JP2011166591A - 画像形成装置及び画像形成プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の読み取り対象物の両面を読み取って処理する場合に、ユーザの操作負担を軽減する画像形成装置及び画像形成プログラムを提供する。
【解決手段】原稿の画像データを読み取る読取手段と、前記読取手段の読み取りエリアを複数に分割する分割手段と、1回目の読み取り時に取得した画像データを、前記分割された読み取りエリアに応じて分割し、各エリアに対応するページメモリの前半に書込む第1の制御手段と、2回目の読み取り時に取得した画像データを、前記分割された読み取りエリアに応じて分割し、各エリアに対応するページメモリの後半に書込む第2の制御手段と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、画像形成装置及び画像形成プログラムに関し、特にユーザの操作負担を軽減する画像形成装置及び画像形成プログラムに関する。
近年普及しているMFP(マルチファンクションプリンタ)は、ネットワークにも接続され、様々な入力データに対応するアプリケーションを備えている。
複数の入力データに対する加工処理を共通化して例えば一つの出力先から出力する文書処理装置、画像形成装置が知られている(特許文献1参照)。
ここで、IDカードをコピーする場合のように、両面を用紙の片面にコピーすることも度々ある。操作者は、IDカードの片面をスキャンしてから、カードを裏返し、もう片面をスキャンする。これにより画像形成装置は2つのスキャンデータを取得するため、上述の技術のように、加工処理を共通化することで、一つの出力先から出力出来る。すなわち2の入力データを用紙の片面に配置して出力できる。
しかしながら、コピーするカードの枚数が多くなると、セット回数が多くなり操作が煩雑になるという問題があった。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、複数の読み取り対象物の両面を読み取って処理する場合に、ユーザの操作負担を軽減することを目的とする。
本発明に係る画像形成装置は、原稿の画像データを読み取る読取手段と、前記読取手段の読み取りエリアを複数に分割する分割手段と、1回目の読み取り時に取得した画像データを、前記分割された読み取りエリアに応じて分割し、各エリアに対応するページメモリの前半に書込む第1の制御手段と、2回目の読み取り時に取得した画像データを、前記分割された読み取りエリアに応じて分割し、各エリアに対応するページメモリの後半に書込む第2の制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明に係る画像形成プログラムは、原稿の画像データを読み取る読取処理と、前記読取手段の読み取りエリアを複数に分割する分割処理と、1回目の読み取り時に取得した画像データを、前記分割された読み取りエリアに応じて分割し、各エリアに対応するページメモリの前半に書込む第1の制御処理と、2回目の読み取り時に取得した画像データを、前記分割された読み取りエリアに応じて分割し、各エリアに対応するページメモリの後半に書込む第2の制御処理と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、複数の読み取り対象物の両面を読み取って処理する場合に、ユーザの操作負担を軽減することが出来る。
本実施形態に係る画像形成装置の構成ブロックの一例を示す図である。 1枚のIDカードの両面を片面集約コピーする場合について操作者の視点で説明するための図である。 複数枚のIDカードの両面を片面集約コピーする場合について操作者の視点で説明するための図である。 A4サイズの記録紙に、IDカードスキャン時のデータをA5サイズで印刷する場合について説明するための図である。 ラインバッファからページメモリに蓄積する際に行われる縦横変換処理の一例について説明するための図である。 ラインバッファからページメモリへ画素データを書き込む際の処理を示すフローチャートである。 実施例1に係る動作処理のうち表面スキャン処理を示すフローチャートである。 実施例1に係る動作処理のうち裏面スキャン処理を示すフローチャートである。 実施例2に係る動作処理のうち表面スキャン処理を示すフローチャートである。 実施例2に係る動作処理のうち裏面スキャン処理を示すフローチャートである。 実施例2に係る有効性判定結果を基にしてコピー出力を制御する処理を示すフローチャートである。 実施例3に係る動作処理を示すフローチャートである。 実施例4に係る動作処理(特に裏面処理)を示すフローチャートである。
以下に、本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施形態は、本発明の好適な実施形態であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
本発明の実施形態に係る画像形成装置は、1つの原稿の両面をスキャンし、1枚の記録紙の片面に印刷する処理に際し、以下の特徴を有する。すなわち、スキャンエリアを分割管理し、1回のスキャンで複数の原稿分のスキャンを行ったと同等のデータ処理を行なうことが特徴になっている。以下、図面を用いて詳細に解説する。なお、スキャン対象となる原稿の一例として、IDカードを用いて説明する。
<構成>
図1は、本実施形態に係る画像形成装置のブロック構成図である。CPU(Central Processing Unit)1、ROM(Read Only Memory)2、RAM(Random Access Memory)3、スキャナ4、画像処理部6、画像メモリ7、プロッタ8、操作表示部9がバスを介して接続されている。
本構成は、スキャナ4で読み込んだ画像データがいったん画像メモリ7へ取り込まれ、画像処理部6にて画像処理が施されてプロッタ8へ転送されて印刷される、画像形成装置の基本的なハードウェア構成を想定している。
CPU1は、ROM2及びRAM3と連帯して、画像形成装置全体を制御する。ROM2には、画像形成装置の制御プログラム、各種アプリケーションプログラム等が予め記憶されている。CPU1は、ROM2に記憶された制御プログラムに基づいて各機能ブロックの制御を行う。また、ROM2に記憶されている各種アプリケーションプログラムの起動/停止及び制御等を行う。
原稿センサ5により原稿がセットされたか否かを検知して、マシンの動作を制御し、必要によりオペレータに次の操作/処理を促すメッセージを表示する。また、記録紙センサ10により記録紙がセットされたか否かを検知して、マシンの動作を制御し、必要によりオペレータに次の操作/処理を促すメッセージを表示する。
操作表示部9は、操作者が操作入力を行うキー等の操作機能とメニュー表示等を行う表示機能とを備えたものである。コピー開始キーやクリアキー等のキーボタンを設けても良いし、タッチパネルを用いて画面上にキー表示を行っても良い。操作表示部9では、本実施形態に係る画像処理のモードであるIDカードコピーモードの選択や、画質・濃度などの設定、コピー開始指示(コピー開始キー)等を行うことが出来る。
<IDカードコピー>
次に、IDカードコピー処理について、コピー操作を行う操作者の視点で説明する。図2は、1枚のIDカードの両面を片面集約コピーする場合を説明するための図である。操作者から見て横長の平面ガラス台で、スキャンは左から右方向に行われるものとする。
操作者は、まずIDカードコピーモードを選択し、必要に応じて読み取り画質・濃度などを設定する(操作表示部9)。次に、コピー対象のIDカードの表面をセットして、コピー開始キーを押す。表面のスキャンが終わると、裏面のセットを促すガイダンスメッセージが操作表示部上に表示され、操作者はその表示に従ってIDカードを裏返し、再度コピー開始キーを押す。この2回の操作で読み取られた表面と裏面が、1枚の記録紙上にセットで印刷される。このように2回のコピー操作でカードの表裏を1枚の記録紙に印刷することになる。
しかしながら、複数枚のカードの表面/裏面を集約コピーする際に1枚毎上述のようなコピー動作を行うことは面倒なため、本実施形態に係るカードコピー機能では、複数枚同時に読み取って処理することを特徴としている。
図3は、複数枚のIDカードの両面を片面集約コピーする場合について操作者の視点で説明するための図である。本実施形態では、平面ガラス台の左右に十分な間隔をおいて2枚のカードを並べ、IDカードコピーを行う。1回目のコピー操作で2枚の表面をスキャンし、2回目のコピー操作で2枚の裏面をスキャンし、出力は1枚目に左側に置いたカードの表と裏、2枚目に右側に置いたカードの表と裏が印刷される。
<データ処理>
〔比較例1〕
次に、1枚のIDカードコピーにおける画像形成装置での画像データ処理について説明する。IDカードの表面と裏面をそれぞれ読み取り、1枚の記録紙に上下並べた状態で出力する場合(図2参照)、スキャン時の縦横関係とプリント時の縦横関係が逆になる。従って、スキャン時に主走査方向で読み取ったデータの両端はカットされ、副走査方向で読み取ったデータの両端には白データが付加される形になる。
より具体的に、例えばA4サイズの記録紙に、IDカードの表面スキャン時のデータと裏面スキャン時のデータとをそれぞれA5サイズで印刷する場合について図4を用いて説明する。スキャン時の主走査方向長は210mmであるが、これを297/2=148.5mmの範囲長に印刷するため、210-148.5=61.5mmのデータが捨てられる。上下に均等に振り分けるとそれぞれ30.75mmずつが捨てられる。一方、スキャン時の有効な副走査方向長は297/2=148.5mmで、これを210mm幅に印刷するときには、逆に、210-148.5=61.5mmのデータが不足しているのでこれを補う必要がある。
次に、ラインバッファからページメモリに蓄積する際に行われる縦横変換処理の一例について説明する。2in1コピーなどの縮小印刷とは異なり、本実施形態では等倍印刷となるため、データの間引き処理などは不要である。
本画像形成装置のスキャン方式、すなわちスキャン方向とIDカードの置き方がクロスしているようなスキャン方式(図2参照、スキャン方向:向かって左から右、IDカードの置き方:上下)で、縦方向と横方向のスキャン密度が等しいときは、例えば、スキャン主走査ライン1の画素データを、PIX(1,1),PIX(1,2),...,PIX(N-1),P(N)と表し、スキャン副走査ライン数をMとする(図5(1))。すると、「N < M」であるから、各主走査データの端が切り捨てられること、主走査データライン数が紙幅に対して少なく、白ラインデータが両端に必要なことがわかる(図5(2))。
表面から読み込んだデータに対して縦横変換を行ってページメモリに書き込んだ後、同様の走査を裏面に対しても行う(図5(3))。裏面のデータのページメモリへの書き込みは、表面のデータの次の行から書き込まれる(図5(4))。
上記データ処理におけるラインバッファからページメモリへ画素データを書き込む際の処理について図6に示すフローチャートを用いて説明する。あるスキャン線密度での主走査方向の画素数をN、副走査方向のライン数(画素数)をMとし(ステップS1)、その線密度で縦横変換時に破棄される主走査画素データ数を2a、挿入される白ライン数を2bとする(ステップS2)。カードの表面をスキャンするとき(ステップS3)、ページメモリでの1行目(K=1)のデータは、b個の0(白)に続いて、PIX(1,N-a), PIX(2,N-a), ...,PIX(M,N-a) となり、再びb個の0(白)データとなる(ステップS4〜S10)。2行目(K=K+1)以降のデータも同じように表現することができる(ステップS11、S12)。
0,0,..,0, PIX(1,N-a), PIX(2,N-a), ..., PIX(M,N-a), 0,0,..,0
0,0,..,0, PIX(1,N-a-1), PIX(2,N-a-1), ..., PIX(M,N-a-1), 0,0,..,0
0,0,..,0, PIX(1,N-a-2), PIX(2,N-a-2), ..., PIX(M,N-a-2), 0,0,..,0
・・・
0,0,..,0, PIX(1,a), PIX(2,a), ..., PIX(M,a), 0,0,..,0
以上のように、表面のデータを処理してページメモリの上半分に書き込んだ後、境界線データを書き込み(ステップS13)、裏面セットを促すガイダンス表示を行う(ステップS14)。
裏面のデータに対しても同様の処理を行う(ステップS15〜S24)。表面のデータがページメモリのN-2a行まで書き込まれているので、裏面のデータはその次のN-2a+1行目から書き込まれていくことになる。
ページメモリの上半分に表面のデータ、下半分に裏面のデータが書き込まれ、印刷処理(S25)が行われると、図2に示すような出力となる。
なお、カードの「表面」をスキャンした後「裏面」をスキャンすると表記しているが、要は2回(2面分)スキャンしていれば良く、最初の面を「表面」、次にスキャンする面を「裏面」と称しているに過ぎない。
〔実施例1〕
上記比較例1で複数枚のIDカードの両面をコピーする場合は、一枚毎にコピー操作を行わなければならない。実施例1では、複数枚のIDカードの両面をコピーする場合の操作者の負担を軽減する。実施例1に係る動作処理を示すフローを図7及び図8に示す。図7はIDカードの表面のスキャン処理フロー、図8は裏面のスキャン処理フローである。
例えば2枚のIDカードを、原稿台の副走査方向に2分割されるエリアにそれぞれ置き(図3参照)、1回のスキャン有効データ領域を比較例1の倍にして(すなわち、分割されるエリア全てをスキャンする)、2枚分のデータを1度に読み込み、副走査方向で2分割して別々のページメモリに書き込む。
カード表面スキャンでは(ステップS32)、まず第1のページメモリが選択され(ステップS33)、1枚目の表面を読み取り、ページメモリに書き込まれる(ステップS34〜S42)。境界線データが書き込まれ(ステップS43)、次に2枚目のIDカード表面のスキャンが行われる(ステップS44)。
第2のページメモリでの1行目のデータは(ステップS45)、b個の0(白)に続いて、PIX(M+1,N-a), PIX(M+2,N-a), ...,PIX(2M,N-a)となり、再びb個の0(白)データとなる(ステップS46〜S51)。2行目以降のデータ(ステップS52)も同じように表現することができる。境界線データを書き込み(ステップS54)、表面書き込みが終了する。
次に、裏面セットを促すガイダンスを表示した後、IDカード裏面処理が行われる(図8)。ここで、N-2a=Mの関係が成り立っていることから、裏面データのページメモリへの書込み開始行はN-2a+1行目と記載しても、M+1行目と記載しても同じ意味を持っている(図8ステップS59)。裏面処理においても、同様に第1のページメモリ、第2のページメモリが選択され、1枚目の裏面、2枚目の裏面がそれぞれ書き込まれる。
0,0,..,0, PIX(M+1,N-a), PIX(M+2,N-a), ..., PIX(2M,N-a), 0,0,..,0
0,0,..,0, PIX(M+1,N-a-1), PIX(M+2,N-a-1), ..., PIX(M,N-a-1), 0,0,..,0
0,0,..,0, PIX(M+1,N-a-1), PIX(M+2,N-a-1), ..., PIX(2M,N-a-1), 0,0,..,0
0,0,..,0, PIX(M+1,N-a-2), PIX(M+2,N-a-2), ..., PIX(2M,N-a-2), 0,0,..,0
本実施例では、原稿台の副走査方向に分割エリアを2つ設定したが、本発明はこれに限られることはなく、分割エリアは複数であれば良い。
〔実施例2〕
分割されたスキャンエリアの全てにIDカードが置かれるとは限らない。例えば、スキャンエリアを2分割して管理しているが、対象のカードは奇数枚の場合も考え得る。このようなとき、2枚目のIDカードコピーを白紙出力するのは記録紙の無駄である。実施例2では、このような問題に対応するため、各スキャンエリアのデータが有効か無効かのチェックを行うことを特徴とする。
有効/無効の判断は、例えば、何も原稿を置かないで圧板をセットしてスキャンを行った時のデータを記憶しておき、そのデータと比較する方法がある。そのような制御を行う場合の表面処理フローを図9に、裏面処理フローを図10に示す。各スキャンエリアのデータが有効か無効かのチェックを行うステップ(図9ステップS93、S105、図20ステップS123、S134)を備える点が実施例1と異なる。
各有効性判定の結果は記録され、これに基づきコピー出力が制御される。図11は、有効性判定結果を基にしてコピー出力を制御する処理を示すフローチャートである。IDカードの表面スキャン(S135)と裏面スキャン(S136)を行い、記録された有効性判定の結果が有効の場合に(S137/Yes)、印刷処理を行う(S138)。従って、表面スキャン時に有効データが無かったエリアに対してはコピー出力を行わないようにしている。2枚目についても同様である(S139、S140)。
〔実施例3〕
実施例2に示すような有効/無効の判断手段を備えることにより、表面のデータ数と裏面のデータ数の不一致を検出することも可能になる。例えば、セット枚数が同じでも、圧板操作時にカードに触ってしまい別エリアに動いてしまう場合も考えられる。実施例3では、このような問題に対応するため、表面と裏面のスキャンデータ数を比較している。
図12は、実施例3の動作処理を示すフローチャートである。IDカードの表面処理(S141)と裏面処理(S142)とを行い、表面データで有効なエリアがある場合に(S143/Yes)、表面と裏面の有効データ数が一致すること(ステップS144/Yes)がコピー出力の条件になる。表面データで有効なエリアがない場合(S143/No)、表面と裏面の有効データ数が一致しない場合(ステップS144/No)は、例えば警告メッセージを表示する(ステップS150)。
〔実施例4〕
実施例3では、表面と裏面の有効データ数が一致することがコピー出力の条件になる(ステップS144)が、例えば分割エリアが2つで対象のカードが1枚の場合に、表面と裏面を異なるエリアにおいてスキャンしたときに、表面だけが印刷されたコピー出力となってしまう。しかし有効データ数は1で一致しているため警告メッセージは表示されない。実施例4では、この問題に対応するため、裏面処理で有効なデータを書き込むページメモリを選択するようにしている。図13は、実施例4の動作処理を示すフローチャートである。
表面のスキャンは上記各実施例と同様であるため説明を省略する。IDカード裏面のスキャンを行う際に、表面の有効データエリア数が1の場合に(S154/Yes)、ラインバッファ上で裏面の有効なデータエリアを判断し(S155)、有効なページメモリを選択すること(S156)を特徴とする。
なお、各図のフローチャートに示す処理を、CPUが実行するためのプログラムは本発明によるプログラムを構成する。このプログラムを記録する記録媒体としては、半導体記憶部や光学的及び/又は磁気的な記憶部等を用いることができる。このようなプログラム及び記録媒体を、前述した各実施形態とは異なる構成のシステム等で用い、そこのCPUで上記プログラムを実行させることにより、本発明と実質的に同じ効果を得ることができる。
以上、本発明を好適な実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
1 CPU
2 ROM
3 RAM
4 スキャナ
5 原稿センサ
6 画像処理部
7 画像メモリ
8 プロッタ
9 操作表示部
10 記録紙センサ
特開2006−215739号公報

Claims (5)

  1. 原稿の画像データを読み取る読取手段と、
    前記読取手段の読み取りエリアを複数に分割する分割手段と、
    1回目の読み取り時に取得した画像データを、前記分割された読み取りエリアに応じて分割し、各エリアに対応するページメモリの前半に書込む第1の制御手段と、
    2回目の読み取り時に取得した画像データを、前記分割された読み取りエリアに応じて分割し、各エリアに対応するページメモリの後半に書込む第2の制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記1回目の読み取り時に取得した画像データ及び、前記2回目の読み取り時に取得した画像データについて、前記分割された読み取りエリアに原稿が載置されているか否か、データの有効/無効判断を行う判断手段を備え、
    同エリアにおいて、1回目及び2回目いずれの読み取り時においてもデータが無効の場合は、そのエリアの印刷出力を行わないことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記2回目の読み取り時に取得した画像データを読み取りエリアに応じて分割し、前記判断手段によりデータが有効と判断されたエリアの数が、前記1回目の読み取り時に取得した画像データを読み取りエリアに応じて分割し、前記判断手段によりデータが有効と判断されたエリアの数と一致しない場合は、警告を行うことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記分割された読み取りエリアが2つで、1回目の読み取り時の有効エリアと2回目の読み取り時の有効エリアとが異なった場合は、各有効エリアをひとつエリアにまとめて印刷出力を行うことを特徴とする請求項2又は3記載の画像形成装置。
  5. 原稿の画像データを読み取る読取処理と、
    前記読取手段の読み取りエリアを複数に分割する分割処理と、
    1回目の読み取り時に取得した画像データを、前記分割された読み取りエリアに応じて分割し、各エリアに対応するページメモリの前半に書込む第1の制御処理と、
    2回目の読み取り時に取得した画像データを、前記分割された読み取りエリアに応じて分割し、各エリアに対応するページメモリの後半に書込む第2の制御処理と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする画像形成プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015056794A (ja) * 2013-09-12 2015-03-23 株式会社リコー 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法およびプログラム
JP2017069782A (ja) * 2015-09-30 2017-04-06 ブラザー工業株式会社 画像処理装置
JP2019205128A (ja) * 2018-05-25 2019-11-28 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像処理装置及び画像形成装置

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