JP2005200109A - 画像形成装置 - Google Patents

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    • G03G2215/00417Post-fixing device
    • G03G2215/00421Discharging tray, e.g. devices stabilising the quality of the copy medium, postfixing-treatment, inverting, sorting

Abstract

【課題】画像形成された大量の用紙をその後の処理内容に応じた態様で積載することのできる画像形成装置を提供する。
【解決手段】積載部に用紙の残紙検出手段を設けるとともに、他のジョブに係わる用紙と当該ジョブに係わる用紙とが積載部に混在して積載される混在スタックを許可するか否かの設定をジョブ単位に受け付ける。積載部に先行するジョブに係わる用紙が積載されているとき、先行するジョブと次のジョブの双方が混在スタックを許可している場合だけ、先行するジョブの用紙に重ねて次のジョブの用紙を同じ積載部に排出し、少なくとも一方のジョブが混在スタックを禁止している場合は、同じ積載部へ重ねて排紙することを禁止する。たとえば、その積載部から用紙が取り除かれるまで、次のジョブに係わる画像形成の実行を見合わせる。
【選択図】図1

Description

本発明は、用紙上に画像を形成して出力する画像形成装置に係わり、特に、積載部への排紙制御に関する。
プリンタや複写機、印刷機など用紙上に画像を形成して出力する画像形成装置には、画像形成された出力用紙を大量に積載するためのスタッカ装置を備えたものがある。スタッカ装置は、通常、積載量に応じて載置面が昇降するエレベータ機能を備えた積載部を本体に内蔵しており、画像形成済みの用紙を、たとえば、5000枚ほど積載する能力を有している。
ところで、軽印刷業界などでは、作業効率を高める等の観点から、穴あけや綴じ、折りなどを施して製本等する後処理を、図8に示すように、オフラインの後処理機504で行なっている。たとえば、30枚で1部をなす印刷物を100部作成する場合、かかる1つのジョブを画像形成装置501に依頼すると、その結果として3000枚の用紙がスタッカ装置502に積載される。積載された用紙は積載部503ごとスタッカ装置502から取り出してオフラインの後処理機504へ運ばれて冊子等に製本される。
特開平9−278271号公報
図8に示すように、スタッカ装置に積載された用紙をオフラインの後処理機で製本等する場合には、製本対象の1つのジョブに係わる用紙だけが積載部に積載されている必要がある。しかしながら、前のジョブの出力中に次のジョブを予約登録することができる画像形成装置では、前のジョブの出力が完了して予約ジョブに係わる出力が開始されるときには既にオペレータが装置の前から居なくなっている場合が多く、予約したジョブに係わる用紙が前のジョブの用紙の上に続けて積載される事態が起こり易かった。このような積載状態になってしまった場合は、オフラインの後処理機にかける前に別のジョブに係わる用紙をオペレータが仕分けしなければならず、手数を要していた。
一方、スタッカ装置には、1ページや数ページで1つのジョブを構成するような小さなジョブを連続的に多数実行し、それら多数のジョブの出力結果をまとめて積載するというデータセンタ的な利用形態もある。たとえば、図9に示すように、本文は同じで宛先部分だけが異なるダイレクトメール用の文書を大量に印刷する場合は、1つの宛先分が1ジョブになるが、画像形成した後は、オフラインの後処理機または人為作業で封筒詰めするだけなので、多数のジョブに係わる出力を同じ積載部に重ねて排紙することが、作業効率の上で必須になる。
本発明は、上述した問題点やニーズに鑑みてなされたもので、画像形成された大量の用紙をその後の処理内容に応じた態様で積載することのできる画像形成装置を提供することを目的としている。
請求項1に係わる発明は、用紙上に画像を形成して出力する画像形成装置において、
排出された用紙を積載する積載部(80)と、
前記積載部(80)に用紙が積載されているか否かを検出する残紙検出手段(241)と、
2以上のジョブに係わる用紙を前記積載部(80)に混在して積載する混在スタックを許可するか否かの設定を受け付ける設定受付手段(220、110、120、3)と、
前記残紙検出手段(241)の検出状態と前記混在スタックを許可するか否かの設定状態とに応じて、次のジョブに係わる用紙の前記積載部(80)への排紙を禁止する排紙制御手段(111)と
を有する
ことを特徴とする画像形成装置である。
上記発明によれば、2以上のジョブに係わる用紙が同じ積載部(80)に混在して積載される混在スタックを許可するか否かの設定をユーザから受け付けておき、積載部(80)に用紙が残っているか否かの検出状態と混在スタックを許可するか否かの設定状態とに応じて次のジョブに係わる用紙の積載部(80)への排紙を禁止するか否かが制御される。
たとえば、次のジョブに係わる画像形成を開始する際に、先行するジョブの用紙が積載部(80)に残っているか否かを判断する。そして、積載部(80)に用紙が残っていて、かつ混在スタックを許可しない旨の設定がなされている場合は、次のジョブに係わる画像形成処理の実行を見合わせたり、他の積載部や排紙トレイに排紙先を切り替えたりすることで、用紙の残っている積載部(80)への排紙が禁止される。画像形成処理の実行を見合わせる場合には、積載部(80)から用紙が取り除かれた時点で次のジョブに係わる画像形成処理を開始するとよい。
一方、先行するジョブの出力用紙が積載部(80)に残っていない場合や、混在スタックを許可する設定がなされているときは、用紙が残っている積載部(80)への次のジョブに係わる用紙の排紙は禁止されず、その積載部(80)への排紙が可能になる。
混在スタックを許可するか否かの設定は、たとえば、装置単位に設定される。また、積載部(80)を複数有する場合は、積載部(80)ごとに混在スタックを許可するか否かを設定可能にしてもよい。この場合は、次のジョブにおいて出力先に指定された積載部(80)に対する混在スタックの設定状況とその積載部(80)での用紙の積載状況とに基づいて、その積載部(80)への排紙を禁止するか否かを判断するように構成するとよい。なお、ジョブとは、画像形成装置にユーザが処理を依頼する際の単位となるひとまとまりの作業をいう。
請求項2に係わる発明は、用紙上に画像を形成して出力する画像形成装置において、
排出された用紙を積載する積載部(80)と、
前記積載部(80)に用紙が積載されているか否かを検出する残紙検出手段(241)と、
当該ジョブに係わる用紙と他のジョブに係わる用紙とが前記積載部(80)に混在して積載される混在スタックを許可するか否かの設定をジョブ単位に受け付ける設定受付手段(220、110、120、3)と、
前記積載部(80)に先行するジョブに係わる用紙が積載されているとき、前記先行するジョブにおける前記混在スタックを許可するか否かの設定状態と、次のジョブにおける前記混在スタックを許可するか否かの設定状態とに応じて、前記次のジョブに係わる用紙の前記積載部(80)への排紙を禁止する排紙制御手段(111)と
を有する
ことを特徴とする画像形成装置である。
上記発明によれば、混在スタックを許可するか否かをジョブ単位に設定でき、先行するジョブに係わる用紙が積載部(80)に積載されているときは、この先行するジョブでの混在スタックの設定状態と、次のジョブでの混在スタックの設定状態とに応じて次のジョブに係わる用紙の積載部(80)への排紙を禁止するか否かが制御される。
ジョブ単位の設定は、たとえば、そのジョブを登録したり予約したりする際に行なうとよい。なお、積載部を複数有する場合は、次のジョブにおける混在スタックの設定状態と、このジョブが出力先に指定している積載部における用紙の積載状態と、その積載部に用紙が積載されている先行ジョブにおける混在スタックの設定状態とに基づいて、その積載部への排紙を禁止するか否かを判断すればよい。
請求項3に係わる発明は、前記排紙制御手段(111)は、前記先行するジョブと次のジョブの双方が前記混在スタックを許可しているときは、前記次のジョブに係わる用紙の前記積載部(80)への排紙を許容する
ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置である。
上記発明によれば、先行するジョブに係わる用紙が積載部(80)に残っている場合であっても、この先行するジョブと次のジョブの双方が混在スタックを許可しているときは、先行するジョブと同じ積載部(80)への次のジョブに係わる用紙の排紙が許容される。先行するジョブと次ジョブの双方が混在スタックを許可している場合に排紙を許容するので、いずれのジョブについてもそれぞれのジョブにおける混在スタックの設定が遵守される。
請求項4に係わる発明は、前記制御手段は、前記先行するジョブが前記混在スタックを許可していないとき、少なくとも前記積載部(80)に前記先行するジョブに係わる用紙が積載されている間、次のジョブに係わる用紙の前記積載部(80)への排紙を禁止する
ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置である。
上記発明によれば、積載部(80)に用紙が残っている先行ジョブが混在スタックを許可していないときは、その後のジョブに係わる用紙のその積載部(80)への排紙が禁止される。この場合、その後のジョブが混在スタックを許可しているか否かに係わらず排紙が禁止される。積載部(80)から先行ジョブに係わる用紙が取り除かれた時点で排紙禁止を解除するように構成するとよい。
請求項5に係わる発明は、前記制御手段は、前記次のジョブが前記混在スタックを許可していないとき、少なくとも前記積載部(80)に前記先行するジョブに係わる用紙が積載されている間、次のジョブに係わる用紙の前記積載部(80)への排紙を禁止する
ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置である。
上記発明によれば、積載部(80)に先行するジョブの用紙が残っており、かつ次のジョブが混在スタックを許可していないときは、当該次のジョブに係わる用紙のその積載部(80)への排紙が禁止される。この場合、先行するジョブが混在スタックを許可しているか否かに係わらず排紙が禁止される。積載部(80)から先行するジョブに係わる用紙が取り除かれた時点で排紙禁止を解除するように構成するとよい。
請求項6に係わる発明は、前記制御手段が、次のジョブに係わる用紙の前記積載部(80)への排紙を禁止したとき、その旨を報知する報知手段(220、110)
を有する
ことを特徴とする請求項1、2、3、4または5に記載の画像形成装置である。
上記発明によれば、先行するジョブに係わる用紙が積載部(80)に残っていることが要因で次のジョブの用紙をその積載部(80)に排紙できないとき、その旨の報知が行なわれる。報知方法は問わない。メッセージを表示したり、報知音を鳴らしたり、対処方法(積載部から用紙を取り除くべきことなど)を案内表示したりするなどの報知方法がある。
請求項7に係わる発明は、前記設定受付手段(220、110、120)は、前記混在スタックを許可するか否かの設定を外部の装置(3)から受け付ける
ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5または6に記載の画像形成装置である。
上記発明によれば、混在スタックを許可するか否かの設定を外部の装置(3)から受け付けることができる。外部の装置(3)の種類は問わない。LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)などネットワークや通信回線、通信ケーブルを通じて外部のコンピュータ装置等から設定可能にするとよい。たとえば、印刷ジョブを外部のコンピュータ装置から受け付けるときに、そのコンピュータ装置のプリンタドライバから混在スタックの許可/禁止を示す情報を印刷データとともに受信することで混在スタックに係わる設定を受け付けるなどである。
請求項8に係わる発明は、次のジョブに係わる画像形成動作を禁止することにより前記積載部(80)への排紙を禁止する
ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6または7に記載の画像形成装置である。
上記発明によれば、積載部(80)が1つしかない場合や排紙先の積載部(80)の変更が許可されていない場合でも、画像形成動作を禁止することで、該当する積載部(80)への排紙が禁止される。
本発明に係わる画像形成装置によれば、先行するジョブの用紙が積載部に残っている状態で次のジョブに係わる用紙を同じ積載部に排紙する混在スタックを許可するか否かをユーザが選択することができる。これにより、積載された用紙をオフラインの後処理機で製本等する利用形態では混在スタックを禁止し、ダイレクトメールを作成する場合のように1ページや数ページで1つのジョブを構成するような小さなジョブを連続的に多数実行し、それら多数のジョブの出力結果をまとめて積載するような利用形態では混在スタックを許可することで、それぞれの利用形態に応じた適切な態様による用紙の積載が可能になり、異なる積載ニーズへの対応を両立させることができる。
また、ジョブ単位に混在スタックの許可/禁止を設定可能なものでは、混在スタックの許可/禁止をジョブ単位に細かく設定することができる。特に、ジョブを予約する際に、その時点で画像形成中の他のジョブにおける混在スタックの設定内容と独立して予約ジョブにおける混在スタックの許可/禁止を設定することができ、積載態様についても予約の利便性を活かすことができる。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
図2は、本発明に係わる画像形成装置10に大容量給紙トレイ90を接続した画像形成システムの一例を示している。画像形成装置10は、原稿を読み取りその複製画像を用紙上に形成するコピー機能や、パーソナルコンピュータなどの外部装置から印刷データを受信し、対応する画像を用紙上に形成して出力するプリンタ機能などを備えた、いわゆるデジタル複合機と称される装置である。
画像形成装置10は、自動原稿送り装置20と、読取部30と、プリンタ部40と、画像形成後の用紙を大量に格納可能なスタッカ装置80とを備えている。自動原稿送り装置20は、原稿載置トレイ21に積載された原稿2を1枚ずつ読取部30の読取箇所に送り込む機能を果たす。また両面原稿については、片面読取後、表裏を反転して再び読取部30へ送り込む機能を備えている。
自動原稿送り装置20は、原稿載置トレイ21に積載された原稿2を最上部から順に送り出す給紙ローラ22と、原稿の読取箇所であるコンタクトガラス31に原稿を密着させながら通過させるための密着ローラ23と、給紙ローラ22によって送り込まれた原稿を密着ローラ23に沿って案内する案内ローラ24とを備えている。さらに、コンタクトガラス31を通過した原稿の進行方向を切り替える切替爪25と、両面原稿の表裏を反転させるための反転ローラ26と、読み取りの完了した原稿が排出される排紙トレイ27とを備えている。
読取部30は、自動原稿送り装置20によって送り込まれた原稿を読み取って対応する画像データを出力する機能を果たす。読取部30は、光源33とミラー34とから成る露光走査部35と、原稿からの反射光を受光しその光強度に応じた電気信号を出力するラインイメージセンサ36と、原稿からの反射光をラインイメージセンサ36へ集光する集光レンズ37と、露光走査部35のミラー34からの反射光をラインイメージセンサ36へ導くための光学経路を形成する各種ミラー38とを備えている。
自動原稿送り装置20によって送り込まれた原稿を読み取るときは、露光走査部35がコンタクトガラス31の下方の読取箇所へ移動して停止し、その上を密着ローラ23によって搬送される原稿を読み取るようになっている。プラテンガラス32上に載置された原稿を読み取る場合には、プラテンガラス32の下面に沿って左から右へと露光走査部35が移動して静止状態の原稿を読み取る。
プリンタ部40は、画像データに応じた画像を電子写真プロセスによって用紙上に形成する機能を備えている。プリンタ部40は、画像データに応じてON/OFFするレーザー光を出力するレーザーユニット42を有している。また、表面に静電潜像が形成される感光体43と、その周囲に配置された帯電装置44と、現像装置45と、転写装置46と、分離装置47と、クリーニング装置48とを備えている。
感光体43は、円筒形状を成すとともに、図示省略の駆動部によって一定方向(図中の矢印A方向)に回転される。帯電装置44は、感光体43をコロナ放電によって一様に帯電させる機能を果たす。このように一様に帯電された感光体43の表面を画像データに応じてON/OFFするレーザー光で走査することで、感光体43の表面に静電潜像が形成される。現像装置45は、感光体43の表面に形成された静電潜像をトナー像として顕像化する機能を果たす。
転写装置46は、電界を与えることで感光体表面のトナー像を用紙に静電的に転写する機能を果たし、分離装置47は、除電により感光体43から用紙を分離する機能を果たす。クリーニング装置48は、転写後に感光体43上に残ったトナーをブレード等で擦って除去し回収する機能を果たす。回収されたトナーは図示省略の経路を通じて現像装置45に戻される。定着装置49は、用紙上のトナー像を加圧加熱して用紙に固着させる機能を果たす。
給紙部60は、複数の給紙カセット61を有する。これらには、通常、サイズや紙種の異なる用紙が収容される。第1給紙ローラ62は、給紙カセット61に収容された用紙を最上部から1枚ずつ搬送部70に向けて送り出す機能を果たす。大容量給紙部90からの給紙経路は図中省略してある。
搬送部70は、給紙カセット61から送り出された用紙を感光体43と転写装置46との間の転写箇所を通過させ、さらにその下流の定着装置49を経て後続のスタッカ装置80に排出する通常経路70aと、定着装置49を通った用紙の表裏を反転させた後、転写箇所の上流で再び通常経路70aに合流させる反転経路70bとから構成される。最初に通常経路70aを通る際に用紙の表面に画像を形成し、反転経路70bを通過した後再び通常経路70aを通る際に用紙の裏面に画像を形成するようになっている。各経路70a、70bは、最小サイズの用紙の送り方向サイズより短い間隔で多数の搬送ローラ71を有している。
スタッカ装置80は、積載量に応じて載置面が昇降するエレベータ機能を備えた積載部81を本体に内蔵しており、画像形成済みの用紙を、たとえば、5000枚ほど積載する能力を有している。積載部81は、用紙が積載されていないとき、最上部に位置し、用紙が積載されるにつれて下降し、積載された用紙が取り除かれると、再び上昇するようになっている。積載部81の底部には車輪が設けてあり、スタッカ装置80の本体側面の扉を開くことで積載部81を抜き出して、用紙をオフラインの後処理機等へ運搬することが可能になっている。
また、スタッカ装置80の上部には、画像形成された用紙を積載可能なサブトレイ82が設けてある。スタッカ装置80は、用紙を積載部81とサブトレイ82のいずれに積載するかを切り替えることができ、ユーザは、積載部81とサブトレイ82のいずれを排紙先に指定するかをジョブ単位に選択し設定することができる。
図3は、画像形成装置10の電気的構成を示すブロック図である。自動原稿送り装置20は、図示省略された駆動部の制御等を行なうADF制御部200を有する。読取部30は、ラインセンサ36と、スキャナ制御部210を備えている。スキャナ制御部210は、光源33の点灯制御や露光走査部35の移動制御などを行なう。
操作表示部220は、ユーザの各種操作を受け付けたり、ユーザに向けて各種情報を表示したりするとともに、設定受付手段としての機能も備えている。操作表示部220は、液晶ディスプレイからなる表示部221と、その画面上に敷設されたタッチスイッチおよびその他のスイッチから成る操作部222と、表示部221および操作部222の動作を制御する操作制御部223とを有している。
プリンタ部40は、レーザーユニット42と、プリンタ制御部230を備えている。プリンタ制御部230は、ポリゴンミラーの回転を制御するほか、帯電装置44、転写装置46、分離装置47への電圧印加、感光体43の回転、現像装置45、クリーニング装置48、定着装置49、給紙部60、搬送部70等の動作を統括制御する機能を備えている。
スタッカ装置80は、積載部81のエレベータ動作等を制御するスタッカ制御部240と、積載部81に用紙が積載されているか否かを検出するスタッカ残紙検出手段241を備えている。スタッカ残紙検出手段241は、たとえば、反射型光センサと、用紙の積載有無によって変位してこの光センサの光を遮断するアクチュエータとから構成される。スタッカ残紙検出手段241は、用紙が積載されていることを検出可能なものであれば、その検出方法は問わない。
上記のADF制御部200、スキャナ制御部210、操作表示部220、プリンタ制御部230、スタッカ制御部240はそれぞれCPUおよびROM、RAMを主要部とする回路で構成されており、ROMに格納されたプログラムに従って各種の制御を実行する。
主制御部100は、画像形成装置10の動作を統括制御する機能を果たす。主制御部100は、読み取り処理部101と、DRAM制御部102と、圧縮伸張部103と、画像メモリ104と、書き込み処理部105と、プログラムメモリ106と、システムメモリ107と、不揮発性メモリ108と、I/Oポート109と、画像制御CPU110とを備えている。
読み取り処理部101は、読取部30の出力する画像データに対して拡大処理、鏡像処理、誤差拡散による2値化処理などを施す機能を果たす。圧縮伸張部103は、2値化された画像データを圧縮したり、圧縮された画像データを元のイメージデータに伸張したりする機能を果たす。画像メモリ104は、非圧縮の画像データをページ単位で記憶可能なページメモリ104aとしての機能と、圧縮された画像データを蓄積する圧縮メモリ104bとしての機能を果たす。
書き込み処理部105は、画像メモリ104から読み出して伸張された画像データをプリンタ部40の動作に応じたタイミングでレーザーユニット42へ送出する機能を果たす。DRAM制御部102は、ダイナミックRAMからなる画像メモリ104へのリード・ライトおよびリフレッシュのタイミング制御や、画像データを圧縮して画像メモリ104に格納したり、画像メモリ104から圧縮データを読み出して伸張したりする際のタイミング制御等を行なう機能を果たす。
画像制御CPU110は、画像形成装置10の動作全体を制御するCPUであり、画像データの流れを管理する機能や、ジョブの予約登録や実行を管理する機能を果たす。プログラムメモリ106は、画像制御CPU110が実行するプログラムを記憶したメモリであり、システムメモリ107は、プログラムの実行中に各種データを一時的に記憶するためのワークメモリである。不揮発性メモリ108は、電源OFF後も記憶しておくべきユーザーデータやシステムデータを記憶するメモリである。I/Oポート109には、各種センサやLED素子などが接続される。
プリントコントローラ120は、パーソナルコンピュータ等の外部装置3からLANなどのネットワークを通じて印刷データを受信し、これをラスタイメージデータに展開する機能を果たす。
画像形成装置10は、原稿を読取部30で読み取って得た画像データを圧縮して圧縮メモリ104bに蓄積する原稿読取処理と、圧縮メモリ104bから画像データを読み出して伸張し、プリンタ部40で用紙上に画像を形成する画像形成処理とを組み合わせることでコピー機能を実現している。
原稿読取処理では、読取部30の有するラインセンサ36から読み取り処理部101、DRAM制御部102、圧縮伸張部103(圧縮)、DRAM制御部102、圧縮メモリ104bの順にデータが流れる。画像形成処理では、圧縮メモリ104bからDRAM制御部102、圧縮伸張部103(伸張)、DRAM制御部102、書き込み処理部105、レーザーユニット42の順にデータが流れるようになっている。用紙はプリンタ制御部230の制御によって搬送され、画像が転写、定着された後、スタッカ装置80へ排出されるようになっている。
プリンタ機能は、印刷データを受信し、これをイメージデータに展開した後に圧縮して圧縮メモリ104bに蓄積する原稿入力処理と、先に説明した画像形成処理との組み合わせで実現される。原稿入力処理では、外部装置3のアプリケーションプログラムおよびプリンタドライバ、DRAM制御部102、圧縮伸張部103(圧縮)、DRAM制御部102、圧縮メモリ104bの順にデータが流れるようになっている。
このように圧縮メモリ104bを介在させることで画像形成装置10は、現在のジョブに係わる画像形成処理の実行中に次のジョブに係わる原稿読取処理や原稿入力処理を実行して、ジョブを予約登録することができる。たとえば、複数部コピーするような場合には、原稿読取処理は原稿の各ページに対して1回だけ行なわれるが、画像形成処理は設定された部数分だけ繰り返し実行される。このため、画像形成処理の実行中に読取部30が空き状態となり、次のジョブの予約登録が可能になる。
また、画像形成装置10は、当該ジョブに係わる用紙と他のジョブに係わる用紙とがスタッカ装置80に混在して積載される混在スタックを許可するか否かをジョブ単位に設定することができるようになっている。そして、次のジョブに係わる画像形成処理を開始するとき、このジョブと先行するジョブのそれぞれにおける混在スタックの設定状態とスタッカ装置80における用紙の積載状態(有無)とに応じて、次のジョブに係わる用紙のスタッカ装置80への排紙を禁止するか否かを制御する機能を備えている。
ここでは、次のジョブに係わる画像形成処理の実行を、先行するジョブに係わる用紙がスタッカ装置80から取り除かれるまで見合わせることで、スタッカ装置80への排紙を禁止するようになっている。
混在スタックを許可するか否かの設定を受け付ける設定受付手段としての機能は、操作表示部220と画像制御CPU110とにより実現される。外部装置3から設定を受け付ける場合には、プリントコントローラ120も設定受付手段としての一部の機能を果たす。
また、画像制御CPU110は、次のジョブに係わる用紙のスタッカ装置80への排紙を禁止するか否かを制御する排紙制御手段111としての機能を備えている。次のジョブに係わる用紙のスタッカ装置80への排紙を禁止したとき、その旨をユーザに報知する報知手段としての機能は操作表示部220と画像制御CPU110とにより実現される。
図4は、コピージョブの依頼を受け付ける際の基本画面300を示している。基本画面300には、設定内容をユーザに通知するための各種文字や絵柄と設定内容を変更するための各種操作釦とが配置されている。図中、斜線を施した操作釦や表示欄は、その項目において選択された設定内容を示している。基本画面300の上部には、各種の案内や警告が表示されるメッセージ表示欄301が設けてある。
基本画面300で「出力設定」釦302を操作すると、図5に示す出力設定画面310がポップアップ表示される。出力設定画面310は、出力先選択欄311と、混在スタック選択欄312とを有している。出力先選択欄311では、積載部81とサブトレイ82のいずれを排紙先に設定するかを選択することができる。混在スタック選択欄312では、今回登録するジョブについて、混在スタックを許可するか禁止するかを選択することができる。「OK」釦313を操作すると、その時点での選択内容が設定されて確定する。
図6は、外部装置3から印刷ジョブを画像形成装置10へ依頼する際に、外部装置3のプリンタドライバが自装置のディスプレイに表示するプリンタプロパティ画面320の一例である。図6のプリンタプロパティ画面320は、PODタグ321を選択したときの状態を示している。PODタグ321を選択すると、折りや綴じなどの後処理や排紙モードに係わる設定が可能になり、プルダウンメニュー形式の排紙モード選択欄322において混在スタックの許可または禁止を選択することができる。
このプリンタドライバから画像形成装置10に送信する印刷データには、混在スタックに係わる設定内容(許可または禁止)を表わした情報が付加され、画像形成装置10は、この付加された情報により、この印刷ジョブにおける混在スタックの設定内容を認識するようになっている。
図1は、次のジョブについての画像形成処理を開始する際(最初のページの画像形成処理の実行前)に行なわれる排紙制御処理の流れを示している。ここでは、各ジョブでの排紙先がすべてスタッカ装置80の積載部81に設定されているものとする。まず、当該ジョブ(先行するジョブから見ると次のジョブ)に係わる画像形成処理を開始する前に、先行するジョブの用紙がスタッカ装置80の積載部81に残っているか否かを調べ(ステップS401)、残っていないときは(ステップS401;N)、当該ジョブに係わる画像形成処理を開始し、画像形成された用紙を積載部81に排紙する(ステップS406)。
スタッカ装置80の積載部81に用紙が残っているときは(ステップS401;Y)、当該ジョブ(次のジョブ)に係わる混在スタックの設定内容が「許可」か否かを判定し(ステップS402)、「禁止」の場合は(ステップS402;N)、当該ジョブに係わる画像形成処理の開始を見合わせて、このジョブに係わる用紙が積載部81へ排紙されることを禁止する(ステップS404)。さらに、スタッカ装置80の積載部81から先行するジョブの用紙を取り除く旨のメッセージを操作表示部220に表示する(ステップS405)。これにより、2以上のジョブに係わる用紙が混在して同じ積載部に積載されることを回避するためにジョブの実行が中断されていること、およびその対処方法がユーザに報知される。たとえば「スタッカの用紙を取り除いてください。」などのアクションメッセージが表示される。
当該ジョブに係わる混在スタックの設定内容が「許可」の場合は(ステップS402;Y)、先行するジョブに係わる混在スタックの設定内容が「許可」か否かを判定する(ステップS403)。先行するジョブに係わる混在スタックの設定が「禁止」の場合は、上述と同様に当該ジョブの画像形成処理による積載部81への排紙を禁止して(ステップS404)、その旨のメッセージを表示する(ステップS405)。
先行するジョブに係わる混在スタックの設定内容が「許可」のときは(ステップS403;Y)、当該ジョブに係わる画像形成処理を開始し、画像形成された用紙を積載部81に排紙する(ステップS406)。
なお、排紙を禁止した後に積載部81から用紙が取り除かれると(ステップS401;N)、中断していた当該ジョブに係わる画像形成処理を開始して、積載部81への排紙が行なわれる(ステップS406)。
図7は、図6の排紙制御において、積載部81に用紙が残っている場合の判断結果を一覧表にまとめたものである。先行ジョブと実行ジョブ(当該ジョブ、先行するジョブから見ると次のジョブ)の双方が混在スタックを許可している場合だけ、排紙開始となる。また、先行ジョブと実行ジョブのどちらか一方でも混在スタックを禁止しているときは、いずれも排紙禁止となる。
ところで、ジョブごとに排紙先を異なる積載部に設定可能な場合には、以下のように排紙制御を行なえばよい。すなわち、ステップS401において、当該ジョブの排紙先に指定されている積載部に用紙が残っているか否かを判断する。ステップS403では、当該ジョブと排紙先が同じ積載部に設定されている先行ジョブについて判断すればよい。
なお、先行するジョブに係わる混在スタックの設定内容は、少なくとも同じ積載部が排紙先に設定されている次のジョブの画像形成処理が開始されるまで、もしくは先行するジョブの排紙先となった積載部から用紙が取り除かれるまでシステムメモリ107等に保存される。
図8に示すように、オフラインの後処理機で製本するような場合には、混在スタックを「禁止」に設定してジョブを依頼すれば、2以上のジョブに係わる用紙が混在して同じ積載部に積載されることが防止され、仕分け作業は発生せず、効率よく印刷作業を進めることができる。
一方、図9、図10に示すようなデータセンタ的な印刷作業を行なう場合には、混在スタックを「許可」に設定してジョブを依頼すれば、多数のジョブに係わる用紙が同じ積載部に連続して積載されるので、1ジョブごとに用紙を積載部から取り除く手間がなく、円滑に印刷作業を進めることができる。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は実施の形態に示したものに限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。たとえば、実施の形態では、混在スタックの許可/禁止をジョブ単位に設定するように構成したが、環境設定や初期設定などで装置としての動作を単位に設定するように構成してもよい。この場合、あるジョブの画像形成処理を開始する際に、そのジョブの排紙先として指定された積載部に用紙が残っており、かつ装置としての混在スタックの設定が「禁止」ならば、その積載部への排紙を禁止し、上記以外の場合は排紙を許容するように構成すればよい。
このほか、実施の形態では、画像形成装置としてデジタル複合機を例に説明したが、用紙上に画像を形成して出力する機能を有するものであれば、たとえば、プリンタや印刷機などであってもよい。
本発明の実施の形態に係わる画像形成装置が行なう排紙制御を示す流れ図である。 本発明の実施の形態に係わる画像形成装置を示す断面図である。 本発明の実施の形態に係わる画像形成装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係わる画像形成装置の操作表示部に表示される基本画面の一例を示す説明図である。 図4の「出力設定」釦を操作することで基本画面に出力設定画面がポップアップ表示された状態の一例を示す説明図である。 本発明の実施の形態に係わる画像形成装置に印刷データを送信する外部装置のプリンタドライバが表示するプリンタプロパティ画面の一例を示す説明図である。 図6の排紙制御において、積載部に用紙が残っている場合の判断結果をまとめた一覧表である。 オフラインの後処理機で製本する場合のワークフローの一例を示す説明図である。 ダイレクトメール用の文書を大量に印刷する場合のジョブの構成の一例を示す説明図である。 大量のダイレクトメールを作成する場合のワークフローの一例を示す説明図である。
符号の説明
2…原稿
3…外部装置
10…画像形成装置
20…自動原稿送り装置
21…原稿載置トレイ
22…給紙ローラ
23…密着ローラ
24…案内ローラ
25…切替爪
26…反転ローラ
27…排紙トレイ
30…読取部
31…コンタクトガラス
32…プラテンガラス
33…光源
34…ミラー
35…露光走査部
36…ラインイメージセンサ
37…集光レンズ
38…各種ミラー
40…プリンタ部
42…レーザーユニット
43…感光体
44…帯電装置
45…現像装置
46…転写装置
47…分離装置
48…クリーニング装置
61…給紙カセット
62…第1給紙ローラ
70…搬送部
70a…通常経路
70b…反転経路
71…搬送ローラ
80…スタッカ装置
81…積載部
82…サブトレイ
90…大容量給紙トレイ
100…主制御部
101…読み取り処理部
102…DRAM制御部
103…圧縮伸張部
104…画像メモリ
104a…ページメモリ
104b…圧縮メモリ
105…書き込み処理部
106…プログラムメモリ
107…システムメモリ
108…不揮発性メモリ
109…I/Oポート
110…画像制御CPU
111…排紙制御手段
120…プリントコントローラ
200…ADF制御部
210…スキャナ制御部
220…操作表示部
221…表示部
222…操作部
223…操作制御部
230…プリンタ制御部
240…スタッカ制御部
241…スタッカ残紙検出手段
300…基本画面
301…メッセージ表示欄
302…「出力設定」釦
310…出力設定画面
311…出力先選択欄
312…混在スタック選択欄
313…「OK」釦
320…プリンタプロパティ画面
321…PODタグ
322…排紙モード選択欄

Claims (8)

  1. 用紙上に画像を形成して出力する画像形成装置において、
    排出された用紙を積載する積載部と、
    前記積載部に用紙が積載されているか否かを検出する残紙検出手段と、
    2以上のジョブに係わる用紙を前記積載部に混在して積載する混在スタックを許可するか否かの設定を受け付ける設定受付手段と、
    前記残紙検出手段の検出状態と前記混在スタックを許可するか否かの設定状態とに応じて、次のジョブに係わる用紙の前記積載部への排紙を禁止する排紙制御手段と
    を有する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 用紙上に画像を形成して出力する画像形成装置において、
    排出された用紙を積載する積載部と、
    前記積載部に用紙が積載されているか否かを検出する残紙検出手段と、
    当該ジョブに係わる用紙と他のジョブに係わる用紙とが前記積載部に混在して積載される混在スタックを許可するか否かの設定をジョブ単位に受け付ける設定受付手段と、
    前記積載部に先行するジョブに係わる用紙が積載されているとき、前記先行するジョブにおける前記混在スタックを許可するか否かの設定状態と、次のジョブにおける前記混在スタックを許可するか否かの設定状態とに応じて、前記次のジョブに係わる用紙の前記積載部への排紙を禁止する排紙制御手段と
    を有する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記排紙制御手段は、前記先行するジョブと次のジョブの双方が前記混在スタックを許可しているときは、前記次のジョブに係わる用紙の前記積載部への排紙を許容する
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、前記先行するジョブが前記混在スタックを許可していないとき、少なくとも前記積載部に前記先行するジョブに係わる用紙が積載されている間、次のジョブに係わる用紙の前記積載部への排紙を禁止する
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御手段は、前記次のジョブが前記混在スタックを許可していないとき、少なくとも前記積載部に前記先行するジョブに係わる用紙が積載されている間、次のジョブに係わる用紙の前記積載部への排紙を禁止する
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御手段が、次のジョブに係わる用紙の前記積載部への排紙を禁止したとき、その旨を報知する報知手段
    を有する
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4または5に記載の画像形成装置。
  7. 前記設定受付手段は、前記混在スタックを許可するか否かの設定を外部の装置から受け付ける
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5または6に記載の画像形成装置。
  8. 次のジョブに係わる画像形成動作を禁止することにより前記積載部への排紙を禁止する
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6または7に記載の画像形成装置。
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