JP2005226309A - 上部構造物と杭との接合構造および接合方法 - Google Patents

上部構造物と杭との接合構造および接合方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 簡素な構造であって、容易且つ確実に位置調整ができ、位置精度および接合強度が保証される安価な上部構造物と鋼管杭との接合構造および接合方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 接合構造1aは、鋼管杭2と、鋼管杭2を把持する把持金物32と、把持金物32に昇降自在に設置された鉛直ネジ30と、鉛直ネジ30に支持されている環状の底板4と、底板4に載置され、水平ネジ50が設置された鞘管51と、鞘管51に固定された天板52と、天板51に設置された上部構造物71と、鞘管51と鋼管杭2との間に充填されたコンクリート6とを有する。したがって、天板52は、鉛直ネジ30よって鉛直方向の位置が調整され、水平ネジ50によって水平方向の位置が調整され、水平方向の移動が拘束されている。また、コンクリート6が固化した後、把持金物32を撤去する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、建築構造物や土木構造物において、上部構造物と、該上部構造物を支持する杭とを接合する、上部構造物と杭との接合構造および接合方法に関する。
上部構造物と杭とを鉄筋コンクリート(RC)製のフーチングや基礎梁等を介して接合する接合方法は、従来多用されているものの、配筋が繁雑になったり地盤の掘削量が増えたりするためコスト低減や工期短縮が阻害されていた。また、立設した杭の上端を所定の高さ位置になるように切断して、これに上部構造物を直接溶接する接合方法は、切断後の微調整ができないため位置精度の保証、並びに現場溶接を必要とするため接合強度の保証が困難であった。
このため、上部構造物と杭との間に配置する機械的な位置調整機構を具備する接合金物が開発され、これを用いた上部構造物と杭との接合構造が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−146800号公報(4−5頁、図2)
しかしながら、特許文献1に開示された接合金物は、杭の上端面に当接して鉛直荷重を支持する鉛直固定ボルトと杭の側面に当接して平面的位置を確定する水平固定ボルトとを有し、水平固定ボルトを締め付けることによって水平位置のずれを調整するものであるため、以下の問題があった。
すなわち、一般に、上部構造物(たとえば、基礎梁等)に要求される精度は数mmと僅かであるのに対し、杭の施工精度は数10mm程度と大きいため、前記水平固定ボルトによって接合金物を水平方向に移動すると、前記鉛直固定ボルトは杭の上端面から外れてしまい、最早荷重を支持することができなくなっていた。
また、移動距離が僅かな場合であっても、必ずしも平滑でない上端面に上部構造物の荷重を押しつけながら、該上端面の上で前記鉛直固定ボルトの先端を滑らせることは容易で無かった。このため、前記接合金物は、水平方向の位置調整をすることが実質的には不可能であった。
さらに、水平方向の位置調整ができた場合であっても、杭と上部構造物とを仮固定した後に、根切りに無筋コンクリートを打設して前記結合金物を埋め殺しにするものであるため、結合に要するコンクリートの使用量が多量になり、コストの上昇が予測されるものであった。
本発明は上記に鑑みてなされたものであって、コンクリートの使用を最少に抑えた簡素な構造であって、容易且つ確実に位置調整ができ、位置精度および接合強度が保証される安価な上部構造物と杭との接合構造、並びに、簡単な作業であって、容易且つ確実に位置調整ができ、位置精度および接合強度が保証される安価な上部構造物と杭との接合方法を提供することを目的とする。
本発明に係る上部構造物と杭との接合構造は、
(1)地盤に立設された杭と、
該杭の上部が通過自在な内径の孔を具備する底板と、
該底板に載置され、側壁を貫通する水平ネジ孔が設けられた鞘管と、
該鞘管の上端に固定された天板と、
前記水平ネジ孔に螺合して前記鞘管の側壁を貫通して進退自在な水平ネジ棒と、
前記鞘管の内部に充填されたコンクリートまたはモルタルと、
前記天板に設置された上部構造物とを有し、
前記杭の外周面に前記水平ネジ棒の先端を当接して進退することによって前記鞘管および天板の水平位置が調整され且つ水平移動が拘束され、あるいは、前記鞘管および天板の水平位置が調整された後、前記杭の外周面に前記水平ネジ棒の先端を当接することによって水平移動が拘束され、該水平移動が拘束された天板に前記上部構造物が設置されていることを特徴とする。
(2)また、前記底板の下方において杭の外周面に固定された鉛直ネジ用フランジと、該鉛直ネジ用フランジに設けられた鉛直ネジ孔と、該鉛直ネジ孔に螺合して昇降する鉛直ネジ棒とを有し、
該鉛直ネジ棒の先端を前記底板に当接して昇降することによって前記底板の鉛直位置が調整されていることを特徴とする請求項1記載の上部構造物と杭との接合構造。
鉛直方向に鉛直ネジ孔が設けられ、前記底板の下方において前記杭に設置された把持金物と、
前記鉛直ネジ孔に螺合する昇降自在な鉛直ネジ棒とを有し、
該鉛直ネジ棒の先端を前記底板に当接して昇降することによって前記底板の鉛直位置が調整されていることを特徴とする。
(3)また、前記底板の下方において杭の外周面を把持する把持金物と、該把持金物に固定された鉛直ネジ用フランジと、該鉛直ネジ用フランジに設けられた鉛直ネジ孔と、該鉛直ネジ孔に螺合して昇降する鉛直ネジ棒とを有し、
前記把持金物が、貫通孔が設けられたフランジを両端に具備する断面円弧状体であって、一方の断面円弧体のフランジと他方の断面円弧体のフランジとを対峙して、それぞれのフランジの貫通孔に締め付けボルトを挿通して、これを締め付けることによって前記杭を把持し、
前記鉛直ネジ棒の先端を前記底板に当接して昇降することによって前記底板の鉛直位置が調整されていることを特徴とする。
(4)また、前記底板が前記鞘管に固定されていることを特徴とする。
(5)また、前記杭の外周面と前記底板との隙間を塞ぐ隙間閉塞手段を有していることを特徴とする。
(6)前記杭の上部外周面または前記鞘管の内周面の一方または両方に、突起または突条が設置されていることを特徴とする。
(7)さらに、本発明に係る上部構造物と杭との接合方法は、鉛直ネジ孔が設けられた鉛直ネジ用フランジと、該鉛直ネジ用フランジに昇降自在に螺合する鉛直ネジ棒とを有する鉛直調整治具を、地盤に立設されている杭の上部に設置する工程と、
前記杭の上部が通過自在な内径の孔を具備する底板を、前記鉛直調整治具の鉛直ネジ棒の上端に載置する工程と、
前記鉛直ネジ棒を昇降して、前記底板の鉛直方向の位置を調整する工程と、
側壁を貫通する水平ネジ孔が設けられた鞘管と、該鞘管の上端に固定された天板と、前記水平ネジ孔に螺合して前記鞘管の側壁を貫通して進退自在な水平ネジ棒とを有する水平調整治具を、前記底板に載置する工程と、
前記杭の外周面に前記水平ネジ棒の先端を当接して進退することによって前記鞘管および天板の水平位置を調整し且つ水平移動を拘束、あるいは、前記鞘管および天板の水平位置を調整した後、前記杭の外周面に前記水平ネジ棒の先端を当接して水平移動を拘束する工程と、
前記鞘管の内部にコンクリートまたはモルタルを充填する工程と、
前記天板に上部構造物を設置する工程とを有することを特徴とする。
(8)また、貫通孔が設けられたフランジを両端に具備する断面円弧状体であって、一方の断面円弧体のフランジと他方の断面円弧体のフランジとを対峙して、それぞれのフランジの貫通孔に締め付けボルトを挿通して、これを締め付けることによって前記杭を把持する把持金物と、該把持金物に固定された鉛直ネジ用フランジと、該鉛直ネジ用フランジに設けられた鉛直ネジ孔と、該鉛直ネジ孔に螺合して昇降する鉛直ネジ棒とを有する鉛直調整治具を、地盤に立設されている杭の上部に設置する工程と、
前記杭の上部が通過自在な内径の孔を具備する底板を、前記鉛直調整治具の鉛直ネジ棒の上端に載置する工程と、
前記鉛直ネジ棒を昇降して、前記底板の鉛直方向の位置を調整する工程と、
側壁を貫通する水平ネジ孔が設けられた鞘管と、該鞘管の上端に固定された天板と、前記水平ネジ孔に螺合して前記鞘管の側壁を貫通して進退自在な水平ネジ棒とを有する水平調整治具を、前記底板に載置する工程と、
前記杭の外周面に前記水平ネジ棒の先端を当接して進退することによって前記鞘管および天板の水平位置を調整し且つ水平移動を拘束、あるいは、前記鞘管および天板の水平位置を調整した後、前記杭の外周面に前記水平ネジ棒の先端を当接して水平移動を拘束する工程と、
前記鞘管の内部にコンクリートまたはモルタルを充填する工程と、
前記天板に上部構造物を設置する工程とを有することを特徴とする。
(9)また、鉛直ネジ孔が設けられた鉛直ネジ用フランジと、該鉛直ネジ用フランジに昇降自在に螺合する鉛直ネジ棒とを有する鉛直調整治具を、地盤に立設されている杭の上部に設置する工程と、
前記杭の上部が通過自在な内径の孔を具備する底板を、前記鉛直調整治具の鉛直ネジ棒の上端に載置する工程と、
側壁を貫通する水平ネジ孔が設けられた鞘管と、該鞘管の上端に固定された天板と、前記水平ネジ孔に螺合して前記鞘管の側壁を貫通して進退自在な水平ネジ棒とを有する水平調整治具を、前記底板に載置する工程と、
前記鉛直ネジ棒を昇降して前記天板および鞘管および底板の鉛直方向の位置を調整する工程と、
前記杭の外周面に前記水平ネジ棒の先端を当接して進退することによって前記鞘管および天板の水平位置を調整し且つ水平移動を拘束、あるいは、前記鞘管および天板の水平位置を調整した後、前記杭の外周面に前記水平ネジ棒の先端を当接して水平移動を拘束する工程と、
前記鞘管の内部にコンクリートまたはモルタルを充填する工程と、
前記天板に上部構造物を設置する工程とを有することを特徴とする。
(10)また、貫通孔が設けられたフランジを両端に具備する断面円弧状体であって、一方の断面円弧体のフランジと他方の断面円弧体のフランジとを対峙して、それぞれのフランジの貫通孔に締め付けボルトを挿通して、これを締め付けることによって前記杭を把持する把持金物と、該把持金物に固定された鉛直ネジ用フランジと、該鉛直ネジ用フランジに設けられた鉛直ネジ孔と、該鉛直ネジ孔に螺合して昇降する鉛直ネジ棒とを有する鉛直調整治具を、地盤に立設されている杭の上部に設置する工程と、
前記杭の上部が通過自在な内径の孔を具備する底板を、前記鉛直調整治具の鉛直ネジ棒の上端に載置する工程と、
側壁を貫通する水平ネジ孔が設けられた鞘管と、該鞘管の上端に固定された天板と、前記水平ネジ孔に螺合して前記鞘管の側壁を貫通して進退自在な水平ネジ棒とを有する水平調整治具を、前記底板に載置する工程と、
前記鉛直ネジ棒を昇降して前記天板および鞘管および底板の鉛直方向の位置を調整する工程と、
前記杭の外周面に前記水平ネジ棒の先端を当接して進退することによって前記鞘管および天板の水平位置を調整し且つ水平移動を拘束、あるいは、前記鞘管および天板の水平位置を調整した後、前記杭の外周面に前記水平ネジ棒の先端を当接して水平移動を拘束する工程と、
前記鞘管の内部にコンクリートまたはモルタルを充填する工程と、
前記天板に上部構造物を設置する工程とを有することを特徴とする。
(11)また、鉛直ネジ孔が設けられた鉛直ネジ用フランジと、該鉛直ネジ用フランジに昇降自在に螺合する鉛直ネジとを有する鉛直調整治具を、地盤に立設されている杭の上部に設置する工程と、
側壁を貫通する水平ネジ孔が設けられた鞘管と、該鞘管の下端に固定された前記杭の上部が通過自在な内径の孔を具備する底板と、該鞘管の上端に固定された天板と、前記水平ネジ孔に螺合して前記鞘管の側壁を貫通して進退自在な水平ネジ棒とを有する水平調整治具を、鉛直ネジ棒の上端に載置する工程と
前記鉛直ネジ棒を昇降して前記底板の鉛直方向の位置を調整し、さらに、前記杭の外周面に前記水平ネジ棒の先端を当接して進退することによって前記鞘管および天板の水平位置を調整し且つ水平移動を拘束、あるいは、前記鞘管および天板の水平位置を調整した後、前記杭の外周面に前記水平ネジ棒の先端を当接して水平移動を拘束する工程と、
前記鞘管の内部にコンクリートまたはモルタルを充填する工程と、
前記天板に上部構造物を設置する工程とを有することを特徴とする。
(12)また、貫通孔が設けられたフランジを両端に具備する断面円弧状体であって、一方の断面円弧体のフランジと他方の断面円弧体のフランジとを対峙して、それぞれのフランジの貫通孔に締め付けボルトを挿通して、これを締め付けることによって前記杭を把持する把持金物と、該把持金物に固定された鉛直ネジ用フランジと、該鉛直ネジ用フランジに設けられた鉛直ネジ孔と、該鉛直ネジ孔に螺合して昇降する鉛直ネジ棒とを有する鉛直調整治具を、地盤に立設されている杭の上部に設置する工程と、
側壁を貫通する水平ネジ孔が設けられた鞘管と、該鞘管の下端に固定された前記杭の上部が通過自在な内径の孔を具備する底板と、該鞘管の上端に固定された天板と、前記水平ネジ孔に螺合して前記鞘管の側壁を貫通して進退自在な水平ネジ棒とを有する水平調整治具を、鉛直ネジ棒の上端に載置する工程と
前記鉛直ネジ棒を昇降して前記底板の鉛直方向の位置を調整し、さらに、前記杭の外周面に前記水平ネジ棒の先端を当接して進退することによって前記鞘管および天板の水平位置を調整し且つ水平移動を拘束、あるいは、前記鞘管および天板の水平位置を調整した後、前記杭の外周面に前記水平ネジ棒の先端を当接して水平移動を拘束する工程と、
前記鞘管の内部にコンクリートまたはモルタルを充填する工程と、
前記天板に上部構造物を設置する工程とを有することを特徴とする。
(13)また、前記鞘管の内部に充填したコンクリートまたはモルタルが固化した後に、 前記鉛直調整治具を撤去する工程を有することを特徴とする。
したがって、上部構造物と杭との接合が、コンクリートの使用を最少に抑えた簡素な構造または簡単な作業によって実現され、安価であって、容易且つ確実に位置調整および接合強度が保証される。
以下、実施形態1、2、3として本発明の実施形態に係る上部構造物と杭との接合構造を、実施形態4、5、6として上部構造物と杭との接合方法を説明する。なお、以下の各図において、同じ部分または相当する部分には同じ符号を付し、一部の説明を省略する。
[実施形態1]
(接合構造その1)
図1は本発明の実施形態1に係る上部構造物と杭との接合構造を示す一部断面の側面図である。
図1において、上部構造物と杭との接合構造1a(以下、接合構造1aと称す)は、地盤9に立設された杭2と、杭2の上部に設置された鉛直調整治具3aと、鉛直調整治具3aに支持された底板4と、底板4に載置された水平調整治具5aと、杭2と水平調整治具5aとの間に充填されたコンクリートまたはモルタル6(以下、コンクリート6と称す)と、水平調整治具5aに設置された上部構造物の最も下に配置された鋼製基礎梁71とを有している。以下、それぞれについて説明する。
(杭)
杭2の上部は地表91(正確には、根切り92の表面93)から所定の高さだけ突出している。また、杭2の上部外周面にはフラットバー21が溶接され、コンクリート6からの力の伝達をより確実にしている。また、杭2の上部は天蓋22によって閉塞され、天蓋22は杭2の内部へのコンクリート6の侵入を防止すると共に、コンクリート6を介して伝達される鉛直下向きに作用する力の一部を受け止めている。
なお、フラットバー21の形状や数量、設置位置は限定するものではない。たとえば、フラットバー21に代えて、一條または多状の円環状若しくは螺旋状の突状や、円弧状または棒状の突起等を、溶接接合あるいは一体的に形成したものであってもよい。
さらに、天蓋22の設置位置は杭2の上端面に限定するものではなく、上端面から所定の距離だけ下方に入った位置であってもよい。このとき、杭2の上部内部に充填されたコンクリート6は、杭2の上部の強度を高める効果を奏する。さらに、天蓋22が撤去され、杭2の全長にコンクリート6が充填されるものであってもよい。
また、実施形態1は、杭2が鋼管杭の場合について説明しているが、本発明はこれに限定するものではなく、コンクリート杭等に適用できるものである。このとき、フラットバー21に相当する突条や突起を一体的に形成したり、別個に製造して設置したりしてもよい。
(鉛直調整治具)
図2は本発明の実施形態1に係る上部構造物と杭との接合構造における鉛直調整治具を示す、(a)は一部断面の平面図、(b)は一部断面の正面図、(c)は側面図である。
図1、2において、鉛直調整治具3aは、複数本の鉛直ボルト30と、鉛直ボルト30を移動自在に支持する把持金物31aとを有している。
(把持金物)
把持金物31aは、円周方向の一箇所にスリットが加工された略C字状の環状金物32と、環状金物32の両端に設けられた締め付け用フランジ33a、33dと、環状金物32の側面(凸面)に固定された鉛直ネジ用フランジ37a、37b、37c、37dを具備している。
締め付け用フランジ33a、33dにはそれぞれ締め付け用の締め付けボルト35が挿通する締め付け用貫通孔34a、34dが設けられている。一方、鉛直ネジ用フランジ37a、37b、37c、37d(以下、まとめて鉛直ネジ用フランジ37と称す)には、鉛直ボルト30が螺合する鉛直ネジ孔38a、38b、38c、38d(以下、まとめて鉛直ネジ孔38と称す)が設けられている。
したがって、把持金物31aを杭2の周囲に配置して、環状金物32の締め付け用貫通孔34a、34dに締め付けボルト35を挿通して、これを締め付けナット36によって締め付ければ、把持金物31aは杭2を緊密に把持することになる。
一方、鉛直ネジ孔38に螺合した鉛直ボルト30を回転すれば、鉛直ボルト30は昇降することになる。そして、緩み止めナット81が螺合されているから、鉛直ボルト30の緩みが防止される。
なお、鉛直ネジ孔38の数は合計して3個以上であれば、いくつであってもよく、また、それぞれの鉛直ネジ用フランジ37に設ける鉛直ネジ孔38の数は1個に限定するものではない。さらに、緩み止めナット81の設置を省略してもよい。
さらに、鉛直ボルト30に代えて、所定の範囲に雄ネジが加工されているネジ付き棒(本発明において、ネジ付き棒、ボルト等をまとめてネジ棒と称す)を設置してもよい。また、鉛直ネジ孔38に代えて貫通孔を設け、該貫通孔の位置にナットを配置(鉛直ネジ用フランジ37の上面または下面に固定、または上面に載置)してもよく、同様に、締め付けナット36に代えて、締め付け用フランジ33a、33dの一方に締め付け用のネジ孔を設けてもよい。
(底板)
底板4は、鋼板等を円環状に加工したものであって、その中心孔41は、杭2(外周面にフラットバー21が接合されている)の上部が通過自在な内径を有し、底板4の中心孔41と杭2の外周面との間に隙間がある。したがって、水平調整治具5aを水平方向に移動する際、底板4も移動自在なため、水平調整が容易になる。
一方、該隙間が大きい場合には、杭2と水平調整治具5aとの間にコンクリート6を充填した際、コンクリート6が流れ出すおそれがある。このとき、該隙間を閉塞するために、杭2にゴムバンド等を縛着したり、前記中心孔41の周囲にリップを設置したり、隙間に発泡スチロール等の「詰め物」を挿入したりしてもよい(これについては別途説明する)。
なお、図1において、鞘管51は底板4に載置されているが、本発明はこれに限定するものではなく、鞘管51と底板4とを溶接等によって接合してもよい。
(水平調整治具)
図3は本発明の実施形態1に係る上部構造物と杭との接合構造における水平調整治具を示す断面図である。
図1、3において、水平調整治具5aは、複数本の水平ボルト50と、水平ボルト50を移動自在に支持する鞘管51と、鞘管51に固定された天板52とを有している。
鞘管51は、上端面と下端面が平行であって、側面を貫通して円周方向に複数の水平貫通孔53が設けられ、水平貫通孔53と略同軸になるように外側面に水平ナット54が固定され、また、内周面にはフラットバー55が溶接接合されている。
天板52は、板材であって、コンクリート6を充填するためのコンクリート充填孔56と、鋼製基礎梁71を設置するための上部設置用貫通孔57が設けられている。
したがって、水平調整治具5aを、あらかじめ鉛直方向の位置調整がされた底板4の上に載置して、水平方向の位置を調整した後、水平ボルト50の先端を杭2の外周面に当接して周囲から締め付ければ、水平方向の位置が変動することがない。
そして、緩み止めナット82を螺合しておけば、水平ボルト50の緩みが防止される。このとき、鉛直方向の位置は鉛直ボルト30によってあらかじめ固定されているから、水平ボルト50の当該締め付けによって、鉛直方向および水平方向の位置が固定されたことになる。
また、水平ボルト50の先端を杭2の外周面に当接して、一方の水平ボルト50を進出させ他方のボルト50を後退することによって水平位置を調整すれば、作業が容易であって高い精度を保証することができる。また、底板4の上に水平調整治具5aを載置した後、鉛直方向および水平方向の位置を調整してもよい。
なお、水平ボルト50に代えて、鞘管51にネジ孔を直接設けてもよい。また、フラットバー55の形状や数量、設置位置は限定するものではない。たとえば、フラットバー55に代えて、一條または多状の円環状若しくは螺旋状の突状や、円弧状または棒状の突起等を、溶接接合あるいは一体的に形成したものであってもよい。
(コンクリート)
コンクリート6は、前記鉛直方向および水平方向の位置調整が終了して後、天板52を貫通するコンクリート充填孔56を経由して、水平調整治具5aの鞘管51と杭2との間に充填されたものである。コンクリート6は固化した状態で、水平調整治具5aの天板52と杭2の天蓋22との間に充満しているため、鋼製基礎梁71を経由して作用する鉛直方向下向きの力の一部は、天板52からコンクリート6を介して天蓋22に伝達されることになる。
また、杭2の外周面および鞘管51の内周面には、それぞれフラットバー21およびフラットバー55が溶接接合されているから、杭2と鞘管51との間の力(鉛直方向の上向きおよび下向きの力や水平方向の力)はコンクリート6を介して確実に伝達されている。
すなわち、コンクリート6は最少の充填量であっても、接合機能を十分に発揮している。 一方、コンクリート6が固化するまでの間は上部構造物が接合されていないから、鉛直調整治具3aは、この間に限り、底板4、水平調整治具5aおよびコンクリート6を支持することできる程度に杭2を把持すればよく、コンクリート6が固化した後は撤去することができるものである。
[実施形態2]
(接合構造その2)
図4は本発明の実施形態2に係る上部構造物と杭との接合構造を示す一部断面の側面図である。
(鉛直調整治具)
図4において、上部構造物と杭との接合構造1b(以下、接合構造1bと称す)の鉛直調整治具3bは、複数本の鉛直ボルト30と、鉛直ボルト30を移動自在に支持する鉛直ネジ用フランジ37とからなっている。すなわち、実施形態1に示す把持金物31aを撤去して、鉛直ネジ用フランジ37を杭2に直接溶接接合している。また、鉛直ネジ38に代えて、ナット39(以下、鉛直ナット39と称す)が鉛直ネジ用フランジ37の上に載置されている。
したがって、鉛直ナット39に螺合する鉛直ボルト30は、実施形態1と同様の作用効果を奏する。なお、鉛直ナット39を鉛直ネジ用フランジ37に固定してもよい。また、緩み止めナットを鉛直ネジ用フランジ37の下方に配置してもよい。
(底板)
図5は本発明の実施形態2に係る上部構造物と杭との接合構造における底板を示す、(a)は平面図、(b)は断面図である。
図5において、底板4は鋼板等を円環状に加工したものであって、その中心孔41は杭2の上部が通過自在な内径を有している。また、底板4の中心孔41の周囲には内側に向かって可撓性材料(たとえば、ゴム等)によって形成されたリップ42が設置されている。リップ42は円周方向で多数のスリット43によって分断されているため、杭2の外周面との間の隙間の大きさに応じて容易に変形し、該隙間を閉塞するものである。
なお、図4において、鞘管51は底板4に載置されているが、本発明はこれに限定するものではなく、鞘管51と底板4とを溶接等によって接合してもよい。
(水平調整治具)
図6は本発明の実施形態2に係る上部構造物と杭との接合構造における水平調整治具を示す断面図である。
図4、6において、水平調整治具5bの鞘管51には、側面を貫通して水平ネジ孔59が設けられ、内周面には螺旋状に多条の突条58が一体的に形成されている。
すなわち、多条の突条58が圧延において形成された鋼板を螺旋状に成形して側縁部を相互に溶接接合してなる「リブ付き鋼管」を、所定の長さに切断したものである。
したがって、水平ネジ孔59に螺合する水平ボルト50は、実施形態1と同様の作用効果を奏する。なお、水平ボルト50に緩み止めナットを螺合してもよい。
(杭)
また、実施形態2は、杭2が鋼管杭の場合について説明しているが、本発明はこれに限定するものではなく、コンクリート杭等に適用できるものである。このとき、接合構造1bをコンクリート杭に設置する場合には、鉛直ネジ用フランジ37をあらかじめコンクリート杭に埋め込んだり、鉛直ネジ用フランジ37を溶接接合することができる鋼製の台座や帯材をコンクリート杭の外周面に設けたりすることになる。
[実施形態3]
(接合構造その3)
図7本発明の実施形態3に係る上部構造物と杭との接合構造を示す一部断面の側面図である。
図7において、上部構造物と杭との接合構造1c(以下、接合構造1cと称す)は、底板4が水平調整治具5cに固定され、水平調整治具5c内に充填されたコンクリート6が固化した後に、鉛直調整治具3cが撤去されたものである。
(鉛直調整治具の把持金物)
図8は本発明の実施形態3に係る上部構造物と杭との接合構造における鉛直調整治具の把持金物を示す、(a)は一部断面の平面図、(b)は一部断面の正面図、(c)は側面図である。
図8において、鉛直調整治具3cの把持金物31cは、半円状の半割金物32a、32cと、半割金物32aの端部に設けられた締め付け用フランジ33a、33bと、半割金物32cの端部に設けられた締め付け用フランジ33c、33d(以下、まとめて締め付け用フランジ33と称す)と、半割金物32aの側面(凸面)に固定された鉛直ネジ用フランジ37a、37bと、半割金物32cの側面(凸面)に固定された鉛直ネジ用フランジ37c、37dとを有している。
また、締め付け用フランジ33には、締め付け用ボルト(図示しない)が挿通する締め付け用貫通孔34a、34b、34c、34d(以下、まとめて締め付け用貫通孔34と称す)がそれぞれ設けられている。
したがって、締め付け用フランジ34aと締め付け用フランジ34dとを、また、締め付け用フランジ34bと締め付け用フランジ34cとをそれぞれ対峙させ、それぞれの締め付け用貫通孔24に締め付け用ボルト(図示しない)を挿通して、これをナット(図示しない)によって締め付ければ、把持金物31cは杭2を緊密に把持することになる。
そして、コンクリート6が固化したのち、前記締め付け用ボルトを緩めて撤去すると、把持金物31cは、2つの半割金物32a、32cに分離し、杭2から容易に撤去されることになる。
なお、把持金物31cの締め付け用フランジ33bと締め付け用フランジ33cとを蝶番によって開閉自在に連結してもよい。
また、実施形態2に示すように、鉛直ネジ用フランジ37を杭2に直接溶接接合しておき、コンクリート6が固化した後に、これを撤去してもよい。
(水平調整治具)
図9は本発明の実施形態3に係る上部構造物と杭との接合構造における水平調整治具を示す断面図である。
図7、9において、水平調整治具5cの鞘管51には、あらかじめ底板4が固定されている。また、側面には円周方向に複数の水平貫通孔53が設けられ、内周面にはフラットバー55が溶接接合されている。
そして、鞘管51の水平貫通孔53の位置に対応して、フラットバー55に水平ネジ孔59が設けられている。
したがって、杭2に鉛直調整治具3cを設置し、鉛直ボルト(図示しない)の上に水平調整治具5c(底板4が固定されている)を載置し、鉛直位置および水平位置を調整し、水平ボルト50によって杭2を把持すれば、水平調整治具5cは移動しないことになる。
なお、杭2の外周面と底板4の中心孔41との隙間に、詰め物44が嵌挿されているから、充填されたコンクリート6が該隙間から流れ出すことがない。なお、詰め物44は断面三角形で円弧状に成形された発泡スチロールであるが、その材質や形状は限定するものではなく、実施形態2に示すリップ42を設置してもよい。
(杭)
図7において、天蓋22が杭2の上端部から所定の距離だけ下方に入った位置に設置されている。したがって、鞘管51の内部に充填されたコンクリートは、杭2の内部にも充満している。このとき、杭2の上部は補強されると共に、天板52から鉛直下方に作用する力(圧縮力)の一部が、鞘管51の内周面(フラットバー55が溶接接合されている)から杭2に伝達されることになる。なお、天蓋22の設置位置は限定するものではない。また、天蓋22を設置しないで、杭23の全長にコンクリート6を充填してもよい。
また、杭は実施形態1、2に準じてコンクリート杭であってもよい。
(上部構造物)
図7において、上部構造物の鋼管柱72が配置され、鋼管柱72の下端に固定されたベースプレート73が天板52に設置されている。なお、天板52に設置される上部構造物の部位は限定するものではない。
[実施形態4]
(接合方法その1)
図10は本発明の実施形態4に係る上部構造物と杭との接合方法を示すフロー図である。図10において、上部構造物と杭との接合方法1(以下、接合方法1と称す)は、
鉛直調整治具を、地盤に立設されている杭の上部に設置する工程(ステップ1)と、
底板を、前記鉛直調整治具の鉛直ネジ棒の上端に載置する工程(ステップ2)と、
該鉛直ネジ棒(鉛直ボルトに同じ)を昇降して、前記底板の鉛直方向の位置を調整する工程(ステップ3)と、
水平調整治具を、前記底板に載置する工程(ステップ4)と、
水平調整治具の水平位置を調整して、水平移動を拘束する工程(ステップ5)と、
該水平調整治具(鞘管に同じ)と前記杭との間にコンクリートまたはモルタルを充填する工程(ステップ6)と、
前記水平調整治具(天板に同じ)に上部構造物を設置する工程(ステップ7)と、
前記鉛直調整治具を撤去する工程(ステップ8)とを有する。
なお、鉛直調整治具、底板、水平調整治具、コンクリートは、それぞれ、実施形態1または2に示したものであるため、説明を省略する。
したがって、接合方法1によれば、上部構造物と杭との接合が、コンクリートの使用を最少限に抑えた簡素な構造の接合治具類による、簡単な作業によって実現され、安価であって、容易且つ確実に位置調整および接合強度が保証される。なお、鉛直調整治具を撤去しないで、鉛直調整治具を設置したままにしてもよい。
[実施形態5]
(接合方法その2)
図11は本発明の実施形態5に係る上部構造物と杭との接合方法を示すフロー図である。図11において、上部構造物と杭との接合方法2は、
鉛直調整治具を、地盤に立設されている杭の上部に設置する工程(ステップ1)と、
底板を、前記鉛直調整治具の鉛直ネジ棒の上端に載置する工程(ステップ2)と、
水平調整治具を、前記底板に載置する工程(ステップ3)と、
水平調整治具と底板の鉛直位置および水平位置を調整して、水平移動を拘束する工程(ステップ4)と、
該水平調整治具(鞘管に同じ)と前記杭との間にコンクリートまたはモルタルを充填する工程(ステップ5)と、
前記水平調整治具(天板に同じ)に上部構造物を設置する工程(ステップ6)と、
前記鉛直調整治具を撤去する工程(ステップ7)とを有する。
すなわち、接合方法1の底板の鉛直方向の位置を調整する工程(接合方法1のステップ3)を省略して、水平調整治具の鉛直位置および水平位置を略同時的に調整するものである。なお、鉛直調整治具、底板、水平調整治具、コンクリートは、それぞれ、実施形態1または2に示したものであるため、説明を省略する。
したがって、上部構造物と杭との接合が、コンクリートの使用を最少に抑えた簡素な構造の接合治具類による、簡単な作業によって実現され、安価であって、容易且つ確実に位置調整および接合強度が保証される。なお、鉛直調整治具を撤去しないで、鉛直調整治具を設置したままにしてもよい。
[実施形態6]
(接合方法その3)
図12は本発明の実施形態6に係る上部構造物と杭との接合方法を示すフロー図である。図12において、上部構造物と杭との接合方法3は、
鉛直調整治具を、地盤に立設されている杭の上部に設置する工程(ステップ1)と、
底板が固定された水平調整治具を、前記鉛直調整治具の鉛直ネジ棒の上端に載置する工程(ステップ2)と、
底板が固定された水平調整治具の鉛直位置および水平位置を調整して、水平移動を拘束する工程(ステップ3)と、
該水平調整治具(鞘管に同じ)と前記杭との間にコンクリートまたはモルタルを充填する工程(ステップ4)と、
前記水平調整治具(天板に同じ)に上部構造物を設置する工程(ステップ5)と、
前記鉛直調整治具を撤去する工程(ステップ6)とを有する。
なお、鉛直調整治具、底板、水平調整治具、コンクリートは、それぞれ、実施形態3に示したものであるため、説明を省略する。
したがって、上部構造物と杭との接合が、コンクリートの使用を最少に抑えた簡素な構造の接合治具類による、簡単な作業によって実現され、安価であって、容易且つ確実に位置調整および接合強度が保証される。なお、鉛直調整治具を撤去しないで、鉛直調整治具を設置したままにしてもよい。
本発明は以上の構成であるから、杭やコンクリート杭等の各種杭と上部構造物とを接合する接合構造および接合方法として広く利用することができる。
本発明の実施形態1に係る接合構造を示す一部断面の側面図。 本発明の実施形態1に係る接合構造における鉛直調整治具を示す、(a)は一部断面の平面図、(b)は一部断面の正面図、(c)は側面図。 本発明の実施形態1に係る接合構造における水平調整治具を示す断面図。 発明の実施形態2に係る接合構造を示す一部断面の側面図。 本発明の実施形態2に係る接合構造における底板を示す、(a)は平面図、(b)は断面図。 本発明の実施形態2に係る接合構造における水平調整治具を示す断面図。 本発明の実施形態3に係る接合構造を示す一部断面の側面図。 本発明の実施形態3に係る接合構造における鉛直調整治具の把持金物を示す、(a)は一部断面の平面図、(b)は一部断面の正面図、(c)は側面図。 本発明の実施形態3に係る接合構造における水平調整治具を示す断面図。 本発明の実施形態4に係る接合方法を示すフロー図。 本発明の実施形態5に係る接合方法を示すフロー図。 本発明の実施形態6に係る接合方法を示すフロー図。
符号の説明
1a 接合構造、1b:接合構造、1c:接合構造、2:杭、3a:鉛直調整治具、3b:鉛直調整治具、3c:鉛直調整治具、4:底板、5a:水平調整治具、5b:水平調整治具、5c:水平調整治具、6:コンクリート、21:フラットバー、22:天蓋、30:鉛直ボルト、31a:把持金物、31c:把持金物、32:環状金物、32a:半割金物、32c:半割金物、33:締め付け用フランジ、34:締め付け用貫通孔、35:締め付け用ボルト、36:締め付け用ナット、37:鉛直ネジ用フランジ、38:鉛直ネジ孔、39:鉛直ナット、41:中心孔、42:リップ、43:スリット、50:水平ボルト、51:鞘管、52:天板、53:水平貫通孔、54:水平ナット、55:フラットバー、56:コンクリート充填孔、57:上部設置用貫通孔、58:突条、59:水平ネジ孔、71:鋼製基礎梁、72:鋼管柱、73:ベースプレート、81:緩み止めナット、82:緩み止めナット、91:地表、92:根切り、93:表面

Claims (13)

  1. 地盤に立設された杭と、
    該杭の上部が通過自在な内径の孔を具備する底板と、
    該底板に載置され、側壁を貫通する水平ネジ孔が設けられた鞘管と、
    該鞘管の上端に固定された天板と、
    前記水平ネジ孔に螺合して前記鞘管の側壁を貫通して進退自在な水平ネジ棒と、
    前記鞘管の内部に充填されたコンクリートまたはモルタルと、
    前記天板に設置された上部構造物とを有し、
    前記杭の外周面に前記水平ネジ棒の先端を当接して進退することによって前記鞘管および天板の水平位置が調整され且つ水平移動が拘束され、あるいは、前記鞘管および天板の水平位置が調整された後、前記杭の外周面に前記水平ネジ棒の先端を当接することによって水平移動が拘束され、該水平移動が拘束された天板に前記上部構造物が設置されていることを特徴とする上部構造物と杭との接合構造。
  2. 前記底板の下方において杭の外周面に固定された鉛直ネジ用フランジと、該鉛直ネジ用フランジに設けられた鉛直ネジ孔と、該鉛直ネジ孔に螺合して昇降する鉛直ネジ棒とを有し、
    該鉛直ネジ棒の先端を前記底板に当接して昇降することによって前記底板の鉛直位置が調整されていることを特徴とする請求項1記載の上部構造物と杭との接合構造。
  3. 前記底板の下方において杭の外周面を把持する把持金物と、該把持金物に固定された鉛直ネジ用フランジと、該鉛直ネジ用フランジに設けられた鉛直ネジ孔と、該鉛直ネジ孔に螺合して昇降する鉛直ネジ棒とを有し、
    前記把持金物が、貫通孔が設けられたフランジを両端に具備する断面円弧状体であって、一方の断面円弧体のフランジと他方の断面円弧体のフランジとを対峙して、それぞれのフランジの貫通孔に締め付けボルトを挿通して、これを締め付けることによって前記杭を把持し、
    前記鉛直ネジ棒の先端を前記底板に当接して昇降することによって前記底板の鉛直位置が調整されていることを特徴とする請求項1記載の上部構造物と杭との接合構造。
  4. 前記底板が前記鞘管に固定されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の上部構造物と杭との接合構造。
  5. 前記杭の外周面と前記底板との隙間を塞ぐ隙間閉塞手段を有していることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の上部構造物と杭との接合構造。
  6. 前記杭の上部外周面または前記鞘管の内周面の一方または両方に、突起または突条が設置されていることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の上部構造物と杭との接合構造。
  7. 鉛直ネジ孔が設けられた鉛直ネジ用フランジと、該鉛直ネジ用フランジに昇降自在に螺合する鉛直ネジ棒とを有する鉛直調整治具を、地盤に立設されている杭の上部に設置する工程と、
    前記杭の上部が通過自在な内径の孔を具備する底板を、前記鉛直調整治具の鉛直ネジ棒の上端に載置する工程と、
    前記鉛直ネジ棒を昇降して、前記底板の鉛直方向の位置を調整する工程と、
    側壁を貫通する水平ネジ孔が設けられた鞘管と、該鞘管の上端に固定された天板と、前記水平ネジ孔に螺合して前記鞘管の側壁を貫通して進退自在な水平ネジ棒とを有する水平調整治具を、前記底板に載置する工程と、
    前記杭の外周面に前記水平ネジ棒の先端を当接して進退することによって前記鞘管および天板の水平位置を調整し且つ水平移動を拘束、あるいは、前記鞘管および天板の水平位置を調整した後、前記杭の外周面に前記水平ネジ棒の先端を当接して水平移動を拘束する工程と、
    前記鞘管の内部にコンクリートまたはモルタルを充填する工程と、
    前記天板に上部構造物を設置する工程とを有することを特徴とする上部構造物と杭との接合方法。
  8. 貫通孔が設けられたフランジを両端に具備する断面円弧状体であって、一方の断面円弧体のフランジと他方の断面円弧体のフランジとを対峙して、それぞれのフランジの貫通孔に締め付けボルトを挿通して、これを締め付けることによって前記杭を把持する把持金物と、該把持金物に固定された鉛直ネジ用フランジと、該鉛直ネジ用フランジに設けられた鉛直ネジ孔と、該鉛直ネジ孔に螺合して昇降する鉛直ネジ棒とを有する鉛直調整治具を、地盤に立設されている杭の上部に設置する工程と、
    前記杭の上部が通過自在な内径の孔を具備する底板を、前記鉛直調整治具の鉛直ネジ棒の上端に載置する工程と、
    前記鉛直ネジ棒を昇降して、前記底板の鉛直方向の位置を調整する工程と、
    側壁を貫通する水平ネジ孔が設けられた鞘管と、該鞘管の上端に固定された天板と、前記水平ネジ孔に螺合して前記鞘管の側壁を貫通して進退自在な水平ネジ棒とを有する水平調整治具を、前記底板に載置する工程と、
    前記杭の外周面に前記水平ネジ棒の先端を当接して進退することによって前記鞘管および天板の水平位置を調整し且つ水平移動を拘束、あるいは、前記鞘管および天板の水平位置を調整した後、前記杭の外周面に前記水平ネジ棒の先端を当接して水平移動を拘束する工程と、
    前記鞘管の内部にコンクリートまたはモルタルを充填する工程と、
    前記天板に上部構造物を設置する工程とを有することを特徴とする上部構造物と杭との接合方法。
  9. 鉛直ネジ孔が設けられた鉛直ネジ用フランジと、該鉛直ネジ用フランジに昇降自在に螺合する鉛直ネジ棒とを有する鉛直調整治具を、地盤に立設されている杭の上部に設置する工程と、
    前記杭の上部が通過自在な内径の孔を具備する底板を、前記鉛直調整治具の鉛直ネジ棒の上端に載置する工程と、
    側壁を貫通する水平ネジ孔が設けられた鞘管と、該鞘管の上端に固定された天板と、前記水平ネジ孔に螺合して前記鞘管の側壁を貫通して進退自在な水平ネジ棒とを有する水平調整治具を、前記底板に載置する工程と、
    前記鉛直ネジ棒を昇降して前記天板および鞘管および底板の鉛直方向の位置を調整する工程と、
    前記杭の外周面に前記水平ネジ棒の先端を当接して進退することによって前記鞘管および天板の水平位置を調整し且つ水平移動を拘束、あるいは、前記鞘管および天板の水平位置を調整した後、前記杭の外周面に前記水平ネジ棒の先端を当接して水平移動を拘束する工程と、
    前記鞘管の内部にコンクリートまたはモルタルを充填する工程と、
    前記天板に上部構造物を設置する工程とを有することを特徴とする上部構造物と杭との接合方法。
  10. 貫通孔が設けられたフランジを両端に具備する断面円弧状体であって、一方の断面円弧体のフランジと他方の断面円弧体のフランジとを対峙して、それぞれのフランジの貫通孔に締め付けボルトを挿通して、これを締め付けることによって前記杭を把持する把持金物と、該把持金物に固定された鉛直ネジ用フランジと、該鉛直ネジ用フランジに設けられた鉛直ネジ孔と、該鉛直ネジ孔に螺合して昇降する鉛直ネジ棒とを有する鉛直調整治具を、地盤に立設されている杭の上部に設置する工程と、
    前記杭の上部が通過自在な内径の孔を具備する底板を、前記鉛直調整治具の鉛直ネジ棒の上端に載置する工程と、
    側壁を貫通する水平ネジ孔が設けられた鞘管と、該鞘管の上端に固定された天板と、前記水平ネジ孔に螺合して前記鞘管の側壁を貫通して進退自在な水平ネジ棒とを有する水平調整治具を、前記底板に載置する工程と、
    前記鉛直ネジ棒を昇降して前記天板および鞘管および底板の鉛直方向の位置を調整する工程と、
    前記杭の外周面に前記水平ネジ棒の先端を当接して進退することによって前記鞘管および天板の水平位置を調整し且つ水平移動を拘束、あるいは、前記鞘管および天板の水平位置を調整した後、前記杭の外周面に前記水平ネジ棒の先端を当接して水平移動を拘束する工程と、
    前記鞘管の内部にコンクリートまたはモルタルを充填する工程と、
    前記天板に上部構造物を設置する工程とを有することを特徴とする上部構造物と杭との接合方法。
  11. 鉛直ネジ孔が設けられた鉛直ネジ用フランジと、該鉛直ネジ用フランジに昇降自在に螺合する鉛直ネジとを有する鉛直調整治具を、地盤に立設されている杭の上部に設置する工程と、
    側壁を貫通する水平ネジ孔が設けられた鞘管と、該鞘管の下端に固定された前記杭の上部が通過自在な内径の孔を具備する底板と、該鞘管の上端に固定された天板と、前記水平ネジ孔に螺合して前記鞘管の側壁を貫通して進退自在な水平ネジ棒とを有する水平調整治具を、鉛直ネジ棒の上端に載置する工程と
    前記鉛直ネジ棒を昇降して前記底板の鉛直方向の位置を調整し、さらに、前記杭の外周面に前記水平ネジ棒の先端を当接して進退することによって前記鞘管および天板の水平位置を調整し且つ水平移動を拘束、あるいは、前記鞘管および天板の水平位置を調整した後、前記杭の外周面に前記水平ネジ棒の先端を当接して水平移動を拘束する工程と、
    前記鞘管の内部にコンクリートまたはモルタルを充填する工程と、
    前記天板に上部構造物を設置する工程とを有することを特徴とする上部構造物と杭との接合方法。
  12. 貫通孔が設けられたフランジを両端に具備する断面円弧状体であって、一方の断面円弧体のフランジと他方の断面円弧体のフランジとを対峙して、それぞれのフランジの貫通孔に締め付けボルトを挿通して、これを締め付けることによって前記杭を把持する把持金物と、該把持金物に固定された鉛直ネジ用フランジと、該鉛直ネジ用フランジに設けられた鉛直ネジ孔と、該鉛直ネジ孔に螺合して昇降する鉛直ネジ棒とを有する鉛直調整治具を、地盤に立設されている杭の上部に設置する工程と、
    側壁を貫通する水平ネジ孔が設けられた鞘管と、該鞘管の下端に固定された前記杭の上部が通過自在な内径の孔を具備する底板と、該鞘管の上端に固定された天板と、前記水平ネジ孔に螺合して前記鞘管の側壁を貫通して進退自在な水平ネジ棒とを有する水平調整治具を、鉛直ネジ棒の上端に載置する工程と
    前記鉛直ネジ棒を昇降して前記底板の鉛直方向の位置を調整し、さらに、前記杭の外周面に前記水平ネジ棒の先端を当接して進退することによって前記鞘管および天板の水平位置を調整し且つ水平移動を拘束、あるいは、前記鞘管および天板の水平位置を調整した後、前記杭の外周面に前記水平ネジ棒の先端を当接して水平移動を拘束する工程と、
    前記鞘管の内部にコンクリートまたはモルタルを充填する工程と、
    前記天板に上部構造物を設置する工程とを有することを特徴とする上部構造物と杭との接合方法。
  13. 前記鞘管の内部に充填したコンクリートまたはモルタルが固化した後に、
    前記鉛直調整治具を撤去する工程を有することを特徴とする請求項7乃至12の何れかに記載の上部構造物と杭との接合方法。
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