JP2014018860A - 吸引フード - Google Patents

吸引フード Download PDF

Info

Publication number
JP2014018860A
JP2014018860A JP2012163450A JP2012163450A JP2014018860A JP 2014018860 A JP2014018860 A JP 2014018860A JP 2012163450 A JP2012163450 A JP 2012163450A JP 2012163450 A JP2012163450 A JP 2012163450A JP 2014018860 A JP2014018860 A JP 2014018860A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coarse powder
hood
suction
opening
suction hood
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012163450A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6015191B2 (ja
Inventor
Koji Okayasu
功史 岡安
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sintokogio Ltd
Original Assignee
Sintokogio Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sintokogio Ltd filed Critical Sintokogio Ltd
Priority to JP2012163450A priority Critical patent/JP6015191B2/ja
Priority to CN201310314048.5A priority patent/CN103566663B/zh
Publication of JP2014018860A publication Critical patent/JP2014018860A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6015191B2 publication Critical patent/JP6015191B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)
  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)

Abstract

【課題】粗粉のフード内部における滞留・堆積を防止することにより吸引フードの摩耗を防止するとともに、再利用可能な粗粉を廃棄することなく有効に回収することができる吸引フードを提供する。
【解決手段】筒状フード1の両側面に吸気ダクトとの接続口3を形成し、また筒状フード1の前面上部に遮蔽板4を設けてその下部を吸引用開口2とし、フード内部において渦巻き流を形成させる。さらに筒状フード1の内面下方部に、渦巻き流の遠心力により分離された100μm以上の粗粉を抜き出す粗粉抜出用開口5を形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は鋳型の解枠場、砂回収場、注湯場等に設置され、100μm以上の粗粉を分離して回収することができる吸引フードに関するものである。
上記のような発塵場には、従来から吸引フードが配置されて含塵空気を吸引しているが、吸引された粉塵粒子がフード内で跳ね返り、吸引用開口から外部に漏れだすことがあった。そこで特許文献1に示すように、吸引された含塵空気がフード内部にて渦巻き流を形成する形状とした吸引フードが開発されている。この特許文献1の吸引フードは発塵範囲が長い場合においても吸引用開口にて均一な風速を確保することができる。このため鋳造分野においては、鋳型の解枠場、砂回収場、注湯場等の発塵範囲が長い作業場に使用されている。
ところが、この吸引フードは内部に粒径が100μm以上の粗粉が滞留・堆積し、吸引フードを摩耗させたり、集塵を阻害したりすることがある。このため作業者が定期的に吸引フード内を清掃し、性能の維持に努める必要がある。また、滞留・堆積した粗粉を清掃時にそのまま廃棄した場合には、再利用可能な鋳物砂等を廃棄することとなり、費用の無駄が発生することとなる。
なお、粗粉の回収が必要となる場合には、サイクロンやチャンバのような集塵装置を別途設置することが一般的であるが、これらの集塵装置を別途設けることは機器圧力損失が増大することにより、運転費用の増大を招くという問題があった。
特開平11−47529号公報
従って本発明の目的は上記した従来の問題点を解決し、粒径が100μm以上の粗粉のフード内部における滞留・堆積を防止することにより吸引フードの摩耗を防止するとともに、再利用可能な粗粉を廃棄することなく有効に回収することができる新規な吸引フードを提供することである。
上記の課題を解決するためになされた本発明は、両側面に吸気ダクトとの接続口を形成した筒状フードの前面上部に遮蔽板を設けてその下部を吸引用開口とし、フード内部において渦巻き流を形成させるとともに、該筒状フードの内面下方部に渦巻き流の遠心力により分離された粗粉を抜き出す粗粉抜出用開口を形成したことを特徴とするものである。なお請求項2のように、粗粉抜出用開口の前面を垂直壁とし、後面を前下がり傾斜壁とすることが好ましい。また請求項3のように、本発明の吸引フードは、鋳型の解枠場、砂回収場、注湯場等の発塵範囲が長い作業場に使用することができる。さらに請求項4のように、筒状フードの吸引用開口の下部の粗粉抜出用開口より高い位置に、水平底面を形成した構造とすることが好ましい。
本発明の吸引フードは、筒状フードの内部で発生する渦巻き流の遠心力により分離された粗粉を、筒状フードの内面下方部に形成された粗粉抜出用開口から、外部に連続的に抜き出すことができる。このため、堆積した粗粉により筒状フードが摩耗されることがないうえに、粗粉が筒状フード内に堆積して吸引力を低下させることがなく長期間にわたり効率のよい吸引を続けることができる。また請求項2のように、粗粉分離排出口の前面を垂直壁とし、後面を先端が排出口口縁に達する前下がり傾斜壁とした構造とすれば、前下がり傾斜壁に沿って流出する粗粉は吸引気流の影響を受けることがないので、確実に排出されることとなる。さらに請求項4のように、筒状フードの吸引用開口の下部の粗粉抜出用開口より高い位置に水平底面を形成した構造とすれば、水平底面上に落下した粗粉は渦巻き流により吹き飛ばされ、付着堆積物による吸引効率の低下を防ぐことができる。
本発明の実施形態を示す一部切欠斜視図である。 本発明の実施形態を示す縦断面図である。 本発明の好ましい実施形態を示す正面図である。 吸引フードを解枠装置に組み込んだ正面図である。 同じく平面図である。 渦巻き流の遠心力を受ける粗粉を示す説明図である。
次に、本発明の好ましい実施形態を図に基づいて詳細に説明する。
図1〜図3は実施形態の吸引フードを示すもので、これらの図において、1は前面を吸引用開口2とし、両側を封鎖した断面略半円弧状であって横長の筒状フードである。この筒状フード1の左右両側面には、吸気ダクトとの接続口3が形成され、含塵空気を吸引する構造となっている。なお本発明の吸引フードは、従来と同様に鋳型の解枠場、砂回収場、注湯場等の発塵範囲が長い作業場に使用されるものである。
この筒状フード1の前面上部には図2に示されるように遮蔽板4が垂設され、その下部が吸引用開口2となっている。このような配置とすることにより、吸引用開口2から吸い込まれた気流は図6に示すように筒状フード1の内部で渦巻状となり、均一な吸引力を与えることができることは、特許文献1のものと同様である。
しかし従来のフードとは異なり、本発明の筒状フード1の内面下方部には、粗粉抜出用開口5が形成されている。これは渦巻き流の遠心力により分離された粗粉を抜き出すためのものである。該粗粉抜出用開口5は、図2に示されるように筒状フード1の前側の垂直壁5aと、後側の前下がり傾斜壁側面5bとから形成されている。このような構成とすることにより、図6に示されるように落下して粗粉抜出用開口5中にある粗粉は渦巻き流の影響を受けることなく分離排出されることとなる。
6は粗粉抜出用開口5に続いて設けられる粗粉の集積シュートであり、該集積シュート6により粗粉は集積される。6aは集積シュート6と外部との連通を遮断するエアロック排出機構であり、該エアロック排出機構6aは後記シュート6bから空気が流入して渦巻き流の形成が止まることを防止するとともに、集積シュート6内の粗粉を定期的に排出するものである。6bは集積シュート6に集められた粗粉を外部に導くシュートである。
図4、図5はこのような筒状フード1を鋳型の解枠装置に組み込んだ状態を示している。図4に示されるように、鋳枠を搬送出するホイスト7を解枠空間8の上部に設けるとともに、送風機構と吸引機構とからなる集塵装置10を設けたものである。送風機構は解枠空間8の上部に横向き送風を行う送風口9を設けたもので、吸引機構は解枠空間8の上部に前記送風口9と対向させた筒状フード1を設けたものである。
集塵装置10により上方に一方向に流れる集塵気流が形成されているので、鋳型の解体時、発生する塵埃は、上方に流れる集塵気流により導かれて吸引フードの渦巻き流が形成されている吸引用開口2に流入する。吸引用開口2に吸引された塵埃のうち100μm以上の粗粉は筒状フード1内の渦巻き流による遠心力を受けて、渦巻き流の速度の遅い外方に次第に移動し、やがて速度を失って粗粉抜出用開口5に向かって落下し、集積シュート6内に集められる。また、前下がり傾斜壁5b上に落下する粗粉はその斜面を滑落して粗粉抜出用開口5より集積シュート6内に流入する。
また、筒状フード1の吸引用開口2に続く水平底面5cは粗粉抜出用開口5より高い位置にあるので、水平底面5c上に落下した粗粉は渦巻き流により吹き飛ばされ、粗粉が筒状フード1の水平底面5c等に付着堆積する量は大きく減少する。このように筒状フード1の内面には粗粉が付着堆積する量は大きく減少するため、付着堆積物による吸引効率の低下を防ぐことができる。しかも、粗粉は粗粉抜出用開口5より速やかに分離排出されるので、吸引機構を摩耗させることもなく長期耐用できるものとなりランニングコストを低減できるなど、多くの利点がある。
1 筒状フード
2 吸引用開口
3 接続口
4 遮蔽板
5 粗粉抜出用開口
5a 垂直壁
5b 前下がり傾斜壁
5c 水平底面
6 集積シュート
6a エアロック排出機構
6b シュート
7 ホイスト
8 解枠空間
9 送風口
10 集塵装置

Claims (4)

  1. 両側面に吸気ダクトとの接続口を形成した筒状フードの前面上部に遮蔽板を設けてその下部を吸引用開口とし、フード内部において渦巻き流を形成させるとともに、該筒状フードの内面下方部に渦巻き流の遠心力により分離された粗粉を抜き出す粗粉抜出用開口を形成したことを特徴とする吸引フード。
  2. 粗粉抜出用開口の前面を垂直壁とし、後面を前下がり傾斜壁としたことを特徴とする請求項1に記載の吸引フード。
  3. 鋳型の解枠場、砂回収場、注湯場等の発塵範囲が長い作業場に使用されるものであることを特徴とする請求項1に記載の吸引フード。
  4. 筒状フードの吸引用開口の下部の粗粉抜出用開口より高い位置に、水平底面を形成したことを特徴とする請求項1に記載の吸引フード。
JP2012163450A 2012-07-24 2012-07-24 吸引フード Active JP6015191B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012163450A JP6015191B2 (ja) 2012-07-24 2012-07-24 吸引フード
CN201310314048.5A CN103566663B (zh) 2012-07-24 2013-07-24 吸引罩

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012163450A JP6015191B2 (ja) 2012-07-24 2012-07-24 吸引フード

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014018860A true JP2014018860A (ja) 2014-02-03
JP6015191B2 JP6015191B2 (ja) 2016-10-26

Family

ID=50039902

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012163450A Active JP6015191B2 (ja) 2012-07-24 2012-07-24 吸引フード

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6015191B2 (ja)
CN (1) CN103566663B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN116140594A (zh) * 2023-02-28 2023-05-23 湖北双虎机械有限公司 一种落砂机

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6439796B2 (ja) * 2014-06-18 2018-12-19 新東工業株式会社 ブラスト加工装置及びブラスト加工方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63136747U (ja) * 1987-02-28 1988-09-08
JPH0457214U (ja) * 1990-09-25 1992-05-15
JPH0588759U (ja) * 1991-05-21 1993-12-03 新東ダストコレクタ株式会社 集塵機
JPH1147529A (ja) * 1997-07-30 1999-02-23 Shinto Dasutokorekutaa Kk 吸引フード
JP2001187353A (ja) * 1999-12-28 2001-07-10 Amano Corp 気液分離装置及び床面洗浄機、床面清掃機
US20040050211A1 (en) * 1999-04-08 2004-03-18 Andreas Stratigos Aluminium processing apparatus and process for separating aluminium from a mixture of aluminium and aluminium dross

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3218590B2 (ja) * 1995-01-20 2001-10-15 新東工業株式会社 遠心分離装置
JP4893986B2 (ja) * 2006-03-28 2012-03-07 株式会社サタケ 粉粒体の空気輸送装置における分離装置
CN102430295A (zh) * 2011-09-14 2012-05-02 南京西普水泥工程集团有限公司 一种气固分离装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63136747U (ja) * 1987-02-28 1988-09-08
JPH0457214U (ja) * 1990-09-25 1992-05-15
JPH0588759U (ja) * 1991-05-21 1993-12-03 新東ダストコレクタ株式会社 集塵機
JPH1147529A (ja) * 1997-07-30 1999-02-23 Shinto Dasutokorekutaa Kk 吸引フード
US20040050211A1 (en) * 1999-04-08 2004-03-18 Andreas Stratigos Aluminium processing apparatus and process for separating aluminium from a mixture of aluminium and aluminium dross
JP2001187353A (ja) * 1999-12-28 2001-07-10 Amano Corp 気液分離装置及び床面洗浄機、床面清掃機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN116140594A (zh) * 2023-02-28 2023-05-23 湖北双虎机械有限公司 一种落砂机

Also Published As

Publication number Publication date
CN103566663B (zh) 2016-05-25
JP6015191B2 (ja) 2016-10-26
CN103566663A (zh) 2014-02-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN203341657U (zh) 吸尘器及其集尘装置
TWI589258B (zh) Electric vacuum cleaner
JP6015191B2 (ja) 吸引フード
CN108434882A (zh) 负压内滤除尘设备
JP2009202142A (ja) ダスト除去装置
CN106140729A (zh) 一种移动式高速钢模具快速吸尘装置
KR100790481B1 (ko) 집진장치
CN107670448B (zh) 除尘装置和制砂生产线
CN213528003U (zh) 一种制砂过程中的除尘装置
JP4780486B2 (ja) 集塵機
CN212881524U (zh) 除尘管道过滤装置
JP6249181B2 (ja) バグフィルタ式集塵装置およびその運転方法
CN220944638U (zh) 一种密胺餐具磨边机
CN207221620U (zh) 锅炉用高温布袋除尘器
CN211158985U (zh) 一种转动型碎屑回收装置
CN209812066U (zh) 一种抛丸机用多级分离器
CN205183256U (zh) 卸料管细粉分离及收集装置
CN206463655U (zh) 一种用于结构板切割的配套除尘设备
CN201020414Y (zh) 离心器
CN206700959U (zh) 一种铝铸造车间的除尘系统
CN205288978U (zh) 一种打叶复烤出料口除尘装置
CN107617292A (zh) 一种机械加工除尘装置
CN221390611U (zh) 一种喷砂机的回砂装置
CN219529068U (zh) 一种煤矿作业通风装置
CN218924207U (zh) 一种骨粒生产用脉冲除尘器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150625

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160421

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160510

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20160719

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160804

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20160815

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160830

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160912

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6015191

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250