JP2005229428A - 撮影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】特に複数個のカードスロットを備えた撮影装置であり、装置本体を小型化することができる撮影装置を提供する。
【解決手段】メモリカード50L、50Rを装着するためのソケット52L、52Rがカメラボディ12に2つ備え、そのソケット52L、52Rが1つの基板54の同一面上に配置される。これにより、カメラボディ12の厚みを薄くすることができる。またメモリカードの空き容量を検出し、画像データの追記の可否を判定手段を設け、追記付加と判断された場合には、他方のメモリカードを使うよう設定を切り換える手段を有している。
【選択図】図3

Description

本発明は撮影装置に係り、特に装置本体に2つのカードスロットを備えた撮影装置に関する。
一般にデジタルカメラで撮影された画像データは、カメラ本体に装着された交換可能なメモリカードに記録される。このメモリカードに記録できる画像データの数には限りがあり、1枚のメモリカードで沢山の画像データを記録するためには、大容量のメモリカードを使用しなければならなかった。しかし、近年の撮像素子の高画素化により、1枚の画像データのデータサイズも大きなものとなっており、大容量のメモリカードを使用しても十分な撮影枚数が得られないという問題があった。
そこで、特許文献1のデジタルカメラでは、複数枚のメモリカードをカメラ本体に自動で装填、排出するようにしている。また、特許文献2、3のデジタルカメラでは、カメラ本体に複数のカードスロットを設け、複数枚のメモリカードを装着できるようにしている。
特開平5−37890号公報 特開2001−78135号公報 特開2001−160915号公報
しかしながら、特許文献1のデジタルカメラは、メモリカードの自動装填機構が必要になるため、装置の構成が複雑かつ大型化するという欠点がある。
また、特許文献2、3のデジタルカメラのように単にカードスロットを複数設けた構成では、装置本体が大型化してしまうという欠点がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、装置本体を小型化することができる撮影装置を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、前記目的を達成するために、装置本体に一組のソケットを備え、該ソケットに接続されたメモリカードに撮影した画像データを記録する撮影装置において、前記一組のソケットが同一基板の同一面上に配置されることを特徴とする撮影装置を提供する。
本発明によれば、2つのソケットが同一基板の同一面上に配置される。これにより、装置本体の厚みを薄くすることができる。
また、請求項2に係る発明は、前記目的を達成するために、使用するソケットを設定する設定手段と、前記設定手段で設定されたソケットに接続されたメモリカードの空き容量を検出する検出手段と、前記検出手段の検出結果に基づき前記設定手段で設定されたソケットに接続されたメモリカードへの画像データの追記の可否を判定する判定手段と、前記判定手段で追記不可と判定された場合に前記設定手段の設定を他方側のソケットに切り替える切替手段と、を備えたことを特徴とする請求項1に記載の撮影装置を提供する。
本発明によれば、一方のソケットに接続されたメモリカードの空き容量がなくなると、自動的に他方側のソケットに接続されたメモリカードに画像データが記録される。これにより、使用するソケットを手動で切り替える手間が省けるとともに、一方のソケットに接続されたメモリカードの容量が無くなっても、撮影を中断することなく連続して撮影することができる。
また、請求項3に係る発明は、前記目的を達成するために、前記装置本体に表示手段を備え、該表示手段に前記設定手段の設定情況を表示することを特徴とする請求項2に記載の撮影装置を提供する。
本発明によれば、2つのソケットに接続されたメモリカードの使用状況を表示手段で確認することができる。
また、請求項4に係る発明は、前記目的を達成するために、前記メモリカードは、前記装置本体の外周部に形成されたスロットから挿入されて前記ソケットに接続され、前記メモリカードを前記スロットから排出するカード排出手段と、前記判定手段の判定結果に基づき前記各カード排出手段の駆動を制御してメモリカードの排出を制御する制御手段であって、前記判定手段で追記不可と判定された場合に前記設定手段で設定されたソケットに接続されたメモリカードを排出させる制御手段と、を備えたことを特徴とする請求項2又は3に記載の撮影装置を提供する。
本発明によれば、ソケットに接続されたメモリカードの空き容量がなくなると、カード排出手段により自動的にスロットからメモリカードが排出される。これにより、メモリカードの空き容量が無くなったことをユーザに認識させることができる。
また、請求項5に係る発明は、前記目的を達成するために、前記カード排出手段は、回転駆動手段と、前記回転駆動手段に駆動されて回転し、その回転過程で前記スロットに挿入されたメモリカードの先端面と接触して、前記メモリカードを前記スロットから押し出す押圧板と、からなることを特徴とする請求項4に記載の撮影装置を提供する。
本発明によれば、カード排出手段は、回転駆動手段と押圧板とで構成され、押圧板を回転駆動手段で回転させると、押圧板がスロットから挿入されたメモリカードの先端面と接触して、メモリカードをスロットから押し出す。
また、請求項6に係る発明は、前記目的を達成するために、前記押圧板は導体で形成され、その回転過程で周縁部を導体でシールドされた前記メモリカードの先端面と接触するとともに、前記装置本体に設けられた接地部材に接触して、前記メモリカードの静電気を逃すことを特徴とする請求項4又は5に記載の撮影装置を提供する。
本発明によれば、押圧板を回転させると、メモリカードに接触するとともに接地部材に接触し、メモリカードの静電気を逃がす。これにより、メモリカードの静電気による破壊を防止することができる。
本発明に係る撮影装置によれば、装置本体を小型化することができるとともに、使い勝手を向上させることができる。
以下、添付図面に従って本発明に係る撮影装置を実施するための最良の形態について説明する。
図1、図2は、それぞれ本発明が適用されたデジタルカメラの正面外観図と背面外観図である。
同図に示すように、このデジタルカメラ10のカメラボディ12は、横長の直方体形状に形成されている。そして、そのカメラボディ12の正面には、図1に示すように、レンズ14、ストロボ16、ファインダー窓18、AF補光ランプ20、セルフタイマーランプ22、ストロボ調光センサ24等が設けられており、上面にはシャッターボタン26、電源スイッチ28、モードダイヤル30等が設けられている。
また、カメラボディ12の背面には、図2に示すように、モニタ32、ファインダー34、ズームボタン36、メニュー/OKボタン38、BACKボタン40、十字ボタン42等が設けられており、下面には、バッテリーカバー44、三脚用ねじ穴46等が設けられている。
また、カメラボディ12の両側面には、図1、図2に示すように、メモリカードスロット48L、48Rが設けられている。
レンズ14は、沈胴式のズームレンズで構成されており、カメラボディ12のほぼ中央位置に配置されている。
シャッターボタン26は、「半押し」と「全押し」とからなる二段ストローク式の押圧ボタンで構成されている。デジタルカメラ10は、このシャッターボタン26の半押しでAE/AFが作動し、全押しで撮影が実行される。
電源スイッチ28は、カメラのモードを設定するモードスイッチを兼ねており、「OFF位置」と「再生位置」と「撮影位置」との間をスライド自在に設けられている。デジタルカメラ10は、この電源スイッチ28を再生位置に位置させることにより、「再生モード」に設定され、「撮影位置」に位置させることにより、「撮影モード」に設定される。そして、「OFF位置」に位置させることにより、電源がOFFにされる。
モードダイヤル30は、撮影モードの設定手段として機能し、その設定位置により、撮影モードが「オート撮影モード」、「プログラム撮影モード」、「シャッター速度優先撮影モード」、「絞り優先撮影モード」、「マニュアル撮影モード」、「人物撮影モード」、「風景撮影モード」、「スポーツ撮影モード」、「夜景撮影モード」又は「動画撮影モード」に設定される。
モニタ32は、カラー表示が可能な液晶ディスプレイで構成されており、カメラボディ12の背面ほぼ中央に配置されている。デジタルカメラ10は、このモニタ32に記録済み画像を再生表示する。また、このモニタ32は、撮影モード時にスルー画像を表示して電子ファインダとして利用されるとともに、各種設定時のユーザインターフェースとしても利用される。
ズームボタン36は、ズームの指示手段として機能し、望遠側へのズームを指示するズームテレボタン36Tと、広角側へのズームを支持するズームワイドボタン36Wとで構成されている。
メニュー/OKボタン38は、モニタ32にメニュー画面の表示を指示する指示手段として機能するとともに、そのメニュー画面等で選択した内容の確定、実行等を指示する指示手段として機能する。また、BACKボタン40は、入力操作のキャンセル等を指示する指示手段として機能する。
十字ボタン42は、上下左右4方向の指示を入力する入力手段として機能し、メニュー画面でメニュー項目の選択などに使用される。また、撮影時には、右キーがストロボボタンとして機能するとともに、左キーがマクロボタンとして機能する。
開閉自在なバッテリーカバー44の内側には、図示しないバッテリー収納室が形成されており、このバッテリー収納室にバッテリーが収納される。
一組のメモリカードスロット48L、48Rは、カメラボディ12の両側面に左右対称に配置されている。この一組のメモリカードスロット48L、48Rには、同種のメモリカード50L、50R(たとえば、xDピクチャーカード)が挿入される。メモリカード50L、50Rは、片面に図示しない接点を備えており、カメラボディ12の側面に対して垂直になるようにしてメモリカードスロット48L、48Rに挿入される。メモリカードスロット48L、48Rに挿入されたメモリカード50L、50Rは、カメラボディ12の内側に設けられたソケット52L、52Rに接続される。
ソケット52L、52Rは、図3に示すように、カメラボディ12内に配設された同一基板54の同一面上に設けられている。このソケット52L、52Rが設けられた基板54は、図示しないビス等でカメラボディ12に固定されている。このように、ソケット52L、52Rを同一基板の同一面上に配置することにより、ユニットを薄型化することができ、ひいてはカメラボディ12を小型(薄型)化することができる。
図4は、ソケット52Rの概略構成を示す断面図である。同図に示すように、ソケット52Rは、メモリカードスロット48Rから挿入されたメモリカード50Rが嵌合する嵌合部56Rを備えている。嵌合部56Rの内側には端子58Rが設けられており、この端子58Rにメモリカード50Rに設けられた接点51Rが接続される。
ソケット52Rの先端部には、ソケット52Rに接続されたメモリカード50Rをメモリカードスロット48Rから排出する排出装置60Rが設けられている。この排出装置60Rは、図3及び図4に示すように、主として押圧板62Rとモータ64Rとで構成されている。
押圧板62Rは、円盤状に形成された押圧板本体66Rと、その押圧板本体66Rの中心部に固着された回転軸68Rと、押圧板本体66Rの外周部に突出して形成された三角形状の押圧部70Rとで構成されている。この押圧板62Rは、ケース72R内に配設されており、その回転軸68Rをケース72Rに形成された図示しない軸受部に軸支されて、ケース72R内を回転自在に設けられている。
モータ64Rは、ケース72Rの外側に設けられており、その出力軸が回転軸68Rに連結されている。押圧板62Rは、このモータ64Rに駆動されて回転する。
押圧板62Rは1回の駆動で1回転し、その回転過程でメモリカード50Rをメモリカードスロット48Rから押し出す。すなわち、図5に示すように、押圧板62Rが回転すると、その外周部に設けられた押圧部70Rがソケット52Rの嵌合部56R内に進入し、嵌合部56Rに嵌合されたメモリカード50Rの先端面に接触し、ソケット52Rから押し出す。これにより、メモリカード50Rがメモリカードスロット48Rから排出される。
他方側のソケット52Lも同様に構成されており、ソケット52Lに接続されたメモリカード50Lを排出する排出装置60Lを備えている。
なお、排出装置60L、60Rの駆動は後述するようにCPU100に制御されており、CPU100は操作部102からの操作信号に基づいて排出装置60L、60Rのモータ64L、64Rの駆動を制御して、メモリカード50L、50Rの排出を制御する。
図6は、デジタルカメラ10の内部の概略構成を示すブロック図である。同図に示すように、デジタルカメラ10は、CPU100、操作部102、記憶部104、撮像素子106、撮像処理部108、表示処理部110、記録処理部112等で構成されている。
CPU100は、本カメラシステムを統括制御する制御部であり、操作部(シャッターボタン26、電源スイッチ28、モードダイヤル30、ズームボタン36、メニュー/OKボタン38、BACKボタン40、十字ボタン42等)102からの操作信号に基づいてカメラ全体の動作を統括的に制御する。
記憶部104は、ROM、RAM、EEPROMを含み、ROMにはCPU100が処理するプログラム及び制御に必要な各種データ等が格納されている。また、RAMは、プログラムの展開領域として利用されるとともに、CPU100が各種演算処理等を行う際の作業用エリアとして利用され、EEPROMには各種設定情報などが記録される。
撮像素子(CCD)106は、レンズ14を介して結像された被写体の光学像を電気信号に変換する。
撮像処理部108は、このCCD106から出力された電気信号を取り込み、所要の信号処理を施して画像信号に変換する。
撮影中にモニタ32にスルー画像を表示させる場合は、この撮像処理部108で信号処理された画像信号が表示処理部110に送られる。
表示処理部110は、入力した画像信号を表示用の信号形式(たとえば、NTSC)に変換してモニタ32に出力する。これにより、CCD106で捉えたリアルタイム画像(スルー画像)がモニタ32に表示される。
電源スイッチ28によってカメラのモードが撮影モードに設定された状態で、シャッターボタン26が押されると、操作部102からCPU100にレリーズ信号が出力される。CPU100は、このレリーズ信号を受けて、画像の記録処理を実行する。すなわち、CCD106から1コマ分の電気信号を取り込み、撮像処理部108で所要の信号処理を施して1コマ分の画像信号を取得する。そして、記録処理部112で所定の圧縮処理を施し、ソケット52L、52Rに接続されたいずれか一方のメモリカード50L、50Rに記録する。
ここで、いずれのメモリカード50L、50Rに画像データを記録するかは設定による。この設定は、たとえばメニュー画面によって次のように行なわれる。
撮影モードの下でメニュー/OKボタン38を押すと、図7(a)に示すように、モニタ32に撮影メニューの画面が表示される。ユーザは、このモニタ32に表示された撮影メニューのメニュー項目の中から「SET UP」を選択する。選択はカーソルを十字ボタン42で移動させることにより行なわれ、メニュー/OKボタン38を押すことにより決定される。
撮影メニューの中から「SET UP」が選択されると、図7(b)に示すように、「SET UP」のメニューがモニタ32に表示される。ユーザは、このモニタ32に表示された「SET UP」のメニュー項目の中から「ソケット設定」を選択する。選択は上記同様にカーソルを十字ボタン42で移動させることにより行なわれ、メニュー/OKボタン38を押すことにより決定される。
「SET UP」のメニューの中から「ソケット設定」を選択すると、図7(c)に示すように、使用するソケットの選択画面が表示される。ユーザは、この表示に基づき左右いずれか使用するソケットを選択する。
ここで、「右ソケット」を選択すると、カメラボディ12の右側に設けられたソケット52Rが使用するソケットとして設定され、「左ソケット」を選択すると、カメラボディ12の左側に設けられたソケット52Lが使用するソケットとして設定される。選択は上記同様にカーソルを十字ボタン42で移動させることにより行なわれ、メニュー/OKボタン38を押すことにより決定される。
このようにして設定されたソケット52L、52Rの設定情報は、記憶部104のEEPROMに記憶され、この設定情報に基づいて撮影された画像データが左右いずれか一方のメモリカードに記録される。
また、設定されたソケット52L、52Rの情報はモニタ32に表示され、たとえば左ソケットが設定された場合には、図7(d)に示すように、モニタ32の左隅にメモリカードの形をしたアイコンが画像に重ねて表示される(右ソケットが設定された場合には、モニタ32の右隅にメモリカードの形をしたアイコンが画像に重ねて表示される)。ユーザは、このモニタ32に表示されたアイコンを見ることにより、現在のソケットの設定情況を把握することができる。
また、設定されたソケットに接続されているメモリカードの容量が無くなった場合には、図7(e)に示すように、空き容量が無くなったことを示す表示(「メモリフル」)がアイコンに併記される。ユーザは、この表示を見ることにより、使用するソケットの切り替え又はメモリカードの交換の必要があることを把握することができる。
なお、上記のアイコン等はユーザが表示/非表示を選択できるようにすることが好ましく、たとえばメニュー画面でその設定ができるようにする。
また、上記の例では、撮影モードの下でソケットの設定をする場合について説明したが、再生モードの下でも同様にメニュー画面からソケットの設定ができるものとする。
メモリカード50L、50Rに記録された画像は、カメラのモードを再生モードに設定することにより、再生が可能になる。すなわち、電源スイッチ28によってカメラのモードが再生モードに設定されると、CPU100は、これを検知してメモリカード50L、50Rに最後に記録された画像ファイルの画像データを読み出す。読み出された画像データは、記録処理部112にて所要の伸張処理が施されたのち、表示処理部110を介してモニタ32に出力される。これにより、メモリカードに記録された画像の閲覧が可能になる。
画像のコマ送りは、十字ボタン42で行なわれ、十字ボタン42の右キーが押されると、次の画像がモニタ32に再生表示される。そして、十字ボタン42の左キーが押されると、前の画像がモニタ32に再生表示される。
また、メモリカード50L、50Rの取り出しはメニュー画面で行なわれ、たとえば次のように行なわれる。
撮影モードの下でメニュー/OKボタン38を押すと、図8(a)に示すように、モニタ32に撮影メニューの画面が表示される。ユーザは、このモニタ32に表示された撮影メニューのメニュー項目の中から「SET UP」を選択する。
撮影メニューの中から「SET UP」が選択されると、図8(b)に示すように、「SET UP」のメニューがモニタ32に表示される。ユーザは、このモニタ32に表示された「SET UP」のメニュー項目の中から「カード取り出し」を選択する。
「SET UP」のメニューの中から「カード取り出し」を選択すると、図8(c)に示すように、メモリカードを取り出すソケットの選択画面が表示される。ユーザは、この表示に基づき左右いずれかのソケットを選択する。
ここで、「右ソケット」を選択すると、カメラボディ12の右側に設けられたソケット52Rの排出装置60Rが駆動され、右側のメモリカードスロット48Rからメモリカード50Rが排出される。すなわち、排出装置60Rのモータ64Rが駆動されて押圧板62Rが1回転し、その押圧板62Rに設けられた押圧部70Rに押されて、メモリカード50Rがメモリカードスロット48Rから排出される。
また、「左ソケット」を選択すると、カメラボディ12の左側に設けられたソケット52Lの排出装置60Lが駆動され、左側のメモリカードスロット48Lからメモリカード50Lが排出される。
このように、メモリカード50L、50Rの取り出しは、メニュー画面でメモリカード50L、50Rの取り出しを選択することにより行なわれる。
なお、専用のボタンを設け、このボタンからの指示でメモリカード50L、50Rの取り出しを行なうようにしてもよい。この場合、各ソケット52L、52Rに対して取り出しボタンを設置する。
また、メモリカード50L、50Rの取り出しが行なわれた場合は、自動的に使用するソケット52L、52Rの設定を切り替えることが好ましい。すなわち、使用するソケットとして、右側のソケット52Rが設定されている場合において、右側のソケット52Rからメモリカード50Rを取り出した場合は、使用するソケットを左側のソケット52Lに自動的に切り替える。この場合、モニタ32に表示されるアイコンの位置も左側に切り替える。これにより、使用するソケットの設定を手動で切り替える手間がなくなり、使い勝手が向上する。
なお、本実施の形態では、メモリカードスロット48L、48Rがカメラボディ12の両側面に位置するようにソケット52L、52Rを配置しているが、ソケット52L、52Rは同一基板の同一面上に配置する構成であればよく、たとえば、2つのメモリカードスロットがカメラボディ12の下面に並列して配置されるようにレイアウトして、ソケット52L、52Rを配置してもよい。あるいは、一方のメモリカードスロットがカメラボディ12の側面に配置され、他方のメモリカードスロットがカメラボディ12の下面に配置されるようにレイアウトして、ソケット52L、52Rを配置してもよい。そして、このようにソケット52L、52Rを同一基板の同一面上に配置することにより、ユニットを薄型化することができ、この結果、カメラボディ12の小型化を図ることができる。
次に、本発明に係る撮影装置の第2の実施の形態について説明する。上述した第1の実施の形態のデジタルカメラ10では、使用中のメモリカードの容量が無くなった場合、使用するソケットの切り替えを手動で行なっていたが、本実施の形態のデジタルカメラでは、使用するソケットの切り替えを自動で行なう。
なお、デジタルカメラの構成自体は上述した第1の実施の形態のデジタルカメラと同じなので、ここでは、メモリカードの容量が無くなった場合におけるソケットの切り替え動作の手順についてのみ説明する。
図9は、ソケットの切り替え動作の手順を示すフローチャートである。同図に示すように、まず、CPU100は、撮影の有無を判定し(ステップS10)、撮影が行なわれると、画像データを設定されたソケットに接続されたメモリカードに記録する(ステップS11)。ここでは、カメラボディ12の右側のソケット52Rが使用するソケットに設定されているものとする。
撮影した画像データがメモリカード50Rに記憶されると、記録処理部112は、ソケット52Rに接続されているメモリカード50Rの空き容量を算出し、その算出結果をCPU100に出力する。CPU100は、取得したメモリカード50Rの空き容量と撮影される画像データのデータサイズとに基づいてメモリカード50Rへの画像データの追記の可否を判定する(ステップS12)。すなわち、メモリカード50Rにまだ画像データを記録できるか否か(メモリフルでないか否か)を判定する。
この判定の結果、メモリカード50Rへの画像データの追記が不能と判定されると、CPU100は、排出装置60を駆動し、右側のソケット52Rからメモリカード50Rを排出させる(ステップS13)。そして、使用する右側のソケット52Rから左側のソケット52Lに切り替える(ステップS14)。これにより、以後、撮影される画像データは左側のソケット52Lに接続されたメモリカード50Lに記録されるようになる。
このように、本実施の形態のデジタルカメラでは、使用中のメモリカードの容量が無くなると、自動的に使用するソケットが切り替えられるので、連続して画像を撮影することができる。特に動画撮影時には、撮影を中断するこの無く連続して撮影することができるので、不意に訪れた撮影シーンを撮り逃すことなく確実に記録することができる。
また、容量が無くなったメモリカードは自動的に排出されるので、ユーザはソケットの切り替えが行なわれたことを明確に把握することができる。そして、この排出されたメモリカードを新たなものに交換することにより、長時間の連続して撮影することができるようになる。
次に、本発明に係る撮影装置の第3の実施の形態について説明する。本実施の形態のデジタルカメラは、メモリカードに帯電した静電気を逃す機構をメモリカードの排出装置に備えたものである。
なお、この点以外の構成は上述した第1の実施の形態のデジタルカメラと同じなので、ここではメモリカードの排出装置の構成についてのみ説明する。また、上述した第1の実施の形態のデジタルカメラの排出装置と同じ構成部材には図に同じ符号を付して、その説明は省略する。
図10は、第3の実施の形態のデジタルカメラに備えられたメモリカードの排出装置の概略構成を示す断面図である。
同図に示すように、押圧板62Rを構成する押圧板本体66Rの上面部には、三角形状の接触子80Rが一体的に設けられている。この接触子80Rは、押圧板62Rがモータ64Rに駆動されて回転することにより、ケース72Rに設けられた被接触子82Rに接触する。
被接触子82Rは、銅などの導体で成形されており、グラウンドに接地されている。また、この被接触子82Rに接触子80Rを介して接触する押圧板62Rも全体にメッキが施され導電性が持たされており、押圧板62Rに押出されるメモリカード50Rも、その外周が導体84Rでシールドされて導電性が持たされている。
以上のように構成された排出装置によれば、メモリカードの排出過程でメモリカードに帯電した静電気を逃すことができる。
すなわち、図11に示すように、モータ64Rを駆動して、押圧板62Rを1回転させると、その回転過程で押圧部70Rがメモリカード50Rに接触するとともに、接触子80Rが被接触子82Rに接触し(図11(c)参照)、メモリカード50Rに帯電した静電気が、押圧板62Rから被接触子82Rを介して逃される。これにより、静電気によるメモリカード50Rの破壊を有効に防止することができる。
なお、上述した一連の実施の形態では、本発明をデジタルカメラに適用した場合を例に説明したが、本発明の適用は、これに限定されるものではなく、2つのソケットを備えた撮影機器全てに適用することができる。
デジタルカメラを正面側から見た外観図 デジタルカメラを背面側から見た外観図 ソケットの取り付け構造を示す斜視図 ソケットの概略構成を示す断面図 排出装置の動作の説明図 デジタルカメラの内部の概略構成を示すブロック図 ソケット設定時におけるモニタの表示例を示す図 ソケット排出時におけるモニタの表示例を示す図 ソケットの切り替え動作の手順を示すフローチャート 第3の実施の形態のデジタルカメラの排出装置の概略構成を示す断面図 第3の実施の形態のデジタルカメラの排出装置の動作の説明図
符号の説明
10…デジタルカメラ、12…カメラボディ、14…レンズ、16…ストロボ、18…ファインダー窓、20…AF補光ランプ、22…セルフタイマーランプ、24…ストロボ調光センサ、26…シャッターボタン、28…電源スイッチ、30…モードダイヤル、32…モニタ、34…ファインダー、36…ズームボタン、38…メニュー/OKボタン、40…BACKボタン、42…十字ボタン、44…バッテリーカバー、46…三脚用ねじ穴、48L、48R…メモリカードスロット、50L、50R…メモリカード、51R…接点、52R、52L…ソケット、54…基板、56R…嵌合部、58R…端子、60R…排出装置、62R…押圧板、64R、64L…モータ、66R…押圧板本体、68R…回転軸、70R…押圧部、72R、72L…ケース、80R…接触子、82R…被接触子、84R…導体、100…CPU、102…操作部、104…記憶部、106…撮像素子、108…撮像処理部、110…表示処理部、112…記録処理部

Claims (6)

  1. 装置本体に一組のソケットを備え、該ソケットに接続されたメモリカードに撮影した画像データを記録する撮影装置において、
    前記一組のソケットが同一基板の同一面上に配置されることを特徴とする撮影装置。
  2. 使用するソケットを設定する設定手段と、
    前記設定手段で設定されたソケットに接続されたメモリカードの空き容量を検出する検出手段と、
    前記検出手段の検出結果に基づき前記設定手段で設定されたソケットに接続されたメモリカードへの画像データの追記の可否を判定する判定手段と、
    前記判定手段で追記不可と判定された場合に前記設定手段の設定を他方側のソケットに切り替える切替手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
  3. 前記装置本体に表示手段を備え、該表示手段に前記設定手段の設定情況を表示することを特徴とする請求項2に記載の撮影装置。
  4. 前記メモリカードは、前記装置本体の外周部に形成されたスロットから挿入されて前記ソケットに接続され、
    前記メモリカードを前記スロットから排出するカード排出手段と、
    前記判定手段の判定結果に基づき前記各カード排出手段の駆動を制御してメモリカードの排出を制御する制御手段であって、前記判定手段で追記不可と判定された場合に前記設定手段で設定されたソケットに接続されたメモリカードを排出させる制御手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項2又は3に記載の撮影装置。
  5. 前記カード排出手段は、
    回転駆動手段と、
    前記回転駆動手段に駆動されて回転し、その回転過程で前記スロットに挿入されたメモリカードの先端面と接触して、前記メモリカードを前記スロットから押し出す押圧板と、
    からなることを特徴とする請求項4に記載の撮影装置。
  6. 前記押圧板は導体で形成され、その回転過程で周縁部を導体でシールドされた前記メモリカードの先端面と接触するとともに、前記装置本体に設けられた接地部材に接触して、前記メモリカードの静電気を逃すことを特徴とする請求項4又は5に記載の撮影装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009094687A (ja) * 2007-10-05 2009-04-30 Nikon Corp プロジェクタ付きカメラ
KR101087667B1 (ko) 2009-10-12 2011-11-30 에스케이플래닛 주식회사 가입자 식별 장치와 가입자 식별 장치를 이용한 단말기 제어 방법
CN109361834A (zh) * 2018-10-15 2019-02-19 信利光电股份有限公司 摄像模组结构

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