JP2009041318A - 建設機械のグラップル装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ピストンがシリンダケースの端部に到来した際に、シリンダケース内の作動油の流路を絞ってピストンの移動速度を低減させることにより、異音の発生が低減する建設機械のグラップル装置を得る。
【解決手段】一対のフォーク状のグラップルアーム(6,7)を互いに対向させるとともに、各グラップルアーム(6,7)の基部を取付けブラケット(2)に回動可能に連結し、各グラップルアーム(6,7)を開閉作動させる油圧シリンダ(15)を設けてなる建設機械のグラップル装置において、前記油圧シリンダ(15)の端部に、ピストン(18)がシリンダケース(16)の端部に到来した際に、該ピストン(18)によってシリンダケース(16)内の作動油の流路が絞られる緩衝油路(20)を設け、該緩衝油路(20)によって前記ピストン(18)のシリンダケース(16)端部方向への移動速度を低減させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、パワーショベル等、建設機械のブームの先端部に取り付けられ、材木をつかんで移動したり、樹木を挟圧して切断、あるいは割ったりする建設機械のグラップル装置に関するものである。
一般に、建設機械のグラップル装置は、一対のフォーク状のグラップルアームを互いに対向させ、その基部をブームの先端部に設けた取付けブラケットに回動可能に連結し、各グラップルアームを油圧シリンダによって開閉作動させるようになっている。この場合、前記油圧シリンダは、大きな力を発揮する伸長作動時に前記一対のグラップルアームが閉作動するようにし、これにより、該グラップルアームで材木をつかんだり、樹木を挟圧して切断、あるいは割ったりすることができるようにしている。
ところで、従来の前記油圧シリンダは、シリンダケースの両端部に、該シリンダケース内に直に連通する作動油の供給口を設け、油圧ポンプによって送られる作動油を前記各供給口に交互に供給してピストンを往復動させ、該ピストンに連結されたピストンロッドを介して前記一対のグラップルアームを開閉作動させるようにしている。
このものは、供給口に作動油が供給されると、ピストンがシリンダケース内の一端から他端に向かって等速で移動し、該ピストンがシリンダケースの端部壁に激しく衝突することになる。特に、グラップルアームが無負荷となる開作動を、油圧シリンダの短縮作動によって行なう場合、ピストンがシリンダケースの短縮側の端部壁に激しく衝突することになる。このため、異音が発生し、グラップル装置の耐久性が低下するとともに、作業者に不安および不快感を与えることになる。
特開平10−37487号公報
本発明は、ピストンがシリンダケースの端部に到来した際に、シリンダケース内の作動油の流路を絞ってピストンの移動速度を低減させることにより、異音の発生を防止するとともに、作業者の不安および不快感を解消するようにした建設機械のグラップル装置を得ることを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために以下の如く構成したものである。即ち、請求項1に係る発明は、一対のフォーク状のグラップルアームを互いに対向させるとともに、各グラップルアームの基部を取付けブラケットに回動可能に連結し、各グラップルアームを開閉作動させる油圧シリンダを設けてなる建設機械のグラップル装置において、前記油圧シリンダの端部に、ピストンがシリンダケースの端部に到来した際に、該ピストンによってシリンダケース内の作動油の流路が絞られる緩衝油路を設け、該緩衝油路によって前記ピストンのシリンダケース端部方向への移動速度を低減させる構成にしたものである。
請求項2に係る発明は、一対のグラップルアームを開閉作動させる油圧シリンダを設けるとともに、該油圧シリンダは短縮作動時に前記グラップルアームを開作動させ、伸長作動時に前記グラップルアームを閉作動させてなり、ピストンがシリンダケースの短縮側端部に到来した際に、該ピストンによってシリンダケース内の作動油の流路が絞られる緩衝油路を設けるようにしたものである。
本願の請求項1に係る発明は、ピストンがシリンダケースの端部に到来すると、緩衝油路が作動して前記ピストンの移動速度が低減することになる。これにより、ピストンがシリンダケースの端部壁に激しく衝突しなくなり、グラップル装置の作動が静粛になるとともに、作業者に不安および不快感を与えなくなる。
請求項2に係る発明は、油圧シリンダが短縮作動するとグラップルアームが開作動するとともに、該油圧シリンダの短縮作動終期時に緩衝油路が作動してピストンの移動速度が低減することになる。これにより、無負荷時におけるグラップルアームの開作動が静粛に行なえることになる。
以下本発明の実施例を図面に基いて説明する。図1は本発明によるグラップル装置の開閉状態を示す側面図、図2は油圧シリンダの緩衝油路部を示す断面図、図3は緩衝油路の作動状態を示す断面図である。
図1において、1はグラップル装置であり、取付けブラケット2、上下一対のグラップルアーム6,7、該グラップルアーム6,7を開閉作動させる油圧シリンダ15を主要部品として構成される。前記取付けブラケットト2は水平かつ幅方向の支持軸3を介してブーム4の先端部に上下回動可能に連結され、ブーム側に取り付けた油圧式のブラケットシリンダ5によって前記支持軸3を中心として上下に回動制御されるようになっている。
前記取付けブラケットト2の前部の上下部に、第1支点ピンP1、第2支点ピンP2を前記支持軸3と平行に配置して回転可能に取付け、該第1、第2支点ピンP1,P2にそれぞれ上下のグラップルアーム6,7を連結する。各グラップルアーム6,7は、前記第1、第2支点ピンP1,P2に連結される作動ブラケット6a,7aに連結部材6b,7bを幅方向に延長させて固定し、該連結部材6b,7bに複数の挟持爪6c,7cを並列にかつ前方(図1において左方)に向けて突出固定してなる。
前記上下部の作動ブラケット6a,7aに連結ロッド10を回動可能に連結する。即ち、連結ロッド10の上端を第1支点ピンP1の前方に配置した第3支点ピンP3を介して上側の作動ブラケット6aに回動可能に連結し、連結ロッド10の下端を第2支点ピンP2の後方に配置した第4支点ピンP4を介して下側の作動ブラケット7aに回動可能に連結する。これにより、上下のグラップルアーム6,7を開閉(接離)運動する如く連動させる。
そして、上側のグラップルアーム6を回動させる油圧シリンダ15を取り付ける。即ち、シリンダケース16の下端を第5支点ピンP5を介して取付けブラケットト2の下部に回動可能に連結し、シリンダロッド17の上端を第1支点ピンP1の後方に配置した第6支点ピンP6を介して上側の作動ブラケット6aの後端部に回動可能に連結する。これにより、油圧シリンダ15が短縮作動した際に、上下のグラップルアーム6,7を、図1の実線で示すように開作動させ、前記油圧シリンダ15が伸長作動した際に、前記上下のグラップルアーム6,7を、図1の仮想線で示すように閉作動させ、木材W等を掴むようにする。
前記油圧シリンダ15は、基部(下端部)側に緩衝油路20を形成する。即ち、図2に示すように、シリンダケース16の基部側の端部壁16aの軸心部にシリンダケース16室と作動油の基部側の出入口21とを連通させる主油路22を形成するとともに、該主油路22のピストン18と対面する内端側に大径の嵌合孔23を形成し、ピストン18の軸心部に前記嵌合孔23に嵌合可能な嵌合体18aを取り付ける。
前記端部壁16aの外周部にシリンダケース16室と主油路22と連通させる第バイパス路24及び第2バイパス路25を形成し、第1バイパス路24に該第1バイパス路24の流路を絞る絞り弁26を取付け、第2バイパス路25にシリンダケース16室側から主油路22方向への作動油の流出を阻止する逆止弁27を取り付ける。
これにより、油圧シリンダ15が短縮作動する際に、ピストン18がシリンダケース16の端部壁16aに到来する前段では、図2に示すように、シリンダケース16室の作動油が嵌合孔23、主油路22を流通して出入口21に向かうため、前記ピストン18は迅速にシリンダケース16の基部方向に移動することになる。この状態で前記ピストン18がシリンダケース16の端部壁16aに到来してその嵌合体18aが主油路22の嵌合孔23に嵌合すると、図3に示すように、前記シリンダケース16内の作動油は第1バイパス路24を流通して前記出入口21に向かうことになる。
前記第1バイパス路24を流通する作動油は絞り弁26によって絞られた絞り部を流通して出入口21に向かうため、作動油の流通抵抗が増大して前記ピストン18の端部壁16a方向への移動速度が低減され、ピストン18が端部壁16aに激しく衝突しなくなる。これにより、グラップル装置1が故障し難くなるとともに、作動が静粛に行なわれることになる。さらに、作業者に不安および不快感を与えなくなる。
次に、嵌合体18aが主油路22の嵌合孔23に嵌合した状態で外部から出入口21に作動油が供給されると、逆止弁27が開き、前記作動油が第2バイパス路25を流通してシリンダケース16内に円滑に流入し、油圧シリンダ15の伸長作動が迅速に行なわれることになる。なお、前記緩衝油路20はシリンダケース16の基部及び先端部の双方に設けるようにしてもよい。このようにすれば、油圧シリンダ15の短縮終期、及び伸長終期にピストン18がシリンダケース16の端部壁に激しく衝突しなくなり、グラップル装置1の作動がより静粛に行なわれることになる。
本発明によるグラップル装置の開閉状態を示す側面図である。 油圧シリンダの緩衝油路部を示す断面図である。 緩衝油路の作動状態を示す断面図である。
符号の説明
1 グラップル装置
2 取付けブラケット
3 支持軸
4 ブーム
5 ブラケットシリンダ
6 グラップルアーム
6a 作動ブラケット
6b 連結部材
6c 挟持爪
7 グラップルアーム
7a 作動ブラケット
7b 連結部材
7c 挟持爪
10 連結ロッド
15 油圧シリンダ
16 シリンダケース
16a 端部壁
17 シリンダロッド
18 ピストン
18a 嵌合体
20 緩衝油路
21 出入口
22 主油路
23 嵌合孔
24 第1バイパス路
25 第2バイパス路
26 絞り弁
27 逆止弁
P1〜P6 第1支点ピン〜第6支点ピン

Claims (2)

  1. 一対のフォーク状のグラップルアーム(6,7)を互いに対向させるとともに、各グラップルアーム(6,7)の基部を取付けブラケット(2)に回動可能に連結し、各グラップルアーム(6,7)を開閉作動させる油圧シリンダ(15)を設けてなる建設機械のグラップル装置において、前記油圧シリンダ(15)の端部に、ピストン(18)がシリンダケース(16)の端部に到来した際に、該ピストン(18)によってシリンダケース(16)内の作動油の流路が絞られる緩衝油路(20)を設け、該緩衝油路(20)によって前記ピストン(18)のシリンダケース(16)端部方向への移動速度を低減させてなることをことを特徴とする建設機械のグラップル装置。
  2. 一対のグラップルアーム(6,7)を開閉作動させる油圧シリンダ(15)を設けるとともに、該油圧シリンダ(15)は短縮作動時に前記グラップルアーム(6,7)を開作動させ、伸長作動時に前記グラップルアーム(6,7)を閉作動させてなり、ピストン(18)がシリンダケース(16)の短縮側端部に到来した際に、該ピストン(18)によってシリンダケース(16)内の作動油の流路が絞られる緩衝油路(20)を設けたことをことを特徴とする請求項1記載の建設機械のグラップル装置。
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