JP2009096336A - 自動車用ヘッドライニング構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ヘッドライニングにおけるサンルーフ開口とセンターコンソールユニットeとの間のように狭窄部位においても、這設されたハーネスを確実に止着することができるように構成した。
【解決手段】自動車の屋根部を構成するルーフの車室側をヘッドライニング1により美装するために、ヘッドライニング1の裏面側に取付けブラケット6を装着し、取付けブラケット6を用いてヘッドライニング1を前記ルーフに固定装着するように構成する場合、取付けブラケット6に、ハーネス止め具部7を一体に形成し、ハーネス止め具部7にハーネス係止片7bを形成して、ハーネス係止片7bによりヘッドライニング1の裏面に這設されたハーネス4を係合することによって、ハーネス4をヘッドライニング1の裏面に止着するようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車の屋根部を構成するルーフの車室側をヘッドライニングにより美装するために、前記ヘッドライニングの裏面側に取付けブラケットを装着し、該取付けブラケットを用いて前記ヘッドライニングを前記ルーフに固定装着するように構成した自動車用ヘッドライニング構造に関するものである。
従来のこの種の自動車用ヘッドライニング構造は、図3及び図4に示すように、自動車の屋根部を構成するルーフ(不図示)の形状に沿うように成形されたヘッドライニングaを有して構成しており、ヘッドライニングaの裏面側に複数個の取付けブラケットbおよび不図示のクリップを配設設置し、取付けブラケットbには、両面接着プレーンファスナのようなファスナ部材cが装着されていて、ファスナ部材c及び前記クリップを用いて、自動車のルーフ(不図示)に装着するように構成している。
また、ヘッドライニングaは、略中央部にルームランプdを装着し、前端中央部にマップランプ及びメガネケース等からなるセンターコンソールユニットeを装着すると共に、ルームランプdとセンターコンソールユニットeとの間に存するように、サンルーフ開口fが形成されており、サンルーフ開口fにはサンルーフリッドgによって開閉可能に構成されている。
そして、ルームランプdやセンターコンソールユニットeには、ハーネスhの一端側が電気的に接続されており、ハーネスhの他端側はコネクタiを介して不図示の自動車電源に接続するようになっている。
従って、ハーネスhは、ヘッドライニングaの裏面を適宜這設することになり、この結果、接着テープjを用いて、その中間部を複数箇所ヘッドライニングaに止着して、這設状態を保持している(特許文献1及び2参照)。
実開平5−13818号公報 特開2007―112192号公報
しかしながら、ヘッドライニングaにおけるサンルーフ開口fとセンターコンソールユニットeとの間にも、ハーネスhが這設されることになるのであるが、この部位のスペースは非常に狭窄して狭隘部分kとなって、作業者の手が思うように挿入することができないことから、狭隘部分kにおける接着テープによる止着が難しく、また、無理に接着テープによる止着を行ったとしても、作業工数がかかる割には止着効果が安定しないことになって、狭隘部分kにおいては、ハーネスhを止着しない状態のままにしていた。
この結果、ヘッドライニングaにおけるサンルーフ開口fとセンターコンソールユニットeとの間の狭隘部分に這設されたハーネスhは、フリー状態となって、自動車の走行中等にバタついてしまい、低級音を発生させる要因となっていた。
そこで、本発明は、ヘッドライニングにおけるサンルーフ開口とセンターコンソールユニットeとの間のように狭窄部位においても、這設されたハーネスを確実に止着することができるように構成した自動車用ヘッドライニング構造を提供することを目的としている。
本発明に係る自動車用ヘッドライニング構造は、自動車の屋根部を構成するルーフの車室側をヘッドライニングにより美装するために、前記ヘッドライニングの裏面側に取付けブラケットを装着し、該取付けブラケットを用いて前記ヘッドライニングを前記ルーフに固定装着するように構成した自動車用ヘッドライニング構造であって、前記取付けブラケットに、ハーネス止め具部を一体に形成し、該ハーネス止め具部にハーネス係止片を形成して、該ハーネス係止片により前記ヘッドライニングの裏面に這設されたハーネスを係合することによって、前記ハーネスを前記ヘッドライニングの裏面に止着したことを特徴とする。
上記のように構成する本発明によれば、ヘッドライニングをルーフに取付けるための取り付けブラケットに、ハーネス係止片を有するハーネス止め具部を一体に形成したことから、ハーネス係止片にハーネスを係止するだけでハーネスをヘッドライニングに止着することができ、しかも、ハーネス係止片は、取付けブラケットに形成されていることから、ある程度ヘッドライニングから浮き上がらせることができることになって、ヘッドライニングにおけるサンルーフ開口とセンターコンソールユニットとの間のような狭隘な部位に這設されたハーネスも容易に止着することができ、ハーネスのバタツキによる低級音の発生も抑制することができる。
次に、図1及び図2を用いて、本発明に係る実施例について以下に説明する。
図1は本発明に係る実施例を採用した自動車用ヘッドライニング構造を部分的に描画した斜視図、図2は図1に示すヘッドライニング構造に使用した取付けブラケットを拡大して描画した斜視図である。
先ず、図1によれば、ヘッドライニング1は、その裏面側における自動車の前端略中央部分に、マップランプやメガネケース等を有して構成するセンターコンソールユニット2が装着されており、また、センターコンソールユニット2の自動車後部中央部分を開口させることによって不図示のサンルーフリッドにより開閉されるサンルーフ開口3が設けられている。
そして、サンルーフ開口3の縁部とセンターコンソールユニット2との間は、狭隘部分1aとなっており、狭隘部分1aには、一端がセンターコンソールユニット2に電気的に接続されたハーネス4が這設されている。
ハーネス4の他端側は狭隘部分1aを這設した後、さらにヘッドライニング1の裏面一般部を配設した後、コネクタを介して自動車電源に電気的に接続されている(いずれも不図示)。
ヘッドライニング1の裏面一般部に配設されたハーネス4は、片面接着テープ5を用いて複数箇所が止着されている。
さらに、狭隘部分には、ヘッドライニング1を不図示の自動車のルーフ部分に装着するための取付けブラケット6が、配設されている。
取付けブラケット6は、図2に詳細に示すように、細長形状の取付け基台6aの中央部にルーフ取付け片部6bが形成されて構成している。
ルーフ取付け片部6bの上面は、平滑面に形成されて、不図示のルーフ側に取付けるための両面接着プレーンファスナ等のファスナ部材6eが装着されている。
取付け基台6aのルーフ取付け片部6bを挟んだ両端部には、有底凹部6cが形成されており、有底凹部6cの底部には、ヘッドライニング1にねじ等により取付けるための取付け孔6dが形成されている。
さらに、取付け基台6aにおける両端部には、有底凹部6cに対向するような位置に、サンルーフ開口3側に延在するように、ハーネス止め具部7がそれぞれ形成されている。
ハーネス止め具部7は、取付け基台6aから立ち上がるように形成されており、有底凹部6c側に傾斜するような斜面部7aが形成されている。
斜面部7aには、下端が取付け基台部6aに連結し上端が遊端となったハーネス係止片7bが形成されている。
ハーネス係止片7bは、開口部7a−1が設けられており、開口部7a−1に対向するように、下端が取付け基台部6aに連結し上端が遊端となったハーネス係止片7bが配設されている。
ハーネス係止片7bは、ばね性を有する板状に形成されており、中央部にはハーネス4を巻回する弯曲部7b−1が形成され、また、先端部は上方に折曲された先端折曲部7b−2となっており、弯曲部7b−1にハーネス4を巻回係合した状態で、先端折曲部7b−2と弯曲部7b−1との連接部における連接屈曲部7b−3が開口部7а−1内に入り込んで、ハーネス4の抜け止め機能を果たしている。
なお、狭隘部分1aに配設された取付けブラケット6の他に、取付けブラケット6を挟んで離間した位置等ヘッドライニング1の裏面一般部には、従来と同様な構成を有する取付けブラケット6−1が配設され、ルーフへの装着機能を担っている。
上記のように構成する本発明の実施例においては、ヘッドライニング1をルーフに取付けるための取付けブラケット6に、ハーネス係止片7bを有するハーネス止め具部7を一体に形成しており、ハーネス係止片7bの先端屈曲部7b−2が図2において上側に向いていることから、たとえ、狭隘部分1aに這設されたハーネス4であっても、ハーネス係止片7bとハーネス止め具部7の斜面部7aとの間でハーネス4を係止するだけでハーネス4をヘッドライニング1に簡単に止着することができる。
又、先端折曲部7bが、斜面部7aから離れるように折曲がっているので、ハーネスの挿入正が良く、先端折曲部7bを通過したハーネス4が斜面部7aを伝わっていけば、自然に弯曲部7b−1で保持されるので、ハーネス4を簡単に保持することができる。
しかも、ハーネス係止片7bは、取付けブラケット6に形成されていることから、ある程度ヘッドライニング1から浮き上がらせることができることになって、ヘッドライニング1におけるサンルーフ開口3とセンターコンソールユニット2との間の狭隘部分1aに這設されたハーネス4を容易に止着することができ、ハーネス4のバタツキによる低級音の発生も抑制することができる。
上記実施例においては、ハーネス止め具7は、ヘッドライニング1におけるセンターコンソールユニット2とサンルーフ開口3との狭隘部分1aに這設されたハーネス4を止着するように構成しているが、これに限定されるものではなく、ヘッドライニング1の一般広域部分に這設されたハーネス4を止着するように構成することができ、また、サンルーフ開口3を設置しない一般的なヘッドライニングにおけるハーネス止め具としても利用できるものである。
以上説明したように、本発明は、ヘッドライニングをルーフに取付けるための取り付けブラケットに、ハーネス係止片を有するハーネス止め具部を一体に形成したことから、ハーネス係止片にハーネスを係止するだけでハーネスをヘッドライニングに止着することができ、しかも、ハーネス係止片は、取付けブラケットに形成されていることから、ある程度ヘッドライニングから浮き上がらせることができることになって、ヘッドライニングにおけるサンルーフ開口とセンターコンソールユニットeとの間のような狭隘な部位に這設されたハーネスも容易に止着することができ、ハーネスのバタツキによる低級音の発生も抑制することができるために、自動車の屋根部を構成するルーフの車室側をヘッドライニングにより美装するために、前記ヘッドライニングの裏面側に取付けブラケットを装着し、該取付けブラケットを用いて前記ヘッドライニングを前記ルーフに固定装着するように構成した自動車用ヘッドライニング構造等に好適であるといえる。
本発明に係る実施例を採用した自動車用ヘッドライニング構造における自動車前端略中央部を描画した斜視図である。 図1に示すヘッドライニング構造に使用した取付けブラケットを拡大して描画した斜視図である。 従来のヘッドライニング構造を描画した斜視図である。 図3のヘッドライニング構造における自動車前端中央部分を拡大して描画した斜視図である。
符号の説明
1 ヘッドライニング
1a 狭隘部分
2 センターコンソールユニット
3 サンルーフ開口
4 ハーネス
6 取付けブラケット
7 ハーネス止め具部
7b ハーネス係止片

Claims (1)

  1. 自動車の屋根部を構成するルーフの車室側をヘッドライニングにより美装するために、前記ヘッドライニングの裏面側に取付けブラケットを装着し、該取付けブラケットを用いて前記ヘッドライニングを前記ルーフに固定装着するように構成した自動車用ヘッドライニング構造であって、前記取付けブラケットに、ハーネス止め具部を一体に形成し、該ハーネス止め具部にハーネス係止片を形成して、該ハーネス係止片により前記ヘッドライニングの裏面に這設されたハーネスを係合することによって、前記ハーネスを前記ヘッドライニングの裏面に止着したことを特徴とする自動車用ヘッドライニング構造。

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015020472A (ja) * 2013-07-16 2015-02-02 トヨタ紡織株式会社 ワイヤーハーネスの保持構造
JP2022128494A (ja) * 2020-05-25 2022-09-01 株式会社オートネットワーク技術研究所 ワイヤーハーネスの配置構造
US11787353B2 (en) 2017-05-10 2023-10-17 Autonetworks Technologies, Ltd. Wire harness fixing structure and wire harness

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