JP4780486B2 - 集塵機 - Google Patents

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Description

本発明は集塵機に関する。さらに詳しくは、送風機により加工機、たとえばプラズマ切断機からハウジングに吸引された塵を含む空気(含塵空気)をフィルターで捕集する集塵機において、払落し装置によりフィルターから剥離された塵が流入した含塵空気によって再びフィルターに付着することを防止するために、ハウジング内の含塵空気を上方に多く流すことによりハウジング内の流れを下降気流化させる整流機構を備える集塵機に関する。
従来より、ハウジング(機体)内を含塵空気が流入する入口室とフィルターが設置されている集塵室とに仕切る整流機構が設置された集塵機がある。
この集塵機の整流機構の一例として、図6〜8に示されるように、ハウジング101の入口室S1に吸引した含塵空気をハウジング101内に分散整流効果を持たせるために、全面にパンチ孔102aを穿設した一対の整流板102から構成されているものがある。
この集塵機では、吸引口101aから入口室S1に吸引された含塵空気を整流板102を通して集塵室S2へ流入し、塵はフィルター103で捕集され、清浄空気がフィルター103を通して集塵機の吐出口101bから排気される。そして、フィルター103に捕集された塵は、プレート104により仕切られた清浄室S3に設けられる払落し装置105によってフィルター103から剥離され、ハウジング101の下部に設けられるホッパー106に回収される。しかし、プラズマ切断機より発生する塵は細粒子および軽比重であるため、ホッパー106へ落下するまでに時間を多く要する。
従来では、入口室S1の下端部の開口S1aが大きい構造となっているため、含塵空気は整流板102の孔102aにより集塵室S2にあるフィルター103へ均一に流れるが、同時に下端部開口S1aを経て整流板102の下方から集塵室S2へ回り込む流れもあり、図8に示されるようにこの流れが集塵室S2内で上昇気流Y1となる。その上昇気流Y1によって、集塵室S2で一旦払い落とされた細かい塵は、ホッパー106へ落下する前に気流に乗り再びフィルター103へ付着する現象が起こる(以後、この現象を再付着と呼ぶ)。この再付着のために、従来の集塵機では、集塵性能を低下させるという問題がある。
他の集塵機として、パンチ孔を穿設した整流板と天井板、およびこの整流板の下側には、対向するハウジングの内壁面に向けて次第に傾斜する傾斜板からなる整流機構を備えているものがある(たとえば、特許文献1参照)。
この他の集塵機においても、塵が細かい塵の場合には、前述の上昇気流による再付着が発生するおそれがある。
実開平7−39915号公報
そこで、本発明は、叙上の事情に鑑み、細粒子や軽比重の塵の場合でも、フィルターへの再付着を防止させる整流機構により、集塵性能を低下させることなく運転できる集塵機を提供することを目的とする。
本発明の集塵機は、吸引口から含塵空気が流入する入口室、フィルターが設置される集塵室および入口室と集塵室とは該フィルターを取り付けるプレートにより仕切られるとともに該フィルターにより塵が捕集された空気が流入する清浄室に区画されるハウジングと、前記清浄室側に配設される払落し装置と、前記吸引口の内側に前記入口室と集塵室とを仕切って配置される整流機構とを備える集塵機であって、前記整流機構が、パンチ孔を穿設したパンチ板と、該パンチ板の下部にパンチ孔のない平板とを組み合わせた整流板を対向して配置させてなり、該整流機構の上端部と前記プレートの内壁面とのあいだに前記含塵空気が流入する開口部を設けて配置されてなることを特徴としている。
本発明によれば、整流機構の上端部とプレートの内壁面とのあいだに設けられる開口部から含塵空気を集塵室の上方に流入させることにより、該集塵室に流入した含塵空気を下降気流化させることができるため、払落し装置によりフィルターから剥離された塵が前記整流機構の下方からの気流によって再びフィルターに付着することを防止できる。
これにより、フィルターの目詰りの進行を抑制させることができるため、集塵性能を低下させることなく運転を継続することができる。
本発明の一実施の形態にかかわる集塵機の正面図である。 図1に示す集塵機の側面図である。 図1のI−I線に沿った断面図である。 本実施の形態における整流機構を説明するために、入口室に流入した含塵空気の流れを示す図である。 他の実施の形態における整流板を説明する図である。 従来の集塵機の側面図である。 従来の集塵機の縦断面図である。 従来の集塵機の整流機構の作用を説明するために、入口室に流入した含塵空気の流れを示す図である。
本発明の集塵機は、加工機として、たとえばプラズマ切断機が発生する塵を捕集する集塵機や、フューム系の塵が発生する設備に対して適用することができる。
以下、添付図面に基づいて本発明の集塵機を説明する。本発明の一実施の形態にかかわる集塵機は、図1〜3に示されるように、基台1に支持されるとともに下部にホッパー2が設けられたハウジング3と、該ハウジング3に取り付けられた払落し装置4および整流機構5とを備えている。また、この集塵機には、加工機から発生する塵を空気とともに吸引する送風機(図示せず)などが接続されている。
前記ハウジング3は、吸引口3aから塵を含む空気(含塵空気)が流入する入口室6、該入口室6の両側にフィルター7が設置される集塵室8および該フィルター7により塵が捕集された空気が流入する清浄室9に区画されている。この清浄室9は、該フィルター7を取り付けるプレート10により前記入口室6と集塵室8とから仕切られている。そして、前記清浄室9側には払落し装置4が設置されている。この払落し装置4は、ブローチューブ11、圧縮エアタンク、弁などから構成されるが、本実施の形態では、ブローチューブ11だけを図示している。また、このブローチューブ11は、集塵室8に吊り下げられたフィルター7の列に沿って配列されている。
前記整流機構5は、前記吸引口3aの内側、つまりハウジング3の内壁面に前記入口室6と集塵室8とを仕切るように配置されている。この整流機構5は、該整流機構5の上端部と前記プレート10の内壁面10aとのあいだに前記含塵空気が流入する開口部Sが設けられるように配置されている。本実施の形態における整流機構5は、パンチ孔21aを穿設したパンチ板21と、該パンチ板21の下部にパンチ孔のない平板22とを組み合わせた一対の整流板23で構成されている。
この整流板23の上端部23aは、前記吸引口3aの開口位置(上端位置)より上方の位置にする。これにより、含塵空気の直接的な衝突の影響を減少させることができる。
また、前記一対の整流板23の下部は、前記入口室6の下端部を完全に塞いでしまうと、入口室6で気流の変化により振り落とされた塵が堆積してしまい、ホッパー2へ導くことができないため、堆積しない程度の開口としている。
さらに、前記平板22の下端部に前記入口室6側に延長する傾斜板24を設けることもできる。この傾斜板24を設けることにより、前記入口室6の下端部の開口面積を減少させることができるため、含塵空気の下流が抑えられる。
なお、図4における矢印Yは、吸引口3aより流入した含塵空気の流れを示している。吸引口3aより流入した含塵空気は、正面横に位置する中間部にあたるパンチ板21に向かうことになるが、上部が開口部Sになっているため、多くの気流は開口部Sへ流れ込み、その正面に位置するフィルター7(特にフィルター7の上部)は多くの塵を捕集することになる。しかし、フィルター7の上部の目詰りが進行すると含塵空気はフィルター7の中間部や下部への向かうことになり、これが下降気流を生む要因となる。下部は平板21や傾斜板24にすることにより、気流を少なくさせ、整流板23の下方から集塵室8へ回り込む気流を少なくし、上昇気流を抑えている。
したがって、整流板23は、含塵空気によるフィルター7への直接的な衝突を軽減し、フィルター7に均一に負荷が掛かるように、含塵空気の分散整流効果を有している。
本実施の形態では、含塵空気は吸引口3aよりハウジング3内の入口室6へ流入し、一部はフィルター7が設置されている集塵室8と入口室6を仕切っている整流板23に衝突し、粗い塵は衝撃によりシュートの役目をするホッパー2へ落ち、細かい塵は気流に乗って集塵室8へ入りフィルター7で捕集され、払落し装置11によりホッパー2へ落とされる。フィルター7を通過した清浄空気は、集塵室8と清浄室9を仕切っているプレート10を通過して、吐出口3bより排気される。
なお、本実施の形態における整流板23は、ハウジング3内に位置決めされて取り付けられるが、この取付け作業に際して、たとえば図5に示されるように、多くの含塵空気が流入可能な大きさの開口部Sを確保しつつ、整流板23の上端部23aの両端部に支持部材31を設けてプレート10の内壁面10aに対する位置決めとすることにより整流板23の位置決め精度を向上させるとともに、作業時間の短縮を図ることができる。
S 開口部
1 基台
2 ホッパー
3 ハウジング
3a 吸引口
3b 吐出口
4 払落し装置
5 整流機構
6 入口室
7 フィルター
8 集塵室
9 清浄室
10 プレート
10a プレートの内壁面
11 ブローチューブ
21 パンチ板
21a パンチ孔
22 平板
23 整流板
23a 上端部
24 傾斜板

Claims (2)

  1. 吸引口から含塵空気が流入する入口室、フィルターが設置される集塵室および入口室と集塵室とは該フィルターを取り付けるプレートにより仕切られるとともに該フィルターにより塵が捕集された空気が流入する清浄室に区画されるハウジングと、
    前記清浄室側に配設される払落し装置と、
    前記吸引口の内側に前記入口室と集塵室とを仕切って配置される整流機構とを備える集塵機であって、
    前記整流機構が、パンチ孔を穿設したパンチ板と、該パンチ板の下部にパンチ孔のない平板とを組み合わせた整流板を対向して配置させてなり、該整流機構の上端部と前記プレートの内壁面とのあいだに前記含塵空気が流入する開口部を設けて配置されてなる集塵機。
  2. 前記平板の下端部に前記入口室側に延長する傾斜板が設けられてなる請求項1記載の集塵機。
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