JP2005241170A - 熱交換器 - Google Patents

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克弘 齊藤
Yoshinori Watanabe
吉典 渡辺
Yasunori Jiyoubouji
康修 上坊寺
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Abstract

【課題】 下部のタンクから各チューブに分配されるガス冷媒と液冷媒の割合を均等にすることができる構成の熱交換器(蒸発器)を提供する。
【解決手段】 下側に冷媒をせき止める堰部34a,35aを有し、且つ、上側に冷媒を通過させる開口34b,34c,35b,35cを有する冷媒分配調整板34,35を、下部タンク24内の冷媒流路31の途中に設ける。冷媒分配調整板の開口は、複数の小さな開口が水平方向、又は、水平方向及び上下方向に分布していることが望ましい。また、冷媒流通方向上流側に位置する冷媒分配調整板の開口の開口率よりも、冷媒流通方向下流側に位置する冷媒分配調整板の開口の開口率を小さくすることが望ましい。
【選択図】 図6

Description

本発明は熱交換器に関し、具体的には蒸発器として機能する熱交換器であって、二相状態の冷媒が下部のタンクから複数のチューブに分配されて鉛直上向きに流れる構成を有する熱交換器に関する。
二相状態の冷媒が下部のタンクから複数の扁平チューブに分配されて鉛直上向きに流れる構成を有する熱交換器(蒸発器)としては、従来、例えば図9及び図10に示すようなものがある(特許文献1参照)。図9は従来の蒸発器の冷媒流路構成を示す斜視図、図10は前記蒸発器に用いられる複数の扁平チューブのうちの1本を分解して示す斜視図である。
図9に示すように、本蒸発器は複数の扁平状のチューブ1と図示しない複数のアウターフィン(コルゲートフィン)とを、交互に積層してなる積層型のものであり、チューブ1の上端部には上部タンク2が設けられ、チューブ1の下端部には下部タンク3が設けられている。
図10に示すように、各チューブ1はプレス加工された2枚のプレート4を、インナーフィン(コルゲートフィン)13を間に挟んだ状態で互いに対向させて接合することにより形成されたものである。このとき、チューブ1内には、前記プレス加工で形成された2枚のプレート2の内面側(対向面側)の凹部5同士が対向して上下方向に沿う冷媒流路が形成されている。
また、図9に示すように、上部タンク2内の冷媒流路11の途中には、冷媒流路11を塞いで冷媒を堰き止める第1の仕切板6が設けられ、下部タンク3内の冷媒流路12の途中には、冷媒流路12を塞いで冷媒を堰き止める第2の仕切板7が設けられている。
従って、図9に矢印Aで示すように図示しないファンによって送風された空気がチューブ1間のアウターフィン部を流れる一方、矢印Bで示すようにサイド冷媒通路8から下部タンク3内に流入した二相状態の冷媒は、各部のチューブ1内(冷媒流路)を鉛直上向きと鉛直方向下向きとに流れの方向を変えながら順次流れる間に前記空気と熱交換して蒸発する。そして、最も下流部Cでは、二相状態の冷媒が、下部タンク3から各チューブ1に分配されて鉛直上向きに流れ、ここで更に蒸発して過熱蒸気となり、上部タンク2内に流入した後、外部に流出する。なお、二相状態の冷媒が下部のタンクから複数の扁平チューブに分配されて鉛直上向きに流れる構成を有する蒸発器の例としては、特許文献2に記載のものもある。
特開2003−207229号公報 特開2001−74388号公報
しかしながら、上記従来の蒸発器では、冷媒が鉛直上向きに流れる部分うち、特にガス冷媒の割合が多くなる下流部Cでは、各チューブ1に分配されるガス冷媒と液冷媒の割合が不均等となるため、熱交換効率が低下する。
即ち、図11に基づいて説明すると、下流部Cにおける下部タンク3の冷媒流路8では、ここに流入した二相状態の冷媒(ガス冷媒10Aと液冷媒B)が相互の密度差により、液冷媒10Bが下になってガス冷媒10B(粒状の液冷媒10Cも含まれる)が上になった状態で分離して、冷媒流路12の奥側(冷媒流通方向下流側)に液冷媒10Bが大きく偏在した状態になり易い。このため、冷媒流路12の手前側(冷媒流通方向上流側)に位置するチューブ1に分配される液冷媒量は比較的少なくなって、冷媒流路12の奥側に位置するチューブ1ほど分配される液冷媒量が多くなり、各チューブ1に分配されるガス冷媒と液冷媒の割合が不均等になってしまう。
従って本発明は上記の事情に鑑み、下部のタンクから各チューブに分配されるガス冷媒と液冷媒の割合を均等にすることができる構成の熱交換器(蒸発器)を提供することを課題とする。
上記課題を解決する第1発明の熱交換器は、上下方向に沿う冷媒流路が内部に形成された複数のチューブを備えるとともに前記複数のチューブの少なくとも下端部には水平方向に沿う冷媒流路が内部に形成されたタンクを備えており、前記タンク内に流入した二相状態の冷媒が、前記タンク内の冷媒流路を水平方向に流れるとともに前記タンクから前記複数のチューブに分配されて前記複数のチューブの冷媒流路を鉛直上向きに流れる構成を有する熱交換器において、
下側に前記冷媒をせき止める堰部を有し、且つ、上側に前記冷媒を通過させる開口を有する冷媒分配調整板を、前記タンク内の冷媒流路の途中に設けたことを特徴する。
また、第2発明の熱交換器は、第1発明の熱交換器において、
前記冷媒分配調整板は、前記タンクの冷媒流路の途中の複数箇所に設けたことを特徴とする。
また、第3発明の熱交換器は、第1又は第2発明の熱交換器において、
前記冷媒分配調整板の開口は、複数の小さな開口が水平方向、又は、水平方向及び上下方向に分布した構成であることを特徴とする。
また、第4発明の熱交換器は、第1又は第3発明の熱交換器において、
前記冷媒分配調整板を前記タンクの冷媒流路の途中の複数箇所に設け、且つ、これら複数の冷媒分配調整板は、冷媒流通方向上流側に位置する冷媒分配調整板の開口の開口率よりも、冷媒流通方向下流側に位置する冷媒分配調整板の開口の開口率を小さくしたことを特徴とする。
第1発明の熱交換器によれば、下側に冷媒をせき止める堰部を有し、且つ、上側に冷媒を通過させる開口を有する冷媒分配調整板を、タンク内の冷媒流路の途中に設けたことにより、ガス冷媒と液冷媒が分離して液冷媒が下側になっても、この液冷媒の一部が、冷媒分配調整板の下側の堰部に堰き止められ、更には冷媒分配調整板の上側の開口以外の部分でもガス冷媒中に混在する液冷媒が堰き止められるため、従来に比べて液冷媒が冷媒流路の奥側(冷媒流通方向下流側)に偏在することが少なくなり、下部タンクから各チューブに分配されるガス冷媒と液冷媒の割合を均等にすることができる。
また、第2発明の熱交換器によれば、冷媒分配調整板を、タンクの冷媒流路の途中の複数箇所に設けたため、冷媒流路全体の冷媒液位をより均等に上げることができて、より一層下部タンクから各チューブに分配されるガス冷媒と液冷媒の割合を均等にすることができる。
また、第3発明の熱交換器によれば、冷媒分配調整板の開口は、複数の小さな開口が水平方向、又は、水平方向及び上下方向に分布した構成であるため、一箇所に比較的大きな開口を1つ設けた場合に比べて、冷媒分配調整板の上側の開口以外の部分においてガス冷媒中の液冷媒を堰き止める効果が大きく、且つ、ガス冷媒と液冷媒とが開口を通過する際の混合効果も大きいため、より一層下部タンクから各チューブに分配されるガス冷媒と液冷媒の割合を均等にすることができる。
また、第4発明の熱交換器によれば、冷媒分配調整板をタンクの冷媒流路の途中の複数箇所に設け、且つ、これら複数の冷媒分配調整板は、冷媒流通方向上流側に位置する冷媒分配調整板の開口の開口率よりも、冷媒流通方向下流側に位置する冷媒分配調整板の開口の開口率を小さくしたため、液冷媒が少なくなる冷媒流通方向下流側においても、より効率的に液冷媒を堰き止めることができるため、より一層下部タンクから各チューブに分配されるガス冷媒と液冷媒の割合を均等にすることができる。
以下、本発明の実施の形態例を図面に基づき詳細に説明する。なお、以下に説明する熱交換器は空気調和機の熱交換器として使用されるものであり、車両用空調装置などの蒸発器としてのみ使用される熱交換器であってもよく、冷媒の流れ方向を切り替えることで蒸発器として機能する場合と凝縮器として機能する場合とがある熱交換器であってもよい。
<実施の形態例1>
図1(a)は本発明の実施の形態例に係る熱交換器の構成を一部破断して示す正面図、図1(b)は前記熱交換器の構成を一部破断して示す上面図、図1(c)は前記熱交換器の構成を一部破断して示す下面図、図2は前記熱交換器が用いられる空気調和機の冷媒循環回路の概要図、図3(a)は前記熱交換器に用いられる複数の扁平チューブのうちの1本の扁平チューブを分解して示す正面図、図3(b)は前記1体の扁平チューブの構成を示す正面図、図3(c)は前記扁平チューブを構成するプレートの上部タンク部を示す側面図、図3(d)は前記プレートの下部タンク部を示す側面図である。
また、図4は前記熱交換器における冷媒の流れ方向を示す説明図、図5(a)は開口が形成された前記扁平チューブの下部タンク部の構成を示す側面図、図5(b)及び図5(c)は前記熱交換器における下部タンク内の冷媒流路に設けた冷媒分配調整板の構成を示す側面図、図6は前記熱交換器の下流部の下部タンク内における冷媒の流動状態を示す説明図である。
また、図7(a)は他の開口形状の例を示す側面図、図7(b),図7(c)及び図7(d)は他の冷媒分配調整板の例を示す側面図、図8(a)は本発明の実施の形態例に係る他の熱交換器の構成を一部破断して示す正面図、図8(b)は前記他の熱交換器に用いられる複数の扁平チューブのうちの1本の扁平チューブの構成を拡大して示す断面斜視図である。
図1に示すように、本実施の形態例の熱交換器20は複数の扁平状のチューブ21と、コルゲートフィン(波形状のフィン)である複数のアウターフィン22とを、交互に積層してなる積層型のものであり、チューブ21の上端部には上部タンク23が一体に設けられ、チューブ21の下端部には下部タンク24が一体に設けられている。また、下部タンク24の冷媒流通方向上流側の端部には冷媒流入管25が接続され、上部タンク23の冷媒流通方向下流側の端部には冷媒流出管26が接続されている。従って、冷媒は、冷媒流入管25を介して下部タンク24内に流入する一方、上部タンク23内から冷媒流出管26を介して流出される。
詳細は後述するが、熱交換器20の各チューブ21内には上下方向に沿う冷媒流路が形成されており、これらの冷媒流路を冷媒が、矢印Dように鉛直上向きながれたり、鉛直下向きにながれたりする構成となっている。一方、各チューブ21の外側には、各チューブ21と各コルゲートフィン22とによって空気流路27が構成されており、図示しないファンによって送風された空気が、これらの空気流路27を矢印Eのように水平方向に流通する構成となっている。従って、本熱交換器20が蒸発器として機能する場合、各チューブ21の冷媒流路を流れる冷媒と、各空気流路27を流れる空気とがチューブ21及びアウターフィン22を介して熱交換をすることにより、冷媒は加熱されて蒸発し(ガス冷媒となり)、空気は冷却される。
ここで図2に基づいて本熱交換器20が使用される空気調和機の冷媒循環回路の概要について説明すると、熱交換器20が蒸発器として機能する場合(冷房運転の場合)、圧縮機41で圧縮されて高温高圧となったガス冷媒が、熱交換器(凝縮器)42に送給され、ここで空気との熱交換により凝縮されて液冷媒となり、この液冷媒が膨張弁43で減圧されて二相状態の冷媒となる。そして、この二相状態の冷媒が熱交換器(蒸発器)20に流入し、ここで空気との熱交換によってガス冷媒となり、このガス冷媒が熱交換器(蒸発器)20から流出されて圧縮機41へと戻される。
熱交換器20の各チューブ21は、それぞれ図3(a)に示すようにプレス加工された2枚のプレート28を、コルゲートフィンであるインナーフィン39を間に挟んだ状態で互いに対向させて接合することにより、図3(b)に示すような1体のチューブ21として形成されたものである。このとき、チューブ21内には、前記プレス加工で形成された2枚のプレート2の内面側(対向面側)の凹部28a同士が対向して上下方向に沿う冷媒流路29が形成される。
また、図3(a)〜図3(d)に示すように各プレート28の上端部と下端部には前記プレス加工によって下部タンク部28bと上部タンク部28cとがそれぞれ形成されている。上部タンク部28bには開口28dが形成されており、この開口28dは上側が円弧状である一方、下側が上側に比べて平坦な形状となっている。下部タンク部28cには開口28eが形成されており、この開口28eは下側が円弧状である一方、上側が下側に比べて平坦な形状となっている。
従って、図1に示すように、上部タンク23はプレート28の上部タンク部28bが多数積層されて一体的に形成されたものであり、上部タンク23内にはプレート28の開口28dが積層されて連続することにより水平方向に沿った冷媒流路30が形成されている。下部タンク24はプレート28の上部タンク部28cが多数積層されて一体的に形成されたものであり、上部タンク24内にはプレート28の開口28eが積層されて連続することにより水平方向に沿った冷媒流路31が形成されている。
また、上部タンク23内の冷媒流路30の途中には、冷媒流路30を塞いで冷媒を堰き止める第1の仕切板32が設けられ、下部タンク24内の冷媒流路31の途中には、冷媒流路31を塞いで冷媒をせき止める第2の仕切板33が設けられている。仕切板32は冷媒流通方向(矢印F方向)の下流側寄りに配置され、仕切板33は冷媒流通方向の上流側寄りに配置されている。従って、これらの仕切板32,33の位置を境にして本熱交換器20は、上流部Iと 中流部IIと 下流部IIIとに分けられている。
仕切板32は、当該仕切板設置部分に位置するチューブ21を構成するプレート28の上部タンク部28bを、穴(開口28d)は開けずに塞がったままの状態とすることによって、設けられたものである。同様に仕切板33は、当該仕切板設置部分に位置するチューブ21を構成するプレート28の下部タンク部28cを、穴(開口28e)は開けずに塞がったままの状態とすることによって、設けられたものである。なお、これに限らず、仕切板32,33はプレート28(タンク部28b,28c)とは別体のものであってもよい。
仕切板32,33によって熱交換器20を上流部I、中流部II、下流部IIIに分けられた熱交換器20では、冷媒が図4のように流れる。即ち、熱交換器20の上流部Iでは下部タンク24から各チューブ21に分配された冷媒が、各チューブ21の冷媒流路29を矢印D1のように鉛直上向きに流れて上部タンク23に流入し、熱交換器20の中流部IIでは上部タンク23から各チューブ21に分配された冷媒が、各チューブ21の冷媒流路29を矢印D2のように鉛直下向きに流れて下部タンク24に流入し、熱交換器20の下流部IIIでは下部タンク24から各チューブ21に分配された冷媒が、各チューブ21の冷媒流路29を矢印D3のように鉛直上向きに流れて上部タンク23に流入する。
このとき、上流部Iで下部タンク24に流入する冷媒はガス冷媒の質量割合xが例えば0.3、中流部IIで上部タンク23に流入する冷媒はガス冷媒の質量割合xが例えば0.5、そして下流部IIIで下部タンク24に流入する冷媒はガス冷媒の質量割合xが例えば0.7であり、下流部IIIで上部タンク23から流出する冷媒は質量割合xが1である。
そして、図1及び図4に示すように本実施の形態例では、下流部IIIにおける下部タンク24の冷媒流路31の途中に第1の冷媒分配調整板34と、第2の冷媒分配調整板35とが設けられている。下流部IIIの冷媒流路31において、冷媒分配調整板34は冷媒流通方向の上流側寄りに配置され、冷媒分配調整板35は冷媒流通方向の下流側寄りに配置されている。
詳細は後述するが、冷媒分配調整板34は、当該調整板設置部分に位置するチューブ21を構成するプレート28の下部タンク部28cを、単に穴(通常の開口28d)を開けるのではなく、穴の開け方に工夫を施すことによって冷媒分配調整板としたものであり、同様に冷媒分配調整板35は、当該調整板設置部分に位置するチューブ21を構成するプレート28の下部タンク部28cを、単に穴(通常の開口28d)を開けるのではなく、穴の開け方に工夫を施すことによって冷媒分配調整板としたものである。なお、これに限らず、冷媒分配調整板34,35はプレート28(下部タンク部28c)とは別体のものであってもよい。
図5(a)に示すように通常のプレート28の下部タンク部28cには、前述のように冷媒流路30を構成するための大きな開口28eが形成されている。これに対して、各調整板設置部分に位置するプレート28の下部タンク部28cには、図5(b)及び図5(b)に示すような冷媒分配調整板34,35がそれぞれ形成されている。
冷媒分配調整板34は、下側に冷媒を堰き止める堰部34aを有し、且つ、上側(通常の開口28e(冷媒流路31の横断面)における上下方向の中央部や、同中央部よりも上の部分)に冷媒を通過させる8つの大きさの異なる小さな開口34b,34cを有している。これらの開口34b,34cは矢印Gで示す上下方向(冷媒流路31の高さ方向)及び水平方向(冷媒流路31の幅方向)に分布している。この冷媒分配調整板34の開口率、即ち、通常の開口28eの面積と開口34b,34cの合計面積との比は例えば30%とする。
冷媒分配調整板35は、下側に冷媒を堰き止める堰部35aを有し、且つ、上側に冷媒を通過させる4つの大きさの異なる小さな開口35b,35cを有している。これらの開口35b,35cも、矢印Gで示す上下方向(冷媒流路31の高さ方向)及び水平方向(冷媒流路31の幅方向)に分布している。この冷媒分配調整板35の開口率、即ち、通常の開口28eの面積と開口34b,34cの合計面積との比は、上記冷媒分配調整板34の開口率よりも小さくする(例えば15%とする)。
即ち、冷媒流通方向上流側に位置する冷媒分配調整板34の開口34b,34cの開口率よりも、冷媒流通方向下流側に位置する冷媒分配調整板35の開口35b,35cの開口率を小さくしている。
以上のように、本実施の形態例の熱交換器20によれば、下側に冷媒をせき止める堰部34a,35aを有し、且つ、上側に冷媒を通過させる開口34b,34c,35b,35cを有する冷媒分配調整板34を、下流部IIIにおける下部タンク24内の冷媒流路31の途中に設けたことにより、ガス冷媒と液冷媒が分離して液冷媒が下側になっても、この液冷媒の一部が、冷媒分配調整板34,35の下側の堰部34a,35aに堰き止められるため、従来に比べて液冷媒40Bが冷媒流路31の奥側(冷媒流通方向下流側)に偏在することが少なくなる。更には冷媒分配調整板34,35の上側の開口34b,34c,35b,35c以外の部分でも、ガス冷媒中に混在する液冷媒が堰き止められる。従って、これらのことから下流部IIIにおいて、下部タンク24から各チューブ21に分配されるガス冷媒と液冷媒の割合を、均等にすることができる。
つまり、図6に示すように、下流部IIIにおける下部タンク24の冷媒流路31に流入した二相状態の冷媒(ガス冷媒40Aと液冷媒40B)が相互の密度差により、液冷媒40Bが下になってガス冷媒40B(粒状の液冷媒40Cも含まれる)が上になった状態で分離しても、冷媒流路31の途中に設けた冷媒分配調整板34,35の下側の堰部34a,35aによって、液冷媒40Bの一部を、それぞれ堰き止めることができる。
このため、冷媒分配調整板34,35の手前側(冷媒流通方向上流側)の液冷媒40Bの液位が上がって、液冷媒40Bが冷媒流路31の奥側に大きく偏在した状態になるのを防止することができる。特に本実施の形態例では冷媒分配調整板を1枚ではなく、冷媒分配調整板34と冷媒分配調整板35の2枚設けたため、冷媒流路31全体の冷媒液位を、より均等に上げることができる。また、冷媒分配調整板34,35の上側の開口34b,34c,35b,35c以外の部分でも、ガス冷媒40A中に混在する粒状の液冷媒40Cの一部を、堰き止めることができる。
従って、ガス冷媒40Aの割合が多い下流部IIIにおいても、下部タンク24から各チューブ21に分配されるガス冷媒と液冷媒の割合を均等にすることができる。
また、本実施の形態例の熱交換器20では、冷媒分配調整板34,35の開口が、複数の小さな開口34b,34c,35b,35cを水平方向及び上下方向に分布した構成であるため、比較的大きな開口を1つ設けた場合(図7(b)参照)に比べ、冷媒分配調整板34,35の上側の開口34b,34c,35b,35c以外の部分において、ガス冷媒40A中に混在する液冷媒40Cを堰き止める効果が大きい。しかも、ガス冷媒40Aと液冷媒40Bとが開口を通過する際の混合効果も、1つだけ設けた比較的大きな開口を冷媒が通過する場合に比べて、複数の小さな開口34b,34c,35b,35cを零倍が通過する場合のほうが大きい。このため、より一層下部タンク24から各チューブ21に分配されるガス冷媒と液冷媒の割合を均等にすることができる。
また、本実施の形態例の熱交換器20では、冷媒分配調整板34,35を下部タンク24の冷媒流路31の途中の2箇所に設け、且つ、これらの冷媒分配調整板34,35は、冷媒流通方向上流側に位置する冷媒分配調整板34の開口34b,34cの開口率よりも、冷媒流通方向下流側に位置する冷媒分配調整板35の開口35b,35cの開口率を小さくしたため、液冷媒40B,40Cが少なくなる冷媒流通方向下流側においても、より効率的に液冷媒40B,40Cを堰き止めることができる。このため、より一層下部タンク24から各チューブ21に分配されるガス冷媒と液冷媒の割合を均等にすることができる。
なお、下流部IIIの冷媒流路31に設ける冷媒分配調整板の枚数は、図示例のように2枚に限定するものではなく、3枚以上であってもよい。3枚以上の冷媒分配調整板を設ける場合にも、冷媒流通方向上流側に位置する冷媒分配調整板の開口の開口率よりも、冷媒流通方向下流側に位置する冷媒分配調整板の開口の開口率を小さくすることが望ましい。
また、冷媒分配調整板を設ける場所としては、ガス冷媒の割合が大きい下流部IIIの冷媒流路31が効果的であるが、必ずしもこれに限定するものではなく、上流部Iの冷媒流路31にも、冷媒分配調整板を設けるようにしてもよい。
また、下部タンク24の冷媒流路31を構成するためにプレート28の下部タンク部28cに設ける開口28eの形状(即ち冷媒流路31の横断面形状)としては、図4及び図5に示すような形状に必ずしも限定するものではなく、例えば図7(a)に示すような楕円形状でもよく、或いは円形状や矩形状などでもよい。そして、これらの開口形状(冷媒流路の横断面形状)応じて、適宜、冷媒分配調整板を構成すればよい。
例えば図7(a)のようにプレート28の下部タンク部28cに楕円形状の通常の開口28eを設ける場合には、冷媒分配調整板を、例えば図7(b)〜図7(d)に例示するよう構成とする。
図7(b)に示す冷媒分配調整板51は、下側に冷媒を堰き止める堰部51aを有し、且つ、上側に冷媒を通過させる1つの開口51bを有する構成のものである。図7(c)に示す冷媒分配調整板52は、下側に冷媒を堰き止める堰部52aを有し、且つ、上側に冷媒を通過させる4つの小さな開口52bを有する構成のものである。これら4つの開口52bは、上下方向及び水平方向に分布している。図7(d)に示す冷媒分配調整板53は、下側に冷媒を堰き止める堰部53aを有し、且つ、上側に冷媒を通過させる2つの大きさの異なる開口53b,53cを有している。大きいほうの開口53bは空気流通方向(矢印E方向)の上流側寄りに設けられ、小さいほうの開口53cは空気流通方向の下流側寄りに設けられている。逆に、必要に応じて、大きいほうの開口53bを空気流通方向の上下流側寄りに設け、小さいほうの開口53cを空気流通方向の上流側寄りに設けるようにしてもよい。
また、上記では2枚のプレート28を接合してチューブ21を形成し、且つ、チューブ21(プレート28)と上下のタンク23,24(タンク部28b,28c)とが一体の構成である熱交換器20を例に挙げて、本発明の実施例を説明したが、本発明はこれに限定するものではなく、各種構成の熱交換器に適用することができる。即ち、本発明は、上下方向に沿う冷媒流路が内部に形成された複数のチューブを備えるとともに前記複数のチューブの少なくとも下端部には水平方向に沿う冷媒流路が内部に形成されたタンクを備えており、前記タンク内に流入した二相状態の冷媒が、前記タンク内の冷媒流路を水平方向に流れるとともに前記タンクから前記複数のチューブに分配されて前記複数のチューブの冷媒流路を鉛直上向きに流れる構成を有する熱交換器であれば、適用することができる。
例えば、本発明は図8に例示するような熱交換器(蒸発器)60にも、適用することができる。図8(a)及び図8(b)に示すように、本熱交換器60は押し出し成形された複数の扁平状のチューブ61と、コルゲートフィン(波形状のフィン)である複数のアウターフィン62とを、交互に積層してなる積層型のものであり、チューブ61の上端部にはロウ付けによって接合された上部タンク63が設けられ、チューブ61の下端部にはロウ付けによって接合された下部タンク64が設けられている。チューブ61内には複数の冷媒流路68が、上下方向(矢印H方向)に沿って形成されている。
また、上部タンク63内の冷媒流路70の途中には、冷媒流路70を塞いで冷媒を堰き止める第1の仕切板65が設けられ、下部タンク64内の冷媒流路71の途中には、冷媒流路71を塞いで冷媒をせき止める第2の仕切板(図示省略)が設けられている。第1の仕切板65は冷媒流通方向(矢印J方向)の下流側寄りに配置され、第2の仕切板は冷媒流通方向の上流側寄りに配置されている。従って、これらの仕切板の位置を境にして本熱交換器60は、上流部I(図示省略)と、中流部II(図示省略)と、下流部IIIとに分けられている(図4参照)。従って、上流部Iでは冷媒がチューブ61の冷媒流路68を鉛直上向きに流れ、中流部IIでは冷媒がチューブ61の冷媒流路68を鉛直下向きに流れ、下流部IIIでは冷媒がチューブ61の冷媒流路68を鉛直上向きに流れる(図4参照)。
そして、下流部IIIにおける下部タンク64の冷媒流路71の途中には、第1の冷媒分配調整板66と、第2の冷媒分配調整板67とが設けられている。下流部IIIの冷媒流路61において、冷媒分配調整板66は冷媒流通方向(矢印J方向)の上流側寄りに配置され、冷媒分配調整板67は冷媒流通方向の下流側寄りに配置されている。冷媒分配調整板66は、下側に冷媒を堰き止める堰部66aを有し、且つ、上側に冷媒を通過させる開口66bを有している。冷媒分配調整板67は、下側に冷媒を堰き止める堰部67aを有し、且つ、上側に冷媒を通過させる開口67bを有している。
この場合にも、開口66b,67bは小さなものを複数個設けて、水平方向や上下方向に分布させることが望ましい。また、冷媒流通方向上流側に位置する冷媒分配調整板66の開口66bの開口率よりも、冷媒流通方向下流側に位置する冷媒分配調整板67の開口67bの開口率を小さくすることが望ましい(図5,図7参照)。
本熱交換器60においても、上記熱交換器20と同様の作用効果が得られる。
即ち、本熱交換器60によれば、下流部IIIにおける下部タンク24の冷媒流路71に冷媒分配調整板66,67を設けたことにより、ガス冷媒と液冷媒が分離して液冷媒が下側になっても、この液冷媒の一部が、冷媒分配調整板66,67の下側の堰部66a,67aに堰き止められるため、従来に比べて液冷媒が冷媒流路71の奥側(冷媒流通方向下流側)に偏在することが少なくなる。更には冷媒分配調整板66,67の上側の開口66b,67b以外の部分でも、ガス冷媒中に混在する液冷媒が堰き止められる。従って、これらのことから下流部IIIにおいて、下部タンク64から各チューブ61に分配されるガス冷媒と液冷媒の割合を、均等にすることができる。
また、開口66b,67bとして小さな開口を複数個設けて、水平方向や上下方向に分布させ場合や、冷媒流通方向上流側に位置する冷媒分配調整板66の開口66bの開口率よりも、冷媒流通方向下流側に位置する冷媒分配調整板67の開口67bの開口率を小さくした場合の効果についても、上記熱交換器20の場合と同様であり、より一層、下部タンク64から各チューブ61に分配されるガス冷媒と液冷媒の割合を均等にすることができる。
本発明は熱交換器に関するものであり、空気調和機に用いられる熱交換器であって、車両用空調装置などの蒸発器としてのみ使用される熱交換器や、冷媒の流れ方向を切り替えることで蒸発器として機能する場合と凝縮器として機能する場合とがある熱交換器にも適用することができる。
(a)は本発明の実施の形態例に係る熱交換器の構成を一部破断して示す正面図、(b)は前記熱交換器の構成を一部破断して示す上面図、(c)は前記熱交換器の構成を一部破断して示す下面図である。 前記熱交換器が用いられる空気調和機の冷媒循環回路の概要図である。 (a)は前記熱交換器に用いられる複数の扁平チューブのうちの1本の扁平チューブを分解して示す正面図、(b)は前記1本の扁平チューブの構成を示す正面図、(c)は前記扁平チューブを構成するプレートの上部タンク部を示す側面図、(d)は前記プレートの下部タンク部を示す側面図である。 前記熱交換器における冷媒の流れ方向を示す説明図である。 (a)は開口が形成された前記扁平チューブの下部タンク部の構成を示す側面図、図(b)及び(c)は前記熱交換器における下部タンク内の冷媒流路に設けた冷媒分配調整板の構成を示す側面図である。 前記熱交換器の下流部の下部タンク内における冷媒の流動状態を示す説明図である。 (a)は他の開口形状の例を示す側面図、(b),(c)及び(d)は他の冷媒分配調整板の例を示す側面図である。 (a)は本発明の実施の形態例に係る他の熱交換器の構成を一部破断して示す正面図、(b)は前記他の熱交換器に用いられる複数の扁平チューブのうちの1本の扁平チューブの構成を拡大して示す断面斜視図である。 従来の蒸発器の冷媒流路構成を示す斜視図である。 前記蒸発器に用いられる複数の扁平チューブのうちの1本を分解して示す斜視図である。 前記蒸発器の下流部の下部タンク内における冷媒の流動状態を示す説明図である。
符号の説明
20 熱交換器
21 チューブ
22 アウターフィン
23 上部タンク
24 下部タンク
25 冷媒流入管
26 冷媒流出管
27 空気流路
28 プレート
28a 凹部
28b 上部タンク部
28c 下部タンク部
28d,28e 開口
29,30,31 冷媒流路
32,33 仕切板
34 冷媒分配調整板
34a 堰部
34b,34c 開口
35 冷媒分配調整板
35a 堰部
35b,35c 開口
39 インナーフィン
40 冷媒
40A ガス冷媒
40B,40C 液冷媒
41 圧縮機
42 熱交換器
43 膨張弁
51 冷媒分配調整板
51a 堰部
51b 開口
52 冷媒分配調整板
52a 堰部
52b 開口
53 冷媒分配調整板
53a 堰部
52b,52c 開口
60 熱交換器
61 チューブ
62 アウターフィン
63 上部タンク
64 下部タンク
65 仕切板
66 冷媒分配調整板
66a 堰部
66b 開口
67 冷媒分配調整板
67a 堰部
67b 開口
68 冷媒流路
69 空気流路
70,71 冷媒流路

Claims (4)

  1. 上下方向に沿う冷媒流路が内部に形成された複数のチューブを備えるとともに前記複数のチューブの少なくとも下端部には水平方向に沿う冷媒流路が内部に形成されたタンクを備えており、前記タンク内に流入した二相状態の冷媒が、前記タンク内の冷媒流路を水平方向に流れるとともに前記タンクから前記複数のチューブに分配されて前記複数のチューブの冷媒流路を鉛直上向きに流れる構成を有する熱交換器において、
    下側に前記冷媒をせき止める堰部を有し、且つ、上側に前記冷媒を通過させる開口を有する冷媒分配調整板を、前記タンク内の冷媒流路の途中に設けたことを特徴する熱交換器。
  2. 請求項1に記載の熱交換器において、
    前記冷媒分配調整板は、前記タンクの冷媒流路の途中の複数箇所に設けたことを特徴とする熱交換器。
  3. 請求項1又は2に記載の熱交換器において、
    前記冷媒分配調整板の開口は、複数の小さな開口が水平方向、又は、水平方向及び上下方向に分布した構成であることを特徴とする熱交換器。
  4. 請求項1又は3に記載の熱交換器において、
    前記冷媒分配調整板を前記タンクの冷媒流路の途中の複数箇所に設け、且つ、これら複数の冷媒分配調整板は、冷媒流通方向上流側に位置する冷媒分配調整板の開口の開口率よりも、冷媒流通方向下流側に位置する冷媒分配調整板の開口の開口率を小さくしたことを特徴とする熱交換器。
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