JP2729476B2 - 自動車用後写鏡カバーの簡易取付具 - Google Patents
自動車用後写鏡カバーの簡易取付具Info
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- JP2729476B2 JP2729476B2 JP7347308A JP34730895A JP2729476B2 JP 2729476 B2 JP2729476 B2 JP 2729476B2 JP 7347308 A JP7347308 A JP 7347308A JP 34730895 A JP34730895 A JP 34730895A JP 2729476 B2 JP2729476 B2 JP 2729476B2
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、主としてトラッ
ク、バス、乗用車等の自動車の左右ドアやボディ前部左
右側等に支持パイプを介して外向きに装着される後写鏡
の鏡本体側に雨避け兼用の後写鏡カバーを取付ける際に
使用される自動車用後写鏡カバーの簡易取付具に関する
ものである。
ク、バス、乗用車等の自動車の左右ドアやボディ前部左
右側等に支持パイプを介して外向きに装着される後写鏡
の鏡本体側に雨避け兼用の後写鏡カバーを取付ける際に
使用される自動車用後写鏡カバーの簡易取付具に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、自動車の後写鏡の鏡本体側に雨避
け兼用の後写鏡カバーを取付ける際は、後写鏡カバーの
相対向する所定位置にばか穴を夫々設け、且つこの各ば
か穴と同位置の後写鏡の鏡本体にネジ穴を夫々設けてお
いて、この後写鏡の鏡本体の各ネジ穴に後写鏡カバーの
各ばか穴の外側からタッピングビスを捩込んで夫々取付
けるようにしていた。
け兼用の後写鏡カバーを取付ける際は、後写鏡カバーの
相対向する所定位置にばか穴を夫々設け、且つこの各ば
か穴と同位置の後写鏡の鏡本体にネジ穴を夫々設けてお
いて、この後写鏡の鏡本体の各ネジ穴に後写鏡カバーの
各ばか穴の外側からタッピングビスを捩込んで夫々取付
けるようにしていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、自動車
の後写鏡の鏡本体側に雨避け兼用の後写鏡カバーを取付
ける際に、後写鏡の鏡本体の相対向する所定位置に夫々
設けられた各ネジ穴に、後写鏡カバーの相対向する所定
位置に夫々設けられた各ばか穴の外側からタッピングビ
スを捩込んで夫々取付けていたので、後写鏡カバーの取
付操作が面倒で、しかも、走行中の振動等によってタッ
ピングビスが緩んで後写鏡カバーが落下する虞があっ
て、自動車の後写鏡の鏡本体側に後写鏡カバーを確実に
取付けることができないばかりでなく、タッピングビス
の頭が後写鏡カバーの外周面に露呈されて外観上の体裁
が悪く、且つばか穴やネジ穴から後写鏡カバー内や後写
鏡内に雨水が入る欠点があり、更には電動リモコン式の
後写鏡等においてはその機構部に取付ビスによる損傷を
与えかねない虞があった。それに、タッピングビスでは
点取付になるため、信頼性も低く、自動車の後写鏡の鏡
本体側に後写鏡カバーを確実に取付けることができなか
った。
の後写鏡の鏡本体側に雨避け兼用の後写鏡カバーを取付
ける際に、後写鏡の鏡本体の相対向する所定位置に夫々
設けられた各ネジ穴に、後写鏡カバーの相対向する所定
位置に夫々設けられた各ばか穴の外側からタッピングビ
スを捩込んで夫々取付けていたので、後写鏡カバーの取
付操作が面倒で、しかも、走行中の振動等によってタッ
ピングビスが緩んで後写鏡カバーが落下する虞があっ
て、自動車の後写鏡の鏡本体側に後写鏡カバーを確実に
取付けることができないばかりでなく、タッピングビス
の頭が後写鏡カバーの外周面に露呈されて外観上の体裁
が悪く、且つばか穴やネジ穴から後写鏡カバー内や後写
鏡内に雨水が入る欠点があり、更には電動リモコン式の
後写鏡等においてはその機構部に取付ビスによる損傷を
与えかねない虞があった。それに、タッピングビスでは
点取付になるため、信頼性も低く、自動車の後写鏡の鏡
本体側に後写鏡カバーを確実に取付けることができなか
った。
【０００４】そこで、本発明は、上述のような課題を解
決するために創出されたもので、自動車の後写鏡の鏡本
体側に雨避け兼用の後写鏡カバーを取付ける際に、極め
て容易な操作で、自動車の後写鏡の鏡本体側に後写鏡カ
バーを確実に取付けることができるようにするばかりで
なく、外観上の体裁を頗る良好にし、且つ後写鏡カバー
内や後写鏡内に雨水が入るのを防止し、更には電動リモ
コン式の後写鏡等の機構部に取付ビスによる損傷を与え
るのを防止できるような自動車用後写鏡カバーの簡易取
付具を提供するものである。
決するために創出されたもので、自動車の後写鏡の鏡本
体側に雨避け兼用の後写鏡カバーを取付ける際に、極め
て容易な操作で、自動車の後写鏡の鏡本体側に後写鏡カ
バーを確実に取付けることができるようにするばかりで
なく、外観上の体裁を頗る良好にし、且つ後写鏡カバー
内や後写鏡内に雨水が入るのを防止し、更には電動リモ
コン式の後写鏡等の機構部に取付ビスによる損傷を与え
るのを防止できるような自動車用後写鏡カバーの簡易取
付具を提供するものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述のような
目的を達成するために、スプリング性を有する適宜長さ
の帯板を内側へ若干湾曲させ、且つこの帯板の一端部に
後写鏡の鏡本体の相対向する前側縁に係脱自在に係止す
る適宜係止手段を設けて成る取付板を成形し、この取付
板の外面に、後写鏡カバーの相対向する前側内側面に接
着する粘着層を、表面に剥離テープを介して接着自在に
設け、この粘着層の剥離テープは、前記取付板及び粘着
層の長さの略 2倍以上の長さに設定し、前記係止手段の
反対側に引抜部を設けたものである。
目的を達成するために、スプリング性を有する適宜長さ
の帯板を内側へ若干湾曲させ、且つこの帯板の一端部に
後写鏡の鏡本体の相対向する前側縁に係脱自在に係止す
る適宜係止手段を設けて成る取付板を成形し、この取付
板の外面に、後写鏡カバーの相対向する前側内側面に接
着する粘着層を、表面に剥離テープを介して接着自在に
設け、この粘着層の剥離テープは、前記取付板及び粘着
層の長さの略 2倍以上の長さに設定し、前記係止手段の
反対側に引抜部を設けたものである。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態とし
て、トラック、バス、乗用車等の自動車の左右ドアやボ
ディ前部左右側等に支持パイプを介して外向きに装着さ
れる後写鏡の鏡本体側に雨避け兼用の後写鏡カバーを取
付ける状態を図面に基づいて説明する。
て、トラック、バス、乗用車等の自動車の左右ドアやボ
ディ前部左右側等に支持パイプを介して外向きに装着さ
れる後写鏡の鏡本体側に雨避け兼用の後写鏡カバーを取
付ける状態を図面に基づいて説明する。
【０００７】本発明の簡易取付具１は、図１乃至図４に
示すように、スプリング性を有する適宜長さの帯板２を
内側へ若干湾曲させ、且つこの帯板２の一端部に後写鏡
Ａの鏡本体Ｂの相対向する前側縁に係脱自在に係止する
適宜係止手段３を設けて成る取付板４を成形し、この取
付板４の外面に、後写鏡カバーＣの相対向する前側内側
面に接着する粘着層５を、表面に剥離テープ６を介して
接着自在に設け、この粘着層５の剥離テープ６は、前記
取付板４及び粘着層５の長さの略 2倍以上の長さに設定
し、前記係止手段３の反対側に引抜部７を設けるように
形成したものである。
示すように、スプリング性を有する適宜長さの帯板２を
内側へ若干湾曲させ、且つこの帯板２の一端部に後写鏡
Ａの鏡本体Ｂの相対向する前側縁に係脱自在に係止する
適宜係止手段３を設けて成る取付板４を成形し、この取
付板４の外面に、後写鏡カバーＣの相対向する前側内側
面に接着する粘着層５を、表面に剥離テープ６を介して
接着自在に設け、この粘着層５の剥離テープ６は、前記
取付板４及び粘着層５の長さの略 2倍以上の長さに設定
し、前記係止手段３の反対側に引抜部７を設けるように
形成したものである。
【０００８】即ち、前記取付板４の係止手段３として
は、帯板２の一端部に後写鏡Ａの鏡本体Ｂの前側縁に係
脱自在に係止する係止片を、帯板２の他端方向へ側面略
Ｕ字形状や側面略コ字形状等に折返すように一体に設け
たり、或いは帯板２の一端部に別体の係止具を取付ける
ようにしたりしても良いのは勿論である。
は、帯板２の一端部に後写鏡Ａの鏡本体Ｂの前側縁に係
脱自在に係止する係止片を、帯板２の他端方向へ側面略
Ｕ字形状や側面略コ字形状等に折返すように一体に設け
たり、或いは帯板２の一端部に別体の係止具を取付ける
ようにしたりしても良いのは勿論である。
【０００９】そして、自動車の後写鏡Ａの鏡本体Ｂ側に
雨避け兼用の後写鏡カバーＣを取付ける際には、後写鏡
カバーＣ内の背面に適宜間隔に貼付けておいた数本の両
面テープＤの台紙を剥がし、この各両面テープＤに後写
鏡Ａの鏡本体Ｂ側を押圧して固定した状態において、図
２及び図３に示すように、先ず、後写鏡Ａの鏡本体Ｂの
相対向する前側左右外側面と後写鏡カバーＣの相対向す
る前側左右内側面との相互間に、或いは後写鏡Ａの鏡本
体Ｂの相対向する前側上下外側面と後写鏡カバーＣの相
対向する前側上下内側面との相互間のいずれかに本発明
の簡易取付具１を、係止手段３側が内向きで且つ剥離テ
ープ６の引抜部７が後方から前方へ折返されて後写鏡Ａ
及び後写鏡カバーＣの前側から若干突出されるように夫
々挿入して、後写鏡Ａの鏡本体Ｂの相対向する前側縁に
本発明の簡易取付具１の取付板４の係止手段３を夫々係
止するまで押し込む。この場合、後写鏡Ａの鏡本体Ｂの
相対向する前側外側面と後写鏡カバーＣの相対向する前
側内側面との相互間にマイナスドライバー等を差込んで
若干広げておくと、本発明の簡易取付具１を簡単に挿入
することができる。その後、図３に示すように、本発明
の各簡易取付具１の取付板４を押さえながら剥離テープ
６の引抜部７を夫々前方へ引抜くことによって、後写鏡
カバーＣの相対向する前側左右内側面に、或いは後写鏡
カバーＣの相対向する前側上下内側面に粘着層５が夫々
接着される。
雨避け兼用の後写鏡カバーＣを取付ける際には、後写鏡
カバーＣ内の背面に適宜間隔に貼付けておいた数本の両
面テープＤの台紙を剥がし、この各両面テープＤに後写
鏡Ａの鏡本体Ｂ側を押圧して固定した状態において、図
２及び図３に示すように、先ず、後写鏡Ａの鏡本体Ｂの
相対向する前側左右外側面と後写鏡カバーＣの相対向す
る前側左右内側面との相互間に、或いは後写鏡Ａの鏡本
体Ｂの相対向する前側上下外側面と後写鏡カバーＣの相
対向する前側上下内側面との相互間のいずれかに本発明
の簡易取付具１を、係止手段３側が内向きで且つ剥離テ
ープ６の引抜部７が後方から前方へ折返されて後写鏡Ａ
及び後写鏡カバーＣの前側から若干突出されるように夫
々挿入して、後写鏡Ａの鏡本体Ｂの相対向する前側縁に
本発明の簡易取付具１の取付板４の係止手段３を夫々係
止するまで押し込む。この場合、後写鏡Ａの鏡本体Ｂの
相対向する前側外側面と後写鏡カバーＣの相対向する前
側内側面との相互間にマイナスドライバー等を差込んで
若干広げておくと、本発明の簡易取付具１を簡単に挿入
することができる。その後、図３に示すように、本発明
の各簡易取付具１の取付板４を押さえながら剥離テープ
６の引抜部７を夫々前方へ引抜くことによって、後写鏡
カバーＣの相対向する前側左右内側面に、或いは後写鏡
カバーＣの相対向する前側上下内側面に粘着層５が夫々
接着される。
【００１０】
【発明の効果】本発明の簡易取付具１は、上述のよう
に、スプリング性を有する適宜長さの帯板２を内側へ若
干湾曲させ、且つこの帯板２の一端部に後写鏡Ａの鏡本
体Ｂの相対向する前側縁に係脱自在に係止する適宜係止
手段３を設けて成る取付板４を成形し、この取付板４の
外面に、後写鏡カバーＣの相対向する前側内側面に接着
する粘着層５を、表面に剥離テープ６を介して接着自在
に設け、この粘着層５の剥離テープ６は、前記取付板４
及び粘着層５の長さの略 2倍以上の長さに設定し、前記
係止手段３の反対側に引抜部７を設けるように構成した
から、自動車の後写鏡Ａの鏡本体Ｂ側に雨避け兼用の後
写鏡カバーＣを取付ける際に、後写鏡Ａの鏡本体Ｂの相
対向する前側外側面と後写鏡カバーＣの相対向する前側
内側面との相互間に本発明の簡易取付具１の係止手段３
側を内向きにして夫々挿入して、後写鏡Ａの鏡本体Ｂの
相対向する前側縁に取付板４の係止手段３を夫々係止し
た後、取付板４を押さえながら剥離テープ６を夫々前方
へ引抜くのみの極めて容易な操作で、取付板４の帯板２
の弾撥力によって、後写鏡カバーＣの相対向する前側内
側面に本発明の各簡易取付具１の粘着層５が夫々接着さ
れるため、従来のように走行中の振動等によってタッピ
ングビスが緩んで後写鏡カバーＣが落下することなく、
自動車の後写鏡Ａの鏡本体Ｂ側に後写鏡カバーＣを確実
に取付けることができる。
に、スプリング性を有する適宜長さの帯板２を内側へ若
干湾曲させ、且つこの帯板２の一端部に後写鏡Ａの鏡本
体Ｂの相対向する前側縁に係脱自在に係止する適宜係止
手段３を設けて成る取付板４を成形し、この取付板４の
外面に、後写鏡カバーＣの相対向する前側内側面に接着
する粘着層５を、表面に剥離テープ６を介して接着自在
に設け、この粘着層５の剥離テープ６は、前記取付板４
及び粘着層５の長さの略 2倍以上の長さに設定し、前記
係止手段３の反対側に引抜部７を設けるように構成した
から、自動車の後写鏡Ａの鏡本体Ｂ側に雨避け兼用の後
写鏡カバーＣを取付ける際に、後写鏡Ａの鏡本体Ｂの相
対向する前側外側面と後写鏡カバーＣの相対向する前側
内側面との相互間に本発明の簡易取付具１の係止手段３
側を内向きにして夫々挿入して、後写鏡Ａの鏡本体Ｂの
相対向する前側縁に取付板４の係止手段３を夫々係止し
た後、取付板４を押さえながら剥離テープ６を夫々前方
へ引抜くのみの極めて容易な操作で、取付板４の帯板２
の弾撥力によって、後写鏡カバーＣの相対向する前側内
側面に本発明の各簡易取付具１の粘着層５が夫々接着さ
れるため、従来のように走行中の振動等によってタッピ
ングビスが緩んで後写鏡カバーＣが落下することなく、
自動車の後写鏡Ａの鏡本体Ｂ側に後写鏡カバーＣを確実
に取付けることができる。
【００１１】この場合、自動車の後写鏡Ａの鏡本体Ｂ側
に雨避け兼用の後写鏡カバーＣを取付ける際に、後写鏡
Ａの鏡本体Ｂの相対向する前側外側面と後写鏡カバーＣ
の相対向する前側内側面との相互間にマイナスドライバ
ー等を差込んで若干広げておくようにすれば、後写鏡Ａ
の鏡本体Ｂの相対向する前側外側面と後写鏡カバーＣの
相対向する前側内側面との相互間に本発明の簡易取付具
１の剥離テープ６を剥離してから夫々挿入して、取付板
４の帯板２の弾撥力によって、後写鏡カバーＣの相対向
する前側内側面に本発明の各簡易取付具１の粘着層５を
夫々接着させるようにしても良いのは勿論である。
に雨避け兼用の後写鏡カバーＣを取付ける際に、後写鏡
Ａの鏡本体Ｂの相対向する前側外側面と後写鏡カバーＣ
の相対向する前側内側面との相互間にマイナスドライバ
ー等を差込んで若干広げておくようにすれば、後写鏡Ａ
の鏡本体Ｂの相対向する前側外側面と後写鏡カバーＣの
相対向する前側内側面との相互間に本発明の簡易取付具
１の剥離テープ６を剥離してから夫々挿入して、取付板
４の帯板２の弾撥力によって、後写鏡カバーＣの相対向
する前側内側面に本発明の各簡易取付具１の粘着層５を
夫々接着させるようにしても良いのは勿論である。
【００１２】しかも、粘着層５の剥離テープ６は、取付
板４及び粘着層５の長さの略 2倍以上の長さに設定し、
係止手段３の反対側に引抜部７を設けるようにしたこと
によって、自動車の後写鏡Ａの鏡本体Ｂ側に雨避け兼用
の後写鏡カバーＣを取付ける際に、後写鏡Ａの鏡本体Ｂ
の相対向する前側外側面と後写鏡カバーＣの相対向する
前側内側面との相互間に本発明の簡易取付具１を、係止
手段３側が内向きで且つ剥離テープ６の引抜部７が後方
から前方へ折返されて後写鏡Ａ及び後写鏡カバーＣの前
側から若干突出されるように夫々挿入して、後写鏡Ａの
鏡本体Ｂの相対向する前側縁に取付板４の係止手段３を
夫々係止するまで押し込んだ後、取付板４を押さえなが
ら剥離テープ６の引抜部７を夫々前方へ引抜くのみの一
層容易な操作で、取付板４の帯板２の弾撥力によって、
後写鏡カバーＣの相対向する前側内側面に本発明の各簡
易取付具１の粘着層５が夫々接着されるため、自動車の
後写鏡Ａの鏡本体Ｂ側に後写鏡カバーＣを一層確実に取
付けることができる。
板４及び粘着層５の長さの略 2倍以上の長さに設定し、
係止手段３の反対側に引抜部７を設けるようにしたこと
によって、自動車の後写鏡Ａの鏡本体Ｂ側に雨避け兼用
の後写鏡カバーＣを取付ける際に、後写鏡Ａの鏡本体Ｂ
の相対向する前側外側面と後写鏡カバーＣの相対向する
前側内側面との相互間に本発明の簡易取付具１を、係止
手段３側が内向きで且つ剥離テープ６の引抜部７が後方
から前方へ折返されて後写鏡Ａ及び後写鏡カバーＣの前
側から若干突出されるように夫々挿入して、後写鏡Ａの
鏡本体Ｂの相対向する前側縁に取付板４の係止手段３を
夫々係止するまで押し込んだ後、取付板４を押さえなが
ら剥離テープ６の引抜部７を夫々前方へ引抜くのみの一
層容易な操作で、取付板４の帯板２の弾撥力によって、
後写鏡カバーＣの相対向する前側内側面に本発明の各簡
易取付具１の粘着層５が夫々接着されるため、自動車の
後写鏡Ａの鏡本体Ｂ側に後写鏡カバーＣを一層確実に取
付けることができる。
【００１３】それに、自動車の後写鏡Ａの鏡本体Ｂ側に
雨避け兼用の後写鏡カバーＣを本発明の簡易取付具にて
取付けるようにしたから、従来のように後写鏡カバーの
相対向する所定位置にばか穴を夫々設け、且つこの各ば
か穴と同位置の後写鏡の鏡本体にネジ穴を夫々設けてお
いて、後写鏡の鏡本体の各ネジ穴に後写鏡カバーの各ば
か穴の外側からタッピングビスを捩込んで夫々取付ける
ことがないので、タッピングビスの頭が後写鏡カバーＣ
の外周面に露呈されず、外観上の体裁が頗る良好である
ばかりでなく、従来のように後写鏡カバーの相対向する
所定位置にばか穴を夫々設けたり、或いは後写鏡の鏡本
体にネジ穴を夫々設けたりすることがないので、後写鏡
カバーＣ内や後写鏡Ａ内に雨水が入るのを防止でき、更
には電動リモコン式の後写鏡等の機構部に取付ビスによ
る損傷を与えるのを防止することができる。それに加え
て、後写鏡カバーＣを後写鏡Ａの鏡本体Ｂ側から取外し
ても何等損傷されておらず、後写鏡カバーＣの再利用も
可能である。
雨避け兼用の後写鏡カバーＣを本発明の簡易取付具にて
取付けるようにしたから、従来のように後写鏡カバーの
相対向する所定位置にばか穴を夫々設け、且つこの各ば
か穴と同位置の後写鏡の鏡本体にネジ穴を夫々設けてお
いて、後写鏡の鏡本体の各ネジ穴に後写鏡カバーの各ば
か穴の外側からタッピングビスを捩込んで夫々取付ける
ことがないので、タッピングビスの頭が後写鏡カバーＣ
の外周面に露呈されず、外観上の体裁が頗る良好である
ばかりでなく、従来のように後写鏡カバーの相対向する
所定位置にばか穴を夫々設けたり、或いは後写鏡の鏡本
体にネジ穴を夫々設けたりすることがないので、後写鏡
カバーＣ内や後写鏡Ａ内に雨水が入るのを防止でき、更
には電動リモコン式の後写鏡等の機構部に取付ビスによ
る損傷を与えるのを防止することができる。それに加え
て、後写鏡カバーＣを後写鏡Ａの鏡本体Ｂ側から取外し
ても何等損傷されておらず、後写鏡カバーＣの再利用も
可能である。
【００１４】更に、本発明の簡易取付具１は、後写鏡Ａ
の鏡本体Ｂの相対向する前側縁に適宜係止手段３を夫々
係止させることと、後写鏡カバーＣの相対向する前側内
側面に粘着層５を夫々接着することとが相俟って、従来
のようにタッピングビスによる点取付に比較して接着面
積も広く、且つ取付板４にはスプリング性を有している
ため、この取付板４を後写鏡Ａの鏡本体Ｂの相対向する
前側外側面と後写鏡カバーＣの相対向する前側内側面と
の相互間に前側からスプリング性の反撥力に抗して押し
込んだ際に後写鏡カバーＣの前側内側面の方向へスプリ
ング性の反撥力が生じ、そのスプリング性の反撥力で絶
えず最適の状態で粘着層５を押圧しているため、信頼性
が高く、自動車の後写鏡Ａの鏡本体Ｂ側に後写鏡カバー
Ｃを一層確実に取付けることができる。
の鏡本体Ｂの相対向する前側縁に適宜係止手段３を夫々
係止させることと、後写鏡カバーＣの相対向する前側内
側面に粘着層５を夫々接着することとが相俟って、従来
のようにタッピングビスによる点取付に比較して接着面
積も広く、且つ取付板４にはスプリング性を有している
ため、この取付板４を後写鏡Ａの鏡本体Ｂの相対向する
前側外側面と後写鏡カバーＣの相対向する前側内側面と
の相互間に前側からスプリング性の反撥力に抗して押し
込んだ際に後写鏡カバーＣの前側内側面の方向へスプリ
ング性の反撥力が生じ、そのスプリング性の反撥力で絶
えず最適の状態で粘着層５を押圧しているため、信頼性
が高く、自動車の後写鏡Ａの鏡本体Ｂ側に後写鏡カバー
Ｃを一層確実に取付けることができる。
【図１】本発明の簡易取付具の一実施例を示す斜視図で
ある。
ある。
【図２】後写鏡に後写鏡カバーを取付ける状態を示す斜
視図である。
視図である。
【図３】後写鏡と後写鏡カバーとの間に本発明の簡易取
付具を挿入した状態を示す要部横断平面図である。
付具を挿入した状態を示す要部横断平面図である。
【図４】本発明の簡易取付具の剥離テープを引抜いて接
着した状態を示す要部横断平面図である。
着した状態を示す要部横断平面図である。
１ 簡易取付具 ２ 帯板 ３ 係止手段 ４ 取付板 ５ 粘着層 ６ 剥離テープ ７ 引抜部 Ａ 後写鏡 Ｂ 鏡本体 Ｃ 後写鏡カバー Ｄ 両面テープ
Claims (1)
- 【請求項１】 スプリング性を有する適宜長さの帯板を
内側へ若干湾曲させ、且つこの帯板の一端部に後写鏡の
鏡本体の相対向する前側縁に係脱自在に係止する適宜係
止手段を設けて成る取付板を成形し、この取付板の外面
に、後写鏡カバーの相対向する前側内側面に接着する粘
着層を、表面に剥離テープを介して接着自在に設け、こ
の粘着層の剥離テープは、前記取付板及び粘着層の長さ
の略 2倍以上の長さに設定し、前記係止手段の反対側に
引抜部を設けたことを特徴とする自動車用後写鏡カバー
の簡易取付具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7347308A JP2729476B2 (ja) | 1995-12-14 | 1995-12-14 | 自動車用後写鏡カバーの簡易取付具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7347308A JP2729476B2 (ja) | 1995-12-14 | 1995-12-14 | 自動車用後写鏡カバーの簡易取付具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09164920A JPH09164920A (ja) | 1997-06-24 |
| JP2729476B2 true JP2729476B2 (ja) | 1998-03-18 |
Family
ID=18389344
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7347308A Expired - Fee Related JP2729476B2 (ja) | 1995-12-14 | 1995-12-14 | 自動車用後写鏡カバーの簡易取付具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2729476B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102963291B (zh) * | 2012-11-19 | 2015-07-15 | 奇瑞汽车股份有限公司 | 一种汽车尾灯多功能安装杆 |
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1995
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