JP4880506B2 - 衛生洗浄装置 - Google Patents
衛生洗浄装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4880506B2 JP4880506B2 JP2007073348A JP2007073348A JP4880506B2 JP 4880506 B2 JP4880506 B2 JP 4880506B2 JP 2007073348 A JP2007073348 A JP 2007073348A JP 2007073348 A JP2007073348 A JP 2007073348A JP 4880506 B2 JP4880506 B2 JP 4880506B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- valve
- electromagnetic
- sanitary washing
- washing device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
Description
図1は、本発明の実施の形態にかかるトイレ装置の模式斜視図である。
このトイレ装置は、洋式腰掛便器950と、その上に設置された衛生洗浄装置10と、を有する。洋式腰掛便器950は、いわゆる「ロータンク式」のものでもよく、または水道などの給水源に直結されて洗浄水を流す「直圧式」のものでもよい。または、便器950は、航空機などに設置されるいわゆる「真空式」のものであってもよい。
便器950の上に設置された衛生洗浄装置10は、本体部12と、この本体部12に対して開閉自在に軸支された便座14及び便蓋16と、を備える。ただし便蓋16は、設けなくてもよい。本体部12からは、使用者のスイッチ操作などに応じて吐水ノズル410が便器950のボウル内に伸出し、その先端付近に設けられた吐水口から水を噴射して、使用者の「おしり」などを洗浄可能とされている。なお、本願明細書において「水」という場合には、冷水のみならず、加熱されたお湯も含むものとする。
また、図3は、この衛生洗浄装置10の水路系を表す模式図である。なお、図2以降の図については、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
衛生洗浄装置10は、図3に表したように、水道や貯水タンクなどの給水源20に接続されノズルユニット400に至る給水管110を有する。給水管110の上流側には、まず止水栓112が設けられている。止水栓112は、手動による開閉が可能とされ、例えば、衛生洗浄装置10の取付・取り外しや保守点検の際などに水路を随時遮断することができる。なお、止水栓112は、衛生洗浄装置10に設けてもよく、または、衛生洗浄装置10とは別体の要素として水道などの給水源20の供給口の側に設けてもよい。
すなわち、衛生洗浄装置10の電源が投入される(ステップS100)と、まず初期処理が実行される(ステップS200)。ここで、衛生洗浄装置10に電源スイッチが設けられている場合には、電源スイッチがオンにされた時または、電源プラグ30(図2参照)がコンセントに差し込まれた時に電源が投入されたものとすることができる。また、衛生洗浄装置10に電源スイッチが設けられていない場合には、電源プラグ30がコンセントに差し込まれた時に電源が投入されたものとすることができる。
また、図6は、自動給水の動作に対応したタイミングチャートである。
自動給水の開始に伴い、制御部500は、電磁開閉弁120を開状態とする(ステップS410)。そして、貯水タンク200が満水であるか否かを判定し(ステップS420)、電磁開閉弁120の開状態をT1時間継続させても貯水タンク200が満水にならない場合(ステップS420:no)には、図6に表したように、電磁開閉弁120の開閉動作を開始する(ステップS430)。すなわち、開状態と、閉状態と、を繰り返すことにより、間欠的に開状態とされる。そして、貯水タンク200が満水であるか否かを判定する(ステップS440)。ここでの判定は、図4に関して前述したステップS300と同様に、水位検知部250からの信号に基づいて実行できる。そして、満水でなければ(ステップS440:no)、開閉動作を続ける。一方、満水になったら(ステップS440:yes)、開閉動作を終了する(ステップS450)。
このような場合に、電磁開閉弁120を開状態に維持すると、長時間の通電により電磁開閉弁120が加熱し、その動作に支障が表れることなどもあり得る。
なお、自動給水の動作の実行中(ステップS400)は、例えば貯水タンク200に付設されたヒータの加熱や、吐水ノズル410による洗浄動作などは禁止するようにしてもよい。ただし、例えば、便座14(図1)にヒータなどの暖房手段が設けられている時に、この暖房手段を動作させることはできる。
また、自動給水の動作の実行中(ステップS400)は、例えば報知部800から使用者に対して衛生洗浄装置10が準備中であることを光や音などにより適宜報知してもよい。
本変型例においては、貯水タンク200が満水になると(ステップS420:yes)、例えばタイマーが起動し、所定の時間T3が経過するまで開閉動作を継続する(ステップS440)。このようにすると、貯水タンク200を完全に水で満たすことが可能となる。すなわち、図2に関して前述したように、ステップS420において貯水タンク200が満水であるか否かは、貯水タンク200に付設された水位検知部250により検知することができる。例えば水位検知部250としてフロートスイッチを用いた場合、フロートスイッチがオンになった時点では、貯水タンク200の水位はフロートスイッチが動作する水位に達してはいるが、貯水タンク200は必ずしも完全に水で満たされた状態にあるとは限らない。
本変型例においては、電磁開閉弁120が閉状態の時間T2が、開閉動作を繰り返す度に長くされている。電磁開閉弁120は、開動作をする度に電流が流れて温度が上昇する傾向がある。これに対して、本変型例においては、閉状態の時間T2を徐々に長くすることにより、電磁開閉弁120の加熱を抑制できる。また、これとは別に、例えば、電磁開閉弁120が開状態の時間T1を、開閉動作を繰り返す度に短くしてもよい。
本変型例においては、水位検知部250で貯水タンク内の水位の変化を検知可能とし(例えば、圧力センサを用いる)、電磁開閉弁120を開動作(ステップS410)させた後に、一定時間内(例えば、10秒)での貯水タンク200の水位増加の有無を監視して(ステップS470)、水位増加がある場合(ステップS470:yes)には電磁開閉弁120を開動作してからの時間の経過を貯水タンク200が満水になるまで電磁開閉弁120を開状態とする。一方、一定時間内での貯水タンク200の水位変化がないことを水位検知部250が検出した際(ステップS470:no)に、給水が異常であるとみなして前述したような電磁開閉弁120の開閉動作を行う。本変型例によっても上述した実施の形態と同じ機能を果すことができ、さらに、止水栓が閉じられているような場合には、迅速に電磁開閉弁120を閉じることができ、電磁開閉弁120の加熱を良好に防ぐことができる。
また、衛生洗浄装置の構造や、その動作の内容についても、図1乃至図9に関して前述したものには限定されず、当業者が適宜設計変更することにより本発明を同様に実施し、同様の効果を得ることができるものも本発明の要旨を含む限り、本発明の範囲に包含される。例えば、吐水ノズルは、水圧により進退するものであってもよく、あるいはひとつあるいは複数のシリンダ体の内部にスライド可能とされた多段式の構造を有するものであってもよい。
Claims (5)
- 貯水タンクと、
給水源から前記貯水タンクに水を供給する給水管と、
前記給水管を流れる水の流路を開閉する電磁開閉弁と、
前記電磁開閉弁の開閉を制御する制御部と、
を備えた衛生洗浄装置であって、
前記制御部は、前記電磁開閉弁を開状態としてから所定時間以内に前記貯水タンクに貯留された水の量が所定量を下回る時は、前記電磁開閉弁を間欠的に開状態とするように制御することを特徴とする衛生洗浄装置。 - 前記制御部は、前記衛生洗浄装置へ電源が投入された際に前記貯水タンクに貯留された水の量が前記所定の水位に達していると検知した時は、前記電磁開閉弁を前記間欠的に開状態としないことを特徴とする請求項1記載の衛生洗浄装置。
- 前記制御部は、前記電磁開閉弁の前記開状態を所定の時間維持させると前記電磁開閉弁を閉状態とすることを特徴とする請求項1または2に記載の衛生洗浄装置。
- 前記制御部は、所定時間ごとに前記電磁開閉弁を前記開状態とすることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の衛生洗浄装置。
- 前記制御部は、前記電磁開閉弁を前記開状態とする時間よりも閉状態とする時間のほうが長くなるように前記電磁開閉弁を前記間欠的に開状態とすることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の衛生洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007073348A JP4880506B2 (ja) | 2007-03-20 | 2007-03-20 | 衛生洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007073348A JP4880506B2 (ja) | 2007-03-20 | 2007-03-20 | 衛生洗浄装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008231790A JP2008231790A (ja) | 2008-10-02 |
JP4880506B2 true JP4880506B2 (ja) | 2012-02-22 |
Family
ID=39904923
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007073348A Expired - Fee Related JP4880506B2 (ja) | 2007-03-20 | 2007-03-20 | 衛生洗浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4880506B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011074626A (ja) * | 2009-09-29 | 2011-04-14 | Toto Ltd | 衛生洗浄装置 |
US9283144B2 (en) * | 2011-10-21 | 2016-03-15 | Kohler Co. | Manual bidet |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09119556A (ja) * | 1995-10-25 | 1997-05-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ガス機器の安全装置 |
JP2002054214A (ja) * | 2000-08-10 | 2002-02-20 | Toto Ltd | 衛生洗浄装置 |
JP2003138626A (ja) * | 2001-11-07 | 2003-05-14 | Toto Ltd | 衛生洗浄装置 |
JP2003343909A (ja) * | 2002-05-27 | 2003-12-03 | Denso Corp | 浴水浄化装置 |
-
2007
- 2007-03-20 JP JP2007073348A patent/JP4880506B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008231790A (ja) | 2008-10-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6594793B2 (ja) | 浴槽洗浄装置 | |
JP4880506B2 (ja) | 衛生洗浄装置 | |
JP2007155251A (ja) | 風呂装置 | |
JP5240496B2 (ja) | 衛生洗浄装置 | |
JP2012007376A (ja) | 自動水栓装置 | |
KR100723750B1 (ko) | 화장실장치 | |
JP5170644B2 (ja) | 衛生洗浄装置及びトイレ装置 | |
JP2019060153A (ja) | 局部洗浄装置 | |
JP5084315B2 (ja) | 衛生洗浄装置及びトイレ装置 | |
JP2011094419A (ja) | 温水洗浄装置及び便器設備 | |
JP2011069166A (ja) | 衛生洗浄装置 | |
JP2011214233A (ja) | 衛生洗浄装置 | |
JP2007046344A (ja) | 温水洗浄装置 | |
KR100808683B1 (ko) | 온수세정기의 온수 히터 제어방법 | |
JP4894463B2 (ja) | 温水洗浄装置 | |
JP4962916B2 (ja) | 衛生洗浄装置 | |
JP5686233B2 (ja) | 衛生洗浄装置 | |
JP4883686B2 (ja) | 衛生洗浄装置及びトイレ装置 | |
JP6895102B2 (ja) | 衛生洗浄装置 | |
JP2001227035A (ja) | 温水洗浄装置の制御方法 | |
CN110895048B (zh) | 一种电热水器的控制方法 | |
JP2010189935A (ja) | 衛生洗浄装置 | |
JP2023020018A (ja) | トイレ装置 | |
JP5072065B2 (ja) | 衛生洗浄装置及びトイレ装置 | |
JP6869469B2 (ja) | 衛生洗浄装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20090918 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20091113 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110913 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111109 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20111129 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20111201 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4880506 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141209 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |