JP2005220316A - 電子写真機器用導電性組成物およびその製法、ならびにそれを用いた電子写真機器用導電性部材 - Google Patents

電子写真機器用導電性組成物およびその製法、ならびにそれを用いた電子写真機器用導電性部材 Download PDF

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Abstract

【課題】カーボンナノチューブ等の電子導電性繊維状充填剤の分散性に優れ、かつ、電気抵抗のばらつきが小さい電子写真機器用導電性組成物を提供する。
【解決手段】下記の(A)〜(C)を必須成分とする電子写真機器用導電性組成物である。
(A)マトリックスポリマー。
(B)電子導電性繊維状充填剤。
(C)イオン性液体。
【選択図】なし

Description

本発明は、現像ロール,帯電ロール,転写ロール,トナー供給ロール,除電ロール,給紙ロール,搬送ロール,クリーニングロール,現像ブレード,帯電ブレード,クリーニングブレード,転写ベルト等の電子写真機器用部材に用いられる電子写真機器用導電性組成物およびその製法、ならびにそれを用いた電子写真機器用導電性部材に関するものである。
一般に、電子写真機器分野における電気抵抗の制御方法としては、(1)カーボンブラック等の電子導電剤を、マトリックスポリマー中に分散する方法や、(2)第四級アンモニウム塩等のイオン導電剤を、マトリックスポリマー中に分散する方法等があげられる。
上記(1)の方法では、マトリックスポリマー中にカーボンブラック等の電子導電剤粒子を分散させ、電子の伝導により導電制御を行うため、温度や湿度による影響は受けないものの、電子導電剤粒子の分散状態の影響を受けたり、成形工程での材料流動の影響や、塗布乾燥状態の影響等により、均一な導電制御が困難である。
一方、上記(2)の方法では、マトリックスポリマー中にイオン導電剤が溶解しているため、均一な導電制御が可能であるが、導電化できたとしても、温度や湿度による影響を受けやすく、通電と共に電気抵抗が上昇する傾向にあり、画質が安定しないという難点がある。また、イオン導電剤との相溶性等の点から、効果を発揮できるマトリックスポリマーが制限される等の問題もある。
そこで、これらの問題を解決すべく、カーボンブラック等の電子導電剤や、第四級アンモニウム塩等のイオン導電剤に代えて、カーボンナノチューブを用いた電気抵抗の制御方法が提案されている。例えば、電子写真方式の複写機、プリンター、ファクシミリ等の画像形成装置の接触型帯電器において、感光体と接触する面に離散して配置された樹脂層があり、かつ、この樹脂層によりカーボンナノチューブが保持されている接触型帯電器が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−132016号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の接触型帯電器は、熱可塑性高分子樹脂層等から構成された樹脂層の表面に、カーボンナノチューブが固定保持されているため、カーボンナノチューブが分散しておらず、電気抵抗のばらつきが大きいという難点があった。
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、カーボンナノチューブ等の電子導電性繊維状充填剤の分散性に優れ、かつ、電気抵抗のばらつきが小さい、電子写真機器用導電性組成物およびその製法、ならびにそれを用いた電子写真機器用導電性部材の提供をその目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明は、下記の(A)〜(C)を必須成分とする電子写真機器用導電性組成物を第1の要旨とし、上記電子写真機器用導電性組成物の製法であって、上記(B)と(C)とを予め混練した後に、上記(A)と混合する電子写真機器用導電性組成物の製法を第2の要旨とし、上記電子写真機器用導電性組成物を、導電性部材の少なくとも一部に用いた電子写真機器用導電性部材を第3の要旨とする。
(A)マトリックスポリマー。
(B)電子導電性繊維状充填剤。
(C)イオン性液体。
すなわち、この発明者は、カーボンナノチューブ等の電子導電性繊維状充填剤の分散性に優れ、かつ、電気抵抗のばらつきが小さい、電子写真機器用導電性組成物を得るべく、鋭意研究を重ねた。そして、上記特許文献1に記載の接触型帯電器における電気抵抗の制御法について研究を続けたところ、この接触型帯電器においては、熱可塑性高分子樹脂層等から構成された樹脂層の表面に、カーボンナノチューブが単に固定保持されているにすぎず、カーボンナノチューブが樹脂層中に混練されていないため、カーボンナノチューブの分散性が劣り、電気抵抗のばらつきが大きいことを突き止めた。そこで、さらに研究を続けたところ、イオン性液体に着目し、このイオン性液体およびマトリックスポリマーとともに、カーボンナノチューブ等の電子導電性繊維状充填剤を併用すると、マトリックスポリマー中での電子導電性繊維状充填剤の分散性が向上し、電気抵抗のばらつきが小さくなり、電気抵抗の制御性が向上することを見いだし、本発明に到達した。
本発明の電子写真機器用導電性組成物は、イオン性液体(C成分)およびマトリックスポリマー(A成分)とともに、カーボンナノチューブ等の電子導電性繊維状充填剤(B成分)を併用している。そのため、電子導電性繊維状充填剤(B成分)を単独使用する場合に比べて、マトリックスポリマー(A成分)中での電子導電性繊維状充填剤(B成分)の分散性が向上するとともに、電気抵抗のばらつきが小さくなり、電気抵抗の制御性が向上するという効果が得られる。
また、イオン性液体(C成分)中で、カーボンナノチューブ等の電子導電性繊維状充填剤(B成分)を予め混練することにより、電子導電性繊維状充填剤(B成分)の凝集物(塊)をほぐして伸ばした後、マトリックスポリマー(A成分)を混合すると、マトリックスポリマー中での電子導電性繊維状充填剤(B成分)の分散性がより向上するようになる。
つぎに、本発明の実施の形態を詳しく説明する。
本発明の電子写真機器用導電性組成物は、マトリックスポリマー(A成分)と、電子導電性繊維状充填剤(B成分)と、イオン性液体(C成分)とを用いて得ることができる。
上記マトリックスポリマー(A成分)としては、電子導電性繊維状充填剤(B成分)を分散させることができ、イオン性液体(C成分)と相溶するものであれば特に限定はないが、例えば、液状ポリマーや、固形ポリマー等があげられる。これらは単独でもしくは2種以上併せて用いられる。
上記液状ポリマーとしては、例えば、液状シリコーンゴム、液状ポリオキシアルキレンゴム、液状ポリイソブチレンゴム、液状ブタジエンゴム(BR)、液状イソプレンゴム、液状スチレン−ブタジエン系ゴム、液状エチレン−プロピレン−ジエン三元共重合ゴム(EPDM)、紫外線架橋用バインダー等があげられる。これらは単独でもしくは2種以上併せて用いられる。これらのなかでも、短時間架橋が可能である点で、液状シリコーンゴム、液状ポリオキシアルキレンゴム、液状ブタジエンゴムが好適に用いられる。
なお、本発明において液状ゴムとは、室温(約20℃)で液状を示すゴムであって、自重で塑性変形するものをいう。また、2種以上のブレンド物において、1種以上が液状でなくても、ブレンド物が液状を示すものも含まれる。
上記紫外線架橋用バインダーとしては、例えば、分子量500〜5500のエポキシアクリレート,ウレタンアクリレート,ポリエステルアクリレート,アクリルアクリレート等のオリゴマーがあげられる。これらは単独でもしくは2種以上併せて用いられる。
また、上記固形ポリマーとしては、例えば、合成ゴム、熱可塑性エラストマー、塗料用マトリックスポリマー等があげられる。これらは単独でもしくは2種以上併せて用いられる。これらのなかでも、柔軟性が高く、へたりが少ない点で、架橋可能な合成ゴム、塗料用マトリックスポリマーが好適に用いられる。
上記合成ゴムとしては、例えば、エチレン−プロピレン−ジエン三元共重合ゴム(EPDM)、スチレン−ブタジエンゴム(SBR)、ブタジエンゴム(BR)、ニトリルゴム(NBR)、ヒドリンゴム(ECO)等があげられる。これらは単独でもしくは2種以上併せて用いられる。これらのなかでも、B成分がほぐれやすく、非極性溶剤に溶解する点で、EPDM、SBRが好適に用いられる。
また、上記熱可塑性エラストマーとしては、例えば、ウレタン系熱可塑性エラストマー(TPU)、スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体(SBS)、スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(SIS)、スチレン−エチレン・ブチレン−スチレンブロック共重合体(SEBS)、スチレン−エチレン・プロピレン−スチレンブロック共重合体(SEPS)等があげられる。これらは単独でもしくは2種以上併せて用いられる。これらのなかでも、溶解しやすさ、柔軟性を併せ持つ点で、ウレタン系熱可塑性エラストマー(TPU)が好適に用いられる。
また、上記塗料用マトリックスポリマーとしては、例えば、ウレタン系樹脂、アクリル系樹脂、フッ素系樹脂、シリコーン系樹脂、イミド系樹脂、アミドイミド系樹脂、エポキシ系樹脂、ウレア樹脂、アルキッド樹脂、メラミン樹脂等があげられる。これらは単独でもしくは2種以上併せて用いられる。これらのなかでも、溶解しやすさ、柔軟性を併せ持つ点で、ウレタン系樹脂、アクリル系樹脂が好適に用いられる。
これらの固形ポリマーを溶解可能な溶媒としては、特に限定はないが、例えば、トルエン、メチルエチルケトン(MEK)、ヘキサン、ヘプタン、N−メチル−2−ピロリドン(NMP)、N,N−ジメチルホルムアミド(DMF)、テトラヒドロフラン(THF)、ジエチルエーテル、アセトン、キシレン等があげられる。これらは単独でもしくは2種以上併せて用いられる。
つぎに、上記マトリックスポリマー(A成分)とともに用いられる電子導電性繊維状充填剤(B成分)としては、特に限定はないが、例えば、カーボンナノチューブ、カーボンナノファイバー、カーボンナノホーン、カーボンナノコイル等があげられる。これらは単独でもしくは2種以上併せて用いられる。これらのなかでも、導電性が安定している点で、カーボンナノチューブが好ましく、特に単層のカーボンナノチューブが好ましい。
上記電子導電性繊維状充填剤(B成分)の外径は、50nm以下が好ましく、特に好ましくは外径が25nm以下である。すなわち、外径が50nmを超えると、少量の添加では導電性の制御が難しく、多量の添加では物性への悪影響がでるおそれがあるからである。
上記電子導電性繊維状充填剤(B成分)の配合割合は、上記マトリックスポリマー(A成分)100重量部(以下「部」と略す)に対して、0.1〜5部の範囲内が好ましく、特に好ましくは0.3〜3部の範囲内である。すなわち、B成分が0.1部未満であると、導電性を付与できなくなる傾向がみられ、逆にB成分が5部を超えると、物性への悪影響(へたり、硬度上昇)がでる傾向がみられるからである。
つぎに、上記マトリックスポリマー(A成分)および電子導電性繊維状充填剤(B成分)とともに用いられるイオン性液体(C成分)としては、導電性を備え、B成分の分散性を向上させるものであれば特に限定はなく、常温(10〜40℃)で液体のものがあげられる。上記イオン性液体(C成分)は、一般的に揮発性がなく、イオン性であるが、低粘性で耐熱性を備えており、液体温度範囲が広く、イオン導電性が高い等の特徴がある。上記イオン性液体(C成分)のカチオンとなる元素としては、例えば、N、S、P等があげられる。
上記イオン性液体(C成分)の具体例としては、下記の化学式(1)で表される1−エチル−3−メチルイミダゾリウムテトラフルオロボレート、下記の化学式(2)で表される1−ヘキシル−3−メチルイミダゾリウムトリフルオロメタンスルホネート、下記の化学式(3)で表される1−ヘキシルピリジウムクロライドのような、6員環および5員環の少なくとも一方をカチオンとし、これに対応するアニオンとからなるものが好ましい。
上記電子導電性繊維状充填剤(B成分)と、イオン性液体(C成分)との重量混合比は、B成分/C成分=1/3〜1/15の範囲内が好ましく、特に好ましくはB成分/C成分=1/5〜1/10の範囲内である。すなわち、C成分の重量混合比が3未満であると、B成分の分散性が劣る傾向がみられ、逆にC成分の重量混合比が15を超えると、カーボンナノチューブ等の電子導電性繊維状充填剤(B成分)の電子真空性が失われてイオン導電性が発現する、つまり、イオン導電剤と同様の温湿度による影響を受けやすくなる傾向がみられるからである。
なお、本発明の電子写真機器用導電性組成物には、上記A〜C成分とともに、架橋剤、触媒、反応性希釈剤、光開始剤、遅延剤、整泡剤、充填剤、可塑剤、老化防止剤、分散剤、消泡剤、カップリング剤、難燃剤等を必要に応じて適宜に配合することも可能である。
上記架橋剤は、上記マトリックスポリマー(A成分)の種類に応じて最適なものを選択すればよく、例えば、ヒドロシリル架橋剤、メラミン等の尿素樹脂、エポキシ硬化剤、ポリアミン硬化剤、パーオキサイド、硫黄、シラノール基含有化合物等があげられる。
上記架橋剤の配合割合は、上記マトリックスポリマー(A成分)100部に対して、0.1〜40部の範囲が好ましく、特に好ましくは1〜10部である。なかでも、上記ヒドロシリル架橋剤の配合割合は、上記マトリックスポリマー(A成分)100部に対して、0.5〜8部の範囲が好ましく、特に好ましくは1.5〜3部である。また、上記パーオキサイドの配合割合は、上記マトリックスポリマー(A成分)100部に対して、1〜10部の範囲が好ましく、特に好ましくは2〜5部である。
上記触媒としては、例えば、ヒドロシリル化触媒、第三級アミン触媒、錫系触媒等があげられる。
上記反応性希釈剤としては、例えば、ビアセチル、アセトフェノン等のモノマーがあげられる。
本発明の電子写真機器用導電性組成物は、例えば、つぎのようにして製造することができる。すなわち、上記電子導電性繊維状充填剤(B成分)と、イオン性液体(C成分)とを、ニーダー、ボールミル、プラネタリーミキサー、バンバリミキサー、二本ロール、三本ロール等を用いて予備分散(混練)し、マスターバッチを作製する。つぎに、このマスターバッチと、マトリックスポリマー(A成分)と、必要に応じて架橋剤、触媒、反応性希釈剤、光開始剤、遅延剤、整泡剤、充填剤、可塑剤、老化防止剤、分散剤、消泡剤、カップリング剤、難燃剤等を適宜に配合し、羽根撹拌等により混練する。このようにして、目的とする電子写真機器用導電性組成物を得ることができる。
上記予備分散(混練)は、イオン性液体(C成分)の融点以上の温度で、混合物の粘度が10Pa・s以上で混練することが好ましい。
本発明の電子写真機器用導電性組成物は、例えば、現像ロール,帯電ロール,転写ロール,定着ロール,トナー供給ロール,除電ロール,給紙ロール,搬送ロール,クリーニングロール等のロール部材、現像ブレード,帯電ブレード,クリーニングブレード等のブレード部材、転写ベルト,紙送りベルト等のベルト部材等の電子写真機器用部材に用いられる。複層構造の部材の場合は、表層、中間層、基層のいずれに用いてもよい。
つぎに、実施例について比較例と併せて説明する。
まず、実施例および比較例に先立ち、下記に示す材料を準備した。
〔カーボンナノチューブA〕
直径1nmの単層カーボンナノチューブ(シンセン・ナノテクポート社製、SWCNT−2)
〔カーボンナノチューブB〕
直径8nmの多層カーボンナノチューブ(シンセン・ナノテクポート社製、MWCNT−1)
〔カーボンナノチューブC〕
直径20nmの多層カーボンナノチューブ(MTR社製、NT−1)
〔イオン性液体A〕
前記化学式(1)で表される1−エチル−3−メチルイミダゾリウムテトラフルオロボレート(アルドリッチ社製、融点:14.6℃)
〔イオン性液体B〕
前記化学式(2)で表される1−ヘキシル−3−メチルイミダゾリウムトリフルオロメタンスルホネート(関東化学社製、融点:20℃)
〔イオン性液体C〕
前記化学式(3)で表される1−ヘキシルピリジウムクロライド(関東化学社製、融点:33℃)
つぎに、上記材料を下記の表1に示す配合割合で配合し、これらを所定の混練方法で予備分散してマスターバッチ(MB)を作製した。
また、下記に示すマトリックスポリマー等の材料を準備した。
〔EPDM(マトリックスポリマー)〕
住友化学工業社製、エスプレン505
〔シリコーンポリマー(マトリックスポリマー)〕
Gelest社製、DMS−V33
〔液状ポリオキシアルキレンゴム(マトリックスポリマー)〕
両末端にビニル基を有するポリアルキレンオキサイド(鐘淵化学社製、サイリルSAT200)
〔液状ブタジエンゴム(マトリックスポリマー)〕
クラレ社製、クラプレンLIR−30
〔ウレタンゴムA(マトリックスポリマー)〕
旭ガラス社製、エクセノール850
〔ウレタンゴムB(マトリックスポリマー)〕
旭ガラス社製、エクセノール2020
〔ウレタンゴム用アミン触媒〕
TEDA(テトラエチレンジアミン)
〔イソシアネート〕
MDI(ジフェニルメタンジイソシアネート)
〔TPU(マトリックスポリマー)〕
日本ポリウレタン社製、ニッポラン5230(固形分量:30重量%)
〔ポリアミドイミド(マトリックスポリマー)〕
東洋紡績社製、バイロマックスHR16NN
〔紫外線架橋用マトリックス(マトリックスポリマー)〕
アクリルオリゴマー(新中村化学社製、NKオリゴU−201PA−60)
〔過酸化物架橋剤〕
2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルペルオキシ)ヘキサン(日本油脂社製、パーヘキサ25B40)
〔共架橋剤〕
トリアリルイソシアヌレート(TAIC)
〔ヒドロシリル架橋剤A〕
フェニル変性メチルHシロキサン(アズマックス社製、HPM502)
〔ヒドロシリル架橋剤B〕
下記の化学式(4)で表されるヒドロシリル架橋剤
〔反応遅延剤〕
アセチレンアルコール〔3,5−ジメチル−1−ヘキシン−3−オール(DMHO)〕
〔白金触媒〕
Gelest社製、SIP 6830.0
〔光開始剤〕
チバスペシャリティーケミカルズ社製、ダロキュア1173
〔実施例1〜15、比較例1〜5〕
後記の表2〜表4に示す各材料を同表に示す割合で配合し、これらを所定の混練方法で混練して、導電性組成物を調製した。
このようにして得られた実施例品および比較例品を用いて、下記のようにして各特性の評価を行った。これらの結果を、後記の表2〜表4に併せて示した。
〔凝集物の粒径〕
各導電性組成物を所定の溶剤に30重量%となるように溶解した後、ツブゲージ法により、凝集物の粒径を測定した。
〔評価用サンプルの作製方法〕
各導電性組成物を用いて、下記の方法にて評価用サンプルをそれぞれ作製した。
(製法A)
導電性組成物を所定の溶剤に溶解したものを、ガラス板上にコーティングし、所定の条件で架橋することにより、30μmの厚みのコーティング層が形成されてなる評価用サンプルを作製した。
(製法B)
導電性組成物を所定の溶剤に溶解したものを、所定の注型用金型に注型した後、所定の条件で架橋することにより、厚み 0.5mmのシートからなる評価用サンプルを作製した。
(製法C)
導電性組成物をガラス板上にした後、紫外線(条件:Ga系メタルハライドランプ160W)を距離10cmで2分間照射して、厚み5μmの紫外線硬化層が形成されてなる評価用サンプルを作製した。
〔電気抵抗〕
上記評価用サンプルを用い、20℃×50%RHの環境下において、1Vの電圧を印加した時の電気抵抗(Rv1)を、SRIS 2304に準じて測定した。
〔環境依存性〕
上記評価用サンプルを用い、印加電圧1Vの条件下、低温低湿(15℃×10%RH)時の電気抵抗(Rv=15℃×10%RH)と、高温高湿(35℃×85%RH)時の電気抵抗(Rv=35℃×85%RH)を、SRIS 2304に準じてそれぞれ測定した。そして、Log(Rv=15℃×10%RH/Rv=35℃×85%RH)により、電気抵抗の環境依存性を変動桁数で表示した。
〔通電劣化後の変動桁数〕
上記評価用サンプルを用い、20℃×50%RHの環境下において、100Vの電圧を10分間通電した後の電気抵抗(Rv2)を、SRIS 2304に準じて測定した。そして、Log(Rv2/Rv1)により、通電劣化後の変動桁数を求めた。
〔伸張後の電気抵抗〕
上記評価用サンプルを100%延ばし、20℃×50%RHの環境下において、1Vの電圧を印加した時の電気抵抗(Rv3)を、SRIS 2304に準じて測定した。また、log(Rv3/Rv1)から、100%伸張後の変動桁数を求めた。
〔硬度(JIS タイプA)〕
上記評価用サンプルを用い、JIS K 6253に準じて、硬度(JIS タイプA)を測定した。
上記結果から、実施例品は、いずれも凝集物の粒径が小さく、分散性に優れるとともに、電気抵抗の環境依存性が小さく、通電劣化後の変動桁数、伸張後の変動桁数も小さかった。
これに対して、比較例1品は、カーボンナノチューブを使用せず、イオン性液体のみを使用しているため、電気抵抗の環境依存性が大きく、通電劣化後の変動桁数、伸張後の変動桁数も大きかった。比較例2品および比較例3品は、イオン性液体を使用せず、カーボンナノチューブのみを使用しているため、凝集物の粒径が大きく、分散性に劣るとともに、通電劣化後にリークが発生し、通電劣化後の変動桁数、伸張後の変動桁数も大きかった。比較例4品は、導電剤として導電性酸化亜鉛のみを用いているため、凝集物の粒径が大きく、分散性に劣るとともに、伸張後の電気抵抗が高く、変動桁数も大きかった。比較例5品は、導電剤として導電性酸化亜鉛のみを用いているため、凝集物の粒径が大きく、分散性に劣っていた。
つぎに、上記導電性組成物を用いて、つぎのようにして現像ロールを作製した。
〔実施例16〕
後記の表5に示すベース層用材料を調製した。そして、軸体である芯金(直径16mm、SUS304製)をセットした射出成形用金型内に、上記ベース層用材料を注型し、150℃×45分の条件で加熱した後、脱型して、軸体の外周面に沿ってベース層が形成されてなる単層構造の現像ロールを作製した。
〔実施例17〕
後記の表5に示すベース層用材料および表層用材料をそれぞれ調製した。そして、軸体である芯金(直径16mm、SUS304製)をセットした射出成形用金型内に、上記ベース層用材料を注型し、150℃×45分の条件で加熱した後、脱型して、軸体の外周面に沿ってベース層を形成した。ついで、上記表層用材料を上記ベースゴム層の外周面に塗布して、表層を形成した。このようにして、軸体の外周面にベースゴム層が形成され、その外周面に表層が形成されてなる2層構造の現像ロールを作製した。
〔比較例6〕
ベース層用材料を後記の表5に示すものに変更した。それ以外は、実施例16と同様にして、単層構造の現像ロールを作製した。
〔比較例7〕
ベース層用材料および表層用材料を、後記の表5に示すものにそれぞれ変更した。それ以外は、実施例17と同様にして、2層構造の現像ロールを作製した。
このようにして得られた実施例品および比較例品の現像ロールを用いて、下記の基準に従い、各特性の評価を行った。これらの結果を、後記の表5に併せて示した。
〔電気抵抗中央値〕
各現像ロールの電気抵抗中央値を、1mm2 の電極を用い、電圧1Vで、SRIS 2304に準じて測定した。
〔電気抵抗ばらつき〕
電気抵抗のばらつきを変動桁数で示した。変動桁数が1.5桁以内であれば、電気抵抗ばらつきが良好である。
〔硬度(JIS タイプA)〕
各現像ロールの硬度を、JIS K 6253に準じて測定した。
〔圧縮永久歪み〕
各現像ロールの圧縮永久歪みを、温度70℃、試験時間22時間、圧縮率25%の条件下、JIS K 6301に準じて測定した。
〔現像特性〕
(画像むら)
各現像ロールを市販のカラープリンターに組み込み、画像評価を行った。評価は、ハーフトーン画像での濃度むらがなく、細線のとぎれや色ずれがなかったものを○、そうでないものを×とした。
(圧接痕)
各現像ロールを市販のカラープリンターに組み込み、画像評価を行った後、現像ロール表面の圧接痕を目視観察した。評価は、圧接痕がないものを○、圧接痕があるものを×とした。
(耐久性)
各現像ロールを市販のカラープリンターに組み込み、3000枚プリントした後の画像評価を行った。評価は、ハーフトーン画像での濃度むらがなく、細線のとぎれや色ずれがなかったものを○、そうでないものを×とした。
上記表の結果から、実施例品の現像ロールは、いずれも電気抵抗のばらつきが小さく、低硬度で、圧縮永久歪みが小さく、現像特性に優れていた。
これに対して、比較例品の現像ロールは、電気抵抗のばらつきが大きく、耐久性等の現像特性に劣っていた。
つぎに、上記導電性組成物を用いて、つぎのようにして帯電ロールを作製した。
〔実施例18〕
後記の表6に示すベース層用材料を調製した。そして、軸体である芯金(直径12mm、SUS304製)をセットした射出成形用金型内に、上記ベース層用材料を注型し、150℃×45分の条件で加熱した後、脱型して、軸体の外周面に沿ってベース層が形成されてなる単層構造の帯電ロールを作製した。
〔実施例19〕
後記の表6に示すベース層用材料および表層用材料をそれぞれ調製した。そして、軸体である芯金(直径12mm、SUS304製)をセットした射出成形用金型内に、上記ベース層用材料を注型し、150℃×45分の条件で加熱した後、脱型して、軸体の外周面に沿ってベース層を形成した。ついで、上記表層用材料を上記ベースゴム層の外周面に塗布して、表層を形成した。このようにして、軸体の外周面にベースゴム層が形成され、その外周面に表層が形成されてなる2層構造の帯電ロールを作製した。
〔比較例8〕
ベース層用材料を後記の表6に示すものに変更した。それ以外は、実施例18と同様にして、単層構造の帯電ロールを作製した。
このようにして得られた実施例品および比較例品の帯電ロールを用いて、前述の現像ロールの評価方法に準じて、各特性の評価を行った。これらの結果を、下記の表6に併せて示した。
上記表の結果から、実施例品の帯電ロールは、いずれも電気抵抗のばらつきが小さく、低硬度で、圧縮永久歪みが小さく、帯電特性に優れていた。
これに対して、比較例品の帯電ロールは、電気抵抗のばらつきが大きく、画像むらがあり、耐久性も悪かった。
つぎに、上記導電性組成物を用いて、つぎのようにして転写ベルトを作製した。
〔実施例20〕
後記の表7に示すベース層用材料を調製した。そして、このベース層用材料を用いて、外径300mmとなるように遠心成形を行い、230℃で1時間乾燥することにより、単層構造の転写ベルトを作製した。
〔比較例9〕
ベース層用材料を後記の表7に示すものに変更した。それ以外は、実施例20と同様にして、単層構造の転写ベルトを作製した。
このようにして得られた実施例品および比較例品の転写ベルトを用いて、前述の現像ロールの評価方法に準じて、各特性の評価を行った。これらの結果を、下記の表7に併せて示した。
上記表の結果から、実施例品の転写ベルトは、いずれも電気抵抗のばらつきが小さく、転写特性に優れていた。
これに対して、比較例品の転写ベルトは、電気抵抗のばらつきが大きく、圧接痕があり、耐久性も悪かった。
本発明の電子写真機器用導電性組成物は、例えば、現像ロール,帯電ロール,転写ロール,定着ロール,トナー供給ロール,除電ロール,給紙ロール,搬送ロール,クリーニングロール等のロール部材、現像ブレード,帯電ブレード,クリーニングブレード等のブレード部材、転写ベルト,紙送りベルト等のベルト部材等の電子写真機器用部材に用いられる。

Claims (5)

  1. 下記の(A)〜(C)を必須成分とすることを特徴とする電子写真機器用導電性組成物。
    (A)マトリックスポリマー。
    (B)電子導電性繊維状充填剤。
    (C)イオン性液体。
  2. 上記(B)の電子導電性繊維状充填剤が、カーボンナノチューブである請求項1記載の電子写真機器用導電性組成物。
  3. 上記(C)のイオン性液体が、6員環および5員環の少なくとも一方をカチオンとし、これに対応するアニオンとからなるものである請求項1または2記載の電子写真機器用導電性組成物。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の電子写真機器用導電性組成物の製法であって、上記(B)と(C)とを予め混練した後に、上記(A)と混合することを特徴とする電子写真機器用導電性組成物の製法。
  5. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の電子写真機器用導電性組成物を、導電性部材の少なくとも一部に用いたことを特徴とする電子写真機器用導電性部材。
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