JP2005223653A - 不正複写防止システム、不正複写防止方法、および不正複写防止プログラム - Google Patents

不正複写防止システム、不正複写防止方法、および不正複写防止プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】画像処理用DSPとセキュリティー処理用DSPの機能の異なる二種類のDSPを一つの系統で制御し、システムのコンパクト化、処理の効率化、高精度化を図ること。
【解決手段】本発明の不正複写防止システムは、一つのDSP制御装置201が、画像処理用DSP202と、セキュリティー処理用DSP203を制御する。DSP制御装置201は、あらかじめ制御対象であるDSPの種類を理解しており、画像処理用DSP202に対しては画像処理を行うための情報を送り、所定の画像処理を実行させる。一方、セキュリティー処理用DSP203に対してはセキュリティー処理を実行させるための情報を送り、複製可・不可情報を取得する。セキュリティー処理用DSP203の情報により、画像処理用DSP202の制御を切り替えることによって、画像処理用DSP202は複写しても情報が読み取れない原稿に加工する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ディジタル複写機をはじめとする画像形成装置に用いられる不正複写防止システム、不正複写防止方法、および不正複写防止プログラムに関する。
近年、ディジタル複写機をはじめとする画像形成装置の普及がめざましい。理由の一つには、この種の画像形成装置に搭載されるディジタル・シグナル・プロセッサ(Digital Signal Processor、以下DSPという)の性能が向上し、高速かつ幅広い画像処理が可能になったことが挙げられる。また、DSPは、プログラムやデータを入れ替えることによってさまざまな画像処理が実現できるため、従来のASIC(Application Specific Integrated Circuit)に比べ、より利便性が高い(例えば、特許文献1,2を参照。)。
ところで、DSPでは、画像情報がディジタル処理されるので、画像情報の加工・編集が容易になり、結果として画像情報が悪用されるおそれも生じてきた(例えば、不正複写)。このため、画像処理のためのDSPを画像形成装置に搭載する場合、不正な画像の複写を防止するための、ディジタル画像情報に対応したセキュリティーシステムを考慮しなければならない。
従来の画像形成装置におけるセキュリティーシステムとしては、複写を禁止する特定のパターンを画像処理用DSPが画像処理を行う過程で認識し、不正複写を回避する技術が提案されている(例えば、特許文献3を参照。)。
特開平8−274986号公報 特開2001−76125号公報 特開2003−234894号公報
しかしながら、上記従来のセキュリティーシステムでは、画像処理を行うDSPが、画像処理のみならずセキュリティー対応も行うため、DSPに負荷がかかり、処理効率が低下するという問題がある。
そこで、画像形成装置内に、画像処理を専門に行う画像処理用DSPの他に、複写が禁止されている画像か否かの判断を行うセキュリティー処理を専門に行うセキュリティー処理用DSPを設ければ、前記問題点の解決を図ることができる。しかし、従来、二種類のDSPが一つの画像形成装置に組み込まれた例はない。通常、機能の異なるDSPを設ける場合には、それぞれのDSPを制御するためのシステムを考慮しなければならない。複数種類のDSP制御システムを設けるとすると、今度は、システム構成が複雑になるとともに、システム構成が大型化するという問題が新たに発生する。
本発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、画像処理用DSPとセキュリティー処理用DSPの機能の異なる二種類のDSPを一つの系統で制御し、システムのコンパクト化、処理の効率化、高精度化を実現する不正複写防止システム、不正複写防止方法、および不正複写防止プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明の請求項1にかかる不正複写防止システムは、ディジタル画像情報に対して所定の処理を施すことにより画像形成を行う画像形成装置における画像の不正複写を防止するためのシステムであって、入力画像に対して所定の画像処理を行う画像処理用DSPと、前記画像処理用DSPで処理された画像に対して不正複写が行われたか否かを判断するための不正複写判断結果を生成するセキュリティー処理用DSPと、これら二種類のDSPを制御し、不正複写を防止するDSP制御装置と、を含み構成されることを特徴とする。
この請求項1の発明によれば、画像処理用DSPとセキュリティー処理用DSPの機能の異なる二種類のDSPを一つの系統で制御し、システムのコンパクト化、処理の効率化を図ることができる。
また、請求項2にかかる不正複写防止システムは、請求項1に記載の発明において、前記DSP制御装置は、前記画像形成装置の電源投入を検出する電源投入検出手段と、前記画像形成装置の処理条件の設定を検出する設定条件検出手段と、前記セキュリティー処理用DSPが生成した不正複写判断結果から不正複写が行われたか否かを検出する不正複写検出手段と、前記電源投入検出手段、前記設定条件検出手段、および前記不正複写検出手段による検出結果に基づき、所定のプログラム・データを前記画像処理用DSPまたは前記セキュリティー処理用DSPへダウンロードするプログラム・データダウンロード手段と、を含み構成されることを特徴とする。
この請求項2の発明によれば、画像処理用DSPとセキュリティー処理用DSPの機能の異なる二種類のDSPを一つの系統で制御し、システムのコンパクト化、処理の効率化を図ることができる。
また、請求項3にかかる不正複写防止システムは、請求項2に記載の発明において、前記プログラム・データダウンロード手段は、前記画像処理用DSPに対して所定の画像処理を実行させるための画像処理用プログラム・データと、前記セキュリティー処理用DSPに所定のセキュリティー処理を実行させるためのセキュリティー処理用プログラム・データが格納されているプログラム・データ格納手段と、前記電源投入検出手段、前記設定条件検出手段、および前記不正複写検出手段による検出結果に基づき、前記プログラム・データ格納手段から最適なプログラム・データを読み取る読取手段と、前記読取手段により読み取られたプログラム・データを前記画像処理用DSPまたは前記セキュリティー処理用DSPへ転送するプログラム・データ転送手段と、を含み構成されることを特徴とする。
この請求項3の発明によれば、DSP制御装置から画像処理用DSPおよびセキュリティー処理用DSPへ最適なプログラム・データをダウンロードすることによって、異なる種類のDSPに対して、一つの制御系統で複数の動作を制御することが可能になる。
また、請求項4にかかる不正複写防止システムは、請求項3に記載の発明において、さらに、前記プログラム・データダウンロード手段は、前記プログラム・データ転送手段が転送したものと同一のプログラム・データを一時的に格納する転送済プログラム・データ格納手段と、前記プログラム・データ転送手段が転送したものと同一のプログラム・データを前記転送済プログラム・データ格納手段へ書き込む書込手段を備えていることを特徴とする。
この請求項4の発明によれば、前記転送済プログラム・データ格納手段を検索することで、直前にダウンロードしたプログラム・データの内容を把握することができる。
また、請求項5にかかる不正複写防止システムは、請求項4に記載の発明において、前記設定条件検出手段は、前記画像形成装置の処理条件の設定を検出すると、前記転送済プログラム・データ格納手段を検索し、前記転送済プログラム・データ格納手段内に前記画像処理用DSPへダウンロードすべき最適なプログラム・データがないことを検出した場合に、前記プログラム・データダウンロード手段に、前記画像処理用DSPまたは前記セキュリティー処理用DSPへ最適なプログラム・データをダウンロードさせることを特徴とする。
この請求項5の発明によれば、画像処理条件の設定が変更された場合でも、十分な対処が可能である。また、直前にダウンロードしたものと同じプログラム・データを二重にダウンロードすることを回避することができる。
また、請求項6にかかる不正複写防止システムは、請求項2〜5のいずれか一つに記載の発明において、前記設定条件検出手段は、前記画像形成装置における画像の変倍率設定の変更を検出した場合、前記プログラム・データダウンロード手段に、前記セキュリティー処理用DSPに対して、変更された変倍率に対応できる差分データをダウンロードさせることを特徴とする。
この請求項6の発明によれば、画像形成装置において画像の変倍率が変更された場合でも、精度の高い不正複写検出が可能になる。
また、請求項7にかかる不正複写防止システムは、請求項4〜6のいずれか一つに記載の発明において、前記不正複写検出手段は、不正複写が行われたことを検出すると、前記転送済プログラム・データ格納手段を検索し、前記転送済プログラム・データ格納手段内に前記画像処理用DSPに対して最適なセキュリティー処理対応のプリント処理を実行させるためのプログラム・データがないことを検出した場合に、前記プログラム・データダウンロード手段に、前記画像処理用DSPに対して最適なセキュリティー処理対応のプリント処理を実行させるためのプログラム・データをダウンロードさせることを特徴とする。
この請求項7の発明によれば、複写が禁止されている画像の不正複写を検出した場合に、速やかにその防止処理を実行することができる。
また、請求項8にかかる不正複写防止システムは、請求項7に記載の発明において、前記不正複写検出手段は、不正複写が行われたことを検出すると、前記プログラム・データダウンロード手段に、前記画像処理用DSPに対して入力画像とはまったく異なる、人が判断不可能な状態の画像を出力させる画像処理プログラム・データをダウンロードさせることを特徴とする。
この請求項8の発明によれば、不正複写を検出した場合には、入力された原稿画像とはまったく異なる、例えばダミーデータや所定のパターンデータの出力を行い、不正複写を防止することができる。
また、請求項9にかかる不正複写防止システムは、請求項1〜8のいずれか一つに記載の発明において、前記画像処理用DSPは、前記DSP制御装置からダウンロードされたプログラム・データに基づく、所定の画像処理動作を制御する内部制御手段と、前記DSP制御装置からダウンロードされたプログラム・データを一時的に格納するメモリ手段と、前記内部制御手段の制御に応じて、前記セキュリティー処理用DSPへ送る画像情報を選択するためのパス切り替えを行うパス切替手段と、を含み構成されることを特徴とする。
この請求項9の発明によれば、DSP制御装置による効率的な画像処理用DSPの制御が可能になる。
また、請求項10にかかる不正複写防止システムは、請求項9に記載の発明において、前記画像処理用DSPの内部制御手段は、入力画像に対して黒補正、シェーディング補正、γ補正、位置合わせレジスト補正などのスキャナ処理を行うことを特徴とする。
この請求項10の発明によれば、後のセキュリティー処理用DSPにおけるマッチング処理の精度を向上させるための画像情報が得られる。
また、請求項11にかかる不正複写防止システムは、請求項10に記載の発明において、前記画像処理用DSPのパス切替手段は、前記複数のスキャナ処理のうち、所定数の処理が終了した時点で、パスを切り替えてスキャナ処理後の画像情報を前記セキュリティー処理用DSPに送ることを特徴とする。
この請求項11の発明によれば、不正複写判断結果を生成するまでの効率を向上させることができる。
また、請求項12にかかる不正複写防止システムは、請求項1〜11のいずれか一つに記載の発明において、前記セキュリティー処理用DSPは、前記DSP制御装置からダウンロードされたプログラム・データに基づく、不正複写が行われたか否かを判断するための不正複写判断結果の生成動作を制御する内部制御手段と、前記内部制御手段が生成した不正複写判断結果を一時的に格納するメモリ手段と、を含み構成されることを特徴とする。
この請求項12の発明によれば、DSP制御装置による効率的なセキュリティー処理用DSPの制御が可能になる。
また、請求項13にかかる不正複写防止システムは、請求項12に記載の発明において、前記セキュリティー処理用DSPの内部制御手段は、前記画像処理用DSPによってスキャナ処理された画像情報に対し、パターンマッチング処理を行い、不正複写が行われたか否かを判断するための不正複写判断結果を生成することを特徴とする。
この請求項13の発明によれば、精度の高い不正複写判断結果を生成することができる。
また、請求項14にかかる不正複写防止システムは、請求項12または13に記載の発明において、前記DSP制御装置の不正複写検出手段は、前記セキュリティー処理用DSPのメモリ手段に格納された不正複写判断結果から不正複写が行われたか否かを検出することを特徴とする。
この請求項14の発明によれば、精度の高い不正複写の検出が可能になる。
また、請求項15にかかる不正複写防止システムは、請求項12〜14のいずれか一つに記載の発明において、さらに、前記DSP制御装置は、前記画像処理用DSPの動作を常時監視し、前記画像処理用DSPの動作終了を検出した場合、前記セキュリティー処理用DSPのメモリ手段に対して初期化処理を行う初期化処理手段を備えていることを特徴とする。
この請求項15の発明によれば、直ちに次の入力画像に対する不正複写検出処理を実行することができる。
また、請求項16にかかる不正複写防止システムは、請求項1〜15のいずれか一つに記載の発明において、前記画像処理用DSPは、スキャナ処理を行う前段画像処理用DSPと、プリント処理を行う後段画像処理用DSPとにより構成されることを特徴とする。
この請求項16の発明によれば、不正複写検出処理のさらなる効率向上が期待できる。
また、請求項17にかかる不正複写防止方法は、ディジタル画像情報に対して所定の処理を施すことにより画像形成を行う画像形成装置における画像の不正複写を防止するための方法であって、不正複写防止のための初期設定を行う初期設定工程と、特殊な画像処理に対応するための所定の処理を行う特殊画像処理対応工程と、変倍率の変更に対応するための所定の処理を行う変倍率変更対応処理工程と、入力画像に対してスキャナ処理を行うスキャナ処理工程と、前記スキャナ処理工程により処理された画像情報に対してパターンマッチング処理を施し、不正複写が行われたか否かを判断するための不正複写判断結果を生成する不正複写判断結果生成工程と、前記不正複写判断結果生成工程で生成された不正複写判断結果を用いて、不正複写が行われたか否かを検出する不正複写検出工程と、前記不正複写検出工程での検出結果に基づいて、不正複写防止のための所定の処理を行う不正複写防止処理工程と、を含むことを特徴とする。
この請求項17の発明によれば、複写が禁止されている画像に対する不正複写防止処理を効率的に、高精度で実行することができる。
また、請求項18にかかる不正複写防止方法は、請求項17に記載の発明において、前記初期設定工程は、前記画像形成装置の電源投入時に、前記画像形成装置を構成する画像処理用DSP、セキュリティー処理用DSPに、それぞれ画像処理用のメインプログラム、セキュリティー処理用のメインプログラムをダウンロードすることを特徴とする。
この請求項18の発明によれば、不正複写防止処理を速やかに開始することができる。
また、請求項19にかかる不正複写防止方法は、請求項17または18に記載の発明において、前記特殊画像処理対応工程は、前記画像形成装置において特殊な画像処理が選択された場合に、当該画像処理を実行するための画像処理用プログラム・データを前記画像処理用DSPへダウンロードすることを特徴とする。
この請求項19の発明によれば、特殊な画像処理が必要な場合でも、効率的、高精度の不正複写防止処理を実行することができる。
また、請求項20にかかる不正複写防止方法は、請求項17〜19のいずれか一つに記載の発明において、前記変倍率変更対応処理工程は、前記画像形成装置において変倍率が変更された場合に、当該変倍率に対応する画像のパターンマッチング処理を実行するための差分データを前記画像形成装置を構成するセキュリティー処理用DSPへダウンロードすることを特徴とする。
この請求項20の発明によれば、入力画像に対する変倍処理が必要な場合でも、効率的、高精度の不正複写防止処理を実行することができる。
また、請求項21にかかる不正複写防止方法は、請求項17〜20のいずれか一つに記載の発明において、前記不正複写防止処理工程は、前記不正複写検出工程で不正複写が検出された場合には、前記画像処理用DSPへ不正複写防止のためのプリント処理用プログラム・データをダウンロードし、入力画像とはまったく異なる、人が判断不可能な状態の画像を出力させ、前記不正複写検出工程で不正複写が検出されなかった場合には、前記画像処理用DSPへ通常のプリント処理用のプログラム・データをダウンロードし、入力画像に対応した画像を出力させることを特徴とする。
この請求項21の発明によれば、不正複写を検出した場合には、入力された原稿画像とはまったく異なる、例えばダミーデータや所定のパターンデータの出力を行い、不正複写を防止することができる。
また、請求項22にかかる不正複写防止プログラムは、請求項17〜21のいずれか一つに記載の不正複写防止方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
この請求項22の発明によれば、請求項17〜21のいずれか一つに記載の不正複写防止方法をコンピュータに実行させることができる。
本発明にかかる不正複写防止システム、不正複写防止方法、および不正複写防止プログラムによれば、画像処理用DSPとセキュリティー処理用DSPの機能の異なる二種類のDSPを一つの系統で制御し、システムのコンパクト化、処理の効率化、高精度化を図ることができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、本発明にかかる不正複写防止システム、不正複写防止方法、および不正複写防止プログラムの好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、本発明の不正複写防止システム、不正複写防止方法、および不正複写防止プログラムは、ディジタル画像情報によって画像処理を実現する複写機(MFP:Multi Function Peripheral)などの画像形成装置に適用する。
(画像形成装置の概略構成)
まず、本発明にかかる不正複写防止システムが搭載される画像形成装置の概略構成を説明する。図1は、この画像形成装置の概略構成を示す図である。この画像形成装置は、CPU101、ROM102、RAM103、HDD(ハードディスクドライブ)104、HD(ハードディスク)105、FDD(フレキシブルディスクドライブ)106、ディスプレイ107、ネットワークボード(I/F)108、キーボード109、スキャナ110、およびプリンタ111が、バス100によって接続され構成される。
CPU101は、装置全体を制御する。ROM102には、基本入出力プログラムが記憶されている。RAM103は、CPU101のワークエリアとして使用される。HDD104は、CPU101の制御にしたがってHD105に対するデータのリード/ライトの制御を行う。HD105は、HDD104の制御にしたがって書き込まれたデータを記憶する。FDD106は、CPU101の制御にしたがってFD(フレキシブルディスク)112に対するデータのリード/ライトの制御を行う。FD112は、着脱自在になっており、FDD106の制御にしたがって書き込まれたデータ記憶する。ディスプレイ107は、画像形成装置が実行可能な各機能や用紙サイズ、変倍率などを表示する。ネットワークボード108は、通信ケーブル113を介してネットワーク114と接続する。キーボード109は、画像形成装置を動作させるための各種情報の入力を行う。スキャナ110は、文字や画像の光学的な読み取りを行う。プリンタ111は、画像の出力を行う。
(実施の形態1)
(不正複写防止システムの概略構成)
図2は、本発明の実施の形態1にかかる不正複写防止システムの概略構成を示すブロック図である。この不正複写防止システムは、DSP制御装置201、画像処理用DSP202、およびセキュリティー処理用DSP203を含み構成される。DSP制御装置201は、画像処理用DSP202と、セキュリティー処理用DSP203を制御する。DSP制御装置201は、あらかじめ制御対象であるDSPの種類を理解しており、画像処理用DSP202に対しては画像処理を行うための情報を送り、所定の画像処理を実行させる。一方、セキュリティー処理用DSP203に対してはセキュリティー処理を実行させるための情報を送り、複製可・不可情報を取得する。セキュリティー処理用DSP203の情報により、画像処理用DSP202の制御を切り替えることによって、画像処理用DSP202は複写しても情報が読み取れない原稿に加工する。このように、機能が異なる二種類のDSPを一つのDSP制御装置201で制御することによって原稿の不正複写を防ぐ。
次に、実施の形態1にかかる不正複写防止システムが画像形成装置に搭載された状態での動作の概要を示す。図3は、この不正複写防止システムの動作の概要を説明するための図である。まず、画像形成装置の電源が投入されると、DSP制御装置201から画像処理用DSP202へは、画像処理用のメインプログラムがダウンロードされる。一方、DSP制御装置201からセキュリティー処理用DSP203へはセキュリティー処理用のメインプログラムがダウンロードされる。
次に、ユーザの要求が画像形成装置の操作部301(図1に示したディスプレイ107とキーボード109から構成される)から入力されると、DSP制御装置201は操作部301から入力された情報をもとに、画像処理を実現する画像処理用DSP202、およびセキュリティー処理を実現するセキュリティー処理用DSP203に対しダウンロードするプログラムまたはデータを決定し、決定されたプログラムまたはデータを画像処理用DSP202、セキュリティー処理用DSP203の内部に設けられたメモリ部へダウンロードする。
画像処理用DSP202は、新たにダウンロードされたプログラムまたはデータを取得した後、前記メインプログラムと新たにダウンロードされたプログラムまたはデータに基づき、画像処理を実行する。一方、セキュリティー処理用DSP203は、前記メインプログラムと新たにダウンロードされたプログラムまたはデータに基づき、入力画像に対しパターンマッチング処理を行い、不正複写か否かを判断する。
(DSP制御装置の機能的構成)
図4は、本発明の実施の形態1にかかる不正複写防止システムを構成するDSP制御装置の機能的構成を示すブロック図である。このDSP制御装置201は、電源投入検出部401、設定条件検出部402、不正複写検出部403、プログラム・データ格納部404、読取部405、プログラム・データ転送部406、書込部407、転送済プログラム・データ格納部408、および初期化処理部409を含み構成される。
電源投入検出部401は、不正複写防止システムが搭載されている画像形成装置の電源投入を検出する。設定条件検出部402は、画像形成装置の操作部301において設定された諸条件を検出する。不正複写検出部403は、セキュリティー処理用DSP203の処理結果から不正複写処理が行われたか否かを検出する。プログラム・データ格納部404には、画像処理用DSP202を制御するためのプログラム・データ、およびセキュリティー処理用DSP203を制御するためのプログラム・データが格納される。
読取部405は、電源投入検出部401において画像形成装置の電源投入が検出された場合に、画像処理用DSP202を制御するためのメインプログラム・データと、セキュリティー処理用DSP203を制御するためのメインプログラム・データをプログラム・データ格納部404から読み取る。また、読取部405は、設定条件検出部402が操作部301で設定された条件の処理を実行するためのプログラム・データを読み取る。また、読取部405は、不正複写検出部403において不正複写処理が検出された場合に、後の処理を実行するために、画像処理用DSP202へ転送するプログラム・データをプログラム・データ格納部404から読み出す。
プログラム・データ転送部406は、読取部405がプログラム・データ格納部404から読み取ったプログラム・データを該当するDSPへダウンロードする。なお、プログラム・データ転送部406は、ダウンロードされたプログラム・データを格納する各DSPのメモリ部(後述する)に対するアドレス設定も行う。書込部407は、プログラム・データ転送部406が画像処理用DSP202およびセキュリティー処理用DSP203へダウンロードしたプログラム・データを転送済プログラム・データ格納部408に格納する。転送済プログラム・データ格納部408に格納されたダウンロード済プログラム・データは、次のプログラム・データのダウンロード時までは、そこに保持される。
また、設定条件検出部402は、操作部301による条件設定を検出した場合、転送済プログラム・データ格納部408に当該条件を満足するための処理を行うプログラム・データが存在するか否かの検出も行う。前述のように、ダウンロードされたプログラム・データは、次に他の処理を行うためにプログラム・データがダウンロードされるまで、一時的に転送済プログラム・データ格納部408に格納される。したがって、当該条件を満足する処理を行うプログラム・データが転送済プログラム・データ格納部408に存在していれば、前回の処理と今回の処理が同じであることが判別できる。設定条件検出部402は、前回とは異なる条件設定がなされたことを検出した場合にのみ、当該条件を満足する処理を行うプログラム・データの読み取りを読取部405に対して指示する。
また、初期化処理部409は、画像処理用DSP202の動作終了を検出し、セキュリティー処理用DSP203に対する初期化処理を行う(詳細は後述)。
(画像処理用DSPの機能的構成の概要)
次に、画像処理用DSP202の機能的構成の概略を説明する。図5は、画像処理用DSP202の機能的構成の概要を示すブロック図である。この画像処理用DSP202は、メイン制御部501を備えている。さらに、このメイン制御部501は、JSR(Jump to Subroutine)設定部502と、DSP制御装置201から転送されたプログラム・データを格納するためのメモリ部503を備えている。
メイン制御部501は、DSP制御装置201からのプログラム・データの書き込み/読み出し設定に対応して、メモリ部503に対するプログラム・データの書き込み/読み出し処理を制御する。画像処理用DSP202では、このメイン制御部501が機能しないと画像処理を制御できないため、画像形成装置の電源投入時に、DSP制御装置201から画像処理用DSP202に対し、メインプログラムのダウンロードが行われる。なお、メインプログラムのダウンロード設定は、メイン制御部501がメモリ部503に対して行う書き込み/読み出し動作に対応していない。したがって、このメインプログラムのダウンロード設定であるBoot設定は、あらかじめ定められた所定のプロトコルにしたがって行えるようになっている。
JSR設定部502は、メイン制御部501によるプログラム・データの書き込み/読み出し処理命令に応じて、セキュリティー処理用DSP203へ送る画像情報を選択するためのパス切り替えを行う。
画像処理用DSP202では、DSP制御装置201からメインプログラムがダウンロードされた後、DSP制御装置201のプログラム・データ転送部406において設定されたメモリ部503のアドレスに各画像処理情報(画像処理A実体503a、画像処理B実体503b、画像処理C実体503c)が格納される。また、それぞれの画像処理を実行する場合において参照する各処理共通データ領域503dにデータ値が格納される。また、JSR設定部502によってJSR設定が行われる画像処理のアドレスおよびその順番も、プログラム・データ転送部406によって設定されている。メイン制御部501は、そこで設定された順番に従って画像処理を実行していく。
図5に示した例でみると、JSR設定部502には画像処理A実体のアドレス、画像処理C実体のアドレス、画像処理B実体のアドレスの順に設定されているのでACBの順番で画像処理パスが決まり実行される。このようにDSP制御装置201は、画像処理用DSP202の画像処理パスの決定を制御する。
なお、DSP制御装置201からこの画像処理用DSP202へダウロードされる画像処理用プログラムには、画像処理用DSP202における画像処理(スキャナ処理)の途中でも、処理済みの画像情報をセキュリティー処理用DSP203へ渡すプログラムがあらかじめ含まれている。DSP制御装置201は、前述のように、画像処理用DSP202のJSR設定部502を自在に制御し、画像パスを切り替えられる。したがって、セキュリティー処理用DSP203へ画像情報を渡すプログラムをセキュリティー確認に最適な状態になった画像に対する画像処理パスに埋め込むことによって、セキュリティー処理用DSP203におけるセキュリティー処理を容易にし、誤作動を防止することができる。
(セキュリティー処理用DSPの機能的構成の概要)
次に、セキュリティー処理用DSP203の機能的構成の概略を説明する。図6は、セキュリティー処理用DSP203の機能的構成の概要を示すブロック図である。このセキュリティー処理用DSP203は、メイン制御部601を備えている。さらに、このメイン制御部601は、JSR設定部602と、DSP制御装置201から転送されたプログラム・データを格納するためのメモリ部603を備えている。
メイン制御部601は、DSP制御装置201からのプログラム・データの書き込み/読み出し設定に対応して、メモリ部603に対するプログラム・データの書き込み/読み出しを制御する。このセキュリティー処理用DSP203も、メイン制御部601が機能しないとセキュリティー処理を制御できないため、画像形成装置の電源投入時に、DSP制御装置201からセキュリティー処理用DSP203に対し、メインプログラムのダウンロードが行われる。なお、メインプログラムのダウンロード設定は、メイン制御部601がメモリ部603に対して行う書き込み/読み出し動作に対応していない。したがって、このメインプログラムのダウンロード設定であるBoot設定は、あらかじめ定められた所定のプロトコルにしたがって行えるようになっている。なお、このセキュリティー処理用DSP203は、画像処理用DSP202とは異なり、セキュリティープログラム実体603aしかないため、セキュリティー処理のためのパスも常にこの1プログラムで固定されるので、JSR設定部602でのパス切り替えは行わない。
次に、図7を参照して、セキュリティー処理用DSP203の処理内容を説明する。DSP制御装置201は、プログラム・データ格納部404にセキュリティー処理用プログラム701とセキュリティー処理用データ702を保持している。まず、画像形成装置の電源が投入されると、プログラム・データ格納部404にあるセキュリティー処理用プログラム701がセキュリティー処理用DSP203へダウンロードされる。セキュリティー処理用プログラム701は、画像処理用DSP202においてスキャナ処理された画像に対してパターンマッチング処理を行うためのアルゴリズムである。なお、セキュリティー処理用プログラム701は、プログラムの実行セクションと実体のみで構成されているので、後に変更する必要はない。したがって、セキュリティー処理用プログラム701のダウンロードは、画像形成装置の電源投入時のみでよい。
画像形成装置の操作部301により複写される画像の変倍率が設定された場合には、DSP制御装置201からセキュリティー処理用DSP203へセキュリティー処理用データ702がダウンロードされる。このセキュリティー処理用データ702は、設定された変倍率の画像に対応したパターンマッチング処理ができるようにするための、セキュリティー処理用プログラム701に対する差分データである。したがって、このセキュリティー処理用データ702をダウンロードするだけで、どのような変倍率の画像であってもセキュリティー処理用プログラム701で対応できる。
セキュリティー処理用DSP203は、画像のパターンマッチング処理後、生成した不正複写判断結果をメモリ部603のデータ領域603bに格納する(図6参照)。不正複写判断結果は、例えば、問題のない複写であることが判明した場合はOKを、不正複写であることが判明した場合はNGを示すように設定するとよい。
セキュリティー処理用DSP203による処理終了後、DSP制御装置201は、セキュリティー処理用DSP203のメモリ部603に格納されている不正複写判断結果の値を読み取り、不正複写が行われたか否か(入力原稿が複写が許されているものか否か)を検出し、後の処理を決定する。不正複写判断結果の値を読み取り、不正複写が行われたか否かを検出するのは、DSP制御装置201の不正複写検出部403である。
(不正複写防止システムの動作)
次に、実施の形態1にかかる不正複写防止システムの動作を説明する。図8は、この不正複写防止システムの動作を説明するための図である。まず、DSP制御装置201の電源投入検出部401が画像形成装置の電源投入を検出すると、読取部405がプログラム・データ格納部404に格納されている画像処理用プログラム801およびセキュリティー処理用プログラム701を読み出す。読み出された画像処理用プログラム801およびセキュリティー処理用プログラム701は、プログラム・データ転送部406によりダウンロードされ、それぞれ画像処理用DSP202とセキュリティー処理用DSP203のメモリ部503,603の所定アドレスに格納される。
次に、設定条件検出部402が、操作部301で、例えば文字優先、写真優先など特殊な画像処理条件が設定されたことを検出した場合は、読取部405は当該設定条件に対応する画像処理を行うための画像処理用プログラム801、画像処理用データ802をプログラム・データ格納部404から読み出す。読み出された画像処理用プログラム801、画像処理用データ802は、プログラム・データ転送部406によりダウンロードされ、画像処理用DSP202のメモリ部503の所定のアドレスに格納される。同時に、当該画像処理用プログラム801、画像処理用データ802は、書込部407により転送済プログラム・データ格納部408に格納される。なお、操作部301で特殊な画像処理が設定されない(すなわち通常の複写処理)場合は、電源投入時にダウンロードされたメインプログラムで対応できるため、この処理は行わない。
また、設定条件検出部402が、操作部301で、画像の変倍率の変更が行われたことを検出した場合は、読取部405が、当該変倍率に対応した画像のパターンマッチング処理を行うことが可能なセキュリティー処理用データ(差分データ)702をプログラム・データ格納部404から読み出す。変倍率の変化によって処理される画像の大きさが変わるため、パターンマッチング処理を行うためのパターンも変化するからである。読み出されたセキュリティー処理用データ702は、プログラム・データ転送部406によりダウンロードされ、セキュリティー処理用DSP203のメモリ部603の所定のアドレスに格納される。同時に、当該セキュリティー処理用データ702は、書込部407により転送済プログラム・データ格納部408に格納される。なお、画像の変倍率は、操作部301で設定変更を行わない場合は100パーセントで固定されているため、この処理は行わない。
なお、設定条件検出部402が、操作部301の操作による設定条件の変更を検出した場合には、まず、当該設定条件を実行するためのプログラム・データが転送済プログラム・データ格納部408に格納されているか否かを検出する。そして、該当するプログラム・データが格納されていない場合に、はじめてプログラム・データ格納部404からの読み出しが開始されるようになっている。このようにすることで、直前にダウンロードしたものと同じプログラム・データが続けてダウンロードされることを防止している。
次に、画像処理用DSP202は、入力された画像に対してメインプログラムおよび新たにダウンロードされたプログラム・データに基づいて、所定の画像処理(スキャナ処理)を行う。そして、所定の画像処理が行われた画像に対して、セキュリティー処理用DSP203が画像のパターンマッチング処理を行う。このパターンマッチングの結果、セキュリティー処理用DSP203は、不正複写判断結果(例えば、OKやNGなどを示唆する値)を生成し、これをメモリ部603のデータ領域603bに格納する。
DSP制御装置201の不正複写検出部403は、セキュリティー処理用DSP203のメモリ部603に格納された各種データ類を読み取ることができる。画像形成装置の電源投入後、不正複写検出部403は、セキュリティー処理用DSP203が不正複写判断の確認を終了するタイミングを操作部301からの設定時から監視し、セキュリティー処理用DSP203のメモリ部603のデータ領域603bに格納されている不正複写判断結果の値を読み取る。不正複写検出部403は、その読み取った値より不正複写であるかどうか判断する。
不正複写検出部403が読み取った値から不正複写が行われたことを判断した場合、読取部405は、画像処理用DSP202に対し入力された画像を複写させないようにするための画像処理用プログラム801または画像処理用データ802をプログラム・データ格納部404から読み出す。読み出された画像処理用プログラム801または画像処理用データ802は、プログラム・データ転送部406によりダウンロードされ画像処理用DSP202のメモリ部503の所定のアドレスに格納される。そして、画像処理用DSP202は、新たにダウンロードされた画像処理用プログラム801または画像処理用データ802に基づいた所定の画像処理(プリント処理)を行い、画像を出力する。この場合、出力される画像は、入力した原稿画像とはまったく異なる、人が判断不可能な状態の画像(ダミーデータによる画像)である。また、画像を出力せずに白紙の用紙が出力されるようにしてもよい。また、画像出力を行わずに、途中で画像の出力処理を中止してしまってもよい。
一方、不正複写検出部403が読み取った値から不正複写が行われなかったことを判断した場合、前述のような不正複写に対応するプログラム・データは必要ないので、読取部405は、画像処理用DSP202に対し通常のプリント処理を行わせるための画像処理用プログラム801または画像処理用データ802をプログラム・データ格納部404から読み出す。読み出された画像処理用プログラム801または画像処理用データ802は、プログラム・データ転送部406によりダウンロードされ画像処理用DSP202のメモリ部503の所定のアドレスに格納される。そして、画像処理用DSP202は、ダウンロードされた画像処理用プログラム801または画像処理用データ802に基づき通常のプリント処理を行い、操作部301で設定されたとおりの画像を出力する。
なお、実施の形態1の不正複写防止システムでは、DSP制御装置201の初期化処理部409が、操作部301からの要求を取得するタイミングで制御対象のDSPの動作状態を把握している。そして、初期化処理部409は、画像処理用DSP202の画像処理の終了を検出すると、そのタイミングでセキュリティー処理用DSP203のメモリ部603に格納されている不正複写判断結果を書き直して初期化する。その後、DSP制御装置201は、操作部301からの入力待ち状態になり、前回処理した不正複写判断結果に影響することなく次回の複写動作に対応する。
本発明の実施の形態1にかかる不正複写防止システムは、上記のように構成されているため、画像処理を行う画像処理用DSPと不正複写を防止するセキュリティー処理用DSPといった異なる種類のDSPを一つのDSP制御装置で制御できる。従来は、異なる種類のDSPは異なる系統の制御システムを必要としていたことに比べ、本実施の形態の不正複写防止システムでは格段にコンパクト化が推進される。さらに、二種類のDSPを一つの制御装置で制御可能なため、使用するDSPの種類と同数の制御系統を必要としていた従来技術とは異なり、各制御系統の間のデータのやり取りが不要となる。この結果、処理効率を向上させることができる。
(不正複写防止処理の手順)
以下、実施の形態1にかかる不正複写防止システムを用いた不正複写防止処理の手順を説明する。図9は、この不正複写防止処理の手順を示すフローチャートである。
まず、初期設定を行う(ステップS901)。具体的には、画像形成装置に電源投入されたことが検出されると、DSP制御装置201から画像処理用DSP202とセキュリティー処理用DSP203へ、それぞれ画像処理用のメインプログラムとセキュリティー処理用のメインプログラムがダウンロードされる。
次に、設定条件検出部402が、操作部301で特殊な画像処理(例えば文字優先、写真優先など)の設定がなされたか否かを検出する(ステップS902)。特殊な画像処理の設定がなされたことが検出された場合(ステップS902:Yes)は、画像処理用DSP202に対して、設定された特殊な画像処理を行わせることが可能なプログラム・データをダウンロードした後(ステップS903)、ステップS904へ進む。一方、特殊な画像処理の設定がなされたことが検出されなかった場合(ステップS902:No)は、そのままステップS904へ進む。
次に、設定条件検出部402が、操作部301で画像の変倍率の変更がなされたか否かを検出する(ステップS904)。本実施の形態では、通常の画像の変倍率は100パーセントに設定されているものとする。画像の変倍率の変更がなされたことが検出された場合(ステップS904:Yes)は、セキュリティー処理用DSP203に対して、設定された変倍率に対応した画像のパターンマッチング処理を行わせることが可能な差分データをダウンロードした後(ステップS905)、ステップS906へ進む。一方、画像の変倍率の変更がなされたことが検出されなかった場合(ステップS904:No)は、そのままステップS906へ進む。
次に、画像処理用DSP202が、ステップS903(およびステップS905)でダウンロードされたプログラム・データに基づいて、入力画像のスキャナ処理を行う(ステップS906)。続いて、セキュリティー処理用DSP203が、ステップS903(およびステップS905)でダウンロードされたプログラム・データに基づいて、ステップS906で処理された画像に対して、パターンマッチング処理により、当該画像が不正複写か否かを判断し、不正複写判断結果をセキュリティー処理用DSP203のメモリ部603に格納する(ステップS907)。
次に、DSP制御装置201の不正複写検出部403が、ステップS907の処理によって格納された不正複写判断結果を読み出し、不正複写が行われたか否かを検出する(ステップS908)。不正複写が行われたことが検出された場合(ステップS908:Yes)は、DSP制御装置201から画像処理用DSP202に対して、不正複写を防止するための処理を行うプリント処理用プログラム・データをダウンロードする(ステップS909)。そして、画像処理用DSP202が、ステップS909の処理でダウンロードされたプログラム・データに基づき、入力した原稿画像とはまったく異なる、人が判断不可能な状態の画像(ダミーデータ)を出力する(ステップS910)。一方、不正複写が行われたことが検出されなかった場合(ステップS908:No)は、DSP制御装置201から画像処理用DSP202に対して、通常のプリント処理を行うプログラム・データをダウンロードする(ステップS911)。そして、画像処理用DSP202が、ステップS911の処理でダウンロードされたプログラム・データに基づき、通常のプリント出力を行う(ステップS912)。
以上のような処理を行うことにより、効率的、高精度で不正複写を防止するための処理を行うことができる。
(実施の形態2)
(不正複写防止システムの概略構成)
次に、本発明の実施の形態2にかかる不正複写防止システムを説明する。図10は、実施の形態2にかかる不正複写防止システムの概略構成を示すブロック図である。この不正複写防止システムは、実施の形態1で示した画像処理用DSP202を、スキャナ処理を行う前段画像処理用DSP1001とプリント処理を行う後段画像処理用DSP1002で構成している。この他の構成は、実施の形態1に示したものと同様である。以下、実施の形態1の場合と異なる点を中心に説明する。
前段画像処理用DSP1001は、入力された画像に対して、メインプログラムおよび新たにダウンロードされたプログラム・データに基づいて所定の画像処理(スキャナ処理)を行う。そして、所定の画像処理が行われた画像に対して、セキュリティー処理用DSP203がパターンマッチング処理を行う。このパターンマッチング処理を行うためのプログラム・データは、前述したようにあらかじめDSP制御装置201からダウンロードされている。このパターンマッチング処理の結果、セキュリティー処理用DSP203は、生成された不正複写判断結果(例えば、OKやNGなどを示唆する値)をメモリ部603の所定のアドレスに格納する。
DSP制御装置201の不正複写検出部403は、セキュリティー処理用DSP203のメモリ部603に格納された各種データ類を読み取ることができる。画像形成装置の電源投入後、不正複写検出部403は、セキュリティー処理用DSP203が不正複写判断の確認を終了するタイミングを操作部301からの設定時から監視し、セキュリティー処理用DSP203のメモリ部603に格納されている不正複写判断結果の値を読み取る。不正複写検出部403は、その読み取った値より不正複写であるかどうか判断する。
不正複写検出部403が読み取った値から不正複写が行われたことを判断した場合、読取部405は、後段画像処理用DSP1002に対し入力された画像を複写させないようにするためのプリント処理用プログラム・データをプログラム・データ格納部404から読み出す。読み出されたプログラム・データは、プログラム・データ転送部406によりダウンロードされ、後段画像処理用DSP1002のメモリ部の所定のアドレスに格納される。そして、後段画像処理用DSP1002は、新たにダウンロードされた画像処理用プログラムまたは画像処理用データに基づいた所定の画像処理(プリント処理)を行い、画像を出力する。この場合、出力される画像は、入力した原稿画像とはまったく異なる、人が判断不可能な状態の画像(ダミーデータによる画像)である。また、画像を出力せずに白紙の用紙が出力されるようにしてもよい。また、画像出力を行わずに、途中で画像の出力処理を中止してしまってもよい。
一方、不正複写検出部403が読み取った値から不正複写が行われなかったことを判断した場合、前述のような不正複写に対応するプログラム・データは必要ないので、読取部405は、後段画像処理用DSP1002に対し通常のプリント処理を行わせるための画像処理用プログラムまたは画像処理用データをプログラム・データ格納部404から読み出す。読み出された画像処理用プログラムまたは画像処理用データは、プログラム・データ転送部406によりダウンロードされ、後段画像処理用DSP1002のメモリ部の所定のアドレスに格納される。そして、後段画像処理用DSP1002は、ダウンロードされた画像処理用プログラムまたは画像処理用データに基づき通常のプリント処理を行い、操作部301で設定されたとおりの画像を出力する。
ここで、前段画像処理用DSP1001とセキュリティー処理用DSP203との間で行われる画像情報処理について説明する。図11は、このときの画像情報処理を説明するための図である。前段画像処理用DSP1001では、入力画像に対して各種のスキャナ処理(図では、画像処理A〜Eで示されている)が行われる。ところで、ここで行われるすべての処理の終了を待って、処理後の画像情報に対して、セキュリティー処理用DSP203で不正複写を判断する画像のパターンマッチング処理を行えば、高精度で不正複写を発見できることは云うまでもない。しかしながら、すべてのスキャナ処理を待ってからパターンマッチング処理を行うのでは、最終処理までに時間を要する。また、すべてのスキャナ処理が終了していない段階でも、かなり高精度でパターンマッチング処理が可能な場合がある。なお、前記スキャナ処理とは、黒補正、シェーディング補正、γ補正、位置合わせレジスト補正などである。
そこで、本実施の形態では、前段画像処理用DSP1001においてすべてのスキャナ処理が終了する前、いくつかの処理が終了した時点で、画像情報をセキュリティー処理用DSP203へ送り、この画像情報に対して画像のパターンマッチング処理を行うようにした。この結果、不正複写を判断するまでの処理効率が大幅に向上する。
以上のように、本発明の実施の形態2にかかる不正複写防止システムは、画像処理を行うDSPを二段に分けている点で、実施の形態1に示したものよりも規模は大きくなるが、画像のパターンマッチング処理の効率が向上するため、不正複写を検出するための処理時間を短縮することができる。
(実施の形態3)
(不正複写防止システムの概略構成)
次に、本発明の実施の形態3にかかる不正複写防止システムを説明する。図12は、実施の形態3にかかる不正複写防止システムの概略構成を示す図である。この不正複写防止システムの構成は、実施の形態2で示したものと同様であるが、ダウンロードするプログラム・データの種類とその処理が異なる。以下、実施の形態2の場合と異なる点を中心に説明する。
前段画像処理用DSP1001に対して、スキャナ処理を実行させるプログラム・データがダウンロードされるのと同時に、後段画像処理用DSP1002にも、不正複写が発覚した場合にテストデータ画像のプリント出力を行うためのテストパターン画像出力用プログラム・データが、画像形成装置の電源投入時に、DSP制御装置201からダウンロードされる。
実施の形態2の場合と同様に、前段画像処理用DSP1001は、入力された画像に対してメインプログラムおよび新たにダウンロードされたプログラム・データに基づいて所定の画像処理(スキャナ処理)を行う。そして、所定の画像処理が行われた画像に対して、セキュリティー処理用DSP203がパターンマッチング処理を行う。このパターンマッチング処理を行うためのプログラム・データは、前述したようにあらかじめDSP制御装置201からダウンロードされている。このパターンマッチング処理の結果、セキュリティー処理用DSP203は、生成された不正複写判断結果(例えば、OKやNGなどを示唆する値)をメモリ部603の所定のアドレスに格納する。
DSP制御装置201の不正複写検出部403は、セキュリティー処理用DSP203のメモリ部603に格納された各種データ類を読み取ることができる。画像形成装置の電源投入後、不正複写検出部403は、セキュリティー処理用DSP203が不正複写判断の確認を終了するタイミングを操作部301による設定時から監視し、セキュリティー処理用DSP203のメモリ部603に格納されている不正複写判断結果の値を読み取る。不正複写検出部403は、その読み取った値より不正複写であるかどうか判断する。
不正複写検出部403が読み取った値から不正複写が行われたことを判断した場合、読取部405は、後段画像処理用DSP1002において先にダウンローダされたテストパターン画像出力用プログラム・データを作動させるための画像処理用プログラム・画像処理用データを、プログラム・データ格納部404から読み出す。読み出された画像処理用プログラムまたは画像処理用データは、プログラム・データ転送部406によりダウンロードされ、後段画像処理用DSP1002のメモリ部の所定のアドレスに格納される。そして、後段画像処理用DSP1002は、新たにダウンロードされた画像処理用プログラムまたは画像処理用データに基づいて先にダウンロードされたテストパターン画像出力用のプログラム・データを作動させてプリント処理を行い、テストパターン画像を出力する。
一方、不正複写検出部403が読み取った値から不正複写が行われなかったことを判断した場合は、実施の形態2の場合と同様の処理を行う。
以上のように、本発明の実施の形態3にかかる不正複写防止システムは、画像処理を行うDSPを二段に分けている点で、実施の形態2の不正複写防止システムと同様、実施の形態1に示したものよりも規模は大きくなるが、画像のパターンマッチング処理までの処理効率が向上するため、不正複写を検出するための処理時間を短縮することができる。
以上説明したように、本発明にかかる不正複写防止システム、不正複写防止方法、および不正複写防止プログラムの構成を備えた複写機は、不正コピーガード機能を有している。例えば、通常のパーソナル・コンピュータ(PC)で文書を作成し、プリントする際に印刷用紙には、文書データに特別なパターンを重ねて出力する。そして、本発明の不正複写防止の機能を備えた複写機を用いて不正複写しようとした場合には、印刷用紙の特別なパターンを検知して画像(文書データ)を破壊できる。例えば、上述したように、人が判断不可能な状態の画像(ダミーデータによる画像)にする。これにより高い抑止効果を有して不正複写を防止できるようになる。パターンを重ねたプリントは、例えば本発明の機能を備えた複写機、プリンターの他、汎用の複写機、プリンターでも可能であるようにすると良い。また、地紋などを埋め込み、プリントされた後の文書を、不正複写防止の機能を備えていない既存型の複写機を用いて不正複写を行った場合においては、複写後の画像に地紋の埋め込み文字列が顕在化して不正複写を防止するような地紋とするとさらに高い抑止効果を有する。
以上説明したように、本発明にかかる不正複写防止システム、不正複写防止方法、および不正複写防止プログラムによれば、画像処理用DSPとセキュリティー処理用DSPの機能の異なる二種類のDSPを一つの系統で制御し、システムのコンパクト化、処理の効率化、高精度化を図ることができる。
なお、本実施の形態で説明した不正複写防止方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
以上のように、本発明にかかる不正複写防止システム、不正複写防止方法、および不正複写防止プログラムは、DSPによる画像処理に有用であり、特に、ディジタル複写機をはじめとする画像形成装置に適している。
本発明にかかる不正複写防止システムが搭載される画像形成装置の概略構成を示す図である。 実施の形態1にかかる不正複写防止システムの概略構成を示すブロック図である。 実施の形態1にかかる不正複写防止システムが画像形成装置に搭載された状態での動作の概要を説明するための図である。 実施の形態1にかかる不正複写防止システムを構成するDSP制御装置の機能的構成を示すブロック図である。 画像処理用DSPの機能的構成の概要を示すブロック図である。 セキュリティー処理用DSPの機能的構成の概要を示すブロック図である。 セキュリティー処理用DSPの処理内容を説明するための図である。 実施の形態1にかかる不正複写防止システムの動作を説明するための図である。 実施の形態1にかかる不正複写防止処理の手順を示すフローチャートである。 実施の形態2にかかる不正複写防止システムの概略構成を示すブロック図である。 前段画像処理用DSPとセキュリティー処理用DSPとの間で行われる画像情報処理について説明するための図である。 実施の形態3にかかる不正複写防止システムの概略構成を示すブロック図である。
符号の説明
100 バス
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 HDD(ハードディスクドライブ)
105 HD(ハードディスク)
106 FDD(フレキシブルディスクドライブ)
107 ディスプレイ
108 ネットワークボード
109 キーボード
110 スキャナ
111 プリンタ
112 FD(フレキシブルディスク)
113 通信ケーブル
114 ネットワーク
201 DSP制御装置
202 画像処理用DSP
203 セキュリティー処理用DSP
301 操作部
401 電源投入検出部
402 設定条件検出部
403 不正複写検出部
404 プログラム・データ格納部
405 読取部
406 プログラム・データ転送部
407 書込部
408 転送済プログラム・データ格納部
409 初期化処理部
501,601 メイン制御部
502,602 JSR設定部
503,603 メモリ部
503a 画像処理A実体
503b 画像処理B実体
503c 画像処理C実体
503d 各処理共通データ領域
603a セキュリティープログラム実体
603b データ領域
701 セキュリティー処理用プログラム
702 セキュリティー処理用データ
801 画像処理用プログラム
802 画像処理用データ
1001 前段画像処理用DSP
1002 後段画像処理用DSP

Claims (22)

  1. ディジタル画像情報に対して所定の処理を施すことにより画像形成を行う画像形成装置における画像の不正複写を防止するためのシステムであって、
    入力画像に対して所定の画像処理を行う画像処理用ディジタル・シグナル・プロセッサと、
    前記画像処理用ディジタル・シグナル・プロセッサで処理された画像に対して不正複写が行われたか否かを判断するための不正複写判断結果を生成するセキュリティー処理用ディジタル・シグナル・プロセッサと、
    これら二種類のディジタル・シグナル・プロセッサを制御し、不正複写を防止するディジタル・シグナル・プロセッサ制御装置と、
    を含み構成されることを特徴とする不正複写防止システム。
  2. 前記ディジタル・シグナル・プロセッサ制御装置は、
    前記画像形成装置の電源投入を検出する電源投入検出手段と、
    前記画像形成装置の処理条件の設定を検出する設定条件検出手段と、
    前記セキュリティー処理用ディジタル・シグナル・プロセッサが生成した不正複写判断結果から不正複写が行われたか否かを検出する不正複写検出手段と、
    前記電源投入検出手段、前記設定条件検出手段、および前記不正複写検出手段による検出結果に基づき、所定のプログラム・データを前記画像処理用ディジタル・シグナル・プロセッサまたは前記セキュリティー処理用ディジタル・シグナル・プロセッサへダウンロードするプログラム・データダウンロード手段と、
    を含み構成されることを特徴とする請求項1に記載の不正複写防止システム。
  3. 前記プログラム・データダウンロード手段は、
    前記画像処理用ディジタル・シグナル・プロセッサに対して所定の画像処理を実行させるための画像処理用プログラム・データと、前記セキュリティー処理用ディジタル・シグナル・プロセッサに所定のセキュリティー処理を実行させるためのセキュリティー処理用プログラム・データが格納されているプログラム・データ格納手段と、
    前記電源投入検出手段、前記設定条件検出手段、および前記不正複写検出手段による検出結果に基づき、前記プログラム・データ格納手段から最適なプログラム・データを読み取る読取手段と、
    前記読取手段により読み取られたプログラム・データを前記画像処理用ディジタル・シグナル・プロセッサまたは前記セキュリティー処理用ディジタル・シグナル・プロセッサへ転送するプログラム・データ転送手段と、
    を含み構成されることを特徴とする請求項2に記載の不正複写防止システム。
  4. さらに、前記プログラム・データダウンロード手段は、
    前記プログラム・データ転送手段が転送したものと同一のプログラム・データを一時的に格納する転送済プログラム・データ格納手段と、
    前記プログラム・データ転送手段が転送したものと同一のプログラム・データを前記転送済プログラム・データ格納手段へ書き込む書込手段を備えていることを特徴とする請求項3に記載の不正複写防止システム。
  5. 前記設定条件検出手段は、
    前記画像形成装置の処理条件の設定を検出すると、前記転送済プログラム・データ格納手段を検索し、前記転送済プログラム・データ格納手段内に前記画像処理用ディジタル・シグナル・プロセッサへダウンロードすべき最適なプログラム・データがないことを検出した場合に、前記プログラム・データダウンロード手段に、前記画像処理用ディジタル・シグナル・プロセッサまたは前記セキュリティー処理用ディジタル・シグナル・プロセッサへ最適なプログラム・データをダウンロードさせることを特徴とする請求項4に記載の不正複写防止システム。
  6. 前記設定条件検出手段は、
    前記画像形成装置における画像の変倍率設定の変更を検出した場合、前記プログラム・データダウンロード手段に、前記セキュリティー処理用ディジタル・シグナル・プロセッサに対して、変更された変倍率に対応できる差分データをダウンロードさせることを特徴とする請求項2〜5のいずれか一つに記載の不正複写防止システム。
  7. 前記不正複写検出手段は、
    不正複写が行われたことを検出すると、前記転送済プログラム・データ格納手段を検索し、前記転送済プログラム・データ格納手段内に前記画像処理用ディジタル・シグナル・プロセッサに対して最適なセキュリティー処理対応のプリント処理を実行させるためのプログラム・データがないことを検出した場合に、前記プログラム・データダウンロード手段に、前記画像処理用ディジタル・シグナル・プロセッサに対して最適なセキュリティー処理対応のプリント処理を実行させるためのプログラム・データをダウンロードさせることを特徴とする請求項4〜6のいずれか一つに記載の不正複写防止システム。
  8. 前記不正複写検出手段は、
    不正複写が行われたことを検出すると、前記プログラム・データダウンロード手段に、前記画像処理用ディジタル・シグナル・プロセッサに対して入力画像とはまったく異なる、人が判断不可能な状態の画像を出力させる画像処理プログラム・データをダウンロードさせることを特徴とする請求項7に記載の不正複写防止システム。
  9. 前記画像処理用ディジタル・シグナル・プロセッサは、
    前記ディジタル・シグナル・プロセッサ制御装置からダウンロードされたプログラム・データに基づく、所定の画像処理動作を制御する内部制御手段と、
    前記ディジタル・シグナル・プロセッサ制御装置からダウンロードされたプログラム・データを一時的に格納するメモリ手段と、
    前記内部制御手段の制御に応じて、前記セキュリティー処理用ディジタル・シグナル・プロセッサへ送る画像情報を選択するためのパス切り替えを行うパス切替手段と、
    を含み構成されることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載の不正複写防止システム。
  10. 前記画像処理用ディジタル・シグナル・プロセッサの内部制御手段は、入力画像に対して黒補正、シェーディング補正、γ補正、位置合わせレジスト補正などのスキャナ処理を行うことを特徴とする請求項9に記載の不正複写防止システム。
  11. 前記画像処理用ディジタル・シグナル・プロセッサのパス切替手段は、前記複数のスキャナ処理のうち、所定数の処理が終了した時点で、パスを切り替えてスキャナ処理後の画像情報を前記セキュリティー処理用ディジタル・シグナル・プロセッサに送ることを特徴とする請求項10に記載の不正複写防止システム。
  12. 前記セキュリティー処理用ディジタル・シグナル・プロセッサは、
    前記ディジタル・シグナル・プロセッサ制御装置からダウンロードされたプログラム・データに基づく、不正複写が行われたか否かを判断するための不正複写判断結果の生成動作を制御する内部制御手段と、
    前記内部制御手段が生成した不正複写判断結果を一時的に格納するメモリ手段と、
    を含み構成されることを特徴とする請求項1〜11のいずれか一つに記載の不正複写防止システム。
  13. 前記セキュリティー処理用ディジタル・シグナル・プロセッサの内部制御手段は、前記画像処理用ディジタル・シグナル・プロセッサによってスキャナ処理された画像情報に対し、パターンマッチング処理を行い、不正複写が行われたか否かを判断するための不正複写判断結果を生成することを特徴とする請求項12に記載の不正複写防止システム。
  14. 前記ディジタル・シグナル・プロセッサ制御装置の不正複写検出手段は、
    前記セキュリティー処理用ディジタル・シグナル・プロセッサのメモリ手段に格納された不正複写判断結果から不正複写が行われたか否かを検出することを特徴とする請求項12または13に記載の不正複写防止システム。
  15. さらに、前記ディジタル・シグナル・プロセッサ制御装置は、
    前記画像処理用ディジタル・シグナル・プロセッサの動作を常時監視し、前記画像処理用ディジタル・シグナル・プロセッサの動作終了を検出した場合、前記セキュリティー処理用ディジタル・シグナル・プロセッサのメモリ手段に対して初期化処理を行う初期化処理手段を備えていることを特徴とする請求項12〜14のいずれか一つに記載の不正複写防止システム。
  16. 前記画像処理用ディジタル・シグナル・プロセッサは、
    スキャナ処理を行う前段画像処理用ディジタル・シグナル・プロセッサと、プリント処理を行う後段画像処理用ディジタル・シグナル・プロセッサとにより構成されることを特徴とする請求項1〜15のいずれか一つに記載の不正複写防止システム。
  17. ディジタル画像情報に対して所定の処理を施すことにより画像形成を行う画像形成装置における画像の不正複写を防止するための方法であって、
    不正複写防止のための初期設定を行う初期設定工程と、
    特殊な画像処理に対応するための所定の処理を行う特殊画像処理対応工程と、
    変倍率の変更に対応するための所定の処理を行う変倍率変更対応処理工程と、
    入力画像に対してスキャナ処理を行うスキャナ処理工程と、
    前記スキャナ処理工程により処理された画像情報に対してパターンマッチング処理を施し、不正複写が行われたか否かを判断するための不正複写判断結果を生成する不正複写判断結果生成工程と、
    前記不正複写判断結果生成工程で生成された不正複写判断結果を用いて、不正複写が行われたか否かを検出する不正複写検出工程と、
    前記不正複写検出工程での検出結果に基づいて、不正複写防止のための所定の処理を行う不正複写防止処理工程と、
    を含むことを特徴とする不正複写防止方法。
  18. 前記初期設定工程は、
    前記画像形成装置の電源投入時に、前記画像形成装置を構成する画像処理用ディジタル・シグナル・プロセッサ、セキュリティー処理用ディジタル・シグナル・プロセッサに、それぞれ画像処理用のメインプログラム、セキュリティー処理用のメインプログラムをダウンロードすることを特徴とする請求項17に記載の不正複写防止方法。
  19. 前記特殊画像処理対応工程は、
    前記画像形成装置において特殊な画像処理が選択された場合に、当該画像処理を実行するための画像処理用プログラム・データを前記画像処理用ディジタル・シグナル・プロセッサへダウンロードすることを特徴とする請求項17または18に記載の不正複写防止方法。
  20. 前記変倍率変更対応処理工程は、
    前記画像形成装置において変倍率が変更された場合に、当該変倍率に対応する画像のパターンマッチング処理を実行するための差分データを前記画像形成装置を構成するセキュリティー処理用ディジタル・シグナル・プロセッサへダウンロードすることを特徴とする請求項17〜19のいずれか一つに記載の不正複写防止方法。
  21. 前記不正複写防止処理工程は、
    前記不正複写検出工程で不正複写が検出された場合には、前記画像処理用ディジタル・シグナル・プロセッサへ不正複写防止のためのプリント処理用プログラム・データをダウンロードし、入力画像とはまったく異なる、人が判断不可能な状態の画像を出力させ、
    前記不正複写検出工程で不正複写が検出されなかった場合には、前記画像処理用ディジタル・シグナル・プロセッサへ通常のプリント処理用のプログラム・データをダウンロードし、入力画像に対応した画像を出力させることを特徴とする請求項17〜20のいずれか一つに記載の不正複写防止方法。
  22. 請求項17〜21のいずれか一つに記載の不正複写防止方法をコンピュータに実行させることを特徴とする不正複写防止プログラム。
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