシャル
JPH04272547A (ja) デファレンシャル構造
JP2012137189A (ja) 車両用差動装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7426

Effective date: 20050728

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071003

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100921

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101213

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110322

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110722

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20110728

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110823

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110914

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140922

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4828136

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees