JP2005226915A - レンジフードにおけるフィルタレスによる油脂分の捕獲方法及びその捕獲装置 - Google Patents

レンジフードにおけるフィルタレスによる油脂分の捕獲方法及びその捕獲装置 Download PDF

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Abstract

【課題】グリスフィルタの使用せずに廃ガスを捕獲して除去するレンジフードにおけるフィルタレスによる油脂分の捕獲方法及びその捕獲装置を提供する。
【解決手段】フード体1の下側開放部から一段奥張った位置に設けた覆板4の平行な二縁または三縁或いは四縁寄りに設けた幅狭な吸引用空間H直後に設けた廃ガス衝突板15に、幅狭な吸引用空間Hから流速を速めて吸引される廃ガスGを、接触させ方向変換して排気手段2の吸引力による遠心分離作用で含有する油脂分をその廃ガス衝突板15に付着させ、その付着した油脂分を覆板4に落下させ流下させてオイル受け部7に導く。
【選択図】図1

Description

本発明はレンジフードにおいてグリスフィルタを使用することなく、廃ガスに含有される油脂分を捕獲して除去するフィルタレスによる油脂分の捕獲方法及びその捕獲装置に関するものである。
従来、レンジフードは、平型レンジフードファン、ブーツ型レンジフードファン、オープンキッチン用レンジフードファン、アイランド型レンジフードファン等の様々なタイプが存在する。
また、その先行技術の中には、フード体の下側開放部から一段奥張った位置に覆板を設け、その覆板の三縁または四縁寄りに幅狭なグリスフィルタを配設するグリスフィルタも存在する(例えば特許文献1)
パンチングメタル方式、織布や不織布等の多層状の積層方式、更にはスロットフィルター方式等、様々な方式のグリスフィルタが使用されている。
これらの共通する問題は、共に微細孔の集合体であるため、塵、埃の付着や酸化で油脂分が硬化しての目詰まりである。
この目詰まりは、グリスフィルタの油脂分捕獲性能で異なり、管理が定期的でない目詰まりに付着する油脂分が滴下し、キッチンを汚してしまう。
一方、前記する先行技術は、加熱調理器具から立ち昇り、上昇に伴って拡散する廃ガスを覆板上流の捕捉空間で捕獲しながら、その覆板の三縁または四縁寄りの部分に設けた吸引力が集中する幅狭なグリスフィルタから効果的に吸引することができる。
しかしながら、グリスフィルタを使用するため前記問題が潜在する。
特開平11−211174号
本発明は上記従来事情に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、グリスフィルタの使用せずに廃ガスを捕獲して除去するレンジフードにおけるフィルタレスによる油脂分の捕獲方法及びその捕獲装置を提供することにある。
本発明者等は、グリスフィルタを使用せずに廃ガスに含有される油脂分を吸着除去するに際して、鋭意研究を重ねた結果、フード体における排気手段の吸込方向にクロスする配置関係になっている廃ガス突き当たり面部に設けた幅狭な吸引用空間と、その直後に設けた廃ガスを衝突させる板手段とで、グリスフィルタと同様な油捕捉効果が達成できることを知見し、本発明に至ったものである。
即ち、本発明において、捕獲方法は、フード体における排気手段の吸込方向にクロスする配置関係になっている廃ガス突き当たり面部に複数の幅狭な吸引用空間を設け、該吸引用空間の直後に廃ガスを衝突させてその流れを方向変換する廃ガス衝突板手段を設け、前記吸引用空間から流速を速めて流入する廃ガスを前記廃ガス衝突板手段に衝突させて油脂分をその廃ガス衝突板手段に付着させ、その付着する油脂分をその廃ガス衝突板手段に連絡する回収手段で回収することを特徴とするレンジフードにおけるフィルタレスによる油脂分の捕獲方法である(請求項1)。
この捕獲方法において、フード体における排気手段の吸込方向に対してクロスする配置関係になっている廃ガス突き当たり面部とは、例えば平型レンジフードにおいては下面部、ブーツ型のレンジフードにおいては前板とで捕獲空間を構成する仕切板等、従来、グリスフィルタを係脱可能に保持する面部である。また整流板を有する面部であっても良いものである。
また、廃ガス衝突板手段は、衝突板単板、複数板で構成されている場合の双方を包含するものである。複数枚で構成されている場合には、吸引用空間の直後に高さ方向に多段状に配置して廃ガスが接触して蛇行状に通過するようにするのが好ましいものである。
そして、その衝突板に凹凸部を設けて、廃ガスの接触抵抗を高めて、油脂分の捕獲効率を高めても良いものであるし、逆に清掃性を考慮して段差のない形状に形成しても良いものである。
また、幅狭な吸引用空間は、フード体の周縁寄りに設けるのが好ましいものである。他の部位に設けても任意なものであるが、油脂分の捕獲効率を考慮して、大きさ、数、位置、及び廃ガスの流れ隙間の断面積をバランス良く調節する。
そして、以上の手段によれば、排気手段の吸引力が作用するように吸込方向にクロスする配置関係になっている廃ガス突き当たり面部に設けられている複数の幅狭な吸引用空間から流速を速めて吸引される廃ガスを、直後の廃ガス衝突板手段に接触させ方向変換して排気手段の吸引力による遠心分離作用で含有する油脂分をその廃ガス衝突板手段に付着させ、その付着した油脂分を回収手段で回収する。
そして、前記回収手段は、前記幅狭な吸引用空間直後に配置された廃ガス衝突板と、その廃ガス衝突板において前記突き当たり面部裏面に臨む自由端と、その自由端から落下する油脂分を受ける廃ガス突き当たり面部の裏面部と、その廃ガス突き当たり面部に設けた傾斜部と、その傾斜部下端に設けたオイル受け部とを備えていると、好適なものである(請求項2)。
ここで、前記傾斜部は、廃ガス突き当り面部を傾斜状にして構成しても良いものであるし、廃ガス突き当り面部の裏面部に傾斜状のオイルラインを形成して構成しても良いものである。
以上の手段によれば、廃ガス衝突板に付着する油脂分を自由端から廃ガス突き当たり面部の裏面部に落下させ、傾斜部で同下端のオイル受け部へと速やかに導く。
廃ガスは、自由端と廃ガス突き当たり面部の裏面部との隙間から排気手段に吸込む。
そして、廃ガス衝突板は、前記吸引用空間直後に配置された廃ガス衝突面を廃ガス突き当たり面部裏面側に向けて傾斜状とし、その傾斜端を廃ガス突き当たり面部裏面方向に折曲したエッジにして前記自由端としていると、更に好適なものである(請求項3)。
以上の手段によれば、前記廃ガス突き当り面部裏面側に向けて傾斜する廃ガス衝突面の案内作用で付着する油脂分の廃ガス突き当り面部裏面側への落下を促進し、それに連続する廃ガス突き当たり面部裏面方向に折曲したエッジによる更なる方向変換作用とで、油脂分の捕獲効率をアップさせる。
そして、フード体における排気手段の吸込方向に対してクロスする配置関係になっている廃ガス突き当たり面部は、フード体において下面を構成する覆板であって、該覆板の平行な二縁または三縁或いは四縁寄りに前記幅狭な吸引用空間を設けていたり(請求項4)、そのフード体における排気手段の吸込方向に対してクロスする配置関係になっている廃ガス突き当たり面部がフード体の下側開放部から一段奥張った位置に設けた覆板であり、該覆板の平行な二縁または三縁或いは四縁寄りに前記幅狭な吸引用空間を設けていると(請求項5)と好適なものである。
また、フード体における排気手段の吸込方向にクロスする配置関係になっている廃ガス突き当たり面部が、フード体との間に周囲に幅狭な吸引用空間を確保するように配置された整流板とを備え、前記自由端を整流板裏面側に臨ませている場合も等しく利用することができる(請求項6)。
更に、廃ガス衝突板を前記覆板に設け、その廃ガス衝突面においてその自由端を排気手段に近い側の端に設けたり(請求項7)、前記廃ガス衝突板を整流板とで吸引用空間を構成する他方側に設け、その自由端を整流板の裏面部に臨ませてなり、その自由端を排気手段に近い側の端に設けている(請求項8)と、廃ガス衝突面から排気手段に近い自由端側への廃ガス流れとなり、好ましいものとなる。
そして、捕獲装置においては、フード体の下側開放部から一段奥張った位置に設けた覆板と、その覆板の平行な二縁または三縁或いは四縁寄りに設けた幅狭な吸引用空間と、その吸引用空間直後に設けた廃ガス衝突板と、前記覆板に設けたオイル受け部とを備え、前記廃ガス衝突板における吸引用空間と相対する廃ガス衝突面を覆板の裏面方向に傾斜状にすると共にその先端から覆板裏面方向に折曲したエッジで形成される自由端を前記覆板の裏面側に臨ませてなり、前記オイル受け部をその覆板の最低部に固定的もしくは取外し可能に配設し、覆板の裏面に設けられている傾斜で落下する油脂分を前記オイル受け部に導くことであり(請求項9)、その覆板が、フード体に対して取外し可能であると付着油脂分の清掃上、最適なものとなる。
本発明は以上のように構成したので、下記の利点がある。
(請求項1)吸引用空間から流速を速めて吸引される廃ガスが、直後の廃ガス衝突板手段に接触し方向変換して排気手段の吸引力による遠心分離作用で含有する油脂分をその廃ガス衝突板手段に付着させ、その付着した油脂分を回収手段で回収する方法であるので、グリスフィルタを使用することなく廃ガスに含有される油脂分を捕獲して回収することができる。
しかも、幅狭な吸引用空間(孔)が視野に入るだけであり、グリスフィルタ露呈によるデザイン性の低下を防止できるばかりでなく、そのグリスフィルタを前方から視認不能に塞ぐ化粧板等を用いる必要もなく、廉価に提供できる。
その上、廃ガス衝突板を適宜好みのカラーリングをしておくことによって、調理時にそのカラーリングが視野に入り、デザイン性を向上することができる。
(請求項2)廃ガス衝突板に捕獲された油脂分を、その衝突板が臨む面である廃ガス突き当たり面部を利用してオイル受け部に導くので、油脂分の粘性で停滞せず、回収がスピーディーである。
(請求項3)その上、廃ガス衝突板の廃ガス突き当り面部裏面側に向けての傾斜に乗って付着油脂分の流れが促進されるので、油脂分が硬化する虞れを無くし、しかも廃ガス突き当たり面部裏面方向に折曲したエッジによる更なる方向変換作用及び油落下促進作用で、油脂分の捕獲効率、回収効率を高めることができる。
(請求項4)フード体の下面を構成する覆板のその平行な二縁または三縁或いは四縁寄りに幅狭な吸引用空間を設けていると、より少ない吸引用空間の露呈で効果的に廃ガスを外部に漏洩させることなく、捕捉して排気でき、覆板の加工性を向上させる。
(請求項5)その覆板上流に廃ガスの捕獲空間を臨ませていると、廃ガスの捕獲効率そのものを向上できる。
(請求項6)整流板を外して清掃すれば、油脂分が付着する部分を清掃でき、グリスフィルタと共に、それを支持する部分を夫々を取外して、各々個別に清掃する場合と比べて清掃簡単であるし、整流板が取り外されたオープンスペースからフード体の開放部に残置される廃ガス衝突板を拭き取ることで油汚れを拭いとることができ、グリスフィルタのように目にこびり付いた油脂分を取除く細かな作業も必要ない。
(請求項7、8)廃ガス衝突面の支え側が廃ガスで汚れる虞れを極力無くし、その衝突板の清掃を楽にする。特に、清掃時に廃ガス衝突板がフード体側に残置される場合には、自ずと廃ガス衝突面が下方のオープンスペースに臨み、清掃し易い。
(請求項9)オイル受け部に回収される油脂分を、覆板を敢えて外さずとも廃棄できるし、覆板が外せるようにしておくと、そのオイルラインの清掃が簡単且つ確実である。
次に、本発明レンジフードにおけるフィルタレスによる油脂分の捕獲方法及びその捕獲装置の実施の形態を説明すると、図1〜図6は、第1の実施の形態を、図7及び図8は、第2の実施の形態を、更には図9及び図10は、第3の実施の形態を各々示している。
各実施の形態共に、レンジフードにおけるフィルタレスによる油脂分の捕獲方法及びその捕獲装置を捕獲装置に基づいて説明する。各実施の形態共に、薄幅なタイプのレンジフードを示している。まず、第1の実施の形態を説明する。
図1において、符号Aはレンジフードである。
このレンジフードAは、下面を開放した扁平薄箱状のフード体1の天板部11に排気手段2を設置し、その排気手段2を前方から立設された幕板3で隠し、下面開放部から一段奥張った位置に廃ガス突き当り面として覆板4を設け、覆板4下方を加熱調理で発生した廃ガスの捕獲空間Sとし、その覆板4に複数の幅狭な吸引用空間Hを開孔し、その吸引用空間Hの直後に廃ガス衝突板手段5を設け、その廃ガス衝突板手段5を回収手段6に連絡して構成している。
前記覆板4は、図1等に示すようにフード体1に形成した一段奥張っている凹窪部21底に殆どのその底を占めるように大きく開口されているセット口31に丁度合致する面積に形成されており、周縁に縁部14(図5、図6参照)を周設すると共に、図1に示すようにフード体1の背板側に向かって傾斜状になっており、この実施の形態では後縁を凹窪部21の構成後面部下端から折曲した水平部21aで支承し、前端側をフード体1に設けた取付脚(図示せず)にネジ止めして、フード体1に対して着脱可能になっている。
覆板4の支持構造は、何でも良く、図示するものに限定されるものではない。
前記吸引用空間Hは、この実施の形態では覆板4の四縁寄りに長孔状をもって開孔されており、共に開孔縁にフランジhを立上げてあり、その吸引用空間Hの直後には、廃ガスを衝突させてその流れを方向変換する廃ガス衝突板手段5が設けられている。
この吸引用空間Hは、この実施の形態では各縁ともに2個を一列にして設けられており、後縁に沿う吸引用空間Hにおいては、中央部に所要スペースの余白部を覆板4裏面に残してその両脇に前記のように長孔状をもって開孔させてある。
廃ガス衝突板手段5は、この実施の形態では吸引用空間Hの各々に対応して廃ガス衝突板15単体を設けて、構成されている。
この廃ガス衝突板15は、図4〜図6に示すように覆板4の各縁と略同等長さを有し、覆板4の底部裏面部に覆板4の背後空間を利用して設けてなり、覆板4に立設された支持脚15aの先端から吸引用空間H直後を横断する廃ガス衝突面15bを覆板4の裏面部方向に向けて数度の傾斜角度(3〜5度)θをもって傾斜状に折曲し、該廃ガス衝突面15bの下端である自由端(長手端)全長に亘って覆板方向に大きく(急激)に折曲して覆板4裏面部に臨むエッジ15cを設けている。
そして、前記廃ガス衝突板15の廃ガス衝突面15bと、そのエッジ(自由端)15cと、そのエッジ(自由端)15cから落下する油脂分を受ける覆板4の裏面部と、その傾斜状の覆板4と、その覆板4下端に設けたオイル受け部7とで前記回収手段6を構成し、前記覆板4が、フード体1における排気手段2の吸込方向にクロスするように配置される廃ガス突き当り面部になっている。
前記廃ガス衝突板15は、図1、図4等に示すように、廃ガス衝突面15bにおいてそのエッジ(自由端)15cを排気手段2に近い側の長手端に設け、他端の長手端に支持脚15aを設けた構成になっている。
また、覆板4は、後縁に沿う廃ガス衝突板15についてだけは、図4に示すように支持脚15aを覆板4の傾斜に沿って流下する油脂分(オイル)の受け面とすべく中央部方向に後方傾斜状とし、その中央部に相対する覆板4後端部中央部にオイル落下孔24を開孔して、フード体1の背板部分に着脱可能に設けられたオイル受け部7にそのオイル落下孔24を臨ませている。
前記オイル受け部7は、フロント部17をプッシュする度に引き出し部27への収容状態での保持と同部からの室内への押出とを交互に繰り返すマグネットキャッチ手段37を介して引き出し部27に収容されている(図1、図3参照)。
前記引き出し部27は、図3に示すように、前記水平部21a下位において前記オイル受け部7と同形状をもってフード体1の背板部分から突設した左右の化粧部47においてオイル受け部7と相対する端縁に形成されている左右のレール部(図示せず)に係合し、フード体1の背板との間に設けたマグネットキャッチ手段(その商品名の一例 ワンプッシュキャッチ)37で保持し、フロント部17をタッチ式に押動する簡単なプッシュ操作で、オイル受け部7の収容状態での保持及び同オイル受け部7の引き出し部27からの室内への押出を行うようになっている。
符号8はランプである。
以上のように構成されているレンジフードAによる油脂分の捕獲方法では、一段奥張った位置に配置されている覆板4の四縁寄りに設けられている吸引用空間Hから流速を速めて吸引される廃ガスGを、直後の廃ガス衝突板15の廃ガス衝突面15bに接触させ、方向変換して排気手段2の吸引力による遠心分離作用で含有される油脂分を付着させ、付着した油脂分を覆板4の裏面部方向に傾斜状になっている廃ガス衝突面15bのその案内作用で停滞させず且つ吸引用空間Hから落下させることになく案内して、それに連続して覆板4裏面方向に大きく(急激に)折曲したエッジ15cから覆板4の裏面に落下させ、その油脂分をフランジhの溢水防止機能で吸引用空間Hから落下させずに覆板4自身の傾斜でオイル落下孔24に導き、オイル受け部7に排出し、回収する。
廃ガスGは、エッジ15cと覆板4との隙間15dから排気手段2に吸込排気する。
次に図7及び図8に示す第2の実施の形態について説明すると、この実施の形態は、フード体1との間に周囲に吸引用空間Hを介して廃ガス突き当り面部として整流板9を配置したタイプのレンジフードA1を対象とするものである。
この場合には、各吸引用空間(四つ)Hに面してその直後に廃ガス衝突板手段5として各廃ガス衝突板15を配設している。図7に示すようにフード体1の下側を覆う一段奥張って設けられている凹面状のフードカバー10との間に吸引用空間Hを確保するように整流板9を配設し、該フードカバー10側周面の各辺全長もしくはほぼ全長に廃ガス衝突面15bを設け、その先端を整流板4裏面部に臨むエッジ(自由端)15cとして、そのエッジ15cで囲繞される空間を排気手段2への吸込口12としている。
この実施の形態での廃ガス衝突板5の支持脚15aはフードカバー10の側周面が兼務している。フードカバー10は係脱可能であっても良いものである。
整流板9は、周囲に縁部19を周設し、フード体1背板方向に向かって傾斜状をもってフードカバー10に係脱可能に取り付けられており、その下端に前記する覆板4と同様にオイル落下孔29を開孔し、そのオイル落下孔29に臨んでオイル受け部7を表面に取外し可能に備えている
整流板9の係脱構成は、従来から周知なように排気手段2への吸込口12を開口しているフードカバー10に整流板取付脚39を取付固定し、その整流板取付脚39にダルマ孔を介してローレットネジで螺合する等、任意な手段を提案することができる。
この実施の形態においては、前記回収手段6は、前記廃ガス衝突面15bと、そのエッジ(自由端)15cと、そのエッジ(自由端)15cから落下する油脂分を受ける整流板9の裏面部と、その傾斜状の整流板9と、その整流板9下端に設けたオイル受け部7とを備えている。
他の構成及び作用についても前記する第1の実施の形態と差異はないため、同一符号を付し、具体的な説明は省略する。
更に図9及び図10の実施の形態について説明する、この実施の形態は、フード体1内に排気装置2を内蔵した平型のレンジフードA2を対象とするものである。
フード体1の下側開放部に取外し可能になっている覆板、即ち下板(廃ガス突き当り面部)4の周囲を除いて浅い凹部34で構成し、その凹部34縁寄りの四縁に前記する第1の実施の形態と同様に幅狭な吸引用空間Hを開孔し、その直後に廃ガス衝突板手段5として各廃ガス衝突板15を配設している。
前記下板4は、その廃ガス衝突板15を設けた一回り外側部分に背後方向に縁部14を周設し、片側傾斜にして、その下端域の丁度中央部分のその縁部14を切欠して、落下路とし、それに連通してオイル受け部7を前記と同様にマグリットキャッチ手段37で係脱可能にして、その下板4とは別に取外せるようになっている。
各吸引用空間Hは、その開孔縁に第1の実施の形態と同様に筒状のフランジhを突設して、下板4傾斜による案内作用でオイル受け部7に導かれる油脂分が各吸引用空間Hから落下しないにようになっていること前記第1の実施の形態と同様である。
そして、この実施の形態では、回収手段6は、廃ガス衝突面15bと、そのエッジ(自由端)15cと、そのエッジ(自由端)15cから落下する油脂分を受ける下板4の裏面部と、その傾斜状の下板4と、その下板4下端に設けたオイル受け部7とを備えている。
本発明レンジフードにおけるフィルタレスによる油脂分の捕獲方法及びその捕獲装置において、前記する廃ガス衝突面15b及びエッジ(自由端)15cの傾斜角度、エッジ(自由端)15cと、覆板(平型レンジフードファンの下板も包含)4,整流板9各裏面との間の廃ガス通過用の隙間15dの調節で油脂分の捕獲率は調節できる。
第1の実施の形態のレンジフードにおけるフィルタレスによる油脂分の捕獲方法を実施する油脂分の捕獲装置を備えたレンジフードの側面断面図。 同レンジフードの底面図。 レンジフードの下方からの斜視図。 下方開放部を閉塞する覆板の上方からの斜視図。 図1の(5)−(5)線拡大断面図。 図1の要部の拡大図。 第2の実施の形態のレンジフードにおけるフィルタレスによる油脂分の捕獲方法を実施する油脂分の捕獲装置を備えたレンジフードの側面断面図。 図7の(8)−(8)線拡大断面図。 第3の実施の形態のレンジフードにおけるフィルタレスによる油脂分の捕獲方法を実施する油脂分の捕獲装置を備えたレンジフードの底面図。 図9の(10)−(10)線断面図で一部切欠して示す。
符号の説明
A、A1、A2:レンジフード 1:フード体
2:排気手段 5:廃ガス衝突板手段
H:吸引用空間 6:回収手段
4:廃ガス突き当り面部(覆板(下板)) 9:整流板
15:廃ガス衝突板 15b:廃ガス衝突面
15c:エッジ(自由端) 15d:隙間
7:オイル受け部

Claims (9)

  1. フード体における排気手段の吸込方向にクロスする配置関係になっている廃ガス突き当たり面部に複数の幅狭な吸引用空間を設け、該吸引用空間の直後に廃ガスを衝突させてその流れを方向変換する廃ガス衝突板手段を設け、前記吸引用空間から流速を速めて流入する廃ガスを前記廃ガス衝突板手段に衝突させて油脂分をその廃ガス衝突板手段に付着させ、その付着する油脂分をその廃ガス衝突板手段に連絡する回収手段で回収することを特徴とするレンジフードにおけるフィルタレスによる油脂分の捕獲方法。
  2. 前記回収手段は、前記幅狭な吸引用空間直後に配置された廃ガス衝突板と、その廃ガス衝突板において前記突き当たり面部裏面に臨む自由端と、その自由端から落下する油脂分を受ける廃ガス突き当たり面部の裏面部と、その廃ガス突き当たり面部に設けた傾斜部と、その傾斜部下端に設けたオイル受け部とを備えていることを特徴とする請求項1記載のレンジフードにおけるフィルタレスによる油脂分の捕獲方法。
  3. 前記廃ガス衝突板は、前記吸引用空間直後に配置された廃ガス衝突面を廃ガス突き当たり面部裏面側に向けて傾斜状とし、その傾斜端を廃ガス突き当たり面部裏面方向に折曲したエッジにして前記自由端としていることを特徴とする請求項2記載のレンジフードにおけるフィルタレスによる油脂分の捕獲方法。
  4. 前記フード体における排気手段の吸込方向にクロスする配置関係になっている廃ガス突き当たり面部が、フード体下面の開放部を被蓋する覆板であり、該覆板の平行な二縁または三縁或いは四縁寄りに前記幅狭な吸引用空間を設けていることを特徴とする請求項2または3記載のレンジフードにおけるフィルタレスによる油脂分の捕獲方法。
  5. 前記フード体における排気手段の吸込方向にクロスする配置関係になっている廃ガス突き当たり面部が、フード体の下側開放部から一段奥張った位置に設けた覆板であり、該覆板の平行な二縁または三縁或いは四縁寄りに前記幅狭な吸引用空間を設けていることを特徴とする請求項2または3記載のレンジフードにおけるフィルタレスによる油脂分の捕獲方法。
  6. 前記フード体における排気手段の吸込方向にクロスする配置関係になっている廃ガス突き当たり面部が、フード体との間に周囲に幅狭な吸引用空間を確保するように配置された整流板を備え、前記自由端を整流板裏面側に臨ませていることを特徴とする請求項2または3記載のレンジフードにおけるフィルタレスによる油脂分の捕獲方法。
  7. 前記廃ガス衝突板を前記覆板に設け、その廃ガス衝突面においてその自由端を排気手段に近い側の端に設けていることを特徴とする請求項4または5記載のレンジフードにおけるフィルタレスによる油脂分の捕獲方法。
  8. 前記廃ガス衝突板を整流板とで吸引用空間を構成する他方側に設け、その自由端を整流板の裏面部に臨ませてなり、その自由端を排気手段に近い側の端に設けていることを特徴とする請求項6記載のレンジフードにおけるフィルタレスによる油脂分の捕獲方法。
  9. フード体の下側開放部から一段奥張った位置に設けた覆板と、その覆板の平行な二縁または三縁或いは四縁寄りに設けた幅狭な吸引用空間と、その吸引用空間直後に設けた廃ガス衝突板と、前記覆板に設けたオイル受け部を備え、前記廃ガス衝突板における吸引用空間と相対する廃ガス衝突面を覆板の裏面方向に傾斜状にすると共にその先端から覆板裏面方向に折曲したエッジで形成される自由端を前記覆板の裏面側に臨ませてなり、前記オイル受け部をその覆板の最低部に固定的もしくは取外し可能に配設し、覆板の裏面に設けられている傾斜で落下する油脂分を前記オイル受け部に導くことを特徴とするレンジフードにおけるフィルタレスによる油脂分の捕獲装置。
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