JP6015191B2 - 吸引フード - Google Patents

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本発明は鋳型の解枠場、砂回収場、注湯場等に設置され、100μm以上の粗粉を分離して回収することができる吸引フードに関するものである。
上記のような発塵場には、従来から吸引フードが配置されて含塵空気を吸引しているが、吸引された粉塵粒子がフード内で跳ね返り、吸引用開口から外部に漏れだすことがあった。そこで特許文献1に示すように、吸引された含塵空気がフード内部にて渦巻き流を形成する形状とした吸引フードが開発されている。この特許文献1の吸引フードは発塵範囲が長い場合においても吸引用開口にて均一な風速を確保することができる。このため鋳造分野においては、鋳型の解枠場、砂回収場、注湯場等の発塵範囲が長い作業場に使用されている。
ところが、この吸引フードは内部に粒径が100μm以上の粗粉が滞留・堆積し、吸引フードを摩耗させたり、集塵を阻害したりすることがある。このため作業者が定期的に吸引フード内を清掃し、性能の維持に努める必要がある。また、滞留・堆積した粗粉を清掃時にそのまま廃棄した場合には、再利用可能な鋳物砂等を廃棄することとなり、費用の無駄が発生することとなる。
なお、粗粉の回収が必要となる場合には、サイクロンやチャンバのような集塵装置を別途設置することが一般的であるが、これらの集塵装置を別途設けることは機器圧力損失が増大することにより、運転費用の増大を招くという問題があった。
特開平11−47529号公報
従って本発明の目的は上記した従来の問題点を解決し、粒径が100μm以上の粗粉のフード内部における滞留・堆積を防止することにより吸引フードの摩耗を防止するとともに、再利用可能な粗粉を廃棄することなく有効に回収することができる新規な吸引フードを提供することである。
上記の課題を解決するためになされた本発明は、両側面に吸気ダクトとの接続口を形成した筒状フードの前面上部に遮蔽板を設けてその下部を吸引用開口とし、フード内部において渦巻き流を形成させるとともに、該筒状フードの内面下方部に渦巻き流の遠心力により分離された粗粉を抜き出す粗粉抜出用開口を形成し、前記粗粉抜出用開口に続いて集積シュートが設けられ、定期的に前記集積シュート内の粗粉を排出するとともに前記集積シュートと外部との連通を遮断するエアロック排出機構を備えたことを特徴とするものである。なお請求項2のように、粗粉抜出用開口の前面を垂直壁とし、後面を前下がり傾斜壁とすることが好ましい。また請求項3のように、本発明の吸引フードは、鋳型の解枠場、砂回収場、注湯場等の発塵範囲が長い作業場に使用することができる。さらに請求項4のように、筒状フードの吸引用開口の下部の粗粉抜出用開口より高い位置に、水平底面を形成した構造とすることが好ましい。
本発明の吸引フードは、筒状フードの内部で発生する渦巻き流の遠心力により分離された粗粉を、筒状フードの内面下方部に形成された粗粉抜出用開口から、外部に連続的に抜き出すことができる。このため、堆積した粗粉により筒状フードが摩耗されることがないうえに、粗粉が筒状フード内に堆積して吸引力を低下させることがなく長期間にわたり効率のよい吸引を続けることができる。また請求項2のように、粗粉分離排出口の前面を垂直壁とし、後面を先端が排出口口縁に達する前下がり傾斜壁とした構造とすれば、前下がり傾斜壁に沿って流出する粗粉は吸引気流の影響を受けることがないので、確実に排出されることとなる。さらに請求項4のように、筒状フードの吸引用開口の下部の粗粉抜出用開口より高い位置に水平底面を形成した構造とすれば、水平底面上に落下した粗粉は渦巻き流により吹き飛ばされ、付着堆積物による吸引効率の低下を防ぐことができる。
本発明の実施形態を示す一部切欠斜視図である。 本発明の実施形態を示す縦断面図である。 本発明の好ましい実施形態を示す正面図である。 吸引フードを解枠装置に組み込んだ正面図である。 同じく平面図である。 渦巻き流の遠心力を受ける粗粉を示す説明図である。
次に、本発明の好ましい実施形態を図に基づいて詳細に説明する。
図1〜図3は実施形態の吸引フードを示すもので、これらの図において、1は前面を吸引用開口2とし、両側を封鎖した断面略半円弧状であって横長の筒状フードである。この筒状フード1の左右両側面には、吸気ダクトとの接続口3が形成され、含塵空気を吸引する構造となっている。なお本発明の吸引フードは、従来と同様に鋳型の解枠場、砂回収場、注湯場等の発塵範囲が長い作業場に使用されるものである。
この筒状フード1の前面上部には図2に示されるように遮蔽板4が垂設され、その下部が吸引用開口2となっている。このような配置とすることにより、吸引用開口2から吸い込まれた気流は図6に示すように筒状フード1の内部で渦巻状となり、均一な吸引力を与えることができることは、特許文献1のものと同様である。
しかし従来のフードとは異なり、本発明の筒状フード1の内面下方部には、粗粉抜出用開口5が形成されている。これは渦巻き流の遠心力により分離された粗粉を抜き出すためのものである。該粗粉抜出用開口5は、図2に示されるように筒状フード1の前側の垂直壁5aと、後側の前下がり傾斜壁側面5bとから形成されている。このような構成とすることにより、図6に示されるように落下して粗粉抜出用開口5中にある粗粉は渦巻き流の影響を受けることなく分離排出されることとなる。
6は粗粉抜出用開口5に続いて設けられる粗粉の集積シュートであり、該集積シュート6により粗粉は集積される。6aは集積シュート6と外部との連通を遮断するエアロック排出機構であり、該エアロック排出機構6aは後記シュート6bから空気が流入して渦巻き流の形成が止まることを防止するとともに、集積シュート6内の粗粉を定期的に排出するものである。6bは集積シュート6に集められた粗粉を外部に導くシュートである。
図4、図5はこのような筒状フード1を鋳型の解枠装置に組み込んだ状態を示している。図4に示されるように、鋳枠を搬送出するホイスト7を解枠空間8の上部に設けるとともに、送風機構と吸引機構とからなる集塵装置10を設けたものである。送風機構は解枠空間8の上部に横向き送風を行う送風口9を設けたもので、吸引機構は解枠空間8の上部に前記送風口9と対向させた筒状フード1を設けたものである。
集塵装置10により上方に一方向に流れる集塵気流が形成されているので、鋳型の解体時、発生する塵埃は、上方に流れる集塵気流により導かれて吸引フードの渦巻き流が形成されている吸引用開口2に流入する。吸引用開口2に吸引された塵埃のうち100μm以上の粗粉は筒状フード1内の渦巻き流による遠心力を受けて、渦巻き流の速度の遅い外方に次第に移動し、やがて速度を失って粗粉抜出用開口5に向かって落下し、集積シュート6内に集められる。また、前下がり傾斜壁5b上に落下する粗粉はその斜面を滑落して粗粉抜出用開口5より集積シュート6内に流入する。
また、筒状フード1の吸引用開口2に続く水平底面5cは粗粉抜出用開口5より高い位置にあるので、水平底面5c上に落下した粗粉は渦巻き流により吹き飛ばされ、粗粉が筒状フード1の水平底面5c等に付着堆積する量は大きく減少する。このように筒状フード1の内面には粗粉が付着堆積する量は大きく減少するため、付着堆積物による吸引効率の低下を防ぐことができる。しかも、粗粉は粗粉抜出用開口5より速やかに分離排出されるので、吸引機構を摩耗させることもなく長期耐用できるものとなりランニングコストを低減できるなど、多くの利点がある。
1 筒状フード
2 吸引用開口
3 接続口
4 遮蔽板
5 粗粉抜出用開口
5a 垂直壁
5b 前下がり傾斜壁
5c 水平底面
6 集積シュート
6a エアロック排出機構
6b シュート
7 ホイスト
8 解枠空間
9 送風口
10 集塵装置

Claims (4)

  1. 両側面に吸気ダクトとの接続口を形成した筒状フードの前面上部に遮蔽板を設けてその下部を吸引用開口とし、フード内部において渦巻き流を形成させるとともに、該筒状フードの内面下方部に渦巻き流の遠心力により分離された粗粉を抜き出す粗粉抜出用開口を形成し、前記粗粉抜出用開口に続いて集積シュートが設けられ、定期的に前記集積シュート内の粗粉を排出するとともに前記集積シュートと外部との連通を遮断するエアロック排出機構を備えたことを特徴とする吸引フード。
  2. 粗粉抜出用開口の前面を垂直壁とし、後面を前下がり傾斜壁としたことを特徴とする請求項1に記載の吸引フード。
  3. 鋳型の解枠場、砂回収場、注湯場等の発塵範囲が長い作業場に使用されるものであることを特徴とする請求項1に記載の吸引フード。
  4. 筒状フードの吸引用開口の下部の粗粉抜出用開口より高い位置に、水平底面を形成したことを特徴とする請求項1に記載の吸引フード。
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