JP2010264379A - 空気清浄機 - Google Patents

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Abstract

【課題】初期動作が不安定で電力を消費する汚れ検出手段への通電を不要時にはOFFすることで、消費電力を削減することのできる空気清浄機を提供することを目的としている。
【解決手段】本体に設けた吸気口と、この吸気口から吸気した汚れ空気を清浄化する浄化手段としてのフィルター4と、このフィルター4に通風する送風手段としてのファンモーター5と、空気中の汚れ成分を検出する汚れ検出手段としてのガスセンサー8と、このガスセンサー8に電源を供給する電源部と、この電源部から前記ガスセンサー8への電源供給のON/OFFを制御する制御部と、人の有無を検出する人検出手段としての人感センサー9aとを備え、前記人感センサー9aが人が居ないことを検出している間は、前記制御部は前記電源部から前記ガスセンサー8への電源供給をOFFするようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、ガスセンサーにより室内の空気汚れを検出し、送風手段を駆動して室内空気を吸い込み、浄化手段を通して清浄化する空気清浄機に関するものである。
従来、この種の空気清浄機は下記に記載されたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
以下、その空気清浄機について図12および図13を参照しながら説明する。
図に示すように空気清浄機の本体101には、前面パネル102が設けられ、空気を清浄化するためのフィルター103と、フィルター103に通風するファンモーター104と、このファンモーター104を運転制御する制御部105を備えている。また、本体101の前面に空気の汚れを検出するガスセンサー106を設けている。
上記構成において、ガスセンサー106は大気中のガス濃度により感ガス素子106aの抵抗値が変化することで汚れを検出し、制御部105はガスセンサー106からの検出信号に応じてファンモーター104の回転数を変えてフィルター103への通風量を変化させ、空気の清浄化運転を行っている。また、ガスセンサー106が安定して動作し始めるには、感ガス素子106aをヒータ106bで温め始めてから数十秒〜数分のエージング時間を必要とし、また、その後も感ガス素子106aをヒータ106bで温め続けることでガスセンサー106が安定して動作するため、空気清浄機に電源が投入されている間は、ヒータ106bにも通電させている。
特許第2563263号公報
このような従来の空気清浄機では、空気清浄機が使用されている部屋に人が居ないにも関わらず、常時ガスセンサーは通電しているため、ガスセンサーの汚れ検出を必要としない状態でも無駄な電力を消費しているという課題があり、ガスセンサーの汚れ検出を必要としない状態、すなわち部屋に人が居ない状態ではガスセンサーへの通電を遮断し、消費電力の削減をすることが要求されている。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、ガスセンサーの汚れ検出を必要としない状態、すなわち空気清浄機が使用されている部屋に人が居ない状態では、ガスセンサーへの通電を遮断することで消費電力を削減することのできる空気清浄機を提供することを目的としている。
本発明の空気清浄機は上記目的を達成するために、本体に設けた吸気口と、この吸気口から吸気した汚れ空気を清浄化する浄化手段と、この浄化手段に通風する送風手段と、空気中の汚れ成分を検出する汚れ検出手段と、この汚れ検出手段に電源を供給する電源部と、この電源部から前記汚れ検出手段への電源供給のON/OFFを制御する制御部と、人の有無を検出する人検出手段を備え、前記人検出手段が人が居ないことを検出している間は、前記制御部は前記電源部から前記汚れ検出手段への電源供給をOFFするようにしたものである。
この手段により、ガスセンサーの汚れ検出を必要としない状態、すなわち空気清浄機が使用されている部屋に人が居ない状態では、ガスセンサーへの通電を遮断することで消費電力を削減することのできる空気清浄機が得られる。
また、本発明の空気清浄機は、人検出手段が人が居ないことを検出してから一定時間は、前記制御部は前記電源部から前記汚れ検出手段への電源供給をON/OFFの間欠運転を行うようにしたものである。
この手段により、人が居なくなってから一定時間の間は、汚れ検出手段が汚れ検出を継続することで、人が居なくなる直前に発生した汚れにも反応することができ、空気の清浄運転を行うことができる空気清浄機が得られる。
また、本発明の空気清浄機は、人検出手段が人が居ないことを検出してから一定時間は、前記制御部は前記電源部から前記汚れ検出手段への電源供給をONに保持する遅延運転を行うようにしたものである。
この手段により、トイレなどで一時的に部屋から人が居なくなる場合には汚れ検出手段への電源供給をONに保持することで、汚れ検出手段への通電が必要な状態で電源供給をOFFしてしまう誤動作を防止することができる空気清浄機が得られる。
また、本発明の空気清浄機は、遅延運転を行っている間は、汚れ検出手段の検出感度を下げるようにしたものである。
この手段により、部屋に人が居ない状態では過剰な運転を抑えることができる空気清浄機が得られる。
また、本発明の空気清浄機は、人検出手段が人が居ないことを検出時に汚れ検出手段が汚れを検出している場合、汚れが無くなるまで電源供給をONし続けるようにしたものである。
この手段により、部屋に汚れが残っている場合は汚れ検出を継続することで、空気の清浄運転を行うことができる空気清浄機が得られる。
また、本発明の空気清浄機は、汚れ検出手段が汚れを検出し、かつ人検出手段が人が居ないことを検出している間は、送風手段の風量を減少させるようにしたものである。
この手段により、部屋に人が居ない状態で運転する風量は部屋に人が居る状態で運転する風量より減少させることで、消費電力を削減することのできる空気清浄機が得られる。
また、本発明の空気清浄機は、電源部から汚れ検出手段への電源供給がOFFからONに復帰した場合の前記汚れ検出手段のエージング時間を、前記電源部から前記汚れ検出手段への電源供給OFF時間によって決定するようにしたものである。
この手段により、電源供給OFF時間によるエージングのばらつきに対応することができ、最適なエージング時間を設定することができる空気清浄機が得られる。
また、本発明の空気清浄機は、汚れ検出手段のエージング状態を表示する表示部を備えるようにしたものである。
この手段により、汚れ検出手段の汚れ空気中でのエージングを防ぐことができる空気清浄機が得られる。
また、本発明の空気清浄機は、汚れ検出手段の残エージング時間を表示する表示部を備えるようにしたものである。
この手段により、使用者が汚れ検出手段のエージング状態と残エージング時間を知ることができる空気清浄機が得られる。
また、本発明の空気清浄機は、リモコンを備え、前記リモコンに人検出手段を設けるようにしたものである。
この手段により、使用者が空気清浄機本体の設置場所を自由に設定することができ、人検出手段の設置位置も自由に設置することができる空気清浄機が得られる。
また、本発明の空気清浄機は、報知手段を備え、汚れ検出手段への電源供給状態を報知するようにしたものである。
この手段により、使用者が汚れ検出手段が動作しているか否かを知ることができる空気清浄機が得られる。
また、本発明の空気清浄機は、人検出手段の検出信号を有効/無効に切替えることができるスイッチを備えるようにしたものである。
この手段により、使用者が人検出手段による汚れ検出手段への電源供給のON/OFF制御を有効/無効にするかを選択することができる空気清浄機が得られる。
本発明によれば、本体に設けた吸気口と、この吸気口から吸気した汚れ空気を清浄化する浄化手段と、この浄化手段に通風する送風手段と、空気中の汚れ成分を検出する汚れ検出手段と、この汚れ検出手段に電源を供給する電源部と、この電源部から前記汚れ検出手段への電源供給のON/OFFを制御する制御部と、人の有無を検出する人検出手段を備え、前記人検出手段が人が居ないことを検出している間は、前記制御部は前記電源部から前記汚れ検出手段への電源供給をOFFするようにしたことにより、ガスセンサーの汚れ検出を必要としない状態、すなわち空気清浄機が使用されている部屋に人が居ない状態では、ガスセンサーへの通電を遮断することで消費電力を削減することのできる空気清浄機が得られる。
本発明の実施の形態1の空気清浄機の一部破断の外観斜視図 同制御ブロック図 同フローチャート 本発明の実施の形態2のフローチャート 同フローチャート 本発明の実施の形態3のフローチャート 同ガスセンサーの汚れレベル値に対する運転風量の相関図((イ)人が居る場合の運転風量を示す図、(ロ)人が居ない場合の運転風量を示す図、(ハ)ガスセンサーの検出汚れレベルの変化図) 本発明の実施の形態4のエージング特性図((イ)エージング特性図、(ロ)エージング特性図) 同制御ブロック図 本発明の実施の形態5のリモコンの外観斜視図 同制御ブロック図 従来の空気清浄機の一部破断の外観斜視図 同制御ブロック図
本発明の請求項1記載の空気清浄機は、本体に設けた吸気口と、この吸気口から吸気した汚れ空気を清浄化する浄化手段と、この浄化手段に通風する送風手段と、空気中の汚れ成分を検出する汚れ検出手段と、この汚れ検出手段に電源を供給する電源部と、この電源部から前記汚れ検出手段への電源供給のON/OFFを制御する制御部と、人の有無を検出する人検出手段を備え、前記人検出手段が人が居ないことを検出している間は、前記制御部は前記電源部から前記汚れ検出手段への電源供給をOFFするようにしたものであり、ガスセンサーの汚れ検出を必要としない状態、すなわち空気清浄機が使用されている部屋に人が居ない状態では、ガスセンサーへの通電をOFFすることで消費電力を削減することができるという作用を有する。
また、本発明の請求項2記載の空気清浄機は、人検出手段が人が居ないことを検出してから一定時間は、前記制御部は前記電源部から前記汚れ検出手段への電源供給をON/OFFの間欠運転を行うようにしたものであり、人が居なくなってから一定時間の間は、汚れ検出手段が汚れ検出を継続することで、人が居なくなる直前に発生した汚れにも反応することができ、空気の清浄運転を行うことができるという作用を有する。
また、本発明の請求項3記載の空気清浄機は、人検出手段が人が居ないことを検出してから一定時間は、前記制御部は前記電源部から前記汚れ検出手段への電源供給をONに保持する遅延運転を行うようにしたものであり、トイレなどで一時的に部屋から人が居なくなる場合には汚れ検出手段への電源供給をONに保持することで、汚れ検出手段への通電が必要な状態で電源供給をOFFしてしまう誤動作を防止することができるという作用を有する。
また、本発明の請求項4記載の空気清浄機は、遅延運転を行っている間は、汚れ検出手段の検出感度を下げるようにしたものであり、部屋に人が居ない状態では過剰な運転を抑えることができるという作用を有する。
また、本発明の請求項5記載の空気清浄機は、人検出手段が人が居ないことを検出時に汚れ検出手段が汚れを検出している場合、汚れが無くなるまで電源供給をONし続けるようにしたものであり、部屋に汚れが残っている場合は汚れ検出を継続することで、空気の清浄運転を行うことができるという作用を有する。
また、本発明の請求項6記載の空気清浄機は、汚れ検出手段が汚れを検出し、かつ人検出手段が人が居ないことを検出している間は、送風手段の風量を減少させるようにしたものであり、部屋に人が居ない状態で運転する風量は部屋に人が居る状態で運転する風量より減少させることで、消費電力を削減することができるという作用を有する。
また、本発明の請求項7記載の空気清浄機は、電源部から汚れ検出手段への電源供給がOFFからONに復帰した場合の前記汚れ検出手段のエージング時間を、前記電源部から前記汚れ検出手段への電源供給OFF時間によって決定するようにしたものであり、電源供給OFF時間によるエージングのばらつきに対応することができ、最適なエージング時間を設定することができるという作用を有する。
また、本発明の請求項8記載の空気清浄機は、汚れ検出手段のエージング状態を表示する表示部を備えるようにしたものであり、汚れ検出手段の汚れ空気中でのエージングを防ぐことができるという作用を有する。
また、本発明の請求項9記載の空気清浄機は、汚れ検出手段の残エージング時間を表示する表示部を備えるようにしたものであり、使用者が汚れ検出手段のエージング状態と残エージング時間を知ることができるという作用を有する。
また、本発明の請求項10記載の空気清浄機は、リモコンを備え、前記リモコンに人検出手段を設けるようにしたものであり、使用者が空気清浄機本体の設置場所を自由に設定することができ、人検出手段の設置位置も自由に設置することができるという作用を有する。
また、本発明の請求項11記載の空気清浄機は、報知手段を備え、汚れ検出手段への電源供給状態を報知するようにしたものであり、使用者が汚れ検出手段が動作しているか否かを知ることができるという作用を有する。
また、本発明の請求項12記載の空気清浄機は、人検出手段の検出信号を有効/無効に切替えることができるスイッチを備えるようにしたものであり、使用者が人検出手段による汚れ検出手段への電源供給のON/OFF制御を有効/無効にするかを選択することができるという作用を有する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1、図2に示すように、空気清浄機の本体1は略箱形に形成され、本体1の正面にはフロントパネル2を設け、フロントパネルに吸気口3を形成している。本体1内には空気を清浄化するための浄化手段としてのフィルター4と、このフィルター4に通風する送風手段としてのファンモーター5が備えられ、本体1側面に吹出口9が設けられている。ファンモーター5の駆動により吸気口3から空気が吸い込まれ、フィルター4を通って清浄された後、吹出口9から吹き出される。
本体1左上部には汚れ検出手段としてのガスセンサー8と、人検出手段としての人感センサー9aが備えられている。
またガスセンサー8に電源を供給する電源部6と、マイクロコンピュータ10からの信号により電源供給のON/OFFを制御する制御部7が設けられている。
上記構成において、人感センサー9aの検出信号をマイクロコンピュータ10が受信し、受信の結果が部屋に人が居ない場合は制御部7が電源部6からガスセンサー8への電源供給をOFFに制御する。また、ガスセンサー8の検出信号をマイクロコンピュータ10が受信し、ファンモーター5を駆動している。
次に、ガスセンサー8への電源供給のON/OFF制御について図3に示すフローチャートを用いて動作を説明する。
まず、S(ステップ)1で空気清浄機の本体1に電源がONされる。そうすると、S2でガスセンサー8への電源供給がONされる。そして、S3で人感センサー9aが部屋に居る人の有無を検出し、部屋に人が居る場合、S4でガスセンサー8への電源供給はONのまま、継続される。またS3で部屋に人が居ない場合、S5で制御部7がガスセンサー8への電源供給をOFFする。
このようにガスセンサー8の汚れ検出を必要としない状態、すなわち空気清浄機が使用されている部屋に人が居ない状態では、ガスセンサー8への通電をOFFすることで消費電力を削減することができる。
(実施の形態2)
本実施の形態は前記実施の形態1と制御方法が異なるのみであり、同一構成のものは同一番号を付して詳しい説明は省略する。
ガスセンサー8への電源供給のON/OFF制御について図4に示すフローチャートを用いて動作を説明する。
まず、S6で空気清浄機の本体1に電源がONされる。そうすると、S7でガスセンサー8への電源供給がONされる。そして、S8で人感センサー9aが部屋に居る人の有無を検出し、部屋に人が居る場合、S9でガスセンサー8への電源供給はONのまま、継続される。またS8で部屋に人が居ない場合、S10で制御部7がガスセンサー8への電源供給をON/OFFの間欠運転を行う。間欠運転の一例として例えば1分間ONし1分間OFFする動作を繰り返す間欠運転を行う。間欠運転中の電源供給ON時には、ガスセンサー8は動作し、汚れの検出動作を行い、電源供給OFF時には、ガスセンサー8は汚れの検出動作は行わないが、消費電力を抑えることができる。また、この動作を繰り返すことにより消費電力を抑えながら、汚れの検出動作を継続する。S11で間欠運転がS時間、例えば部屋から人が居なくなる直前に発生した汚れをガスセンサー8が検出するまでの時間の一例として、10分経過していれば、S12で制御部7がガスセンサー8への電源供給をOFFする。またS11で間欠運転が10分経過前であれば、S8に戻り、再び部屋に居る人の有無を検出する。
また、別の制御方法について図5に示すフローチャートを用いて動作を説明する。
まず、S13で空気清浄機の本体1に電源がONされる。そうすると、S14でガスセンサー8への電源供給がONされる。そして、S15で人感センサー9aが部屋に居る人の有無を検出し、部屋に人が居る場合、S16でガスセンサー8への電源供給はONのまま、継続される。またS15で部屋に人が居ない場合、S17で制御部7がガスセンサー8への電源供給をONに保持した遅延運転を行う。そしてS18でガスセンサー8の検出感度をダウンする。S19で遅延運転がT時間、例えばトイレなどで一時的に部屋から人が居なくなる場合の時間の一例として、5分経過していれば、S20で制御部7がガスセンサー8への電源供給をOFFする。またS19で遅延運転が5分経過前であれば、S15に戻り、再び部屋に居る人の有無を検出する。
このように間欠運転を行うことでガスセンサー8の消費電力を抑え、かつ人が居なくなってから一定時間の間は、汚れ検出手段が汚れ検出を継続することで、人が居なくなる直前に発生した汚れにも反応することができる。
また、トイレなどで一時的に部屋から人が居なくなる場合には汚れ検出手段への電源供給をONに保持することで、汚れ検出手段への通電が必要な状態で電源供給をOFFしてしまう誤動作を防止することができる。
なお、実施の形態2では間欠運転のON時間、OFF時間ともに1分としたが、時間を2分以上に変更したり、ON/OFFのデューティーを50%から変更してもよく、その作用効果に差異を生じない。
(実施の形態3)
本実施の形態は前記実施の形態1あるいは2と制御方法が異なるのみであり、同一構成のものは同一番号を付して詳しい説明は省略する。
ガスセンサー8への電源供給のON/OFF制御について図6に示すフローチャートを用いて動作を説明する。
まず、S21で空気清浄機の本体1に電源がONされる。そうすると、S22でガスセンサー8への電源供給がONされる。そして、S23で人感センサー9aが部屋に居る人の有無を検出し、部屋に人が居る場合、S24でガスセンサー8への電源供給はONのまま、継続される。またS23で部屋に人が居ない場合、S25でガスセンサー8が汚れを検出しているか否かを判断する。汚れがある場合、S24に戻り、ガスセンサー8への電源供給はONのまま、継続される。S25で汚れが無い場合、S26で制御部7がガスセンサー8への電源供給をOFFする。
また、図7に示すようにガスセンサー8の検出汚れレベルに対応した運転風量を人が居る場合と、人が居ない場合で異なる風量設定値を設けており、人が居ない場合の風量設定値は人が居る場合の風量設定値よりも小さくしている。
このように部屋から人が居なくなっても汚れが無くなるまでガスセンサー8への電源供給をONし続けることで汚れ検出を継続し、空気の清浄運転を行うことができる。
また、部屋に人が居ない状態で運転する風量は部屋に人が居る状態で運転する風量より減少させることで、消費電力を削減することができる。
(実施の形態4)
本実施の形態は前記実施の形態1あるいは2と制御方法が異なるのみであり、同一構成のものは同一番号を付して詳しい説明は省略する。
図8に示すように、制御部7によるガスセンサー8への電源供給OFF時間に対して、電源供給ON復帰時のエージング時間を決定するものである。
また図9に示すように、表示部としての液晶11を備え、ガスセンサー8のエージング状態を液晶11で表示を行う。
上記構成において、例えば図8の(イ)に示すように電源供給OFF時間が4時間まではエージング時間が30秒、4時間以上8時間未満ではエージング時間が1分、8時間以上12時間未満ではエージング時間が1分30秒、12時間以上ではエージング時間は2分と段階的にエージング時間を設定することでエージング時間のパターンを少なくしている。また、図8の(ロ)に示すように電源供給OFF時間が12時間未満までは、電源供給OFF時間が増加すればエージング時間も増加する比例関係とし、12時間以上ではエージング時間は2分とリニアにエージング時間を設定することで少しでもエージング時間を短くしている。また、ガスセンサー8がエージング中であるか否か、残エージング時間を液晶11にて表示を行うことで、使用者がガスセンサー8のエージング状態を知ることができ、ガスセンサー8のエージング中に使用者がタバコなどを喫煙し、汚れを発生させるのを防ぐことができる。
このように電源供給OFF時間によるエージングのばらつきに対応することができ、最適なエージング時間を設定することができる。
また、使用者がガスセンサー8のエージング状態や残エージング時間を知ることで、ガスセンサー8のエージング中に使用者がタバコなどを喫煙することを防ぎ、汚れ空気中でのエージングを防ぐことができる。
(実施の形態5)
本実施の形態は前記実施の形態1あるいは2と制御方法が異なるのみであり、同一構成のものは同一番号を付して詳しい説明は省略する。
図10に示すように、リモコン12を備え、リモコン12に人感センサー9aを設けている。また、図11に示すように、報知手段としてのLED13と、人感センサー9aの検出信号を有効/無効に切替えることができるスイッチ14を備えている。
上記構成において、ガスセンサー8への電源供給状態を電源供給ONであれば、LED13を点灯させ、電源供給OFFであれば、LED13を消灯し、報知する。
このように使用者が空気清浄機の本体1の設置場所を自由に設定することができ、人感センサー9aの設置位置も自由に設置することができる。
また、使用者がガスセンサー8が動作しているか否かを知ることで、ガスセンサー8が動作している時は自動運転、ガスセンサー8が動作していない時は手動運転に設定することができ、最適な運転モードに設定することができる。
また、使用者が人感センサー9aによるガスセンサー8への電源供給のON/OFF制御を有効/無効にするかを選択することができ、有効にすることで部屋に居る人の有無によるガスセンサー8の消費電力を削減した動作ができ、無効にすることで部屋に人は居なくてもペットなどが居る場合に対応でき、ペット臭に対する空気清浄運転ができる。
なお、実施の形態5では報知手段としてLED13としたが、ブザーであってもよく、その作用効果に差異を生じない。
電力を消費するセンサーの省エネを行うことができるので、センサーを備えた加湿器あるいは除湿機にも適用できる。
1 本体
3 吸気口
4 フィルター(浄化手段)
5 ファンモーター(送風手段)
6 電源部
7 制御部
8 ガスセンサー(汚れ検出手段)
9a 人感センサー(人検出手段)
11 液晶(表示部)
12 リモコン
13 LED(報知手段)
14 スイッチ

Claims (12)

  1. 本体に設けた吸気口と、この吸気口から吸気した汚れ空気を清浄化する浄化手段と、この浄化手段に通風する送風手段と、空気中の汚れ成分を検出する汚れ検出手段と、この汚れ検出手段に電源を供給する電源部と、この電源部から前記汚れ検出手段への電源供給のON/OFFを制御する制御部と、人の有無を検出する人検出手段を備え、前記人検出手段が人が居ないことを検出している間は、前記制御部は前記電源部から前記汚れ検出手段への電源供給をOFFすることを特徴とする空気清浄機。
  2. 人検出手段が人が居ないことを検出してから一定時間は、前記制御部は前記電源部から前記汚れ検出手段への電源供給をON/OFFの間欠運転を行うことを特徴とする請求項1に記載の空気清浄機。
  3. 人検出手段が人が居ないことを検出してから一定時間は、前記制御部は前記電源部から前記汚れ検出手段への電源供給をONに保持する遅延運転を行うことを特徴とする請求項1に記載の空気清浄機。
  4. 遅延運転を行っている間は、汚れ検出手段の検出感度を下げることを特徴とする請求項3に記載の空気清浄機。
  5. 人検出手段が人が居ないことを検出時に汚れ検出手段が汚れを検出している場合、汚れが無くなるまで電源供給をONし続けることを特徴とする請求項1に記載の空気清浄機。
  6. 汚れ検出手段が汚れを検出し、かつ人検出手段が人が居ないことを検出している間は、送風手段の風量を減少させることを特徴とする請求項5に記載の空気清浄機。
  7. 電源部から汚れ検出手段への電源供給がOFFからONに復帰した場合の前記汚れ検出手段のエージング時間を、前記電源部から前記汚れ検出手段への電源供給OFF時間によって決定することを特徴とする請求項1から6いずれか一項に記載の空気清浄機。
  8. 汚れ検出手段のエージング状態を表示する表示部を備えたことを特徴とする請求項7に記載の空気清浄機。
  9. 汚れ検出手段の残エージング時間を表示する表示部を備えたことを特徴とする請求項7または8に記載の空気清浄機。
  10. リモコンを備え、前記リモコンに人検出手段を設けたことを特徴とする請求項1から9いずれか一項に記載の空気清浄機。
  11. 報知手段を備え、汚れ検出手段への電源供給状態を報知することを特徴とする請求項1から10いずれか一項に記載の空気清浄機。
  12. 人検出手段の検出信号を有効/無効に切替えることができるスイッチを備えたことを特徴とする請求項1から11いずれか一項に記載の空気清浄機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014202421A (ja) * 2013-04-05 2014-10-27 シャープ株式会社 空気調和機
JP2018204858A (ja) * 2017-06-02 2018-12-27 富士工業株式会社 空気清浄システムおよび制御装置

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