JP2010037036A - 作業機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】作業機械の足場環境が悪い場合にも、把持物を、円滑かつ安全に把持し移動することができる作業機械を提供する。
【解決手段】フロント作業腕101の先端に設けた把持装置10によって対象物を把持移動させる作業機械において、把持すべき対象物の重量及び材質を検出し、それに応じて把持装置10の最適な把持力、及びフロント作業腕101の動作速度を演算し、この演算値に基づいて、把持装置10による対象物の把持力、
及び対象物を把持したフロント作業腕101の動作速度を制御する制御ユニット22を備える。
【選択図】図6

Description

本発明は、廃棄物等の対象物を把持する作業機械に係り、特に建設系廃棄物処理における不定形の廃棄物を把持することができる作業機械に関する。
ビル等の解体においては、例えば、コンクリート塊や鋼材のようなある程度大きな力で掴んでも割れることがない廃棄物や、木材やプラスティックのような強い力で掴んでしまうと破壊してしまう廃棄物が混在して排出される。
これらの廃棄物はリサイル可能な物とそうでない物とに分別されるが、この分別作業は、例えば、油圧ショベルにおけるフロント作業機の先端に装設したバケットを、小割り機,グラップル等の把持装置に交換した作業機械によって行われている。
この作業機械による把持装置によって、前述した各種の廃棄物を把持するに際して、作業中に、把持対象物が変わる場合には、把持対象物に応じてオペレータが把持力を設定できるようするものがある(例えば、特許文献1参照。)。
特開2005−206291号公報
しかしながら、上記の作業機械による作業現場は、解体されるビルの階上やスクラップヤードであったりして、足場が悪くまた狭隘な現場であることが多い。このような現場において、作業機械の把持装置で例えば、コンクリート塊を適当な場所に移動しようとする場合、その塊が非常に重い重量であったりすると、それを支える作業機械の車体もコンクリート塊や足場の影響により、大きくバランスを崩す場合がある。特に、ビルの階上で作業をする場合は、階下へ通じる穴等があるため、機械がバランスを崩して作業することは非常に危険が伴う。また、把持物の把持移動の途中で把持力が緩んで、把持物を地面に落下させると、大きな騒音や振動が生じ、また周囲の作業員にも危険が伴う。更に、把持物を地面に落下させた場合、把持物が破損し粉々になることがある。この場合、その回収作業に多大な時間と労力を要してしまうという憾みがある。
本発明は、上述の事柄に基づいてなされたもので、作業機械の足場環境が悪い場合にも、把持物を、円滑かつ安全に把持し移動することができる作業機械を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、第1の発明は、走行体と、この走行体上に設けた旋回体と、この旋回体に装設され、操作レバーの操作信号により作動する多関節型のフロント作業腕と、このフロント作業腕の先端に設けられ、操作レバーの操作信号により作動する把持装置を備え、この把持装置によって対象物を把持移動させる作業機械において、前記把持装置によって把持された対象物の荷重を計測する荷重検出装置と、前記対象物を撮像する撮像装置と、前記把持装置の把持力を制御する把持力制御装置と、前記撮像装置からの撮像を取込み、前記対象物の性状を演算する対象物性状演算手段と、前記荷重検出装置からの検出信号を取込み、前記対象物の重量を演算する対象物重量演算手段と、前記対象物性状演算手段によって演算された前記対象物の材質及び前記対象物重量演算手段によって演算された前記対象物の重量値より前記フロント作業腕の最大動作速度と前記把持装置による把持力を演算するハンドリング計画演算手段と、前記ハンドリング計画演算手段によって演算された最大動作速度内に前記フロント作業機の動作速度を制限するように前記操作レバーの指令信号を出力する信号生成演算手段と、前記ハンドリング計画演算手段によって生成された最大把持力内に前記把持装置による最大の把持力を制限するように前記把持力制御装置に把持力指令信号を出力する把持力制御演算手段とを有する制御ユニットとを備える。
また、第2の発明は、第1の発明において、前記対象物性状演算手段は、画像ピックアップ器により選定された一点の画像上の座標値より前記作業機械を中心とした三次元座標系における座標値を演算するとともに、撮像の色彩により前記対象物の材質を演算する。
更に、第3の発明は、第2の発明において、前記ハンドリング計画演算手段は、前記対象物性状演算手段からの対象物の位置座標値に基づいて前記把持装置の最適な移動軌跡、移動速度を演算する移動軌跡演算部と、前記対象物性状演算手段によって演算された前記対象物の材質と前記対象物重量演算手段によって演算された前記対象物の重量値とを予め記憶した特性線に照合して、前記対象物に対する前記フロント作業腕の最大動作速度と前記把持装置による把持力を演算する把持操作演算部とを備える。
また、第4の発明は、第3の発明において、前記信号生成演算手段は、自動動作指示スイッチからの指令信号に基づいて、前記ハンドリング計画演算手段の移動軌跡部で演算した前記把持装置における前記対象物への最適な移動軌跡、移動速度を、前記フロント作業腕にその動作指令信号として出力する。
本発明によれば、把持すべき対象物の重量及び材質を検出し、それに応じて把持装置の最適な把持力、及びフロント作業腕の動作速度を演算し、この演算値に基づいて、把持装置及びフロント作業腕を制御するようにしたので、不意に誤って過度に操作レバーを操作することにより車体が振動して把持物を落下させたり、操作レバーの過大な操作により動的なバランスを崩して車体が傾いてしまうことを防止することができ、また、把持対象物の無用な破壊を防止することができる。その結果、対象物の移送作業時の安全性がさらに向上し、また、把持対象物の把持仕分け作業の効率も向上する。
以下、本発明の作業機械の実施の形態を図面を用いて説明する。
図1乃至図8は、本発明の作業機械の一実施の形態を示すもので、図1は本発明の作業機械の一実施の形態を示す正面図、図2は図1に示す本発明の作業機械の一実施の形態を構成する把持装置の正面図、図3は図1に示す本発明の作業機械の一実施の形態を構成する制御回路図、図4は本発明の作業機械の一実施の形態に用いられる操作レバー及び指令信号発生装置の構成を示す図、図5は本発明の作業機械の一実施の形態に用いられる操作レバーのレバー操作量と指令信号発生装置から出力される信号の関係を示す特性図、図6は図1に示す本発明の作業機械の一実施の形態を構成する制御ブロック図、図7は図1に示す本発明の作業機械の一実施の形態を構成する制御回路に用いられる把持物重量に対する最大レバー信号及び最大把持力との関係を示す特性図、図8は図1に示す本発明の作業機械の一実施の形態を構成する表示モニタの表示例図である。
図1において、作業機械100においては、油圧ショベルをベースとしたもので、その走行体1には旋回体2が旋回可能に取り付けられている。旋回体2の前部には運転室3が取り付けられている。運転室3の後方にはエンジンおよび油圧ポンプを含む主要駆動装置4が設けられている。
旋回体2の前部には、多関節の腕を有するフロント作業腕101が取り付けられている。フロント作業腕101は、ブームシリンダ5により上下方向に揺動自在に旋回体2に取り付けられたブーム6と、ブーム6に連結されてアームシリンダ7により上下方向に揺動自在に取り付けられたアーム8と、アーム8の先端部分に連結されて作業具シリンダ9により上下方向に回動自在に取り付けられた作業具であるグラップル等の把持装置10とを有している。
旋回体2には、作業機100の前方及び作業機100の前方に存在する廃棄物等の把持物Aの形状、位置、姿勢を画像処理によって検出するカメラ70が設置されている。このカメラ70は、運転室3内の操作器によって上下、左右、旋回動可能である。
上述した把持装置10の構成を図2を用いて説明する。
把持装置10は、アーム8の先端に取り付けられる把持装置本体110と、先端側で対象物を把持できるように対向して設けられた把持爪111,112と、把持爪111,112を駆動するシリンダ113とを有する。把持爪111,112は、それぞれの後端を回動軸114,115を中心に回動可能に把持装置本体110に軸支されている。把持爪111と把持爪112とは、それぞれ回動軸114,115の後端近傍でリンク116を介して連結されている。このリンク116によって、それぞれの把持爪111,112は、回動軸114,115を中心に連動して回動するので、把持爪111,112の先端部で把持対象となる把持物Aを把持および開放することができる。
次に、図1に示す本発明の作業機械の一実施の形態を構成する制御回路図を図3を用いて説明する。
図3において、図1と同符号のものは同一部分である。11は旋回体2駆動用の油圧モータ、12は右側の走行体1駆動用の油圧モータ、13は左側の走行体1駆動用の油圧モータである。
14〜19、51はそれぞれアーム操作用のシリンダ7、ブーム操作用のシリンダ5,把持装置操作用のシリンダ9、旋回体2駆動用の油圧モータ11,右側の走行体1駆動用の油圧モータ12、左側の走行体1駆動用の油圧モータ13、把持装置開閉用のシリンダ113を駆動制御する流量制御弁で、これらの流量制御弁14〜19、51は電気信号によって操作され、油圧ポンプ20からの上記の各油圧機器に供給される圧油を切り換える。21はリリーフ弁である。
22はフロント作業腕101及び把持装置10を制御する制御ユニットである。23〜28、45はそれぞれアーム操作用のシリンダ7、ブーム操作用のシリンダ5、把持装置操作用のシリンダ9、走行体1駆動用の油圧モータ12、13、把持装置開閉用のシリンダ113を操作する操作レバーである。29〜34、44はそれぞれ操作レバー23〜28、45の操作信号を電気信号に変換して出力する指令信号発生装置で、これらの指令信号発生装置29〜34、44からの操作レバー信号は、制御ユニット22に出力される。
41、42はブーム操作用のシリンダ5のボトム及びロッド部の圧力を検出する圧力センサである。43a、43b、43cは、フロント作業腕101にそれぞれ設けたブーム角度センサ、アーム角度センサ、把持装置角度センサである、これらのセンサで検出された角度信号は、制御ユニット22に出力される。52は表示器で、この表示器52には、圧力センサ41、42による検出値とブーム角度センサ43a、アーム角度センサ43b、把持装置角度センサ43cの検出値に基づいて制御ユニット22内の重量演算手段(後述する)にて演算される把持物の重量値、及び後述する把持物性状演算手段による判定結果、例えば、把持物の材質、把持重量、把持力、フロント作業腕101の動作速度等を表示する。53は制御ユニット22内の把持重量演算手段(後述する)にて演算した重量値に応じて吹鳴するブザー、60は把持装置10の把持力を制御する把持制御装置である。
次に、前述した操作レバー23〜28、45及びその指令信号発生装置29〜34、44の構造の概略を図4を用いて説明する。
筐体80内には、操作グリップ81を付設した操作レバー82が回動可能に設けられている。操作レバー82の中心軸には、これと同軸に回転式のポテンショメータ83が配されている。操作レバー82のレバー操作量は、操作レバー82の回動に応じてポテンショメータ83の信号が上下することにより検出される。また、筐体80内には、操作レバー82を中立位置に復帰させるばね84が備えられ、操作レバー82を操作していないときは中立の状態に復帰する。また、筐体80内には、操作レバー82の左右方向の移動上限を規定するストッパ85が設けられている。
上述した操作レバー23〜28、45のレバー操作量と指令信号発生装置29〜34、44から出力される信号の関係を図5より説明する。
操作レバー82が中立の場合には、指令信号発生装置29〜34、44は、電圧V0を出力する。一方、操作レバー82が一方の最大操作量であるSLmaxだけ操作されると、電圧VLが、他方の最大操作量であるSRmaxだけ操作されると、電圧VRを出力する。
次に、前述した制御ユニット22の構成を、図6を用いて説明する。この図6において、図1乃至図3に示す符号と同符号のものは、同一部分であるので、その詳細な説明は省略
する。
制御ユニット22は、把持重量演算手段220、把持物性状演算手段221、ハンドリング計画演算手段222、信号生成演算手段223、把持力制御演算手段224、ブザー出力部225、及び表示出力部226を備えている。
把持重量演算手段220は、ブーム角度センサ43a、アーム角度センサ43b、把持装置角度センサ43cの検出値、及びブームボトム圧センサ41、ブームロッド圧センサ42の検出値を取り込み、予めその記憶部に記憶した旋回体2からのブーム6、アーム9、把持装置10の長さ寸法、モーメント式に基づいて、把持装置10によって把持している対象物Aの重量を演算する。
把持物性状演算手段221は、カメラ70から画像信号と、運転室3に設置された画像ピックアップ器71によって、映し出された映像上の選定された画像上の座標値からの信号を取込み、把持装置10によって把持しようとする把持物Aの材質、形状、位置、姿勢等の性状を演算する。
把持物性状演算手段221での把持物Aの把持材質は、例えば、カメラ70から画像信号の色彩と予め記憶した例えばコンクリート、鋼材、アルミなどの軽金属、木材、プラスチックの色彩とを照合することにより、例えばコンクリート、鋼材、アルミなどの軽金属、木材、プラスチックであるかを演算する。また、把持物性状演算手段221での把持物Aの形状、姿勢は、例えば、カメラ7からの映像信号を処理することにより、演算する。更に、把持物性状演算手段221での把持物Aの位置は、三次元座標変換器により、画像ピックアップ器71によって選定された一点の画像上の座標値を、作業機械100を中心とした三次元座標系における座標値として演算する。
ハンドリング計画演算手段222は、把持物性状演算手段221で演算された把持物Aの把持材質毎の操作レバー23〜28、45の最大レバー信号と把持力を演算する把持操作演算手段222Aと、把持物性状演算手段221によって演算された把持物Aの形状、位置、姿勢等の性状の情報を取り込み、把持装置10の移動軌跡を演算する移動軌跡演算手段222Bとを備えている。
把持操作演算手段222Aは、対象物Aの把持材質毎の操作レバー23〜28、45の最大レバー信号と把持力を演算するために、図7に示すような各対象物Aの把持物重量に対応した特性線を記憶する記憶部を有している。例えば、図7の(a)は、把持物がコンクリートの場合における最大レバー信号と把持力を、図7の(b)は、把持物が鋼材の場合における最大レバー信号と把持力を、図7の(c)は、把持物が軽金属の場合における最大レバー信号と把持力を、図7の(d)は、把持物が木材の場合における最大レバー信号と把持力を、図7の(e)は、把持物がプラスチックの場合における最大レバー信号と把持力を示している。なお、これらの図における実線は、最大レバー信号の特性線であり、点線は、把持力の特性線である。
把持操作演算手段222Aは、把持重量演算手段220で演算された把持物重量値と、把持物性状演算手段221で演算されたコンクリート、鋼材、軽金属、木材、プラスチック等の把持物の材質とを、図7に示す特性線に照合する手順により、対象物Aの把持材質毎の操作レバー23〜28、45の最大レバー信号と把持力を演算する。
移動軌跡演算部222Bは、把持物性状演算手段221で演算された把持物Aの作業機械100を中心とした三次元座標系における座標値を取込み、把持装置10を対象とする把持物Aへの最適な移動軌跡を演算する。
信号生成手段223は、操作レバー23〜26からの操作レバー信号と、自動動作指示スイッチ72からの信号と、ハンドリング計画演算手段222による演算結果からの信号に応じて流量制御弁14〜17への出力信号を生成する。
把持力制御演算手段224は、ハンドリング計画演算手段222で演算された把持力が最大把持力値となる制御信号を演算し、この制御信号を把持力制御装置60への指令信号として出力する。把持力制御装置60は、例えば、把持装置開閉用のシリンダ113の圧力検出器からの検出信号と、把持力制御装置60からの指令信号とが一致するように、把持装置開閉用のシリンダ113への圧油給排用の把持力制御弁61を制御する。
ブザー出力部225は、運転室3内に配置され、信号生成手段223からの信号に基づいて、把持作業時における把持重量が、作業機械100の機械性能の限界付近の重量であった場合にブザー53を吹鳴して操作者に注意を促し、作業時の安全性を高める。
表示出力部226は、図8に示すように、表示モニタ52に、カメラ70で撮像した画像52aの信号V、把持物Aの材質52bの信号W、把持重量52cの信号X、把持力の大中小の度合52dの信号Y、及びフロント作業腕101の通常、低速、微速の度合52eの信号Zを出力する。
次に、上述した本発明の作業機械の一実施の形態の動作を、特に図6及び図7を用いて説明する。
まず、把持物性状演算手段221において、カメラ70と画像ポイント指示器71とからの信号を取込み、把持装置10によって把持しようとする把持物Aの材質、形状、位置、姿勢等の性状を演算する。把持物性状演算手段221によって演算された把持物Aの形状、位置、姿勢の情報は、ハンドリング計画演算手段222の移動軌跡演算部222Bに出力される。ハンドリング計画演算手段222の移動軌跡演算部222Bは、把持物Aの形状、位置、姿勢の情報に基づいて、把持装置10が把持すべき把持物Aに対する最適な移動軌跡、動作速度を得るための演算値を演算する。この把持装置10の最適な移動軌跡、動作速度の演算値は、信号生成演算手段223に出力される。また、把持物性状演算手段221は、把持物Aの材質がコンクリート、鋼材、軽金属、木材、プラスチック等であるかを演算している。
この状態で、信号生成演算手段223に、自動動作指令スイッチからの自動動作指令信号が入力されると、信号生成演算手段223は、ハンドリング計画演算手段222の移動軌跡演算部222Bで演算された把持装置10の最適な移動軌跡、動作速度の演算値に基づいて、アーム操作用のシリンダ7、ブーム操作用のシリンダ5,把持装置操作用のシリンダ9の流量制御弁14〜17を制御して、フロント作業腕101を動作させる。これにより、フロント作業腕101の先端の把持装置10は、目標する把持物Aに自動位置決めされる。この位置決め動作は終了すると、把持装置10の自動軌跡移動動作は解除される。
ここで、自動動作指示がされている場合の動作条件としては、次の条件が揃った場合に設定されている。
(1)前回の把持物の把持に至るまでの自動動作が終了していること。
(2)画像ポイント指示器71により、カメラ画像の一点が指示されていること。
(3)自動動作指示スイッチ72がONであること。
次に、図3に示す把持装置開閉用のシリンダ113を操作する操作レバー45によって、把持物Aを把持すると共に、操作レバー23〜26を操作して、フロント作業腕101を動作させ、把持物Aを地切りさせる。
このときのブーム角度センサ43a、アーム角度センサ43b、把持装置角度センサ43c、ブームボトム圧センサ41、及びブームロッド圧センサ42の検出値が、把持重量演算手段220に入力される。把持重量演算手段220は、これらの検出信号に基づいて把持物Aの重量を演算する。
次に、ハンドリング計画演算手段222の把持操作演算部222Aは、把持重量演算手段220で演算された把持物Aの重量値と、把持物性状演算手段221で演算された把持物Aの材質の例えば、コンクリート、鋼材、軽金属、木材、プラスチック等の情報とを取込み、この入力情報を図7に示す特性図に参照して、把持物Aの特定した材質に対応した把持力と操作レバーの最大レバー信号を演算する。
例えば、把持物Aがコンクリートであり、その重量が大きい場合には、図7の(a)の点線の右側に示すように、操作レバーの操作量は、フロント作業腕101が微速となるような最大レバー信号が選択され、また、把持装置10による把持力は、図7の(a)の実線の右側に示すように、大きな把持力値が演算される。また、把持物Aがコンクリートであり、その重量が小さい場合には、図7の(a)の点線の左側に示すように、操作レバーの操作量は、フロント作業腕101が高速となるような最大レバー信号が選択され、また、把持装置10による把持力は、図7の(a)の実線の左側に示すように、小さな把持力値が演算される。
図7の(b)に示すように把持物Aが鋼材の場合、図7の(c)に示すように把持物Aが軽金属の場合、図7の(d)に示すように把持物Aが木材の場合、図7の(e)に示すように把持物Aがプラスチックの場合にも、各特性線に基づいて、フロント作業腕101を動作させる最大レバー信号、及び把持装置10による把持力が選択される。
例えば、把持装置10によって把持される把持物Aが、大重量のコンクリートである場合、ハンドリング計画演算手段222の把持操作演算部222Aによって演算された把持力値が、把持力制御演算手段224を介して把持力制御装置60に出力されるので、把持力制御装置60は、把持装置10の把持力を、演算された大きな把持力に制御する。また、フロント作業腕101は、信号生成演算手段223からの微速信号によって移動制御される。すなわち、把持物Aの重量が大きい場合は、操作レバー信号を小さくしてフロント作業腕101の動作速度を落として、ゆっくりと作業を行うよう制御される。
この結果、作業機械100が足場影響が悪い現場に設置された状態で、大重量のコンクリートを他の位置に移動させるハンドリング作業を実行する場合においても、作業機械100はバランスを崩すことなく、大重量のコンクリートを他の位置に移動させることができる。
また、プラスチックの把持物Aをハンドリングする場合には、把持装置10は把持物Aのプラスチックを破砕させることなく把持し、フロント作業腕101によって、把持装置10を通常の速度で移送することができる。
なお、上記のハンドリング作業中、表示モニタ52には、把持物の重量が表示されて、操作者に把持重量を教示し、かつ把持物が非常に重く、把持するにおいて機械性能の限界付近の重量であった場合は、ブザー53を吹鳴して操作者に注意が促され、作業時の安全性が高められている。また、表示モニタ52には、ハンドリング計画演算手段222からの把持力値も表示されるようになっている。
上述した本発明の実施の形態によれば、把持物の重量及び材質、形状、位置、姿勢を検出し、それに応じて把持物の把持に至るまでの把持装置の最適な動作軌跡と把持姿勢、及び最適なフロント作業腕を最適な動作速度に制御でき、さらに把持力も制御するようにしたので、例えば、足場環境が悪い現場での作業により、不意に誤って過度に操作レバーを操作をすることにより、作業機械の車体が振動して把持物を落下させたり、操作レバーの過大な操作により、動的なバランスを崩して作業機械が傾いてしまうことを防止することができ、また、把持物の無用な破壊を防止することができる。
その結果、例えば廃棄物等の把持物を効率良くハンドリングすることができ、また、把持物を破損させることもないので、破砕粉砕した把持物の回収作業も不要になり、把持物を、円滑かつ安全に把持し移動することができ、その作業時の安全性を更に向上させ、また作業効率を向上させることができる。
なお、上述の実施の形態において、把持装置10として、グラップルを例として説明したが、マグネットを用いたリフティングマグネット仕様機やコンクリート等の小割り機、ログフォークのような掴み具やその他種々のものにも、本発明を適用することができる。また、フロント作業機の角度を演算するためのブーム角、アーム角、グラップル角をそれぞれの検出値を用いて検出するように構成したが、フロント作業機の各フロント部材に傾斜角センサを備えて角度を検出するよう構成してもよい。また、把持物の材質を、図7に示すように、コンクリート、鋼材、アルミなどの軽金属、木材、プラスティックに特定したが、さらに他の材質を増やしてもよいし、場合によっては減らすことも可能である。
また、上述の実施の形態において、把持重量演算手段220と把持材質演算手段221を、制御ユニット22に設けたが、それぞれ制御ユニット22の外部に別途設置してもよい。また、把持物Aの把持重量を演算する把持重量演算手段220の代わりに、把持装置10に荷重検出器を設けることも可能である。
本発明の作業機械の一実施の形態を示す正面図である。 図1に示す本発明の作業機械の一実施の形態を構成する把持装置の正面図である。 図1に示す本発明の作業機械の一実施の形態を構成する制御回路図である。 本発明の作業機械の一実施の形態に用いられる操作レバー及び指令信号発生装置の構成を示す図である。 本発明の作業機械の一実施の形態に用いられる操作レバーレバー操作量と指令信号発生装置から出力される信号の関係を示す特性図ある。 図1に示す本発明の作業機械の一実施の形態を構成する制御ブロック図である。 図1に示す本発明の作業機械の一実施の形態を構成する制御回路に用いられる把持物重量に対する最大レバー信号及び最大把持力との関係を示す特性図である。 図1に示す本発明の作業機械の一実施の形態を構成する表示モニタの表示例図である。
符号の説明
100 作業機械
101 フロント作業腕
10 把持装置
22 制御ユニット

Claims (4)

  1. 走行体と、この走行体上に設けた旋回体と、この旋回体に装設され、操作レバーの操作信号により作動する多関節型のフロント作業腕と、このフロント作業腕の先端に設けられ、操作レバーの操作信号により作動する把持装置を備え、この把持装置によって対象物を把持移動させる作業機械において、
    前記把持装置によって把持された対象物の荷重を計測する荷重検出装置と、
    前記対象物を撮像する撮像装置と、
    前記把持装置の把持力を制御する把持力制御装置と、
    前記撮像装置からの撮像を取込み、前記対象物の性状を演算する対象物性状演算手段と、前記荷重検出装置からの検出信号を取込み、前記対象物の重量を演算する対象物重量演算手段と、前記対象物性状演算手段によって演算された前記対象物の材質及び前記対象物重量演算手段によって演算された前記対象物の重量値より前記フロント作業腕の最大動作速度と前記把持装置による把持力を演算するハンドリング計画演算手段と、前記ハンドリング計画演算手段によって演算された最大動作速度内に前記フロント作業機の動作速度を制限するように前記操作レバーの指令信号を出力する信号生成演算手段と、前記ハンドリング計画演算手段によって生成された最大把持力内に前記把持装置による最大の把持力を制限するように前記把持力制御装置に把持力指令信号を出力する把持力制御演算手段とを有する制御ユニットと、を備えた
    ことを特徴とする作業機械。
  2. 請求項1に記載の作業機械において、
    前記対象物性状演算手段は、画像ピックアップ器により選定された一点の画像上の座標値より前記作業機械を中心とした三次元座標系における座標値を演算するとともに、撮像の色彩により前記対象物の材質を演算することを特徴とする作業機械。
  3. 請求項2に記載の作業機械において、
    前記ハンドリング計画演算手段は、前記対象物性状演算手段からの対象物の位置座標値に基づいて前記把持装置の最適な移動軌跡、移動速度を演算する移動軌跡演算部と、前記対象物性状演算手段によって演算された前記対象物の材質と前記対象物重量演算手段によって演算された前記対象物の重量値とを予め記憶した特性線に照合して、前記対象物に対する前記フロント作業腕の最大動作速度と前記把持装置による把持力を演算する把持操作演算部とを備えたことを特徴とする作業機械。
  4. 請求項3に記載の作業機械において、
    前記信号生成演算手段は、自動動作指示スイッチからの指令信号に基づいて、前記ハンドリング計画演算手段の移動軌跡部で演算した前記把持装置における前記対象物への最適な移動軌跡、移動速度を、前記フロント作業腕にその動作指令信号として出力することを特徴とする作業機械。
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