JP2005194877A5 - - Google Patents

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電気設備、流体供給装置、温水洗浄装置、暖房便座及び便器装置
本発明は、電気設備、温水で便器使用者の臀部を洗浄する温水洗浄装置などの温水供給装置や、温水洗浄で濡れた臀部を温風で乾かすための温風ファン、あるいは洋風便器に設置される暖房便座等に関するものである。詳しくはメンテナンスの時期をユーザーに知らせる手段を備え、故障を未然に防止するようにしたこれら設備、装置に関するものである。
温水洗浄装置にあっては、温水タンク等の温水源からの温水を洗浄ノズルに供給し、該洗浄ノズル先端から上方ないし斜め上方に噴出して人体臀部の洗浄を行うよう構成されている。最近では、洗浄後の臀部に温風を吹きつけて乾燥させる温風乾燥機構を備えた温水洗浄装置も広く普及している。この温水洗浄装置を備えた洋風便器の便座は、通常の場合、ヒータを有した暖房便座となっている。このような装置に故障が生じた場合、故障箇所を発光素子によって表示する技術が特開平5−295783号に記載されている。
特開平8−27870号公報には、温水洗浄装置の各機器の動作状況を不揮発性記憶部に記憶させ、故障時にはこの不揮発性記憶部の記憶データを故障原因の解析に利用することが記載されている。また、同号公報の第0057段落〜第0070段落には、脱臭剤装填時からの経過時間又は便座への着座回数を不揮発性記憶部に記憶させ、この記憶データに基づいて脱臭剤の交換時期を報知することが記載されている。
特開平5−295783号 特開平8−27870号公報
本発明は、温水洗浄装置の如く、水(湯であっても良い。)を供給する流体供給装置や温風ファン、暖房便座等において故障を未然に防止することを目的とする。
求項の流体供給装置は、流体を所定温度に加熱して供給する流体供給装置において、経過した時間を積算した積算時間を記憶する不揮発性記憶部と、該不揮発性記憶部で記憶された積算時間が設定時間に達したときに供給する流体の温度又は供給量を低下させる制御手段とを備えたことを特徴とするものである。
かかる流体供給装置にあっては、該流体供給装置の製作後、据付後、あるいは使用開始後に設定時間が経過すると自動的に流体の温度又は供給量が低下するので、使用者はこの異変に気が付き、サービスセンター等に連絡をとるようになる。これにより、該流体供給装置に寿命がきて故障が生じる前にメンテナンスを受けることができ、故障が未然に防止される
求項の流体供給装置は、設定時間として第1の設定時間と、それよりも長い第2の設定時間と、さらにそれよりも長い第3の設定時間とが設定されており、前記制御手段は第1の設定時間に達したときに作動するものであり、第2の設定時間に達したときに流体の加熱量又は供給量を低下させる手段と、第3の設定時間に達したときに流体の加熱又は供給を停止する停止手段とを備えたことを特徴とするものである。
かかる請求項の流体供給装置にあっては、第1の設定時間がきたときにメンテナンスを受けなかった場合、第2の設定時間に達したときに流体の加熱又は供給が停止するので、使用者にメンテナンスの必要性を強く感じさせることができる
求項の流体供給装置は、流体を加熱して供給する流体供給装置において、少なくとも一部の機器の作動回数の積算回数を記憶する不揮発性記憶部と、該不揮発性記憶部で記憶された積算回数が設定回数に達したときに、供給する流体の温度又は供給量を低下させる制御手段とを備えたことを特徴とするものである。
かかる流体供給装置によると、電磁弁やモータ等の機器の作動回数の積算回数に応じてメンテナンスを受けることができ、これらの機器に故障が生じる前にメンテナンスして故障を未然に防止することができる
求項の流体供給装置は、設定回数として第1の設定回数と、それよりも多い第2の設定回数と、さらにそれよりも多い第3の設定回数とが設定されており、前記制御手段は第1の設定回数に達したときに作動するものであり、第2の設定回数に達したときに流体の加熱量又は供給量を低下させる手段と、第3の設定回数に達したときに流体の加熱又は供給を停止する停止手段とを備えたことを特徴とするものである。
かかる請求項の流体供給装置にあっては、第1の設定回数到達時にメンテナンスを受けなかった場合、第2又は第3の設定回数に達したときに流体の加熱又は供給が停止するので、使用者にメンテナンスの必要性を強く感じさせることができる。
請求項の流体供給装置は、該流体供給装置を通過した流体量を積算した積算量を記憶する不揮発性記憶部と、該不揮発性記憶部で記憶された積算量が設定流体量に達したときに、供給する流体の温度又は供給量を低下させる制御手段とを備えたことを特徴とするものである。
かかる流体供給装置によると、該流体供給装置の通算の供給流体量に応じてメンテナンスを受けることができ、故障が未然に防止される
求項6の流体供給装置は、設定量として第1の設定量と、それよりも多い第2の設定量と、さらにそれよりも多い第3の設定量とが設定されており、前記制御手段は第1の設定量に達したときに作動するものであり、第2の設定量に達したときに流体の加熱量又は供給量を低下させる手段と、第3の設定量に達したときに流体の加熱又は供給を停止する停止手段とを備えたことを特徴とするものである。
かかる請求項の流体供給装置にあっては、第1の設定量到達時にメンテナンスを受けなかった場合、第2又は第3の設定量に達したときに流体の加熱又は供給が停止するので、使用者にメンテナンスの必要性を強く感じさせることができる。
請求項の流体供給装置は、流体を所定温度に加熱して供給する流体供給装置において、該流体供給装置の制御回路の温度及び制御回路への通電時間に基づいて回路素子へ加えられる温度負荷を演算する手段と、この温度負荷を積算した積算負荷を記憶する不揮発性記憶部と、該不揮発性記憶部で記憶された積算負荷が設定負荷に達したときに供給する流体の温度又は供給量を低下させる手段とを備えたことを特徴とするものである。
この流体供給装置は、制御回路の負荷を基準にして供給する流体の温度又は供給量を低下させるものである。即ち、制御回路のコンデンサ、リレー等の素子は高温度に長時間晒されると寿命が短かくなるので、この請求項12では、制御回路の温度とその温度におかれた時間との2ファクターに基づいて制御回路に加えられた負荷を算出し、且つ積算し、この積算負荷が設定負荷に達したときに供給する流体の温度又は供給量を低下させるようにした
求項の温水洗浄装置は、水を加熱するためのヒータ及び水温検知センサを有する温水タンクと、該温水タンクから温水が供給される洗浄ノズルと、この温水の供給を断続させるためのバルブとを有する温水洗浄装置において、該洗浄ノズルへの給水量、該温水タンク内の水温、及び該バルブの開閉回数に基づいて温水タンクに加えられる負荷を算出する手段と、この負荷の積算値を記憶する不揮発性記憶部と、該不揮発性記憶部で記憶された積算負荷が設定負荷に達したときに洗浄ノズルへ供給する温水の温度又は水量を低下させる低下手段とを備えたことを特徴とするものである。
かかる温水洗浄装置にあっては、温水タンクに加えられる負荷が設定負荷に達すると洗浄ノズルから噴出する温水の温度又は水量が低下するので、メンテナンスを受けることができ、温水洗浄装置の故障が未然に防止される
求項の便器装置は、水加熱用ヒータを有する温水タンク及び該温水タンクから温水が供給される洗浄ノズルを備えた温水洗浄装置と、起倒方向に回動可能な便座本体及び該便座本体に設けられたヒータを有する暖房便座とを具備した便器装置において、該暖房便座への負荷を検出するための手段として、該便座本体の回動回数の検出手段、該便座本体への着座の検出手段、及び該便座本体への着座荷重の検出手段のうちの少なくとも1つの検出手段を設けると共に、該検出手段で検出された負荷の積算値を記憶する不揮発性記憶部と、該不揮発性記憶部で記憶された積算負荷が設定負荷に達したときに該便座本体のヒータの温度を低下させるか又は該ヒータへの通電を停止する手段とを備えたことを特徴とするものである。
かかる便器装置においては、該便座本体に加えられる負荷が設定負荷に達すると、便座の温度が低くなる(又は冷たくなる)ので、メンテナンスを受けるようになり、暖房便座の故障が未然に防止されるようになる。
請求項10の便器装置は、水加熱用ヒータを有する温水タンク及び該温水タンクから温水が供給される洗浄ノズルを備えた温水洗浄装置と、エアヒータ及びブロワよりなる温風ファンとを具備した便器装置において、該便器装置の制御回路の温度及び制御回路への通電時間に基づいて回路素子へ加えられる温度負荷を演算する手段と、該温風ファンの回転数に基づいて検出された負荷を演算する手段と、これらの負荷を積算した積算負荷を記憶する不揮発性記憶部と、該不揮発性記憶部で記憶された積算負荷が設定負荷に達したときに温水タンクから洗浄ノズルへ供給する温水の温度を低下させること、該温水の流量を低下させること、温風ファンの温風の温度を低下させること、及び温風ファンの温風の風量を低下させることの少なくとも1つを行う手段とを備えたことを特徴とするものである。
かかる便器装置は、前記請求項と同様に制御回路及び温風ファンの経時的な温度負荷を求め、この負荷が設定負荷に達すると温水の温度低下、温水の水量低下、温風の温度低下、及び温風の風量低下の少なくとも1つを行うようにしたものである。
請求項11の便器装置は、請求項9又は10において、前記積算負荷が前記設定負荷よりも大きい所定の負荷に達したときに洗浄ノズルへ供給する水の加熱停止、温水の供給停止、エアの加熱停止、及び温風の供給停止の少なくとも1つを行う手段を備えたことを特徴とするものである。
かかる便器装置にあっては、負荷が所定負荷に達すると洗浄ノズルから冷水しか出ない、洗浄ノズルから水が出ない、温風ファンから冷風しか出ない、又は温風ファンから風が出てこないようになるので、使用者はメンテナンスの必要性を強く感じ取るようになる。
請求項12の電気設備は、制御回路の温度及び制御回路への通電時間に基づいて回路素子へ加えられる温度負荷を演算する手段と、この温度負荷を積算した積算負荷を記憶する不揮発性記憶部と、該不揮発性記憶部で記憶された積算負荷が設定負荷に達したときに視覚的又は音声的な表示を行う表示手段とを備えたことを特徴とするものである。
この電気設備は、制御回路の負荷を基準にしてサービスマンコール等の表示を行うものである。即ち、制御回路のコンデンサ、リレー等の素子は高温度に長時間晒されると寿命が短かくなるので、この請求項11では、制御回路の温度とその温度におかれた時間との2ファクターに基づいて制御回路に加えられた負荷を算出し、且つ積算し、この積算負荷が設定負荷に達したときに表示を行うようにした。
請求項13の流体供給装置は、該流体供給装置を通過した流体量を積算した積算流体量を記憶する不揮発性記憶部と、該不揮発性記憶部で記憶された積算流体量が設定水量に達したときに視覚的又は音声的な表示を行う表示手段とを備えたことを特徴とするものである。
かかる流体供給装置によると、該流体供給装置の通算の供給流体量に応じてメンテナンスを受けることができ、故障が未然に防止される。
請求項14の流体供給装置は、設定流体量として第1の設定流体量と、それよりも多い第2の設定流体量と、さらにそれよりも多い第3の設定流体量とが設定されており、前記表示手段は第1の設定流体量に達したときに作動するものであり、第2の設定流体量に達したときに該流体供給装置の少なくとも一部の機器への通電量を低下させるか又は通電を停止する手段と、第3の設定流体量に達したときに通電量を低下させるか又は通電を停止する機器の数を増大させる手段とを備えたことを特徴とするものである。
かかる請求項14の流体供給装置にあっては、第1の設定流体量到達時にメンテナンスを受けなかった場合、第2又は第3の設定流体量に達したときに少なくとも一部の機器への通電量を低下させるか又は通電が停止するので、使用者にメンテナンスの必要性を強く感じさせることができる。
請求項15の温水洗浄装置は、水を加熱するためのヒータ及び水温検知センサを有する温水タンクと、該温水タンクから温水が供給される洗浄ノズルと、この温水の供給を断続させるためのバルブとを有する温水洗浄装置において、該洗浄ノズルへの給水量、該温水タンク内の水温、及び該バルブの開閉回数に基づいて温水タンクに加えられる負荷を算出する手段と、この負荷の積算値を記憶する不揮発性記憶部と、該不揮発性記憶部で記憶された積算負荷が設定負荷に達したときに視覚的又は音声的な表示を行う表示手段とを備えたことを特徴とするものである。
かかる温水洗浄装置にあっては、温水タンクに加えられる負荷が設定負荷に達すると表示が行われ、メンテナンスを受けることができ、温水洗浄装置の故障が未然に防止される。
請求項16の温水洗浄装置は、設定負荷として第1の設定負荷と、それよりも大きい第2の設定負荷と、さらにそれよりも大きい第3の設定負荷とが設定されており、前記積算負荷が第1の設定負荷に達したときに前記表示手段を作動させると共に、前記ヒータへの通電量を減少させ、第2の設定負荷に達したときに該ヒータへの通電を停止し、第3の設定負荷に達したときに前記バルブを閉弁させる手段を備えたことを特徴とするものである。
かかる温水洗浄装置にあっても、第1、第2の設定負荷に達したときにメンテナンスの必要性が強く感じられるが、第1の設定負荷到達後のように水温が低いだけの場合は、一応は温水洗浄装置の使用が可能であり、メンテナンスを行うサービスマンがくるまで温水洗浄装置を使用できる。第2又は第3の設定負荷到達後の場合、使用者がサービスマンを呼んでメンテナンスを受けるまでは、水が出なくなり使用ができないようになる。
請求項17の暖房便座は、起倒方向に回動可能な便座本体と、該便座本体に設けられたヒータとを有する暖房便座において、該暖房便座への負荷を検出するための手段として、該便座本体の回動回数の検出手段、該便座本体への着座の検出手段、及び該便座本体への着座荷重の検出手段のうちの少なくとも1つの検出手段を設けると共に、該検出手段で検出された負荷の積算値を記憶する不揮発性記憶部と、該不揮発性記憶部で記憶された積算負荷が設定負荷に達したときに視覚的又は音声的な表示を行う表示手段とを備えたことを特徴とするものである。
かかる暖房便座においては、該便座本体に加えられる負荷が設定負荷に達するとメンテナンスを受けるようになり、暖房便座の故障が未然に防止されるようになる。
請求項18の暖房便座は、起倒方向に回動可能な便座本体と、該便座本体に設けられたヒータとを有する暖房便座において、該暖房便座の制御回路の温度及び制御回路への通電時間に基づいて回路素子へ加えられる温度負荷を演算する手段と、この温度負荷を積算した積算負荷を記憶する不揮発性記憶部と、該不揮発性記憶部で記憶された積算負荷が設定負荷に達したときに視覚的又は音声的な表示を行う表示手段とを備えたことを特徴とするものである。
かかる暖房便座は、前記請求項7と同様に制御回路の経時的な温度負荷に基づいて表示を行うようにしたものである。
請求項19の暖房便座は、請求項17又は18において、前記積算負荷が所定の負荷に達したときに前記ヒータへの通電を停止する手段を備えたことを特徴とするものである。
かかる暖房便座にあっては、負荷が所定負荷に達すると便座本体が暖まらなくなるので、使用者はメンテナンスの必要性を強く感じ取るようになる。
本発明によると、温水洗浄装置や暖房便座などの電気設備に寿命がきて故障が生じる前にメンテナンスを受けることが可能となり、故障が未然に防止されるようになる。なお、第1回目の警告を温水や温風の温度又は流量の低下によって行う場合、この低下は体感されるものであり無視されにくいので、サービスマンを呼んで修理、点検を受けてもらえる率が高いものとなる。また、この温度や流量が低下しても装置の使用は継続でき、便利である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は実施の形態に係る温水洗浄装置及び暖房便座のブロック図、図2はこの温水洗浄装置等の制御内容の参考例を示すフローチャート、図3,4はこの温水洗浄装置等の制御内容の実施の形態を示すフローチャートである。
図1において、水道水等の給水は給水配管1及びメインバルブ2を介して温水タンク3に流入する。この温水タンク3にはヒータ4及び温度検出用サーミスタ4aが設けられており、水が所定温度の湯(温水)とされる。この温水は配管6、流量センサ7、流量(洗浄強さ)調節バルブ8を介して洗浄ノズル9へ送られ、該ノズル9の先端から上方ないし斜め上方に噴出して暖房便座10の着座者の臀部に注ぎかけられる。図示はしないが、温水をノズル9へ供給するためのポンプを設けてもよい。
この暖房便座10は、便座ボックス11に上下方向回動自在に支持された便座本体12と、この便座本体12に設けられたヒータ13とを有する。前記メインバルブ2、温水タンク3、バルブ7及び洗浄ノズル8はこの便座ボックス11に設置されている。
また、この着座者の臀部に温風を吹き付けるための温風ファン20と、上記各機器を制御する制御器30とが該便座ボックス11に設置されている。この制御器30には不揮発性記憶部が設けられている。この温風ファン20は、ブロワ21とエアヒータ22とを備えている。なお、制御器30の回路基板(図示略)の温度を測定するために、便座ボックス11内の該回路基板近傍にサーミスタ24が設置されている。
この温水洗浄装置及び暖房便座を制御するための制御器30は、リモコン等のコントローラ40と信号の授受を行うと共に、サーミスタ5,24及び便座本体12に設けられたサーミスタ(図示略)から温度信号が入力される。
コントローラ40は、液晶表示パネル41のほかに、洗浄スイッチ42、温風スイッチ43、ストップスイッチ44、暖房便座スイッチ45、温水、温風又は暖房便座の温度を調節するための温度スイッチ46、音声を発生するためのスピーカ47を備えている。
洗浄スイッチ42を押すと、メインバルブ2が開弁し、洗浄ノズル9から温水が噴出し、ストップスイッチ44を押すとメインバルブ2が閉弁し、温水が停止する。
温風スイッチ43を押すと、温風ファン20から温風が吹き出し、ストップスイッチ44を押すと温風が停止する。暖房便座スイッチ45を押すと、暖房便座10のヒータ13へ通電が行われて便座加温が行なわれ、暖房便座スイッチ45をもう1回押すと、ヒータ13への通電が停止される。
暖房便座スイッチ45をONとし、臀部洗浄及び温風乾燥のいずれも行っていない状態で温度スイッチ46を操作することにより暖房便座10の温度が調節され、温水を噴出している状態で温度スイッチ46を操作することにより温水温度が調節される。温風を吹き出している状態で温度スイッチ46を操作することにより温風温度が調節される。
温水、温風、暖房便座の温度や作動状態が日付、時刻等と共に液晶パネル41に表示されている。なお、この制御器30は電池を電源としてもよく、商用電源を電源としてもよい。
図2は制内容の参考例を示すものである。この温水洗浄装置及び暖房便座に初めて通電されたり又は初めてコントローラに電池が装着された時点、あるいはいずれかのスイッチ42〜46が初めて操作された時点を始点とし、制御器30に設けられた不揮発性記憶部が経過時間を記憶する。
かかる温水洗浄装置及び暖房便座にあっては、該装置の製造後、据付後、あるいは使用開始後、設定時間Tが経過すると液晶パネル41に「サービスセンターに連絡するように」等のサービスマンコールの表示が行われる。これにより、該装置に寿命がきて故障が生じる前にメンテナンスを受けることができ、故障が未然に防止される。
図3のフローチャートは実施の形態に係る制御内容を示すものであり、図2のものにおいて、前記設定時間を再設定する手段を備えたことを特徴とするものである。即ち、サービスセンターから派遣されたサービスマンがメンテナンスを行った後、前記スイッチ42〜46を特定パターンに従って操作することによってリセット信号が生じて不揮発性記憶部の記憶時間がキャンセルされ、再度0から計時が再開する。従って、前回のメンテナンス後に該設定時間が経過したときに再び表示が行われ、再びメンテナンスを受けることができる。この場合、2回目以降の設定時間はそれよりも前の設定時間の90%の長さとしている。これは、各パーツの経時劣化を考慮したものである。なお、10%ずつ減少させるのではなく、一定幅ずつ減らしてもよい。また、2回目又は3回目等までは減少させるが、3回目あるいは4回目以降は前回と同じ時間に設定してもよい。なお、この「90%」は一例であり、他の%値であっても良いことは明らかである。
図4のフローチャートは別の実施の形態に係る制御内容を示すものであり、図3のものにおいて、前記設定時間として第1の設定時間Tと、それよりも長い第2の設定時間Tとが設定されており、液晶パネル41には第1の設定時間Tに達したときにサービスマンコールが表示される。第2の設定時間Tに達したときにはヒータ4,13への通電を停止する。
かかる装置にあっては、第1の設定時間Tがきたときにメンテナンスを受けなかった場合、第2の設定時間Tに達したときに臀部洗浄水や暖房便座10が暖かくならないので、使用者にメンテナンスの必要性を強く感じさせることができる。
図示はしないが、第2の設定時間Tよりも長い第3の設定時間Tを設定し、第2の設定時間Tに達したときにヒータ4,13への通電量を減少させ、第3の設定時間Tに達したときにヒータ4,13への通電を停止するようにしても良い。
図示はしないが、不揮発性記憶部は該装置が商用電源に接続された時間だけを記憶するものであっても良い。このようにすれば、該装置に実際に通電を行った時間に応じてメンテナンスを受けることができる。
同様に図示はしないが、不揮発性記憶部はヒータ4,13や、温風ファン20又はメインバルブ2、ポンプに通電した時間だけを記憶するものであってもよい。かかる装置によると、ヒータやバルブ、ブロワ等の故障のおそれの高い機器への通電時間の積算時間に応じてメンテナンスを受けることができる。
さらに、不揮発性記憶部は、ポンプ5、メインバルブ2又は温風ファン20への通電回数を記憶するものであってもよい。かかる装置によると、バルブやブロワの作動回数の積算回数に応じてメンテナンスを受けることができ、これらの機器に故障が生じる前にメンテナンスして故障を未然に防止することができる。
不揮発性記憶部は、さらに、流量センサ7の検出流量を積算した積算水量を記憶するものであってもよい。
かかる装置によると、該温水洗浄装置の通算の供給温水量に応じてメンテナンスを受けることができ、バルブやポンプ等の故障が未然に防止される。
さらに、不揮発性記憶部はサーミスタ24で検知される制御器30の温度と経過時間とに基づいて算出される負荷(例えば温度と時間との積)を記憶するものであってもよい。このようにすれば、制御器30、特にその素子が劣化する前にメンテナンスを受けることができる。
図8は別の実施の形態に係る温水洗浄装置及び暖房便座を有する便器装置のブロック図、図9〜11はこの温水洗浄装置等の制御内容を示すフローチャートである。
図8においては、温水タンク3からの温水流出用の配管6に流量調節可能なポンプ5が設けられている他は、図1と同一の構成となっている。即ち、温水タンク3内の温水は流量調節可能なポンプ5、配管6、流量センサ7、流量(洗浄強さ)調節バルブ8を介して洗浄ノズル9へ送られ、該ノズル9の先端から上方ないし斜め上方に噴出して暖房便座10の着座者の臀部に注ぎかけられる。図示はしないが、温水を給水圧によってノズル9へ供給するようにしてポンプ5を省略し、代わりに制御器30によって開度が制御されるバルブを設けてもよい。その他の構成は図1と全く同一であるので、同一部分に同一符号を付して説明を省略する。
図9は最も簡易な制御例を示すものである。この温水洗浄装置及び暖房便座に初めて通電されたり又は初めてコントローラに電池が装着された時点、あるいはいずれかのスイッチ42〜46が初めて操作された時点を始点とし、制御器30に設けられた不揮発性記憶部が経過時間を記憶する。
かかる温水洗浄装置及び暖房便座にあっては、該装置の製造後、据付後、あるいは使用開始後、設定時間Tが経過すると液晶パネル41に「サービスセンターに連絡するように」等のサービスマンコールの表示が行われると共に、少なくとも1つのヒータ4,22の出力低下あるいはポンプ5の回転数低下、ブロワ21の回転数低下が行われる。これにより、該装置に寿命がきて故障が生じる前にメンテナンスを受けることができ、故障が未然に防止される。
図10のフローチャートは図9のものにおいて、前記設定時間を再設定する手段を備えたことを特徴とするものである。即ち、サービスセンターから派遣されたサービスマンがメンテナンスを行った後、前記スイッチ42〜46を特定パターンに従って操作することによってリセット信号が生じて不揮発性記憶部の記憶時間がキャンセルされ、再度0から計時が再開する。従って、前回のメンテナンス後に設定時間が経過したときに再び表示が行われると共に、少なくとも1つのヒータ4,22の出力低下あるいはポンプ5の回転数低下、ブロワ21の回転数低下が行われ、再びメンテナンスを受けることができる。この場合、2回目以降の設定時間はそれよりも前の設定時間の90%の長さとしている。これは、各パーツの経時劣化を考慮したものである。なお、10%すつ減少させるのではなく、一定幅ずつ減らしてもよい。また、2回目又は3回目等までは減少させるが、3回目あるいは4回目以降は前回と同じ時間に設定してもよい。なお、この「90%」は一例であり、他の%値であってもよいことは明らかである。
図11のフローチャートは、図10のものにおいて、前記設定時間として第1の設定時間Tと、それよりも長い第2の設定時間Tとが設定されており、第1の設定時間Tに達したときに液晶パネル41にサービスマンコールが表示されると共に、少なくとも1つのヒータ4,22の出力低下あるいはポンプ5の回転数低下、ブロワ21の回転数低下が行われる。第2の設定時間Tに達したときには少なくとも1つのヒータ4,13,22への通電を停止するか、メインバルブ2を閉弁するか、又はポンプ5及びブロワ21の少なくとも一方を停止させる。
かかる装置にあっては、第1の設定時間Tがきたときにメンテナンスを受けなかった場合、第2の設定時間Tに達したときに臀部洗浄水、臀部乾燥風や暖房便座10が暖かくならなかったり、あるいは臀部洗浄水、臀部乾燥風が出ないので、使用者にメンテナンスの必要性を強く感じさせることができる。
これらの装置においても、メンテナンス後に前記設定水量や設定負荷を再設定する手段を備えてもよいことは明らかである。また、この場合、2回目以降の設定水量や設定負荷はそれよりも前の設定水量や設定負荷より少なくてもよい。さらに、設定水量や設定負荷として第1の設定量と、それよりも多い第2の設定量とが設定されており、第1の設定量に達したときに前記表示が行われると共に、少なくとも1つのヒータ4,22の出力低下あるいはポンプ5の回転数低下、ブロワ21の回転数低下が行われ、第2の設定量に達したときに少なくとも一部のヒータへの通電を停止したり、ポンプ5又はブロワ21を停止したり、メインバルブ2を強制的に閉弁させてもよい。ヒータ4,22への通電を停止した場合には、冷たい水や風しか出ないようになり、ヒータ13への通電を停止すると便座が冷たくなり、ブロワ21を停止すると風が出なくなり、またメインバルブ2を強制的に閉弁させるか又はポンプ5を停止させた場合には、水が出ないので、いずれの場合も使用者がメンテナンスの必要性を強く感じ取るようになる。
この図11の制御において、Tよりも長い第3の設定時間Tを設定し、第2の設定時間Tに達したときにはヒータ4,13,22の少なくとも1つへの通電量を減少させるか、又はポンプ5、ブロワ21の少なくとも一方の回転数を低下させ、第3の設定時間Tに達したときには少なくとも1つのヒータ4,13,22への通電を停止するか、メインバルブ2を閉弁するか、又はポンプ5及びブロワ21の少なくとも一方を停止させるようにしても良い。
図1,8の温水洗浄装置は、流量センサ7で検出される洗浄ノズル9への給水量、サーミスタ4aで検出される温水タンク3内の水温、及びメインバルブ2の開閉回数に基づいて温水タンク3に加えられる負荷を算出し、この負荷の積算値を不揮発性記憶素子に記憶させ、該不揮発性記憶素子で記憶された積算負荷が設定負荷に達したときに液晶パネル41やスピーカ47等によって視覚的又は音声的な表示を行うようにしてもよい。
かかる温水洗浄装置にあっては、温水タンク3に加えられる負荷が設定負荷に達すると表示が行われ、メンテナンスを受けることができ、温水洗浄装置の故障が未然に防止される。
図1,8の温水洗浄装置は、流量センサ7で検出される洗浄ノズル9への給水量、サーミスタ4aで検出される温水タンク3内の水温、及びメインバルブ2の開閉回数に基づいて温水タンク3に加えられる負荷を算出し、この負荷の積算値を不揮発性記憶素子に記憶させ、該不揮発性記憶素子で記憶された積算負荷が設定負荷に達したときに液晶パネル41やスピーカ47等によって視覚的又は音声的な表示を行われると共に、少なくとも1つのヒータ4,22の出力低下あるいはポンプ5の回転数低下、ブロワ21の回転数低下が行われるようにしてもよい。
かかる温水洗浄装置にあっては、温水タンク3に加えられる負荷が設定負荷に達すると表示が行われると共に、温水温度の低下、温水流量の低下、温風温度の低下、温風風量の低下の少なくとも1つが行われ、メンテナンスを受けることができ、温水洗浄装置の故障が未然に防止される。
不揮発性記憶部としては、不揮発性記憶素子の代わりに揮発性記憶素子とバックアップ電池とを採用しても良い。
本発明は温水洗浄装置以外の浄水器、給湯器等の水供給装置に適用しても良い。
図5は、本発明の実施の形態に係る暖房便座の斜視図、図6,7はそれぞれこの暖房便座の制御例を示すフローチャートである。
図1,8と同様に便座ボックス50に暖房便座60が上下方向回動自在に取り付けられている。この暖房便座60は便座本体62にヒータ63を設けたものである。便座ボックス50には、この暖房便座60の上下回動を検知する回動検知センサ51と、暖房便座60へ着座した人の体重を検知する荷重センサ52と、ヒータ63の温度を調節するボリューム53と、電源スイッチ54と、電源スイッチ54がONされているときだけ点灯するLED等のランプ55とが設けられている。
便座ボックス50内に設けられた制御器(図5では図示略)には、これらセンサ51,52の検出信号及びボリューム53の信号が入力され、該制御器がヒータ63への通電を制御する。ヒータ63への通電は、便座ボックス50と便座本体62とをつなぐように設けられるか、又は便座本体62の支軸(図示略)内を挿通されたリード線によって行なわれる。
このリード線は、暖房便座60の上下回動によってごくわずかずつ傷む。そこで、図6では、この上下回動回数を不揮発性記憶部よりなる回数メモリに記憶させ、この上下回動回数が規定のKに達するとランプ55を点滅させて警告を発し、この警告にもかかわらずメンテナンスを受けなかったときには、上下回動回数がKよりも多いKに達したときにヒータ63への通電を停止させる。なお、ランプ55の点滅に応じてメンテナンスを受けたときには、例えば、サービスマンが制御器に設けられたキャンセルスイッチを操作すること等により回数メモリの記憶をキャンセルする。この際、その後の規定回数Kは、前回のK値よりも小さくしても良い。
よりも多いKをさらに設定し、Kに達したときにヒータ63への通電量を減少させ、Kに達したときにヒータ63への通電を停止しても良い。
暖房便座60に座った人の体重によって暖房便座60に負荷が加えられ、支軸等が少しずつ劣化してくるので、暖房便座60の上下回動回数だけでなく着座者の体重による負荷をも加味して警告を発するようにしても良い。
図7は、この制御例であり、センサ51により検知される上下回動回数を不揮発性記憶部よりなる負荷メモリに蓄積させると共に、着座があったときには荷重センサ52により検出される荷重から荷重負荷を演算する。例えば、体重1kgにつき上下回動の0.01回に相当するものとし、荷重に0.01を乗じた値を上下回動回数相当負荷とし、これを上記の上下回動回数と加算するようにして負荷メモリに蓄積する。なお、この係数0.01は一例であり、機種や便座本体62の構成材料等に応じて適宜選択すれば良い。
このような上下回動回数及び着座荷重の双方による総合的な負荷の積算値Lが規定のLに達したときにランプ55を点滅させて警告を発し、それが無視されたときには負荷がL(Lよりも大)に達したときにヒータ63への通電を停止する。ランプ55の点滅に応じてメンテナンスを受けたときには、負荷メモリの記憶をキャンセルする。
よりも大きいLをさらに設定し、Lに達したときにヒータ63への通電量を減少させ、Lに達したときにヒータ63への通電を停止しても良い。
図12は、図5の温水洗浄装置付き暖房便座の別の制御例を示すフローチャートである。
この制御例では、暖房便座60の上下回動回数を不揮発性記憶部よりなる回数メモリに記憶させ、この上下回動回数が規定のKに達するとランプ55を点滅させて警告を発すると共に、温水洗浄装置の噴出温水温度、温水量、温風ファンの温風温度、温風量の少なくとも1つを低下させる。この警告にもかかわらずメンテナンスを受けなかったときには、上下回動回数がKよりも多いKに達したときにヒータ63への通電を停止させるか、又は温水洗浄装置の温水の噴出停止、水の加熱停止、温風の吹出停止、風の加熱停止の少なくとも1つを行う。なお、ランプ55の点滅に応じてメンテナンスを受けたときには、例えば、サービスマンが制御器に設けられたキャンセルスイッチを操作すること等により回数メモリの記憶をキャンセルする。この際、その後の規定回数Kは、前回のK値よりも小さくしてもよい。
よりも多いKをさらに設定し、Kに達したときにヒータ63への通電量を減少させ、Kに達したときにヒータ63への通電を停止しても良い。
前記図7の制御と同様に、暖房便座60に座った人の体重によって暖房便座60に負荷が加えられ、支軸等が少しずつ劣化してくるので、暖房便座60の上下回動回数だけでなく着座者の体重による負荷をも加味して警告を発するようにしてもよい。
図13は、この制御例であり、センサ51により検知される上下回動回数を不揮発性記憶部よりなる負荷メモリに蓄積させると共に、着座があったときには荷重センサ52により検出される荷重から荷重負荷を演算する。例えば、体重1kgにつき上下回動の0.01回に相当するものとし、荷重に0.01を乗じた値を上下回動回数相当負荷とし、これを上記の上下回動回数と加算するようにして負荷メモリに蓄積する。なお、この係数0.01は一例であり、機種や便座本体62の構成材料等に応じて適宜選択すればよい。
このような上下回動回数及び着座荷重の双方による総合的な負荷の積算値Lが規定のLに達したときにランプ55を点滅させて警告を発すると共に、温水洗浄装置の噴出温水温度、温水量、温風ファンの温風温度、温風量の少なくとも1つを低下させる。それが無視されたときには負荷がL(Lよりも大)に達したときにヒータ63への通電を停止するか、又は温水洗浄装置の温水の噴出停止、水の加熱停止、温風の吹出停止、風の加熱停止の少なくとも1つを行う。ランプ55の点滅や温水温度の低下などの第1回目の警告に応じてメンテナンスを受けたときには、負荷メモリの記憶をキャンセルする。
よりも大きいLをさらに設定し、Lに達したときにヒータ63への通電量を減少させ、Lに達したときにヒータ63への通電を停止しても良い。
実施の形態に係る温水洗浄装置及び暖房便座のブロック図である。 図1の装置の制御例を示すフローチャートである。 図1の装置の制御例を示すフローチャートである。 図1の装置の制御例を示すフローチャートである。 実施の形態に係る暖房便座の斜視図である。 図5の制御例を示すフローチャートである。 図5の制御例を示すフローチャートである。 実施の形態に係る温水洗浄装置及び暖房便座のブロック図である。 図8の装置の制御例を示すフローチャートである。 図8の装置の制御例を示すフローチャートである。 図8の装置の制御例を示すフローチャートである。 図5の装置の別の制御例を示すフローチャートである。 図5の装置のさらに別の制御例を示すフローチャートである。
符号の説明
2 メインバルブ
3 温水タンク
4 ヒータ
4a サーミスタ
5 ポンプ
7 流量センサ
8 流量調節バルブ
9 洗浄ノズル
10 暖房便座
11 便座ボックス
12 便座本体
13 ヒータ
20 温風ファン
21 ブロワ
22 ヒータ
24 サーミスタ
30 制御器
40 コントローラ
50 便座ボックス
60 暖房便座

Claims (19)

  1. 流体を所定温度に加熱して供給する流体供給装置において、
    経過した時間を積算した積算時間を記憶する不揮発性記憶部と、該不揮発性記憶部で記憶された積算時間が設定時間に達したときに供給する流体の温度又は供給量を低下させる制御手段とを備えたことを特徴とする流体供給装置。
  2. 請求項において、前記設定時間として第1の設定時間と、それよりも長い第2の設定時間と、さらにそれよりも長い第3の設定時間とが設定されており、前記制御手段は第1の設定時間に達したときに作動するものであり、
    第2の設定時間に達したときに流体の加熱量又は供給量を低下させる手段と、
    第3の設定時間に達したときに流体の加熱又は供給を停止する停止手段とを備えたことを特徴とする流体供給装置。
  3. 流体を所定温度に加熱して供給する流体供給装置において、
    該流体供給装置の少なくとも一部の機器の作動回数の積算回数を記憶する不揮発性記憶部と、該不揮発性記憶部で記憶された積算回数が設定回数に達したときに、供給する流体の温度又は供給量を低下させる制御手段とを備えたことを特徴とする流体供給装置。
  4. 請求項において、前記設定回数として第1の設定回数と、それよりも多い第2の設定回数と、さらにそれよりも多い第3の設定回数とが設定されており、前記制御手段は第1の設定回数に達したときに作動するものであり、
    第2の設定回数に達したときに流体の加熱量又は供給量を低下させる手段と、
    第3の設定回数に達したときに流体の加熱又は供給を停止する停止手段とを備えたことを特徴とする流体供給装置。
  5. 流体を所定温度に加熱して供給する流体供給装置において、
    該流体供給装置を通過した流体量を積算した積算量を記憶する不揮発性記憶部と、該不揮発性記憶部で記憶された積算量が設定量に達したときに、供給する流体の温度又は供給量を低下させる制御手段とを備えたことを特徴とする流体供給装置。
  6. 請求項において、前記設定量として第1の設定量と、それよりも多い第2の設定量と、さらにそれよりも多い第3の設定量とが設定されており、前記制御手段は第1の設定量に達したときに作動するものであり、
    第2の設定量に達したときに流体の加熱量又は供給量を低下させる手段と、
    第3の設定量に達したときに流体の加熱又は供給を停止する停止手段とを備えたことを特徴とする流体供給装置。
  7. 流体を所定温度に加熱して供給する流体供給装置において、
    該流体供給装置の制御回路の温度及び制御回路への通電時間に基づいて回路素子へ加えられる温度負荷を演算する手段と、この温度負荷を積算した積算負荷を記憶する不揮発性記憶部と、該不揮発性記憶部で記憶された積算負荷が設定負荷に達したときに供給する流体の温度又は供給量を低下させる手段とを備えたことを特徴とする流体供給装置。
  8. 水を加熱するためのヒータ及び水温検知センサを有する温水タンクと、該温水タンクから温水が供給される洗浄ノズルと、この温水の供給を断続させるためのバルブとを有する温水洗浄装置において、
    該洗浄ノズルへの給水量、該温水タンク内の水温、及び該バルブの開閉回数に基づいて温水タンクに加えられる負荷を算出する手段と、
    この負荷の積算値を記憶する不揮発性記憶部と、
    該不揮発性記憶部で記憶された積算負荷が設定負荷に達したときに洗浄ノズルへ供給する温水の温度又は水量を低下させる低下手段とを備えたことを特徴とする温水洗浄装置。
  9. 水加熱用ヒータを有する温水タンク及び該温水タンクから温水が供給される洗浄ノズルを備えた温水洗浄装置と、
    起倒方向に回動可能な便座本体及び該便座本体に設けられたヒータを有する暖房便座とを具備した便器装置において、
    該暖房便座への負荷を検出するための手段として、
    該便座本体の回動回数の検出手段、
    該便座本体への着座の検出手段、及び
    該便座本体への着座荷重の検出手段のうちの少なくとも1つの検出手段を設けると共に、該検出手段で検出された負荷の積算値を記憶する不揮発性記憶部と、該不揮発性記憶部で記憶された積算負荷が設定負荷に達したときに該便座本体のヒータの温度を低下させるか又は該ヒータへの通電を停止する手段とを設けたことを特徴とする便器装置。
  10. 水加熱用ヒータを有する温水タンク及び該温水タンクから温水が供給される洗浄ノズルを備えた温水洗浄装置と、
    エアヒータ及びブロワよりなる温風ファンとを具備した便器装置において、
    該便器装置の制御回路の温度及び制御回路への通電時間に基づいて回路素子へ加えられる温度負荷を演算する手段と、
    該温風ファンの回転数に基づいて検出された負荷を演算する手段と、
    これらの負荷を積算した積算負荷を記憶する不揮発性記憶部と、
    該不揮発性記憶部で記憶された積算負荷が設定負荷に達したときに
    温水タンクから洗浄ノズルへ供給する温水の温度を低下させること、
    該温水の流量を低下させること、
    温風ファンの温風の温度を低下させること、及び
    温風ファンの温風の風量を低下させることの
    少なくとも1つを行う手段とを備えたことを特徴とする便器装置。
  11. 請求項9又は10において、前記積算負荷が前記設定負荷よりも大きい所定の負荷に達したときに洗浄ノズルへ供給する水の加熱停止、温水の供給停止、エアの加熱停止、及びエアの吹出停止の少なくとも1つを行う手段を備えたことを特徴とする便器装置。
  12. 制御回路の温度及び制御回路への通電時間に基づいて回路素子へ加えられる温度負荷を演算する手段と、この温度負荷を積算した積算負荷を記憶する不揮発性記憶部と、該不揮発性記憶部で記憶された積算負荷が設定負荷に達したときに視覚的又は音声的な表示を行う表示手段とを備えたことを特徴とする電気設備。
  13. 流体を供給する流体供給装置において、
    該流体供給装置を通過した流体量を積算した積算流体量を記憶する不揮発性記憶部と、該不揮発性記憶部で記憶された積算流体量が設定流体量に達したときに視覚的又は音声的な表示を行う表示手段とを備えたことを特徴とする液体供給装置。
  14. 請求項13において、前記設定流体量として第1の設定流体量と、それよりも多い第2の設定流体量と、さらにそれよりも多い第3の設定流体量とが設定されており、前記表示手段は第1の設定流体量に達したときに作動するものであり、
    第2の設定流体量に達したときに該流体供給装置の少なくとも一部の機器への通電量を低下させるか又は通電を停止する手段と、
    第3の設定流体量に達したときに通電量を低下させるか又は通電を停止する機器の数を増大させる手段とを備えたことを特徴とする流体供給装置。
  15. 水を加熱するためのヒータ及び水温検知センサを有する温水タンクと、該温水タンクから温水が供給される洗浄ノズルと、この温水の供給を断続させるためのバルブとを有する温水洗浄装置において、
    該洗浄ノズルへの給水量、該温水タンク内の水温、及び該バルブの開閉回数に基づいて温水タンクに加えられる負荷を算出する手段と、
    この負荷の積算値を記憶する不揮発性記憶部と、
    該不揮発性記憶部で記憶された積算負荷が設定負荷に達したときに視覚的又は音声的な表示を行う表示手段とを備えたことを特徴とする温水洗浄装置。
  16. 請求項15において、前記設定負荷として第1の設定負荷と、それよりも大きい第2の設定負荷と、さらにそれよりも大きい第3の設定負荷とが設定されており、前記積算負荷が第1の設定負荷に達したときに前記表示手段を作動させると共に、前記ヒータへの通電量を減少させ、第2の設定負荷に達したときに該ヒータへの通電を停止し、第3の設定負荷に達したときに前記バルブを閉弁させる手段を備えたことを特徴とする温水洗浄装置。
  17. 起倒方向に回動可能な便座本体と、該便座本体に設けられたヒータとを有する暖房便座において、
    該暖房便座への負荷を検出するための手段として、
    該便座本体の回動回数の検出手段、
    該便座本体への着座の検出手段、及び
    該便座本体への着座荷重の検出手段のうちの少なくとも1つの検出手段を設けると共に、該検出手段で検出された負荷の積算値を記憶する不揮発性記憶部と、該不揮発性記憶部で記憶された積算負荷が設定負荷に達したときに視覚的又は音声的な表示を行う表示手段とを備えたことを特徴とする暖房便座。
  18. 起倒方向に回動可能な便座本体と、該便座本体に設けられたヒータとを有する暖房便座において、該暖房便座の制御回路の温度及び制御回路への通電時間に基づいて回路素子へ加えられる温度負荷を演算する手段と、この温度負荷を積算した積算負荷を記憶する不揮発性記憶部と、該不揮発性記憶部で記憶された積算負荷が設定負荷に達したときに視覚的又は音声的な表示を行う表示手段とを備えたことを特徴とする暖房便座。
  19. 請求項17又は18において、前記積算負荷が前記設定負荷よりも大きい所定の負荷に達したときに前記ヒータへの通電を停止する手段を備えたことを特徴とする暖房便座。
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