JP6513989B2 - 車両用収納装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用収納装置に関する。
従来、車両において物品を収納する収納装置として、下記特許文献1に記載のものが知られている。特許文献1に記載のものでは、車両の天井に係止具を設け、この係止具にネットを張設する構成となっている。
実開平01−067156号公報
特許文献1の構成では、係止具に対してネットを直接的に係止する構成であるため、ネットの剛性が小さい。このため、重量の大きい物品をネットに収納すると、ネットが大きく垂れ下がり、車室空間が狭くなる可能性がある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、ネット部材の剛性をより高くすることが可能な車両用収納装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、車両の天井を構成する車両用内装材を車室内側から覆う板材と、前記板材に取り付けられ、前記車両用内装材において前記板材に覆われていない領域を車室内側から覆うネット部材と、を備え、前記板材は、前記車両用内装材に設けられた機能部品と共に前記天井に対して共締めされる構成であることに特徴を有する。
本発明によれば、ネット部材と天井用内装材の間に物品を収納することができる。ここで、ネット部材は、板材に取り付けられている。これにより、ネット部材の剛性をより高くすることができる。また、板材は、天井に設けられた機能部品と共に天井に対して共締めされる構成であるから、剛性をより高くすることができる。また、機能部品と共に板材を取り付けることで、取り付けに係る工数を低減することができる。
また、前記板材は、その板厚方向に貫通する形で形成されると共に水平方向における一方に少なくとも開口された開口部を有し、前記ネット部材は、前記開口部を塞ぐ形で配されているものとすることができる。このような構成とすれば、開口部の開口方向からネット部材と天井用内装材の間に物品を差し入れることができる。
本発明によれば、ネット部材の剛性をより高くすることが可能な車両用収納装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る車両用収納装置を示す斜視図 ネット部材を示す断面図(図1のII−II線で切断した図に対応) ルームランプの取付構造を示す断面図(図1のIII−III線で切断した図に対応) アシストグリップの取付構造を示す断面図(図1のIV−IV線で切断した図に対応)
本発明の一実施形態を図1ないし図4によって説明する。図1に示すように、本実施形態の車両用収納装置20は、車両の天井10に設けられている。車両用収納装置20は、板材21と、板材21に取り付けられるネット部材31A,31B,31C,31Dと、を備えている。板材21は、例えば、ポリプロピレン等の合成樹脂材料などによって構成されている。なお、板材21は、合成樹脂材料に限定されない。板材21は、図1に示すように、天井用内装材11(車両用内装材)を下方から覆う形で配されている。天井用内装材11(ルーフトリム)は、図3に示すように、基材11Bと、表皮材11Dと、を備えている。また、天井用内装材11は、金属製の車両パネル(パネル部材12,13)と共に天井10を構成するものとされる。
板材21は、車両前後方向に延びる第1延設部23と、第1延設部23と交差しつつ車幅方向に延びる第2延設部24を主体に構成されており、板厚方向に貫通する開口部37A,37B,37C,37Dを有している。図1に示すように、開口部37A,37Bは、それぞれ車幅方向の外側(水平方向における一方)に開口されており、開口部37C,37Dは、それぞれ車幅方向の外側且つ車両前側(水平方向における一方)に開口されている。各ネット部材31A,31B,31C,31Dは、各開口部37A,37B,37C,37D(車両用内装材において板材に覆われていない領域)をそれぞれ覆う形で配されている。
ネット部材31Aは、図2に示すように、可撓性を有する網目状のネット本体部32と、ネット本体部32の外周端部に設けられた枠部材33と、を備えている。枠部材33は、板材21の裏側に配されており、板材21における開口部37Aの開口端部に対して、ビス34などを用いて取り付けられている。また、ネット部材31B,31C,31Dもネット部材31Aと同様に、ネット本体部と枠部材を備えており、枠部材において板材21に取り付けられている。
図1に示すように、本実施形態では、板材21は、車両前後方向及び車幅方向の各端部において、車両の天井10に取り付けられている。具体的には、第1延設部23の車両前端部23Aは、天井10に設けられたルームランプ50の取付箇所において、天井10に締結されている。第1延設部23の車両後端部23Bは、車幅方向に長い長手状をなし、天井10に対してビス35などを用いて締結されている。また、第2延設部24の車幅方向における各端部24A,24Aは、天井10に設けられたアシストグリップ60(機能部品)と共に天井10に共締めされる構成となっている。
図3は、ルームランプ50の取付構造を示す断面図である。図3に示すように、ルームランプ50は、光源ユニット51と、光源ユニット51が配置されるハウジング52と、光源ユニット51を車室内側から覆う形でハウジング52に取り付けられるレンズカバー53と、を備えている。天井用内装材11においてルームランプ50の取付箇所は下方に開口する凹部11Aとされ、この凹部11Aに第1延設部23の車両前端部23Aが嵌合される。
車両前端部23Aは、下方に開口する凹部23Dを有しており、凹部23Dには、ハウジング52が嵌合される。ハウジング52は、第1延設部23の車両前端部23Aに対して、例えば取付爪(図示せず)によって取り付けられている。凹部23Dの底壁及び天井用内装材11は、ボルト36A及びナット36Bによって天井10を構成するパネル部材12(例えば金属製のインナパネル)に共締めされている。
次にアシストグリップ60の取付構造について説明する。図1に示すように、アシストグリップ60は、長手状をなす把持部66と、その両端にそれぞれ設けられたベース部61,61とを備えている。また、アシストグリップ60は、図4に示すように、キャップ62と、固定部65と、を備えている。
固定部65は、クリップ63を介してパネル部材12に取り付けられている。クリップ63は、車室内側(下側)に開口された形状をなし、金属製の板材を折り曲げることで構成されている。クリップ63は、厚さ方向(車両前後方向、図4の左右方向)において、弾性的に撓み変形が可能とされる。クリップ63は、一対の係止片63A,63Aを有している。一対の係止片63A,63Aは、車室内側からパネル部材12の貫通孔12Aに挿通された後、パネル部材12の裏面に係止される構成となっている。
固定部65は、クリップ63の車室内側部分に外挿されると共に、クリップ63に対して抜け止めされている。また、ベース部61は、固定部65に対して回動可能に取り付けられている。ボルト64は、クリップ63に対して車室内側から挿入されている。これにより、クリップ63が撓み変形する事態が防止される。キャップ62は、一対の係止爪62A,62Aにおいて、固定部65に係止されており、ボルト64を車室内側から覆う形で配される。
本実施形態では、第2延設部24の端部24A及び天井用内装材11の双方を固定部65が貫通する構成となっており、端部24Aの一部が固定部65と天井用内装材11の間に挟持される構成となっている。つまり、板材21の第2延設部24は、アシストグリップ60と共に天井用内装材11(及びパネル部材12)に対して共締めされている。
次に本実施形態の効果について説明する。本実施形態の車両用収納装置20は、車両の天井10を構成する天井用内装材11を車室内側から覆う板状の板材21と、板材21に取り付けられ、天井用内装材11において板材21に覆われていない領域を車室内側から覆うネット部材31A,31B,31C,31Dと、を備え、板材21は、天井10に設けられたアシストグリップ60と共に天井10に対して共締めされている。
本実施形態によれば、ネット部材31Aと天井用内装材11の間に物品を収納することができる。ここで、ネット部材31A,31B,31C,31Dは、それぞれ板材21に取り付けられている。これにより、ネット部材31A,31B,31C,31Dの剛性をより高くすることができる。また、板材21は、天井10に設けられたアシストグリップ60と共に天井10に対して共締めされる構成であるから、剛性をより高くすることができる。また、アシストグリップ60と共に板材21を取り付けることで、取り付けに係る工数を低減することができる。
また、板材21は、その板厚方向に貫通する形で形成されると共に水平方向における一方に少なくとも開口された開口部37A,37B,37C,37Dを有し、各ネット部材31A,31B,31C,31Dは、各開口部37A,37B,37C,37Dをそれぞれ塞ぐ形で配されている。このような構成とすれば、各開口部37A,37B,37C,37Dの開口方向からネット部材31A,31B,31C,31Dと天井用内装材11の間に物品を差し入れることができる。
例えば、図2に示すネット部材31Aの場合、乗員は、ネット本体部32における車幅方向外側の端部(自由端)を把持し、下方に引っ張ってやればよい。これにより、ネット本体部32と天井用内装材11の間に隙間を作ることができ、その隙間に対して図2の右側から物品を差し入れることができる。
また、板材21の車両前端部23Aは、図3に示すように、ルームランプ50の取付箇所において、パネル部材12に締結されており、締結に係るボルト36Aは、ルームランプ50によって、車室内側から覆われている。このようにすれば、ボルト36Aをルームランプ50によって隠すことができ、意匠性が低下する事態を抑制できる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、4枚のネット部材31A,31B,31C,31Dを備える構成を例示したが、これに限定されない。また、隣り合うネット部材同士が一体的に設けられていてもよい。
(2)上記実施形態では、機能部品として、アシストグリップ60を例示したが、これに限定されない。例えば、ルームランプ50が板材21と共にパネル部材12に対して共締めされていてもよい。また、アシストグリップ60と板材21が、パネル部材12のみに取り付けられていてもよい。また、アシストグリップ60の取付構造は、上記実施形態で例示したものに限定されない。例えば、締結用のボルト及びナットを用いて、アシストグリップ60及び板材21をパネル部材12に共締めする構成としてもよい。
(3)開口部37A,37B,37C,37Dの開口方向は、上記実施形態で例示したものに限定されない。例えば、開口部が車両後方に開口されていてもよい。
11…天井用内装材(車両用内装材)、20…車両用収納装置、21…板材、31A,31B,31C,31D…ネット部材、37A,37B,37C,37D…開口部(車両用内装材において板材に覆われていない領域)、60…アシストグリップ(車両用内装材に設けられた機能部品)

Claims (4)

  1. 車両の天井を構成する車両用内装材を車室内側から覆う板材と、
    前記板材に取り付けられ、前記車両用内装材において前記板材に覆われていない領域を車室内側から覆うネット部材と、を備え、
    前記板材は、所定の方向に延びる第1延設部と、前記第1延設部の中間部において前記第1延設部と交差する第2延設部と、を有し、前記第1延設部の両端部および前記第2延設部の両端部において前記天井に締結されており、それらの締結される箇所には、前記車両用内装材に設けられた機能部品と共に前記天井に対して共締めされる構成が含まれる車両用収納装置。
  2. 前記板材は、前記第1延設部と前記第2延設部とにより囲まれた部分に、その板厚方向に貫通する形で形成されると共に水平方向における一方に少なくとも開口された開口部を有し、
    前記ネット部材は、前記開口部を塞ぐ形で配されている請求項1に記載の車両用収納装置。
  3. 前記第1延設部は、車両前後方向に延びて、車両前端部が前記天井に設けられたルームランプと共に前記天井に対して共締めされ、車両後端部が前記天井の車両後端部に締結される請求項1または請求項2に記載の車両用収納装置。
  4. 前記第2延設部は、車幅方向に延びて、両端部の各々が前記天井に設けられたアシストグリップと共に前記天井に対して共締めされる請求項3に記載の車両用収納装置。
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