JPS6320593Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6320593Y2
JPS6320593Y2 JP6547182U JP6547182U JPS6320593Y2 JP S6320593 Y2 JPS6320593 Y2 JP S6320593Y2 JP 6547182 U JP6547182 U JP 6547182U JP 6547182 U JP6547182 U JP 6547182U JP S6320593 Y2 JPS6320593 Y2 JP S6320593Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carpet
clip
inner panel
main body
claw
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP6547182U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58168927U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP6547182U priority Critical patent/JPS58168927U/ja
Publication of JPS58168927U publication Critical patent/JPS58168927U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6320593Y2 publication Critical patent/JPS6320593Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Passenger Equipment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はカーペツトの取付け構造に関するもの
であり、更に詳細には、車室内のカーペツト端部
の取付け構造に関するものである。
通常、乗用車等において、車室内の床にカーペ
ツトが敷かれており、このカーペツトは各端部が
剥離しないように固定されている。特に、カーペ
ツトの両側端部は、車の扉が開閉する付近にあ
り、乗員の出入りする個所である。このため、カ
ーペツトの端部は強固に固定されることが必要で
ある。しかしながら、従来の車室の両側端部にお
けるカーペツトの固定は必ずしも満足すべきもの
ではなく、しばしば上記部位からカーペツトが剥
離したり損傷したりする欠点があつた。
従来の車室内におけるカーペツト端部の取付け
構造を第1図ないし第3図について説明すると、
第1図においては、クリツプ12をサイドシルパ
ネル19の穴20に装着し、カーペツト2にクリ
ツプ12の爪11を突きさしてカーペツトを固定
し、クリツプ12の穴21にスカフプレート1の
突起13を挿入してスカフプレートを固定してい
た。
この取付け構造では、カーペツト2にクリツプ
12の爪11を突きさす必要があるので、工数が
増えコストが増加する。また、クリツプ12の取
付け精度の管理が必要である。更に、スカフプレ
ート1の取付けとカーペツト2の固定が別作業で
あるという欠点がある。
又、他の取付け構造として、第2図に示すよう
に、カーペツト2にブラケツト14をタツカ15
等で固定し、ブラケツト14をサイドシルパネル
19に固定する。一方、サイドシルパネル19の
穴20にクリツプ12を装着し、クリツプ12の
穴21にスカフプレート1の突起13を挿入して
スカフプレート1を取付けるものもある。
また、第2図のものにあつては、カーペツト2
をタツカ15等でブラケツト14に固定する必要
があるので、コストが増加する。また、ブラケツ
ト14の取付け精度の管理が必要である。更に、
スカフプレート1の取付けとカーペツト2の固定
が別作業であり、作業工数を要するという欠点が
あつた。
更に、上記取付け構造を改良したものに、第3
図に示す構造のものがある。即ち、カーペツト2
に穴17をあけておき、スカフプレート1とタッ
ピングスクリユ16等でサイドシルパネル19と
カーペツト2を共締めして固定するものである。
上記構造では、カーペツト2の穴17の位置が
正しくないとスカフプレート1が取付かない。
又、カーペツト2に穴あけが必要であるので、カ
ーペツトを損傷し、作業が煩雑である等の欠点が
あつた。
本考案は、上記従来の取付け構造における欠点
を克服したカーペツトの取付け構造を提供するも
ので、車体のインナパネルに敷設されるカーペツ
トの上記車体への取付け構造であつて、上記イン
ナパネルの上記カーペツト端部よりも車外側部分
に穿設された穴に嵌挿されるU字状の本体と、同
本体の内側部に斜め下方へ向けて突設された第1
の爪と、上記本体の外側部と上記穴の周縁部とを
係合する係合部と、上記本体の一方の開放端から
上記カーペツトの上面に沿つて延設された腕の端
部近傍に同カーペツトに食い込むように上記イン
ナパネルの方向に突設された第2の爪とを備えた
クリツプ、及び、上記本体の内側部に挿入され上
記第1の爪に係止される突起部が裏面に突設され
るとともに上記クリツプを覆うスカフプレートか
ら成ることを特徴とするものである。
本考案は、車室内のカーペツトの取付けのみな
らず、天井の取付け等にも応用できる。
以下、本考案の一実施例を第4図及び第5図を
参照して詳細に説明する。なお、従来例と同じ構
成部品には同一符号を付すものとする。
第4図において、車体のサイドシル部(図示せ
ず)は、車の室内側(第4図における左側)のイ
ンナパネル8と、室外側(第4図における右側)
のアウタパネル(図示せず)とからなり、両者は
上部でフランジ9において接合され、フランジ9
にはオープニングトリム3が装着されている。そ
して、インナパネル8の上面にカーペツト2が敷
設されている。スカフプレート1には、略中央部
にインナパネル8の穴18を貫通するように突起
13が突設されている。
第5図に示すように、クリツプ5は上記インナ
パネル8の下面及び突起13に嵌合して被覆しう
る寸法で、スカフプレート1と嵌合してクリツプ
5のU字状の本体をインナパネル8に設けられた
穴18に差し込んだ際に、インナパネルとクリツ
プとを係合するように、クリツプ5のインナパネ
ル8に対応する位置にそれぞれ外側に向つて突起
4と爪10とから成る係合部を設け、更に、カー
ペツト2とクリツプとを係合するように、クリツ
プ5の腕5′の先端部でカーペツト2に対応する
位置に第2の爪6を設けている。また、スカフプ
レート1の突起13をクリツプ5に対して上下位
置を調節固定するために、クリツプ5の内側に斜
め下向きの第1の爪7を設けている。
次に、インナパネル8の上面にカーペツト2を
固定する手順について説明すると、先づ、クリツ
プ5をスカフプレート1の下面から突起13上に
嵌着させる。ついで、スカフプレート1を嵌合し
たクリツプ5のU字状の本体をインナパネル8に
設けられた穴18に差し込むと共に、クリツプ5
の突起4と爪10でインナパネル8と係着させ、
クリツプ5とインナパネル8とを固定する。更
に、クリツプ5の腕5′の先端部に設けられた爪
6をカーペツト2に食に込ませ、カーペツト2の
端部はスカフプレート1に嵌合したクリツプ5に
よつてインナパネル8上に強固に固定される。
上記した説明から明らかなように、本考案にお
けるカーペツトの取付け構造により、カーペツト
に部品の装着が不要になり、また、カーペツトに
穴あけする必要がないので、簡単な構成にも拘ら
ず、カーペツトの端部を堅固に車体のサイドシル
部に固定することができると共に、カーペツトを
損傷することがない。更に、クリツプ5に設けた
斜め下向きの爪7により、クリツプ5をスカフプ
レート1に嵌合した時、スカフプレート1を任意
の上下位置で固定できるので、カーペツトの厚み
に応じて固定位置を変えることができる等の効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図はそれぞれ従来のカーペツ
トの取付け構造の異なる実施例を示す部分断面
図、第4図は本考案によるカーペツトの取付け構
造を示す部分断面図、第5図は第4図のクリツプ
の斜視図である。 1…スカフプレート、2…カーペツト、4,1
3…突起、5…クリツプ、6,7,10…爪、8
…インナパネル、18…穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体のインナパネルに敷設されるカーペツトの
    上記車体への取付け構造であつて、上記インナパ
    ネルの上記カーペツト端部よりも車外側部分に穿
    設された穴に嵌挿されるU字状の本体と、同本体
    の内側部に斜め下方へ向けて突設された第1の爪
    と、上記本体の外側部と上記穴の周縁部とを係合
    する係合部と、上記本体の一方の開放端から上記
    カーペツトの上面に沿つて延設された腕の端部近
    傍に同カーペツトに食い込むように上記インナパ
    ネルの方向に突設された第2の爪とを備えたクリ
    ツプ、及び、上記本体の内側部に挿入され上記第
    1の爪に係止される突起部が裏面に突設されると
    ともに上記クリツプを覆うスカフプレートから成
    ることを特徴とするカーペツトの取付け構造。
JP6547182U 1982-05-07 1982-05-07 カ−ペツトの取付け構造 Granted JPS58168927U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6547182U JPS58168927U (ja) 1982-05-07 1982-05-07 カ−ペツトの取付け構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6547182U JPS58168927U (ja) 1982-05-07 1982-05-07 カ−ペツトの取付け構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58168927U JPS58168927U (ja) 1983-11-11
JPS6320593Y2 true JPS6320593Y2 (ja) 1988-06-08

Family

ID=30075423

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6547182U Granted JPS58168927U (ja) 1982-05-07 1982-05-07 カ−ペツトの取付け構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58168927U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58168927U (ja) 1983-11-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6320593Y2 (ja)
JPS6328043Y2 (ja)
JP3196546B2 (ja) 自動車用床トリム
JPS6017411Y2 (ja) ピラトリムの取付構造
JP2553081Y2 (ja) 自動車用モールの取付構造
JPS6347550Y2 (ja)
JPH059965Y2 (ja)
JPH0143329Y2 (ja)
JPH0533412Y2 (ja)
JPH0221290Y2 (ja)
JPH0717537Y2 (ja) ウインドウ取付構造
JPH0218767Y2 (ja)
JP2559519Y2 (ja) ワイヤハーネスの取り付け構造
JPH0125080Y2 (ja)
JPH0348912Y2 (ja)
JPH0129154Y2 (ja)
JP2572694Y2 (ja) ハーネスプロテクタ
JPS6111109Y2 (ja)
JP2566876Y2 (ja) 車両用カーペットの取付構造
JPH0536764Y2 (ja)
JPS6246377B2 (ja)
JPH0221289Y2 (ja)
JP3989708B2 (ja) トリム部材の取付構造
JP3195716B2 (ja) フロアカーペットの端部取付け構造
JPH0137499Y2 (ja)