JP5072065B2 - 衛生洗浄装置及びトイレ装置 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の実施の形態にかかるトイレ装置の模式斜視図である。
このトイレ装置は、洋式腰掛便器950と、その上に設置された衛生洗浄装置10と、を有する。洋式腰掛便器950は、いわゆる「ロータンク式」のものでもよく、または給水源に直結されて洗浄水を流す「直圧式」のものでもよい。便器950の上に設置された衛生洗浄装置10は、本体部12と、この本体部12に対して開閉自在に軸支された便座14及び便蓋16と、を備える。ただし便蓋16は、設けなくてもよい。本体部12からは、使用者のスイッチ操作などに応じて吐水ノズル410が便器950のボウル内に伸出し、その先端付近に設けられた吐水口から水を噴射して、使用者の「おしり」などを洗浄可能とされている。なお、本願明細書において「水」という場合には、冷水のみならず、加熱されたお湯も含むものとする。
衛生洗浄装置10は、貯水タンクなどの給水源20に接続されノズルユニット400に至る第1流路110を有する。第1流路110の上流側には、まず止水栓112が設けられている。止水栓112は、手動による開閉が可能とされ、例えば、衛生洗浄装置10の取付・取り外しや保守点検の際などに水路を随時遮断することができる。なお、止水栓112は、衛生洗浄装置10に設けてもよく、または、衛生洗浄装置10とは別体の要素として給水源20の供給口の側に設けてもよい。
本変型例においては、第2流路150は、電磁開閉弁120と調圧弁130との間に接続されている。例えば、調圧弁130の1次側から2次側への水抜きが良好な場合には、図2に関して前述した具体例により、第1流路110の全体の水抜きを円滑に実行できる。一方、調圧弁130の1次側から2次側への水抜きがあまりよくないが、2次側から1次側への水抜きは良好な場合には、図3に表した変型例により、電磁開閉弁120の2次側の水抜きを確実に実行できる。
本具体例の開閉弁160は、ハウジング161と、その内部に移動可能に収容された受圧体162と、を有する。ハウジング161は、電磁開閉弁120の1次側に接続される第1接続口161Aと、電磁開閉弁120の2次側に接続される第2接続口161Bと、を有する。受圧体162は、バネ163により第1接続口161Aに向けて付勢されている。また、ハウジング161には、受圧体162との当接面を液密にシールするパッキン164が設けられている。
本具体例においても、図4に関して前述したものと同様に受圧体162がバネ165により第1接続口161Aに向けて付勢されている。ただし、バネ165は第1接続口161Aと受圧体162との間に設けられている。つまり、バネ165は受圧体162を第1接続口161Aに向けて引っ張るように付勢力を作用させる。本具体例の構造の場合、図5(a)に表したように受圧体162が第2接続口161Bを閉じる際に、バネ165がじゃまになりにくいという点で有利である。
本具体例の開閉弁160は、ハウジング161と、その内部に収容された受圧体167と、を有する。ハウジング161は、第1乃至第4接続口166A、166B、166C、166Dを有する。第1接続口166Aと第2接続口166Bは、電磁開閉弁120の1次側に接続される。第3接続口166Cは、電磁開閉弁120の2次側に接続される。一方、第4接続口166Dには、バキュームブレーカ(大気吸引弁)168が接続される。
本具体例の開閉弁160は、ハウジング169と、その内部に収容された浮き子170と、浮き子受け171と、を有する。ハウジング169は、鉛直下方に設けられ電磁開閉弁120の1次側に接続される第1接続口169Aと、鉛直上方に設けられ電磁開閉弁120の2次側に接続される第2接続口169Bと、を有する。
図8は、本発明の第2の実施の形態にかかる衛生洗浄装置のブロック図である。
同図については、図1乃至図7に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
本実施形態の衛生洗浄装置10においても、第1流路110に、電磁弁120と、調圧弁130、熱交換ユニット200と、流量調整弁ユニット300と、ノズルユニット400と、が設けられている。なお、図2及び図3に関して前述した止水栓112、ストレーナ114、バキュームブレーカ118、122、210、230、安全弁140、逆止弁220なども適宜設けることができる。
すなわち、衛生洗浄装置10に電源が投入され、運転が開始されると(ステップS110)、供給検出部550が衛生洗浄装置10に対する水の供給状態を判定する(ステップS120)。例えば、供給検出部550が水圧センサである場合には、給水源20から供給される水の1次圧あるいは調圧弁130により減圧された後の2次圧を測定する。そして、その測定値が所定値以上である場合には、運転と測定を継続する(ステップS120:YES)。一方、供給量が所定値を下回った場合(ステップS120:NO)には、運転を停止する(ステップS130)。すなわち、熱交換ユニット200や流量調整弁ユニット300、ノズルユニット400などの動作を停止させ、逆止弁220(図2及び図3参照)の2次側の水抜きが可能な状態とする。
図10は、本発明の第3の実施の形態にかかる衛生洗浄装置のブロック図である。
同図については、図1乃至図9に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
本実施形態においても、第2実施形態と同様に供給検出部550が設けられている。また、本実施形態においても、電磁弁120の1次側と2次側をバイパスする第2流路150が設けられ、開閉弁160が設けられている。これら第2流路150及び開閉弁160については、第1実施形態に関して前述したものと同様である。
運転開始(ステップS110)から開閉弁160が開くまで(ステップS140)のステップは、図9に関して前述したものと同様である。ただし、ステップS140に至るまでの間に、使用者のスイッチ操作などが適宜実行され、遮断弁180は、開かれた状態と閉じられた状態のいずれかとされている。
例えば、図8あるいは図10に表した具体例において、第2流路150の接続箇所を図3に表したように変更することもでき、このような変型例も本発明の範囲に包含される。
Claims (8)
- 吐水口から水を噴射する吐水ノズルと、
給水源としての貯水タンクから供給される水を前記吐水ノズルに導く第1流路と、
前記第1流路に設けられ、前記第1流路の通水を制御するノーマリクローズ型の第1流路開閉弁と、
前記第1流路開閉弁と前記吐水ノズルとの間の前記第1流路に設けられ、通水された水を加熱する熱交換ユニットと、
前記第1流路開閉弁の上流側の前記第1流路と、前記第1流路開閉弁の下流側の前記第1流路と、を連結する第2流路と、
前記第2流路に設けられ、前記貯水タンクの水抜きをして前記貯水タンクからの水の供給が低下し前記貯水タンクから供給される水の圧力が低下すると自動的に閉状態から開状態に遷移し前記第1流路開閉弁の下流側の前記第1流路に残留する水を前記第1流路開閉弁の上流側へ導き前記給水源の供給口を介して前記貯水タンクの方向に自動的に水抜きさせる第2流路開閉弁と、
を備えたことを特徴とする衛生洗浄装置。 - 前記熱交換ユニットの下流側の前記第1流路に設けられ、前記吐水ノズルから前記熱交換ユニットへの水の流れを阻止する逆止弁をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の衛生洗浄装置。
- 前記第2流路開閉弁は、前記第1流路開閉弁の前記上流側の前記第1流路から第1の値以上の水圧を受けると閉状態に遷移する圧応動式の開閉弁であることを特徴とする請求項1または2に記載の衛生洗浄装置。
- 前記第2流路開閉弁は、第1及び第2の接続口が設けられたハウジングと、前記ハウジング内に収容された受圧体と、を有し、
前記第1の接続口に付加される水圧が上昇すると前記受圧体が前記第2の接続口を塞ぎ、
前記第1の接続口に付加される水圧が低下すると前記受圧体が前記第2の接続口を開放して前記第1の接続口と前記第2の接続口とが前記ハウジングを介して連通された状態となることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の衛生洗浄装置。 - 前記第2流路開閉弁に接続され、前記第2流路開閉弁が前記閉状態にある時には通気口を閉塞し、前記第2流路開閉弁が開状態に遷移すると前記通気口を開放して前記第2流路開閉弁に空気を供給可能とする大気吸引弁をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の衛生洗浄装置。
- 前記給水源からの水の供給を検出する供給検出部と、
前記供給検出部から出力された前記検出の結果に基づいて、前記給水源からの水の供給が低下した時に、前記熱交換ユニット及び前記吐水ノズルの動作を停止させる制御部と、
をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の衛生洗浄装置。 - 前記第2流路に設けられ、使用者の指示に基づいて閉状態と開状態のいずれかに遷移可能な遮断弁をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の衛生洗浄装置。
- 便器と、
請求項1〜7のいずれか1つに記載の衛生洗浄装置と、
を備えたことを特徴とするトイレ装置。
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