JP2005200174A - エアフロー整列キャップ供給器 - Google Patents

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Abstract

【課題】キャップを、正規姿勢に揃え、変形やキズを生じさせることなく安定的に下流側に移送すことができるようにすることにある。
【解決手段】搬送板52におけるキャップWを受け入れる位置に配置されエア噴出孔1から噴出するエアによりキャップWを正規姿勢に整えながら下流側へ移送する姿勢整理部10と、搬送板52における姿勢整理部10の下流側に配置され姿勢整理部10から移送されてくる正規姿勢のキャップWをエア噴出孔1から噴出するエアによって下流側に移送しながら単列状態に整える整列部20と、搬送板52における整列部20の下流側に配置され整列部20から単列状態に整えられて移送されてくるキャップWをエア噴出孔1から噴出するエアによって単列状態を維持しながら下流側へ移送する移送部30とを備えた構成になっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ボトル等のキャップをエアで浮上させながら一定の姿勢に整列させた状態で下流側の装置に供給するエアフロー整列キャップ供給器に関するものである。
例えば、ボトルの口をキャップで閉塞する工場のラインにおいては、キャッピングマシンにてボトルの口にキャップを取り付ける前の段階において、順次送られてくるキャップを姿勢調整装置で一定の姿勢に揃える必要がある。
上記姿勢調整装置としては、例えば、順次供給されるキャップに対して、下方からブロアでエアを吹き付けることにより、開口部が下方に向いたキャップを吹き飛ばして排除し、天面(閉塞面)が下方に向いた正規姿勢のキャップのみを残存させるように構成されたものが知られている。
ところが、上記従来の姿勢調整装置においては、ブロアで吹き飛ばされたキャップを回収すると共に、この回収したキャップを再びブロアの位置に搬送する手段が必要であり、装置構成が複雑になる上、吹き飛ばした際にキャップに無用の変形やキズが生じるおそれがある等の問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、キャップを正規姿勢に揃えることができると共に、変形やキズを生じさせることなく安定的に下流側に移送すことができるエアフロー整列キャップ供給器を提供することを課題としている。
請求項1に記載のエアフロー整列キャップ供給器は、搬送板に形成された多数のエア噴出孔から噴出するエアにより、一端が天面によって閉塞され他端が開口するキャップを上記天面が下向きとなる正規姿勢に整えると共に、この正規姿勢のキャップを下流側へ移送するエアフロー整列キャップ供給器であって、上記搬送板におけるキャップを受け入れる位置に配置され、上記エア噴出孔から噴出するエアにより上記キャップを上記正規姿勢に整えながら下流側へ移送する姿勢整理部と、上記搬送板における上記姿勢整理部の下流側に配置され、当該姿勢整理部から移送されてくる正規姿勢のキャップを、上記エア噴出孔から噴出するエアによって下流側に移送しながら単列状態に整える整列部と、上記搬送板における上記整列部の下流側に配置され、上記整列部から単列状態に整えられて移送されてくるキャップを、上記エア噴出孔から噴出するエアによって当該単列状態を維持しながら下流側へ移送する移送部とを備えていることを特徴とする。
請求項2に記載のエアフロー整列キャップ供給器は、請求項1に記載の発明において、上記搬送板は、加圧エアの導入されるプレナム室を構成する箱状体の天板部によって構成されていることを特徴とする。
請求項3に記載のエアフロー整列キャップ供給器は、請求項1又は2に記載の発明において、上記エア噴出孔は、当該エア噴出孔から噴出するエアが下流方向の速度成分を有するように下流側に傾斜し、上記搬送板に対する下流側への傾斜角度が上記姿勢整理部、上記整列部、上記移送部に向かって順次小さく設定されていることを特徴とする。
請求項4に記載のエアフロー整列キャップ供給器は、請求項1〜3の何れかに記載の発明において、上記移送部に形成されたエア噴出孔と同種のエア噴出孔が上記整列部の少なくとも下流部に、移送部から連続的に形成されていることを特徴とする。
請求項5に記載のエアフロー整列キャップ供給器は、請求項1〜4の何れかに記載の発明において、上記搬送板における上記姿勢整理部に対応する部分を着脱可能に構成したことを特徴とする。
請求項6に記載のエアフロー整列キャップ供給器は、請求項1〜5の何れかに記載の発明において、上記姿勢整理部は、上記搬送板における幅の広い領域に上記エア噴出孔を形成すべく構成され、上記整列部は、上記姿勢整理部の下流端の幅の広い部位及び上記移送部の上流端におけるキャップが単列で移動可能な幅の狭い部位に連続的につながり下流側に向かって漸次幅の狭まる領域に上記エア噴出孔を形成すべく構成されており、上記姿勢整理部には、上記整列部と連続的につながる部位を除く上記エア噴出孔が形成された領域を囲むように第1のガイド壁が設けられ、上記整列部には、上記エア噴出孔が形成された領域の幅方向の両側に上記姿勢整理部から移送部に至る第2のガイド壁が設けられていることを特徴とする。
請求項7に記載のエアフロー整列キャップ供給器は、請求項1〜6の何れかに記載の発明において、上記移送部には、幅方向の両側に、キャップが単列で移動可能な幅に間隔をおいて第3のガイド壁が設けられていることを特徴とする。
請求項8に記載のエアフロー整列キャップ供給器は、請求項6又は7に記載の発明において、上記第1のガイド壁及び第2のガイド壁は、通気性を有する部材で構成されていることを特徴とする。
請求項1〜8に記載の発明によれば、搬送板におけるキャップを受け入れる位置に、エア噴出孔から噴出するエアによりキャップを正規姿勢に整えながら下流側へ移送する姿勢整理部が設けられているので、姿勢整理部に供給したキャップをスムーズに正規姿勢に揃えることができる。
また、正規姿勢のキャップは、その天面と搬送板との間の隙間にエア噴出孔から噴出したエアが高速で流れることから、当該隙間の静圧が低下し、搬送板に吸引された状態で安定的に下流側に移動することになる。
整列部では、正規姿勢に揃えられたキャップをエア噴出孔から噴出するエアによって下流側に移送しながら徐々に単列状に整列することができる。この場合も、エア噴出孔から噴出するエアがキャップの天面と搬送板との間を高速で流れることから、キャップが搬送板に吸引された状態で安定的に下流側に移動することになる。
更に、移送部では、単列状態に整列されたキャップをエア噴出孔から噴出するエアによってその単列状態を維持しながら下流側へ移送することができる。この場合にも、エア噴出孔から噴出するエアによって、キャップが搬送板に吸引された状態で安定的に下流側に移動することになる。
従って、姿勢整理部に供給されたキャップを、変形やキズを生じさせることなく正規姿勢に揃えることができると共に、単列状に安定的に整列させることができ、更に下流側に安定的に移送することができる。しかも、吹き飛ばしたキャップを回収する等の余計な装備が不要になるので、装置構成を簡略化することができる。
請求項2に記載の発明によれば、搬送板をプレナム室を構成する箱状態の天板部によって構成しているので、プレナム室に供給するエアの圧力を調整するだけで、姿勢整理部におけるエア噴出孔から噴出するエアの流速を調整することができる。従って、姿勢整理部で受け入れるキャップの種類が変化した場合(例えばキャップの大きさや重さが変化した場合)でも、当該キャップを正規姿勢に確実に変換すべく容易に対処することができる。
請求項3に記載の発明によれば、姿勢整理部におけるエア噴出孔の傾斜角度が大きく設定されているので、エア噴出孔から噴出するエアは、搬送板に垂直な方向の速度成分が大で、かつ下流方向の速度成分が小となる。
このため、天面が上方(開口部が下方)を向いた不正規姿勢のキャップは、エア噴出孔から噴出するエアによって大きな力を受けることになるので、比較的高く浮上した状態になる。ただし、この浮上状態は極めて不安定であるので、キャップは、浮上した後、即座に上下が反転して正規姿勢の状態になる。
一方、正規姿勢のキャップは、エア噴出孔から噴出するエアに対して抵抗が小さいことから、搬送板側に降下すると共に、当該搬送板とキャップの天面との間にエア噴出孔から噴出したエアが高速で流れることになる。このため、正規姿勢のキャップは、エア噴出孔から噴出するエアによって搬送板に吸着された状態になる。
従って、不正規姿勢で受け入れられたキャップは正規姿勢に即座に変換された後、また正規姿勢で受け入れられたキャップはそのままの姿勢を保ちながら、エア噴出孔から噴出するエアの下流方向の速度成分によって、整列部側に安定的に移送されることになる。
整列部では、エア噴出孔の傾斜角度が姿勢整理部に比べて小さく設定されているので、エア噴出孔から噴出するエアの下流方向の速度成分が姿勢整理部より大きくなる。このため、キャップは、速度を増しながら下流側に移動することになるので、整列部の下流部において単列状態に整列されることになる。
そして、移送部では、エア噴出孔の傾斜角度が整列部に比べて更に小さく設定されているので、エア噴出孔から噴出するエアの下流方向の速度成分が整列部より更に大きくなる。このため、キャップは、単列状態を維持しながらより高速で、移送部を下流側に移動することになる。
このように、姿勢整理部で受け入れたキャップを、正規姿勢に揃えかつ単列に整列させてから更に下流側にスムーズかつ安定的に移送することができる。
請求項4に記載の発明によれば、移送部と同種のエア噴出孔を整列部の少なくとも下流部に連続的に形成しているので、整列部において、キャップを単列に整列させるのが容易になると共に、単列化されたキャップを移送部にスムーズに移送することができる。従って、整列部におけるキャップの滞留を防止することができる。
請求項5に記載の発明によれば、搬送板における姿勢整理部に対応する部分を着脱自在に構成しているので、例えばキャップを正規姿勢に反転させるために最適な孔径や傾斜角度を有するエア噴出孔に簡単に変更することができる。
請求項6に記載の発明によれば、姿勢整理部における整列部に連続的につながる部分を除くエア噴出孔が形成された領域を囲むように第1のガイド壁が設けられているので、姿勢整理部に供給されたキャップが当該キャップの搬送ライン外に飛び出すのを防止することができる。従って、姿勢整理部に受け入れたキャップについては、全て整列部に送ることができる。
しかも、整列部は、姿勢整理部の幅の広い部位から移送部の幅の狭い部位に至る領域の幅方向の両側に、第2のガイド壁が設けられているので、キャップを第2のガイド壁を介して単列状態に確実に整列することができる。
請求項7に記載の発明によれば、移送部の幅方向の両側に第3のガイド壁を設けているので、キャップの移送の確実性を向上させることができる。なお、第3のガイド壁がない場合でも、エア噴出孔から噴出するエアがキャップの天面と搬送板との間に高速で流れることから、キャップが搬送板に吸着された状態になるので、特異な条件が加わらない限り、キャップが移送部から外方に逸れることがない。
請求項8に記載の発明によれば、第1のガイド壁及び第2のガイド壁を通気性のある部材で構成しているので、その部材の通気口を介して第1のガイド壁及び第2のガイド壁におけるキャップの受入状況、正規姿勢への反転状況、滞留状況等とを観察することができる。
また、姿勢整理部における各エア噴出孔から噴出する上方への速度成分の大きなエアによって、姿勢整理部の周囲の大気を吸引する現象(いわゆるアスピレータ効果による吸引現象)が発生するが、第1のガイド壁が通気性を有する部材で構成されているので、上記大気の吸引をスムーズに行うことができる。従って、姿勢整理部における各エア噴出孔から噴出するエアの抵抗を低減することができると共に、上昇流の増加によってキャップの正規姿勢への反転を円滑に行うことができる。
一方、移送部の上流端においては、当該移送部における各エア噴出孔から噴出するエアの流れが主に移送方向の下流側を向いた流れになることから、当該移送部の上流端における周囲の大気を吸引する現象(アスピレータ効果による吸引現象)が生じる。この場合、第2のガイド壁が通気性を有する部材で構成されているので、第2のガイド壁の外側の大気が当該第2のガイド壁を介して整列部内に流れ、更に移送部に流れることになる。
そして、第2のガイド壁から整列部内に流入する大気の流れが当該整列部においてキャップを単列状に整列させるための助けとなるので、キャップを単列化する際の当該キャップと第2のガイド壁との当たりを軽減しながら、スムーズに単列化することができる。しかも、整列部内に流入した大気は更に移送部に流入することになるので、単列化したキャップを整列部から移送部にスムーズに移送することができる。
以下、本発明の一実施形態を図面を参照して説明する。
図1は本実施形態としてのエアフロー整列キャップ供給器の概略構成を示す斜視図、図2は同エアフロー整列キャップ供給器の平面図(a)及びエア噴出孔の径や搬送板の厚さを誇張しながら示す側断面図(b)である。
ここで移送供給の対象とするキャップWは、一端が天面によって閉塞され他端が開口した筒状のキャップ(プラスチックやアルミニウム製)であるが、このキャップの概念には、キャップ状の他のワークも含まれるものとする。
このエアフロー整列キャップ供給器Mは、搬送板52に形成されたエア噴出孔1から噴出したエアの作用により、キャップWを天面が下向きとなる正規姿勢に揃えると共に、この正規姿勢のキャップWを下流側の図示しない装置へ移送供給するものであり、キャップの移送方向Aの上流部に配した姿勢整理部10と、中流部に配した整列部20と、下流部に配した移送部30とを有している。
搬送板52は、1つのエア供給源から加圧エアが導入されたプレナム室50を構成する閉塞された箱状体51の天板部によって形成されている。そして、搬送板52は、連続した1枚の平面状の樹脂成形板にって形成されたものであり、搬送板52に形成されたエア噴出孔1は、姿勢整理部10、整列部20、移送部30のそれぞれによって異なる機能を発揮するように構成されている。
姿勢整理部10は、搬送板52におけるキャップWを受け入れる部位に配置され、エア噴出孔1から噴出するエアによりキャップWを正規姿勢に整えながら下流側へ移送するように構成されている。また、移送部30は、搬送板52における姿勢整理部10の下流側に配置され、当該姿勢整理部10から移送されてくる正規姿勢のキャップWを、エア噴出孔1から噴出するエアによって下流側に移送しながら単列状態に整えるように構成されている。更に、移送部30は、搬送板52における整列部20の下流側に配置され、整列部20から単列状態に整えられて移送されてくるキャップWを、エア噴出孔1から噴出するエアによって当該単列状態を維持しながら下流側へ移送するように構成されている。
このため、姿勢整理部10には、図示しない供給部から連続的に供給(この実施形態では上方から投入)されるキャップWを受けることが可能なように、移送方向及びこの移送方向に直交する幅方向に広く設定された領域(この実施形態では直角四角形状の領域)に、エア噴出孔1が例えば格子状に分散された状態で配置されている。また、この姿勢整理部10におけるエア噴出孔1が設けられた領域の移送方向Aの長さは、不正規姿勢のキャップWを正規姿勢に反転することが充分に可能な長さに設定されている。
一方、移送部30には、キャップWを単列で搬送すべく、エア噴出孔1が移送方向Aに一列に等ピッチで直線状に配列されている。
また、整列部20には、姿勢整理部10に連続的につながる幅の広い部位から移送部30上流端におけるキャップWが単列で移動可能な幅の狭い部位に連続的につながり下流側に向かって漸次幅の狭まる領域(この実施形態では台形形状の領域)に、エア噴出孔1が例えば格子状に分散された状態で配置されている。また、この整列部20におけるエア噴出孔1が設けられた領域の移送方向Aの長さは、正規姿勢のキャップWが幅方向に複数配置された状態から単列状態に変換することが充分に可能な長さに設定されている。
更に、整列部20の下流部の幅方向の中央部には、移送部30のエア噴出孔1と同種(径、ピッチ、傾き)のエア噴出孔1〔図2(a)中のPで示す部分〕が、移送部30のエア噴出孔1に連続して並ぶように設けられている。
姿勢整理部10、整列部20、移送部30の各部の各エア噴出孔1は、図2(b)に示すように、当該エア噴出孔1から噴出するエアが下流側に向かう速度成分を有するように、その貫通軸線が下流側に傾けられており、搬送板52に対する下流側への傾斜角度θが、姿勢整理部10、整列部20、移送部30に向かって順次小さくなるように設定されている。
姿勢整理部10、整列部20、移送部30における各機能は、主にエア噴出孔1の傾斜角度θの大小で決まるものであり、姿勢整理部10のエア噴出孔1の傾斜角度θは90°〜70°、整列部20のエア噴出孔1の傾斜角度θは50°〜40°、移送部30のエア噴出孔1の傾斜角度θは35°〜25°程度に設定されている。姿勢整理部10のエア噴出孔1の傾斜角度θにおける上記90°の意味は、複数設けられたエア噴出孔1のうち小数のものについては90°であってもよいという意味であり、平均化したエア噴出孔1の傾斜角度θは90°未満となる。
従って、姿勢整理部10では、傾斜角度θの大きなエア噴出孔1から、上方に向かう速度成分が大、下流方向(移送方向A)に向かう速度成分が小のエアを噴出させることができ、キャップWの姿勢を、不正規姿勢のものは正規姿勢に反転させながら、一定に揃えることができる。
また、整列部20では、傾斜角度θの中程度のエア噴出孔1から、上方に向かう速度成分が中、下流方向に向かう速度成分が中のエアを噴出させることができ、キャップWの移送速度を増加させることにより、当該キャップWを無理なく単列状態に整列させることができる。
また、移送部30では、傾斜角度θの小さいエア噴出孔1から、上方に向かう速度成分が小、下流方向に向かう速度成分が大のエアを噴出させることができ、キャップWを単列状態に維持しながら高速で移送することができる。
そして、姿勢整理部10、整列部20の各部の各エア噴出孔1は、移送部30のエア噴出孔1が配列された直線に対して、ほぼ対称となる位置に配置されている。
なお、各部のエア噴出孔1の径、ピッチ、傾斜角度、傾斜方向などは、実験を繰り返すなどして最適化を図るのが望ましい。例えば、整列部20のエア噴出孔1に対し、当該整列部20の幅方向の中央に向う傾きを与えておけば、後述する第2のガイド壁21へのキャップWの当たりを小さくしながら、当該キャップWの単列化を促進させる効果も期待できる。また、姿勢整理部10や整列部20の各領域内において、エア噴出孔1の径、ピッチ、傾斜角度、傾斜方向などを違えてもよい。例えば、径の大きいものと小さいものを交互に並べてもよい。
また、搬送板52の厚さは5mm程度に設定すればよい。この厚さは、薄い方がエア噴出孔1の孔長が短くなるので、通気抵抗を小さくする上では好ましいが、指定した方向(特に斜め方向)へのエアの噴出を実現するためには、ある程度の助走距離が必要であり、孔径Dと孔長Lの関係を
L/D=5〜6
程度に実現できる厚さに設定すればよい。この場合の搬送板52には上からの荷重はかからないが、プレナム室50に導入するエアの圧力がかかるので、強度や弾性変形上の要請から厚みを設定する必要性もある。
以上のように、共通のプレナム室50の搬送板52に、傾斜角度θや分散範囲を違えたエア噴出孔1を形成することで、姿勢整理部10、整列部20、移送部30にそれぞれの働きをさせることができるが、これら各部には、その働きを保証するために次のものが設けられている。
まず、姿勢整理部10には、整列部20と連続的につながる部位を除くエア噴出孔1が形成された領域を囲むように第1のガイド壁11が設けられている。この第1のガイド壁11は、上方から投入されたキャップWが搬送ライン外に飛び出すのを防止するようになっている。そして、この第1のガイド壁11は、網や多孔パネル等の通気性部材で構成するのがよい。そうすれば、キャップWの無用な飛び出しを防止できるだけでなく、キャップWの反転状況や、滞留状況を目視で確認することができる。
また、姿勢整理部10における各エア噴出孔1から噴出する上方への速度成分の大きなエアによって、姿勢整理部10の周囲の大気を吸引する現象(いわゆるアスピレータ効果による吸引現象)が発生するが、第1のガイド壁11が通気性を有する部材で構成されているので、上記大気の吸引をスムーズに行うことができる。従って、姿勢整理部10における各エア噴出孔1から噴出するエアの抵抗を低減することができると共に、上昇流の増加によってキャップWの正規姿勢への反転を促進させることができる。
次に、整列部20のエア噴出孔1の設置領域の両側部外縁には、エア噴出孔1の設置領域の幅の変化に対応させて、上流側から下流側に行くほど相互間隔が狭まった一対の第2のガイド壁21が立設されている。これら両第2のガイド壁21は、その高さが上流側から下流側に行くほど低くなるよう設定されており、下流端が、移送部30に設けられた互いに平行な両第3のガイド壁31に連続している。
各第3のガイド壁31は、搬送板52における直線状に配置されたエア噴出孔1を挟んで対称の位置に、キャップWを単列で搬送可能な間隔に立設されている。
また、各第2のガイド壁21は、網や多孔パネル等の通気性部材で構成されており、各第3のガイド壁31は、通気性のない板状部材で構成されている。ただし、各第2のガイド壁21も、通気性のない板状部材で構成してもよい。
次に作用を説明する。
このエアフロー整列キャップ供給器Mでは、プレナム室50に加圧エアを供給すると、搬送板52に設けた各エア噴出孔1からエアがそれぞれの向きで噴き出される。その状態で、姿勢整理部10に多数のキャップWを上方から連続的に供給すると、上向きの速度成分の大きな噴出エアの作用により、キャップWが、天面を下方に向けた正規姿勢に揃うと共に、整列部20に移動して行く。整列部20では、キャップWの移送方向Aへの速度の増加、及び第2のガイド壁21の案内作用によって、徐々に単列状態になり、下流端において完全に単列化された状態になる。単列状に整列させられたキャップWは、次に移送部30に導入されることで、更に高速で下流側に移送され、当該移送部30の下流端から図示しないキャッピングマシンなどの装置に送り出される。
特に、整列部20の幅方向中央の下流側の部分に、移送部30と同種(傾斜角度、径、ピッチ等が同じ)のエア噴出孔1が設けられており、搬送用に最適化したエア噴出孔1が整列部20の中央に食い込んだ状態になっているので、整列部20においてキャップWを単列状に整列させることが容易になると共に、単列化したキャップWを助走をつけてよりスムーズに移送部30に移動させることができる。従って、整列部20におけるキャップWの滞留を確実に防止することができる。
このように、プレナム室50の搬送板52に傾斜角度θなどを異ならせたエア噴出孔1を形成するだけで、キャップWを正規姿勢に変換し、この正規姿勢のキャップWを単列状態に整列し、この単列状態のキャップWを下流側に高速で移送することができるので、全数のキャップWを変形やキズを生じさせることなく単列に整列した状態で安定的に送り出すことができる。しかも、従来のように吹き飛ばしたキャップWを回収する等の余計な機構、装備を不要にすることができるので、装置構成を簡略化することができる。
また、キャップWの種類が変わった場合にも、プレナム室50に導入するエアの圧力を調整するだけで、エア噴出孔1から噴出するエアの流速を変更することができるので、例えば姿勢整理部10におけるキャップWの反転を円滑にすべく簡単に改善することができる。
更に、移送部30の上流端においては、当該移送部30における各エア噴出孔1から噴出するエアの流れが主に下流方向の流れになることから、第3のガイド壁31の上流端の周囲から大気を吸引する現象が生じる。この場合、第2のガイド壁21が通気性を有する部材で構成されているので、第2のガイド壁21の外側の大気が当該第2のガイド壁21を介して整列部20内に流れ、更に移送部30に流れることになる。
従って、整列部20においてキャップWが第2のガイド壁21に当たるのを極力防止しながら、当該キャップWを単列状態にスムーズに整列することができると共に、この整列されたキャップを整列部から移送部にスムーズに移送することができる。
この場合、両第2のガイド壁21の上縁間に該両第2のガイド壁21間の上面を塞ぐ上蓋(図示せず)を設ければ、第2のガイド壁21から流入する大気の量を増加させることができ、キャップWが第2のガイド壁21に当たるのをより有効に防止することができると共に、当該キャップWをよりスムーズに単列化することができる。
また、エア噴出孔1は、着脱可能なハニカム板、スリット板、又は樹脂の一体成形品よりなる搬送板52に形成してあるので、製作が容易であり、取り扱いも楽で、交換作業も簡単にできる。例えば、キャップの種類などによって、搬送板52を交換することもできる。また、大量生産が可能であるから、安価に提供できる。
更に、姿勢整理部10、整列部20、移送部30において正規姿勢にあるキャップWは、その天面と搬送板52との間にエア噴出孔1から噴出したエアが高速で流れることから、搬送板52側に吸引された状態で安定的に移送されることになる。従って、キャップWを搬送させる機能を有する移送部30においては、第3のガイド壁31を設けていなくても、特異な条件が加わらない限り、キャップWが搬送ラインから外に逸れることがない。
また、キャップWの移送速度は、エア噴出孔1から噴出するエアの下流方向への速度成分が大きいほど、下流側への移送速度が大きくなる。
なお、上記実施形態では、キャップWを上方から姿勢整理部10に供給するように構成した例を示したが、姿勢整理部10をキャップWの搬送ラインの途中に設けることにより、キャップWを横方向から姿勢整理部10に供給するように構成してもよい。ただし、この場合には、横方向からキャップWを供給するための開口部を第1のガイド壁11に設ける必要がある。
また、搬送板52における姿勢整理部10に対応する部分を、搬送板52とは別体の板状部材で構成して、当該搬送板52に対して着脱可能に構成してもよい。
この場合には、例えばキャップWを正規姿勢に反転させるために最適な孔径や傾斜角度θを有するエア噴出孔1を備えた構成のものに簡単に変更することができる利点がある。
本発明の一実施形態としてのエアフロー整列キャップ供給器の概略構成を示 す斜視図である。 同エアフロー整列キャップ供給器を示す図であって、(a)は平面図、(b)はエア噴出孔の径や搬送板の厚さを誇張しながら示す側断面図である。
符号の説明
1 エア噴出孔
10 姿勢整理部
11 第1のガイド壁
20 整列部
21 第2のガイド壁
30 移送部
31 第3のガイド壁
50 プレナム室
51 箱状体
52 搬送板
M エアフロー整列キャップ供給器
W キャップ
θ 傾斜角度

Claims (8)

  1. 搬送板に形成された多数のエア噴出孔から噴出するエアにより、一端が天面によって閉塞され他端が開口するキャップを上記天面が下向きとなる正規姿勢に整えると共に、この正規姿勢のキャップを下流側へ移送するエアフロー整列キャップ供給器であって、
    上記搬送板におけるキャップを受け入れる位置に配置され、上記エア噴出孔から噴出するエアにより上記キャップを上記正規姿勢に整えながら下流側へ移送する姿勢整理部と、
    上記搬送板における上記姿勢整理部の下流側に配置され、当該姿勢整理部から移送されてくる正規姿勢のキャップを、上記エア噴出孔から噴出するエアによって下流側に移送しながら単列状態に整える整列部と、
    上記搬送板における上記整列部の下流側に配置され、上記整列部から単列状態に整えられて移送されてくるキャップを、上記エア噴出孔から噴出するエアによって当該単列状態を維持しながら下流側へ移送する移送部とを備えていることを特徴とするエアフロー整列キャップ供給器。
  2. 請求項1に記載のエアフロー整列キャップ供給器において、
    上記搬送板は、加圧エアの導入されるプレナム室を構成する箱状体の天板部によって構成されていることを特徴とするエアフロー整列キャップ供給器。
  3. 請求項1又は2に記載のエアフロー整列キャップ供給器において、
    上記エア噴出孔は、当該エア噴出孔から噴出するエアが下流方向の速度成分を有するように下流側に傾斜し、上記搬送板に対する下流側への傾斜角度が上記姿勢整理部、上記整列部、上記移送部に向かって順次小さく設定されていることを特徴とするエアフロー整列キャップ供給器。
  4. 請求項1〜3の何れかに記載のエアフロー整列キャップ供給器において、
    上記移送部に形成されたエア噴出孔と同種のエア噴出孔が上記整列部の少なくとも下流部に、移送部から連続的に形成されていることを特徴とするエアフロー整列キャップ供給器。
  5. 請求項1〜4の何れかに記載のエアフロー整列キャップ供給器において、
    上記搬送板における上記姿勢整理部に対応する部分を着脱可能に構成したことを特徴とするエアフロー整列キャップ供給器。
  6. 請求項1〜5の何れかに記載のエアフロー整列キャップ供給器において、
    上記姿勢整理部は、上記搬送板における幅の広い領域に上記エア噴出孔を形成すべく構成され、
    上記整列部は、上記姿勢整理部の下流端の幅の広い部位及び上記移送部の上流端におけるキャップが単列で移動可能な幅の狭い部位に連続的につながり下流側に向かって漸次幅の狭まる領域に上記エア噴出孔を形成すべく構成されており、
    上記姿勢整理部には、上記整列部と連続的につながる部位を除く上記エア噴出孔が形成された領域を囲むように第1のガイド壁が設けられ、
    上記整列部には、上記エア噴出孔が形成された領域の幅方向の両側に上記姿勢整理部から移送部に至る第2のガイド壁が設けられていることを特徴とするエアフロー整列キャップ供給器。
  7. 請求項1〜6の何れかに記載のエアフロー整列キャップ供給器において、
    上記移送部には、幅方向の両側に、キャップが単列で移動可能な幅に間隔をおいて第3のガイド壁が設けられていることを特徴とするエアフロー整列キャップ供給器。
  8. 請求項6又は7に記載のエアフロー整列キャップ供給器において、
    上記第1のガイド壁及び第2のガイド壁は、通気性を有する部材で構成されていることを特徴とするエアフロー整列キャップ供給器。
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