JP2007028512A - 表示装置及び撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ユーザの手によって表示画面上の画像が隠されるのを防止するとともに、タッチパネルに誤ってユーザの手が触れたことによる誤動作を防止できる表示装置、及びこの表示装置を備える撮像装置を提供する。
【解決手段】 まず、ユーザによってカメラ10が把持されると、グリップ部18又はレリーズスイッチ20に配設されたタッチセンサ32によって、ユーザによって把持されたことが検出される(ステップS10)。すると、液晶モニタ28においてグリップ部18の裏側にあたる部分(すなわち、グリップ部18が把持されたときにユーザの指があたる部分)に重ならないように、画像表示領域114が変更される(ステップS12)。これにより、液晶モニタ28に表示される画像がユーザの手や指によって隠されてしまうことを防止でき、画像の視認性が向上する。
【選択図】 図5
【解決手段】 まず、ユーザによってカメラ10が把持されると、グリップ部18又はレリーズスイッチ20に配設されたタッチセンサ32によって、ユーザによって把持されたことが検出される(ステップS10)。すると、液晶モニタ28においてグリップ部18の裏側にあたる部分(すなわち、グリップ部18が把持されたときにユーザの指があたる部分)に重ならないように、画像表示領域114が変更される(ステップS12)。これにより、液晶モニタ28に表示される画像がユーザの手や指によって隠されてしまうことを防止でき、画像の視認性が向上する。
【選択図】 図5
Description
本発明は表示装置及び撮像装置に関する。
デジタルカメラ等の電子カメラや、カメラ付き携帯電話、携帯情報端末(PDA)等の機器においては、液晶モニタ等の表示画面が設けられ、撮影前のスルー画像や、撮影した画像をその表示画面に表示することができる。また、この液晶モニタの表面に操作入力を行うためのタッチパネルが配設された携帯端末が開発されている(例えば、特許文献1)。
ところで、近年、上記のような機器の小型化が急速に進んでいるが、液晶モニタについては、迫力のある見やすい画像を映し出すため、より大きな画面サイズが望まれている。このため、上記のような機器において、大画面の液晶モニタを搭載され、機器筐体のサイズに対してモニタの占める割合が大きくなると、撮影時に機器を握ることができる部分(グリップ部)が小さくなり、ユーザが機器を保持しにくくなるという欠点がある。また、機器を把持する手で液晶モニタの画面を覆ってしまい、映像の一部が見えなくなるという問題がある。このような問題を解決するため、特許文献2には、再生時に大画面モニタで迫力のある画像の再生を可能にする一方、撮影時にカメラを把持する手によって映像が隠されず、画像全体を確認することができるモニタ付きカメラについて開示されている。
特開2001−69235号公報
特開平11−289484号公報(段落0018等)
しかしながら、上記の特許文献1に開示されたカメラは、モードスイッチによってカメラのモードが撮影モードに切り換えられた場合に、画像表示領域の大きさを変更するものであって、本発明とは構成を異にするものである。また、液晶モニタの表面にタッチパネルが設けられているため、カメラを把持する手がこのタッチパネルに触れた場合に、ユーザの意志に反して操作入力が行われてしまうおそれがあった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、ユーザの手によって表示画面上の画像が隠されるのを防止するとともに、タッチパネルに誤ってユーザの手が触れたことによる誤動作を防止できる表示装置、及びこの表示装置を備える撮像装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に係る表示装置は、ユーザが把持するためのグリップ部を備える機器筐体と、前記機器筐体の表面に配設された表示画面を有し、前記表示画面に画像を表示する画像表示手段と、ユーザによって前記機器筐体が把持されたことを検出する検出手段と、前記検出手段によって前記機器筐体が把持されたことが検出された場合に、前記ユーザの手によって表示画面上に表示された画像が隠されないように、前記表示画面上における画像の表示領域を変更する制御手段とを備えることを特徴とする。
請求項1に係る表示装置によれば、機器筐体が把持された場合に表示画面上のユーザの手が当たる部分に画像を表示させないことで、画像の視認性を向上できる。
請求項2に係る表示装置は、請求項1において、前記検出手段は、前記機器筐体のグリップ部に配設されることを特徴とする。請求項2は、検出手段の配設される場所を限定したものである。
請求項3に係る表示装置は、請求項1又は2において、前記表示画面上においてユーザの手の位置を検出する手位置検出手段を更に備え、前記手位置検出手段は、前記検出手段によって前記機器筐体が把持されたことが検出された場合に、前記表示画面上におけるユーザの手の位置を検出し、前記制御手段は、前記検出されたユーザの手の位置を避けて画像を表示することを特徴とする。
請求項3に係る表示装置によれば、表示画面上におけるユーザの手の位置を検出するため、画像が手に隠されてしまうのをより確実に防止できる。
請求項4に係る表示装置は、請求項3において、前記手位置検出手段は、前記表示画面に配設され、前記ユーザからの操作入力を受け付けるタッチパネルであることを特徴とする。請求項4は、請求項3の手位置検出手段をタッチパネルに限定したものである。
請求項5に係る表示装置は、請求項4において、前記制御手段は、前記検出手段によって前記機器筐体が把持されたことが検出された場合に、前記タッチパネルからの操作入力を無効とすることを特徴とする。
請求項5に係る表示装置によれば、表示装置が把持された際に、ユーザの手がタッチパネルに誤って触れて誤動作を起こすのを防止できる。
請求項6に係る表示装置は、請求項4又は5において、前記制御手段は、前記表示装置がクレードルと接続された場合に、前記タッチパネルからの操作入力を有効とすることを特徴とする。
請求項6に係る表示装置によれば、クレードル接続時のタッチパネル操作が容易になる。
請求項7に係る撮像装置は、請求項1から6のいずれか1項記載の表示装置と、画像を撮像する撮像手段と、前記撮像手段に撮像の指示を入力するためのレリーズスイッチとを備え、前記検出手段は、前記レリーズスイッチに配設されることを特徴とする。
請求項7に係る撮像装置によれば、ユーザが撮像装置を構えた場合に、表示画面上の画像がユーザの手に隠されてしまうのを防止できる。
本発明によれば、機器筐体が把持された場合に表示画面上のユーザの手が当たる部分に画像を表示させないことで、画像の視認性を向上できる。
以下、添付図面に従って本発明に係る表示装置及び撮像装置の好ましい実施の形態について説明する。なお、以下の説明では、本発明の表示装置を撮像装置(デジタルカメラ)に適用した例について説明するが、本発明はこれに限定されるものではなく、携帯電話や携帯情報端末(PDA)、タブレットPC等の画像表示用のモニタや、タッチパネルを備える機器に適用可能である。
図1は本発明の一実施形態に係る撮像装置の正面の外観図であり、図2はその背面の外観図である。図1に示されているように、撮像装置(カメラ)10の正面には撮像部12が設けられ、撮影レンズ14の後方に図示せぬCCD(撮像素子)が配置される。撮影レンズ14の詳細な構成は図示されていないが、例えば、変倍群と補正群とから成るリヤフォーカス式ズームレンズが用いられる。
この撮像部12を含む筐体16の図1における左側の部分は、ユーザが右手でカメラを把持し易いようにグリップ部18が形成され、筐体16の上面にレリーズスイッチ20、及びコマ送り/コマ戻しボタン22が配置される。なお、筐体16の正面右上隅部にはストロボ(補助発光部)24が設けられている。
また、上記の筐体16の上面には、主電源のON/OFF切り換えを行う電源スイッチ26が配置される。電源スイッチ26は、モード設定スイッチとしての役割を兼ねている。電源スイッチ26のツマミは図の左右方向に摺動自在のスライドスイッチで構成されており、ツマミを左方向に移動させる毎に「撮影モード」、「再生モード」、カメラ内電源をOFFにする「OFFモード」に交互に設定される。
図2に示すように、カメラ10の背面には画像表示部28が設けられる。この表示部28は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)で構成され、カメラ筐体16の大きさに対して可能な限り大画面のものが用いられる。特に、グリップ部18の裏側まで画像表示部(以下の説明では、液晶モニタと記載する)28の画面が占める程の大画面LCDが採用される。そして、この液晶モニタ28の前面には光透過性を有するタッチパネル(図3の符号30)が配設される。ユーザはこのタッチパネル30によりカメラ10に操作入力を行うことができる。
本実施形態のカメラ10において、グリップ部18及びレリーズスイッチ20にユーザの指が触れたことを検出するタッチセンサ32が配設される。なお、タッチセンサ32による指の検出方式としては、抵抗膜式や静電容量式、超音波式、光学式等の各種手段を用いることができる。
図3は、カメラ10の内部構造を示すブロック図である。同図に示すように、CPU50は、バス52を介してカメラ10の各ブロックに接続されており、上記したタッチパネル30及び操作スイッチ54からの操作入力に基づいて各ブロックを統括制御する。
操作スイッチ54は、上記したレリーズスイッチ20やコマ送り/コマ戻しボタン22、電源スイッチ26を含み、カメラ10に操作入力を行うためのブロックである。なお、レリーズスイッチ20は、2段階に構成されており、「半押し」によりS1=ON信号が発生し、「全押し」によりS2=ON信号が発生する。発生したS1=ON信号及びS2=ON信号はCPU50に入力され、CPU50はこのS1=ON信号とS2=ON信号によりレリーズスイッチ20の押下状態を検出する。
EEPROM56には、カメラ10の制御プログラムや制御に必要な各種の設定データ等が格納されている。電源回路58は、カメラ10の各ブロックに電源を供給する。
ストロボ24は、CPU50からのストロボ発光命令に基づきストロボ発光回路60により発光制御される。
カメラ10は、撮像手段として、撮影レンズ14、アイリス(絞り)62、撮像素子(CCD)64を備える。撮影レンズ14のフォーカシングは、撮影レンズ14を構成するフォーカスレンズをフォーカスモータ66によって移動させることにより行われ、ズーミングは、撮影レンズ14を構成するズームレンズをズームモータ68で移動させることにより行われる。フォーカスモータ66とズームモータ68は、それぞれフォーカスモータドライバ70とズームモータドライバ72により駆動制御される。CPU50は、このフォーカスモータドライバ70とズームモータドライバ72に制御信号を出力して制御する。
絞り62は、いわゆるターレット型絞りで構成されており、F2.8からF8の絞り孔が穿孔されたターレット板を回転させて絞り値(F値)を変化させる。この絞り62の駆動はアイリスモータ74によって行なわれる。アイリスモータ74はアイリスモータドライバ76により駆動制御される。CPU50は、このアイリスモータドライバ76に制御信号を出力して制御する。
被写体を示す画像光は、撮影レンズ14及び絞り62を介してCCD64の受光面上に結像される。CCD64の受光面には、多数のフォトセンサが配列されており、この受光面に結像された被写体の光学像は、各フォトセンサによって入射光量に応じた量の信号電荷に変換される。各フォトセンサに蓄積された信号電荷は、タイミングジェネレータ(TG)78から与えられるタイミングパルスに従って順次読み出され、信号電荷に応じた電圧信号としてアナログ信号処理回路80に出力される。
なお、このCCD64には電荷掃き出しドレインが備えられており、この電荷掃き出しドレインに各フォトセンサに蓄積された信号電荷を掃き出すことにより、各フォトセンサに蓄積される信号電荷の蓄積時間(シャッタ速度)が制御される。
アナログ信号処理回路80は、相関二重サンプリング処理回路(CDS)及び増幅器(AMP)を含んでいる。CCD64から順次読み出された電圧信号は、アナログ信号処理回路80によって画素ごとのR、G、B信号がサンプリングホールドされて増幅され、A/D変換器82に加えられる。
A/D変換器82は、順次入力されるアナログのR、G、B信号をデジタルのR、G、B信号に変換して出力し、A/D変換器82から出力されたデジタルのR、G、B信号は画像入力コントローラ84を介してメモリ(SDRAM)86に一時格納される。そして、このR、G、B信号はこのSDRAM86から画像信号処理回路88に出力される。
画像信号処理回路88は、入力された画像信号に対して、オフセット処理、ホワイトバランス補正及び感度補正を含むゲイン・コントロール処理、ガンマ補正処理等の所定の信号処理を行い、その処理後の画像データをVRAM90に出力する。
VRAM90には、それぞれ1コマ分の画像データが記憶可能なA領域とB領域(図示せず)とが含まれており、このA領域とB領域とに1コマ分の画像データが交互に書き換えられる。そして、書き換えられた画像データが交互に読み出される。
VRAM90から読み出された画像データは、ビデオエンコーダ92によりエンコーディングされ、カメラ10の液晶モニタ28に出力される。液晶モニタ28は、液晶駆動回路94によって制御され、バックライトユニット96により液晶モニタ28の裏面(図2参照)から照明される。ユーザは、この液晶モニタ28に表示された画像(スルー画像)をもとに構図を決定し、ピント状態を確認する。
さて、上記の撮影モードの下、レリーズスイッチ20が半押し(S1=ON)されると、自動露出調整(AE)、及びオートフォーカス(AF)が作動する。すなわち、A/D変換器82から出力される画像データが、画像入力コントローラ84を介してAE・AWB検出回路98並びにAF検出回路100に入力される。
AE・AWB検出回路98は、例えば、撮像領域を64分割(水平8、垂直8)して得られる分割領域ごとにR、G、Bの画像データをR、G、Bごとに積算し、分割領域ごとのR、G、Bごとの積算データをCPU50に出力する。
AF検出回路100は、あらかじめ設定された特定のフォーカスエリア(たとえば、撮像領域の中央)内における画像のコントラストあらわすコントラスト評価値を算出し、そのコントラスト評価値をCPU50に出力する。
CPU50は、AF検出回路100から入力されたコントラスト情報に基づいてフォーカスモータドライバ70に制御信号を出力し、撮影レンズ14をAF制御して、主要被写体にピントを合わせる。
また、CPU50は、AE・AWB検出回路98から入力された積算データに基づいて被写体の明るさ(EV値)を算出し、このEV値に基づいて絞り62の絞り値(F値)及びCCD64のシャッタ速度(電荷蓄積時間)を決定する。
AE及びAFが完了し、レリーズスイッチ20が全押し(S2=ON)されると、CPU50は、決定した絞り値(F値)に基づいてアイリスモータドライバ76に駆動信号を出力し、決定した絞り値(F値)の絞り径となるように絞り62を駆動制御するとともに、決定したシャッタ速度となるようにCCD64の電荷蓄積時間を制御する。
このようにして、取り込まれた1コマ分の画像データは、アナログ信号処理回路80、A/D変換器82を介して画像入力コントローラ84からSDRAM86に入力され、ここに一時的に記憶される。そして、SDRAM86から画像信号処理回路88に読み出され、ここで輝度データ及び色差データの生成処理(YC処理)を含む所定の信号処理が行われる。
信号処理後の画像データは、一旦SDRAM86に記憶されたのち、圧縮伸張処理回路102に出力され、ここでJPEG(Joint Photographic Experts Group)等の所定の圧縮処理が実行される。そして、画像データは再びSDRAM86に一時的に格納されたのち、メモリコントローラ104によって読み出され、カードスロットに装着された記録メディア106に記録される。なお、画像データの記録形式はJPEG方式に限定されず、MPEGその他の記録方式を採用してもよい。また、画像データを保存するための手段は、記録メディア106に代表される半導体メモリに限定されず、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスクなど、種々の媒体を用いることができる。また、これらのリムーバブルメディアに限らず、カメラ10に内蔵された記録媒体(内部メモリ)に画像データが記録されるようにしてもよい。
このようにして撮影、記録された画像データは、電源スイッチ26が操作され、カメラ10の動作モードが再生モードに設定されると、液晶モニタ28上に再生表示される。再生モード時には、記録メディア106に記録されている画像データがSDRAM86に読み出され、SDRAM86から圧縮伸張処理回路102に出力される。そして、圧縮伸張処理回路102で伸張処理が施され、処理後の画像データがSDRAM86に一時格納されたのち、ビデオエンコーダ92を介して液晶モニタ28に出力される。これにより、記録メディア106に記録されている画像データが液晶モニタ28上に再生表示される。ユーザはコマ送り/コマ戻しボタン22を操作することにより、再生画像のコマ送りやコマ戻しを行うことができる。
また、再生モード時に、パーソナルコンピュータやテレビ等の外部ディスプレイがビデオ入出力端子108を介してカメラ10に接続されている場合には、記録メディア106に記録されている画像データはビデオ出力回路110により処理されて、この外部ディスプレイに再生表示される。
また、カメラ10は、外部接続インターフェース部(I/F)112により図示せぬクレードルを介してパーソナルコンピュータ等の外部機器に接続される。
次に、上記の液晶モニタ28における画像表示領域の制御方法について説明する。図4は本実施形態に係る画像表示領域の制御方法を模式的に示す図であり、図5は本実施形態に係る画像表示領域の制御方法を示すフローチャートである。まず、ユーザによってカメラ10が把持されると、グリップ部18又はレリーズスイッチ20に配設されたタッチセンサ32によって、ユーザによって把持されたことが検出される(ステップS10)。すると、図4に示すように、液晶モニタ28においてグリップ部18の裏側にあたる部分(すなわち、グリップ部18が把持されたときにユーザの指があたる部分)に重ならないように、画像表示領域114が変更される(ステップS12)。これにより、液晶モニタ28に表示される画像がユーザの手や指によって隠されてしまうことを防止でき、画像の視認性が向上する。
なお、ステップS12においては、画像の縦横の長さの比を変更しないようにして、画像表示領域114の上下の何も表示されていない空き領域に、タッチ操作により操作可能な各種操作ボタン116が表示されるようにしてもよい。
次に、上記の液晶モニタ28における画像表示領域の制御方法について説明する。図6は、画像表示領域の制御方法の別の例を示すフローチャートである。まず、ユーザによってカメラ10が把持されると、グリップ部18又はレリーズスイッチ20に配設されたタッチセンサ32によって、ユーザによって把持されたことが検出される(ステップS20)。タッチパネル30によってユーザの指が触れていることが検出されると(ステップS22)、タッチパネル30によって検出されたユーザの指が触れている部分(接触部位)と重ならないように、画像表示領域114が変更される(ステップS24)。ステップS24においては、液晶モニタ28の何も表示されていない空き領域に各種操作ボタン116が表示されるようにしてもよい。なお、この各種操作ボタン116も上記の接触部位と重ならない位置に表示される。
この例によれば、例えば、図7に示すように、ユーザの指がグリップ部18の裏側以外の部分に触れた場合にも液晶モニタ28に表示される画像がユーザの手や指によって隠されてしまうことを防止でき、画像の視認性が向上する。
次に、カメラ10が把持された場合のタッチパネル30の制御方法について、図8を参照して説明する。図8は、タッチパネル30の制御方法を示すフローチャートである。まず、ユーザによってカメラ10が把持されると、グリップ部18又はレリーズスイッチ20に配設されたタッチセンサ32によって、ユーザによって把持されたことが検出される(ステップS30)。すると、タッチパネル30からの操作入力が無効化される(ステップS32)。この例によれば、カメラ10が把持された場合に、ユーザの指が誤ってタッチパネル30に触れてしまうことによる誤動作を防止できる。
次に、カメラ10がクレードルに接続された場合の処理の流れについて、図9を参照して説明する。図9は、カメラ10がクレードルに接続された場合の処理の流れを示すフローチャートである。まず、CPU50によってカメラ10が外部接続I/F112を介してクレードルに接続されたことが検出されると(ステップS50)、タッチパネル30からの操作入力が有効化される(ステップS52)。そして、ステップS52において、カメラ10のモードが自動的に再生モードに変更されて、記録メディア106から画像データが読み出され、液晶モニタ28にサムネイル表示される。ユーザは、このサムネイル画像にタッチすることにより、画像の選択や拡大表示、クレードルを介したパーソナルコンピュータ等の外部機器への転送を行うことができる。
10…撮像装置(カメラ)、12…撮像部、14…撮影レンズ、16…カメラ筐体、18…グリップ部、20…レリーズスイッチ、22…コマ送り/コマ戻しボタン、24…ストロボ(補助発光部)、26…電源スイッチ、28…画像表示部(液晶モニタ)、30…タッチパネル、32…タッチセンサ、50…CPU、52…バス、54…操作スイッチ、56…EEPROM、58…電源回路、60…ストロボ発光回路、62…アイリス(絞り)、64…撮像素子(CCD)、66…フォーカスモータ、68…ズームモータ、70…フォーカスモータドライバ、72…ズームモータドライバ、74…アイリスモータ、76…アイリスモータドライバ、78…タイミングジェネレータ(TG)、80…アナログ信号処理回路、82…A/D変換器、84…画像入力コントローラ、86…メモリ(SDRAM)、88…画像信号処理回路、90…VRAM、92…ビデオエンコーダ、94…液晶駆動回路、96…バックライトユニット、98…AE・AWB検出回路、100…AF検出回路、102…圧縮伸張処理回路、104…メモリコントローラ、106…記録メディア、108…ビデオ入出力端子、110…ビデオ出力回路、112…外部接続インターフェース部(I/F)、114…画像表示領域、116…各種操作ボタン
Claims (7)
- ユーザが把持するためのグリップ部を備える機器筐体と、
前記機器筐体の表面に配設された表示画面を有し、前記表示画面に画像を表示する画像表示手段と、
ユーザによって前記機器筐体が把持されたことを検出する検出手段と、
前記検出手段によって前記機器筐体が把持されたことが検出された場合に、前記ユーザの手によって表示画面上に表示された画像が隠されないように、前記表示画面上における画像の表示領域を変更する制御手段と、
を備えることを特徴とする表示装置。 - 前記検出手段は、前記機器筐体のグリップ部に配設されることを特徴とする請求項1記載の表示装置。
- 前記表示画面上においてユーザの手の位置を検出する手位置検出手段を更に備え、
前記手位置検出手段は、前記検出手段によって前記機器筐体が把持されたことが検出された場合に、前記表示画面上におけるユーザの手の位置を検出し、
前記制御手段は、前記検出されたユーザの手の位置を避けて画像を表示することを特徴とする請求項1又は2記載の表示装置。 - 前記手位置検出手段は、前記表示画面に配設され、前記ユーザからの操作入力を受け付けるタッチパネルであることを特徴とする請求項3記載の表示装置。
- 前記制御手段は、前記検出手段によって前記機器筐体が把持されたことが検出された場合に、前記タッチパネルからの操作入力を無効とすることを特徴とする請求項4記載の表示装置。
- 前記制御手段は、前記表示装置がクレードルと接続された場合に、前記タッチパネルからの操作入力を有効とすることを特徴とする請求項4又は5記載の表示装置。
- 請求項1から6のいずれか1項記載の表示装置と、
画像を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段に撮像の指示を入力するためのレリーズスイッチとを備え、
前記検出手段は、前記レリーズスイッチに配設されることを特徴とする撮像装置。
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