JP2005207515A - ワンウェイクラッチ - Google Patents

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勝 山下
Jiro Shimizu
治郎 清水
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H41/00Rotary fluid gearing of the hydrokinetic type
    • F16H41/24Details
    • F16H2041/246Details relating to one way clutch of the stator
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H45/00Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches
    • F16H2045/002Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches comprising a clutch between prime mover and fluid gearing

Abstract

【課題】第1摩擦係合面を有する第1クラッチ部材と、第1クラッチ部材の周方向一側に向かうにつれて第1摩擦係合面との間の間隔を狭めるように傾斜して第1摩擦係合面に対向する第2摩擦係合面を有する第2クラッチ部材と、前記両摩擦係合面間に配置されるローラと、該ローラを前記両摩擦係合面との間の間隔が大きくなる側に付勢する弾発部材と、第2クラッチ部材の回転に応じた遠心力の作用に応じて前記両摩擦係合面間での前記ローラの位置を制御する可動ウエイト部材とを備えるワンウェイクラッチにおいて、構造を単純化するとともに生産性の向上を図る。
【解決手段】可動ウエイト部材85が、第1および第2クラッチ部材81,82の非接続状態で第2クラッチ部材82とともに回転する部材もしくは第2クラッチ部材82に揺動可能に支承される。
【選択図】 図5

Description

本発明は、第1摩擦係合面を有する第1クラッチ部材と、第1クラッチ部材の周方向一側に向かうにつれて第1摩擦係合面との間の間隔を狭めるように傾斜して第1摩擦係合面に対向する第2摩擦係合面を有する第2クラッチ部材と、前記両摩擦係合面間に配置されるローラと、該ローラを前記両摩擦係合面との間の間隔が大きくなる側に付勢する弾発部材と、第2クラッチ部材の回転に応じた遠心力の作用に応じて前記両摩擦係合面間での前記ローラの位置を制御する可動ウエイト部材とを備えるワンウェイクラッチに関する。
クラッチアウタの内周面に対向する複数の傾斜面がクラッチインナの外周の周方向複数箇所に形成され、クラッチアウタの内周面および各傾斜面に摩擦係合し得るようにしてクラッチアウタおよびクラッチインナ間に配置される複数のローラが、摩擦係合を解除する方向にばね付勢され、クラッチインナの回転に伴う遠心力の作用に応じて作動する可動ウエイト部材で、前記ローラの位置を制御するようにしたワンウェイクラッチが、たとえば特許文献1で既に知られている。
特公昭60−27854号公報
ところが、上記従来のものでは、ローラ状に形成される可動ウエイト部材の移動が、前記クラッチインナの両側に固定される一対のサイドプレートに設けられるガイド用長孔で規制される構造となっており、構造が複雑であり、クラッチ作動の安定性を得るためにガイド用長孔を精度よく加工しなければならず、加工工数の増大を招き、生産性が優れているとは言い難い。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、構造を単純化するとともに生産性の向上を図ったワンウェイクラッチを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、第1摩擦係合面を有するとともに軸線まわりに回転可能な第1クラッチ部材と、第1クラッチ部材の周方向一側に向かうにつれて第1摩擦係合面との間の間隔を狭めるように傾斜して第1摩擦係合面に対向する第2摩擦係合面を有するとともに第1クラッチ部材と同軸の軸線まわりに回転可能な第2クラッチ部材と、第1および第2摩擦係合面に摩擦係合することを可能として前記両摩擦係合面間に配置されるローラと、該ローラを前記両摩擦係合面との間の間隔が大きくなる側に付勢する弾発部材と、第2クラッチ部材の回転に応じた遠心力の作用に応じて前記弾発部材の弾発力に対抗する力を前記ローラに付与することで前記両摩擦係合面間での前記周方向に沿う前記ローラの位置を制御する可動ウエイト部材とを備えるワンウェイクラッチにおいて、前記可動ウエイト部材が、第1および第2クラッチ部材の非接続状態で第2クラッチ部材とともに回転する部材もしくは第2クラッチ部材に揺動可能に支承されることを特徴とする。
また請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成に加えて、第2クラッチ部材に、第2クラッチ部材の回転軸線と平行な軸線を有する支持ピンで、前記可動ウエイト部材が揺動可能に支承されることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の発明の構成に加えて、車両に搭載されるエンジンのクランクシャフトと、該クランクシャフトに自動遠心クラッチを介して接続されるとともに変速機に接続される伝動部材との間に、伝動部材から前記クランクシャフト側への動力伝達を可能として設けられることを特徴とする。
さらに請求項4記載の発明は、請求項1または2記載の発明の構成に加えて、トルクコンバータのポンプインペラおよびタービンランナを直結可能なロックアップクラッチとして前記ポンプインペラおよびタービンランナ間に設けられることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、可動ウエイト部材の移動をガイドする必要がないので、構造が簡略化されるとともに、ガイド部分の加工も不要となるので生産性を高めることができる。
また請求項2記載の発明によれば、可動ウエイト部材が第2クラッチ部材に枢支されるので、可動ウエイト部材を支持する専用の部材が不要であり、しかも支持ピンの軸線が第2クラッチ部材の回転軸線と平行であるので、第2クラッチ部材の加工性向上を図ることができる。
請求項3記載の発明によれば、エンジンのクランクシャフトおよび変速機間に自動遠心クラッチが介設される車両において、より低回転域までエンジンブレーキを有効に機能させることができる。
さらに請求項4記載の発明によれば、トルクコンバータのロックアップ構造をコンパクトに構成し、トルクコンバータの小型化を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
図1〜図5は本発明の第1実施例を示すものであり、図1は自動二輪車の一部切欠き側面図、図2はエンジンの横断面図、図3は図2の要部拡大図、図4は図3の4−4線拡大断面図、図5は図4の5−5線拡大断面図である。
先ず図1において、軽車両である自動二輪車の車体フレームFは、ヘッドパイプ11と、該ヘッドパイプ11に溶接されて後下がりに延びる鋼管製のバックボーン12と、該バックボーン12の後端に溶接される鋼管製のリヤフレーム13とを備え、前記ヘッドパイプ11には、前輪WFを軸支するフロントフォーク14が操向可能に枢支される。
バックボーン12の後端部には、下方に延びるセンタブラケット15が溶接されており、後輪WRを軸支するリヤフォーク16の前端部が前記センタブラケット15に揺動可能に連結され、リヤフォーク16およびリヤフレーム13間にリヤクッション17が設けられる。またリヤフレーム13の上部には、ヘルメット等を収納する収納ボックス18が取付けられるとともに該収納ボックス18の後方に位置する燃料タンク19とが取付けられており、収納ボックス18および燃料タンク19は開閉可能なシート20で覆われる。
前記車体フレームFのバックボーン12には、単気筒のエンジンEが吊架され、該エンジンEは、バックボーン12とともにボディカバー21で覆われる。
図2において、エンジンEのエンジン本体22は、ピストン28を摺動自在に嵌合せしめるシリンダボア29を有するシリンダブロック23と、前記ピストン28の頂部との間に燃焼室30を形成してシリンダブロック23に結合されるシリンダヘッド24と、前記ピストン28にコネクティングロッド31を介して連結されるクランクシャフト32を回転自在に支承してシリンダブロック23に結合されるクランクケース25とから成り、前記クランクケース25は、一対のケース半体26,27が、前記シリンダボア29の軸線を含む平面を合わせ面として相互に結合されることで構成される。
クランクケース25を構成する一対のケース半体26,27の一方26から突出したクランクシャフト32の一端部には、発電機33のロータ34が固定されており、該発電機33を覆うようにして前記一方のケース半体26に結合される第1カバー36に発電機33のステータ35が固定される。
シリンダヘッド24には、動弁装置38の一部を構成するカムシャフト39がクランクシャフト32と平行な軸線を有して回転自在に支承されており、クランクシャフト32からの回転動力が調時伝動機構40を介して前記カムシャフト39に1/2の減速比で伝達される。而して調時伝動機構40は、前記発電機33および前記一方のケース半体26との間でクランクシャフト32に固定される駆動スプロケット41と、前記カムシャフト39の一端部に固定される被動スプロケット42と、駆動および被動スプロケット41,42に巻きかけられる無端状のタイミングチェーン43とで構成され、前記一方のケース半体26、シリンダブロック23およびシリンダヘッド24にわたっては、前記タイミングチェーン43を走行させるためのチェーン通路44が設けられる。
エンジンEの出力すなわちクランクシャフト32の回転動力は、自動遠心クラッチ45、駆動ギヤ57、被動ギヤ58、ダンパゴム46および変速クラッチ47を介して変速機48に伝達される。
変速機48は、前記クランクシャフト32と平行な軸線を有してクランクケース25で回転自在に支承されるメインシャフト50およびカウンタシャフト51と、選択的な確立を可能としてメインシャフト50およびカウンタシャフト51間に設けられる複数段のギヤ列52とを備える。ケース半体26から突出したカウンタシャフト51の突出端部には駆動スプロケット53が固定されており、後輪WRに同軸に設けられる被動スプロケット54(図1参照)および前記駆動スプロケット53に無端状のチェーン55(図1参照)が巻き掛けられる。
図3を併せて参照して、クランクケース25を構成する一対のケース半体26,27の他方27から突出したクランクシャフト32の他端部は、自動遠心クラッチ45を介して伝動部材としての出力側伝動筒56に接続されており、出力側伝動筒56に設けられた駆動ギヤ57が被動ギヤ58に噛合され、該被動ギヤ58が、メインシャフト50の前記他方のケース半体27からの突出部分に相対回転自在に支承され、この被動ギヤ58は、前記ダンパゴム46を介して変速クラッチ47のクラッチアウタ59に連結される。
前記変速クラッチ47は、ライダーの操作に応じたレリーズカム機構60の作用により、メインシャフト50に結合されるクラッチインナ61および前記クラッチアウタ59間を断・接する多板クラッチであり、該変速クラッチ47を遮断した状態で前記ギヤ列52の選択的な確立が可能となる。前記自動遠心クラッチ45および変速クラッチ47は、前記他方のケース半体27に結合される第2カバー62で覆われる。
自動遠心クラッチ45は、クランクシャフト32と、相対回転を可能としてクランクシャフト32を同軸に囲繞する出力側伝動筒56との間に介設されており、出力側回転部材65と、該出力側回転部材65と同軸の回転軸線を有する入力側回転部材66と、該入力側回転部材66の回転に伴う遠心力の作用に応じて前記出力側回転部材65に摩擦係合してクラッチオン状態となる側に回動することを可能として前記入力側回転部材66に回動可能に支承される複数個の遠心ウエイト67…とを備える。
出力側回転部材65は、椀状に形成されており、一端側に駆動ギヤ57を有してクランクシャフト32を同軸に囲繞する円筒状の出力側伝動筒56の他端部に設けられたフランジ部56aに複数のリベット68…によって結合される。
入力側回転部材66は、椀状である前記出力側回転部材65の開口端に対応した位置で出力側回転部材65と同軸に配置されており、クランクシャフト32に同軸に固定された入力側伝動筒69に溶接される。すなわち入力側回転部材66は入力側伝動筒69を介してクランクシャフト32に連なることになる。
入力側回転部材66の周方向に等間隔をあけた複数箇所たとえば3箇所には、クランクシャフト32と平行な軸線を有する支点ピン70…の基部が固定される。また出力側回転部材65内には、各遠心ウエイト67…に入力側回転部材66とは反対側で対向するリング状の挟持板71と、該挟持板71に関して遠心ウエイト56…と反対側に配置されるリング状の係合板72とが収容されており、前記支点ピン70…は、複数枚の鉄系金属板がそれぞれ積層されて成る遠心ウエイト67…、挟持板71および係合板72に挿通される。さらに各支点ピン70…の先端部には係合板72に係合する止め輪73…が嵌着されており、挟持板71および係合板72間には皿ばね74…が介装される。
また各遠心ウエイト56…の外周には、出力側回転部材65の内周に摩擦係合し得る摩擦材75…が接着され、各遠心ウエイト67…相互間には、出力側回転部材65の内周および前記摩擦材75…の摩擦係合を解除する側に各遠心ウエイト67…を付勢するクラッチばね76…が設けられる。
このような自動遠心クラッチ45では、クランクシャフト32の回転数が所定値以上高くなったときに、各遠心ウエイト67…に作用する遠心力によって、各遠心ウエイト67…をそれらの外周の摩擦板75…を出力側回転部材65の内周に摩擦係合せしめるように回動して入力側回転部材66を出力側回転部材65に接続し、クランクシャフト32から出力側伝動筒56に動力が伝達されることになる。
入力側伝動筒69および出力側伝動筒56間には、エンジンブレーキ時に出力側伝動筒56から入力側伝動筒69に、すなわち後輪WRからクランクシャフト32にバックトルクを伝達し得るようにするためのワンウェイクラッチ80Aが介装される。
図4および図5を併せて参照して、ワンウェイクラッチ80Aは、第1クラッッチ部材であるクラッチアウタ81と、第2クラッチ部材であるクラッチインナ82と、クラッチアウタ81およびクラッチインナ82に摩擦係合することを可能としてクラッチアウタ81およびクラッチインナ82間に配置される複数のローラ83…と、それらのローラ83…をクラッチアウタ81およびクラッチインナ82との摩擦係合を解除する方向に付勢する弾発力を発揮する複数の弾発部材としてのコイルばね84…と、クラッチインナ82の回転に応じた遠心力の作用に応じて前記ローラ83…の位置を制御する可動ウエイト部材85…とを備える。
クラッチアウタ81は、出力側伝動筒56のフランジ部56aに一体に設けられるものであり、クランクシャフト32と同軸の円筒状に形成される。またクラッチインナ82は、その外周をクラッチアウタ81の内周に対向させるようにしてクラッチアウタ81内に同軸に挿入される円筒状のものであり、入力側伝動筒69の外周にスプライン嵌合によって相対回転不能に装着され、入力側伝動筒69の外周に設けられる段部69aおよび前記フランジ部56a間に挟まれる。
クラッチアウタ81の内周は、その全周にわたって同一半径を有するものであるが、その周方向に等間隔をあけた複数箇所たとえば6箇所は第1摩擦係合面86…として機能するものであり、クラッチインナ82の外周には、第1摩擦係合面86…に対向する第2摩擦係合面87…が周方向に等間隔をあけて設けられ、第2摩擦係合面87…は、クラッチアウタ81およびクラッチインナ82の周方向一側に向かうにつれて第1摩擦係合面86…との間の間隔を狭めるように傾斜して形成されており、この実施例では、エンジンEの運転時のクランクシャフト32すなわちクラッチアウタ81の回転方向88に沿う前方側に向かうにつれて第1摩擦係合面86…との間の間隔を狭めるように傾斜して形成される。
ローラ83…は、第1および第2摩擦係合面86…,87…間に配置されるものであり、第1および第2摩擦係合面86…,87…との間の間隔が大きくなる側に向けて各コイルばね84…により弾発付勢される。
ところで各ローラ83…がクラッチアウタ81およびクラッチインナ82から離脱することを阻止するために、クラッチインナ82の軸方向両側には第1および第2サイドプレート89,90が配置されており、クラッチインナ82に関して出力側伝動筒56のフランジ部56aとは反対側に配置される第1サイドプレート89の外周部に係合する止め輪91がクラッチアウタ81の先端側内周に装着される。また第2サイドプレート90は、前記フランジ部56aおよびクラッチインナ82間に配置されて環状に形成される側板部90aと、該側板部90aの周方向に等間隔をあけた複数箇所に略直角に連設されてクラッチアウタ81およびクラッチインナ82間に挿入されるばね受け部90b…と、各ばね受け部90b…および前記側板部90aの外周に略直角に連設される覆い部90c…とを一体に有する。側板部90aの内周はクラッチインナ82に係合されており、第2サイドプレート90はクラッチインナ82とともに回転する。また前記ローラ83…に一端を当接させたコイルばね84…の他端は前記各ばね受け部90b…に当接しており、覆い部90c…は、各コイルばね84…の他端寄りの部分を覆うように形成される。
可動ウエイト部材85…は棒状に形成されており、各可動ウエイト部材85…の基端部を収容する凹部82a…が、出力側伝動筒56のフランジ部56aとは反対側およびクラッチアウタ81側に開放するようにしてクラッチインナ82の周方向複数箇所に設けられており、各可動ウエイト部材85…の基端部は、クラッチインナ82の回転軸線と平行な軸線を有する支持ピン92…でクラッチインナ82に揺動可能に支承される。
而してクラッチインナ82の回転停止状態では、図5の実線で示すように、各可動ウエイト部材85…は、その先端部が各ローラ83…および第2サイドプレート90のばね受け部90b…間に挟まれた位置、すなわち第1および第2摩擦係合面86…,87…間のローラ83…を第1および第2摩擦係合面86…,87…との間の間隔が最も大きな位置に移動させる位置にあり、クラッチインナ82が回転することによる遠心力の作用に応じて各可動ウエイト部材85…は、図5の鎖線で示すように、各コイルばね84…の弾発力に抗して各ローラ83…を第1および第2摩擦係合面86…,87…との間の間隔が狭くなる側に押圧することになる。而して各可動ウエイト部材85…が、図5の鎖線で示すように、クラッチインナ82の半径方向に沿う位置となったときに、各ローラ83…は、クラッチアウタ81が回転方向88に向けて回転するのに応じて第1および第2摩擦係合面86…,87…に摩擦係合し、それによりクラッチアウタ81およびクラッチインナ82間での動力伝達が可能となる。
次にこの第1実施例の作用について説明すると、エンジンEの運転時にクランクシャフト32の回転数が所定値以上高くなったときに、自動遠心クラッチ45のクラッチ作動によってクランクシャフト32から出力側伝動筒56に動力が伝達されることになり、さらにダンパゴム46、動力伝達状態にある変速クラッチ47を、変速機48における複数段のギヤ列52のうち選択されたギヤ列、駆動スプロケット53、チェーン55および被動スプロケット54を介して後輪WRに動力が伝達されることになる。
この際、出力側伝動筒56が回転することによってワンウェイクラッチ80Aのクラッチインナ82も回転方向88に向けて回転しており、遠心力の作用により、各可動ウエイト部材85…はクラッチインナ82の半径方向に沿う位置まで揺動しており、クラッチアウタ81がクラッチインナ82よりも速く回転したときにはクラッチアウタ81およびクラッチインナ82間を接続する状態となっている。
したがってエンジンブレーキ時には、クラッチアウタ81がクラッチインナ82よりも速く回転するのに応じて、ワンウェイクラッチ80Aは出力側伝動筒56からクランクシャフト32にバックトルクを伝達するようにクラッチアウタ81およびクラッチインナ82間を接続することになる。しかもクランクシャフト32の回転数の低下に応じて自動遠心クラッチ45は動力遮断状態となるが、ワンウェイクラッチ80Aは出力側伝動筒56からクランクシャフト32へのバックトルク伝達状態を維持することになり、より低回転域までエンジンブレーキを有効に機能させることができる。
また後輪WRの回転数が低下してクラッチアウタ81よりもクラッチインナ82の回転速度が速くなるとワンウェイクラッチ80Aは動力遮断状態となる。またエンジンEの停止状態でもワンウェイクラッチ80Aは動力遮断状態となり、そのようなエンジン停止状態で後輪WRを取りまわす際に、変速クラッチ47を操作しなくてもエンジンE側の負荷が作用することなしに後輪WRを転動させることができる。
ところでワンウェイクラッチ80Aにあっては、可動ウエイト部材85…がクラッチインナ82に揺動可能に支承されるものであり、可動ウエイト部材85…を支持する専用の部材が不要であり、しかも可動ウエイト部材85…の移動をガイドする必要がないので、構造が簡略化されるとともに、ガイド部分の加工も不要となるので生産性を高めることができる。
また可動ウエイト部材85…は、クラッチインナ82に、該クラッチインナ82の回転軸線と平行な軸線を有する支持ピン92…で揺動可能に支承されるので、クラッチインナ82の加工性向上を図ることができる。
図6および図7は本発明の第2実施例を示すものであり、図6は図3に対応してエンジンの動力伝達系の一部を示した断面図、図7は図6の要部拡大図である。
先ず図6において、クランクシャフト32′の回転動力は、自動遠心クラッチ45′、トルクコンバータ94、駆動ギヤ57′、被動ギヤ58およびダンパゴム46を介して変速機48のメインシャフト50に伝達される。
トルクコンバータ94は、ポンプインペラ98と、該ポンプインペラ98に対置されるタービンランナ99と、ポンプインペラ98およびタービンランナ99間に配置されるステータ100を備える。ポンプインペラ98のハブ97はクランクシャフト32′にボールベアリング96を介して回転自在に支承され、ステータ100のハブ100aに圧入されるスリーブ101が中空のステータ軸102にスプライン結合され、ステータ軸102は一対のニードルベアリング103,104を介してクランクシャフト32′に回転自在に支承される。
タービンランナ99はステータ軸102を同軸に囲繞する中空のタービン軸105に結合されており、ステータ軸102およびタービン軸105間に、ボールベアリング106およびニードルベアリング107が介装される。またタービン軸105に駆動ギヤ57′が一体に形成される。
ステータ軸102には、前記駆動ギヤ57′に隣接する外筒108が一体に設けられ、この外筒108で同軸に囲繞される内筒109が一体に備えるフランジ部109aは、クランクケース25に回転不能に係合される。内筒109およびクランクシャフト32′間にはニードルベアリング110が介装され、内筒109のフランジ部109aおよび外筒108間にはスラストベアリング111が介装され、外筒108および内筒109間にはフリーホイール112が設けられる。
而してポンプインペラ98およびタービンランナ99間でトルクの増幅作用が生じているときには、それに伴う反力を負担するステータ100はフリーホイール112のロック作用によって固定される。また前記トルク増幅作用を終えると、ステータ100は、それが受けるトルク方向の反転によりフリーホイール112を空転させながらポンプインペラ98およびタービンランナ99とともに同一方向に回転することになる。
自動遠心クラッチ45′は、クランクシャフト32′と、トルクコンバータ94におけるポンプインペラ98のハブ97との間に介設されており、出力側回転部材65′と、該出力側回転部材65′と同軸の回転軸線を有する入力側回転部材66′と、該入力側回転部材66′の回転に伴う遠心力の作用に応じて前記出力側回転部材65′に摩擦係合してクラッチオン状態となる側に回動することを可能として前記入力側回転部材66′に回動可能に支承される複数個の遠心ウエイト67…とを備える。
出力側回転部材65′は椀状に形成されており、前記ポンプインペラ98のハブ97に溶接される。また入力側回転部材66′は、椀状である前記出力側回転部材65′の開口端に対応した位置で出力側回転部材65′と同軸に配置されており、クランクシャフト32′に同軸に固定された入力側伝動筒69′に溶接される。すなわち入力側回転部材66′は入力側伝動筒69′を介してクランクシャフト32′に連なることになる。
各遠心ウエイト67′…は、支点ピン70…によって入力側回転部材66′の周方向複数箇所に揺動可能に支承されており、各遠心ウエイト67…相互間には、各遠心ウエイト56…の外周および出力側回転部材65′の内周の摩擦係合を解除する側に各遠心ウエイト67…を付勢するクラッチばね76…が設けられる。
このような自動遠心クラッチ45′では、クランクシャフト32′の回転数が所定値以上高くなったときに、各遠心ウエイト67…に作用する遠心力によって、各遠心ウエイト67…の外周を出力側回転部材65′の内周に摩擦係合せしめるように各遠心ウエイト67…が回動して入力側回転部材66を出力側回転部材65に接続し、クランクシャフト32′からトルクコンバータ94におけるポンプインペラ98のハブ97に動力が伝達されることになる。
トルクコンバータ94におけるポンプインペラ98のハブ97および入力側伝動筒69′間には、エンジンブレーキ時に前記ハブ97から入力側伝動筒69′に、バックトルクを伝達し得るようにするためのワンウェイクラッチ113が介装される。
図7を併せて参照して、ワンウェイクラッチ80Bは、第1クラッッチ部材であるクラッチアウタ114と、第2クラッチ部材であるクラッチインナ115と、クラッチアウタ114およびクラッチインナ115に摩擦係合することを可能としてクラッチアウタ114およびクラッチインナ115間に配置される複数のローラ83…と、それらのローラ83…をクラッチアウタ114およびクラッチインナ115との摩擦係合を解除する方向に付勢する弾発力を発揮する複数の弾発部材としてのコイルばね84…と、クラッチインナ115の回転に応じた遠心力の作用に応じて前記ローラ83…の位置を制御する可動ウエイト部材85…とを備え、第1実施例のワンウェイクラッチ80Aと同様に構成されている。
クラッチアウタ114は、トルクコンバータ94のポンプインペラ98に連なってタービンランナ99を覆うサイドカバー117に溶接されており、クランクシャフト32′と同軸の円筒状に形成される。またクラッチインナ115は、その外周をクラッチアウタ114の内周に対向させるようにしてクラッチアウタ114内に同軸に挿入される円筒状のものであり、トルクコンバータ94におけるタービン軸105にスプライン結合され、該クラッチインナ115の軸方向位置は、タービン軸105に設けられる段部105aと、タービン軸105に装着される止め輪116とで規制される。
クラッチインナ115の軸方向両側には第1および第2サイドプレート89,90が配置されており、第1サイドプレート89の外周部に係合する止め輪91がクラッチアウタ114の内端側内周に装着される。また第2サイドプレート90の内周はクラッチインナ115に係合されており、第2サイドプレート90はクラッチインナ115とともに回転する。またコイルばね84…は、各ローラ83…と、第2サイドプレート90の複数箇所との間に縮設される。
棒状に形成される可動ウエイト部材85…の基端部は、クラッチインナ115の回転軸線と平行な軸線を有する支持ピン92…でクラッチインナ115に揺動可能に支承される。
このようなワンウェイクラッチ80Bでは、クラッチインナ115すなわちタービン軸105が回転することによる遠心力の作用に応じて各可動ウエイト部材85…は、各コイルばね84…の弾発力に抗して各ローラ83…をクラッチアウタ114およびクラッチインナ115に摩擦係合させ得る位置まで移動させることになり、この状態でクラッチアウタ114がクラッチインナ115よりも速く回転するのに応じてローラ83…クラッチアウタ114およびクラッチインナ115に摩擦係合し、それによりクラッチアウタ114およびクラッチインナ115間での動力伝達が可能となる。すなわちトルクコンバータ94においてポンプインペラ98およびタービンランナ99が直結されることになり、ワンウェイクラッチ80Bはトルクコンバータ94のロックアップクラッチとして機能することになる。
この第2実施例によれば、トルクコンバータ94のロックアップ構造をワンウェイクラッチ80Bによってコンパクトに構成し、トルクコンバータ94の小型化を図ることができる。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
たとえば上記各実施例では、ワンウェイクラッチ80A,80Bが、第1クラッチ部材としてのクラッチアウタ81,114から第2クラッチ部材としてのクラッチインナ82,115に動力を伝達するように構成されていたが、第2クラッチ部材から第1クラッチ部材に動力を伝達するようにしたワンウェイクラッチにも本発明を適用することができる。
第1実施例の自動二輪車の一部切欠き側面図である。 エンジンの横断面図である。 図2の要部拡大図である。 図3の4−4線拡大断面図である。 図4の5−5線拡大断面図である。 第2実施例を示すものであり、図3に対応してエンジンの動力伝達系の一部を示した断面図である。 図6の要部拡大図である。
符号の説明
32・・・クランクシャフト
45・・・自動遠心クラッチ
48・・・変速機
56・・・伝動部材としての出力側伝動筒
80A,80B・・・ワンウェイクラッチ
81,114・・・第1クラッチ部材としてのクラッチアウタ
82,115・・・第2クラッチ部材としてのクラッチインナ
83・・・ローラ
84・・・弾発部材としてのコイルばね
85・・・可動ウエイト部材
86・・・第1摩擦係合面
87・・・第2摩擦係合面
94・・・トルクコンバータ
98・・・ポンプインペラ
99・・・タービンランナ
E・・・エンジン

Claims (4)

  1. 第1摩擦係合面(86)を有するとともに軸線まわりに回転可能な第1クラッチ部材(81,114)と、第1クラッチ部材(81,114)の周方向一側に向かうにつれて第1摩擦係合面(86)との間の間隔を狭めるように傾斜して第1摩擦係合面(86)に対向する第2摩擦係合面(87)を有するとともに第1クラッチ部材(81,114)と同軸の軸線まわりに回転可能な第2クラッチ部材(82,115)と、第1および第2摩擦係合面(86,87)に摩擦係合することを可能として前記両摩擦係合面(86,87)間に配置されるローラ(83)と、該ローラ(83)を前記両摩擦係合面(86,87)との間の間隔が大きくなる側に付勢する弾発部材(84)と、第2クラッチ部材(82,115)の回転に応じた遠心力の作用に応じて前記弾発部材(84)の弾発力に対抗する力を前記ローラ(83)に付与することで前記両摩擦係合面(86,87)間での前記周方向に沿う前記ローラ(83)の位置を制御する可動ウエイト部材(85)とを備えるワンウェイクラッチにおいて、前記可動ウエイト部材(85)が、第1および第2クラッチ部材(81,114;82,115)の非接続状態で第2クラッチ部材(82,115)とともに回転する部材もしくは第2クラッチ部材(82,115)に揺動可能に支承されることを特徴とするワンウェイクラッチ。
  2. 第2クラッチ部材(82,115)に、第2クラッチ部材(82,115)の回転軸線と平行な軸線を有する支持ピン(92)で、前記可動ウエイト部材(85)が揺動可能に支承されることを特徴とする請求項1記載のワンウェイクラッチ。
  3. 車両に搭載されるエンジン(E)のクランクシャフト(32)と、該クランクシャフト(32)に自動遠心クラッチ(45)を介して接続されるとともに変速機(48)に接続される伝動部材(56)との間に、伝動部材(56)から前記クランクシャフト(32)側への動力伝達を可能として設けられることを特徴とする請求項1または2記載のワンウェイクラッチ。
  4. トルクコンバータ(94)のポンプインペラ(98)およびタービンランナ(99)を直結可能なロックアップクラッチとして前記ポンプインペラ(98)およびタービンランナ(99)間に設けられることを特徴とする請求項1または2記載のワンウェイクラッチ。
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