JP2005217573A - 画像読取装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】両面画像読取機能を備えた画像読取装置において、同機能による両面画像読取動作中に、ユーザが意図的に何れか一方の面だけの読取動作を停止させることを可能とする画像読取装置を提供すること。
【解決手段】原稿Dの両面の画像を読取る両面画像読取部8と、面を指定した原稿の画像の読取動作の停止の指示を受付ける表面読取停止キー14a及び裏面読取停止キー14bと、両面画像読取部8により原稿Dの画像の読取動作中に、表面読取停止キー14a及び裏面読取停止キー14bが面を指定した原稿の画像の読取動作の停止の指示を受付けたとき、キー14a、14bの選択により指定された面について原稿Dの画像の読取動作を停止する画像読取装置1。
【選択図】図6
【解決手段】原稿Dの両面の画像を読取る両面画像読取部8と、面を指定した原稿の画像の読取動作の停止の指示を受付ける表面読取停止キー14a及び裏面読取停止キー14bと、両面画像読取部8により原稿Dの画像の読取動作中に、表面読取停止キー14a及び裏面読取停止キー14bが面を指定した原稿の画像の読取動作の停止の指示を受付けたとき、キー14a、14bの選択により指定された面について原稿Dの画像の読取動作を停止する画像読取装置1。
【選択図】図6
Description
本発明は、原稿の両面の画像を読取る両面画像読取機能を備えた画像読取装置に関し、詳しくは、原稿の画像の読取動作中に、ユーザの操作によって読取動作を停止させる機能を備えた画像読取装置に関する。
近年、1パス両面画像読取機能(2個の画像読取センサをADF(自動原稿送給装置)により送給される原稿の表裏各面側にそれぞれ配置して、スイッチバック(反転)することなく原稿の両面の画像を読取る機能)や、ADFにより送給される原稿をスイッチバックすることにより1個の画像読取センサで原稿の両面の画像を読取る機能など、原稿の両面の画像を読取る両面画像読取機能を備えた画像読取装置が普及している。
かかる画像読取装置においては、原稿の両面の画像の読取動作中に、ユーザによる読取動作を停止すべき操作(以下「読取停止操作」という。)により、直ちに読取動作を停止させることができるものがある。ユーザによる読取停止操作により、原稿の読取動作が停止されたとき、それが表裏何れの面の読取動作中になされるかは、通常、読取停止操作がなされた時点で、表裏何れの面が読取動作中であるかによって決まる。しかし、画像読取装置の画像読取センサは、原稿読取動作中に外部から視認することができないため、ユーザは、読取停止操作を行う時に、表裏何れの面について読取動作中であるかを把握することができず、ユーザが、何れか一方の面だけの読取動作を意図的に停止させることは困難であった。
なお、特許文献1には、片面原稿か両面原稿かを判別して片面原稿と判別した場合に読取用ランプを片面のみ点灯し、両面原稿と判別した場合に読取用ランプを両面点灯する技術が開示されている。
特開2003−69791号公報
本発明は、上記した課題に鑑みてなされたものであり、両面画像読取機能を備えた画像読取装置において、同機能による両面画像読取動作中に、ユーザが意図的に何れか一方の面だけの読取動作を停止させることを可能とする画像読取装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の画像読取装置は、原稿の両面の画像を読取る両面画像読取手段と、面を指定した原稿の画像の読取動作の停止の指示を受付ける読取停止指示受付手段と、前記両面画像読取手段により原稿の画像の読取動作中に、前記読取停止指示受付手段が前記指示を受付けたとき、指定された面について原稿の画像の読取動作を停止する手段と、を備えることを特徴としている。
請求項2記載の画像読取装置は、請求項1記載の画像読取装置において、前記両面画像読取手段による原稿の画像の読取動作中に、表裏各面毎に読取動作中であるか否かを検出する読取面検出手段と、該手段による検出結果に基づいて、読取動作中である面を報知する報知手段を更に備えることを特徴としている。
請求項3記載の画像読取装置は、原稿の両面の画像を読取る両面画像読取手段と、該手段による原稿の画像の読取動作中に、表裏各面毎に読取動作中であるか否かを検出する読取面検出手段と、該手段により、表面又は裏面の何れか一方のみが読取動作中であると検出した場合には、その面のみが読取動作中である旨を示すメッセージを表示する一方、表面及び裏面の双方が読取動作中であると検出された場合には、両面が読取動作中である旨を示すメッセージを表示する第1表示手段と、前記両面画像読取手段による原稿の画像の読取動作中に、表面又は裏面を指定した原稿の画像の読取動作の停止の指示をそれぞれ受付ける2個の読取停止キーをタッチパネルにより表示する第2表示手段と、前記2個の読取停止キーの何れか1個が選択されたとき、当該読取停止キーの選択により指定された面について原稿の画像の読取動作を停止する手段と、を備えることを特徴としている。
請求項1記載の画像読取装置によれば、ユーザは、読取停止したい方の面についてのみ意図的に原稿の画像の読取動作を停止させることができる。例えば、ユーザが両面画像読取を行うべき操作をしてスタートキーを押したものの、その後に、原稿の表面又は裏面の画像が不要であることに気付いた場合は、表面又は裏面の画像のみ読取動作を停止させることが可能となる。これにより、ユーザにとって不要な原稿の一方の面の画像がメモリーに蓄積されることや、本発明を複写機に適用した場合にあっては、ユーザにとって不要な画像が用紙の一方の面に複写されること、そのためにトナー等が無駄に消費されることを防止することが可能となる。また、例えば、第1〜5頁が両面原稿であり第6頁以降が片面原稿である場合に全頁の原稿の画像をADFを利用して一連の処理として読取ることができる。すなわち、両面画像読取機能により1〜5頁の画像を読取り、6頁目を読み込む際に裏面を読取停止すべき面として指定すれば、6頁目以降の原稿については表面の画像のみを読み込ませることができ、これにより、操作の簡略化が図られる。
請求項2記載の画像読取装置によれば、読取動作中の面が報知されるので、ユーザは、現在どの面が読取中であるかを確実に把握できる。これにより、例えば、表面の読取動作が既に終了しているにも拘らず読取停止すべき面として表面を指定するといった無駄な操作を回避することが可能となる。
請求項3記載の画像読取装置によれば、前記した効果が奏されるほか、一時的に原稿の表面と裏面の双方が同時に読取られるという1パス両面画像読取機能特有の読取状態が報知されるので、ユーザはその旨を把握することができ、報知された情報に基づいて、適切なキー操作を行うことができる。また、読取停止キーは画像読取中にのみタッチパネルにより表示されるので、ハード式キーを設ける場合と比較してキーの設置スペースの節約が図られるとともに、読取停止キーの出現により、ユーザは読取停止指示が可能なタイミングを的確に把握することができる。
以下本発明の第1の実施の形態に係る画像読取装置について図面に基づき説明する。本発明の第1及び第2の実施形態では、複写機に適用された画像読取装置を例に挙げて説明するが、勿論、本発明の画像読取装置は、これに限らず、ファクシミリ装置、複合機など原稿の画像の読取りを必要とする種々の装置に適用することができる。
図1に本発明の第1の実施の形態に係る画像読取装置1の構成例を示す。すなわち、画像読取装置1は、CPU(中央処理装置)2、ROM(リードオンリーメモリー)3、RAM(ランダムアクセスメモリー)4、ページメモリ5、画像メモリ6、コーデック(CODEC)7、読取部8、表示部9、操作部10及び記録部11を備えたものであって、各部2乃至11はバス12によって接続されている。
CPU2は、ROM3に格納された制御プログラムに従って、この画像読取装置1を構成する各部を制御する制御手段として機能する。RAM4は、CPU2の主メモリ、ワークエリア等として機能する。ページメモリ5は、読取部8で読み取られた画像データを一時的に記憶する。画像メモリ6は、ページメモリ5内の画像データがコーデック7によって圧縮符号化された画像データ等を蓄積する。コーデック7は、ページメモリ5に一時的に記憶された画像データを所定方式にしたがって符号化し又は画像メモリ6に格納された画像データを復号する。
読取部8は、ADF(自動原稿送給装置)、原稿の両面の画像をスイッチバック(反転)することなく読取る1パス両面画像読取手段、読取った画像の処理回路等を備える。1パス両面画像読取手段は、2個の画像読取センサ8a、8bが、ADFにより送給される原稿の通路の表裏各面側にそれぞれ1個ずつ設けられることにより、スイッチバックすることなく原稿の表裏各面の画像を読取るものである。また、2個の画像読取センサ8a、8bは原稿送給方向に前後して設けられている(図3参照)。画像読取センサ8a、8bは、図示しない、CCDカラーラインセンサ、A/Dコンバータ等を具備し、CCDカラーラインセンサにより原稿を読取って、A/D変換された画像データは、所定の画像処理が施されて、ページメモリ5へ張り付けられ、ページメモリ5に張り付けた画像データは、コーデック7を介して或いはコーデック7を介さずに画像メモリ6へ格納される。
表示部9は、例えば操作部10に並設されたタッチパネルからなり、後述する原稿読取状態表示画面など、種々の情報を表示する表示手段として、また、タッチパネルを通じてユーザの指示、例えば原稿の読取動作の停止の指示を受付ける手段として機能する。操作部10は、ユーザが情報を入力する入力キーなどを具備し、ユーザによる各種の操作は、この操作部10又は前記タッチパネル式の表示部9において行われる。勿論、表示部9をタッチパネル式ではなく単なるLCD(Liquid Crystal Display)とし、ユーザの入力操作を全て操作部10から行うように構成し、操作部10を原稿の読取動作の停止指示等を受付ける手段として機能させてもよい。
1パス両面画像読取手段を備えた画像読取装置1は、同手段により原稿の両面の画像を読取る処理動作を行うとき、表裏各面毎に原稿の画像の読取動作中であるか否かを検出し、これを報知する手段を備える。またそのとき、表面又は裏面を指定した原稿の画像の読取動作の停止の指示をそれぞれ受付ける2個の読取停止キーをタッチパネルに表示する。そして、画像読取装置1は、ユーザによって表示されている読取停止キーの何れか1個が選択されると、その選択により指定された面について原稿の画像の読取動作を停止するように動作する。
以下、かかる画像読取装置1の処理動作を図2に示すフローチャート及び図3乃至図5に示す原稿Dと画像読取センサ8a、8bとの位置関係を示す説明図に基づいて行う。なお、フローチャートに基づいて説明する画像読取装置1の処理動作は、ROM3に格納された制御プログラムに基づき制御手段であるCPU2が発行する命令に従って行われる。また、図3乃至図5の原稿Dと画像読取センサ8a、8bとの位置関係を示す説明図は、原稿Dが送給される様子を、時系列に従って(a)、(b)、・・・(e)の順に変化する様子を現している。
先ず最初に、ユーザによって、読取部8の原稿トレイ(不図示)に原稿がセットされ、操作部10において、原稿の両面の画像を読取るべき操作がなされると、図3(a)に示すように、原稿トレイにセットされた原稿DがADFの搬送ローラ12等によって画像読取センサ8a、8bの方へ搬送され、同時に、図6(a)に示すように、表示部9に原稿読取状態等を表示する画面13(以下「原稿読み取り状態表示画面13」という。)が表示される(S1)。この画面13においては、図示するように、読取動作中の原稿の頁数を示す情報15、前記した表面及び裏面読取停止キー14a、14b、「表面読取中」の表示16a、「裏面読取中」の表示16bが表示される。
また、原稿Dの画像の読取動作が開始すると、読取動作中の原稿Dの表裏各面毎に読取動作中であるか否かの検出が各画像読取センサ8a、8bによってなされる。すなわち、表面用画像読取センサ8aによって原稿が検出されている場合は、表面が読取動作中であるとして検出され、裏面用画像読取センサ8bによって原稿が検出されている場合は、裏面が読取動作中であるとして検出される。
図3(b)又は図4(c)に示すように、原稿Dが表面用画像読取センサ8aによって検出されており、原稿の表面の画像が読取動作中であると判断した場合には(S2:YES)、原稿の表面が読取動作中である旨を、表示により報知する(S3)。具体的には、例えば図6(b)、図7(c)に示すように、「表面読取中」の表示16aの反転表示を、原稿の表面が読取動作中である旨を示すメッセージの表示として行う。なお、原稿の表面が読取動作中である旨を示すメッセージは、原稿の表面が読取動作中であることをユーザに報知できるものであれば、かかる表示形態に限定されない。また、その報知手段は、ユーザに報知することができれば、表示手段に限定されず、例えば音声によるメッセージ等により報知してもよい。以下、本明細書において説明する表示形態、報知手段も同様である。
つぎに、表面読取停止キー14aが選択されたか否かを判断し、選択されたと判断した場合には(S4:YES)、その表面読取停止キー14aの選択により指定された面である原稿の表面についての読取動作を停止する(S5)。
一方、図3(a)、図4(d)又は図5(e)に示すように、原稿Dが表面用画像読取センサ8aによって検出されておらず、原稿の表面の画像が読取動作中ではないと判断した場合には(S2:NO)、原稿の表面が読取動作中である旨の報知を終了する(報知がなされていない場合は、その状態を継続する。)(S6)。
S4での否定判断、S5又はS6の処理動作に続いて、図4(c)又は図4(d)に示すように、原稿Dが裏面用画像読取センサ8bによって検出されており、原稿の裏面の画像が読取動作中であると判断した場合には(S7:YES)、原稿の裏面が読取動作中である旨を、表示により報知する(S8)。具体的には、例えば図7(c)、図7(d)に示すように、「裏面読取中」の表示16bの反転表示を、原稿の裏面が読取動作中である旨を示すメッセージの表示として行う。
次いで、裏面読取停止キー14bが選択されたか否かを判断し、選択されたと判断した場合には(S9:YES)、その裏面読取停止キー14bの選択により指定された面である原稿の裏面についての読取動作を停止する(S10)。
一方、図3(a)、図3(b)又は図5(e)に示すように、原稿Dが裏面用画像読取センサ8bによって検出されておらず、原稿の裏面の画像が読取動作中ではないと判断した場合は(S7:NO)、原稿の裏面が読取動作中である旨の報知を終了する(報知がなされていない場合は、その状態を継続する。)(S11)。
S9での否定判断、S10又はS11の処理動作に続いて、読取動作が継続中であるか否かを判断し、継続中である場合には、S1へ移行して上記した処理動作を繰り返す(S12:YES)。ユーザがセットした原稿の全頁についての読取が完了した場合や表面読取停止キーと裏面読取停止キーの双方が選択されて両面の読取動作が停止された場合など、読取動作が継続中でない場合には(S12:NO)、原稿読取状態表示画面13の表示を終了する。つまり、読取動作中の面を示すメッセージの表示16a、16b、読取停止キー14a、14b、読取動作中の頁数の表示15を終了する(S13)。
以上説明した第1の実施の形態に係る画像読取装置1は、原稿の両面の画像を読取る両面画像読取手段として1パス両面画像読取手段を備えるものであるが、これに代えてスイッチバック式のものを適用し、上記した一連の処理動作を実行することも可能である。すなわち、画像読取センサが1個になっても、前記S2、S7の表面、裏面が読取動作中であるか否かの判断は、スイッチバック前の画像読取センサによる原稿の検出時を表面読取動作中として検出し、スイッチバック後の画像読取センサによる原稿の検出時を裏面読取動作中として検出することにより行うことができる。
以下、本発明の第2の実施の形態に係る画像読取装置について説明する。なお、第1の実施の形態に係る画像読取装置と同様の構成については同符号を付してその説明を省略し、相違点についてのみ説明する。第2の実施の形態に係る画像読取装置は、原稿の両面の画像を読取る動作中に、読取動作中の原稿の面として、表面のみ、裏面のみ或いは両面が読取動作中であることを報知するように構成されている点において相違する。以下、図8のフローチャートと図9及び図10に示す原稿読取状態表示画面13Aに基づいてさらに詳細に説明する。
先ず最初に、ユーザによって、読取部8の原稿トレイ(不図示)に原稿がセットされ、操作部10において、原稿の両面の画像を読取るべき操作がなされると、図3(a)に示すように、原稿トレイにセットされた原稿DがADFの搬送ローラ12等によって画像読取センサ8a、8bの方へ搬送され、同時に、図9(a)に示すように、表示部9に原稿読み取り状態表示画面13Aが表示される(S51)。この画面13Aにおいては、図示するように、読取動作中の原稿の頁数を示す情報15、表面及び裏面読取停止キー14a、14b、「表面読取中」の表示16a、「裏面読取中」の表示16b、及び「両面読取中」の表示16cが表示される。
また、原稿Dの画像の読取動作が開始されると、第1の実施形態で説明したように、読取動作中の原稿Dの表裏各面毎に読取動作中であるか否かの検出が各画像読取センサ8a、8bによってなされる。
図3(b)に示すように、原稿Dが表面用画像読取センサ8aによってのみ検出されており、原稿の表面の画像のみが読取動作中であると判断した場合には(S52:YES)、原稿の表面のみが読取動作中である旨を、表示により報知する(S53)。具体的には、例えば図9(b)に示すように、「表面読取中」の表示16aの反転表示を、原稿の表面が読取動作中である旨を示すメッセージの表示として行う。
つぎに、表面読取停止キー14aが選択されたか否かを判断し、選択されたと判断した場合には(S54:YES)、その表面読取停止キー14aの選択により指定された面である原稿の表面についての読取動作を停止する(S55)。
一方、図3(a)、図4(c)、図4(d)又は図5(e)に示すように、原稿Dが表面用画像読取センサ8aによってのみ検出され、原稿の表面の画像のみが読取動作中であるといえない場合(S52:NO)、原稿の表面のみが読取動作中である旨の報知を終了する(該報知がなされていない場合は、その状態を継続する。)(S56)。
S54の否定判断、S55又はS56の処理動作に続いて、図4(c)に示すように、原稿Dが双方の画像読取センサ8a、8bによって検出されており、原稿の両面の画像が読取動作中であると判断した場合には(S57:YES)、原稿の両面が読取動作中である旨を、表示により報知する(S58)。具体的には、例えば図10(c)に示すように、「両面読取中」の表示16cの反転表示を、原稿の両面が読取動作中である旨を示すメッセージの表示として行う。
次いで、表面読取停止キー14a又は裏面読取停止キー14bが選択されたか否かを判断し、選択されたと判断した場合には(S59:YES)、当該キー14a、14bの選択により指定された面についての読取動作を停止する(S60)。なお、S59、S60の処理動作は省略してもよい。つまり、前記S55及び後記S65の処理動作により表面及び裏面についての読取動作を停止させることが可能であるからである。
一方、図3(a)、図3(b)、図4(d)又は図5(e)に示すように、原稿Dが双方の画像読取センサ8a、8bによって検出されておらず、原稿の両面が読取動作中ではない場合(S57:NO)、原稿の両面が読取動作中である旨の報知を終了する(該報知がなされていない場合は、その状態を継続する。)(S61)。
S59の否定判断、S60又はS61の処理動作に続いて、図4(d)に示すように、原稿Dが裏面用画像読取センサ8bによってのみ検出されており、原稿の裏面の画像のみが読取動作中であると判断した場合には(S62:YES)、原稿の裏面のみが読取動作中である旨を、表示により報知する(S63)。具体的には、例えば図10(d)に示すように、「裏面読取中」の表示16bの反転表示を、原稿の裏面が読取動作中である旨を示すメッセージの表示として行う。
つぎに、裏面読取停止キー14bが選択されたか否かを判断し、選択されたと判断した場合には(S64:YES)、その裏面読取停止キー14bの選択により指定された面である原稿の裏面についての読取動作を停止する(S65)、
一方、図3(a)、図3(b)、図4(c)又は図5(e)に示すように、原稿Dが裏面用画像読取センサ8bによってのみ検出され、原稿の裏面の画像のみが読取動作中であるといえない場合(S62:NO)、原稿の裏面のみが読取動作中である旨の報知を終了する(該報知がなされていない場合は、その状態を継続する。)(S66)。
S64の否定判断、S65又はS66の処理動作に続いて、読取動作が継続中であるか否かを判断し、継続中である場合には、S51へ移行して上記した処理動作を繰り返す(S67:NO)。ユーザがセットした原稿の全頁の読取処理が完了した場合や表面読取停止キーと裏面読取停止キーの双方が選択されて両面の読取動作が停止した場合など、読取動作が終了している場合には(S67:YES)、上記した原稿読取状態表示画面13Aの表示を終了する。つまり、読取中の面を示すメッセージの表示16a乃至16c、読取停止キー14a、14b、読取動作中の頁数の表示15を終了する(S68)。
以上の説明から明らかなように本発明の第1又は第2の実施の形態に係る画像読取装置によれば、ユーザは、読取停止したい方の面についてのみ意図的に原稿の画像の読取動作を停止させることができる。例えば、ユーザが両面画像読取を行うべき操作をしてスタートキーを押したものの、その後に、原稿の表面又は裏面の画像が不要であることに気付いた場合は、一方の面の画像のみの読取動作を停止させることができる。また、読取動作中の面及び頁数が報知されるので、ユーザは、現在どの頁のどの面が読取中であるかを確実に把握でき、これにより、特定の頁の何れかの面の読取動作を狙って画像の読取動作を停止させることも可能である。
このように、ユーザにとって不要な原稿の一方の面の画像の読取動作を停止させることにより、ユーザにとって必要のない画像、例えば原稿の裏面が白紙頁になっている場合にその裏面の画像がメモリーに蓄積されるという不都合を回避することができる。また、本発明を複写機に適用した場合にあっては、ユーザにとって不要な画像が用紙の一方の面に複写されること、そのためにトナー、電力等が無駄に消費されることが未然に防止される。
また、第2の実施の形態に係る画像読取装置によれば、一時的に原稿の表面と裏面の双方が同時に読取られるという1パス両面画像読取機能特有の読取状態が報知されるので、ユーザはそのことを正確に把握することができ、報知された情報に基づいて、適切なキー操作を行うことができる。また、読取停止キーは画像読取中にのみタッチパネルにより表示されるので、ハード式キーを設ける場合と比較してキーの設置スペースの節約が図られるとともに、読取動作が行われている間においてのみ読取停止キーが出現するので、ユーザは読取停止指示の可能なタイミングを的確に把握することができる。
本発明は、例えば、原稿の両面画像読取機能を備えたファクシミリ装置、複写機、複合機などの画像読取装置に適用することができる。
1 画像読取装置
2 CPU
3 ROM
4 RAM
8 読取部
8a、8b 画像読取センサ
9 表示部
10 操作部
13 原稿読取状態表示画面
14a 表面読取停止キー
14b 裏面読取停止キー
16a 表面が読取中である旨を示すメッセージ
16b 裏面が読取中である旨を示すメッセージ
2 CPU
3 ROM
4 RAM
8 読取部
8a、8b 画像読取センサ
9 表示部
10 操作部
13 原稿読取状態表示画面
14a 表面読取停止キー
14b 裏面読取停止キー
16a 表面が読取中である旨を示すメッセージ
16b 裏面が読取中である旨を示すメッセージ
Claims (3)
- 原稿の両面の画像を読取る両面画像読取手段と、面を指定した原稿の画像の読取動作の停止の指示を受付ける読取停止指示受付手段と、前記両面画像読取手段により原稿の画像の読取動作中に、前記読取停止指示受付手段が前記指示を受付けたとき、指定された面について原稿の画像の読取動作を停止する手段と、を備えることを特徴とする画像読取装置。
- 前記両面画像読取手段による原稿の画像の読取動作中に、表裏各面毎に読取動作中であるか否かを検出する読取面検出手段と、該手段による検出結果に基づいて、読取動作中である面を報知する報知手段を更に備えることを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
- 原稿の両面の画像を読取る両面画像読取手段と、該手段による原稿の画像の読取動作中に、表裏各面毎に読取動作中であるか否かを検出する読取面検出手段と、該手段により、表面又は裏面の何れか一方のみが読取動作中であると検出した場合には、その面のみが読取動作中である旨を示すメッセージを表示する一方、表面及び裏面の双方が読取動作中であると検出した場合には、両面が読取動作中である旨を示すメッセージを表示する第1表示手段と、前記両面画像読取手段による原稿の画像の読取動作中に、表面又は裏面を指定した原稿の画像の読取動作の停止の指示をそれぞれ受付ける2個の読取停止キーをタッチパネルにより表示する第2表示手段と、前記2個の読取停止キーの何れか1個が選択されたとき、当該読取停止キーの選択により指定された面について原稿の画像の読取動作を停止する手段と、を備えることを特徴とする画像読取装置。
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Cited By (1)
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KR101332017B1 (ko) * | 2007-07-24 | 2013-11-25 | 삼성전자주식회사 | 화상형성장치 및 그 제어방법 |
-
2004
- 2004-01-28 JP JP2004019413A patent/JP2005217573A/ja active Pending
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