JP5170644B2 - 衛生洗浄装置及びトイレ装置 - Google Patents
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Description
また、本発明のさらに他の一態様によれば、便器と、上記のいずれかの衛生洗浄装置と、を備えたことを特徴とするトイレ装置が提供される。
図1は、本発明の実施の形態にかかるトイレ装置の模式斜視図である。
このトイレ装置は、洋式腰掛便器950と、その上に設置された衛生洗浄装置10と、を有する。洋式腰掛便器950は、いわゆる「ロータンク式」のものでもよく、または水道などの給水源に直結されて洗浄水を流す「直圧式」のものでもよい。また、便器950の排水機構についても、いわゆるサイホン式のトイレであってもよく、排水弁を開いて排水するトイレであってもよく、または便器950に溜まった排水や汚物などを排水弁を開いて負圧側に排出する「真空式」のトイレであってもよい。
衛生洗浄装置10は、水道や貯水タンクなどの給水源20に接続されノズルユニット400に至る流路を有する。流路の上流側には、まずバキュームブレーカなどの大気開放手段210が設けられている。以下、大気開放手段がバキュームブレーカであるとして説明する。バキュームブレーカ210(第1の大気開放手段)は、水路(流路)の水抜きの際に外部から空気を取り込んで、水路の水抜きを促進させる。バキュームブレーカ210の下流側には、バルブユニット100が設けられている。バルブユニット100は、図2および図3に関して後述するように、止水弁としての機能を有する電磁開閉弁(流路開閉弁)120や調圧弁130などを有している。
図3は、本実施形態の具体例にかかる衛生洗浄装置の水路系の構成を表すブロック図である。
本具体例において、バキュームブレーカ210およびバキュームブレーカ230は、バルブユニット100の内部に設けられている。また、バキュームブレーカ210の上流側には、ストレーナ114が設けられている。ストレーナ114は、例えば80メッシュ程度のフィルタであり、給水に混入した異物を除去する。バキュームブレーカ210の下流側、且つバキュームブレーカ230の上流側には、電磁開閉弁(流路開閉弁)120が設けられている。すなわち、バキュームブレーカ210と、バキュームブレーカ230と、電磁開閉弁120と、が一体化した構造を有する。電磁開閉弁120は、例えばノーマリクローズすなわち非通電時において閉状態となる電磁バルブであり、制御部(図6参照)からの指令に基づいて水の供給を制御する。バキュームブレーカ230の下流側には、調圧弁130が設けられている。調圧弁130は、給水圧が高い場合に、所定の圧力範囲に調整する役割を有する。その他の構造については、図2を参照しつつ説明した衛生洗浄装置10の水路系と同様である。
本具体例にかかる衛生洗浄装置10は、熱交換ユニット200の下流側、且つノズルユニット400の上流側に、流路選択手段250が設けられている。流路選択手段250は、給水源20からの水を、ノズルユニット400へ導く流路と、ノズルユニット400へ導く流路及び直接便器950のボウルへ導く流路の双方へ導く流路と、のいずれかに切り替える機能を有している。その他の構造については、図3を参照しつつ説明した衛生洗浄装置10と同様である。
衛生洗浄装置10に電源が投入され、運転が開始されると(ステップS200)、制御部500は、「おしり」などの洗浄開始の指示が、使用者の操作部700への操作によって出されたか否かを判定する(ステップS202)。洗浄開始の指示が出されていない場合には(ステップS202:NO)、その判定を継続する(ステップS202)。一方、操作部700から「おしり」などの洗浄開始の指示が出された場合には、制御部500は、流路選択手段250を制御して、給水源20からの水をノズルユニット400へ導く流路に切り替える(ステップS204)。
図3および図4に関して前述したように、給水源20に接続されノズルユニット400に至る流路に、バキュームブレーカ210と、電磁開閉弁(電磁弁)120と、バキュームブレーカ230と、調圧弁130と、熱交換ユニット200と、が設けられている。なお、図3および図4に関して前述したストレーナ114、流路選択手段250なども適宜設けることができる。
例えば、何らかの原因により、電磁弁120が完全に閉じないような場合があり得る。電磁弁120が完全に閉じないと、熱交換ユニット200、流量調整ユニット300などに水が供給される。このような場合、流量調整ユニット300が開いていると、吐水ノズル410の吐水口412などから水が流出することもあり得る。つまり、衛生洗浄装置10に電源を投入していない状態や、吐水ノズル410からの吐水を実行していない状態において、吐水ノズル410の吐水口412から水が排出されることがあり得る。
なお、「真空式」の便器を用いた場合には、便器950に水抜きした後に、便器950内の水を自動的に排出する工程を実行するのが好ましい。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
Claims (4)
- 吐水口から水を噴射する吐水ノズルと、
給水源から供給される水を前記吐水ノズルに導く流路と、
前記流路において最も高い位置に配置され、前記流路の通水を制御する流路開閉弁と、
前記流路開閉弁と前記吐水ノズルとの間の前記流路に設けられ、通水された水を瞬時に加熱する熱交換ユニットと、
前記給水源と前記流路開閉弁との間の前記流路に設けられ、外部から空気を取り込むことにより前記流路開閉弁よりも上流側の流路の水抜きを促進させる第1の大気開放手段と、
前記流路開閉弁と前記熱交換ユニットとの間の前記流路に設けられ、外部から空気を取り込むことにより前記流路開閉弁よりも下流側の流路の水抜きを促進させる第2の大気開放手段と、
を備えたことを特徴とする衛生洗浄装置。 - 前記熱交換ユニットの下流側の前記流路に設けられ、前記熱交換ユニットの水を、前記吐水ノズルに導く流路に通水する第1のパターンと、前記吐水ノズルに導く流路及び便器に導く流路の双方に通水する第2のパターンと、のいずれかに切り替える流路選択手段をさらに備え、
前記流路開閉弁の閉止後に前記流路選択手段を制御して前記吐水ノズルに導く流路及び前記便器に導く流路の双方に通水することを特徴とする請求項1記載の衛生洗浄装置。 - 吐水口から水を噴射する吐水ノズルと、
給水源から供給される水を前記吐水ノズルに導く流路と、
前記流路に設けられ、前記流路の通水を制御する流路開閉弁と、
前記流路開閉弁と前記吐水ノズルとの間の前記流路に設けられ、通水された水を瞬時に加熱する熱交換ユニットと、
前記給水源と前記流路開閉弁との間の前記流路に設けられ、外部から空気を取り込むことにより前記流路開閉弁よりも上流側の流路の水抜きを促進させる第1の大気開放手段と、
前記流路開閉弁と前記熱交換ユニットとの間の前記流路に設けられ、外部から空気を取り込むことにより前記流路開閉弁よりも下流側の流路の水抜きを促進させる第2の大気開放手段と、
前記熱交換ユニットの下流側の前記流路に設けられ、前記熱交換ユニットの水を、前記吐水ノズルに導く流路に通水する第1のパターンと、前記吐水ノズルに導く流路及び便器に導く流路の双方に通水する第2のパターンと、のいずれかに切り替える流路選択手段と、
を備え、
前記流路開閉弁の閉止後に前記流路選択手段を制御して前記吐水ノズルに導く流路及び前記便器に導く流路の双方に通水することを特徴とする衛生洗浄装置。 - 便器と、
請求項1〜3のいずれか1つに記載の衛生洗浄装置と、
を備えたことを特徴とするトイレ装置。
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