JP4472936B2 - トイレ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はトイレ装置に関し、特に洗浄ノズルの掃除機能を有する温水洗浄装置を備えたトイレ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、温水洗浄装置を備えたトイレ装置は知られており、その温水洗浄装置として、洗浄水をヒータを内蔵した洗浄水タンクに常時所望の温度に保持した状態で貯留させておき、洗浄時に洗浄水を洗浄水タンクからポンプや給水圧にて洗浄ノズルに向けて送給し、洗浄ノズルから人体の局部に洗浄水を噴出させるようにしたものが知られている。
【0003】
また、このような温水洗浄装置において、局部洗浄時よりも高い温度の洗浄水を洗浄ノズル内に流して洗浄ノズルの掃除を行うようにしたものも知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
また、洗浄ノズルの先端部の外面に洗浄水を流すことにより、洗浄ノズルの先端部外面に付着した汚物などを確実に掃除できるようにした温水洗浄装置も知られている(例えば、特許文献2、特許文献3参照。)。
【0005】
洗浄ノズルの先端部外面を掃除できる温水洗浄装置の一例を、図4〜図6を参照して説明する。温水洗浄装置40は、おしり洗浄ノズル42とビデ洗浄ノズル43と掃除ノズル44とを有するノズルユニット41と、おしり洗浄ポートとビデ洗浄ポートと掃除ポートとを有してこれらポートに対して択一的に洗浄水を供給する四方口の流量調節切換弁45と、所定水量の温水を貯えるとともに内蔵した加熱ヒータ46aにて所定の水温に制御可能に構成された温水タンク46と、水道端末47から定流量弁48と電磁開閉弁49を介して温水タンク46に水を供給する給水手段50とを備えており、洗浄時や掃除時に給水手段50の電磁開閉弁49を開いて温水タンク46内に給水することにより、温水タンク46内の温水がノズルユニット41に向けて押し出されるように構成されている。なお、給水手段50には定流量弁48での流量とノズルから噴出する流量との差の余剰水を便器に排出する逃がし弁51が設けられている。
【0006】
掃除ノズル44は、図5、図6に示すように、洗浄ノズル42、43の先端部を上方から覆う断面略倒立U字状のカバー52の上部に掃除用洗浄水通路53を設け、各洗浄ノズル42、43の先端部に対向する位置に掃除噴射穴54a、54bを開口して構成されている。掃除用洗浄水通路53は、その一端開口に装着された継手55と掃除用ホース56を介して流量調節切換弁45の掃除ポートに接続されている。これにより、電磁開閉弁49を開いた状態で流量調整切換弁45を掃除ポートに切り換えると、洗浄水が掃除噴射穴54a、54bから洗浄ノズル42の先端部の外面に向けて噴出されて掃除が行われる。
【0007】
【特許文献1】
特開平10−311078号公報
【0008】
【特許文献2】
特開2000−120145号公報
【0009】
【特許文献3】
特開2001−152518号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1に開示された温水洗浄装置では、洗浄ノズルに高温の洗浄水を通して掃除する方式であるため、高温水使用中は通常操作を禁止するモードを設けているが、万一回路異常があると人体に高温水が噴射される危険性があるという問題がある。また、洗浄ノズルの先端部の外面に汚物等が付着した場合、洗浄ノズルから高温の洗浄水を流出させてもその汚れは掃除され難く、汚れが放置されたままとなって不衛生になるという問題がある。
【0011】
一方、特許文献2や特許文献3に開示された温水洗浄装置では、洗浄ノズル42、43の先端部の外面に洗浄水が噴出されるので、洗浄ノズルの先端部の外面に汚物等が付着しても掃除できるが、局部を洗浄する洗浄水の温度は比較的低いので、汚物がこびり付いて容易に掃除できない場合が生じ、その場合残った部分が核となって汚物が堆積固化して掃除不可能な状態になることがあり、衛生状態を完全に保つことができないことがあるという問題がある。
【0012】
本発明は、上記従来の問題点に鑑み、洗浄ノズルの先端部外面の汚れを確実に掃除でき、衛生状態を確保することができるトイレ装置を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明のトイレ装置は、人体の局部に洗浄水を噴出する洗浄ノズルを有する温水洗浄装置を備えたトイレ装置において、給水元に第1の止水電磁弁を介して瞬間加熱式の熱交換器を接続し、この熱交換器の2次側を、洗浄ノズル内に供給する局部洗浄水路と、第2の止水電磁弁を介して洗浄ノズルの外面を洗浄するノズル洗浄水路とに分岐したものであり、高温の洗浄水をノズル洗浄水路に通して洗浄ノズルの外面を洗浄することができるので、洗浄ノズルの汚れを確実に掃除して衛生状態を確保することができ、かつ共通の熱交換器によって洗浄ノズルの外面を洗浄する高温の洗浄水も発生させるので、専用の加熱装置を必要とせず、また局部洗浄水路に配設されるポンプや切換弁などに高温の洗浄水を通さないので高い耐熱性が要求されず、安価に構成できる。
【0014】
また、人体が便座に着座していることを検知する着座検知手段を設け、着座検知中はノズル洗浄水路への通水を禁止する制御手段を設けると、着座している状態で高温の洗浄水が供給されず、高温水の飛散がないので安全である。
【0015】
また、ノズル洗浄を指示するノズル洗浄スイッチを設け、ノズル洗浄スイッチオン時に、第1の止水電磁弁及び第2の止水電磁弁を開き、熱交換器に設けた温度検知手段の検出温度が所定温度になるまで熱交換器のヒータをオンする制御手段を設けると、ノズル洗浄スイッチのオンによって必ず所定温度の洗浄水にてノズル洗浄を行うことができ、汚れを確実に除去して衛生状態を確保することができる。
【0016】
また、ノズル洗浄を指示するノズル洗浄スイッチを設け、ノズル洗浄スイッチオン時に、第1の止水電磁弁及び第2の止水電磁弁を開き、熱交換器に設けた温度検知手段の検出温度が所定温度になるように熱交換器のヒータを制御し、その状態を所定時間継続する制御手段を設けると、所定温度の洗浄水を所定時間確実に供給してノズル洗浄を行うため、汚れを一層確実に除去して衛生状態を確保することができる。
【0017】
また、熱交換器の1次側の逃がし通路にオリフィスを設けると、ノズル洗浄水路に流れる水量を所定流量に確保できる。
【0018】
また、熱交換器の1次側の逃がし通路に流量調整弁を設けると、この流量調整弁の開度によってノズル洗浄水路に流れる水量を調整でき、それに伴って洗浄水の水温を調整することができて好適である。
【0019】
また、熱交換器に設けた温度検知手段の検出温度に応じて流量調整弁の開度を制御し、洗浄水の温度を段階的に制御する制御手段を設けると、ノズル洗浄に用いる洗浄水の温度を段階的に調整でき、汚れの状態に応じて適当な温度の洗浄水でノズルの掃除を行えて便利である。
【0020】
また、ノズル洗浄水路に所定温度以上の高温を検知する高温検知手段を設け、高温検知時に第1の止水電磁弁を閉じる制御手段を設けると、熱交換器における温度検知が適正に作動せず、所定温度以上の高温水が発生した場合に、第1の止水電磁弁が閉じられて熱交換器への給水が停止されるので、洗浄ノズルにそのような高温水が供給されず、安全である。なお、一定水量以上の水が流れないときは熱交換器のヒータに対する通電が停止されるように構成されている。
【0021】
また、第2の止水電磁弁に代えて、局部洗浄水路の温度が所定温度以上になると開弁する安全弁機構を設けると、局部洗浄水路に高温水が流れることがないため人体に高温水がかかる恐れを無くすことができるとともに、局部洗浄水路に耐熱性を持たせる必要がないので、安価に構成することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のトイレ装置の一実施形態について、図1〜図3を参照して説明する。
【0023】
本実施形態のトイレ装置における温水洗浄装置の構成を示す図1において、給水元に接続された便器洗浄用の給水管路1からアングル水栓1aにて温水洗浄装置への給水管2が分岐され、ストレーナ3、逆止弁4、定流量弁5を介して第1の止水電磁弁6に接続されている。定流量弁5は第1の止水電磁弁6の開弁時に1000cc/min程度の洗浄水が定量給水されるように設定されている。第1の止水電磁弁6から、負圧の発生を防止するための大気開放弁7と余分な水を便器内に放出するとともにその流量を絞るオリフィス9を有する逃がし通路8を設けられた分岐通路10と、流量検出手段11とを介してヒータ13を内蔵した瞬間加熱式の熱交換器12に接続されている。この熱交換器12にて所定温度に加熱された洗浄水はポンプ14にて流量調節切換弁15を介してノズルユニット16に送給される。流量調節切換弁15は、入口ポート15aと、おしり洗浄ポート15b及びその噴出形態調整ポート15cと、ビデ洗浄ポート15dとを有し、モータ15eにて弁体(図示せず)の回転位置を制御することで各ポート15a〜15dの切換と流量調節を行うように構成されている。
【0024】
熱交換器12とポンプ14の間で、ポンプ14と流量調節切換弁15を介してノズルユニット16に至る局部洗浄水路20と、第2の止水電磁弁22を介してノズルユニット16に至るノズル洗浄水路21に分岐されている。
【0025】
ノズルユニット16は、おしり洗浄ノズル17とビデ洗浄ノズル18とこれら洗浄ノズル17、18における洗浄水噴出口が設けられている先端部外面を掃除するための掃除ノズル19を備えている。おしり洗浄ノズル17にはおしり洗浄ポート15b及びその噴出形態調整ポート15cからの洗浄水が供給され、ビデ洗浄ノズル18にはビデ洗浄ポート15dからの洗浄水が供給される。掃除ノズル19にはノズル洗浄水路21から供給された高温水が供給される。
【0026】
第1の止水電磁弁6、熱交換器12のヒータ13、ポンプ14、流量調節切換弁15、第2の止水電磁弁22は制御部23にて作動制御される。制御部23には、ノズル洗浄を指令するノズル洗浄スイッチ24の作動信号と、流量検出手段11、便座に人体が着座したことを検知する着座センサ25、熱交換器12に配設された温度検知手段26、ノズル洗浄水路21の入口部に所定温度以上の高温を検知するように配設された高温検知手段27などからの検出信号が入力されている。
【0027】
ノズルユニット16において、図2に示すように、洗浄ノズル17、18の近傍の上部に洗浄水通路30が配設され、その上端の入口31がノズル洗浄水路21に接続ホース(図示せず)にて接続され、下端に洗浄ノズル17、18の先端部を指向するように出口32が設けられている。出口32は、図2及び図3に示すように、洗浄ノズル17、18の先端部を囲うように配設されたカバー33の上端部内に臨んでおり、この出口32とカバー33の上端部にて掃除ノズル19が構成されている。
【0028】
なお、図2において、34は洗浄動作時に洗浄ノズル17、18を水圧突出移動後、洗浄位置を調節する作動機構部であり、洗浄ノズル17、18の下部に配設されている。また、この作動機構部34の適所に流量調節切換弁15も配設され、適宜給水ホース(図示せず)にて各ポート15b〜15dと洗浄ノズル17、18が接続されている。
【0029】
次に、主な動作を説明すると、用便が終わって洗浄スイッチ(図示せず)を押すと、動作プログラムに基づいて、適宜設定手段(図示せず)にて設定された洗浄条件に合わせて制御部23によって第1の止水電磁弁6、熱交換器12のヒータ13、ポンプ14、及び流量調節切換弁15のモータ15eが動作制御され、洗浄ノズル17又は18から局部に向けて所望温度、所望噴出量の洗浄水が噴出され、洗浄が行われる。
【0030】
一方、洗浄ノズル17又は18の先端部の外面に汚物が付着して汚れたために掃除を行う場合には、ノズル洗浄スイッチ24を操作すると、制御部23は着座センサ25からの検出信号によって便座上に人が着座していないことを確認した後、第1の止水電磁弁6及び第2の止水電磁弁22を開く。着座検知中は、これらの動作と以降の動作は禁止される。止水電磁弁6、22が開くと、オリフィス9で絞られているため逃がし通路8には700〜800cc/min程度の水が放出され、残りの200〜300cc/min程度の水が熱交換器12を通ってノズル洗浄水路21に給水される。また、制御部23は引き続いて熱交換器12に設けた温度検知手段26の検出温度が例えば60〜70℃程度の所定温度になるまで熱交換器12のヒータ13をオンする。これにより60〜70℃程度の高温の洗浄水がノズル洗浄水路21に給水され、この高温の洗浄水が掃除ノズル19から洗浄ノズル16、17の先端部外面に向けて流出し、カバー33にて案内されて洗浄水が周囲に飛散することなく効率的に噴射され、洗浄ノズル16、17の先端部外面の汚れが確実に掃除され、衛生状態を確保することができる。
【0031】
なお、上記のように、温度検知手段26の検出温度が所定温度になるまでヒータ13をオンするだけでなく、温度検知手段26の検出温度が所定温度になるようにヒータ13を制御するとともに、その状態を所定時間継続するように制御しても良く、そうすることで所定温度の洗浄水を所定時間確実に供給してノズル洗浄を行うため、汚れを一層確実に除去して衛生状態を確保することができる。
【0032】
また、ノズル洗浄水路21の温度を高温検知手段27でモニターしており、例えば80〜90℃以上の高温を検知すると、制御部23は第1の止水電磁弁6を閉じる。これにより、万一、熱交換器12に配設した温度検知手段26が適正に作動せず、熱交換器12で所定温度以上の高温水が発生した場合に熱交換器12への給水が停止される。その結果、流量検出手段11にて給水停止が検知されて制御部23がヒータ13への通電を緊急停止することになる。よって、洗浄ノズル17、18に向けてそのような高温水が供給されず、安全が確保されるとともに、熱交換器12が保護される。
【0033】
以上のように本実施形態によれば、高温の洗浄水をノズル洗浄水路21に通して洗浄ノズル17、18の外面を洗浄するようにしたので、洗浄ノズル17、18の汚れを確実に掃除して衛生状態を確保することができ、かつ共通の熱交換器12によって洗浄ノズル17、18の外面を洗浄する高温の洗浄水も発生させるので、専用の加熱装置を必要とせず、また局部洗浄水路20に配設されるポンプ14や流量調節切換弁15などに高温の洗浄水を通さないので高い耐熱性が要求されず、安価に構成できる。
【0034】
なお、上記実施形態では、ノズル洗浄水路21の分岐部近傍に配設した第2の止水電磁弁22を制御部22にて開閉制御してノズル洗浄水路21に対する洗浄水の通水制御を行うように構成したが、この第2の止水電磁弁22に代えて、局部洗浄水路20におけるノズル洗浄水路21の分岐部近傍位置の温度によって作動するバイメタル式などの安全弁を配設し、局部洗浄水路20の温度が所定温度以上になると開弁して洗浄水をノズル洗浄水路21に通水するように構成しても良い。そうすると、局部洗浄水路20に高温水が流れることがないため人体に高温水がかかる恐れを無くすことができるとともに、局部洗浄水路20に耐熱性を持たせる必要がないので、安価に構成することができる。
【0035】
また、上記実施形態では逃がし通路8に固定絞りのオリフィス9を配設した例を示したが、オリフィス9に代えて流量調整弁28を配設するとともに、制御部23に対してノズル洗浄時の洗浄水の温度を選択設定する温度選択手段29による設定信号を入力し、選択設定された温度と温度検知手段26による検知温度に応じて流量調整弁28の開度を制御することで、ノズル洗浄水路21に流れる水量を調整して洗浄水の水温を調整し、ノズル洗浄時の洗浄水の温度を段階的に調整できるようにしても良い。
【0036】
また、上記実施形態では流量調節切換弁15として、4つのポート15a〜15dを有するものを例示したが、さらに1つのポートを追加し、そのポートを掃除ノズル19に接続し、局部洗浄時に、その前の水温が安定するまでや洗浄終了後にこのポートから洗浄水が流出するようにし、局部洗浄動作の前又は後で洗浄水によって洗浄ノズル17、18内及びその外面の洗浄を行うようにしても良い。
【0037】
【発明の効果】
本発明のトイレ装置によれば、瞬間加熱式の熱交換器の2次側で洗浄ノズルの外面を洗浄するノズル洗浄水路を分岐したので、局部に向けて所望温度、所望噴出量の洗浄水が噴出される。また、熱交換器で発生させた高温の洗浄水をノズル洗浄水路に通して洗浄ノズルの外面を洗浄することができるし、1次側の逃がし通路に設けた流量調整弁の選択温度と検知温度に応じた開度調節によってノズル洗浄時の洗浄水の温度を段階的に調整できるので、洗浄ノズルの汚れを確実に掃除して衛生状態を確保することができ、かつ共通の熱交換器によって洗浄ノズルの外面を洗浄する高温の洗浄水も発生させるので、専用の加熱装置を必要とせず、また局部洗浄水路に配設されるポンプや切換弁などに高温の洗浄水を通さないので高い耐熱性が要求されず、安価に構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のトイレ装置の概略構成図である。
【図2】同実施形態のトイレ装置におけるノズルユニットの縦断側面図である。
【図3】図2のA−A矢視断面図ある。
【図4】従来例のトイレ装置の概略構成図である。
【図5】同従来例のトイレ装置におけるノズルユニットの側面図である。
【図6】図5のB−B矢視断面図である。
【符号の説明】
6 第1の止水電磁弁
8 逃がし通路
9 オリフィス
12 熱交換器
14 ポンプ
15 流量調節切換弁
17 おしり洗浄ノズル
18 ビデ洗浄ノズル
20 局部洗浄水路
21 ノズル洗浄水路
22 第2の止水電磁弁
23 制御部
24 ノズル洗浄スイッチ
25 着座センサ
26 温度検知手段
27 高温検知手段
28 流量調整弁

Claims (6)

  1. 人体の局部に洗浄水を噴出する洗浄ノズルを有する温水洗浄装置を備えたトイレ装置において、給水元に第1の止水電磁弁を介して瞬間加熱式の熱交換器を接続し、この熱交換器の2次側を、洗浄ノズル内に供給する局部洗浄水路と、第2の止水電磁弁を介して洗浄ノズルの外面を洗浄するノズル洗浄水路とに分岐し、前記局部洗浄水路にポンプを配設し、前記熱交換器の1次側の逃がし通路に流量調整弁を設けたことを特徴とするトイレ装置。
  2. 熱交換器に設けた温度検知手段の検出温度に応じて流量調整弁の開度を制御し、洗浄水の温度を段階的に制御する制御手段を設けたことを特徴とする請求項1記載のトイレ装置。
  3. 人体の局部に洗浄水を噴出する洗浄ノズルを有する温水洗浄装置を備えたトイレ装置において、給水元に第1の止水電磁弁を介して瞬間加熱式の熱交換器を接続し、この熱交換器の2次側を、洗浄ノズル内に供給する局部洗浄水路と、第2の止水電磁弁を介して洗浄ノズルの外面を洗浄するノズル洗浄水路とに分岐し、前記局部洗浄水路にポンプを配設し、前記ノズル洗浄水路に所定温度以上の高温を検知する高温検知手段を設け、高温検知時に前記第1の止水電磁弁を閉じる制御手段を設けたことを特徴とするトイレ装置。
  4. 人体が便座に着座していることを検知する着座検知手段を設け、着座検知中はノズル洗浄水路への通水を禁止する制御手段を設けたことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のトイレ装置。
  5. ノズル洗浄を指示するノズル洗浄スイッチを設け、ノズル洗浄スイッチオン時に、第1の止水電磁弁及び第2の止水電磁弁を開き、熱交換器に設けた温度検知手段の検出温度が所定温度になるまで熱交換器のヒータをオンする制御手段を設けたことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のトイレ装置。
  6. ノズル洗浄を指示するノズル洗浄スイッチを設け、ノズル洗浄スイッチオン時に、第1の止水電磁弁及び第2の止水電磁弁を開き、熱交換器に設けた温度検知手段の検出温度が所定温度になるように熱交換器のヒータを制御し、その状態を所定時間継続する制御手段を設けたことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のトイレ装置。
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