JP4225861B2 - 立上がりブロックの施工方法及び立上がりブロック構造 - Google Patents

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本発明は、コンクリートスラブ等の水平面に対し、立上がり部を設ける際の施工方法に関するものである。
従来、立上がり部の施工方法としては、床スラブのコンクリート打設時に立ち上がり部をスラブと一体に打設する施工方法(以下、一体打ち施工法)や、床スラブを構築した後に、当該立上がり部のみを後でコンクリート打設する施工方法(以下、後打ち施工法)がある。例えば、一体打ち施工法では、床スラブと該床スラブ上において立上がり部となる突起部を一体に打設するための型枠を精度良く設置した後、該型枠内にコンクリートを打ち込むことで前記立上がり部を形成している。また、後打ち施工法では、床スラブを打設した後、該床スラブ上において立上がり部となる突起部を打設するための型枠を精度良く設置し、該型枠内にコンクリートを打ち込むことで前記立上がり部を形成している。
しかしながら、上記一体打ち施工法では、止水面では理想的ではあるが、床スラブ上において立上がり部となる突起部を打設するための型枠を精度良く設置しなければならず、その設置作業が大変である。また、床スラブコンクリート打設時に型枠精度を保つことが難しく、仕上がりも綺麗にならないため後工程で補修が必要となるという問題がある。
一方、後打ち施工法では、突起部のみを後からコンクリート打設するため、一体打ち施工法よりも精度良く仕上げることが可能であるが、型枠の設置、鉄筋などの配筋、コンクリート打設などの異業種作業が発生するため、そのために要する時間が他の工程を圧迫するという問題がある。
そこで、防水構造を目的とし、立上がり部を精度良く設置することが可能な施工方法として、PC部材を床スラブに埋め込むようにして前記立上がり部を形成する施工方法がある。このような施工方法を用いた従来技術としては、例えば、特開2001−323575号公報(以下、特許文献1)に開示されている技術がある。この特許文献1では、まず床(部屋)とバルコニーとの境界線に沿って適宜長さのPC部材をレベル調整可能な複数の固定治具で位置決め支持する。そして、前記PC部材間の接合部を接着剤で接着すると共にその接合部に門形の幅止め具を嵌合する。その後、前記位置決め支持されたPC部材が床(部屋)とバルコニーとの境界線上で突起部となるように現場打ちコンクリートが打設されて前記立上がり部が形成される。なお、前記PC部材を位置決め支持する固定治具は、複数の支持脚と、これらの支持脚の頂部に回転自在に設けたレベル調整具とからなり、PC部材はレベル調整具が取付孔に挿入されて固定されている。
さらに他の方法として、床スラブを打設した後、該床スラブ上においてモルタルを介してPC部材を設置する方法がある。
特開2001−323575号公報
しかしながら、上記特許文献1のような施工方法では、PC部材の位置決め固定を床スラブ打設前に行う必要があり、現場打ちコンクリートが打設される際に前記位置決め固定されたPC部材が邪魔になるおそれがある。また、PC部材の位置決め固定後に床スラブの打設が行われるため、コンクリート打設前の工程を圧迫する虞がある。
また、PC部材を後付けする施工方法では、コンクリートを打設する方法に比べ、精度良く仕上げることが可能であるが、その高さ調整にあたってはPC部材が重たいことから高さ調整敷きモルタルを固練りにせざるを得ないことから、高さ調整が難しく、スラブとPC部材、およびPC部材とPC部材を隙間なく蜜実に充填し難い。そのため、モルタル部分に止水性を確保し難いという問題がある。
そこで、本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、立上がり部を構築するための型枠の設置が不要であり、且つ立上がり部を精度良く設置できるだけでなく、施工に要する時間が短縮でき、少ない施工工数で簡単且つ容易に設置することが可能であり、さらに止水性能を確保することが可能な立上がりブロック部の施工方法を提供することである。
上記目的を達成するための本発明の代表的な立上がり部の施工方法は、床スラブにアンカーボルトを固定し、前記アンカーボルト下部にレベル金物を所定の高さに位置調整して取付け、ブロック端部の目地部もしくはブロック中間孔部から前記アンカーボルトを貫通させて、ブロックを配置すると共に、前記レベル金物で前記ブロック下面を支持させて、ブロックを設置し、前記ブロック上面から突出したアンカーボルトの突出部に抑え金物を設けて前記ブロックを固定するブロック固定工程、前記目地部もしくはブロック中間孔部からグラウト材を注入して前記床スラブとブロックの間にグラウト材を充填するグラウト材充填工程、を組み合わせ行うことを特徴とする。
上記施工方法によれば、立上がり部を打設するための型枠の設置は不要であり、立上がりブロックはアンカーボルトを貫通させてレベル金物と抑え金物によって挟み込んで所定の位置に固定されるので、立上がりブロックを簡単に且つ精度良く設置できる。また、前記立上がりブロックの所定位置への固定作業は、床スラブ打設後に行えるため、施工に要する時間が短縮できる。更に、施工工数が少ないため、作業効率の向上が図れる。
また本発明に係る立上がりブロック構造は、床スラブに固定したアンカーボルト下部にレベル金物を位置調整して取付け、ブロック端部の目地部もしくはブロック中間孔部から前記アンカーボルトを貫通させて、ブロックを配置すると共に、前記レベル金物で前記ブロック下面を支持させて、ブロックが設置されており、該ブロック上面から突出したアンカーボルトの突出部に抑え金物を設けてブロックが固定されており、且つ、前記床スラブとブロックの間にはグラウト材が充填されてなることを特徴とする。
上記構造によれば、立上がりブロックを、アンカーボルトを貫通させてレベル金物と抑え金物とで挟み込んで所定の位置に固定する構造であるので、立上がりブロックを簡単に且つ精度良く設置できる。また、アンカーボルトとレベル金物と抑え金物を用いて立上がりブロックを所定位置に固定する構造であるため、部品点数が少なく、構造が簡便である。更に上記構造により、立上がりブロックの施工に要する時間も短縮でき、施工工数も少ないので、作業効率の向上が図れる。
また、立上がりブロックを構成する材料の種類は問わないが、軽量気泡コンクリート粉末を骨材としたモルタルとすることが好ましい。軽量気泡コンクリート粉末を骨材としたモルタルからなるブロックの場合、コンクリートに比べ軽量とるため、作業性はもちろん、レベル金物、抑え金物などを軽微なものに出来、さらに木工用鋸での切断・切り欠き、木工用ドリルによる穴あけが簡単に行えるため、加工性が大幅に向上させることが可能である。
以上説明したように、本発明に係る立上がり部の施工方法によれば、立上がり部を構築するための型枠の設置は不要であり、立上がりブロックはアンカーボルトを貫通させてレベル金物と抑え金物によって挟み込んで所定の位置に固定されるので、立上がりブロックを簡単に且つ精度良く設置できる。また、前記立上がりブロックの所定位置への固定作業は、床スラブ打設後に行えるため、施工に要する時間が短縮できる。更に、施工工数が少ないため、作業効率の向上が図れる。
また本発明に係る立上がりブロック構造によれば、立上がりブロックを、アンカーボルトを貫通させてレベル金物と抑え金物とで挟み込んで所定の位置に固定する構造であるので、立上がりブロックを簡単に且つ精度良く設置できる。また、アンカーボルトとレベル金物と抑え金物を用いて立上がりブロックを所定位置に固定する構造であるため、部品点数が少なく、構造が簡便である。更に上記構造により、立上がりブロックの施工に要する時間も短縮でき、施工工数も少ないので、作業効率の向上が図れる。
また、立上がりブロックを、軽量気泡コンクリートを骨材としたモルタルで構成した場合、コンクリートに比べ軽量となり、さらに木工用鋸での切断・切り欠き、木工用ドリルによる穴あけが簡単に行えるため、作業性・加工性が大幅に向上させることが出来る。
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。図1は立上がりブロック構造および壁パネルの取付構造を示す説明図、図2は立上がりブロックの施工および壁パネルの取付けに用いる専用金物の斜視図、図3はブロックの説明図である。図4は立上がりブロックの施工方法の説明図であり、(a)はブロック固定工程、(b)はグラウト材充填工程を示す斜視説明図である。
図3に示すように、本発明に係る立上がりブロックは、複数に分割された立上がりブロック1であって、該ブロック1が壁パネルを取り付けるために連続的に設置される。このブロック1の両端部には、ブロック目地において床スラブ2に固定されたアンカーボルト3を貫通させることが可能な目地部1aが設けられている。なお、前記目地部1aは、必要に応じて適宜、後述するグラウト材を注入する際の注入口としても利用することが可能である。また前記ブロック1の中間部には、グラウト材を注入することが可能な中間孔部1bが設けられている。なお、前記中間孔部1bは、必要に応じて適宜、床スラブに固定されたアンカーボルト3の貫通口としても利用することが可能である。
なお、上記ブロック1は、ブロック上面の長手方向両縁部が、欠け防止のために面取りされた構成となっている。
上記構成によれば、後述するブロック設置の際に、前記ブロック端部の目地部1a(もしくは中間孔部1b)を用いてアンカーボルトを貫通させれば良いので、アンカーボルト3を貫通させて行うブロック1の設置作業が簡単に且つ容易に行える。更に、グラウト注入作業も前記ブロック中間孔部1b(もしくは目地部1a)を用いて容易に行うことができる。これにより、前記ブロックの設置作業が簡便になるだけでなく、該ブロックの設置に要する時間も短縮でき、作業効率の向上が図れる。
更に、前記ブロック1が有する目地部1aと中間孔部1bを、後述するブロック設置及びグラウト材注入が簡単に且つ容易に行えるように、アンカーボルト3の径に対して十分大きな径を有する構成とし、具体的には、アンカーボルト3が貫通した状態であってもグラウト注入が可能な径を有する構成としても良い。このように構成することで、前記ブロック設置及びグラウト材注入が更に簡単に且つ容易に行えるようになり、更なる作業効率の向上が図れる。
また、立上がりブロックを、軽量気泡コンクリート粉末を骨材に用いたモルタルで構成した場合、木工用鋸による切断・切り欠き、および木工用ドリルによる穴あけが容易に行えるため、ある一定の長さのブロックを用意しておけば、一定長さ以下の任意の長さに加工が可能となり、あらゆる長さの立上がり部にも対応可能である。
次に、上記ブロックを用いた立上がりブロック構造について説明する。本発明に係る立上がりブロック構造は、図1に示すように、床スラブ2に固定したアンカーボルト3下部にレベル金物4を位置調整して取付け、ブロック端部の目地部1aもしくはブロック中間孔部1bから前記アンカーボルト3を貫通させて、ブロック1を配置すると共に、前記レベル金物4で前記ブロック1下面を支持させて、ブロック1が設置されており、該ブロック1上面から突出したアンカーボルト3の突出部3aに抑え金物5を設けてブロック1が固定されており、且つ、前記床スラブ2とブロック1の間にはグラウト材6が充填されてなる。
上記構造によれば、立上がりブロック1を、アンカーボルト3を貫通させてレベル金物4と抑え金物5とで挟み込んで所定の位置に固定する構造であるので、立上がりブロックを簡単に且つ精度良く設置できる。また、アンカーボルト3とレベル金物4と抑え金物5を用いて立上がりブロック1を所定位置に固定する構造であるため、ブロックを複数の固定治具によって支持固定する従来技術に比べて部品点数が少なく、構造が簡便である。更に上記構造により、立上がりブロックの施工に要する時間も短縮でき、施工工数も少ないので、作業効率の向上が図れる。
次に、上記構造を構成する立上がりブロックの施工方法について説明する。本発明に係る立上がりブロックの施工方法は、以下に説明するブロック固定工程、グラウト材充填工程、を組み合わせ行う。
ブロック固定工程では、図1に示すように、床スラブ2に穿設したアンカー2aにアンカーボルト3を螺合して固定する。アンカーボルト3の固定度が低い場合は、ナット2bをスラブ2面上に配置しトルクを掛けることが望ましい。この床スラブ2へのアンカーボルト3の固定箇所は、図4(a)に示すように、分割されたブロックを連続的に設置するにあたって必要な箇所に設けている。このように設置固定した前記アンカーボルト3の下部にレベル金物4を所定の高さに位置調整して取り付ける。次いで、前記ブロック1端部の目地部1aもしくはブロック中間孔部1bから前記アンカーボルト3を貫通させて、ブロック1を配置すると共に、前記レベル金物4で前記ブロック1下面を支持させて、ブロック1を設置する。そして、前記ブロック1上面から突出したアンカーボルト3の突出部3aに抑え金物5を設けて前記ブロック1を固定する。
前記レベル金物4は、図2(b)に示すように、十字形状に成形され、中央には孔部4aが設けられ、該孔部4aにはタップ加工が施されており、前記アンカーボルト3に螺合して所定位置に固定するように構成されている。また、図2(a)に示すように、前記抑え金物5の中央にも孔部5aが穿設され、該孔部5aにはレベル金物4と同様にタップ加工が施されており、前記アンカーボルト3に螺合して固定するように構成されている。
グラウト材充填工程は、前述の如くして固定されたブロック1端部の目地部1aもしくはブロック中間孔部1bからモルタルなどのグラウト材6を注入して前記床スラブ2とブロック1の間の隙間及びブロック1間の隙間にグラウト材6を充填する。
このグラウト材6の注入時に、各ブロック1端部の目地部1a及びブロック中間孔部1bからグラウト材6の充填状態を確認することができる。そして、各ブロック1端部の目地部1a及びブロック中間孔部1bがグラウト材6で満たされることで、床スラブ2とブロック1の間の隙間及びブロック1間の隙間にグラウト材6が充填されたことがわかる。なお、このグラウト材6の注入時において、レベル金物4はグラウト材6の充填を妨げるものではなく、また抑え金物5はグラウト材6の充填確認を妨げるものではない。
上述したように、本発明に係る立上がりブロックの施工方法によれば、立上がり部を構築するための型枠の設置は不要であり、立上がりブロック1はアンカーボルト3を貫通させてレベル金物4と抑え金物5によって挟み込んで所定の位置に固定されるので、立上がりブロックを簡単に且つ精度良く設置できる。また、前記立上がりブロックの所定位置への固定作業は、床スラブ打設後に行えるため、施工に要する時間が短縮できる。更に、施工工数が少ないため、作業効率の向上が図れる。
また、上述の如く構成された立上がりブロック上に壁パネルを取り付ける取付方法及びその構造の一例について説明する。なお、以下に説明する壁パネルの取付方法及びその構造は一例であって、これに限定されるものではない。
壁パネルの取付構造は、図1に示すように、上述の如き構造の立上がりブロック構造に加えて更に、壁パネル12を支持する支持部材11を前記ブロック1上面と前記アンカーボルト3の突出部3aを通した取付金物9とで挟み込み、前記アンカーボルト突出部3aにナット10を螺合して前記支持部材11を固定し、壁パネル12に取り付けた取付部材13を介して前記支持部材11で壁パネル12を支持してなる。なお、図示していないが、前記支持部材11の水平フランジ上に、壁パネル12を支持する自重受けプレートを溶接し、該自重受けプレートによってブロック1と壁パネル12の間において壁パネル12を受けて支持している。
また、壁パネルの取付方法は、上述したブロック固定工程、グラウト材充填工程を組み合わせ行った後、更に以下に説明する壁パネル取付工程を行う。
壁パネル取付工程では、図1に示すように、壁パネル12を支持する支持部材11を前記ブロック1上面と前記アンカーボルト3の突出部3aを通した取付金物9とで挟み込み、前記アンカーボルト突出部3aにナット10を螺合することで前記支持部材11を固定し、壁パネル12に取り付けた取付部材13を介して前記支持部材11で壁パネル12を支持する。このようにして、上述の如く構成された立上がりブロック上に壁パネル12を取り付ける。
前記取付金物9には、図2(c)に示すように、前記アンカーボルト3を通すための切欠9aが設けられているが、これに限定されるものではなく、例えば、孔であっても良い。
また、図1に示すように、屋外となる表側において、立上がりブロック1と壁パネル12の間には、ポリエチレン発泡体などのバックアップ材8が挿入され、更に前記バックアップ材8に突き当てるようにしてシーリング材14が取り付けられる。更に、屋外となる表側において床スラブ2とブロック1の間にも、シーリング材14が取り付けられる。これにより、立上がりブロック1と壁パネル12の間及び床スラブ2とブロック1の間に外部からの水や埃などが侵入するのを防止している。
上述した取付方法及びその構造によれば、立上がりブロックの施工から壁パネルの取付けに到るまでの作業が簡便であり、打設後のコンクリート養生のための待ち時間なしに前記作業を連続的に行うことができるので、作業全体がスムーズに行え、作業時間の短縮、作業効率の向上が図れる。
なお、前述した実施形態では、図3(a)に示すように、基礎ブロック1の中間孔部1bの形状として、円形の孔部を例示しているが、これに限定されるものではなく、楕円形など他の形状の孔部であっても良い。更に、ブロック上方から下方に向けて先細りするテーパ形状の孔部を例示しているが、これに限定されるものではなく、例えば円柱状に貫通された孔部であっても良い。
また、前述した実施形態では、専用金物である、レベル金物4、抑え金物5、及び取付金物9として、それぞれ図2に示すような形状を例示したが、各専用金物の形状はこれらに限定されるものではなく、各専用金物が有する機能を満たす形状であればその他の形状であっても良い。
本発明に係る立上がりブロック構造および壁パネルの取付構造を示す説明図である。 本発明に係る立上がりブロックの施工および壁パネルの取り付けに用いる専用金物の斜視図である。 本発明に係る立上がりブロックの説明図である。 本発明に係る立上がりブロックの施工方法の説明図であり、(a)はブロック固定工程、(b)はグラウト材充填工程を示す斜視説明図である。
符号の説明
1 …ブロック
1a …目地部
1b …中間孔部
2 …床スラブ
2a …アンカー
2b …ナット
3 …アンカーボルト
3a …突出部
4 …レベル金物
4a …孔部
5 …抑え金物
5a …孔部
6 …グラウト材
8 …バックアップ材
9 …取付金物
9a …切欠
10 …ナット
11 …支持部材
12 …壁パネル
13 …取付部材
14 …シーリング材

Claims (3)

  1. 床スラブにアンカーボルトを固定し、前記アンカーボルト下部にレベル金物を所定の高さに位置調整して取付け、ブロック端部の目地部もしくはブロック中間孔部から前記アンカーボルトを貫通させて、ブロックを配置すると共に、前記レベル金物で前記ブロック下面を支持させて、ブロックを設置し、前記ブロック上面から突出したアンカーボルトの突出部に抑え金物を設けて前記ブロックを固定するブロック固定工程、
    前記目地部もしくはブロック中間孔部からグラウト材を注入して前記床スラブとブロックの間にグラウト材を充填するグラウト材充填工程、
    を組み合わせ行うことを特徴とする立上がりブロックの施工方法。
  2. 床スラブに固定したアンカーボルト下部にレベル金物を位置調整して取付け、ブロック端部の目地部もしくはブロック中間孔部から前記アンカーボルトを貫通させて、ブロックを配置すると共に、前記レベル金物で前記ブロック下面を支持させて、ブロックが設置されており、該ブロック上面から突出したアンカーボルトの突出部に抑え金物を設けてブロックが固定されており、且つ、前記床スラブとブロックの間にはグラウト材が充填されてなることを特徴とする立上がりブロック構造。
  3. 前記ブロックが軽量気泡コンクリート粉末を骨材としたモルタルからなることを特徴とする請求項記載の立上がりブロック構造。
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