JP2001221535A - 冷媒蒸発器 - Google Patents
冷媒蒸発器Info
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Abstract
ンクをチューブの上下両端部に配置した冷媒蒸発器にお
いて、冷媒分配の改善により全ての冷媒が空気の冷却に
有効に寄与するようにして、冷媒蒸発器の伝熱性能の向
上を図る。 【解決手段】 最後に冷媒の分配を行う部位のタンク3
5内に絞り穴4aを設けて、絞り穴4aよりも奥側のチ
ューブへの液相冷媒の過度の流れ込みを抑制する。これ
により、奥側のチューブに流入した液冷媒もチューブ内
を通過する間に空気と熱交換して全て気化可能になる。
従って、全ての冷媒を空気の冷却に有効に寄与させるこ
とができる。
Description
を蒸発させる冷媒蒸発器に関するもので、例えば、車両
用空調装置に用いて好適なものである。
50号公報において、図17に示す冷媒流路構成を持っ
た冷媒蒸発器を提案している。この従来の冷媒蒸発器1
においては、その上下両端部に、冷媒の分配または集合
を行う風下側タンク50、51と風上側タンク52、5
3とを形成して、送風空気の流れ方向Aに対して、空気
下流側に風下側熱交換部Xを、また、空気上流側に風上
側熱交換部Yを区画形成している。
枚最中合わせ状に接合してチューブ(冷媒通路)を構成
するとともに、この金属薄板の両端部の椀状の突出部に
より、上記タンク50〜53を一体に成形している。
を冷媒が次の経路により流れる。すなわち、図17にお
いて、冷媒は、配管ジョイント54の冷媒入口54a→
サイド冷媒通路55→風下側下部タンク51の第1タン
ク部51a→チューブ内の風下側冷媒通路a→風下側上
部タンク50→チューブ内の風下側冷媒通路b→風下側
下部タンク51の第2タンク部51b→サイド冷媒通路
56→風上側上部タンク52の第1タンク部52a→チ
ューブ内の風上側冷媒通路c→風上側下部タンク53→
チューブ内の風上側冷媒通路d→風上側上部タンク52
の第2タンク部52b→サイド冷媒通路57→冷媒出口
54bの経路で流れ、蒸発器外部へ流出する。
8、59より右側では、両熱交換部X、Yの冷媒流れ方
向を上方向とし、仕切り部58、59より左側では、両
熱交換部X、Yの冷媒流れ方向を下方向として、冷媒流
れの上下の方向を一致させており、かつ、風下側熱交換
部Xにおけるタンク部への冷媒流れ方向を右から左へ向
かう方向とし、風上側熱交換部Yにおけるタンク部への
冷媒流れ方向を左から右へ向かう方向とし、両熱交換部
X、Yでタンク部冷媒流れ方向を左右逆転させている。
通路a、dにおいては、気液2相冷媒の流れの慣性力に
より、タンク部の奥側へ液冷媒が多く流入して、タンク
部の手前側の領域で冷媒不足の領域が発生する。逆に、
冷媒が上方から下方へ流れる冷媒通路b、cにおいて
は、気液2相冷媒が重力の影響を受けてタンク部の手前
側に液冷媒が多く流入して、タンク部の奥側の領域で冷
媒不足の領域が発生する。
相冷媒がチューブ2内の冷媒通路a〜dに対して不均一
に分配されても、上記冷媒通路構成によると、両熱交換
部X、Yにおいてタンク部冷媒流れ方向が左右方向で逆
転しているので、冷媒分配の不均一を空気流れ方向Aの
前後で相殺することができ、蒸発器吹出空気温度を蒸発
器1の全域にわたって略均一化することができる。
た従来の冷媒蒸発器1においては、特に、最後に冷媒を
分配するタンク部(風上側下部タンク53のうち、チュ
ーブ内の風上側冷媒通路dと連通する部位)では、熱負
荷が高いときには冷媒流量が増加して冷媒の流速が高く
なり、気液2相冷媒の流れの慣性力によりタンク部の奥
側に液相冷媒が過度に集中してしまう。
ち奥側のチューブ4本(最も奥側が)にシース熱電対
を挿入して、冷媒温度Tを測定した結果を示すもので、
奥側の2本のチューブ、の風下側の温度は特に低く
なっている。すなわち、上記した冷媒の流れBの慣性力
により、奥側のチューブ、の風下側においては液冷
媒が過多になり、液冷媒の全てを気化させることができ
ず、冷媒の一部は液相のまま、最後に冷媒の集合を行う
タンク部(風上側上部タンク52の第2タンク部52
b)に至ってしまう。従って、液相のまま第2タンク部
52bに至る冷媒は空気の冷却に十分に寄与せず、その
分冷媒蒸発器1の伝熱性能が低くなってしまうという問
題があった。
チューブを空気流れ方向に複数列配置し、チューブへの
冷媒の分配もしくはチューブからの冷媒の集合を行うタ
ンクを、チューブの上下両端部に空気流れ方向に複数列
配置した冷媒蒸発器において、冷媒分配の改善により全
ての冷媒が空気の冷却に有効に寄与するようにして、冷
媒蒸発器の伝熱性能の向上を図ることを目的とする。
め、請求項1に記載の発明では、冷媒を流すためのチュ
ーブ(20、30)を、冷媒流れ方向を上下にして空気
流れ方向(A)と直交方向に多数並列配置するととも
に、このチューブを空気流れ方向に複数列配置し、チュ
ーブへの冷媒の分配もしくはチューブからの冷媒の集合
を行うタンク(24、25、34、35)を、チューブ
の上下両端部に空気流れ方向に複数列配置し、タンクの
うち最後に冷媒の分配を行う部位のタンク(35)内
に、このタンク内の冷媒流路を絞る絞り穴(4a、4
b)を設けたことを特徴とする。
媒流れの下流側)のチューブへの液相冷媒の過度の流れ
込みが抑制されるため、奥側のチューブに流入した液冷
媒もチューブ内を通過する間に空気と熱交換して全て気
化可能になる。従って、冷媒分配の改善により全ての冷
媒を空気の冷却に有効に寄与させて、冷媒蒸発器の伝熱
性能を向上させることができる。
b)は、冷媒流れに沿って開口面積が連続的に減少する
ことを特徴とする。
過した直後に流れが乱れて渦が発生し、この渦により圧
力変動が生じ、圧力波に周囲の物体が共鳴して音圧レベ
ルが高くなることがある。これに対し、請求項3に記載
の発明のように、冷媒流れに沿って開口面積が連続的に
減少するような絞り穴の形状にすれば、絞り穴を通過す
る際の冷媒の流れがスムーズになって、渦の発生が著し
く減少する。従って、渦の発生に基づく音の発生を未然
に防止または抑制することができる。
する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すも
のである。
はこの発明の第1実施形態を示すもので、図1は左右2
分割型の冷媒蒸発器を示した図で、図2はその冷媒蒸発
器内の冷媒の流れを示した図で、図3は一対の成形プレ
ートを示した図、図4は絞り穴を有する成形プレートを
示した図(図2のC矢視図)、図5は図4のD−D断面
図である。
両用空気調和装置の冷凍サイクルを構成する積層型熱交
換器で、内部を流れる冷媒と外側を通過する空気とを熱
交換させて冷媒を蒸発気化させ、空気を冷却する。この
冷媒蒸発器1は、例えば車両の車室内前方に設置された
空調ダクト(ユニットケース)内に空気の流れ方向Aに
対して直交するように取り付けられている。そして、冷
媒蒸発器1は、空気の流れ方向Aの風下側に配置される
風下側熱交換部2、およびこの風下側熱交換部2よりも
空気の流れ方向Aの風上側に隣設して配置される風上側
熱交換部3よりなる。
は、空気の流れ方向Aに対して直交する幅方向(水平方
向)に複数積層された一対の成形プレート4と、隣設す
る成形プレート4間に配され、冷媒と空気との熱交換効
率(伝熱効率)を高めるための複数のコルゲートフィン
5と、風下側熱交換部2および風上側熱交換部3を補強
するためのエンドプレート6およびサイドプレート7と
からなり、これらは炉中にて一体ろう付けされている。
ないし図3に基づいて詳細に説明する。一対の成形プレ
ート4は、熱伝導性に優れたアルミニウム合金製で薄い
板状の金属板をプレス成形することによって一体成形さ
れている。なお、片方の成形プレート4には、他方の成
形プレート4にろう付けにより接合される略長方形状の
接合部11、およびこの接合部11内を2つのI字型凹
部12、13に区画する区画部14等が形成されてい
る。
流れ方向Aの風下側に風下側チューブ20を形成し、空
気の流れ方向Aの風上側に風上側チューブ30を形成し
ている。風下側チューブ20の内部には、一対の成形プ
レート4の風下側のI字型凹部12同士の空間により構
成される第2冷媒通路21が形成されている。また、風
上側チューブ30の内部には、一対の成形プレート4の
風上側のI字型凹部13同士の空間により構成される第
1冷媒通路31が形成されている。
りも冷媒の流れBの上流側に設けられ、主に液相成分の
多い気液二相状態の冷媒と空気とを熱交換させて冷媒を
蒸発気化させる冷媒通路である。なお、成形プレート4
の第2冷媒通路21を形成する面(対向面)に、冷媒が
第2冷媒通路21を通路幅方向に広く行き渡るようにす
るための伝熱促進部としての多数のリブ部(突条部)や
インナーフィンを設けても良い。
りも冷媒の流れBの下流側に設けられ、主に気相成分の
多い気液二相状態の冷媒と空気とを熱交換させて冷媒を
蒸発気化させる冷媒通路である。なお、成形プレート4
の第1冷媒通路31を形成する面(対向面)に、冷媒が
第1冷媒通路31を通路幅方向に広く行き渡るようにす
るための伝熱促進部としての多数のリブ部(突条部)や
インナーフィンを設けても良い。
第2冷媒通路21の上方には第2上部タンク部22が形
成され、風下側チューブ20の下端部、すなわち、第2
冷媒通路21の下方には第2下部タンク部23が形成さ
れている。また、風上側チューブ30の上端部、すなわ
ち、第1冷媒通路31の上方には第1上部タンク部32
が形成され、風上側チューブ30の下端部、すなわち、
第1冷媒通路31の下方には第1下部タンク部33が形
成されている。
ク部23には、隣接する風下側チューブ20内と連通さ
せるための楕円形状の連通孔221、231がそれぞれ
形成されている。第1上部タンク部32および第1下部
タンク部33には、隣接する風上側チューブ30内と連
通させるための楕円形状の連通孔321、331がそれ
ぞれ形成されている。したがって、一対の成形プレート
4は、上半分と下半分とが対称形状とされ、風下側半分
と風上側半分とが対称形状とされている。そして、風下
側熱交換部2の上端部には、第2上部タンク部22を風
下側チューブ20の列設方向(積層方向)に複数積層す
ることによって、図1に示したように、第2上部タンク
24が形成される。また、風下側熱交換部2の下端部に
は、第2下部タンク部23を風下側チューブ20の列設
方向(積層方向)に複数積層することによって、図1に
示したように、第2下部タンク25が形成される。
方向)の略中央部には、複数の第2下部タンク部23
を、2つの下端タンク部群23a、23b(図2参照)
に分割するセパレータ27が設けられている。このセパ
レータ27は、略中央部に隣接して配される2つの風下
側チューブ20の第2下部タンク部23の側壁に連通孔
231を設けないことにより形成される仕切り壁であ
る。そして、セパレータ27は、複数の第2冷媒通路2
1を第1冷媒通路群21a(図2参照)と第2冷媒通路
群21b(図2参照)とに2分割(偶数に分割)する風
下側冷媒通路分割手段としても働く。
第1上部タンク部32を風上側チューブ30の列設方向
(積層方向)に複数積層することによって、図1および
図2に示したように、第1上部タンク34が形成され
る。また、風上側熱交換部3の下端部には、第1下部タ
ンク部33を風上側チューブ30の列設方向(積層方
向)に複数積層することによって、図2に示したよう
に、第1下部タンク35が形成される。
方向)の略中央部には、複数の第1上部タンク部32
を、2つの上端タンク部群32a、32b(図2参照)
とに分割するセパレータ36が設けられている。このセ
パレータ36は、風下側熱交換部2の第2冷媒通路21
とほぼ同位置で2分割するように設けられている。セパ
レータ36は、略中央部に隣接して配される2つの風上
側チューブ30の第1上部タンク部32の側壁に連通孔
321を設けないことにより形成される仕切り壁であ
る。そして、セパレータ36は、複数の第1冷媒通路3
1を第1冷媒通路群31a(図2参照)と第2冷媒通路
群31b(図2参照)とに2分割(偶数に分割)する風
上側冷媒通路分割手段としても働く。
発器1の冷媒入口部を構成し、最も右端寄りの風下側チ
ューブ20の第2下部タンク部23には入口配管15が
接続されている。入口配管15内には、冷媒蒸発器1の
風下側熱交換部2と図示しない減圧装置(例えば膨張
弁、キャピラリチューブ、オリフィス)とを連通する入
口流路15a(図2参照)が形成されている。
器1の冷媒出口部を構成し、最も右端寄りの風上側チュ
ーブ30の第1上部タンク部32には出口配管16が接
続されている。出口配管16内には、冷媒蒸発器1の風
上側熱交換部3と図示しない冷媒圧縮機(コンプレッ
サ)の吸入口とを連通する出口流路16a(図2参照)
が形成されている。したがって、入口配管15と出口配
管16は、冷媒蒸発器1の片側面より例えばエンジンル
ーム側に取り出されている。
ート7について図1に基づいて詳細に説明する。エンド
プレート6は、アルミニウム合金等の金属板であって、
風下側熱交換部2および風上側熱交換部3の最も左端寄
りに接合されている。このエンドプレート6の上端部お
よび下端部には、下端タンク部群23bのうち最も左端
側の第2下部タンク部23の連通孔231および上端タ
ンク部群32bのうち最も左端側の第1上部タンク部3
2の連通孔321に連通する楕円形状の連通孔41、4
2が形成されている。
の金属板であって、外方に向けて複数本(本例では4
本)の突条部43がプレス成形により一体成形されてい
る。そして、サイドプレート7は、エンドプレート6に
接合されることによって、突条部43の内側面とエンド
プレート6の外側面との間に複数本(本例では4本)の
連通路44を形成する。この連通路44は、第2下部タ
ンク25の下端タンク部群23bと第1上部タンク34
の上端タンク部群32bとを連通すると共に、第2下部
タンク25から第1上部タンク34へ向けて一方向に冷
媒を流す一方向流路を形成する。
レータ27により風下側冷媒流路が形成され、風上側熱
交換部3の内部にはセパレータ36により風上側冷媒流
路が形成される。風下側熱交換部2の風下側冷媒流路
は、図2に示したように、入口配管15内の入口流路1
5aから流入した冷媒を、複数の風下側下端タンク部2
3のうちの下端タンク部群23a→複数の風下側冷媒通
路21のうちの第1冷媒通路群21a→複数の風下側上
端タンク部22→複数の風下側冷媒通路21のうちの第
2冷媒通路群21b→複数の風下側下端タンク部23の
うちの下端タンク部群23bを経由して連通路44へ導
く冷媒流路となる。
連通路44から流入した冷媒を、複数の風上側上端タン
ク部32のうちの上端タンク部群32b→複数の風上側
冷媒通路31のうちの第2冷媒通路群31b→複数の風
上側下端タンク部33→複数の風上側冷媒通路31のう
ちの第1冷媒通路群31a→複数の風上側上端タンク部
32のうちの上端タンク部群32aを経由して出口配管
16内の出口流路16aに導く冷媒経路となる。
2、33によって構成される各タンク24、25、3
4、35は、チューブ20、30への冷媒の分配、もし
くはチューブ20、30からの冷媒の集合を行う機能を
有している。そして、本実施形態においては、冷媒の分
配を行うタンクのうち冷媒流れBの最下流に配置された
タンク、すなわち、第1下部タンク35の奥側(図2に
おいて右側)に、このタンク35内の冷媒流路を絞る絞
り穴4aを設けている。この絞り穴4aは、図4および
図5に示すように連通孔331の代わりに成形プレート
4に形成した丸穴であり、絞り穴4aの開口面積は、連
通孔331の開口面積よりも小さい。また、この絞り穴
4aは、図6に示すように、風上側チューブ30の奥側
(冷媒流れBの下流側)から2本目のチューブと3本
目のチューブの間に設けている。
を図1ないし図5に基づいて説明する。減圧装置を通過
する際に断熱膨張された低温低圧の気液二相状態の冷媒
は、入口配管15内の入口流路15aを通って複数の風
下側下端タンク部23のうちの下端タンク部群23a内
に流入する。下端タンク部群23a内に流入した冷媒
は、複数の風下側冷媒通路21のうちの第1冷媒通路群
21aに分配される。
る冷媒のうち液冷媒はその慣性力によって奥側寄りに流
れ込み、ガス冷媒は手前側寄りに流れ込む。これによ
り、第1冷媒通路群21aのうち奥側寄りの各風下側冷
媒通路21内には液冷媒が流れ込み易くなり、第1冷媒
通路群21aのうち手前側寄りの各風下側冷媒通路21
内にはガス冷媒が流れ込み易くなる。
媒が流れる際には、複数の風下側チューブ20の外側を
通過する空気と奥側寄りの各風下側冷媒通路21内を流
れる冷媒の方が、手前側寄りの各風下側冷媒通路21内
を流れる冷媒よりも熱交換効率が良い。この結果、第1
冷媒通路群21aのうち奥側寄りの各風下側冷媒通路2
1の外側を流れる空気の方が、第1冷媒通路群21aの
うち手前側寄りの各風下側冷媒通路21の外側を流れる
空気よりも液冷媒との熱交換により良好に冷やされる。
逆に、手前側寄りの各風下側冷媒通路21の外側を流れ
る空気は良好に冷えない。
内を流れる冷媒は空気と熱交換することにより、蒸発気
化し、液相成分が多い気液二相状態の冷媒となって複数
の風下側上端タンク部22内に集合される。そして、左
半分の各風下側上端タンク部22内に流入した冷媒は、
複数の風下側冷媒通路21のうちの第2冷媒通路群21
bに分配される。
22内を流れる冷媒のうち液冷媒はその重力によって手
前側寄りに流れ込み、ガス冷媒は奥側寄りに流れ込む。
これにより、第2冷媒通路群21bのうち手前側寄りの
各風下側冷媒通路21内には液冷媒が流れ込み易くな
り、第2冷媒通路群21bのうち奥側寄りの各風下側冷
媒通路21内にはガス冷媒が流れ込み易くなる。
媒が流れる際には、複数の風下側チューブ20の外側を
通過する空気と手前側寄りの各風下側冷媒通路21内を
流れる冷媒の方が、奥側寄りの各風下側冷媒通路21内
を流れる冷媒よりも熱交換効率が良い。この結果、第2
冷媒通路群21bのうち手前側寄りの各風下側冷媒通路
21の外側を流れる空気の方が、第2冷媒通路群21b
のうち奥側寄りの各風下側冷媒通路21の外側を流れる
空気よりも液冷媒との熱交換により良好に冷やされる。
逆に、奥側寄りの各風下側冷媒通路21の外側を流れる
空気は良好に冷えない。
内を流れる冷媒は空気と熱交換することにより、蒸発気
化し、液相成分がやや多い気液二相状態の冷媒となって
複数の風下側下端タンク部23のうちの下端タンク部群
23b内に集合された後に連通路44を通って風上側熱
交換部3の上端タンク部群32b内に流れ込む。上端タ
ンク部群32b内に流入した冷媒は、複数の風上側冷媒
通路31のうちの第2冷媒通路群31bに分配される。
22と同様にして、上端タンク部群32b内を流れる冷
媒のうち液冷媒は手前側寄りに流れ込み、ガス冷媒は奥
側寄りに流れ込む。これにより、第2冷媒通路群31b
のうち手前側寄りの各風上側冷媒通路31内には液冷媒
が流れ込み易くなり、第2冷媒通路群31bのうち奥側
寄りの各風上側冷媒通路31内にはガス冷媒が流れ込み
易くなる。
媒が流れる際には、複数の風上側チューブ30の外側を
通過する空気と手前側寄りの各風上側冷媒通路31内を
流れる冷媒の方が、奥側寄りの各風上側冷媒通路31内
を流れる冷媒よりも熱交換効率が良い。この結果、第2
冷媒通路群31bのうち手前側寄りの各風上側冷媒通路
31の外側を流れる空気の方が、第2冷媒通路群31b
のうち奥側寄りの各風上側冷媒通路31の外側を流れる
空気よりも液冷媒との熱交換により良好に冷やされる。
逆に、奥側寄りの各風上側冷媒通路31の外側を流れる
空気は良好に冷えない。
内を流れる冷媒は空気と熱交換することにより、蒸発気
化し、ガス成分が多い気液二相状態の冷媒となって複数
の風上側下端タンク部33内に流れ込む。右半分の各風
上側下端タンク部33内に流入した冷媒は、複数の風上
側冷媒通路31のうちの第1冷媒通路群31aに分配さ
れる。
して、右半分の各風上側下端タンク部33内を流れる冷
媒のうち液冷媒は奥側寄りに流れ込み、ガス冷媒は手前
側寄りに流れ込む。これにより、第1冷媒通路群31a
のうち奥側寄りの各風上側冷媒通路31内には液冷媒が
流れ込み易くなり、第1冷媒通路群31aのうち手前側
寄りの各風上側冷媒通路31内にはガス冷媒が流れ込み
易くなる。
媒が流れる際には、複数の風上側チューブ30の外側を
通過する空気と奥側寄りの各風上側冷媒通路31内を流
れる冷媒の方が、手前側寄りの各風上側冷媒通路31内
を流れる冷媒よりも熱交換効率が良い。この結果、第1
冷媒通路群31aのうち奥側寄りの各風上側冷媒通路3
1の外側を流れる空気の方が、第1冷媒通路群31aの
うち手前側寄りの各風上側冷媒通路31の外側を流れる
空気よりも液冷媒との熱交換により良好に冷やされる。
逆に、手前側寄りの各風上側冷媒通路31の外側を流れ
る空気は良好に冷えない。
内を流れる冷媒は空気と熱交換することにより、蒸発気
化して過熱蒸気(過熱ガス)となって複数の風上側上端
タンク部32のうちの上端タンク部群32a内に流入し
た後に出口配管16の出口流路16aより流出する。出
口流路16aより流出した過熱蒸気は、図示しない冷媒
配管を通って冷媒圧縮機の吸入口に吸入される。
流入して空気が良く冷える領域と、液冷媒が流れ込み難
く空気が良く冷えない領域とが、空気流れ方向Aで重な
るため、冷媒分配の不均一を空気流れ方向Aの前後で相
殺することができ、蒸発器吹出空気温度を蒸発器1の全
域にわたって略均一化することができる。
配を行うタンク部、すなわち風上側下端タンク部33内
に設けた絞り穴4aにより、風上側チューブ30の奥側
(冷媒流れBの下流側)の1本目のチューブと2本目
のチューブへの液相の冷媒の過度の流れ込みが抑制さ
れる。そのため、奥側のチューブ、に流入した液冷
媒もチューブ内を通過する間に空気と熱交換して全て気
化可能になり、その分冷媒蒸発器1の伝熱性能が向上す
る。
媒を空気の冷却に有効に寄与させることにより、蒸発器
吹出空気温度の均一化効果を維持しながら、冷媒蒸発器
1の伝熱性能を向上させることができる。
ーブ4本(最も奥側が)の冷媒温度Tを測定した結果
を図6に示し、絞り穴4aの径をパラメータとした伝熱
性能の評価結果を図7に示す。なお、図7の伝熱性能
は、絞り穴無し(従来)の蒸発器の伝熱性能を100と
している。
ず、試験に供した冷媒蒸発器1のコア部のサイズは、高
さ215mm、幅285mm、厚さ58mmであり、コ
ルゲートフィン5のフィンピッチは3.5mm、成形プ
レート4の板厚は0.6mmである。また、負荷条件と
してはクールダウン領域に相当する高負荷条件を設定し
ており、具体的には、冷媒蒸発器1に流入する空気の温
度は35℃、その空気の湿度は60%、風量は550m
3 /h、冷媒の高圧圧力(Ph)は1.6MPa、冷媒
の低圧圧力(Pl)は0.28MPa、冷媒の過冷却度
(SC)は3℃、冷媒の過熱度(SH)は10℃(ただ
し、図7の試験では、SHは5℃と10℃)である。
0の奥側の1本目のチューブと2本目のチューブの
冷媒温度Tは、従来(図18参照)よりも上昇してお
り、液相冷媒の過度の流れ込みが抑制された結果、奥側
のチューブ、に流入した液冷媒が風上側チューブ3
0内を通過する間に全て気化していることが理解され
る。
けることにより高負荷条件下で伝熱性能が向上する。特
に、絞り穴4aをφ4.5mmにしたときに、1.4%
(SH10℃時)の伝熱性能の向上効果が得られた。
発明の第2実施形態を示すもので、第1実施形態との相
違点は、絞り穴の形状を変更して、絞り穴を設けたこと
による音の発生を防止するようにした点にある。そし
て、その他の構成は第1実施形態と同じであるため、図
示および説明は省略する。
にて形成され、冷媒出口側に向かって高さhだけ突出す
るとともに、冷媒入口側には、冷媒流れBに沿って開口
面積が連続的に減少するようにRが形成されている。ま
た、絞り穴4bは、第2下部タンク35の中央部、すな
わち、第2下部タンク35の上下方向中心部で、かつ第
2下部タンク35の厚さ方向(空気流れ方向A)中心部
に、形成されている。なお、絞り穴4bは、第1実施形
態と同様に、風上側チューブ30の奥側(冷媒流れBの
下流側)から2本目のチューブと3本目のチューブ
の間に設けている。
状の場合、冷媒が絞り穴4aを通過した直後に流れが乱
れて渦E(図5参照)が発生し、この渦Eにより圧力変
動が生じ、圧力波に第2下部タンク35の壁面が共鳴し
て、特定の周波数域で音圧レベルが高くなることが判明
した。
れBに沿って開口面積が連続的に減少するような絞り穴
4bの形状によれば、絞り穴4bを通過する際の冷媒の
流れがスムーズになって、渦の発生が著しく減少する。
従って、上記した渦の発生に基づく音の発生を防止また
は抑制することができる。
音圧レベルを示し、図12は第2実施形態の蒸発器1の
音圧レベルを示している。ここで、第1実施形態の絞り
穴4aはφ4.5mmにして評価した。一方、第2実施
形態の絞り穴4bは、φ4.1mm、h=1.15m
m、R=0.7mmにして評価した。
第1実施形態の蒸発器1においては、約6.7kHz
(蒸発器の具体的仕様に基づいて計算した第2下部タン
ク35の共鳴周波数は6.73kHz)の周波数域で音
圧レベルが高くなっているのに対し、第2実施形態の蒸
発器1においてはその周波数域での音圧レベルが低下し
ている。すなわち、第2実施形態のような絞り穴4bの
形状によれば、渦の発生を抑制して、渦の発生に基づく
音の発生を防止または抑制することができる。
ラメータとした伝熱性能の評価結果を図13に示す。な
お、図13の伝熱性能は、絞り穴無し(従来)の蒸発器
の伝熱性能を100としている。
試験に供した冷媒蒸発器1のコア部のサイズは、高さ2
15mm、幅285mm、厚さ58mmであり、コルゲ
ートフィン5のフィンピッチは3.5mm、成形プレー
ト4の板厚は0.6mmである。また、負荷条件として
はクールダウン領域に相当する高負荷条件を設定してお
り、具体的には、冷媒蒸発器1に流入する空気の温度は
35℃、その空気の湿度は60%、風量は550m3 /
h、冷媒の高圧圧力(Ph)は1.6MPa、冷媒の低
圧圧力(Pl)は0.28MPa、冷媒の過冷却度(S
C)は3℃、冷媒の過熱度(SH)は5℃と10℃であ
る。
を設けることにより高負荷条件下で伝熱性能が向上す
る。特に、絞り穴4bの径がφ4.0mm前後のときに
伝熱性能の大幅な向上効果が得られ、従って、第2実施
形態の絞り穴4bの場合、φは4.0mm程度が望まし
い。また、hは0.5〜1.5mm、Rは0.5から
0.8mm程度が望ましい。
実施形態を示すもので、第1実施形態におけるセパレー
タ27、36を廃止して冷媒の流れを変更した蒸発器に
本発明を適用したものである。なお、第1実施形態と同
一もしくは均等部分には、第1実施形態と同一の符号を
付している。
になる。すなわち、入口配管15内の入口流路15aか
ら流入した冷媒は、第2下部タンク25→風下側冷媒通
路21→第2上部タンク24→連通路44→第1下部タ
ンク35→風上側冷媒通路31→第1上部タンク34を
経由して、出口配管16内の出口流路16aに流れる。
5のうち、冷媒流れBの最下流に配置されたタンク、す
なわち、第1下部タンク35の奥側に絞り穴4aを設け
ているため、風上側チューブ30において奥側(冷媒流
れBの下流側)のチューブへの液相冷媒の過度の流れ込
みが抑制される。従って、第1実施形態と同様の効果
(伝熱性能向上)が得られる。
実施形態を示すもので、第1実施形態におけるセパレー
タ27、36の設置位置を変更して冷媒の流れを変更し
た蒸発器に本発明を適用したものである。なお、第1実
施形態と同一もしくは均等部分には、第1実施形態と同
一の符号を付している。
34内にセパレータ27、36を設置し、第2上部タン
ク24の右端側と第1上部タンク34の右端側とを連通
路44で連通しており、それにより冷媒の流れBは次の
ようになる。すなわち、入口配管15内の入口流路15
aから流入した冷媒は、第2上部タンク24→第1冷媒
通路群21a→第2下部タンク25→第2冷媒通路群2
1b→第2上部タンク24→連通路44→第1上部タン
ク34→第2冷媒通路群31b→第1下部タンク35→
第1冷媒通路群31a→第1上部タンク34を経由し
て、出口配管16内の出口流路16aに流れる。
タンク35の奥側に絞り穴4aを設けているため、風上
側チューブ30において奥側のチューブへの液相冷媒の
過度の流れ込みが抑制される。従って、奥側のチューブ
に流入した液冷媒もチューブ内を通過する間に空気と熱
交換して全て気化可能になり、その分冷媒蒸発器1の伝
熱性能が向上する。
実施形態を示すもので、第4実施形態では第2上部タン
ク24の右端側と第1上部タンク34の右端側とを連通
路44で連通したのに対し、本実施形態では、第2上部
タンク24と第1上部タンク34とを仕切る仕切り壁に
連通穴44aを形成して、第2上部タンク24と第1上
部タンク34とを連通させている。そして、他の部分は
第4実施形態と同一である。
になる。すなわち、入口配管15内の入口流路15aか
ら流入した冷媒は、第2上部タンク24→第1冷媒通路
群21a→第2下部タンク25→第2冷媒通路群21b
→第2上部タンク24→連通穴44a→第1上部タンク
34→第2冷媒通路群31b→第1下部タンク35→第
1冷媒通路群31a→第1上部タンク34を経由して、
出口配管16内の出口流路16aに流れる。
タンク35の奥側に絞り穴4aを設けているため、風上
側チューブ30において奥側のチューブへの液相冷媒の
過度の流れ込みが抑制される。従って、奥側のチューブ
に流入した液冷媒もチューブ内を通過する間に空気と熱
交換して全て気化可能になり、その分冷媒蒸発器1の伝
熱性能が向上する。
態の絞り穴4aは、第2実施形態の絞り穴4bに変更し
てもよい。
ある。
視図である。
解斜視図である。
視図である。
図である。
る、絞り穴を有する成形プレートの断面図である。
である。
である。
である。
ある。
路構成を示す模式的な斜視図である。
路構成を示す模式的な斜視図である。
路構成を示す模式的な斜視図である。
斜視図である。
す図である。
5、34、35…タンク、A…空気流れ方向。
Claims (3)
- 【請求項1】 冷媒を流すためのチューブ(20、3
0)を、冷媒流れ方向を上下にして空気流れ方向(A)
と直交方向に多数並列配置するとともに、このチューブ
(20、30)を前記空気流れ方向(A)に複数列配置
し、 前記チューブ(20、30)への前記冷媒の分配もしく
は前記チューブ(20、30)からの冷媒の集合を行う
タンク(24、25、34、35)を、前記チューブ
(20、30)の上下両端部に、前記複数列のチューブ
(20、30)に対応して前記空気流れ方向(A)に複
数列配置し、 前記タンク(24、25、34、35)のうち最後に前
記冷媒の分配を行う部位のタンク(35)内に、このタ
ンク(35)内の冷媒流路を絞る絞り穴(4a、4b)
を設けたことを特徴とする冷媒蒸発器。 - 【請求項2】 前記絞り穴(4a、4b)を設けたタン
ク(35)は、前記チューブ(30)の下方側に位置す
ることを特徴とする請求項1に記載の冷媒蒸発器。 - 【請求項3】 前記絞り穴(4b)は、冷媒流れに沿っ
て開口面積が連続的に減少することを特徴とする請求項
1または2に記載の冷媒蒸発器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000035687A JP2001221535A (ja) | 2000-02-08 | 2000-02-08 | 冷媒蒸発器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000035687A JP2001221535A (ja) | 2000-02-08 | 2000-02-08 | 冷媒蒸発器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001221535A true JP2001221535A (ja) | 2001-08-17 |
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ID=18559853
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2000035687A Pending JP2001221535A (ja) | 2000-02-08 | 2000-02-08 | 冷媒蒸発器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2001221535A (ja) |
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- 2000-02-08 JP JP2000035687A patent/JP2001221535A/ja active Pending
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