JP2006222900A - 撮像装置及び撮像装置制御プログラム - Google Patents

撮像装置及び撮像装置制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】姿勢検出センサを追加することなく縦位置による撮影であることを検出でき、更に縦位置シャッターボタンの誤動作を防止することができる撮像装置及び撮像装置制御プログラムを提供する。
【解決手段】装置本体の背面に設けられた表示部110と、表示部110上に配設されたタッチパネル30と、タッチパネル30への入力の有無を検出するタッチパネル検出手段112aと、タッチパネル検出手段112aがタッチパネル30への入力を検出していない場合には横位置による撮影であると判断して横位置による撮影であることを示す撮影情報を出力し、タッチパネル検出手段112aがタッチパネル30への入力を検出した場合には縦位置による撮影であると判断して縦位置による撮影であることを示す撮影情報を出力する撮影位置判断部112bとを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は撮像装置及び撮像装置制御プログラムに係り、特に縦位置に好適な撮像装置及び撮像装置制御プログラムに関する。
デジタルカメラ等の撮像装置においては、横位置又は縦位置による撮影に対応する手段として、姿勢検出センサや、横位置用シャッターボタン及び縦位置用シャッターボタンをそれぞれ備えたものがある。特許文献1は、姿勢検出センサとして鉛直方向検知器を備えたカメラが開示されている。また特許文献2には、横位置用シャッターボタン及び縦位置用シャッターボタンと、姿勢検出手段としての水銀スイッチとを備えたカメラが開示されている。更に特許文献3には、カメラ本体の天面に横位置用シャッターボタンを、カメラ本体の側面に縦位置用シャッターボタンを備えたカメラが開示されている。
特開平5−323440号公報 特開平5−313247号公報 特開2004−343283号公報
特許文献1及び特許文献2のように、カメラの姿勢検出を行なうための姿勢検出センサを備えると機器構成が複雑となりコスト面でも問題がある。
また、特許文献2及び特許文献3のように、通常のシャッターボタン、すなわち横位置に適したシャッターボタンに加えて、縦位置シャッターボタンを備えるカメラでは、横位置撮影をするための保持姿勢では縦位置シャッターボタンが誤動作する恐れがある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、姿勢検出センサを追加することなく縦位置による撮影であることを検出でき、更に縦位置シャッターボタンの誤動作を防止することができる撮像装置及び撮像装置制御プログラムを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明に係る撮像装置は、装置本体の背面に設けられた表示部と、前記表示部上に配設されたタッチパネルと、前記タッチパネルへの入力の有無を検出するタッチパネル検出手段と、前記タッチパネル検出手段が前記タッチパネルへの入力を検出していない場合には横位置による撮影であると判断して横位置による撮影であることを示す撮影情報を出力し、前記タッチパネル検出手段が前記タッチパネルへの入力を検出した場合には縦位置による撮影であると判断して縦位置による撮影であることを示す撮影情報を出力する撮影位置判断手段と、を備える。
この発明によると、タッチパネルへの入力の有無に基づいて横位置による撮影又は縦位置による撮影かを検出できる。
また本発明に係る撮像装置は、撮影した画像の付属情報として、前記撮影情報を画像と共に記録してもよい。
これにより、画像と共に撮影情報を記録し、再生時に撮影情報に基づいて画像の向きを調節することができる。
また、本発明に係る撮像装置は、横位置撮影用のシャッターボタン及び縦位置撮影用のシャッターボタンと、前記撮影位置判断手段から前記横位置による撮影であることを示す撮影情報を取得した場合には前記横位置用シャッターボタンのみを有効にし、前記撮影位置判断手段から前記縦位置による撮影であることを示す撮影情報を取得した場合には、前記縦位置撮影用のシャッターのみを有効にするシャッターボタン制御手段と、を備えてもよい。
これにより、横位置用シャッターボタン及び縦位置用シャッターボタンを備える撮像装置を用いて撮影する際に、使用するシャッターボタンのみを有効にでき、使用しないシャッターボタンに手が触れることによる誤動作を防止することができる。
また、本発明に係る撮像装置制御プログラムは、撮像装置に備えられたタッチパネルへの入力の有無を検出するタッチパネル検出ステップと、前記タッチパネル検出ステップにおいて、前記タッチパネルへの入力が検出されない場合には横位置による撮影であると判断して横位置による撮影であることを示す撮影情報を出力し、前記タッチパネル検出ステップにおいて、前記タッチパネルへの入力が検出された場合には縦位置による撮影であると判断して縦位置による撮影であることを示す撮影情報を出力する撮影位置判断ステップと、をコンピュータに実行させる。
また、前記撮像装置は、横位置撮影用のシャッターボタン及び縦位置撮影用のシャッターボタンを備え、前記横位置による撮影であることを示す撮影情報を取得した場合には前記横位置用シャッターボタンのみを有効にし、前記縦位置による撮影であることを示す撮影情報を取得した場合には、前記縦位置撮影用のシャッターのみを有効にするシャッターボタン制御ステップ、を更にコンピュータに実行させてもよい。
本発明によれば、タッチパネルへの入力の有無に基づいて縦位置と横位置とを判断することができる。そのため、姿勢検出センサを追加することなく縦位置による撮影であることを検出でき、更に縦位置シャッターボタンの誤動作を防止することができる撮像装置及び撮像装置制御プログラムを提供することができる。
以下、添付した図面を参照し本発明の好ましい実施の形態を説明する。
[第一実施形態]
図1は、本発明の好ましい実施形態に係るデジタルカメラ10の外観を示す斜視図である。このデジタルカメラ10は、略直方体の本体部20の正面にレンズを備え、背面に液晶モニタからなる表示部110と、その表示部110に積層されて配置されるタッチパネル30とを備える。更に本体部20の背面に、モードダイヤル150と、十字KEY81と、電源スイッチ82とを備える。また天面に、シャッターボタン22を備える。
図2は本実施形態に係るデジタルカメラ10の内部構成を示すブロック図である。まず、同図のデジタルカメラ10において、中央処理装置(メインCPU)112は、シャッターボタン22、モードダイヤル150等を含む操作部113の各種のボタンやキーからの入力に基づいてデジタルカメラ10内の各回路を統括制御する。CPU112の実行するプログラムはEEPEOM119に記憶される。
いま、モードダイヤル150によって静止画撮影モードが設定されると、CPU112は、動画(スルー画)を表示部110に表示させ、撮影画角を確認可能にする。即ち、撮像レンズ14を通過した光は、固体撮像素子102aに入射する。固体撮像素子102aの受光面には、フォトセンサが平面的に配列されており、該受光面に結像された被写体像は、各フォトセンサによって入射光量に応じた量の信号電荷に変換される。こうして蓄積された信号電荷は、図示せぬドライバ回路から与えられるパルス信号に基づいて信号電荷に応じた電圧信号(画像信号)として順次読み出され、それぞれ撮像回路102bに加えられる。
撮像回路102bは、ゲイン調整回路を含み、撮像回路102bから得られた画像データは、それぞれ画像処理回路108及びハイパスフィルタ(HPF)125へ送られる。画像処理回路108は、ホワイトバランス補正回路108b、ガンマ補正回路108c、YC処理回路108d、輝度・色差信号生成回路、シャープネス補正回路、コントラスト補正回路、撮影画像に対する輪郭補正を含む画像処理を行う輪郭処理部、画像のノイズ低減処理を行うノイズ低減処理部等を含む画像処理手段であり、CPU112からのコマンドに従って画像信号を処理する。
画像処理回路108に入力された画像データは、輝度信号(Y信号)及び色差信号(Cr、Cl信号)に変換されるとともに、ガンマ補正等の所定の処理が施された後、VRAM132に格納される。
一方、画像処理回路108のA/D変換部108aでデジタル信号に変換された画像データは、ハイパスフィルタ(HPF)125でG画素成分のみ抽出される。そして、積算処理回路126で抽出されたG画素成分に積算処理が施されてCPU112に送られる。CPU112は、積算処理回路126から送られた画像データの積算値をオートフォーカス(AF)評価値とし、合焦を判定する。
撮影画像を表示部110にモニタ出力する場合、VRAM132からYC信号が読み出され、ビデオエンコーダ134に送られる。ビデオエンコーダ134は、入力されたYC信号を表示用の所定方式の信号(例えば、NTSC方式のカラー複合映像信号)に変換して表示部110に出力する。表示部110の駆動はドライバ111を介して行われる。
所定のフレームレートで処理された各フレームのYC信号は、VRAM132のA領域とB領域とに交互に書き込まれ、VRAM132のA領域及びB領域のうち、YC信号が書き込まれている方の領域以外の領域から、書き込まれているYC信号が読み出される。このようにしてVRAM132内のYC信号が定期的に書き換えられ、そのYC信号から生成される映像信号が表示部110に供給されることにより、撮像中の映像がリアルタイムに表示部110に表示される。ユーザは、表示部110に表示される映像(スルー)によって撮影画角を確認できる。
ここで、シャッターボタン22が半押しされると、AE及びAF処理が開始される。AE/AF処理が行われ、シャッターボタン22が全押しされることによって記録用の撮影動作がスタートする。シャッターボタン22の全押しに応動して取得された画像データは画像処理回路108において輝度/色差信号(Y/C信号)に変換され、ガンマ補正等の所定の処理が施された後、VRAM132に格納される。
VRAM132に格納されたY/C信号は、圧縮伸長処理回路144によって所定のフォーマットに従って圧縮された後、メディアコントローラ146を介して記録媒体40にExif(Exchangeable Image File Format)ファイルとして記録される。画像はExifファイルのデータ部分に記録される。CPU112は上記Exifファイルのヘッダ部分の所定のタグ(Imagedescriptionタグなど)に撮影日時情報などを記録する。
CPU112には、キセノン管からなるストロボ18の発光を制御するストロボ制御回路115も接続されており、静止画撮影において、低照度であることが検出された場合や、ストロボボタンによって発光が指示された場合や、強制発光モードが設定された場合にタイミングジェネレータ120によって発生されたタイミング信号に同期したタイミングで短時間(例えば1秒以上の短時間)発光するようにストロボ18を制御する。
モードダイヤル150によって動画撮影モードが設定されたときには、シャッターボタン22の全押し操作に連動して動画記録動作がスタートし、もう一度シャッターボタン22を押下すると動画記録動作が停止する。シャッターボタン22を押下継続している期間、録画動作を行い、押下解除によって録画を停止するようにしてもよい。動画データは、例えばモーションJPEG(MPEG)形式によって記録媒体40に記録される。
モードダイヤル150により再生モードが選択されると、記録媒体40に記録されている最終の画像ファイル(最後に記録されたファイル)の圧縮データが読み出される。最後の記録に係るファイルが静止画ファイルの場合、この読み出された画像圧縮データは、圧縮伸長処理回路144を介して非圧縮のYC信号に伸長され、VRAM132に保存される。VRAM132に保存されたYC信号は、ビデオエンコーダ134に加えられる。ビデオエンコーダ134は、入力するYC信号からNTSC方式のRGBカラー複合映像信号を作成し、これを表示部110に出力する。これにより、表示部110には記録媒体40に記録されている最終コマのコマ画像が表示される。
その後、十字キー81の右キーが押されると、順方向にコマ送りされ、十字キー81の左キーが押されると、逆方向にコマ送りされる。そして、コマ送りされたコマ位置の画像ファイルが記録媒体40から読み出され、上記と同様にしてコマ画像が表示部110に再生される。尚、最終コマのコマ画像が表示されている状態で順方向にコマ送りされると、記録媒体40に記録されている1コマ目の画像ファイルが読み出され、1コマ目のコマ画像が表示部110に再生される。
表示部110は、カメラ10に内蔵されたLCD114、ファインダー又は映像出力端子等に接続された外部の表示装置に相当する。なお、CPU112は、OSD信号発生回路を含み、OSD信号発生回路はシャッタ速度や絞り値、撮影可能枚数、撮影日時、警告メッセージ等の文字及びアイコン等の記号を表示するための信号を発生させる。このOSD信号発生回路から出力される信号は、必要に応じて画像信号に混合されて、LCD114に供給される。これにより、スルー画像や再生画像に文字やアイコン等が合成された合成画像が表示される。
タッチパネル30は、表示部110に積層されて配置される。タッチパネル30はそれぞれ縦横方向の各々に沿ってマトリクス状に所定の抵抗値を有しており、ユーザの指などの物体が接触すると上記の抵抗値が変化し、このときの電流値の変化を検出することで物体の接触位置を検出することができる。その電流値は、タッチパネルインターフェース部31を介してCPU112に入力される。CPU112はタッチパネル30の検出した接触位置に応じて各種処理を開始させることができる。表示部110に表示された画像のうち、所定の領域(所定の被写体)を押圧し、その所定領域をフォーカスポイントとして指定することができる。
記録媒体40は、撮影で得た画像データを保持する手段であり、例えばスマートメディアと呼ばれるメモリカードが使用される。記録メディアの形態はこれに限定されず、PCカード、コンパクトフラッシュ(登録商標)、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、メモリスティックなどでもよく、電子的、磁気的、もしくは光学的、又はこれらの組み合わせによる方式などに従って読み書き可能な媒体を用いることができる。異種・同種の記録メディアを問わず、複数の媒体を装着可能な構成にしてもよい。また、画像ファイルを保存する手段は、カメラ本体に着脱可能なリムーバブルメディアに限らず、カメラに内蔵された記録媒体(内蔵メモリ)であってもよい。
CPU112は、カメラ10の各回路を統括制御する制御回路であり、シャッターボタン22、十字キー81、電源スイッチ82、モードダイヤル150、あるいは図示しないストロボボタン、ズームキー、メニュー/実行ボタンその他を含む操作部113から受信する信号に基づき、対応する回路の動作を制御するとともに、表示部110における表示制御、ストロボ発光制御、オートフォーカス(AF)制御及び自動露出(AE)制御等を行う。
カメラ10の電源が電源スイッチ82でオンされる度に、カメラボディ内部に装着される電池からなる主要電源164から、デジタルカメラ10の各回路に電源が供給される。
画像処理回路108からの画像データは、測光処理部157にも送られる。この測光処理部157は、外光の光量を測定する手段の一例である。測光処理部157は、入力される各画像データと、固体撮像素子102aの電荷蓄積時間、すなわち電子シャッタのシャッタ秒時とに基づいて被写体輝度の測光値(EV値)を算出する測光値算出部により構成できる。これにより、固体撮像素子102aの駆動が調節される。なお、電子シャッタのシャッタ秒時とともに絞り値を変化させてもよい。絞り値を変化させる場合には、絞り値を加味して被写体輝度に応じた測光値を算出する。このように、測光処理部157は、固体撮像素子102aを受光センサとしてTTL(Through The Lens) 測光方式によって被写体の明るさ(被写体輝度)を検出する。測光処理部157は、フォトトランジスタで構成された測光センサであってもよく、測光が可能な手段であれば特に限定されない。
図3は、CPU112が実行するプログラムを示すブロック図である。CPU112は、プログラムであるタッチパネル検出部112a及び撮影位置判断部112bを実行する。タッチパネル検出部112a及び撮影位置判断部112bは、EEPROM119に記憶されており、CPU112により適宜メモリ127に読み出されて実行される。
タッチパネル検出部112aは、タッチパネルインターフェース部31から入力される電気信号に基づいて、タッチパネル30への押圧の有無及びタッチパネル30のどの位置が押圧されたかを検出する。撮影位置判断部112bは、タッチパネル30への押圧がある場合には縦位置による撮影であると判断し、縦位置であることを示す撮影情報を出力する。また、タッチパネル30への押圧がない場合には横位置による撮影であると判断し、横位置であることを示す撮影情報を出力する。
次に図4及び図5に基づいて、本実施の形態に係るデジタルカメラ10を用いた横位置撮影及び縦位置撮影について説明する。図4は、横位置撮影時の使用状態を示す模式図であり、図5は、縦位置撮影時の使用状態を示す模式図である。
横位置による撮影時において、撮影者は、左手でデジタルカメラ10の天面及び底面を保持し、右手親指でタッチパネル30を除く背面を、右手人差し指で天面に備えられたシャッターボタン22を操作する。また縦位置による撮影時において、撮影者は、左手親指でタッチパネル30を押圧し、左手人差し指で正面を保持する。また右手親指で背面を保持し、右手人差し指でシャッターボタン22を操作する。
次に図6のフローチャートに従い、CPU112が実行する撮影位置検出処理の流れを説明する。この処理は、デジタルカメラ10の撮影位置が、図4に示す横位置による撮影であるか、図5に示す縦位置による撮影であるかを検出する処理である。
S1では、デジタルカメラ10の操作者が、シャッターボタン22を押し、CPU112は、シャッターボタン22が押されていることを検出して、合焦動作等の処理を行う。
S2では、タッチパネル検出部112aが、タッチパネル30への入力の有無を検出する。タッチパネル30のいずれかの部位が押圧されているときは「Yes」に該当し、S3へ進む。タッチパネル30のどの部位も押圧されていないときには「No」に該当し、S4へ進む。
S3では、撮影位置判断部112bが、縦位置による撮影であると判断し、「縦方向」を示す撮影情報を出力する。S4では、撮影位置判断部112bが、横位置による撮影であると判断し、「横方向」を示す撮影情報を出力する。この撮影情報を用いて、縦位置及び横位置に応じた処理、例えば、縦位置で撮影された画像データに「縦方向」を示す撮影情報を付加する。
S5では、記録媒体40に撮影情報を付加した画像データを書き込み、処理を終了する。画像データに「縦方向」の撮影情報が付加されている場合には、その撮影情報を用いて半回転処理をさせてから撮影画像を表示することにより、横方向の画像と同じ向きに表示することができる。
[第二実施形態]
図7は、第二実施形態に係るデジタルカメラ10を示す斜視図である。本実施形態に係るデジタルカメラ10は、第一実施形態に係るデジタルカメラ10のシャッターボタン22が横位置専用のシャッターボタン22として構成され、更に本体部20の側面に縦位置専用シャッターボタン23を備えて構成されたものである。その他の構成は、第一実施形態に係るデジタルカメラ10と同様である。
図8は、本実施形態に係るデジタルカメラ10の内部構成を示すブロック図である。CPU112は、タッチパネル30が押圧されていることを示す電気信号の入力を受付けた場合にのみ、縦位置専用シャッターボタン23からの操作を受付ける。
図9は、CPU112が実行するプログラムを示すブロック図である。CPU112は、プログラムであるタッチパネル検出部112a、撮影位置判断部112b、シャッターボタン制御部112cを実行する。タッチパネル検出部112a、撮影位置判断部112b及びシャッターボタン制御部112cは、EEPROM119に記憶されており、CPU112により適宜メモリ127に読み出されて実行される。
シャッターボタン制御部112cは、撮影位置判断部112bから横位置による撮影であることをしめす撮影情報の入力を受付けると、縦位置シャッターボタン23を無効にして横位置シャッターボタン22のみを有効に制御する。すなわち、縦位置シャッターボタン23が操作された場合にも、縦位置シャッターボタン23からの入力信号を無視して、横位置シャッターボタン22から入力された入力信号に従って撮影処理を行なう。また、撮影位置判断部112bから縦位置による撮影であることを示す撮影情報の入力を受付けると、横位置シャッターボタン22を無効にして縦位置シャッターボタン23のみを有効に制御する。
次に図10に基づいて、本実施の形態かかるデジタルカメラ10を用いた縦位置による撮影について説明する。図10は、縦位置による撮影時の使用状態を示す模式図である。
縦位置による撮影時において、撮影者は、左手親指でタッチパネル30を押圧し、左手人差し指で正面を保持する。また右手親指で背面を保持し、右手人差し指で縦位置用シャッターボタン23を操作する。横位置による撮影は、第一実施形態にかかるデジタルカメラ10と同様である。
次に図11のフローチャートに従い、CPU112が実行する撮影位置検出処理の流れを説明する。この処理は、デジタルカメラ10の撮影位置が、図4に示す横位置による撮影であるか、図10に示す縦位置による撮影であるかを検出する処理である。
S11では、タッチパネル検出部112aが、タッチパネル30への入力の有無を検出する。「Yes」であればS12へ、「No」であればS13へ進む。
S12では、撮影位置判断部112bが、縦位置による撮影であると判断し、「縦方向」を示す撮影情報をシャッターボタン制御部112cに出力する。シャッターボタン制御部112cは、縦位置シャッターボタン23を有効にし、横位置シャッターボタン22を無効にする制御を行なう。S13では、撮影位置判断部112bが、横位置による撮影であると判断し、「横方向」を示す撮影情報をシャッターボタン制御部112cに出力する。シャッターボタン制御部112cは、横位置シャッターボタン22を有効にし、縦位置シャッターボタン23を無効にする制御を行なう。そして撮影位置検出処理及びシャッターボタン制御処理を終了する。
なお、第一実施形態と同様、撮影位置制御部112bが出力した撮影情報を画像データに付加して記録しても良い。
本実施の形態によるデジタルカメラ10によると、タッチパネル30を用いて撮影時の姿勢検出を行い、その結果に基づいて、縦位置シャッターボタン23及び横位置シャッターボタン22を制御することができる。そのため、撮影時に、使用しないシャッターボタンに触れることに起因する誤動作を防止することができる。
本発明の好ましい実施形態に係るデジタルカメラ10の外観を示す斜視図 デジタルカメラ10の内部構成を示すブロック図 CPU112が実行するプログラムを示すブロック図 横位置撮影時の使用状態を示す模式図 縦位置撮影時の使用状態を示す模式図 CPU112が実行する撮影位置検出処理の流れを示すフローチャート 第二実施形態に係るデジタルカメラ10を示す斜視図 第二実施形態に係るデジタルカメラ10の内部構成を示すブロック図 CPU112が実行するプログラムを示すブロック図 縦位置による撮影時の使用状態を示す模式図 CPU112が実行する撮影位置検出処理の流れを示すフローチャート
符号の説明
10…デジタルカメラ、20…本体部、22…シャッターボタン、23…縦位置シャッターボタン、30…タッチパネル、31…タッチパネルインターフェース部、112…CPU、112a…タッチパネル検出部、112b…撮影位置判断部

Claims (5)

  1. 装置本体の背面に設けられた表示部と、
    前記表示部上に配設されたタッチパネルと、
    前記タッチパネルへの入力の有無を検出するタッチパネル検出手段と、
    前記タッチパネル検出手段が前記タッチパネルへの入力を検出していない場合には横位置による撮影であると判断して横位置による撮影であることを示す撮影情報を出力し、前記タッチパネル検出手段が前記タッチパネルへの入力を検出した場合には縦位置による撮影であると判断して縦位置による撮影であることを示す撮影情報を出力する撮影位置判断手段と、
    を備える撮像装置。
  2. 撮影した画像の付属情報として、前記撮影情報を画像と共に記録する、請求項1に記載の撮像装置。
  3. 横位置撮影用のシャッターボタン及び縦位置撮影用のシャッターボタンと、
    前記撮影位置判断手段から前記横位置による撮影であることを示す撮影情報を取得した場合には前記横位置用シャッターボタンのみを有効にし、前記撮影位置判断手段から前記縦位置による撮影であることを示す撮影情報を取得した場合には、前記縦位置撮影用のシャッターのみを有効にするシャッターボタン制御手段と、
    を備える請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 撮像装置に備えられたタッチパネルへの入力の有無を検出するタッチパネル検出ステップと、
    前記タッチパネル検出ステップにおいて、前記タッチパネルへの入力が検出されない場合には横位置による撮影であると判断して横位置による撮影であることを示す撮影情報を出力し、前記タッチパネル検出ステップにおいて、前記タッチパネルへの入力が検出された場合には縦位置による撮影であると判断して縦位置による撮影であることを示す撮影情報を出力する撮影位置判断ステップと、
    をコンピュータに実行させる撮像装置制御プログラム。
  5. 前記撮像装置は、横位置撮影用のシャッターボタン及び縦位置撮影用のシャッターボタンを備え、
    前記横位置による撮影であることを示す撮影情報を取得した場合には前記横位置用シャッターボタンのみを有効にし、前記縦位置による撮影であることを示す撮影情報を取得した場合には、前記縦位置撮影用のシャッターのみを有効にするシャッターボタン制御ステップ、
    を更にコンピュータに実行させる請求項4に記載の撮像装置制御プログラム。
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