JPH10325646A - 熱交換器 - Google Patents
熱交換器Info
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- JPH10325646A JPH10325646A JP13674397A JP13674397A JPH10325646A JP H10325646 A JPH10325646 A JP H10325646A JP 13674397 A JP13674397 A JP 13674397A JP 13674397 A JP13674397 A JP 13674397A JP H10325646 A JPH10325646 A JP H10325646A
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- Japan
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- refrigerant
- tank
- heat exchanger
- tubes
- plate
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28D—HEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
- F28D1/00—Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators
- F28D1/02—Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid
- F28D1/03—Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with plate-like or laminated conduits
- F28D1/0308—Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with plate-like or laminated conduits the conduits being formed by paired plates touching each other
- F28D1/0325—Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with plate-like or laminated conduits the conduits being formed by paired plates touching each other the plates having lateral openings therein for circulation of the heat-exchange medium from one conduit to another
- F28D1/0333—Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with plate-like or laminated conduits the conduits being formed by paired plates touching each other the plates having lateral openings therein for circulation of the heat-exchange medium from one conduit to another the plates having integrated connecting members
- F28D1/0341—Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with plate-like or laminated conduits the conduits being formed by paired plates touching each other the plates having lateral openings therein for circulation of the heat-exchange medium from one conduit to another the plates having integrated connecting members with U-flow or serpentine-flow inside the conduits
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、冷媒液と冷媒ガスがミキシングさ
れ、均一化され、冷媒液が出口側チューブに偏って流れ
ることを阻止でき、各チューブ4に冷媒二相流を均等に
分配することが可能な熱交換器を提供することを目的と
する。 【解決手段】 (A)複数本のチューブ4と、チューブ
4間に設けられたフィン3と、入ロヘッダ5と、出口ヘ
ッダ6と、前方側タンク7と、後方側タンク8と、仕切
板9と、第1調整板10とからなり、(B)前記第1調
整板10は、仕切板に複数の孔を設けることにより形成
し、(C)前記タンクには、1枚以上の第1調整板10
を設置し、(D)冷媒2は、入ロヘッダ5から前方側タ
ンク7内に入り、仕切板9で仕切られるまでの複数本の
チューブ4内に分配され、Uターンし、後方側タンク8
内で合流し、第1調整板10により冷媒液12と冷媒ガ
ス13がミキシングされ、出口ヘッダ6から流出するこ
とを特徴とする。
れ、均一化され、冷媒液が出口側チューブに偏って流れ
ることを阻止でき、各チューブ4に冷媒二相流を均等に
分配することが可能な熱交換器を提供することを目的と
する。 【解決手段】 (A)複数本のチューブ4と、チューブ
4間に設けられたフィン3と、入ロヘッダ5と、出口ヘ
ッダ6と、前方側タンク7と、後方側タンク8と、仕切
板9と、第1調整板10とからなり、(B)前記第1調
整板10は、仕切板に複数の孔を設けることにより形成
し、(C)前記タンクには、1枚以上の第1調整板10
を設置し、(D)冷媒2は、入ロヘッダ5から前方側タ
ンク7内に入り、仕切板9で仕切られるまでの複数本の
チューブ4内に分配され、Uターンし、後方側タンク8
内で合流し、第1調整板10により冷媒液12と冷媒ガ
ス13がミキシングされ、出口ヘッダ6から流出するこ
とを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカーエアコン等に用
いられる熱交換器に関する。
いられる熱交換器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術を図12〜図19に示す。図
12は従来の熱交換器の斜視図。図13は図12の熱交
換器を分割し、冷媒の流れを示した斜視図。
12は従来の熱交換器の斜視図。図13は図12の熱交
換器を分割し、冷媒の流れを示した斜視図。
【0003】図14は従来例の冷媒の流し方を示した
図。図15は仕切板の挿入位置と枚数による冷媒の分配
方法を示す図(1)。図16は仕切板の挿入位置と枚数
による冷媒の分配方法を示す図(2)。
図。図15は仕切板の挿入位置と枚数による冷媒の分配
方法を示す図(1)。図16は仕切板の挿入位置と枚数
による冷媒の分配方法を示す図(2)。
【0004】図17は気液二相状態となっている場合の
冷媒の流れを示す図。図18はタンク内に絞り孔を形成
した場合の冷媒の流れを示す図(1)。図19はタンク
内に絞り孔を形成した場合の冷媒の流れを示す図(2)
である。 (1)図12、図13に示す熱交換器は、空気と冷媒と
の間で熱交換される熱交換器であり、一端側に前方側タ
ンク7、後方側タンク8の2つのタンク部を形成すると
ともに、前記タンク部の間から冷媒通路部を分割する突
条を持つように、2つの偏平な箱型のプレートを、開口
部が互いに対向する向きに接合して形成されたチューブ
4とフィン3とを交互に積層して形成される熱交換器で
ある。
冷媒の流れを示す図。図18はタンク内に絞り孔を形成
した場合の冷媒の流れを示す図(1)。図19はタンク
内に絞り孔を形成した場合の冷媒の流れを示す図(2)
である。 (1)図12、図13に示す熱交換器は、空気と冷媒と
の間で熱交換される熱交換器であり、一端側に前方側タ
ンク7、後方側タンク8の2つのタンク部を形成すると
ともに、前記タンク部の間から冷媒通路部を分割する突
条を持つように、2つの偏平な箱型のプレートを、開口
部が互いに対向する向きに接合して形成されたチューブ
4とフィン3とを交互に積層して形成される熱交換器で
ある。
【0005】この熱交換器においては、空気1がフィン
3の間を通り抜けるとともに、入ロヘッダ5から入った
冷媒2が前方側タンク7内で分配され、仕切板9までの
複数のチューブ4内を流れ、Uターンをし、後方側タン
ク8で集合した冷媒2が再度後方側タンク8内で分配さ
れ、チューブ内でUターンをし、この間に熱交換がなさ
れるとともに、前方側タンク7で集合した冷媒2が出口
ヘッダ6から流出する。
3の間を通り抜けるとともに、入ロヘッダ5から入った
冷媒2が前方側タンク7内で分配され、仕切板9までの
複数のチューブ4内を流れ、Uターンをし、後方側タン
ク8で集合した冷媒2が再度後方側タンク8内で分配さ
れ、チューブ内でUターンをし、この間に熱交換がなさ
れるとともに、前方側タンク7で集合した冷媒2が出口
ヘッダ6から流出する。
【0006】図14は、上記従来例の冷媒の流し方を示
したもの(タンク内での冷媒の流れを説明するための模
式的平面図)であり、タンク内に仕切板を入れることに
より、流路を分割し.複数本のチューブ4内に冷媒が流
れるようにしている。
したもの(タンク内での冷媒の流れを説明するための模
式的平面図)であり、タンク内に仕切板を入れることに
より、流路を分割し.複数本のチューブ4内に冷媒が流
れるようにしている。
【0007】従来の熱交換器は、上記のように構成され
ているため、仕切板の挿入位置と枚数により冷媒の分配
が決定され、図15、図16に示すように、仕切板9を
前方側タンク7と後方側タンク8内に、1枚ずつ挿入す
る方法もとられている。
ているため、仕切板の挿入位置と枚数により冷媒の分配
が決定され、図15、図16に示すように、仕切板9を
前方側タンク7と後方側タンク8内に、1枚ずつ挿入す
る方法もとられている。
【0008】図17はタンク内での冷媒の分配伏況を示
す図であるが、冷媒液12と冷媒ガス13を均一化する
手段がないため、流入側に近いチューブには冷媒ガス1
3が多く、流出側に近いチューブには冷媒液12が多く
流れることになり、冷媒流量は2aが非常に多く、2
b、2cは空気と熱交換するとすぐにガス化してしまう
程度しか流れない状況が生じやすい。
す図であるが、冷媒液12と冷媒ガス13を均一化する
手段がないため、流入側に近いチューブには冷媒ガス1
3が多く、流出側に近いチューブには冷媒液12が多く
流れることになり、冷媒流量は2aが非常に多く、2
b、2cは空気と熱交換するとすぐにガス化してしまう
程度しか流れない状況が生じやすい。
【0009】図18、図19(特開平5−231750
号の図1、図4に開示)に示す熱交換器には、冷媒蒸発
器のタンク内に長手方向に流れる冷媒の流通面積を減少
させる絞り孔を形成して、この絞り孔の形状を下方ほど
流通面積を小さく(例えば、逆三角形等)なるようにす
ることにより、流通面積の小さい下側部分を流れる冷媒
の流速を速くして均一な冷媒分配を行うようにしたもの
が開示されている。
号の図1、図4に開示)に示す熱交換器には、冷媒蒸発
器のタンク内に長手方向に流れる冷媒の流通面積を減少
させる絞り孔を形成して、この絞り孔の形状を下方ほど
流通面積を小さく(例えば、逆三角形等)なるようにす
ることにより、流通面積の小さい下側部分を流れる冷媒
の流速を速くして均一な冷媒分配を行うようにしたもの
が開示されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の技術に
は、次のような問題がある。 (1)図13、図14に示すように、仕切板の少ないタ
イプでは、冷媒側の流路抵抗は低く抑えることが可能で
あるが、図17に示す流れの状態図のように、気液二相
状態となっていると、冷媒が動圧の影響を受け、冷媒は
チューブ内に気液均等に流れなくなり、熱交換器内での
温度分布の不均一が大きくなることにより性能が低下す
る。
は、次のような問題がある。 (1)図13、図14に示すように、仕切板の少ないタ
イプでは、冷媒側の流路抵抗は低く抑えることが可能で
あるが、図17に示す流れの状態図のように、気液二相
状態となっていると、冷媒が動圧の影響を受け、冷媒は
チューブ内に気液均等に流れなくなり、熱交換器内での
温度分布の不均一が大きくなることにより性能が低下す
る。
【0011】また、冷媒が均等に流れなくなることによ
り、逆に冷媒側の流路抵抗が増大する。 (2)図15、図16に示すように、仕切板を多くする
と、管内側冷媒流速は増大し、熱伝達率は向上するが、
冷媒側の流路抵抗の増大により、性能が低下する。とい
う問題を生ずる。 (3)また、図18に示す熱交換器101は、絞り孔1
15が単一である上、形状が限定されており、更には、
タンク内の流れが図19に示すような単純な二相分離流
になっていない為、その開口面積、開口位置などによ
り、冷媒の圧力損失が増大していたり、熱交換器の効率
がそれ程上昇しないなどの問題がある。本発明は、これ
らの問題を解決することができる熱交換器を提供するこ
とを目的とする。
り、逆に冷媒側の流路抵抗が増大する。 (2)図15、図16に示すように、仕切板を多くする
と、管内側冷媒流速は増大し、熱伝達率は向上するが、
冷媒側の流路抵抗の増大により、性能が低下する。とい
う問題を生ずる。 (3)また、図18に示す熱交換器101は、絞り孔1
15が単一である上、形状が限定されており、更には、
タンク内の流れが図19に示すような単純な二相分離流
になっていない為、その開口面積、開口位置などによ
り、冷媒の圧力損失が増大していたり、熱交換器の効率
がそれ程上昇しないなどの問題がある。本発明は、これ
らの問題を解決することができる熱交換器を提供するこ
とを目的とする。
【0012】
(第1の手段)本発明に係る熱交換器は、(A)複数本
のチューブ4と、チューブ4間に設けられたフィン3
と、入ロヘッダ5と、出口ヘッダ6と、前方側タンク7
と、後方側タンク8と、仕切板9と、第1調整板10と
からなり、(B)前記第1調整板10は、仕切板に複数
の孔を設けることにより形成し、(C)前記タンクに
は、1枚以上の第1調整板10を設置し、(D)冷媒2
は、入ロヘッダ5から前方側タンク7内に入り、仕切板
9で仕切られるまでの複数本のチューブ4内に分配さ
れ、Uターンし、後方側タンク8内で合流し、第1調整
板10により冷媒液12と冷媒ガス13がミキシングさ
れ、出口ヘッダ6から流出することを特徴とする。 (第2の手段)本発明に係る熱交換器は、第1の手段に
おいて、第1調整板10の開口率を50〜90%とした
ことを特徴とする。 (第3の手段)本発明に係る熱交換器は、(A)複数本
のチューブ4と、チューブ4間に設けられたフィン3
と、入ロヘッダ5と、出口ヘッダ6と、前方側タンク7
と、後方側タンク8と、仕切板9と、調整板とからな
り、(B)前記調整板は、仕切板に複数の孔を設けるこ
とにより形成し、(C)前記タンク内には、開口率の異
なる多孔調整板を1枚以上設置し、該タンク出口側に行
くにつれ、多孔調整板の開口率が小さくなるようにし、
(D)冷媒2は、入ロヘッダ5から前方側タンク7内に
入り、仕切板9で仕切られるまでの複数本のチューブ4
内に分配され、Uターンし、後方側タンク8内で合流
し、調整板により冷媒液12と冷媒ガス13がミキシン
グされ、出口ヘッダ6から流出することを特徴とする。 (第4の手段)本発明に係る熱交換器は、第3の手段に
おいて、熱交換器のタンク内の出口側以外には、開口率
50〜90%の複数枚の第1調整板10を設置し、出口
側1〜2枚の調整板は、開口率を10〜25%とした第
2調整板11を設置したことを特徴とする。
のチューブ4と、チューブ4間に設けられたフィン3
と、入ロヘッダ5と、出口ヘッダ6と、前方側タンク7
と、後方側タンク8と、仕切板9と、第1調整板10と
からなり、(B)前記第1調整板10は、仕切板に複数
の孔を設けることにより形成し、(C)前記タンクに
は、1枚以上の第1調整板10を設置し、(D)冷媒2
は、入ロヘッダ5から前方側タンク7内に入り、仕切板
9で仕切られるまでの複数本のチューブ4内に分配さ
れ、Uターンし、後方側タンク8内で合流し、第1調整
板10により冷媒液12と冷媒ガス13がミキシングさ
れ、出口ヘッダ6から流出することを特徴とする。 (第2の手段)本発明に係る熱交換器は、第1の手段に
おいて、第1調整板10の開口率を50〜90%とした
ことを特徴とする。 (第3の手段)本発明に係る熱交換器は、(A)複数本
のチューブ4と、チューブ4間に設けられたフィン3
と、入ロヘッダ5と、出口ヘッダ6と、前方側タンク7
と、後方側タンク8と、仕切板9と、調整板とからな
り、(B)前記調整板は、仕切板に複数の孔を設けるこ
とにより形成し、(C)前記タンク内には、開口率の異
なる多孔調整板を1枚以上設置し、該タンク出口側に行
くにつれ、多孔調整板の開口率が小さくなるようにし、
(D)冷媒2は、入ロヘッダ5から前方側タンク7内に
入り、仕切板9で仕切られるまでの複数本のチューブ4
内に分配され、Uターンし、後方側タンク8内で合流
し、調整板により冷媒液12と冷媒ガス13がミキシン
グされ、出口ヘッダ6から流出することを特徴とする。 (第4の手段)本発明に係る熱交換器は、第3の手段に
おいて、熱交換器のタンク内の出口側以外には、開口率
50〜90%の複数枚の第1調整板10を設置し、出口
側1〜2枚の調整板は、開口率を10〜25%とした第
2調整板11を設置したことを特徴とする。
【0013】
(第1の実施の形態)本発明の第1の実施の形態を図1
〜図7に示す。図1は第1の実施の形態に係る蒸発器の
熱交換器を分割し、冷媒の流れを示した斜視図。
〜図7に示す。図1は第1の実施の形態に係る蒸発器の
熱交換器を分割し、冷媒の流れを示した斜視図。
【0014】図2は第1の実施の形態に係る熱交換器の
後方側タンク内に挿入する調整板の平面図。図3は第1
の実施の形態に係る熱交換器内の冷媒の流し方を示す斜
視図。
後方側タンク内に挿入する調整板の平面図。図3は第1
の実施の形態に係る熱交換器内の冷媒の流し方を示す斜
視図。
【0015】図4は第1の実施の形態に係る熱交換器の
タンク内での冷媒の流れを説明するための模式的平面
図。図5は第1の実施の形態に係る熱交換器のタンク内
での冷媒の分配状況を示す図。
タンク内での冷媒の流れを説明するための模式的平面
図。図5は第1の実施の形態に係る熱交換器のタンク内
での冷媒の分配状況を示す図。
【0016】図6は第1の実施の形態に係る熱交換器の
調整板の開口率に対する交換熱量の比率を示す図。図7
は第1の実施の形態に係る熱交換器の調整板の開口率に
対する冷媒流路抵抗の比率を示す図である。
調整板の開口率に対する交換熱量の比率を示す図。図7
は第1の実施の形態に係る熱交換器の調整板の開口率に
対する冷媒流路抵抗の比率を示す図である。
【0017】第1の実施の形態は、図1に示すように、
チューブ4と、チューブ4間に設けられたフィン3と、
入ロヘッダ5と、出口ヘッダ6と、前方側タンク7と、
後方側タンク8と、仕切板9と、第1調整板10とから
なる。そして、失印1は空気の流れ、矢印2は冷媒の流
れを示す。
チューブ4と、チューブ4間に設けられたフィン3と、
入ロヘッダ5と、出口ヘッダ6と、前方側タンク7と、
後方側タンク8と、仕切板9と、第1調整板10とから
なる。そして、失印1は空気の流れ、矢印2は冷媒の流
れを示す。
【0018】図2に示す第1調整板10は、仕切板に複
数の孔を設けたもので、開口率を50〜90%としてい
る。流路抵抗を低く抑えるため、仕切板は1枚とし、多
孔調整板を、図3、図4に示すように、後方側タンク8
内に1枚以上挿入することにより構成している。第1の
実施の形態の熱交換器は上記のよう構成されており.図
1、図3、図4に示すように、冷媒は入ロヘッダ5から
前方側タンク7内に入り、仕切板9で仕切られるまでの
複数本のチューブ4内に分配され、Uターンし、後方側
タンク8内で合流した冷媒が、第1調整板10により冷
媒液と冷媒ガスがミキシングされ、均一化されるととも
に、冷媒液が動圧の影響により出口側チューブに偏って
流れることを阻止できるため、各チューブ4に冷媒二相
流を均等に分配することが可能になる。
数の孔を設けたもので、開口率を50〜90%としてい
る。流路抵抗を低く抑えるため、仕切板は1枚とし、多
孔調整板を、図3、図4に示すように、後方側タンク8
内に1枚以上挿入することにより構成している。第1の
実施の形態の熱交換器は上記のよう構成されており.図
1、図3、図4に示すように、冷媒は入ロヘッダ5から
前方側タンク7内に入り、仕切板9で仕切られるまでの
複数本のチューブ4内に分配され、Uターンし、後方側
タンク8内で合流した冷媒が、第1調整板10により冷
媒液と冷媒ガスがミキシングされ、均一化されるととも
に、冷媒液が動圧の影響により出口側チューブに偏って
流れることを阻止できるため、各チューブ4に冷媒二相
流を均等に分配することが可能になる。
【0019】図5はタンク内での冷媒の分配状況を示す
図であるが、冷媒液12と冷媒ガス13が不均一な状態
で流入してきた場合でも、第1調整板10により、冷媒
液12と冷媒ガス13がミキシングされ、均一化される
とともに、第1調整板10の抵抗により、冷媒液12と
冷媒ガス13が均一化された状態での冷媒が各チューブ
4に分配されるようになり、冷媒流量2a、2b、2c
も均等になる。
図であるが、冷媒液12と冷媒ガス13が不均一な状態
で流入してきた場合でも、第1調整板10により、冷媒
液12と冷媒ガス13がミキシングされ、均一化される
とともに、第1調整板10の抵抗により、冷媒液12と
冷媒ガス13が均一化された状態での冷媒が各チューブ
4に分配されるようになり、冷媒流量2a、2b、2c
も均等になる。
【0020】冷媒側の流路抵抗を低減するためには、分
配するチューブの本数を多くする必要があるため、第1
調整板10の枚数は図5に示すように、チューブ1本に
対し1枚ずつ入れる必要は必ずしも無いが、第1調整板
10を複数挿入した方が出口側チューブに偏って流れる
ことの改善効果は大きくなる傾向にある。
配するチューブの本数を多くする必要があるため、第1
調整板10の枚数は図5に示すように、チューブ1本に
対し1枚ずつ入れる必要は必ずしも無いが、第1調整板
10を複数挿入した方が出口側チューブに偏って流れる
ことの改善効果は大きくなる傾向にある。
【0021】上記の結果、冷媒が第1調整板10により
ミキシングされて調整板10を通過する冷媒と、調整阪
10に当たり、その前の複数のチューブに流入する冷媒
が、気液均等に分配されるようになり、空気と冷媒の熱
交換が効率よく行われるため、熱交換器内の温度分布が
均一になり熱交換器の性能が向上できる。
ミキシングされて調整板10を通過する冷媒と、調整阪
10に当たり、その前の複数のチューブに流入する冷媒
が、気液均等に分配されるようになり、空気と冷媒の熱
交換が効率よく行われるため、熱交換器内の温度分布が
均一になり熱交換器の性能が向上できる。
【0022】図6、図7は多孔の第1調整板10のの開
口率に対する交換熱量、冷媒流路抵抗の比率を示す。開
口率100%で比率1.0の点Aが基準となる(図1
3、図14に示す従来品のポイントが基準1.0とな
る)。
口率に対する交換熱量、冷媒流路抵抗の比率を示す。開
口率100%で比率1.0の点Aが基準となる(図1
3、図14に示す従来品のポイントが基準1.0とな
る)。
【0023】開口率70%で調整板の枚数1枚のデータ
(点B)では、冷媒流路抵抗は従来品以下で、交換熱量
は従来品以上となることを確認した。また、チューブ本
数1ないし4本に対し、多孔の第1調整板10を1枚ず
つ挿入し、第1調整板10を複数枚挿入するようにして
冷媒分配の均等化を図った場合には、開口率50〜90
%の範囲で、冷媒流路抵抗は従来品以下で、交換熱量は
大幅に改善できることを確認した(ラインC)。
(点B)では、冷媒流路抵抗は従来品以下で、交換熱量
は従来品以上となることを確認した。また、チューブ本
数1ないし4本に対し、多孔の第1調整板10を1枚ず
つ挿入し、第1調整板10を複数枚挿入するようにして
冷媒分配の均等化を図った場合には、開口率50〜90
%の範囲で、冷媒流路抵抗は従来品以下で、交換熱量は
大幅に改善できることを確認した(ラインC)。
【0024】第1の実施の形態の特徴は、(1)熱交換
器のタンク内に多孔の調整板を1枚以上設置した点と、
(2)多孔の調整板の開口率を50〜90%とした点に
ある。 (第2の実施の形態)本発明の第2の実施の形態を図8
〜図11に示す。
器のタンク内に多孔の調整板を1枚以上設置した点と、
(2)多孔の調整板の開口率を50〜90%とした点に
ある。 (第2の実施の形態)本発明の第2の実施の形態を図8
〜図11に示す。
【0025】図8は第2の実施の形態に係る熱交換器の
後方側タンク8内に挿入する第2調整板11の平面図。
図9は第2の実施の形態に係る熱交換器の後方側タンク
8内での冷媒の流れ説明するための模式的平面図。
後方側タンク8内に挿入する第2調整板11の平面図。
図9は第2の実施の形態に係る熱交換器の後方側タンク
8内での冷媒の流れ説明するための模式的平面図。
【0026】図10は第2の実施の形態に係る熱交換器
に第1調整板10と第2調整板11を併用した場合の第
1調整板10の開口率に対する交換熱量の比率を示す
図。図11は第2の実施の形態に係る熱交換器に第1調
整板10と第2調整板11を併用した場合の第1調整板
10の開口率に対する冷媒流路抵抗の比率を示す図であ
る。
に第1調整板10と第2調整板11を併用した場合の第
1調整板10の開口率に対する交換熱量の比率を示す
図。図11は第2の実施の形態に係る熱交換器に第1調
整板10と第2調整板11を併用した場合の第1調整板
10の開口率に対する冷媒流路抵抗の比率を示す図であ
る。
【0027】本発明の第2の実施の形態の基本的な構成
は、第1の実施の形態と同様であるが、第1の実施の形
態では、開口率50〜90%の1種類の第1調整板10
を挿入していたのに対して、第2の実施の形態では、図
9に示すように、第1の実施の形態より調整板の開口率
を小さくし、開口率を10〜25%とした第2調整板1
1を冷媒出口側に1〜2枚、挿入することにより、第1
の実施の形態で説明した出口側のチューブに極端に偏る
冷媒の流れをさらに改善でき、第1の実施の形態以上に
熱交換器の性能改善を図ることができる。
は、第1の実施の形態と同様であるが、第1の実施の形
態では、開口率50〜90%の1種類の第1調整板10
を挿入していたのに対して、第2の実施の形態では、図
9に示すように、第1の実施の形態より調整板の開口率
を小さくし、開口率を10〜25%とした第2調整板1
1を冷媒出口側に1〜2枚、挿入することにより、第1
の実施の形態で説明した出口側のチューブに極端に偏る
冷媒の流れをさらに改善でき、第1の実施の形態以上に
熱交換器の性能改善を図ることができる。
【0028】図10、図11は、熱交換器をコンパクト
化した状態での、第2の実施の形態における第1調整板
10の開口率に対する交換熱量、冷媒流路抵抗の比率を
示すが、第1調整板10の開口率を50〜90%で冷媒
流路抵抗の低減効果、および交換熱量の向上の効果が、
第1の実施の形態以上となることを確認した(ライン
D)。
化した状態での、第2の実施の形態における第1調整板
10の開口率に対する交換熱量、冷媒流路抵抗の比率を
示すが、第1調整板10の開口率を50〜90%で冷媒
流路抵抗の低減効果、および交換熱量の向上の効果が、
第1の実施の形態以上となることを確認した(ライン
D)。
【0029】第2の実施の形態の特徴は、(1)熱交換
器のタンク内に、開口率の異なる多孔調整板を1枚以上
設置し、該タンク出口側に行くにつれ、多孔の調整板の
開口率が小さくなるようにした点と、(2)熱交換器の
タンク内に、開口率50〜90%の複数枚の多孔の調整
板を設置し、その設置した複数枚の多孔の調整板のう
ち、出口側1〜2枚の調整板の開口率を10〜25%と
した点である。
器のタンク内に、開口率の異なる多孔調整板を1枚以上
設置し、該タンク出口側に行くにつれ、多孔の調整板の
開口率が小さくなるようにした点と、(2)熱交換器の
タンク内に、開口率50〜90%の複数枚の多孔の調整
板を設置し、その設置した複数枚の多孔の調整板のう
ち、出口側1〜2枚の調整板の開口率を10〜25%と
した点である。
【0030】
【発明の効果】本発明は前述のように構成されているの
で、以下に記載するような効果を奏する。 (第1の実施の形態の熱交換器の効果) (1)図1、図3、図4に示すように、冷媒は入ロヘッ
ダ5から前方側タンク7内に入り、仕切板9で仕切られ
るまでの複数本のチューブ4内に分配され、Uターン
し、後方側タンク8内で合流した冷媒が、第1調整板1
0により冷媒液と冷媒ガスがミキシングされ、均一化さ
れるとともに、冷媒液が動圧の影響により出口側チュー
ブに偏って流れることを阻止できるため、各チューブ4
に冷媒二相流を均等に分配することが可能となる。 (2)図5に示すように、冷媒液12と冷媒ガス13が
不均一な状態で流入してきた場合でも、第1調整板10
により、冷媒液12と冷媒ガス13がミキシングされ、
均一化されるとともに、第1調整板10の抵抗により、
冷媒液12と冷媒ガス13が均一化された状態での冷媒
が各チューブ4に分配されるようになり、冷媒流量2
a、2b、2cも均等になる。 (3)冷媒側の流路抵抗を低減するためには、分配する
チューブの本数を多くし、第1調整板10を複数挿入す
ることにより、出口側チューブに偏って流れることの改
善効果を大きくすることが出来る。
で、以下に記載するような効果を奏する。 (第1の実施の形態の熱交換器の効果) (1)図1、図3、図4に示すように、冷媒は入ロヘッ
ダ5から前方側タンク7内に入り、仕切板9で仕切られ
るまでの複数本のチューブ4内に分配され、Uターン
し、後方側タンク8内で合流した冷媒が、第1調整板1
0により冷媒液と冷媒ガスがミキシングされ、均一化さ
れるとともに、冷媒液が動圧の影響により出口側チュー
ブに偏って流れることを阻止できるため、各チューブ4
に冷媒二相流を均等に分配することが可能となる。 (2)図5に示すように、冷媒液12と冷媒ガス13が
不均一な状態で流入してきた場合でも、第1調整板10
により、冷媒液12と冷媒ガス13がミキシングされ、
均一化されるとともに、第1調整板10の抵抗により、
冷媒液12と冷媒ガス13が均一化された状態での冷媒
が各チューブ4に分配されるようになり、冷媒流量2
a、2b、2cも均等になる。 (3)冷媒側の流路抵抗を低減するためには、分配する
チューブの本数を多くし、第1調整板10を複数挿入す
ることにより、出口側チューブに偏って流れることの改
善効果を大きくすることが出来る。
【0031】その結果、冷媒が第1調整板10によりミ
キシングされて多孔を通過する冷媒と、調整板10に当
たり、その前の複数のチューブに流入する冷媒が、気液
均等に分配されるようになり、空気と冷媒の熱交換が効
率よく行われるため、熱交換器内の温度分布が均一にな
り熱交換器の性能を向上することが出来る。 (4)多孔の第1調整板10の開口率が70%で、調整
板の枚数1枚のデータ(点B)では、冷媒流路抵抗は従
来品以下で、交換熱量は従来品以上となることが確認で
きた。
キシングされて多孔を通過する冷媒と、調整板10に当
たり、その前の複数のチューブに流入する冷媒が、気液
均等に分配されるようになり、空気と冷媒の熱交換が効
率よく行われるため、熱交換器内の温度分布が均一にな
り熱交換器の性能を向上することが出来る。 (4)多孔の第1調整板10の開口率が70%で、調整
板の枚数1枚のデータ(点B)では、冷媒流路抵抗は従
来品以下で、交換熱量は従来品以上となることが確認で
きた。
【0032】また、チューブ本数1ないし4本に対し、
多孔の第1調整板10を1枚ずつ挿入し、第1調整板1
0を複数枚挿入するようにして冷媒分配の均等化を図っ
た場合には、開口率50〜90%の範囲で、冷媒流路抵
抗は従来品以下で、交換熱量を大幅に改善できることが
確認できた。 (第2の実施の形態の効果) (1)第1の実施の形態では、開口率50〜90%の1
種類の第1調整板10を挿入していたのに対して、第2
の実施の形態では、図9に示すように、第1の実施の形
態より調整板の開口率を小さくし開口率を10〜25%
とした第2調整板11を冷媒出口側に1〜2枚、挿入す
ることにより、第1の実施の形態で説明した出口側のチ
ューブに極端に偏る冷媒の流れをさらに改善でき、第1
の実施の形態以上に熱交換器の性能改善を図ることがで
きる。 (2)図10、図11に示すように、熱交換器をコンパ
クト化した状態での、第2の実施の形態における第1調
整板10の開口率に対する交換熱量、冷媒流路抵抗の比
率は、第1の実施の形態の効果(第1調整板10の開口
率を50〜90%で冷媒流路抵抗の低減効果、および交
換熱量の向上の効果)以上になることが確認できた。
多孔の第1調整板10を1枚ずつ挿入し、第1調整板1
0を複数枚挿入するようにして冷媒分配の均等化を図っ
た場合には、開口率50〜90%の範囲で、冷媒流路抵
抗は従来品以下で、交換熱量を大幅に改善できることが
確認できた。 (第2の実施の形態の効果) (1)第1の実施の形態では、開口率50〜90%の1
種類の第1調整板10を挿入していたのに対して、第2
の実施の形態では、図9に示すように、第1の実施の形
態より調整板の開口率を小さくし開口率を10〜25%
とした第2調整板11を冷媒出口側に1〜2枚、挿入す
ることにより、第1の実施の形態で説明した出口側のチ
ューブに極端に偏る冷媒の流れをさらに改善でき、第1
の実施の形態以上に熱交換器の性能改善を図ることがで
きる。 (2)図10、図11に示すように、熱交換器をコンパ
クト化した状態での、第2の実施の形態における第1調
整板10の開口率に対する交換熱量、冷媒流路抵抗の比
率は、第1の実施の形態の効果(第1調整板10の開口
率を50〜90%で冷媒流路抵抗の低減効果、および交
換熱量の向上の効果)以上になることが確認できた。
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る蒸発器の熱交
換器を分割し、冷媒の流れを示した斜視図。
換器を分割し、冷媒の流れを示した斜視図。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る熱交換器の後
方側タンク内に挿入する調整板の平面図。
方側タンク内に挿入する調整板の平面図。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る熱交換器内の
冷媒の流し方を示す斜視図。
冷媒の流し方を示す斜視図。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係る熱交換器のタ
ンク内での冷媒の流れを説明するための模式的平面図。
ンク内での冷媒の流れを説明するための模式的平面図。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係る熱交換器のタ
ンク内での冷媒の分配状況を示す図。
ンク内での冷媒の分配状況を示す図。
【図6】本発明の第1の実施の形態に係る熱交換器の調
整板の開口率に対する交換熱量の比率を示す図。
整板の開口率に対する交換熱量の比率を示す図。
【図7】本発明の第1の実施の形態に係る熱交換器の調
整板の開口率に対する冷媒流路抵抗の比率を示す図。
整板の開口率に対する冷媒流路抵抗の比率を示す図。
【図8】本発明の第2の実施の形態に係る熱交換器の後
方側タンク8内に挿入する第2調整板11の平面図。
方側タンク8内に挿入する第2調整板11の平面図。
【図9】本発明の第2の実施の形態に係る熱交換器の後
方側タンク8内での冷媒の流れ説明するための模式的平
面図。
方側タンク8内での冷媒の流れ説明するための模式的平
面図。
【図10】本発明の第2の実施の形態に係る熱交換器に
第1調整板10と第2調整板11を併用した場合の第1
調整板10の開口率に対する交換熱量の比率を示す図。
第1調整板10と第2調整板11を併用した場合の第1
調整板10の開口率に対する交換熱量の比率を示す図。
【図11】本発明の第2の実施の形態に係る熱交換器に
第1調整板10と第2調整板11を併用した場合の第1
調整板10の開口率に対する冷媒流路抵抗の比率を示す
図。
第1調整板10と第2調整板11を併用した場合の第1
調整板10の開口率に対する冷媒流路抵抗の比率を示す
図。
【図12】従来の熱交換器の斜視図。
【図13】図12の熱交換器を分割し、冷媒の流れを示
した斜視図。
した斜視図。
【図14】従来例の冷媒の流し方を示した図。
【図15】従来例の仕切板の挿入位置と枚数による冷媒
の分配方法を示す図(1)。
の分配方法を示す図(1)。
【図16】従来例の仕切板の挿入位置と枚数による冷媒
の分配方法を示す図(2)。
の分配方法を示す図(2)。
【図17】気液二相状態となっている場合の冷媒の流れ
を示す図。
を示す図。
【図18】タンク内に絞り孔を形成した場合の冷媒の流
れを示す図(1)。
れを示す図(1)。
【図19】タンク内に絞り孔を形成した場合の冷媒の流
れを示す図(2)。
れを示す図(2)。
1 …空気 2 …冷媒 2a…冷媒 2b…冷媒 2c…冷媒 3 …フィン 4 …チューブ 5 …入ロヘッダ 6 …出口ヘッダ 7 …前方側タンク 8 …後方側タンク 9 …仕切板 10…第1調整板 11…第2調整板 12…冷媒液 13…冷媒ガス 101…蒸発器本体 105…プレート(チューブ) 111…通路形成用凹部 112…タンク形成用凹部 113…タンク形成用凹部 115…絞り孔 117…リブ 118…仕切リブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 昌照 愛知県西春日井郡西枇杷島町字旭町3丁目 1番地 三菱重工業株式会社エアコン製作 所内 (72)発明者 伊藤 明広 愛知県西春日井郡西枇杷島町字旭町3丁目 1番地 三菱重工業株式会社エアコン製作 所内
Claims (4)
- 【請求項1】(A)複数本のチューブ(4)と、チュー
ブ間に設けられたフィン(3)と、入ロヘッダ(5)
と、出口ヘッダ(6)と、前方側タンク(7)と、後方
側タンク(8)と、仕切板(9)と、第1調整板(1
0)とからなり、(B)前記第1調整板(10)は、仕
切板に複数の孔を設けることにより形成し、(C)前記
タンクには、1枚以上の第1調整板(10)を設置し、
(D)冷媒(2)は、入ロヘッダ(5)から前方側タン
ク(7)内に入り、仕切板(9)で仕切られるまでの複
数本のチューブ(4)内に分配され、Uターンし、後方
側タンク(8)内で合流し、第1調整板(10)により
冷媒液(12)と冷媒ガス(13)がミキシングされ、
出口ヘッダ(6)から流出することを特徴とする熱交換
器。 - 【請求項2】第1調整板(10)の開口率を50〜90
%としたことを特徴とする請求項1に記載の熱交換器。 - 【請求項3】(A)複数本のチューブ(4)と、チュー
ブ間に設けられたフィン(3)と、入ロヘッダ(5)
と、出口ヘッダ(6)と、前方側タンク(7)と、後方
側タンク(8)と、仕切板(9)と、調整板とからな
り、(B)前記調整板は、仕切板に複数の孔を設けるこ
とにより形成し、(C)前記タンク内に、開口率の異な
る多孔の調整板を1枚以上設置し、該タンク出口側に行
くにつれ、多孔の調整板の開口率が小さくなるように
し、(D)冷媒(2)は、入ロヘッダ(5)から前方側
タンク(7)内に入り、仕切板(9)で仕切られるまで
の複数本のチューブ(4)内に分配され、Uターンし、
後方側タンク(8)内で合流し、調整板により冷媒液
(12)と冷媒ガス(13)がミキシングされ、出口ヘ
ッダ(6)から流出することを特徴とする熱交換器。 - 【請求項4】熱交換器のタンク内の出口側以外には、開
口率50〜90%の複数枚の第1調整板(10)を設置
し、出口側1〜2枚の調整板は、開口率を10〜25%
とした第2調整板(11)を設置したことを特徴とする
請求項3に記載の熱交換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13674397A JPH10325646A (ja) | 1997-05-27 | 1997-05-27 | 熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13674397A JPH10325646A (ja) | 1997-05-27 | 1997-05-27 | 熱交換器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10325646A true JPH10325646A (ja) | 1998-12-08 |
Family
ID=15182475
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13674397A Withdrawn JPH10325646A (ja) | 1997-05-27 | 1997-05-27 | 熱交換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10325646A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1089046A2 (en) * | 1999-10-01 | 2001-04-04 | Showa Aluminum Corporation | Laminate-type heat exchanger |
JP2001280888A (ja) * | 2000-03-31 | 2001-10-10 | Hisaka Works Ltd | プレート式熱交換器 |
EP1191302A2 (en) * | 2000-09-22 | 2002-03-27 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Heat exchanger |
EP1199535A2 (en) * | 2000-10-18 | 2002-04-24 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Heat exchanger |
FR2825792A1 (fr) * | 2001-06-07 | 2002-12-13 | Valeo Climatisation | Evaporateur fournissant une homogeneite de temperature amelioree pour boucle de climatisation de vehicule |
JP2003287321A (ja) * | 2002-03-28 | 2003-10-10 | Daikin Ind Ltd | プレート式熱交換器及び該熱交換器を備えた冷凍装置 |
JP2005241170A (ja) * | 2004-02-27 | 2005-09-08 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 熱交換器 |
WO2007083680A1 (ja) * | 2006-01-19 | 2007-07-26 | Showa Denko K.K. | 蒸発器 |
CN106123408A (zh) * | 2015-05-06 | 2016-11-16 | 现代自动车株式会社 | 换热器 |
JP2017203578A (ja) * | 2016-05-10 | 2017-11-16 | 株式会社デンソー | 熱交換器 |
-
1997
- 1997-05-27 JP JP13674397A patent/JPH10325646A/ja not_active Withdrawn
Cited By (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1089046A2 (en) * | 1999-10-01 | 2001-04-04 | Showa Aluminum Corporation | Laminate-type heat exchanger |
EP1369656A3 (en) * | 1999-10-01 | 2004-01-02 | Showa Denko K.K. | Laminate-type heat exchanger |
EP1369656A2 (en) * | 1999-10-01 | 2003-12-10 | Showa Denko K.K. | Laminate-type heat exchanger |
EP1089046A3 (en) * | 1999-10-01 | 2002-05-08 | Showa Denko K.K. | Laminate-type heat exchanger |
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US6543528B2 (en) | 2000-09-22 | 2003-04-08 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Heat exchanger |
EP1191302A3 (en) * | 2000-09-22 | 2002-11-13 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Heat exchanger |
EP1191302A2 (en) * | 2000-09-22 | 2002-03-27 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Heat exchanger |
EP1199535A3 (en) * | 2000-10-18 | 2002-07-10 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Heat exchanger |
EP1199535A2 (en) * | 2000-10-18 | 2002-04-24 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Heat exchanger |
FR2825792A1 (fr) * | 2001-06-07 | 2002-12-13 | Valeo Climatisation | Evaporateur fournissant une homogeneite de temperature amelioree pour boucle de climatisation de vehicule |
JP2003287321A (ja) * | 2002-03-28 | 2003-10-10 | Daikin Ind Ltd | プレート式熱交換器及び該熱交換器を備えた冷凍装置 |
JP2005241170A (ja) * | 2004-02-27 | 2005-09-08 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 熱交換器 |
WO2007083680A1 (ja) * | 2006-01-19 | 2007-07-26 | Showa Denko K.K. | 蒸発器 |
CN106123408A (zh) * | 2015-05-06 | 2016-11-16 | 现代自动车株式会社 | 换热器 |
US10174976B2 (en) | 2015-05-06 | 2019-01-08 | Hyundai Motor Company | Heat exchanger |
CN106123408B (zh) * | 2015-05-06 | 2020-10-20 | 现代自动车株式会社 | 换热器 |
JP2017203578A (ja) * | 2016-05-10 | 2017-11-16 | 株式会社デンソー | 熱交換器 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040803 |