JP2005206291A - 把持装置、把持力制御装置および把持装置用駆動装置 - Google Patents

把持装置、把持力制御装置および把持装置用駆動装置 Download PDF

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一雄 藤島
Kunitsugu Tomita
邦嗣 冨田
Keihan Ishii
啓範 石井
Taisuke Ota
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Abstract

【課題】低いコストで把持力の精度を向上できる把持装置、把持力制御装置および把持装置用駆動装置を提供する。
【解決手段】グラップル14のフォーク21,22を開閉するフォークシリンダ30は、シリンダ本体32のボトム側端部(シリンダボトム)32aがバネ40を介して把持装置本体20のシリンダ支持部26に接続されている。これにより、シリンダ本体32がバネ40を介さずに直接把持装置本体20のシリンダ支持部26に接続された場合と比べて、シリンダロッド31のストロークの変動に対する把持力の変動が小さくなる。フォークシリンダ30の負荷圧力を圧力センサで検出して、操作レバーの操作量に応じた把持力となるように、制御ユニットで、把持力をフィードバック制御する。
【選択図】図2

Description

本発明は、液体圧力を動力源として液体圧アクチュエータを駆動して対象物を把持する把持装置に関する。
油圧アクチュエータを用いて対象物を把持する把持装置が知られている。この把持装置で対象物を把持する際の油圧アクチュエータに掛かる負荷圧力を制御する方法として、例えば、アクチュエータに掛かる負荷圧力の微分値とアクチュエータの負荷圧力とを加算した予測値に基づいて圧力制御演算を行い、油圧の振動現象を緩和する方法が提案されている(特許文献1参照)。
特開平11−125206号公報
しかし、この方法では、対象物との接触状態によってアクチュエータの負荷圧力が敏感に応答する。このため、負荷圧力の微分値を正確に検出するには、非常に短いサンプリングタイムで負荷圧力を検出しなければならない。さらに、油圧回路は応答性が悪く、その補償のために、高速高精度な制御装置を供する必要があるため、コストが増大してしまう。
(1) 請求項1の発明による把持装置は、作動流体によって駆動される駆動アクチュエータと、駆動アクチュエータによって開閉運動を行って対象物を把持、開放する把持部材と、駆動アクチュエータの駆動力を把持部材へ伝達する弾性伝達手段とを備えることを特徴とする。
(2) 請求項2の発明は、請求項1に記載の把持装置において、駆動アクチュエータおよび把持部材は、それぞれ把持装置本体に設けられ、弾性伝達手段は、把持装置本体と駆動アクチュエータとの間に設けられて駆動反力を把持装置本体で支持することを特徴とする。
(3) 請求項3の発明による把持力制御装置は、請求項1または請求項2に記載の把持装置と、駆動アクチュエータに供給される作動流体の圧力を検出する検出手段と、検出手段が検出した作動流体の圧力から把持部材の把持力を演算する把持力演算手段と、把持力を設定する把持力設定手段と、把持部材の把持力が把持力設定手段で設定された把持力を越えないように制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
(4) 請求項4の発明は、請求項3に記載の把持力制御装置において、把持装置を操作する操作装置とともに運転席内に設けられ、把持力演算手段が演算した把持装置の把持力を表示する表示手段をさらに備えることを特徴とする。
(5) 請求項5の発明による把持装置用駆動装置は、作動流体によって伸縮駆動され、把持部材を開閉する駆動アクチュエータと、駆動アクチュエータの駆動力を把持部材へ伝達する弾性伝達手段と、弾性伝達手段と並列に接続される減衰手段とを備えることを特徴とする。
(6) 請求項6の発明による把持装置用駆動装置は、作動流体によって伸縮駆動され、把持部材を開閉する駆動アクチュエータと、駆動アクチュエータの駆動力を把持部材へ伝達する空気バネとを備えることを特徴とする。
(1) 請求項1の発明では、駆動アクチュエータの駆動力を弾性伝達手段を介して把持部材に伝達するようにした。これにより、把持部材が把持対象物に接触する前後および接触後における、駆動アクチュエータに供給される作動流体の圧力変動を小さくできる。したがって、駆動アクチュエータの負荷圧力を検出するサンプリングタイムを必要以上に短くすることなく、高価な高速高精度な制御装置を使用せずに対象物を略一定の把持力で把持し続けることが可能となるので、低いコストで把持力の制御精度を向上できる。
(2) 請求項3の発明による把持力制御装置は、把持部材の把持力が把持力設定手段で設定された把持力を越えないように制御するように構成した。これにより、把持対象物に合わせて最大把持力を設定することで、把持対象物を破損することなく把持するように制御できるので、利便性と安全性が高まる。
(3) 請求項5の発明による把持装置用駆動装置は、弾性伝達手段と並列に接続される減衰手段を有する。これにより、弾性伝達手段に起因する振動を防止でき、把持の際の安定性が高まる。
(4) 請求項6の発明による把持装置用駆動装置は、駆動アクチュエータの駆動力を把持部材へ伝達する空気バネを有する。これにより、駆動アクチュエータの駆動力は低い時には、バネ定数が小さいので把持対象物に負担を掛けずに把持できるとともに、駆動アクチュエータの駆動力が高い時には、バネ定数が大きくなり把持対象物を確実に把持できるので、利便性が高い。
図1〜8を参照して、本発明による把持装置を作業車両に適用した一実施の形態を説明する。図1に示すように、油圧ショベルをベースとした作業車両100は、走行体1に旋回体3が旋回可能に取り付けられている。旋回体3の前部には運転室4が取付けられている。運転室4の後方にはエンジン及び油圧ポンプを含む主要駆動装置5が設けられている。
旋回体3には多関節の腕を有するフロント作業機101が取り付けられている。フロント作業機101は、ブームシリンダ11により上下方向に揺動自在に旋回体3に取り付けられたブーム10と、ブーム10に連結されてアームシリンダ13により上下方向に揺動自在に取付けられたアーム12と、アーム12の先端部分に連結されて作業具シリンダ15により上下方向に回動自在に取付けられた作業具であるグラップル14とを有する。
図2(a),(b)にグラップル14の構造を示す。グラップル14は、アーム12の先端に取り付けられる把持装置本体20と、先端側で対象物を把持できるように対向して設けられたフォーク21,22と、フォーク21,22を駆動するフォークシリンダ30とを有する。フォーク21,22は、それぞれの後端の近傍で、把持装置本体20に設けられた回動軸23,24を中心に回動可能に軸支されている。フォーク21とフォーク22とは、それぞれ回動軸23,24の近傍でリンク25を介して接続されている。このリンク25によって、それぞれのフォーク21,22は、回動軸23,24を中心に連動して回動するので、フォーク21,22の先端側の把持部21a,22aで対象物を把持および開放できる。
フォークシリンダ30のシリンダロッド31のロッド先端31aは、フォーク21の後端に設けられているシリンダロッド接続部21bに接続され、シリンダ本体32のボトム側端部(シリンダボトム)32aが弾性伝達手段としてのバネ40を介して把持装置本体20のシリンダ支持部26に接続されている。シリンダ支持部26およびシリンダボトム32aには、バネ40のガイドも兼ねて、シリンダロッド31が伸長されてバネ40が収縮しても、シリンダ支持部26とシリンダボトム32aとが直接衝突しないようにストッパ27,33がそれぞれ設けられている。
シリンダガイド50は、シリンダ支持部26を中心に回動可能に設けられた部材であり、シリンダ本体32を摺動可能に支持している。これにより、シリンダロッド31が伸長されたときにシリンダ支持部26とシリンダロッド接続部21bとを結ぶ直線上からシリンダ本体32が逸脱することを防止している。
図2(a)のようにフォーク21,22が開いている状態で、フォークシリンダ30のボトム室に圧油が供給されると、シリンダロッド31が伸長し、フォークシリンダ30の駆動力(推力)はシリンダロッド接続部21bに作用する。フォークシリンダ30の推力による反力は、シリンダボトム32に接続されたバネ40を介してシリンダ支持部26へ伝達される。これにより、フォーク21は、回動軸23を中心に右旋される。フォーク21の右旋に伴ってリンク25を介してフォーク22は回動軸24を中心に左旋される。したがって、フォーク21,22は閉じる方向に駆動されるので、把持対象物を把持できる。なお、フォークシリンダ30とバネ40とは直列に接続されているので、バネ40は、フォークシリンダ30で発生した推力と等しい圧縮力を受けている。
図2(b)のようにフォーク21,22が閉じている状態で、フォークシリンダ30のロッド室に圧油が供給されると、シリンダロッド31が収縮し、上述の動作とは逆方向にフォーク21,22が駆動されて、把持対象物を開放する。この時、バネ40は引張力を受けている。
従来のグラップルのように、シリンダ本体32がバネ40を介さずに直接把持装置本体20のシリンダ支持部26に接続された場合、グラップルで対象物を把持すると、フォークシリンダの推力がシリンダロッド接続部21bに直接作用するので、硬質で弾力のない把持対象物にフォークが接触する前後ではフォークシリンダの負荷圧力が大きく変動する。すなわち、フォークを徐々に閉じて対象物を把持する際、フォークシリンダの負荷圧力は、フォークが対象物に接触する直前まで低い圧力であるが、フォークが対象物に接触した直後から急上昇する。対象物を把持した状態からフォークを少しでも閉じようとすると、把持力も急激に増大する。逆に、対象物を把持した状態からフォークを少しでも開こうとすると、把持した対象物が脱落してしまう。このため、一定の把持力で対象物を把持し続けるためには、非常に短いサンプリングタイムで負荷圧力を検出し、かつ、フォークシリンダのストロークを正確に制御する必要がある。
これに対して、本実施の形態のグラップル14では、シリンダ本体32がバネ40を介して把持装置本体20のシリンダ支持部26に接続されているので、グラップル14で対象物を把持すると、バネ40のバネ定数kにバネ40の撓み距離△Lを掛けた推力がシリンダロッド接続部21bに作用する。なお、上述のように、この推力はフォークシリンダ30で発生した推力に等しい。対象物の把持力はシリンダロッド接続部21bに作用する推力に基づくものであるが、シリンダロッド31のストロークが多少変動しても、シリンダロッド接続部21bに作用する推力は、バネ定数kにシリンダロッド31のストロークの変動距離を掛けた分だけしか変動しない。すなわち、シリンダ本体32がバネ40を介さずに直接把持装置本体20のシリンダ支持部26に接続された場合と比べて、シリンダロッド31のストロークの変動に対する把持力の変動が小さくなる。したがって、フォークシリンダ30の負荷圧力を検出するサンプリングタイムを必要以上に短くしなくても、対象物を略一定の把持力で把持し続けることが可能となる。また、シリンダロッド31のストローク制御の精度を必要以上に高めなくてもよい。
図3は、作業車両100のフロント作業機101を駆動する油圧回路の概略を示す図である。60は、図示しないエンジンにより駆動されるメインポンプである。61,63,65,66は、それぞれフロント作業機101のブームシリンダ11、アームシリンダ13、作業具シリンダ15、およびフォークシリンダ30への圧油の流れを制御するコントロール弁であり、81,82,83,84は、制御ユニット80を介して各コントロール弁61,63,65,66をそれぞれ制御して各シリンダを操作する操作装置である。67は、フロント作業機101に係る油圧回路の最高圧力を規定するメインリリーフ弁であり、68は、フォークシリンダ30の負荷圧力を検出する圧力センサである。
後に詳述するように、制御ユニット80は、操作装置81,82,83,84の操作量を検出して各コントロール弁61,63,65,66をそれぞれ制御する、すなわち、各コントロール弁61,63,65,66のスプール移動量をそれぞれ制御する制御回路である。また、制御ユニット80は、操作装置84の操作量の他にも、圧力センサ68の検出圧力や把持力設定器(後述)110の設定内容に基づいてコントロール弁66を制御して、フォークシリンダ30で駆動されるグラップル14の把持力を制御する。
操作装置81,82,83,84が操作されると、操作量に応じて制御ユニット80がコントロール弁61,63,65,66のスプールの駆動量を決定してスプールを駆動する。コントロール弁61,63,65,66は、スプールの駆動量に応じた流量でメインポンプ60から吐出された圧油を各シリンダ11,13,15,30へ供給してこれを駆動する。
図4は、操作装置84の構造を示す図である。なお、操作装置81〜83も同じ構造であるので詳細な説明は省略する。操作装置84は、操作レバー84aと、ポテンショメータ84bと、中立復帰バネ84cと、ストッパ84dとを有する。操作レバー84aは、ストッパ84dで規制された操作範囲内で前後方向もしくは左右方向に操作可能であり、操作力が加わってない状態では中立復帰バネ84cによって中立位置に復帰する。ポテンショメータ84bには、不図示の電源から+5Vの電源が接続されるVs端子と、作業車両100の車体に接地されるGND端子と、操作レバー84aの操作量に応じた電圧が出力されるVout端子とが設けられている。Vout端子は、制御ユニット80に接続されている。
図5に、操作レバー84aの操作量と、Vout端子に出力される電圧との関係を図示する。操作レバー84aが中立位置であるとき、Vout端子には電圧V0が出力される。操作レバー84aが中立位置からL方向に操作されると、操作量に応じてVout端子に出力される電圧が上昇する。操作レバー84aがL方向の上限(SLmax)まで操作されると、Vout端子には電圧VLが出力される。同様に、操作レバー84aが中立位置からR方向に操作されると、操作量に応じてVout端子に出力される電圧が下降する。操作レバー84aがR方向の上限(SRmax)まで操作されると、Vout端子には電圧VRが出力される。
図6は、制御ユニット80の構成を示すブロック図である。制御ユニット80は、レバー信号処理部80aと、把持力制御処理演算部80bと、出力指令演算部80cとを有する。操作装置81〜83の各ポテンショメータから出力されたVout端子の電圧は、レバー信号処理部80aに入力される。レバー信号処理部80aでは、入力されたVout端子の電圧に基づいてコントロール弁61,63,65のスプール移動量(速度指令値)を演算して、出力指令演算部80cに出力する。出力指令演算部80cは、入力された速度指令値に基づいて、各コントロール弁61,63,65のスプールを移動させるソレノイドの励磁信号を出力する。
グラップル14の開閉を操作する操作装置84のポテンショメータ84bから出力されたVout端子の電圧も同様に、レバー信号処理部80aに入力される。レバー信号処理部80aでは、入力された操作装置84のVout端子の電圧に基づいて演算したコントロール弁66の速度指令値を把持力制御処理演算部80bに出力する。把持力制御処理演算部80bには、圧力センサ68で検出されたフォークシリンダ30の負荷圧力の信号、および後述する把持力設定器110の各種設定信号も入力される。
把持力制御処理演算部80bは、レバー信号処理部80aで演算されたコントロール弁66の速度指令値と、フォークシリンダ30の負荷圧力と、把持力設定器110の各種設定信号とに基づいてコントロール弁66への指令値を演算して、出力指令演算部80cに出力する。出力指令演算部80cは、入力された指令値に基づいて、コントロール弁66のスプールを移動させるソレノイドの励磁信号を出力する。
図7に示すように、把持力設定器110は、把持力Gの表示、および把持力の最大値(最大把持力Gmax)の設定が可能な設定器であり、作業車両100の運転室4に設けられている。把持力設定器110は、把持力モニタ値インジケータ111と、把持力設定値インジケータ112と、把持力設定スイッチ113a,113bと、力制御ON/OFFスイッチ114と、力制御ON/OFF状態表示ランプ115とを有する。
把持力モニタ値インジケータ111は、グラップル14の実際の把持力Gを表示し、把持力設定値インジケータ112は、設定された最大把持力Gmaxを表示する。最大把持力Gmaxは、把持力設定スイッチ113a,113bを操作することで変更できる。すなわち、把持力設定スイッチ113aが押圧されるたびに最大把持力Gmaxの設定値は上昇し、把持力設定スイッチ113bが押圧されるたびに最大把持力Gmaxの設定値は下降する。なお、グラップル14の把持力Gは、フォークシリンダ30の負荷圧力とフォークシリンダ30のピストン径から算出されるフォークシリンダ30の推力と、シリンダロッド接続部21bや回動軸23の位置などで定まるフォーク21のレバー比とによって求めることができる。
力制御ON/OFFスイッチ114は、グラップル14で対象物を把持する際に、操作レバー84aの操作量に応じた把持力で対象物を把持するようにフォークシリンダ30を制御する(以下、力制御と呼ぶ)か否かを選択するスイッチである。力制御ON/OFFスイッチ114が操作されて、グラップル14を力制御することが選択されると、力制御ON/OFF状態表示ランプ115が点灯する。
―――力制御OFF状態―――
力制御ON/OFFスイッチ114が操作されて、グラップル14を力制御しないことが選択されると、力制御ON/OFF状態表示ランプ115は消灯する。この場合、把持力制御処理演算部80bは、レバー信号処理部80aで演算されたコントロール弁66の速度指令値を、そのままコントロール弁66への指令値として出力指令演算部80cに出力する。出力指令演算部80cは、入力された指令値に基づいて、コントロール弁66のスプールを移動させるソレノイドの励磁信号を出力する。すなわち、フォークシリンダ30は、他の各シリンダ11,13,15と同様に、操作装置84の操作量に応じてコントロール弁66のスプール駆動量が決定されるので、操作装置84の操作量に応じた速度でフォーク21,22が開閉される。
―――力制御ON状態―――
力制御ON/OFFスイッチ114が操作されて、グラップル14を力制御することが選択されると、力制御ON/OFF状態表示ランプ115は点灯する。この場合、把持力制御処理演算部80bは、レバー信号処理部80aで演算されたコントロール弁66の速度指令値と、フォークシリンダ30の負荷圧力と、把持力設定器110の各種設定信号とに基づいて演算したコントロール弁66への指令値を出力指令演算部80cに出力する。すなわち、把持力制御処理演算部80bは、操作装置84の操作内容によって、次のようにコントロール弁66への指令値を演算して、出力指令演算部80cに出力する。
(1) グラップル14で把持するように操作装置84が操作されると、操作レバー84aの操作量に対応する把持力で対象物を把持するように、レバー信号処理部80aで演算されたコントロール弁66の速度指令値を把持力指令値Gsに変換する。そして、フォークシリンダ30の負荷圧力から求められる把持力Gが把持力指令値Gsと等しくなるようにフィードバック制御を行い、指令値を出力指令演算部80cに出力する。操作レバー84aが必要以上に操作されても、把持力Gの上限は最大把持力Gmaxとされる。なお、コントロール弁66の速度指令値を把持力指令値Gsに変換する変換テーブルは、制御ユニット80の不図示のメモリにあらかじめ格納されている。
(2) グラップル14が開放方向に駆動されるように操作装置84が操作されると、把持力制御処理演算部80bは、レバー信号処理部80aで演算されたコントロール弁66の速度指令値を、そのまま指令値として出力指令演算部80cに出力する。
(3) 操作装置84が中立位置では、コントロール弁66のスプールが待機位置となるよう指令値を出力指令演算部80cに出力する。
出力指令演算部80cは、上述した(1)〜(3)のように、把持力制御処理演算部80bから出力された指令値に基づいて、コントロール弁66のスプールを移動させるソレノイドの励磁信号を出力する。これにより、グラップル14で把持する際には力制御されて、操作レバー84aの操作量に対応する把持力で対象物を把持できる。また、グラップル14が開く時は、操作装置84の操作量に応じた速度でフォーク21,22が開く。
―――フローチャート―――
図8は、作業車両100に搭載されたグラップル14の開閉操作の動作を示すフローチャートである。この処理は、制御ユニット80の把持力制御処理演算部80bで実行されるプログラムにより行われる。不図示のエンジンキースイッチがオンされるとこのプログラムが起動される。ステップS1において、制御ユニット80の不図示のメモリにあらかじめ格納されているグラップルの最大把持力を最大把持力Gmaxの初期値として設定するとともに、その最大把持力を把持力設定値インジケータ112に表示してステップS2へ進む。ステップS2において、把持力設定器110の力制御ON/OFFスイッチ114がONであるか否かを判断する。
ステップS2が否定判断されるとステップS3へ進み、力制御は行わずに、レバー信号処理部80aで演算されたコントロール弁66の速度指令値をコントロール弁66への指令値として出力指令演算部80cに出力して、後述するステップS16へ進む。
ステップS2が肯定判断されるとステップS4へ進み、最大把持力Gmaxが変更されたか否かを判断する。これは、把持力設定スイッチ113a,113bが操作されたか否かにより判断される。ステップS4が肯定判断されるとステップS5へ進み、把持力設定スイッチ113a,113bの操作によって変更された把持力設定値を最大把持力Gmaxとして設定する。
ステップS4が否定判断されるかステップS5が実行されるとステップS6へ進む。ステップS6において、フォークシリンダ30の負荷圧力を圧力センサ68で検出してステップS7へ進む。ステップS7において、ステップS6で検出したフォークシリンダ30の負荷圧力に基づいてグラップル14の把持力Gを演算してステップS8へ進む。ステップS8において、ステップS7で演算したグラップル14の把持力Gを把持力設定器110の把持力モニタ値インジケータ111に表示してステップS9へ進む。
ステップS9において、操作装置84の操作方向および操作量を判断する。ステップS9において、操作装置84の操作レバー84aがフォーク21,22を閉じる方向、すなわち把持方向に操作されていると判断するとステップS10へ進み、上述した変換テーブルに基づいて、レバー信号処理部80aで演算されたコントロール弁66の速度指令値を把持力指令値Gsへ変換してステップS11へ進む。ステップS11において、ステップS10で変換した把持力指令値Gsが最大把持力Gmax未満であるか否かを判断する。ステップS11が否定判断されるとステップS12へ進み、把持力指令値Gsを最大把持力Gmaxとする。
ステップS11が肯定判断されるか、ステップS12が実行されるとステップS13へ進み、グラップル14の把持力Gが把持力指令値Gsと等しくなるように、フォークシリンダ30の負荷圧力に基づいて、フィードバック制御した指令値を出力してステップS16へ進む。
ステップS16において、エンジンキースイッチがオフされたか否かを判断する。ステップS16が否定判断されるとステップS2へ戻り、ステップS16が肯定判断されると、本プログラムを終了する。
ステップS9において、操作装置84の操作レバー84aがフォーク21,22を開く方向、すなわち把持とは逆方向に操作されていると判断するとステップS14へ進み、力制御は行わずに、レバー信号処理部80aで演算されたコントロール弁66の速度指令値をコントロール弁66への指令値として出力指令演算部80cに出力して、ステップS16へ進む。
ステップS9において、操作装置84の操作レバー84aが操作されていない、すなわち操作レバー84aが中立状態であると判断するとステップS15へ進み、コントロール弁66のスプールが待機位置となるよう指令値を出力して、ステップS16へ進む。
上述した本実施の形態の作業車両100では、次の作用効果を奏する。
(1) バネ40を介してフォークシリンダ30の推力をフォーク21,22に伝達するようグラップル14を構成した。これにより、フォーク21,22で対象物を把持した際のフォークシリンダ30のストローク変動に対してシリンダロッド接続部21bに作用する推力の変動を、ばねを設けないグラップルに比べて、小さくできる。すなわち、フォーク21,22が対象物に接触する前後および接触後における、フォークシリンダ30に供給される圧油の圧力変動を小さくできる。したがって、フォークシリンダ30の負荷圧力を検出するサンプリングタイムを必要以上に短くしなくても、対象物を略一定の把持力で把持し続けることが可能となる。また、フォークシリンダ30のストローク制御の精度を必要以上に高めなくてもよい。これにより、低いコストで把持装置の把持力の精度を向上できる。
(2) バネ40をシリンダ支持部26とシリンダボトム32aとの間に設置した。これにより、簡便な構造で把持装置の把持力の精度を向上できるので、低コストで耐久性が高い。
(3) 把持力設定器110で設定した最大把持力Gmaxを越えないようにグラップル14による把持力Gを制御ユニット80の把持力制御処理演算部80bで制御するように構成した。これにより、把持対象物に合わせて最大把持力Gmaxを設定することで、把持対象物を破損することなく把持できるので、作業車両100の利便性が高まる。また、作業者が操作レバー84aの操作を誤っても、把持力Gは最大把持力Gmaxを越えないので、把持対象物の破損を防止でき、安全性が高まる。
(4) 把持力設定器110を運転席4に設け、グラップル14の把持力Gを表示するように構成した。これにより、グラップル14による把持力Gをリアルタイムで把握できるとともに、最大把持力Gmaxの設定が容易となる。特に、作業者が把持作業をしながら把持対象物の状態に応じて把持力G、すなわち操作レバー84aの操作量を調節したり、最大把持力Gmaxを設定できるので、作業効率が向上する。
(5) 操作レバー84aの操作量に対応する把持力Gで把持するように、制御ユニット80で把持力Gのフィードバック制御を行うように構成した。これにより、簡単な操作で把持対象物の状態に応じた把持操作ができるので、作業者の習熟期間を短縮できる。
(6) 把持力設定器110に力制御ON/OFFスイッチ114を設けているので、作業状態に応じてグラップル14の把持力の制御方法を変更でき、利便性が高い。
―――変形例―――
(1) 上述の説明では、図9(a)に示すように、弾性伝達手段としてのバネ40をシリンダ支持部26とシリンダボトム32aとの間に設けているが、本発明はこれに限定されず、様々に変形できる。例えば、図9(b)に示すように、シリンダロッド31の先端31aにバネ40の一端を接続し、バネ40の他端を、シリンダロッド接続部21bに接続してもよい。
また、図9(c)および図10(a)、(b)に示すように、シリンダロッド31のロッド先端31aとフォーク122との間に回動軸23を中心に回動可能なリンク121を設け、同じく回動軸23を中心に回動可能なフォーク122とリンク121との間にフォークシリンダ30の駆動力を伝達するバネ123を設ける構造としてもよい。
(2) 上述の説明では、グラップル14に用いるバネ40のバネ定数kについて特に言及していないが、バネ定数kはグラップル14の用途に応じて様々な値のものを用いることができる。なお、バネ定数kは一定でなくてもよく、バネ40の撓み距離△Lによってその値が変化するものであってもよい。
(3) 弾性伝達手段は、金属の弾性を利用したバネ40,123に限らない。ゴム等のエラストマーの弾性力を用いてもよく、図9(d)に示すように、空気バネ140でもよい。弾性伝達手段に空気圧シリンダと同等の構造を有する空気バネを用いた場合、空気バネの縮み量が大きいほどバネ定数kが大きくなる。したがって、フォークシリンダ30が低荷重の時には、バネ定数が小さいので把持対象物に負担を掛けずに把持できるとともに、フォークシリンダ30が高荷重の時には、バネ定数が大きくなり把持対象物を確実に把持できるので、利便性が高い。また、図9(e)に示すように、フォークシリンダ30へ供給される油圧配管の途中に、圧油の圧力を緩衝できる緩衝器150を設けてもよい。
(4) 図9(f)に示すように、バネ40と並列に減衰手段(ダンパ)160を設けてもよく、図9(g)に示すようにバネ40およびフォークシリンダ30と並列にダンパ160を設けてもよい。これによって、フォーク21,22の余計な振動を防止して、把持の際の安定性を高められる。
(5) 上述の説明では、グラップル14の駆動源としてフォークシリンダ30を用いているが本発明はこれに限定されない。フォークシリンダ30のような直動型シリンダに限らず、例えば、ロータリアクチュエータを用いてもよい。また、作動流体は石油系作動油や合成作動油の他、水−グリコール系作動油のような難燃性作動油であってもよい。
(6) 上述の説明では、グラップル14の開閉を操作する操作装置84から出力されたVout端子の電圧は、一旦、レバー信号処理部80aに入力された後、コントロール弁66の速度指令値に変換されて、把持力制御処理演算部80bに出力されているが、本発明はこれに限定されない。例えば、操作装置84から出力されたVout端子の電圧が、直接、把持力制御処理演算部80bに入力されるようにして、把持力制御処理演算部80bにおいて、Vout端子の電圧からコントロール弁66への指令値を演算して出力するようにしてもよい。
(7) 上述の説明では、力制御することが選択されると、把持力指令値Gsが最大把持力Gmax未満であれば、常に実際の把持力Gが把持力指令値Gsと等しくなるようにフィードバック制御を行っていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、把持力Gが最大把持力Gmaxを越える場合のみ、把持力Gが最大把持力Gmaxとなるように制御するようにしてもよい。
(8) 上述の説明では、力制御ON/OFFスイッチ114は、把持力設定器110に設けているが、本発明はこれに限定されない。例えば、操作レバー84aに力制御ON/OFFスイッチ114を設けてもよく、運転席4の他の場所に設けてもよい。
(9) 上述した各実施の形態および変形例は、それぞれ組み合わせてもよい。
以上の実施の形態および変形例において、たとえば、駆動アクチュエータはフォークシリンダ30に、把持部材はフォーク21,22に、弾性伝達手段はバネ40,123に、検出手段は圧力センサ68にそれぞれ対応する。把持力演算手段および制御手段は把持力制御処理演算部80bに、把持力設定手段および表示手段は把持力設定器110にそれぞれ対応する。さらに、本発明の特徴的な機能を損なわない限り、本発明は、上述した実施の形態における機器構成に何ら限定されない。
本発明による把持装置を搭載する作業車両100の側面図である。 グラップル14の構造を示す図であり、(a)は、フォーク21,22が開いた状態を示し、(b)は、フォーク21,22が閉じた状態を示す。 作業車両100のフロント作業機101を駆動する油圧回路の概略を示す図である。 操作装置84の構造を示す図である。 操作レバー84aの操作量と、Vout端子に出力される電圧との関係を示す図である。 制御ユニット80の構成を示すブロック図である。 把持力設定器110を示す図である。 作業車両100に搭載されたグラップル14の開閉操作の動作を示すフローチャートである。 本発明の変形例を示す図である。 本発明の変形例を示す図である。
符号の説明
4 運転席
10 ブーム 11 ブームシリンダ
12 アーム 13 アームシリンダ
14 グラップル 15 グラップルシリンダ
20 把持装置本体 21,22,122 フォーク
21a,22a 把持部 21b シリンダロッド接続部
23,24 回動軸 25,121 リンク
26 シリンダ支持部 27,33 ストッパ
30 フォークシリンダ 31 シリンダロッド
31a ロッド先端 32 シリンダ本体
32a シリンダボトム 40,123 バネ
61,63,65,66 コントロール弁 68 圧力センサ
80 制御ユニット 80a レバー信号処理部
80b 把持力制御処理演算部 80c 出力指令演算部
81,82,83,84 操作装置 100 作業車両
101 フロント作業機 110 把持力設定器
140 空気バネ 160 ダンパ

Claims (6)

  1. 作動流体によって駆動される駆動アクチュエータと、
    前記駆動アクチュエータによって開閉運動を行って対象物を把持、開放する把持部材と、
    前記駆動アクチュエータの駆動力を前記把持部材へ伝達する弾性伝達手段とを備えることを特徴とする把持装置。
  2. 請求項1に記載の把持装置において、
    前記駆動アクチュエータおよび前記把持部材は、それぞれ把持装置本体に設けられ、前記弾性伝達手段は、前記把持装置本体と前記駆動アクチュエータとの間に設けられて駆動反力を前記把持装置本体で支持することを特徴とする把持装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の把持装置と、
    前記駆動アクチュエータに供給される前記作動流体の圧力を検出する検出手段と、
    前記検出手段が検出した前記作動流体の圧力から前記把持部材の把持力を演算する把持力演算手段と、
    前記把持力を設定する把持力設定手段と、
    前記把持部材の把持力が前記把持力設定手段で設定された把持力を越えないように制御する制御手段とを備えることを特徴とする把持力制御装置。
  4. 請求項3に記載の把持力制御装置において、
    前記把持装置を操作する操作装置とともに運転席内に設けられ、前記把持力演算手段が演算した前記把持装置の把持力を表示する表示手段をさらに備えることを特徴とする把持力制御装置。
  5. 作動流体によって伸縮駆動され、把持部材を開閉する駆動アクチュエータと、
    前記駆動アクチュエータの駆動力を前記把持部材へ伝達する弾性伝達手段と、
    前記弾性伝達手段と並列に接続される減衰手段とを備えることを特徴とする把持装置用駆動装置。
  6. 作動流体によって伸縮駆動され、把持部材を開閉する駆動アクチュエータと、
    前記駆動アクチュエータの駆動力を前記把持部材へ伝達する空気バネとを備えることを特徴とする把持装置用駆動装置。
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