JP7380197B2 - 画像形成装置、データ蓄積方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本願は、画像形成装置、データ蓄積方法及びプログラムに関する。
従来、画像形成装置では、HDD(Hard Disk Drive)等の蓄積部に記憶した文書データ等の蓄積データを、外部装置を通じて他の画像形成装置等に移管させ、印刷可能な文書データとして再利用させるものが知られている。このような装置では、移管中の蓄積データに影響を与える画像形成装置の動作が行われると、移管中の蓄積データが書き換えられること等により、移管済みの蓄積データとの間で不整合が生じる場合がある。
これに対し、蓄積データを外部装置に移管させるサーバ動作と画像形成動作とを並行して実行可能とし、画像形成装置に対するユーザ要求を受け付けた場合に、サーバ動作を停止させる構成が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1の構成では、画像形成装置がユーザ要求に対応する動作を実行中には蓄積データを移管させることができず、また蓄積データの移管を優先させると、蓄積データの移管が完了するまで蓄積部を利用できずにユーザ要求に対応する動作を実行できなくなる場合がある。
本発明は、蓄積データの移管中にユーザ要求に対応する動作を実行可能にすることを課題とする。
本発明の一態様に係る画像形成装置は、ユーザ要求を受け付ける要求受付部と、第1蓄積部と外部装置との間で相互に蓄積データを移管させるデータ移管制御部と、前記ユーザ要求に応答して前記蓄積データの移管中に入力される入力データを、第2蓄積部に蓄積させる蓄積制御部と、前記ユーザ要求と、前記第1蓄積部の利用用途と、に基づいて、前記ユーザ要求に対応する動作の動作制限情報を取得する制限情報取得部と、を備える。
本発明によれば、蓄積データの移管中にユーザ要求に対応する動作を実行できる。
実施形態に係る画像形成装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。 第1実施形態に係る画像形成装置の機能構成例を示すブロック図である。 第1実施形態に係る画像形成装置の動作例を示すフローチャートである。 比較例に係る蓄積データ移管中の表示画面を示す図である。 実施形態に係る蓄積データ移管中の表示画面例の図である。 実施形態に係る蓄積データ移管中のコピー選択時表示画面例の図である。 実施形態に係る蓄積データ移管中の蓄積制限表示画面例の図である。 実施形態に係る蓄積データ移管中のソート制限表示画面例の図である。 実施形態に係る蓄積データ移管中のコピー選択時表示画面の他例の図である。 実施形態に係るテーブル保持部が保持するテーブル例を示す図である。 第2実施形態に係る画像形成装置の機能構成例を示すブロック図である。 第3実施形態に係る画像形成装置の機能構成例を示すブロック図である。
以下に、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。各図面において、同一の構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
実施形態では、HDD(Hard Disk Drive)等の第1蓄積部と外部装置との間で蓄積データの移管をバックグランドで実行している時に、コピー動作等によってデータが入力された場合に、蓄積データの移管のために利用されている第1蓄積部に代えて、RAM(Random Access Memory)等の第2蓄積部に入力データを蓄積させる。これにより、蓄積データの移管中であっても、ユーザ要求に対応する動作を実行可能にする。
以下では、コピー機能、プリント機能、ファクシミリ機能等を一つの筐体に搭載したMFP(Multifunction Peripheral Printer Product)やプリンタ等の印刷機能を有する画像形成装置を一例として、実施形態を説明する。
<画像形成装置100の構成例>
図1は、実施形態に係る画像形成装置100のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図1に示すように、画像形成装置100は、制御部200と、プロッタ300と、スキャナ400と、操作部500とを備えている。
また制御部200は、CPU(Central Processing Unit)201と、ROM(Read Only Memory)202と、RAM(Random Access Memory)203とを備えている。また、HDD(Hard Disk Drive)204と、NVRAM(Non-Volatile Random Access Memory)205と、プロッタI/F(Interface)206と、スキャナI/F207と、操作部I/F208と、ネットワークI/F209とを備えている。これらはシステムバス210を介して相互に電気的に接続されている。
CPU201はプロセッサであり、ROM202やHDD204等のメモリからプログラムやデータをRAM203上に読み出し、処理を実行することで、制御部200全体の制御や機能を実現する。なお、CPU201の有する機能の一部、又は全部を、ASIC(application specific integrated circuit)やFPGA(Field-Programmable Gate Array)等の電子回路により実現させてもよい。
ROM202は、電源を切ってもプログラムやデータを保持することが可能な不揮発性の半導体メモリである。ROM202には、制御部200の起動時に実行されるBIOS(Basic Input/Output System)、OS設定等のプログラムやデータが格納されている。
RAM203は、プログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリである。
HDD204は、制御部200による処理を実行するプログラムや文書データ等の各種データが記憶された不揮発性メモリであり、大容量記憶装置である。なお、HDDはSSD(Solid State Drive)等であってもよい。
NVRAM203は、プログラムや文書データ等の各種データが記憶される高信頼性記憶装置である。また電源を切ってもプログラムやデータを保持できる不揮発性の半導体メモリであり、自由に読み書きが可能なランダムアクセスメモリである。
プロッタI/F206は、印刷機能を有するプロッタ300に接続するインターフェースであり、スキャナI/F207は原稿等の読取機能を有するスキャナ400に接続するインターフェースである。操作部I/F208は、操作部500と接続するインターフェースである。
操作部500は、現在の設定値や選択画面等を表示させ、操作者からの入力を受け付けるタッチパネル等のパネル表示部を備えている。なお、濃度の設定条件等の画像形成に関する条件の設定値を受け付けるテンキー及びコピー開始指示を受け付けるスタートキー等を含む操作パネルを備えてもよい。
画像形成装置100は、操作部500のアプリケーション切り替えキーにより、ドキュメントボックス機能、コピー機能、及びプリンタ機能等を順次に切り替えて選択できる。ドキュメントボックス機能の選択時にはドキュメントボックスモードとなり、コピー機能の選択時にはコピーモードとなり、プリンタ機能の選択時にはプリンタモードとなる。
ネットワークI/F209は、通信ネットワークを利用してデータ通信をするためのインターフェースである。通信ネットワークとして、LAN(Local Area Network)やインターネット等が挙げられる。
プロッタ300は、制御部200による制御下で、スキャナ400で読み取られた原稿データ等の画像データを記録媒体に印刷する動作を行う。スキャナ400は、制御部200による制御下で、原稿台に載置された原稿の原稿データを読み取る動作を行う。
[第1実施形態]
<制御部200の機能構成例>
次に、第1実施形態に係る画像形成装置100の備える制御部200の機能構成について説明する。図2は画像形成装置100の備える制御部200の機能構成の一例を示すブロック図である。
図2に示すように、制御部200は、システム制御部221と、印刷制御部222と、読取制御部223とを備えている。また、要求受付部224と、データ移管制御部225と、第1蓄積部226と、動作判定部227と、制限情報取得部228と、テーブル保持部229と、表示制御部230と、移管判定部231と、蓄積制御部232と、第2蓄積部233とを備えている。
これらのうち、システム制御部221、印刷制御部222、読取制御部223、要求受付部224、データ移管制御部225、動作判定部227、制限情報取得部228、表示制御部230及び蓄積制御部232のそれぞれの機能は、CPU201が所定のプログラムを実行すること等により実現される。また、第1蓄積部226の機能はHDD204等により、テーブル保持部229の機能はROM202等により、第2蓄積部233の機能はRAM203等により、それぞれ実現される。
システム制御部221は画像形成装置100全体の動作を制御する。印刷制御部222はプロッタ300の動作を制御し、また読取制御部223はスキャナ400の動作を制御する。
要求受付部224は、画像形成装置100のユーザが操作部500を用いて入力したユーザ要求を受け付ける。ユーザ要求には、コピー動作、スキャン動作、印刷動作、又は第1蓄積部に蓄積された文書データの外部装置600への移管等に対する要求が挙げられる。要求受付部224は、受け付けたユーザ要求を示す情報を、システム制御部221を介して印刷制御部222及び/又は読取制御部223に通知し、また移管判定部231、データ移管制御部225及び動作判定部227のそれぞれに通知できる。
データ移管制御部225は、ユーザ要求に応答して、大容量記憶装置である第1蓄積部226と外部装置600との間で文書データ等の蓄積データを相互に移管させる。この移管には、第1蓄積部226から外部装置600に蓄積データを移管させるエクスポートと、外部装置600の蓄積データを第1蓄積部226に移管させるインポートの両方が含まれる。
また、外部装置600は外部サーバである。外部サーバとしてクラウドコンピュータ上のストレージサーバを用いることもできる。蓄積データはLANを介して外部装置600に転送され、外部装置600から他の画像形成装置に転送されて移管される。
動作判定部227は、ユーザ要求に対応する動作が第1蓄積部226を利用する動作であるか否かを判定し、判定結果を制限情報取得部228及び蓄積制御部232のそれぞれに通知する。
制限情報取得部228は、ユーザ要求に対応する動作と、動作制限との対応関係を示すテーブルを保持するテーブル保持部229を参照して、ユーザ要求に対応する動作に関する動作制限情報を取得し、取得結果を表示制御部230に通知する。ここで、このような制限は、蓄積データ移管中に画像形成装置100に入力される原稿データ等を、第1蓄積部226に代えて第2蓄積部233に蓄積させることに起因して生じるものである。
表示制御部230は、制限情報取得部228の取得結果に応じて、ユーザ要求に対応する動作制限情報を操作部500に表示させる。また表示制御部230は、データ移管制御部225による蓄積データの移管状況を示す情報を操作部500に表示させることもできる。
移管判定部231は、ユーザ要求に応答して、蓄積データの移管中であるか否かを判定し、判定結果を蓄積制御部232に通知する。
蓄積制御部232は、画像形成装置100に入力される入力データの第1蓄積部226及び第2蓄積部233への蓄積を制御するとともに、蓄積データを管理する機能を有する。この入力データには、スキャナ400により読み取られた原稿データ等が挙げられる。
また蓄積制御部232は、データ移管制御部225による蓄積データの移管中に入力される入力データを、第2蓄積部233に蓄積させる機能を備える。具体的には、蓄積制御部232は、ユーザ要求に対応する動作が第1蓄積部226を利用する動作であると動作判定部227が判定し、また蓄積データの移管中であると移管判定部231が判定した場合に、入力データを第2蓄積部233に蓄積させる。
<画像形成装置100の動作例>
次に、画像形成装置100の動作について説明する。図3は画像形成装置100の動作の一例を示すフローチャートである。図3では、ユーザが第1蓄積部226の蓄積データの外部装置600への移管を要求し、蓄積データの移管中にユーザがコピーアプリの起動を要求して、その後コピーを要求した場合を一例として説明する。
まず、ステップS31において、要求受付部224は、操作部500を介して第1蓄積部226の蓄積データを外部装置600に移管するユーザ要求を受け付け、データ移管制御部225にユーザ要求を示す情報を通知する。
続いて、ステップS32において、データ移管制御部225は蓄積データの移管動作の実行を開始する。この移管動作は移管が完了するまでバックグラウンドで行われる。本実施形態では移管動作がバックグラウンドで実行されている間にも、画像形成装置100はユーザ要求を受け付け、ユーザ要求に応じた動作を実行可能にしている。但し、蓄積データの移管中には第1蓄積部226は蓄積データの移管を行っているため、画像形成装置100はユーザ要求に応じた動作を実行する際に第1蓄積部226に対する書込みや読出し等のアクセスを行うことはできない。
続いて、ステップS33において、要求受付部224は、操作部500を介してコピーアプリ起動のユーザ要求を受け付け、動作判定部227にユーザ要求を示す情報を通知する。
続いて、ステップS34において、動作判定部227は、コピー起動要求に対応する動作が第1蓄積部226を利用する動作であるか否かを判定する。コピー動作は第1蓄積部226を利用するため、ここでは利用する動作であると判定される。動作判定部227は、制限情報取得部228及び蓄積制御部232のそれぞれに判定結果を通知する。
続いて、ステップS35において、制限情報取得部228は、テーブル保持部229を参照して動作制限情報を取得する。ここでは、少なくともコピー動作に含まれるソート動作が制限を受けるという動作制限情報が取得される。制限情報取得部228は、取得結果を表示制御部230に通知する。
続いて、ステップS36において、表示制御部230は、通知された動作制限情報を操作部500に表示させる。
続いて、ステップS37において、要求受付部224は、操作部500を介してコピー動作実行のユーザ要求を受け付け、システム制御部221及び移管判定部231にユーザ要求を示す情報を通知する。
続いて、ステップS38において、移管判定部231は、要求受付部224からの通知に応答して蓄積データの移管中であるか否かを判定し、判定結果を蓄積制御部232に通知する。ここでは、移管中であるため、移管判定部231は移管中であることを示す情報を蓄積制御部232に通知する。
続いて、ステップS39において、蓄積制御部232は、第1蓄積部226を利用するという動作判定部227の判定結果と、移管中であるという移管判定部231の判定結果とに応じて、画像形成装置100への入力データの蓄積先を第2蓄積部233に設定する。なお、ユーザ要求に対応する動作が第1蓄積部226を利用しない場合、または蓄積データが移管中でない場合には、蓄積制御部232は、画像形成装置100への入力データの蓄積先を第1蓄積部226に設定する。
続いて、ステップS40において、システム制御部221は読取制御部223にスキャナ400による原稿の読取を指示する。
続いて、ステップS41において、読取制御部223は、スキャナ400に原稿の読取動作を実行させる。
続いて、ステップS42において、読取制御部223はスキャナ400が読み取った原稿データをRAM203に一時保持させる。
続いて、ステップS43において、システム制御部221は、RAM203に一時保持された原稿データを圧縮処理する。システム制御部221は、圧縮処理後に圧縮処理の完了を蓄積制御部232に通知する。
続いて、ステップS44において、蓄積制御部232は、圧縮処理された原稿データを、蓄積先である第2蓄積部233に蓄積させる。
ここまでが1枚の原稿の原稿データの蓄積動作に対応する。
続いて、ステップS45において、読取制御部223は全ての原稿の読み取りが完了したか否かを判定する。ステップS45で完了していないと判定された場合は(ステップS45、No)、ステップS41以降の動作が再度行われる。
一方、ステップS45で完了したと判定された場合は(ステップS45、Yes)、ステップS46において、システム制御部221は、第2蓄積部233に蓄積された原稿データを所定の状態にソートする。
続いて、ステップS47において、蓄積制御部232は、蓄積先である第2蓄積部233から原稿データを読み出す。
続いて、ステップS48において、蓄積制御部232は、第2蓄積部233から読み出した原稿データをRAM203に一時保持させる。
続いて、ステップS49において、システム制御部221は、RAM203に一時保持された原稿データを解凍処理する。
続いて、ステップS50において、システム制御部221は、解凍処理後の原稿データである画像データを印刷制御部222に出力し、印刷動作の実行を指示する。
続いて、ステップS51において、印刷制御部222はプロッタ300に印刷動作を実行させる。
続いて、ステップS52において、印刷制御部222は全ての画像データの印刷が完了したか否かを判定する。ステップS52で完了していないと判定された場合は(ステップS52、No)、ステップS51以降の動作が再度行われる。
一方、ステップS52で完了したと判定された場合は(ステップS52、Yes)、動作は終了する。
このようにして、画像形成装置100は、蓄積データの移管中にユーザ要求に対応する動作を実行することができる。
<各種表示画面例と利用用途テーブル例>
以下では、操作部500に表示される各種表示画面と、テーブル保持部229に保持されるユーザ要求に対応する動作と第1蓄積部226の利用用途との対応関係を示す利用用途テーブルを説明する。
まず、図4は、実施形態が適用されない比較例に係る表示画面40を示す図である。表示画面40は、HDD等に蓄積されている文書データを外部装置に移管させている途中に表示される画面である。図4に示すように、表示画面40は、データ移管の進捗状況を示すプログレスバー41と、進捗率表示42とを表示している。
蓄積データ移管中に、ユーザ要求に応じて画像形成装置が動作すると、移管中の蓄積データとの間で不整合が生じる場合がある。そのため、表示画面40では、ユーザが操作を行うためのボタン等のUI(User Interface)が表示されず、ユーザ要求を受け付けられない状態になっている。
これに対し、図5は、実施形態に係る画像形成装置100の表示画面50を示す図である。表示画面40と同様に、表示画面50は、HDD等に蓄積されている文書データを外部装置600に移管させている途中に表示される画面である。
上述したように実施形態では、第1蓄積部226を利用する動作に対応するユーザ要求が行われた場合には、蓄積制御部232は第1蓄積部226に代えて第2蓄積部233を利用することで、ユーザ要求を受付可能にしている。
そのため、図5に示すように、表示画面50は、データ移管の進捗状況を示すプログレスバー51とともに、コピーボタン52と、スキャナボタン53と、プリントボタン54とを表示している。コピーボタン52はコピー動作の実行要求を受け付けるUIであり、スキャナボタン53は読取(スキャン)動作の実行要求を受け付けるUIであり、プリントボタン54は印刷(プリント)動作の実行要求を受け付けるUIである。
また、蓄積データを移管中には第1蓄積部226を利用する動作(第1蓄積部226にアクセスする動作)は制限されるため、表示画面50は、「データ移行中HDDアクセスを伴う動作は制限されます」という通知55を表示している。
表示画面40におけるコピーボタン52に対してタッチ等の操作が行われると、コピー動作が選択され、表示画面40には次の図6に示す表示画面60が表示される。
図6は、実施形態に係る表示画面60の一例を示す図である。表示画面60は、蓄積データの移管中におけるコピー動作選択時の表示画面である。
表示画面60は、プログレスバー51と、通知55とを表示するとともに、コピー動作に関するコピー関連情報61と、コピー動作の開始要求を受け付ける実行ボタン62を表示している。
コピー関連情報61は、コピーに用いられる用紙情報611と、コピー面情報612と、コピー動作時に行われる動作である蓄積動作情報613及びソート動作情報614とを含んでいる。蓄積動作情報613及びソート動作情報614が表示された部分には、エクスクラメーションマーク615及び616が表示され、蓄積動作及びソート動作において第1蓄積部226の動作が制限されることを示している。
エクスクラメーションマーク615及び616のそれぞれはUI機能を備えており、エクスクラメーションマーク615に対してタッチ等の操作が行われると、図7に示す蓄積制限表示画面70が表示される。またエクスクラメーションマーク616に対してタッチ等の操作が行われると図8に示すソート制限表示画面80が表示される。
図7は、実施形態に係る蓄積データ移管中における蓄積制限表示画面70の一例を示す図である。蓄積制限表示画面70は、蓄積動作の制限に関する蓄積制限情報71を表示している。
また図8は、実施形態に係る蓄積データ移管中におけるソート制限表示画面80の一例を示す図である。ソート制限表示画面80は、ソート動作の制限に関するソート制限情報81を表示している。ここで、蓄積制限情報71及びソート制限情報81は、動作制限情報の一例である。
また図9は、実施形態に係る蓄積データ移管中におけるコピー動作選択時表示画面の他の例としての表示画面60aを示す図である。表示画面60aは、コピー動作時の蓄積動作を禁止する設定を予め行っていた場合に、蓄積データ移管中のコピー動作選択時に表示される画面である。蓄積動作が禁止されているため、蓄積動作情報613に利用できないことを示すマークが表示されている。
このように蓄積データ移管中の蓄積動作を禁止することで、ソート動作等の一時利用に使用可能な一時保持領域が蓄積動作で減少することを抑制できる。例えば、蓄積データ移管中は一時保持領域に約200枚の原稿データを蓄積できる場合、150枚蓄積されるとソート可能な枚数は50枚まで減少する。蓄積データ移管中の蓄積動作を禁止することで、このような一時保持領域の減少を抑制し、ソート可能な枚数を増やすことができる。
次に、第1蓄積部226に蓄積させる動作の利用用途には、「蓄積」と「一時利用」の2種類がある。「蓄積」は、ユーザから削除指示、又は予め定めた削除時間の経過に応じて削除する場合の利用用途であり、原稿データの蓄積等で利用される利用用途である。なお、この「蓄積」の利用用途では、電源が遮断されても蓄積データは揮発しない。
一方、「一時利用」は所定の処理の間、RAM203では容量が不足しきれないデータを一時保持するための利用用途であり、コピー動作におけるソート動作等で利用される利用用途である。この「一時利用」の利用用途では、電源が遮断された場合、蓄積データは揮発してもよい。
実施形態では、テーブル保持部229は、ユーザ要求に対応する動作の利用用途が「蓄積」であるか又は「一時利用」であるかの対応関係を示すテーブルを保持している。図10は、このようなテーブル保持部229の保持するテーブル90の一例を示す図である。
図10に示すように、テーブル90は、アプリ列と、動作名列と、用途列と、減少枚数列と、使用禁止設定列とを含んでいる。なお、アプリはアプリケーションの略称である。
アプリ列に示された情報は、どのアプリが対象の動作を備えるかを示すものである。機能名列に示された情報は、対象の動作の名称を示すものである。用途列に示された情報は、対象の動作が蓄積又は一時利用の何れの利用用途で第1蓄積部226を利用するかを示すものである。減少枚数列に示された情報は、第1蓄積部226に代えて第2蓄積部233に蓄積させることで、原稿データ等が減少する枚数を示すものである。使用禁止設定列に示された情報は、対象の動作を蓄積データ移管中に実行禁止にするための設定を示すものである。使用禁止されていない場合は「-」が示される。なお、テーブルに表示されていない動作は、第1蓄積部226を利用しない動作である。
<画像形成装置100の作用効果>
以上説明したように、本実施形態では、第1蓄積部226と外部装置600との間で蓄積データの移管をバックグランドで実行している時に、コピー動作等によってデータが入力された場合に、蓄積データの移管のために利用されている第1蓄積部226に代えて、第2蓄積部233に入力データを蓄積させる。これにより、蓄積データの移管中であっても、ユーザ要求に対応する動作を実行できる。
また本実施形態では、蓄積データの移管中であるか否かを判定する移管判定部231を備えることで、第1蓄積部226と外部装置600との間で蓄積データの移管をバックグランドで実行しているか否かを判定できる。
また本実施形態では、ユーザ要求に対応する動作が第1蓄積部226を利用する動作であるか否かを判定する動作判定部227を備え、蓄積制御部232は、ユーザ要求に対応する動作が蓄積データの移管中に第1蓄積部226を利用する動作である場合に、入力データを第2蓄積部233に蓄積させる。これにより、蓄積データの移管中であっても、ユーザ要求に対応する動作を実行できる。
また本実施形態では、ユーザ要求と、第1蓄積部226の利用用途とに基づいて、ユーザ要求に対応する動作の動作制限情報を取得し、取得された動作制限情報を操作部500に表示させる。これにより、ユーザに動作制限の内容を認識させることができる。
[その他の実施形態]
ここで、実施形態は各種の変形が可能である。図11は、第2実施形態に画像形成装置100aの機能構成の一例を示す図である。画像形成装置100aは制御部200aを備える。また画像形成装置100aでは、第1蓄積部の一例としてクラウドストレージサーバ240を利用する。データ移管制御部225は、クラウドストレージサーバ240と外部装置600との間で蓄積データを相互に移管させる。また蓄積制御部232は、蓄積データの移管中でない場合に、スキャナ400で読み取られた原稿データ等をクラウドストレージサーバ240に蓄積させることができる。
また、図12は、第3実施形態に係る画像形成装置100bの機能構成の一例を示す図である。画像形成装置100bは制御部200bを備える。また画像形成装置100bでは、第2蓄積部の一例としてSDメモリ250を利用する。蓄積制御部232は、蓄積データの移管中に、スキャナ400で読み取られた原稿データ等をSDメモリ250に蓄積させることができる。
このように、第1蓄積部226又は第2蓄積部として各種の記憶装置を用いた場合にも、実施形態を適用可能である。なお、第1蓄積部226又は第2蓄積部233の少なくとも何れか一方がクラウドストレージサーバ240であってもよいし、第1蓄積部226又は第2蓄積部233の少なくとも何れか一方がSDメモリ250であってもよい。
以上、実施形態について説明してきたが、本発明は、具体的に開示された上記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
また、上記で説明した実施形態の各機能は、一又は複数の処理回路によって実現することが可能である。ここで、本明細書における「処理回路」とは、電子回路により実装されるプロセッサのようにソフトウェアによって各機能を実行するようプログラミングされたプロセッサや、上記で説明した各機能を実行するよう設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(digital signal processor)、FPGA(field programmable gate array)や従来の回路モジュール等のデバイスを含むものとする。
71 蓄積制限情報(動作制限情報の一例)
81 ソート制限情報(動作制限情報の一例)
90 テーブル
100 画像形成装置
200 制御部
201 CPU
202 ROM
203 RAM
204 HDD
221 システム制御部
222 印刷制御部
223 読取制御部
224 要求受付部
225 データ移管制御部
226 第1蓄積部
227 動作判定部
228 制限情報取得部
229 テーブル保持部
230 表示制御部
231 移管判定部
232 蓄積制御部
233 第2蓄積部
240 クラウドストレージサーバ
250 SDメモリ
300 プロッタ
400 スキャナ
500 操作部
600 外部装置
特開2005-38096号公報

Claims (7)

  1. ユーザ要求を受け付ける要求受付部と、
    1蓄積部と外部装置との間で相互に蓄積データを移管させるデータ移管制御部と、
    前記ユーザ要求に応答して前記蓄積データの移管中に入力される入力データを、第2蓄積部に蓄積させる蓄積制御部と、
    前記ユーザ要求と、前記第1蓄積部の利用用途と、に基づいて、前記ユーザ要求に対応する動作の動作制限情報を取得する制限情報取得部と、を備える
    画像形成装置。
  2. 前記蓄積データが移管中であるか否かを判定する移管判定部を備える
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記動作制限情報を表示させる表示制御部を備える
    請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第1蓄積部、又は前記第2蓄積部の少なくとも一方は、クラウドストレージサーバである
    請求項1乃至3の何れか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記第1蓄積部、又は前記第2蓄積部の少なくとも一方は、SDメモリである
    請求項1乃至の何れか1項に記載の画像形成装置。
  6. 画像形成装置によるデータ蓄積方法であって、前記画像形成装置が、
    要求受付部により、ユーザ要求を受け付ける工程と、
    データ移管制御部により、第1蓄積部と外部装置との間で相互に蓄積データを移管させる工程と、
    蓄積制御部により、前記ユーザ要求に応答して前記蓄積データの移管中に入力される入力データを、第2蓄積部に蓄積させる工程と、
    制限情報取得部により、前記ユーザ要求と、前記第1蓄積部の利用用途と、に基づいて、前記ユーザ要求に対応する動作の動作制限情報を取得する工程と、を行う
    データ蓄積方法。
  7. 要求受付部により、ユーザ要求を受け付け、
    データ移管制御部により、第1蓄積部と外部装置との間で相互に蓄積データを移管させ、
    蓄積制御部により、前記ユーザ要求に応答して、前記蓄積データの移管中に入力される入力データを第2蓄積部に蓄積させ
    制限情報取得部により、前記ユーザ要求と、前記第1蓄積部の利用用途と、に基づいて、前記ユーザ要求に対応する動作の動作制限情報を取得する、
    処理をコンピュータに実行させるプログラム。
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