JP2005193826A - 車両用被覆部材の取付構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】 部品点数が多く、組立時間がかかる点を解決することで、組立性の向上を図ることを可能にするとともに、解体作業の妨げになる点を解決することで、リサイクル性の向上を図ることを可能にする。
【解決手段】 サイドシル(ベース部材)31に被覆部材32を被せ、この被覆部材32に板状のプレート部材33を付設する車両用被覆部材の取付構造において、サイドシル31に第1貫通孔43を設け、被覆部材32に第2貫通孔53を設け、この第2貫通孔53に通すとともに第1貫通孔43に係止する係止部材34をプレート部材33に設け、この係止部材34で被覆部材32及びプレート部材33を一括して(同時に)サイドシル31に係止した。
【選択図】 図5
【解決手段】 サイドシル(ベース部材)31に被覆部材32を被せ、この被覆部材32に板状のプレート部材33を付設する車両用被覆部材の取付構造において、サイドシル31に第1貫通孔43を設け、被覆部材32に第2貫通孔53を設け、この第2貫通孔53に通すとともに第1貫通孔43に係止する係止部材34をプレート部材33に設け、この係止部材34で被覆部材32及びプレート部材33を一括して(同時に)サイドシル31に係止した。
【選択図】 図5
Description
本発明は、組立性やリサイクル性の向上を図ることができる車両用被覆部材の取付構造に関するものである。
車両用被覆部材の取付構造として、ボデーなどのベース部材にガーニッシュなどの被覆部材を取付け、この被覆部材に板状のプレート部材を取付ける車両用被覆部材の取付構造が実用に供されている。
実用の車両用被覆部材の取付構造は、ベース部材に被覆部材をねじ止めし、この被覆部材にプレート部材をねじ止めすれば実用上十分であった。
実用の車両用被覆部材の取付構造は、ベース部材に被覆部材をねじ止めし、この被覆部材にプレート部材をねじ止めすれば実用上十分であった。
このような車両用被覆部材の取付構造として、ベース部材に被覆部材及びプレート部材
を共締めするものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−255347公報(第4頁、図5)
を共締めするものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
図9(a),(b)は従来の基本構成を説明する図であり、(a)は車両用被覆部材の取付構造(乗降口下部の構造)200を示し、(b)は(a)のb−b線断面を示す。
(a)において、車両用被覆部材の取付構造200は、ベース部材(乗降口の下部枠体)201に被覆部材202を被せ、この被覆部材202にプレート部材203を付設したことを示す。詳細には(b)に示すように、ベース部材201に被覆部材202を被せ、この被覆部材202にプレート部材203を被せ、これらの被覆部材202及びプレート部材203をベース部材201に止めねじ204で共締めし、この止めねじ204にキャップ205を被せたものである。
(a)において、車両用被覆部材の取付構造200は、ベース部材(乗降口の下部枠体)201に被覆部材202を被せ、この被覆部材202にプレート部材203を付設したことを示す。詳細には(b)に示すように、ベース部材201に被覆部材202を被せ、この被覆部材202にプレート部材203を被せ、これらの被覆部材202及びプレート部材203をベース部材201に止めねじ204で共締めし、この止めねじ204にキャップ205を被せたものである。
しかし、車両用被覆部材の取付構造200では、被覆部材202及びプレート部材203をベース部材201に止めねじ204で共締めし、この止めねじ204にキャップ205を被せるものなので、部品点数が多く、組立時間がかかるという問題があった。
また、車両用被覆部材の取付構造200では、被覆部材202及びプレート部材203をベース部材201に止めねじで固定したため、解体作業のときに止めねじ205をベース部材201から取り外さなければ、被覆部材202、プレート部材203及びベース部材201の解体をすることができず、解体作業の妨げになるという問題があった。すなわち、車両用被覆部材の取付構造200では、リサイクル性が著しく悪いという欠点があった。
そこで、組立性(取付け性)の向上を図ることができるとともに、リサイクル性の向上を図ることができる車両用被覆部材の取付構造が望まれる。
本発明は、部品点数が多く、組立時間がかかる点を解決し、組立性の向上を図ることができる車両用被覆部材の取付構造を提供するとともに、解体作業の妨げになる点を解決し、リサイクル性の向上を図ることができる車両用被覆部材の取付構造を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、ベース部材に被覆部材を被せ、この被覆部材に板状のプレート部材を付設する車両用被覆部材の取付構造において、ベース部材に第1貫通孔を設け、被覆部材に第2貫通孔を設け、この第2貫通孔に通すとともに第1貫通孔に係止する係止部材をプレート部材に設け、この係止部材で被覆部材及びプレート部材を一括してベース部材に係止したことを特徴とする。
すなわち、ベース部材に第1貫通孔を設け、被覆部材に第2貫通孔を設け、この第2貫通孔に通すとともに第1貫通孔に係止する係止部材をプレート部材に設けることで、係止部材でプレート部材をベース部材に取付けるときに、被覆部材も一括して(同時に)ベース部材に取付けるようにした。
請求項2に係る発明は、係止部材に、第1貫通孔に係合させる弾性変形可能な爪部を備えたことを特徴とする。
係止部材に、第1貫通孔に係合させる弾性変形可能な爪部を備えることで、ベース部材に係止部材をワンタッチにて取付けるようにした。
係止部材に、第1貫通孔に係合させる弾性変形可能な爪部を備えることで、ベース部材に係止部材をワンタッチにて取付けるようにした。
請求項3に係る発明は、ベース部材にプレート部材を取外すための取外し孔を設けるとともに、この取外し孔位置に合致させた開口を被覆部材に設けたことを特徴とする。
ベース部材にプレート部材を取外すための取外し孔を設けるとともに、この取外し孔位置に合致させた開口を被覆部材に設けることで、開口及び取外し孔を介してプレート部材をベース部材から剥離方向に押圧する。
ベース部材にプレート部材を取外すための取外し孔を設けるとともに、この取外し孔位置に合致させた開口を被覆部材に設けることで、開口及び取外し孔を介してプレート部材をベース部材から剥離方向に押圧する。
請求項1に係る発明では、ベース部材に第1貫通孔を設け、被覆部材に第2貫通孔を設け、この第2貫通孔に通すとともに第1貫通孔に係止する係止部材をプレート部材に設けたので、係止部材でプレート部材をベース部材に取付けるときに、被覆部材も一括して(同時に)ベース部材に取付けることができる。この結果、組立性の向上を図ることができとともに、リサイクル性の向上を図ることができるという利点がある。
請求項2に係る発明では、係止部材に、第1貫通孔に係合させる弾性変形可能な爪部を備えたので、ベース部材に係止部材をワンタッチにて取付けるようにした。この結果、部品点数を削減することができ、組立時間を短縮を図ることができるという利点がある。
請求項3に係る発明では、ベース部材にプレート部材を取外すための取外し孔を設けるとともに、この取外し孔位置に合致させた開口を被覆部材に設けたので、開口及び取外し孔を介してプレート部材をベース部材から剥離方向に押圧することができる。この結果、解体作業の向上を図ることができるという利点がある。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る車両用被覆部材の取付構造を採用した車両の後方からの斜視図であり、図中、10は車両、11は車体、12は前輪、13は後輪、15はルーフ、16はフロントウインドウ、17はリヤウインドウ、18は前ドア、19は後ドア、21はフロントバンパ、22はリヤバンパ、23はテールゲート、24はハンドル、25は運転席、26は後部座席、27はテールランプである。
図1は本発明に係る車両用被覆部材の取付構造を採用した車両の後方からの斜視図であり、図中、10は車両、11は車体、12は前輪、13は後輪、15はルーフ、16はフロントウインドウ、17はリヤウインドウ、18は前ドア、19は後ドア、21はフロントバンパ、22はリヤバンパ、23はテールゲート、24はハンドル、25は運転席、26は後部座席、27はテールランプである。
図中、30は本発明に係る車両用被覆部材の取付構造である乗降口28下部の構造、70は本発明に係る別実施例の車両用被覆部材の取付構造であるテールゲート枠体29下部の構造であって、車両用被覆部材の取付構造30,70は、組立性の向上を図ることができるとともに、リサイクル性の向上を図ることができる取付構造である。以下、これらの詳細を説明する。
図2は図1の2−2線断面図であり、車両用被覆部材の取付構造30は、車体(ボデー)11のベース部材としてのサイドシル31に取付ける被覆部材(ガーニッシュ)32と、この被覆部材32に付設するプレート部材(化粧プレート)33と、このプレート部材33に取付けた係止部材34と、から構成する。
35は被覆部材32に連続的に取付けたフロアカーペット、36は被覆部材32を支持する被覆部材ステー、37はサイドシル31に取付けることで被覆部材ステー36を支持するクリップ、38はフロアカーペット35を止めるクランプである。
図3は本発明に係る車両用被覆部材の取付構造の主な構成部品を示す分解斜視図であり、サイドシル31は、アウタパネル41と、このアウタパネル41に合わせるインナパネル42とからなる。
アウタパネル41は、係止部材34を止める第1貫通孔(係止孔)43・・・(・・・は複数個を示す。以下同じ)と、被覆部材32、プレート部材33及び係止部材34をサイドシル31から取外すための取外し孔44,44と、被覆部材32を補助的に止めるための孔45,45と、を備える。
アウタパネル41は、係止部材34を止める第1貫通孔(係止孔)43・・・(・・・は複数個を示す。以下同じ)と、被覆部材32、プレート部材33及び係止部材34をサイドシル31から取外すための取外し孔44,44と、被覆部材32を補助的に止めるための孔45,45と、を備える。
被覆部材32は、プレート部材33を載置する凹部51と、プレート部材33を引っ掛ける引っ掛け孔52・・・と、係止部材34を通す(貫通させる)ための第2貫通孔53・・・と、被覆部材32、プレート部材33及び係止部材34をサイドシル31から取外すための開口54と、被覆部材32を補助的にサイドシル31に止めるための補助クランプ55,55と、を備える。
プレート部材33は、被覆部材32の凹部51に載置する本体部56と、この本体部56から突き出して形成することで引っ掛け孔52・・・に引っ掛ける突起部57・・・と、からなる。
係止部材34は、両面テープ49でプレート部材33に接着するための接着部58と、この接着部58から延出することで形成した弾性変形可能な爪部59と、からなる。
係止部材34は、両面テープ49でプレート部材33に接着するための接着部58と、この接着部58から延出することで形成した弾性変形可能な爪部59と、からなる。
すなわち、係止部材34を、プレート部材33に両面テープ49にて取付けることで、プレート部材33に係止部材34を容易に取付けることができ、解体のときもばらし易くすることができる。この結果、組立性の向上を図ることができとともに、リサイクル性の向上を図ることができる。
例えば、複数の係止部材34うちの1つの係止部材34(図面左の係止部材34)の接着部58の幅をW1、前記係止部材34に対応する第2貫通孔53(図面左の第2貫通孔53)の幅をW2とするときに、接着部58の幅を第2貫通孔53の幅と略同一寸法に設定することで、プレート部材33に、被覆部材32に対するプレート部材33の左右(幅方向)位置決め機能を付加することができる。
すなわち、係止部材34に、プレート部材33に接着する接着部58を設けるとともに、複数の係止部材34・・・うちの1つの係止部材34の接着部58の幅を、前記係止部材58に対応する第2貫通孔53の幅に略同一寸法に設定することで、被覆部材32にプレート部材33を位置決めすることができる。この結果、プレート部材の組立性の向上を図ることができる。
図4は本発明に係る車両用被覆部材の取付構造の要部断面図であり、車両用被覆部材の取付構造30は、サイドシル(ベース部材)31に被覆部材32を被せ、この被覆部材32に板状のプレート部材33を付設する車両用被覆部材の取付構造において、サイドシル31に第1貫通孔43を設け、被覆部材32に第2貫通孔53を設け、この第2貫通孔53に通すとともに第1貫通孔43に係止する係止部材34をプレート部材33に設け、この係止部材34で被覆部材32及びプレート部材33を一括して(同時に)サイドシル31に係止したものである。
例えば、部品点数を削減し、組立時間を短縮することができれば、組立性の向上を図ることができるので好都合であり、解体作業の妨げになる取付け状態を排除することができれば、リサイクル性の向上を図ることができるので好ましいことである。
そこで、サイドシル31に第1貫通孔43を設け、被覆部材32に第2貫通孔53を設け、この第2貫通孔53に通すとともに第1貫通孔43に係止する係止部材34をプレート部材33に設け、この係止部材34で被覆部材32及びプレート部材33を一括して(同時に)サイドシル31に係止した。
すなわち、サイドシル31に第1貫通孔43を設け、被覆部材32に第2貫通孔53を設け、この第2貫通孔53に通すとともに第1貫通孔43に係止する係止部材34をプレート部材33に設けることで、係止部材34でプレート部材33をサイドシル31に取付けるときに、被覆部材32も一括して(同時に)サイドシル(ベース部材)31に取付けることができる。この結果、組立性の向上を図ることができとともに、リサイクル性の向上を図ることができる。
また、車両用被覆部材の取付構造30では、係止部材34に、第1貫通孔43に係合させる弾性変形可能な爪部59を備えた。
すなわち、係止部材34に、第1貫通孔43に係合させる弾性変形可能な爪部59を備えることで、ベース部材に係止部材をワンタッチにて取付けることができる。この結果、部品点数を削減することができ、組立時間を短縮を図ることができる。
すなわち、係止部材34に、第1貫通孔43に係合させる弾性変形可能な爪部59を備えることで、ベース部材に係止部材をワンタッチにて取付けることができる。この結果、部品点数を削減することができ、組立時間を短縮を図ることができる。
以上に述べた車両用被覆部材の取付構造30の作用を説明する。
図5(a)〜(c)は本発明に係る車両用被覆部材の取付構造の解体手順の一例を示す作用説明図である。
(a)において、サイドシル31の下方に押圧棒61を用意し、サイドシル31のの取外し孔44に向けて矢印a1の如く押圧棒61を移動する。
(b)において、サイドシル31の下方から取外し孔44、開口54の順に矢印a2の如く押圧棒61を差込む。
図5(a)〜(c)は本発明に係る車両用被覆部材の取付構造の解体手順の一例を示す作用説明図である。
(a)において、サイドシル31の下方に押圧棒61を用意し、サイドシル31のの取外し孔44に向けて矢印a1の如く押圧棒61を移動する。
(b)において、サイドシル31の下方から取外し孔44、開口54の順に矢印a2の如く押圧棒61を差込む。
(c)において、プレート部材33を押圧棒61の先端で矢印a3の如く押すことで、プレート部材33から矢印a4の如く係止部材34を剥がし、プレート部材33を矢印a5の如く上方に押し上げることで、サイドシル(ベース部材)31から被覆部材32、プレート部材33及び係止部材34を解体することができる。
例えば、サイドシル31に押圧棒61を差込む孔を設定できない場合にも、プレート部材33から係止部材34を解体するときに開口54は有効なものである。
例えば、サイドシル31に押圧棒61を差込む孔を設定できない場合にも、プレート部材33から係止部材34を解体するときに開口54は有効なものである。
なお、係止部材34のプレート部材33に対する接着強度若しくは係止部材34のサイドシル(ベース部材)31に対する食いつきの状態で、プレート部材33に係止部材34が取付けた状態で解体されることもある。
車両用被覆部材の取付構造30では、サイドシル(ベース部材)31にプレート部材33を取外すための取外し孔44を設けるとともに、これらの取外し孔44位置に合致させた開口54を被覆部材32に設けた。
すなわち、サイドシル(ベース部材)31にプレート部材33を取外すための取外し孔44を設けるとともに、これらの取外し孔44位置に合致させた開口54を被覆部材32に設けることで、開口54及び取外し孔44を介してプレート部材33をサイドシル(ベース部材)31から剥離方向に押圧することができる。この結果、解体作業の向上を図ることができる。
図6は図1の6ー6線断面図であり、本発明に係る別実施例の車両用被覆部材の取付構造70の要部断面であり、テールゲート枠体29下部の構造を示す。
図中、71はベース部材としてのテールゲート枠体29のチャンネル、72は被覆部材(ガーニッシュ)、73はプレート部材、74は係止部材、83はチャンネル71の第1貫通孔(係止孔)、84はチャンネル71の取外し孔、89は係止部材74をプレート部材73に止める両面テープ、91は被覆部材72の凹部、92は被覆部材72の引っ掛け孔、93は被覆部材72の第2貫通孔、94は被覆部材72の開口、96はプレート部材73の本体部、97はプレート部材73の突起部、98は係止部材74の接着部、99は係止部材74の爪部であり、車両用被覆部材の取付構造70は、車両用被覆部材の取付構造30(図4参照)に略同一の取付構造であり、テールゲート枠体29下部に採用したものである。
図中、71はベース部材としてのテールゲート枠体29のチャンネル、72は被覆部材(ガーニッシュ)、73はプレート部材、74は係止部材、83はチャンネル71の第1貫通孔(係止孔)、84はチャンネル71の取外し孔、89は係止部材74をプレート部材73に止める両面テープ、91は被覆部材72の凹部、92は被覆部材72の引っ掛け孔、93は被覆部材72の第2貫通孔、94は被覆部材72の開口、96はプレート部材73の本体部、97はプレート部材73の突起部、98は係止部材74の接着部、99は係止部材74の爪部であり、車両用被覆部材の取付構造70は、車両用被覆部材の取付構造30(図4参照)に略同一の取付構造であり、テールゲート枠体29下部に採用したものである。
図7は本発明に係るさらなる別実施例の車両用被覆部材の取付構造の主な構成部品を示す分解斜視図であり、車両用被覆部材の取付構造30(図1参照)である乗降口28下部の変更例を示す。
車両用被覆部材の取付構造130は、ベース部材としてのサイドシル(ボデー)131に取付ける被覆部材(ガーニッシュ)132と、この被覆部材132に付設するプレート部材(化粧プレート)133と、このプレート部材133に取付けた係止部材134と、から構成する。
車両用被覆部材の取付構造130は、ベース部材としてのサイドシル(ボデー)131に取付ける被覆部材(ガーニッシュ)132と、この被覆部材132に付設するプレート部材(化粧プレート)133と、このプレート部材133に取付けた係止部材134と、から構成する。
図中、141はサイドシル131のアウタパネル、142はサイドシル131のインナパネル、143はアウタパネル141の第1貫通孔(係止孔)、144はアウタパネル141の取外し孔、145はアウタパネル141の孔、148はプレート部材133を固定する両面テープ、149は係止部材134を固定する両面テープ、151は被覆部材132の凹部、153は被覆部材132の第2貫通孔、154は被覆部材132の開口、155は被覆部材132の補助クランプ、158は係止部材134の接着部、159は係止部材134の爪部を示す。
図8は本発明に係るさらなる別実施例の車両用被覆部材の取付構造の要部断面図であり、車両用被覆部材の取付構造130は、係止部材134の爪部を第1貫通孔143に潜り込ませてサイドシル131に被覆部材132及びプレート部材133を係止するとともに、被覆部材132に両面テープ148・・・でプレート部材133を貼付けた構造であることを示す。
すなわち、車両用被覆部材の取付構造130は、サイドシル131に第1貫通孔143を設け、被覆部材132に第2貫通孔153を設け、この第2貫通孔153に通すとともに第1貫通孔143に係止する係止部材134をプレート部材133に設けることで、係止部材134でプレート部材133をサイドシル131に取付けるときに、被覆部材132も一括して(同時に)サイドシル(ベース部材)131に取付けることができる。この結果、組立性の向上を図ることができる。また、リサイクル性の向上を図ることができる。
尚、車両用被覆部材の取付構造30では、図3に示すように、係止部材34を3個設けたが、これに限るものではなく、係止部材の個数は任意である。また、アウタパネル41に取外し孔44を2個設けたが、これに限るものではなく、取外し孔の個数も任意である。
車両用被覆部材の取付構造30では、図5に示すように、両面テープ49で係止部材34接着したが、これに限るものではなく、両面テープに加えて接着材を併用するようにしたものであってもよい。
本発明に係る車両用被覆部材の取付構造は、乗降口枠体下部の構造やテールゲート枠体下部の構造に採用するのに好適である。
30…車両用被覆部材の取付構造、31…ベース部材(サイドシル)、32…被覆部材、33…プレート部材、34…係止部材、43,53…第1・第2貫通孔、44…取外し孔、54…開口、59…爪部。
Claims (3)
- ベース部材に被覆部材を被せ、この被覆部材に板状のプレート部材を付設する車両用被覆部材の取付構造において、
前記ベース部材に第1貫通孔を設け、前記被覆部材に第2貫通孔を設け、この第2貫通孔に通すとともに前記第1貫通孔に係止する係止部材を前記プレート部材に設け、前記係止部材で前記被覆部材及びプレート部材を一括して前記ベース部材に係止したことを特徴とする車両用被覆部材の取付構造。 - 前記係止部材は、前記第1貫通孔に係合させる弾性変形可能な爪部を備えたことを特徴とする請求項1記載の車両用被覆部材の取付構造。
- 前記ベース部材に前記プレート部材を取外すための取外し孔を設けるとともに、この取外し孔位置に合致させた開口を前記被覆部材に設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両用被覆部材の取付構造。
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